JP3509197B2 - インダクタンス負荷の駆動装置 - Google Patents

インダクタンス負荷の駆動装置

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JP3509197B2
JP3509197B2 JP15773294A JP15773294A JP3509197B2 JP 3509197 B2 JP3509197 B2 JP 3509197B2 JP 15773294 A JP15773294 A JP 15773294A JP 15773294 A JP15773294 A JP 15773294A JP 3509197 B2 JP3509197 B2 JP 3509197B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インダクタンス負荷を
定電流駆動するための駆動装置に関し、特に直流電源を
逆方向に接続した際に内部回路に逆電流が流れるのを防
止する逆接保護機能を有するインダクタンス負荷の駆動
装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、例えば自動車において、電磁アクチュエータや電磁
弁等のインダクタンス負荷(以下単にL負荷ともい
う。)を駆動する駆動装置の一つとして、アクチュエー
タの位置や電磁弁の開度等を一定にするために、その電
流経路を高速にスイッチングしてL負荷への通電電流を
一定に制御する、定電流駆動型の装置が知られている。
そして、この種の装置では、電流経路のスイッチングに
より高周波ノイズ(所謂ラジオノイズ)が発生するた
め、このラジオノイズを除去するために、L負荷の電源
ラインにラジオノイズ除去用のコンデンサを接続するこ
とが行なわれている。
【0003】一方、この種の駆動装置は、通常、L負荷
と共通の直流電源から電源供給を受けて動作するが、そ
の内部にはトランジスタ等の各種電子部品が設けられて
いるため、直流電源が逆方向に接続された場合に、内部
回路に逆電流が流れると、内部の電子部品が壊れること
がある。このため、従来より、この種の駆動装置には、
直流電源が逆方向に接続されても、内部回路に逆電流が
流れないようにするためのダイオードを設けることも行
なわれている。
【0004】ところが、上記のようなラジオノイズ除去
用のコンデンサを備えたL負荷の駆動回路に、こうした
逆接保護機能を付加した場合には、電源スイッチ等によ
り直流電源が遮断されると、コンデンサに負電圧が充電
されてしまい、内部の電子部品の劣化、或は破壊が生じ
ることがあった。
【0005】以下、このような従来のL負荷駆動装置の
問題点について、図6を用いて詳しく説明する。なお、
図6は、自動車において、ディーゼルエンジンに燃料を
噴射供給する列型燃料噴射ポンプの油圧タイマに送り込
む作動油の量を制御するために使用されるL負荷として
の電磁弁(具体的には電磁弁のソレノイド2)を定電流
駆動により開閉させる電子制御装置(ECU)10の一
例を表す電気回路図である。
【0006】図6に示す如く、自動車においては、通
常、直流電源であるバッテリ4の負極側が車載用電気機
器共通の接地電極として車体に接地され、バッテリ4の
正極側が、電源スイッチとなるキースイッチ6を介し
て、車両内部に引き回された電源ラインに接続されるた
め、L負荷であるソレノイド2やECU10、或は他の
電気負荷8には、この電源ラインを介して、バッテリ4
の正極側が接続される。
【0007】このため、ECU10において、ソレノイ
ド2を通電駆動するための駆動回路12には、コレクタ
が接続端子BLを介してソレノイド2の電源ラインとは
反対側端部(つまり負極側)に接続され、エミッタが抵
抗器R1を介して接地されたNPN型のトランジスタT
r1が、電磁弁駆動用(換言すればソレノイド通電用)
のスイッチング素子として備えられている。
【0008】また、トランジスタTr1をオンからオフ
に切り替えてソレノイド2の通電を遮断した際には、ソ
レノイド2の負極側に、通電時に蓄積されたエネルギに
よってフライバック電圧が発生するため、ECU10に
は、このフライバック電圧によるトランジスタTr1の
破壊を防止すると共に、そのエネルギをバッテリ4側に
