JP3509130B2 - 手書き情報入力装置及び方法 - Google Patents

手書き情報入力装置及び方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばペンなどからの
手書き入力による文字や図形等を認識して処理する手書
き情報入力装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、手書き情報入力装置(いわゆ
るペンコンピュータ)の表示手段上に表示される手書き
筆跡は、あくまでも点(ドット)の集合体としてみなさ
れ、個々のドットは独立した存在である。この表示手段
上に表示された手書き筆跡を消す場合には、いわゆる紙
の上に例えば鉛筆等で書かれた筆跡をいわゆる消しゴム
で消す場合のように、例えば消しゴムとしての機能を発
揮するようになされているペン等をその表示されている
手書き筆跡の上を通過させることで、当該手書き筆跡が
消されるようになされている。したがって、上記消しゴ
ム機能となされたペンが通過した軌跡にそって、表示手
段上の手書き筆跡を構成する個々のドットが独立に消さ
れるようになる。言い換えると、上記消しゴム機能のペ
ンが通過していない手書き筆跡を構成する個々のドット
は、消えないことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、図6のAに示
すように、「地球は青かった」という文字列が手書き情
報入力装置の表示手段上に表示されている場合におい
て、この「地球は青かった」のうちの「青」の文字Ba
を上記消しゴムの機能を有するペンによって消去しよう
として、当該消しゴム機能のペンを例えば図6のBに示
す通過軌跡PSのように通過させたとする。この場合、
上述したように上記消しゴム機能により、ペン(消しゴ
ム)の通過軌跡下のドットが個々に消されるようにな
る。
【0004】すなわち、図6のCに示すように、図6の
Bの通過軌跡PSに対応する部分の各ドットが消去され
るようになる。この図6の例では、上記「青」の文字B
aのみを消去したいのにもかかわらず、上記通過軌跡P
Sが、上記「青」の文字Baの両隣の「は」及び「か」
の文字の一部にもかかっているため、これら「は」及び
「か」の当該一部を構成するドットも消去されてしま
う。
【0005】また、図6のBのように、消しゴム機能の
ペンを1回通過させただけでは、図6のCのように
「青」の文字Baの全てのドットを消去することができ
ず、このため、当該「青」の文字Baの全てのドットを
消去するためには、当該「青」の文字Baの消し残しの
部分の上を複数回にわたって上記消しゴム機能のペンで
なぞらなければならない。
【0006】このように、従来の消しゴム機能では、手
書き入力による文字列のうちの例えば1文字のみ消す場
合に、消去すべき当該文字の隣の文字まで消去してしま
う虞れがあると共に、当該1文字を構成している各ドッ
トを全て個々に消去しなければならないため、上記消し
ゴム機能のペンなどを当該1文字を構成する点全てが消
去されるようになるまで、当該1文字上を複数回通過さ
せなければならず、非常に操作が困難である。なお、こ
のような従来の消しゴム機能は、いわゆる紙の上の筆跡
を消す通常のいわゆる消しゴムの機能と略等しいもので
ある。
【0007】また、上述の説明では文字のみの消去につ
いて述べているが、これは文字のみに限らず、手書き入
力の筆跡等全てにかかる問題である。
【0008】 そこで、本発明は、上述したようなこと
に鑑み、表示手段上に表示されている手書き等による文
字や筆跡等を容易にかつ間違いなく消去することができ
る手書き情報入力装置及び方法を提供することを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る手書き情報
入力装置は、文字又は図形を表示すると共に手書きの文
字又は図形の入力もなされる表示手段と、手書き入力が
なされた文字の構成する単位、又は図形の部品の単位で
分節して認識する認識手段と、上記認識手段で認識され
た上記単位ごとに、上記単位全てをカバーする第1の領
域と、該第1の領域内の第2の領域を設定する領域設定
手段と、使用者による消去の指示が、上記設定された第
2の領域の指定であるとき、指定された上記第2の領域
を含む第1の領域内の上記単位のみを全て消去する消去
手段とを備えることにより、上述の課題を解決する。
【0010】ここで、本発明の手書き情報入力装置に
は、さらに、以下のようなことを行うようにする。すな