戻すためのフライバック電流経路を形成するフライバッ
ク回路14が設けられている。そして、フライバック回
路14は、ソレノイド2に発生したエネルギをフライバ
ック電流としてソレノイド2の負極側から正極側へのみ
一方向に流す必要があるため、ソレノイド2の正極側
(換言すれば電源ライン)に接続された接続端子BF
と、ソレノイド2の負極側が接続された上記接続端子B
Lとの間に設けられており、その内部には電流方向を規
制するダイオードD1が設けられている。
【0009】一方、ECU10には、エンジンや燃料ポ
ンプの回転数を検出する回転センサからの回転信号,そ
の運転状態を検出するセンサやスイッチからの検出信号
を夫々入力するための検出回路16,バッファ回路1
7,18、これら各種入力信号に基づき、電磁弁の開閉
弁タイミング等を演算して、ソレノイド2の通電・非通
電を切り替えるための駆動信号VCOM2を発生するマイク
ロコンピュータ(以下、単にCPUという。)20、C
PU20からの駆動信号VCOM2に応じてトランジスタT
r1によるソレノイド2の通電・非通電を切り替えると
共に、ソレノイド2の通電時にトランジスタTr1を高
速にスイッチングさせてソレノイド2に定電流を流すた
めの制御信号VCOM1を生成する定電流回路24、及び、
駆動回路12やフライバック回路14に流れる電流を検
出して定電流回路24にフィードバックする電流検出回
路22が備えられている。
【0010】そして、このようにソレノイド2を定電流
駆動するためにトランジスタTr1を高速にスイッチン
グすると、そのスイッチングにより、高周波のノイズ
(ラジオノイズ)が発生するため、このラジオノイズを
除去するために、フライバック回路14内のフライバッ
ク電流経路には、一端が接地された大容量(数十〜数百
μF)のノイズ除去用のコンデンサC1(アルミコンデ
ンサ等)が接続されている。
【0011】一方、フライバック電流経路は、上記ダイ
オードD1のみによって形成することができるが、ソレ
ノイド2を通電状態から非通電状態に切り替えた際に
も、このフライバック電流経路にて、ソレノイド2のエ
ネルギをバッテリ側に戻すようにしていると、フライバ
ック電流により電磁弁の閉弁タイミングが遅れてしま
う。そこで、フライバック回路14には、ダイオードD
1に直列に、CPU20から出力される駆動信号VCOM2
により、ソレノイド2の非通電時にフライバック電流経
路を遮断するPNP型のトランジスタTr2が設けら
れ、更に、駆動回路12には、トランジスタTr1及び
トランジスタTr2が制御信号VCOM1及び駆動信号VCO
M2によりオフして、ソレノイド2の負極側にフライバッ
ク電圧が発生したときに、そのフライバック電圧により
トランジスタTr1をオンさせるツェナーダイオードZ
Dが設けられている。
【0012】つまり、ソレノイド2の通電を停止して、
電磁弁を閉弁させる際には、トランジスタTr2をオフ
してフライバック電流経路を遮断することにより、ソレ
ノイド2に生じたフライバック電圧により、ツェナーダ
イオードZDを介して、トランジスタTr1を強制的に
オンさせ、ソレノイド2に蓄積されたエネルギをトラン
ジスタTr1にて速やかに吸収させるのである。この結
果、ソレノイド電流は速やかに立下がり、電磁弁を速や
かに閉弁させることができるようになる。
【0013】なお、ダイオードD1とトランジスタTr
2との間に設けられた抵抗器R2は、電流検出回路22
により電流を検出するための電流検出用抵抗である。ま
た次に、自動車において、バッテリ4は、オルタネータ
により充電され、逆に各種電気負荷の駆動により放電さ
れるため、バッテリ電圧VBは脈動する。このため、上
記のように高周波ノイズ除去用のコンデンサC1をフラ
イバック電流経路に設けた場合、コンデンサC1にはバ
ッテリ電圧VBの脈動により充放電が繰り返され、コン
デンサC1が劣化し易くなり、これを防止するには、コ
ンデンサC1の容量を更に大きくしなければならない。
【0014】そこで、こうした問題を解決するために、
フライバック回路14内には、コンデンサC1と接続端
子BF(つまりソレノイド2の正極側、延いては電源ラ
イン)との間に、フライバック電流の電流方向を順方向
として(つまりアノードをコンデンサC1側に、カソー
ドを端子BF側にして)、ダイオードD2が設けられて
いる。この結果、このダイオードD2により、バッテリ
4のリップル電圧によるコンデンサC1の充放電が低減
され、コンデンサC1の低容量化を図ることができるよ
うになる。
【0015】一方、ECU10には、内部回路に電源供
給を行なうための電源回路26が設けられている。電源
回路26は、キースイッチ6を介してバッテリ4の正極
側(つまり電源ライン)に接続された接続端子BP、及
びバッテリ4の負極側(つまり車体)に接続された接続
端子GND、を介してキースイッチ6のオン時にバッテ
リ4から電源供給を受けて、内部回路駆動用の定電圧
(駆動電圧)V2を生成するためものであり、電圧安定
化のためのコンデンサC2を備えている。
【0016】そして、一般に、上記逆接保護機能は、図
6に示すように、バッテリ4の正極側に接続される接続
端子BPから電源回路26に至る電流経路に、接続端子
BP側をアノードとしてダイオードD4を設けるか、逆
に、バッテリ4の負極側に接続される接続端子GNDか
ら電源回路26に至る電流経路に、接続端子GNDをカ
ソードとしてダイオードを設けることによって実現され
る。なお、図6に示す回路では、バッテリ4の逆接続に
より、駆動回路12内のトランジスタTr1に逆電流
(つまりエミッタ側からコレクタ側への電流)が流れる
のを防止するために、トランジスタTr1のコレクタと
ソレノイド2の負極側に接続された接続端子BLとの間
にも、接続端子BL側をアノードとして、逆接保護用の
ダイオードD3が設けられている。
【0017】ところが、ECU10,換言すればL負荷
駆動回路を、上記のような回路構成にした場合、ソレノ
イド2の通電時にキースイッチ6がオフされることによ
って、電源ラインに負サージ(負の電気ノイズ)が生じ
ると、この負サージを吸収するために、ダイオードD2
を介して、コンデンサC1側からソレノイド2に電流が
流れ、コンデンサC1に負電圧が充電されることにな
る。
【0018】つまり、電源回路26には、電圧安定化の
ためのコンデンサC2が設けられているため、キースイ
ッチ6がオフされた後も、内部回路には一定期間駆動電
圧V2が供給される。このため、トランジスタTr1が
オンして、ソレノイド2を通電している際に、キースイ
ッチ6がオフされても、その後一定期間は内部回路の動
作によってトランジスタTr1はオンされ、ソレノイド
2は通電される。しかし、この時、キースイッチ6は既
にオフされているため、電源ラインからソレノイド2に
給電を行なうことはできず、ソレノイド2には、コンデ
ンサC1から電流が供給されて、コンデンサC1が負電
圧に充電されてしまうのである。
【0019】次に、このようにコンデンサC1が負電圧
に充電された場合、その後、コンデンサC1に充電され
た負電圧を放電できれば問題はない。しかし、コンデン
サC1の負電圧の放電経路(換言すれば、正電圧の充電
経路)は、ダイオードD2,及びトランジスタTr2に
より完全に遮断されているため、コンデンサC1は、負
電圧が充電されたまま、次のソレノイド2の駆動時まで
保持される。
【0020】そして、このようにコンデンサC1に負電
圧が充電された場合、その電圧が、コンデンサC1,ト
ランジスタTr2,ダイオードD2の耐圧値を越える場
合には、これら各素子が破損する可能性があり、更に、
フライバック電流が流れて、コンデンサC1が負電圧か
らバッテリ電圧に充電されるときに、トランジスタTr
2のコレクタ−エミッタ間に過電圧が印加されて、トラ
ンジスタTr2が劣化してしまう虞がある。
【0021】なお、こうした問題は逆接保護用の上記ダ
イオードがなければ、接続端子BP−GND間に、アノ
ードを接続端子GND側にしてダイオードを接続するこ
とにより簡単に解決できる。つまり、このように接続端
子BP−GND間にダイオードを設ければ、キースイッ
チ6のオフ時にソレノイド2に生じる負サージを、この
ダイオードにより吸収できるので、コンデンサC1から
ソレノイド2に電流が流れることはなく、コンデンサC
1に負電圧が充電されるのを防止できるのであるが、逆
接保護機能を実現するために上記ダイオードを設けた場
合には、このダイオードにより負サージを吸収できなく