わち、1文字単位、漢字の偏、つくり、又は部品単位で
文字の認識を行い、部品単位で図形の認識を行う第2の
認識手段と、上記認識された1文字単位、漢字の偏、つ
くり又は部品単位の情報を記憶する第3の記憶手段とを
設け、上記消去は、1文字単位、漢字の偏、つくり又は
部品単位の何れかで行うようにする。
【0011】また、入力の方向の変化、又は所定方向の
描画の指示回数を認識する第3の認識手段を設け、上記
消去の指示は、上記方向の変化、又は所定方向の描画の
指示回数とする。さらに、時計手段を設け、消去の最初
の指示から所定時間放置されると当該指示された文字又
は図形を消去、若しくは消去の取り消しを行うようにす
る。
【0012】また、上記消去の指示がなされた文字又は
図形を部分的に消去する部分的消去手段を設け、上記消
去の指示の際には、最初の指示で文字又は図形を部分的
に消去して表示する。また、特種記号又は特種文字を検
出する検出手段と、上記検出手段により特種記号又は特
種文字が検出されたとき消去の仕方に関する情報を記憶
する第4の記憶手段とを設け、上記消去の単位は、上記
特種記号又は特種文字で区切られた範囲とする。
【0013】また、本発明に係る手書き情報入力方法
は、上述の課題を解決するために、文字又は図形を表示
すると共に手書きの文字又は図形の入力もなされる表示
手段と、手書き入力がなされた文字又は図形の情報を認
識する機能を少なくとも有する制御手段と、認識された
文字又は図形の情報を記憶する記憶手段とを有する手書
き情報入力装置における手書き情報入力方法であって、
上記表示手段に対して手書き入力がなされた文字の構成
する単位、又は図形の部品の単位で分節して認識する工
程と、上記認識された上記単位ごとに、上記単位全てを
カバーする第1の領域と、該第1の領域内の第2の領域
を設定する工程と、使用者による消去の指示が、上記設
定された第2の領域の指定であるとき、上記指定された
上記第2の領域を含む第1の領域内の上記単位のみを全
て消去する工程とを有することを特徴としている。
【0014】
【作用】本発明の手書き情報入力装置及び方法によれ
ば、手書きで画面上に描かれた文字及び/又は図形を認
識し、使用者の消去の指示により、認識された文字及び
/又は図形の単位、又は認識された文字及び/又は図形
の所定の部品、又はこの部品の組み合わせ単位で消去を
行うようにしている。したがって、例えば文字単位で消
去を行うようにすれば、使用者の消去の指示により、そ
の消去したい文字のみ正確に消去できるようになる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の手書き情報入力装置及び方法
の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0016】本発明実施例の手書き情報入力装置は、図
1に示すように、手書き入力がなされた文字及び/又は
図形を認識する認識手段としての機能と共に各部を制御
するCPU51と、予め辞書テーブルに文字及び図形の
情報を記憶しており上記手書き入力がなされた文字及び
/又は図形の認識結果に対応して当該辞書テーブルから
文字及び/又は図形の情報が読み出される第1の記憶手
段としての例えばシステムROM52(若しくは当該シ
ステムROM52化ら取り出された上記認識結果に応じ
た文字及び/又は図形の情報を記憶するワークRAM5
5)と、上記手書き入力がなされた文字及び/又は上記
図形の情報をそのままの形で記憶する第2の記憶手段と
しての例えばワークRAM55と、文字及び/又は図形
を表示する共と手書き文字及び/又は図形の入力もなさ
れる表示手段としての表示・タブレットブロック59と
を有し、例えば消しゴム機能となされた入力手段である
スタイラスペン60によって使用者が消去の指示を行う
場合、当該使用者によるスタイラスペン60を用いた消
去の指示により、上記CPU51は、上記認識された文
字及び/又は図形の単位、又は上記認識された文字及び
/又は図形の所定の部品、又は当該部品の組み合わせ単
位で消去を行うようにしたものである。
【0017】ここで、本発明実施例の手書き情報入力装
置には、より詳しく説明すると以下のようなことを行う
ようにしている。
【0018】すなわち、本実施例装置の上記CPU51
は、1文字単位、漢字の偏、つくり、又は部品単位で文
字の認識を行い、部品単位で図形の認識を行うようにし
ている(第2の認識手段)。また、上記ROM52は、
辞書テーブルとして1文字単位、漢字の偏、つくり、又
は文字及び図形の部品単位の情報をも記憶している(第
3の記憶手段)。したがって、上記認識された文字の消
去は、上記1文字単位、漢字の偏、つくり又は部品単位
の何れであっても行うことができ、図形についても部品
単位で行うことかできる。
【0019】また、上記CPU51は、上記消しゴム機
能となっているスタイラスペン60による入力の方向の
変化、又は所定方向の描画の指示回数を認識する(第3
の認識手段)。この場合の上記消去の指示は、上記方向
の変化、又は所定方向の描画の指示回数によってなされ
ることになる。すなわち、消しゴム機能のスタイラスペ
ン60での消しゴムのストロークの方向が最初のストロ
ークに対して変化した場合や、所定方向の当該ストロー
クを予め定めている指示回数行った場合に、消去の指示
がなされたと判断する。
【0020】このとき、本実施例装置は時計手段として
のタイマ70をも有し、上記CPU51は、上記タイマ
70からの時刻情報に基づいて最初の指示(ストロー
ク)を判定し、この最初の指示から所定時間放置された
ときに、当該指示された文字又は図形を消去、若しくは
消去の取り消しを行うようにする。また、上記CPU5
1は、上記消去の指示がなされた文字又は図形を部分的
に消去する部分的消去手段としても動作し、この場合の
上記消去の指示の際にも、上記タイマ70からの時刻情
報に基づいて最初の指示(ストローク)を判定し、この
最初の指示で部分的に文字又は図形の所定の部分を消去
して表示する。
【0021】また、上記RAM55は、特種記号又は特
種文字を検出したとき消去の仕方に関する情報をも記憶
している(第4の記憶手段)。このとき、上記CPU5
1は特種記号又は特種文字を認識し、上記消去の単位は
上記特種記号又は特種文字で区切られた範囲とする。
【0022】さらに、上記CPU51は、スペース及び
/又はハイフネーション記号をも検出する。このときの
上記消去の単位は、上記スペースで囲まれた文字列の消
去、スペースからハイフネーションまでの消去、又はハ
イフネーションからスペースまでの消去の何れかとす
る。
【0023】なお、本実施例装置において、上記消去さ
れる文字又は図形は、認識前又は認識後の文字又は図形
の何れであっても可能である。
【0024】ここで、上述したことは、本実施例装置に
おいて文字や図形が以下の様に取り扱われているために
実現できるようになっている。
【0025】すなわち、手書きで画面上に描かれた文字
や図形(すなわち入力筆跡)は、表示画面上では単なる
点(ドット)の集合による軌跡であるが、この軌跡が文
字や図形として認識された場合には、ひとつの文字や図
形を筆跡情報に応じて切り出すことができるものであ
る。言い換えれば、認識後の文字や図形においては、こ
れら文字や図形の上述した「つくり」や「へん」,部品
等で区切ることができることになる。
【0026】このようなことから、本実施例装置は、上
述のように、認識後若しくは手書き筆跡のままでも上記
認識がなされることによって、これら文字等が例えば
「文字」或いは「へん」或いは「つくり」或いは「部
品」又はそれらに類似する一連のストローク群として分
けられている状況において、一連のストローク群の領域
の特定部分を例えばいわゆる消しゴム機能の入力手段
(例えばスタイラスペン60等)を一度或いは複数回通
過させることなどにより、この一連のストローク群全体
を消去できるようにしている。
【0027】また、上記一連のストローク群に対して、
上記消しゴム機能の入力手段で特定領域を複数回通過さ
せることで消去を実現させようとする場合には、上記消
しゴム機能の入力手段が通過したことを、一連のストロ
ーク群を含む領域を部分的に消去することで明示するよ
うにもしている。すなわち、上記消しゴム機能の入力手
段を上記複数回通過させて消去を行う様な場合におい
て、必要な回数の通過条件を満たしてはいないが、一度
以上は当該消しゴム機能の入力手段が通過しているとい
う場合には、その状態を示す表示として上記部分的な消
去を行う様にする。このとき、そのまま上記消しゴム機
能の入力手段による必要回数の通過が行われないで放置
された様な場合を考慮して、ある一定時間を予め設定し
ておき、当該一定時間以上放置されたときには、現在消
去途上となっていることをキャンセルするようにし、表
示を元の手書き筆跡の状態に戻すようにしている。
【0028】以下、本実施例の手書き情報入力装置につ
いて具体的かつ詳細に説明する。本実施例装置は、図1