なり、上記問題が生じるのである。
【0022】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
ので、上記のようにインダクタンス負荷の定電流駆動の
ために生じるラジオノイズを除去するためのコンデンサ
を備えた装置に逆接保護機能を付加した際に、電源遮断
時にL負荷に生じる負サージによりコンデンサに負電圧
が充電・保持されるのを防止することを目的としてい
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた請求項1に記載の発明は、一端が電源スイ
ッチを介して直流電源の正極側に接続されたインダクタ
ンス負荷の他端から上記直流電源の負極側に至る電流経
路を、外部からの制御信号に従い導通・遮断して、上記
インダクタンス負荷を定電流駆動する駆動用スイッチン
グ素子と、該駆動用スイッチング素子が上記制御信号に
よって導通状態から遮断状態に切り換えられたときに、
上記インダクタンス負荷の負極側から正極側にフライバ
ック電流を流すフライバック電流経路と、該フライバッ
ク電流経路を、外部からの指令信号により導通・遮断す
る、フライバック電流遮断用スイッチング素子と、該フ
ライバック電流遮断用スイッチング素子が遮断状態にあ
るときに、上記インダクタンス負荷の負極側に生じたフ
ライバック電圧により上記駆動用スイッチング素子を導
通させて、該フライバック電圧を速やかに低下させるフ
ライバック電圧急速低減素子と、上記フライバック電流
遮断用スイッチング素子から上記インダクタンス負荷の
正極側に至るフライバック電流経路と上記直流電源の負
極側との間に設けられ、上記フライバック電流経路に生
じる高周波のノイズ成分を除去するノイズ除去用コンデ
ンサと、該ノイズ除去用コンデンサと上記フライバック
電流経路との接続点から上記インダクタンス負荷の正極
側に至るフライバック電流経路上に上記フライバック電
流の電流方向を順方向として設けられ、上記直流電源の
電圧変動から上記ノイズ除去用コンデンサを保護する保
護用ダイオードと、電圧安定化用のコンデンサを有し、
上記電源スイッチを介して上記直流電源から電源供給を
受けて内部回路駆動用の定電圧を生成する電源回路と、
上記直流電源に対して当該装置が逆方向に接続されて、
当該装置の内部回路に逆方向の電流が流れるのを防止す
る逆接保護用半導体素子と、を備え、更に、上記ノイズ
除去用コンデンサに並列に、負電圧吸収用の抵抗器を接
続してなることを特徴としている。
【0024】また次に請求項2に記載の発明は、上記請
求項1に記載のインダクタンス負荷の駆動装置におい
て、上記保護用ダイオードに並列に、上記ノイズ除去用
コンデンサ充電用の抵抗器を接続してなることを特徴と
している。また、請求項3に記載の発明は、上記請求項
1又は請求項2に記載のインダクタンス負荷の駆動装置
において、上記ノイズ除去用コンデンサに並列接続され
た抵抗器に直列に、上記フライバック電流経路側に流れ
る電流方向を順方向として、ダイオードを接続してなる
ことを特徴としている。
【0025】
【作用及び発明の効果】以上のように構成された請求項
1に記載のインダクタンス負荷の駆動装置においては、
駆動用スイッチング素子の導通・遮断によりインダクタ
ンス負荷が定電流駆動される。また、この駆動用スイッ
チング素子が導通状態から遮断状態に切り換えられたと
きには、フライバック電流経路を介して、インダクタン
ス負荷の負極側から正極側にフライバック電流が流れ、
インダクタンス負荷の通電時に蓄積されたエネルギが、
インダクタンス負荷の正極側、延いては直流電源側に戻
される。
【0026】また、このフライバック電流経路には、外
部からの指令信号により導通・遮断するフライバック電
流遮断用スイッチング素子が設けられており、このスイ
ッチング素子が遮断状態にあるときに、インダクタンス
負荷の負極側にフライバック電圧が生じると、フライバ
ック電圧急速低減素子が駆動用スイッチング素子を導通
させて、フライバック電圧を速やかに低下させる。この
結果、インダクタンス負荷の駆動停止時に、フライバッ
ク電流遮断用スイッチング素子をオンすれば、インダク
タンス負荷の通電電流を速やかに立ち下げることができ
る。