に示すように、スタイラスペン60による手書き入力軌
跡(筆跡)に応じた座標データを生成する座標入力手段
としての表示・タブレットブロック59上に設けられる
タブレット及びこのタブレットをコントロールするタブ
レットコントローラ58と、この座標データに基づく表
示データを生成する表示データ生成手段としても機能す
る上記CPU51及びLCDコントローラ57と、当該
表示データに基づく表示を行う表示手段としての上記タ
ブレットコントローラ58上に上記タブレットと共に設
けられる液晶表示部(LCD;液晶ディスプレイ)と、
上記スタイラスペン60の機能を手書き入力機能のモー
ドや消しゴム機能のモードに切り換えるモード切換ボタ
ンとを有してなるものである。なお、モード切換ボタン
は、例えばキーボード54上などに配置したり、スタイ
ラスペン60自体に設けたり、表示画面上の所定領域に
表示するようにすることが可能である。
【0029】すなわち、この図1において、本実施例装
置は、メインバスを介して各構成要素を制御する上記C
PU51と、システムのプログラムの他、予め定義され
ている複数の編集校正記号(いわゆるジェスチャ)の情
報や文字情報,辞書情報(上記辞書テーブル)などが格
納されている上記記憶手段としてのシステムROM52
と、上記手書き入力(筆跡)やその認識後のデータや各
種の処理途中データ等が書込/読出されるワークRAM
55と、上記液晶(LCD)表示部及びダブレットから
なる表示・タブレットブロック59と、ペン入力手段と
してのスタイラスペン60と、メインバスを介して上記
CPU51に接続されると共に上記表示・タブレットブ
ロック59と接続され上記タブレットをコントロールす
るタブレットコントローラ58と、メインバスを介して
上記CPU51と接続されると共に上記表示・タブレッ
トブロック59の液晶表示部をコントロールするLCD
コントローラ57と、画像表示用データを書込/読出す
る上記LCDコントローラ57及びCPU51により制
御されるビデオRAM56と、キーの打鍵による使用者
の文字入力や編集操作等を受け付けるキーボード54
と、当該キーボード54をコントロールするキーボード
コントローラ53と、上記スタイラスペン60の機能の
モードを切り換えるモード切換ボタンと、各部の動作タ
イミングや日付等の基準となる時刻情報を発生するカレ
ンダタイマ70とを有するものである。
【0030】なお、上記CPU51は、上述のように上
記座標データに基づいてペン入力筆跡形状を認識し、上
記システムROM52内に記憶されている複数のジェス
チャ(編集構成記号)の中から認識した筆跡形状に最も
類似したジェスチャを読み出す処理も行う。
【0031】次に、本実施例の装置における上述した文
字等の消去を具体例を挙げて説明する。
【0032】例えば、図2のAに示すように、手書きな
どによって表示・タブレットブロック59上の液晶ディ
スプレイ上に、「地球は青かった」という文字群(文字
列)を手書き入力してその認識後の文字列が表示されて
いるとする。
【0033】ここで、この図2のAに示す「地球は青か
った」の文字群うちの「青」の文字Baを、本実施例の
消しゴムの機能を有するスタイラスペン60(ペンのみ
に限らず、消しゴム機能を有する他の手段でも良いが、
本実施例ではスタイラスペン60がモードを換えて消し
ゴムとされる場合について説明している。)によって消
去する場合について述べる。
【0034】なお、従来は、前述したように、消しゴム
機能のスタイラスペン60の通過軌跡PS或いは通過軌
跡PSを含んだ帯領域に存在していた筆跡を示していた
点群(ドット群)が消去される様になっている。ところ
が、上述したように、例えば手書きの軌跡であっても、
装置の文字認識機能等によって、その手書きの筆跡はあ
る程度は文字単位に分節されているものである(すなわ
ち入力筆跡のストローク群がグルーピングされてい
る)。このような現状において、前述した従来例のよう
に、その消去を消しゴムの通過軌跡によって文字の分節
とは無関係にして文字の部分を無作為に消去するのは能
率的ではない。このため、例えば位置関係などによって
分節された「文字」単位(或いは後述するように文字を
構成する「つくり」或いは「へん」単位)で筆跡などの
ストローク群がグルーピングされているのならば、その
ストローク群を含む特定の領域(例えば後述する図2の
Bに示す特定領域EB)を消しゴム機能のスタイラスペ
ン60が通過するしたときに、ストローク群全体を(後
述する図2のBに示す領域EA内のストローク全て)を