【0027】一方、駆動用スイッチング素子は、インダ
クタンス負荷を定電流駆動するものであるため、制御信
号により高速にスイッチングされ、このスイッチング動
作によって高周波のノイズが発生するが、フライバック
電流遮断用スイッチング素子からインダクタンス負荷の
正極側に至るフライバック電流経路と、直流電源の負極
側との間には、ノイズ除去用コンデンサが設けられてい
るため、駆動用スイッチング素子のスイッチング動作に
よって発生したノイズは除去される。
【0028】また、このノイズ除去用コンデンサが、イ
ンダクタンス負荷(換言すれば直流電源)の正極側に直
接接続された場合には、直流電源の電圧変動によってノ
イズ除去用コンデンサが充放電され、劣化する虞がある
が、ノイズ除去用コンデンサとフライバック電流経路と
の接続点からインダクタンス負荷の正極側に至るフライ
バック電流経路上には、フライバック電流の電流方向を
順方向として保護用ダイオードが設けられているため、
ノイズ除去用コンデンサは、このダイオードにより、直
流電源の電圧変動から保護される。
【0029】また更に、本発明のインダクタンス負荷の
駆動装置においては、電圧安定化用のコンデンサを備
え、電源スイッチを介して直流電源から電源供給を受け
て内部回路駆動用の定電圧を生成する電源回路、及び、
直流電源に対して当該装置が逆方向に接続された場合
に、当該装置の内部回路に逆方向の電流が流れるのを防
止する逆接保護用半導体素子が備えられている。
【0030】このため、駆動用スイッチング素子が導通
されてインダクタンス負荷を駆動している際に、電源ス
イッチが遮断されると、当該装置の内部回路は、電源回
路内のコンデンサに蓄積された電荷によって、暫くの間
継続して動作し、インダクタンス負荷を通電し続けるよ
うになる。この状態では、インダクタンス負荷に電源供
給がなされないため、インダクタンス負荷に負サージが
発生する。また、当該装置には、逆接保護用半導体素子
が内蔵されているため、この負サージを吸収できるの
は、ノイズ除去用コンデンサのみとなり、ノイズ除去用
コンデンサは、インダクタンス負荷の負サージにより負
電圧に充電される。
【0031】しかし本発明では、このノイズ除去用コン
デンサに対して、並列に、負電圧吸収用の抵抗器が接続
されているため、ノイズ除去用コンデンサが一旦負電圧
に充電されても、その後、このコンデンサの容量と抵抗
器の抵抗値とで決まる時定数にて、ノイズ除去用コンデ
ンサの負電圧が放電されることになる。
【0032】この結果、ノイズ除去用コンデンサに充電
された負電圧によって、フライバック電流遮断用スイッ
チング素子や、保護用ダイオード等、フライバック電流
経路に設けられた素子が破損するとか、次に、フライバ
ック電流が流れて、ノイズ除去用コンデンサが負電圧か
らバッテリ電圧に充電されるときに、フライバック電流
遮断用スイッチング素子に過電圧が印加されて、この素
子が劣化するようなことはなく、装置の耐久性を向上で
きる。
【0033】また次に請求項2に記載のインダクタンス
負荷の駆動装置においては、フライバック電流経路に設
けられた保護用ダイオードに対して、並列に、ノイズ除
去用コンデンサ充電用の抵抗器が接続されている。これ
は、請求項1に記載のように、ノイズ除去用コンデンサ
に並列に抵抗器を設けた場合、インダクタンス負荷の負
サージにより、このコンデンサに負電圧が充電・保持さ
れるのを防止することはできるものの、通常のインダク
タンス負荷駆動時、特にフライバック電流が生じないよ
うな短時間の駆動時には、この抵抗器によりコンデンサ
に蓄積された電荷が放電されてしまうためである。
【0034】つまり、フライバック電流の有・無によっ
てノイズ除去用コンデンサが充放電されると、コンデン
サが劣化するため、保護用ダイオードに並列に抵抗器を
設けることにより、コンデンサの端子電圧を、電源電圧
をこの2つの抵抗器で分圧した電圧値に保持できるよう
にして、ノイズ除去用コンデンサの放電を防止している
のである。この結果、本発明によれば、ノイズ除去用コ
ンデンサの耐久性を向上することができる。なお、この
2つの抵抗器の抵抗値は、ノイズ除去用コンデンサに並
列接続される抵抗値の方が大きくなるようにするのが望