消すようにした方が能率的である。なお、本実施例で
は、特定領域EBを、例えば筆跡のストローク群からな
る文字に外接する四角形(すなわち領域EA)と対角線
を共有すると共に辺の長さが半分の四角形領域としてい
る。もちろん、この特定領域EBは、上記四角形に限ら
ず、丸形等でもよく、又、大きさも上記辺の長さの半分
でなくてもよい。さらに、特定領域EBは、各文字後と
に異なる形や大きさに設定することも可能である。
【0035】このようなことから、本実施例では、図2
のBに示すように、上記文字群の各文字毎にこれら各文
字それぞれを全てカバーする領域EAと、当該領域EA
内の特定の領域EB(例えば文字の中心を含む領域)と
を設定し、領域EA内の特定領域EBを上記通過軌跡P
Sが通過したとき、当該特定領域EBを含む領域EA内
の文字のみを例えば全て消去するようにしている。すな
わち、図2のBの例では、上記通過軌跡PSは、「は」
の文字と「青」の文字と「か」の文字のそれぞれの領域
EA内を通過していると共に、各「は」,「青」,
「か」の文字上(文字を構成するストローク上)をも通
過している。しかし、当該通過軌跡PSは、特定領域E
Bに対しては「青」の文字に対応する特定領域EB上に
のみ通過している。このような場合、本実施例では、当
該通過軌跡PSが通過した特定領域EBを含む領域EA
内の文字(すなわち「青」の文字)のみを全て消去す
る。これにより、本実施例では、図2のCに示すよう
に、「青」の文字のみ消去され、残りの文字群「地球は
かった」については誤って消去されることがない。言
い換えれば、通過軌跡PSは上述のように「は」及び
「か」の文字のストローク上にもかかっているが、これ
ら「は」及び「か」の文字の当該通過軌跡PSが通過す
る部分のドットは消去されないようになる。
【0036】上述の図2の例では、消しゴム機能のスタ
イラスペン60が特定領域EB上を1回通過したとき
に、当該特定領域EBと対応する文字を消去する場合に
ついて述べたが、当該1回の通過のみで文字を消去する
と、消しゴム機能のスタイラスペン60を誤って通過さ
せたために、消去すべきでない文字を消去してしまうこ
とも起こりえる。このため、本実施例では、上記特定領
域EB上を所定回数(例えば2回や3回など)消しゴム
機能のスタイラスペン60が通過したときにのみ対応す
る文字を消去するようにすることも可能である。このと
き、例えば既に何回(1回も含む)か上記特定領域EB
上を消しゴム機能のスタイラスペン60が通過し、残り
1回の通過で最終的に当該対応する文字が消去されるよ
うになっている場合には、そのことを視覚的にユーザに
認識させるようにする。例えば、図3のAに示すよう
に、当該文字(例えば「青」の文字Bb)を構成する各
ドットの全部若しくは一部をチドリ状(チドリ模様)に
消去する。これにより、当該「青」の文字Bbは、他の
文字よりも濃さが視覚的に見かけ上薄くなり、したがっ
てユーザに視覚的に認識させることができるようにな
る。より具体的に説明すると、例えば上記特定領域EB
上を上記消しゴム機能のスタイラスペン60が2回通過
したときに、当該対応する文字が消去される場合を例に
挙げた場合、1回目の通過で上記図3のAのように当該
文字(例えば「青」の文字Bb )が上記チドリ表示の状
態になされ、さらにもう一度消しゴム機能のスタイラス
ペン60が通過したときに、当該文字が消去される。
【0037】なお、図3のAでは、消去しようとしてい
る文字のドットをチドリ状に消去することで見かけ上の
文字の濃さを薄くするようにしているが、例えば図3の
Bの例えば「青」の文字Bcに示すように、文字の横方
向(縦方向或いは斜め方向でもよい)の半分のみ消去す
ることも可能である。さらに、その他、当該消去しよう
としている文字の色を変えるなどの種々の方法を選ぶこ
とも可能である。
【0038】また、上述したように消しゴム機能のスタ
イラスペン60の通過が所定回数に達する以前(例えば
直前)の状態、すなわち上記図3のAやBの文字Bbや
Bcのように消去されるようになる前の状態で、規定時
間以上(例えば10秒或いは1日等)その箇所(文字)
が残りの1回の消しゴム機能のスタイラスペン60の通
過がなされずに(すなわち消去されずに)放置されたよ
うな場合には、上記消しゴム機能のスタイラスペン60
の通過が誤ったものであると認識(すなわち当該文字は
消去すべきでないものと認識)して、当該文字の上記図
3のAやBの文字BbやBcの表示を元の表示(例えば
図2のA)の状態に自動的に戻す処理を行うようにする