ましい。つまり、このようにすれば、ノイズ除去用コン
デンサの電圧を電源電圧に近付けることができ、ノイズ
除去用コンデンサの耐久性をより向上することができる
のである。
【0035】また次に、請求項3に記載のインダクタン
ス負荷の駆動装置においては、ノイズ除去用コンデンサ
に並列接続された抵抗器に対して、更に直列に、フライ
バック電流経路側に流れる電流方向を順方向として、ダ
イオードが接続されている。従って、本発明によれば、
このダイオードにより、ノイズ除去用コンデンサに並列
接続された抵抗器による放電電流経路を遮断でき、ノイ
ズ除去用コンデンサの放電を阻止することができる。
【0036】なお、このダイオードと請求項2に記載の
抵抗器とを組み合せれば、ノイズ除去用コンデンサの電
圧を常時電源電圧に保持することができ、より効果的で
ある。
【0037】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面と共に説明す
る。まず図1は、「従来の技術及び発明が解決しようと
する課題」の項で説明した図6の電子制御装置(EC
U)10に、請求項1に記載の負電圧吸収用の抵抗器R
Aを設けた実施例の装置構成を表している。そして、こ
の装置は、抵抗器RA以外については、図6の装置と全
く同様の構成であり、またそれら各部の動作も前記説明
と全く同様であるため、以下の説明では、抵抗器RAに
よる作用・効果の違いについてのみ説明する。
【0038】なお、図1に示す如く、抵抗器RAは、フ
ライバック回路14に設けられた高周波ノイズ除去用の
コンデンサC1に並列に接続されている。本実施例のよ
うなL負荷駆動装置としての電子制御装置(ECU)1
0では、図2(a)に示す如く、電磁弁の通常の駆動時
には、CPU20から、ソレノイド2を通電させて電磁
弁を開弁する場合にはハイレベル、ソレノイド2の通電
を遮断して電磁弁を閉弁させる場合にはローレベル、と
なる駆動信号VCOM2が出力され、この駆動信号VCOM2に
応じて、フライバック回路14内のフライバック電流遮
断用スイッチング素子としてのトランジスタTr2がオ
ン・オフされる。つまり、トランジスタTr2は、電磁
弁の開弁時にはオンして導通状態となり、電磁弁の閉弁
時にはオフして遮断状態となる。
【0039】また、この駆動信号VCOM2は、定電流回路
24にも入力されるが、定電流回路24では、駆動信号
VCOM2がハイレベルであるとき、電流検出回路22によ
る電流の検出結果に基づき、ソレノイド電流Iが一定電
流となるように、駆動回路12内のトランジスタTr1
をオン・オフさせる。つまり、駆動信号VCOM2がハイレ
ベルになると、ソレノイド電流Iが所定電流に達するま
では、駆動回路12にハイレベルの制御信号VCOM1を出
力して、トランジスタTr1をオンさせ、その後、所定
電流に達すると、内蔵した発振回路を用いて、トランジ
スタTr1を高速にスイッチングさせる制御信号VCOM1
を出力して、ソレノイド電流Iを一定電流に保持する。
そして、駆動信号VCOM2がローレベルになると、制御信
号VCOM1をローレベルにして、トランジスタTr1の駆
動、換言すればソレノイド2の通電を停止する。
【0040】一方、駆動信号VCOM2がローレベルになっ
て、トランジスタTr1,Tr2がオフされると、ソレ
ノイド2に生じたフライバック電圧によりツェナーダイ
オードZD(フライバック電圧急速低減素子)が降伏し
て、トランジスタTr1がオンし、フライバック電圧が
低下する。この結果、ソレノイド電流Iも速やかに立下
がり、電磁弁が速やかに閉弁される。
【0041】なお、トランジスタTr1のスイッチング
時には、フライバック電流が流れていれば、このフライ
バック電流により、コンデンサC1の電圧V1は略バッ
テリ電圧VBに保持される。また、こうしたキースイッ
チ6のオン時には、電源回路26の動作によって、各回
路に一定の駆動電圧V2が供給される。
【0042】ところで、本実施例の電子制御装置(EC
U)10のように、電源回路26内に電圧安定化用のコ
ンデンサC2を備えた装置においては、電源スイッチと
してのキースイッチ6がオフされると、図2(b)に示
すように、電源回路26内のコンデンサC2に蓄積され
た電荷によって、その後一定時間Thは内部回路に電源