こともできる。
【0039】これによって、上記文字の誤った消去を防
止できると共に、消去したい文字に例えば隣接する消去
したくない文字までが消去されてしまうことをも防止で
きる。すなわち、上記消しゴム機能のスタイラスペン6
0の通過軌跡PSが、消去したい文字に隣接する消去し
たくない文字の上記特定領域EB上までも通過してしま
っても、当該消去したくない文字の特定領域EB上を上
記消しゴム機能のスタイラスペン60が上記所定回数通
過せずに上記規定時間経過したならば、当該消去したく
ない文字の誤った文字の消去を防止(誤った消去のキャ
ンセル)することができる。
【0040】さらに、上述した図2及び図3の例では、
1文字に対して1つの特定領域EBを設定し、消しゴム
機能のスタイラスペン60による消去の際には当該1文
字全てを消去するようにしているが、例えば、当該文字
の例えば「つくり」や「へん」の単位で消去を行うよう
にすることもできる。もちろん、「つくり」や「へん」
のみに限らず、これらに準ずる部分の消去も可能であ
る。この場合、当該1つの文字に対する特定領域は当該
文字を構成する「つくり」や「へん」などに対応して複
数設けるようにする。
【0041】例えば図4に示すように、「青」の文字に
対しては、例えば図のAに示すように特定領域EB1と
EB2を設け、通過軌跡PSaがかかる特定領域に対応
する部分のみ消去する。この図4の例では、特定領域E
B2上のみ通過軌跡PSaがかかっているため、図4の
Bに示すように、「青」の下の部分(「月」)のみが消
去される。
【0042】なお、この図4の例のように「つくり」や
「へん」などの消去の場合にも、上述したようにチドリ
状消去などのユーザに対する視覚的な消去待ち状態の表
示や、上記規定時間による誤消去の防止などを適用する
ことができる。
【0043】次に、図5に示すフローチャートを用いて
上記消去の動作について説明する。このフローチャート
において、ステップS1では文字の入力がなされ、ステ
ップS2では、その入力を認識することにより文字単位
への分節処理がなされる。なお、このステップS2で
は、完全な文字単位の分節ではなく、「つくり」,「へ
ん」などの単位での分節が混入する場合の処理も行うこ
とができる。本実施例では、これら「つくり」,「へ
ん」なども含めて「文字」として処理を行う。
【0044】次のステップ3Sでは、各文字の特定領域
の設定が行われる。本実施例では、上述したように、特
定領域を例えば筆跡のストローク群からなる文字に外接
する四角形と対角線を共有する辺の長さが半分の四角形
領域としている。ステップS4では消しゴムストローク
の入力待ちとなる。
【0045】ステップS5では例えば消しゴム機能のス
タイラスペン60のストローク(消しゴムストローク)
の入力がなされたか否かの判断を行う。このステップS
5で消しゴムストロークの入力がなされると(Ye
s)、ステップS6に進み、入力がなされないと後述す
るステップS10に進む。
【0046】上記ステップS5でYesと判断された場
合のステップS6では、消しゴムストロークの軌跡上に
文字の特定領域が存在するか否かの判断を行う。このス
テップS6でNoと判断された場合には後述するステッ
プS10に進み、Yesと判断された場合にはステップ
S7に進む。
【0047】ステップS7では、上記消しゴムストロー
クの軌跡上の特定領域に対応する文字が、既にチドリ表
示の状態となっているか否かの判断を行う。なお、本実
施例では、上述したように、例えば、消しゴムストロー
クの軌跡が1度特定領域に入った時点で、その文字をチ
ドリ表示とし、2度目で消去するようにしている。ま
た、1度目と2度目の消しゴムストロークの通過のイン
ターバルが、例えば10秒を越えると、当該チドリ表示
は元の表示に戻され、文字消去の処理はキャンセルされ
る。このステップS7で該当する文字が未だチドリ表示
状態となっていないと判断した場合には、ステップS8
に進み、このステップS8でその該当する文字をチドリ
表示状態とする。このステップS8の後は、ステップS
4に戻る。
【0048】一方、ステップS7で該当する文字が既に
チドリ表示状態となっていると判断した場合には、ステ
ップS9に進む。当該ステップS9では、上記特定領域
に対応する該当文字を構成するストローク点列を全て消
去する。その後、ステップS4に戻る。
【0049】また、上記ステップS5で消しゴムストロ
ークの入力がなされていないと判断した場合(No)及