供給がなされる。そして、このときソレノイド2の通電
中であれば、キースイッチ6のオフと同時に、ソレノイ
ド2に負サージが発生し、コンデンサC1からソレノイ
ド2に電流が流れて、コンデンサC1の電圧V1が負電
圧になる。しかし、本実施例では、コンデンサC1に対
して、抵抗器RAが並列に接続されているため、コンデ
ンサC1が負サージにより一旦負電圧に充電されても、
その後、コンデンサC1の容量と抵抗器RAの抵抗値と
で決まる時定数にて、コンデンサC1の負電圧が放電さ
れることになる。
【0043】従って、本実施例の装置によれば、抵抗器
RAを設けていない図6に示した装置のように、コンデ
ンサC1の電圧V1が、次にソレノイド2を通電すると
きまで負電圧に保持されるようなことはなく、コンデン
サC1に充電された負電圧によって、トランジスタTr
2やダイオードD2が破損したり、次のソレノイド2の
通電時にフライバック電流が流れて、コンデンサC1が
フライバック電流によりバッテリ電圧VBに充電される
ときに、トランジスタTR2に過電圧が印加されて、こ
のトランジスタTR2が劣化するのを防止できる。従っ
て、本実施例によれば、装置の耐久性を向上できる。
【0044】次に図3は、図1に示したフライバック回
路14内のダイオードD2に並列に、請求項2に記載の
抵抗器RBを設けた場合の、フライバック電流経路の構
成を表わしている。そしてこのようにダイオードD2に
並列に抵抗器RBを設けた場合には、ソレノイド2をフ
ライバック電流が発生しない低デューティの駆動信号V
COM2にて通電制御した場合に、コンデンサC1が充電さ
れずに、その電圧V1が「0」になるようなことはな
い。
【0045】つまり、図1に示した装置のように、抵抗
器RBを備えず、コンデンサC1に並列に抵抗器RAを
設けただけの装置では、ソレノイド2の負サージによ
り、このコンデンサC1に負電圧が充電・保持されるの
を防止することはできるものの、図4に示すように、ソ
レノイド2を、フライバック電流が生じないような短時
間(低デューティ)にて通電すると、抵抗器RAによ
り、コンデンサC1に蓄積された電荷が放電されてしま
い、図4に点線で示す如く、コンデンサC1の電圧V1
は「0」になってしまう。しかし、本実施例のように、
ダイオードD2に抵抗器RBを設けた場合には、図4に
実線で示す如く、コンデンサC1の電圧V1が、バッテ
リ電圧VBを抵抗器RAと抵抗器RBとで分圧した一定
電圧(VB×RA/(RA+RB))となり、コンデン
サC1が完全に放電されるのを防止できるのである。こ
のため、本実施例によれば、コンデンサC1の電圧変動
を抑えて、コンデンサC1の耐久性を向上することがで
きる。
【0046】なお、ソレノイド2を低デューティの駆動
信号VCOM2で駆動した場合に、コンデンサC1が抵抗器
RAによって放電されるのを防止するには、必ずしも上
記抵抗器RBを用いる必要はなく、図5に示すように抵
抗器RAに直列に、フライバック電流経路側をカソード
として、ダイオードDAを設けるようにしてもよい。つ
まり、このようにすれば、ダイオードDAによって、抵
抗器RAにより形成されるコンデンサC1から接地ライ
ンへの放電電流経路を遮断することができ、コンデンサ
C1の放電を阻止することができるようになるのであ
る。
【0047】なお、図1に示した装置に、ダイオードD
Aと抵抗器RBとを両方設けることもできる。そして、
この場合には、コンデンサC1は抵抗器RBを介してバ
ッテリ4に接続され、しかもコンデンサC1の放電電流
経路はダイオードDAにより遮断されるので、コンデン
サC1の電圧V1をバッテリ電圧VBに保持することが
できるようになるのである。
【0048】また、本実施例では、駆動用スイッチング
素子として、NPN型のトランジスタTr1を、フライ
バック電流遮断用スイッチング素子として、PNP型の
トランジスタTr2を、夫々、使用したが、例えば、F
ET,トライアック等、通常使用されるスイッチング素
子であれば問題なく使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の電磁弁駆動用の電子制御装置(EC
U)の構成を表わす電気回路図である。
【図2】図1に示した電子制御装置(ECU)の動作を
説明するタイムチャートである。
【図3】フライバック回路の第2の構成例を表わす電気
回路図である。
【図4】図3に示したフライバック回路による効果を説
明するタイムチャートである。
【図5】フライバック回路の第3の構成例を表わす電気
回路図である。
【図6】従来の電磁弁駆動用の電子制御装置(ECU)
の構成例を表わす電気回路図である。
【符号の説明】
2…ソレノイド(L負荷) 4…バッテリ(直流電
源) 6…キースイッチ(電源スイッチ) 10…電子制御
装置(ECU) 12…駆動回路 14…フライバック回路 22…
電流検出回路 24…定電流回路 26…電源回路 C1…コンデ
ンサ(ノイズ除去用) C2…コンデンサ(電圧安定化用) D1…ダイオード(フライバック電流経路用) D2…ダイオード(保護用) D4…ダイオード(逆
接保護用) RA…抵抗器 RB…抵抗器 DA…ダイオード Tr1…トランジスタ(駆動用スイッチング素子) Tr2…トランジスタ(フライバック電流遮断用スイッ
チング素子) ZD…ツェナーダイオード(フライバック電圧急速低減
素子)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が電源スイッチを介して直流電源の
    正極側に接続されたインダクタンス負荷の他端から上記
    直流電源の負極側に至る電流経路を、外部からの制御信
    号に従い導通・遮断して、上記インダクタンス負荷を定
    電流駆動する駆動用スイッチング素子と、 該駆動用スイッチング素子が上記制御信号によって導通
    状態から遮断状態に切り換えられたときに、上記インダ
    クタンス負荷の負極側から正極側にフライバック電流を
    流すフライバック電流経路と、 該フライバック電流経路を、外部からの指令信号により
    導通・遮断する、フライバック電流遮断用スイッチング
    素子と、 該フライバック電流遮断用スイッチング素子が遮断状態
    にあるときに、上記インダクタンス負荷の負極側に生じ
    たフライバック電圧により上記駆動用スイッチング素子
    を導通させて、該フライバック電圧を速やかに低下させ
    るフライバック電圧急速低減素子と、 上記フライバック電流遮断用スイッチング素子から上記
    インダクタンス負荷の正極側に至るフライバック電流経
    路と上記直流電源の負極側との間に設けられ、上記フラ
    イバック電流経路に生じる高周波のノイズ成分を除去す
    るノイズ除去用コンデンサと、 該ノイズ除去用コンデンサと上記フライバック電流経路
    との接続点から上記インダクタンス負荷の正極側に至る
    フライバック電流経路上に上記フライバック電流の電流
    方向を順方向として設けられ、上記直流電源の電圧変動
    から上記ノイズ除去用コンデンサを保護する保護用ダイ
    オードと、 電圧安定化用のコンデンサを有し、上記電源スイッチを
    介して上記直流電源から電源供給を受けて内部回路駆動
    用の定電圧を生成する電源回路と、 上記直流電源に対して当該装置が逆方向に接続されて、
    当該装置の内部回路に逆方向の電流が流れるのを防止す
    る逆接保護用半導体素子と、 を備え、更に、上記ノイズ除去用コンデンサに並列に、
    負電圧吸収用の抵抗器を接続してなることを特徴とする
    インダクタンス負荷の駆動装置。
  2. 【請求項2】 上記保護用ダイオードに並列に、上記ノ
    イズ除去用コンデンサ充電用の抵抗器を接続してなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のインダクタンス負荷の
    駆動装置。
  3. 【請求項3】 上記ノイズ除去用コンデンサに並列接続
    された抵抗器に直列に、上記フライバック電流経路側に
    流れる電流方向を順方向として、ダイオードを接続して
    なることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のイ
    ンダクタンス負荷の駆動装置。
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