び、上記ステップS6において、消しゴムストロークの
軌跡上に文字の特定領域が存在しないと判断した場合
(No)のステップS10では、チドリ表示状態の文字
があるか否かの判断を行う。当該ステップS10でチド
リ表示状態の文字がないと判断した場合(No)には、
ステップS4に戻り、チドリ表示状態の文字があると判
断した場合(Yes)には、ステップS11に進む。
【0050】ステップS11では、そのチドリ表示状態
となっている文字は、例えば10秒以上当該チドリ表示
状態のままとなっているか否かの判断を行う。このステ
ップS11で10秒以上チドリ表示状態となっていない
と判断した場合(No)にはステップS4に戻り、10
秒以上チドリ表示状態となったと判断した場合(Ye
s)にはらステップS12に進む。
【0051】ステップS12では、チドリ表示状態を解
除し、最初の手書き筆跡に戻した後、ステップS4に戻
る。
【0052】なお、上述した本実施例のように、表示手
段上に表示された上記個々の点(ドット)をグループ化
して一群のものとし、その一群に対して消去命令を実行
することで全体を一度に消去することの他に、例えば
「文字」,「つくり」,「へん」或いはそれらに近いも
のと認められる一連のストローク群を自動的に切り出し
た結果に対し、その一連のストローク群を含む予め設定
された特定領域を消しゴム(或いはその状態になってい
るスタイラスペン60)の通過という行為によって消去
するようにしたものは現在存在していない。さらに、文
字の全てのドットの消去の際に、本実施例のように、上
記消しゴム(或いはその状態になっているスタイラスペ
ン60)による複数回の通過を必要とし、その通過の痕
跡を視認できるようにしたものも存在しない。
【0053】
【発明の効果】上述したように、本発明の手書き情報入
力装置及び方法においては、手書きで画面上に描かれた
文字及び/又は図形を認識し、使用者の一回又は複数回
の消去の指示により、認識された文字及び/又は図形の
単位、又は認識された文字及び/又は図形の所定の部
品、又はこの部品の組み合わせ単位で消去を行うように
することで、表示手段上に表示されている手書き等によ
る文字や図形等を容易にかつ間違いなく消去することが
可能となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の手書き情報入力装置の概略構成
を示すブロック回路図である。
【図2】本発明実施例の手書き情報入力装置において文
字を消去する例を説明するための図である。
【図3】実施例における文字消去の途中の状態を説明す
るための図である。
【図4】実施例における文字の一部のみを消去する例に
ついて説明するための図である。
【図5】実施例の消去の処理を説明するためのフローチ
ャートである。
【図6】従来の欠点を説明するための図である。
【符号の説明】
51・・・・・・CPU 52・・・・・・システムROM 53・・・・・・キーボードコントローラ 54・・・・・・キーボード 55・・・・・・ワークRAM 56・・・・・・ビデオRAM 57・・・・・・LCDコントローラ 58・・・・・・タブレットコントローラ 59・・・・・・表示・タブレットブロック 60・・・・・・スタイラスペン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−15891(JP,A) 特開 昭58−27230(JP,A) 特開 平2−188818(JP,A) 特開 平3−91019(JP,A) 特開 平5−330289(JP,A) 特開 平6−149467(JP,A) 特開 平6−309093(JP,A) 特開 平6−301472(JP,A) 特開 昭61−272890(JP,A) 特開 昭63−228388(JP,A) 特開 平6−289983(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/03 G06F 3/033 - 3/037 G06K 9/62

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字又は図形を表示すると共に手書きの
    文字又は図形の入力もなされる表示手段と、 手書き入力がなされた文字の構成する単位、又は図形の
    部品の単位で分節して認識する認識手段と、記認識手段で認識された上記単位ごとに、上記単位全
    てをカバーする第1の領域と、該第1の領域内の第2の
    領域を設定する領域設定手段と、 使用者による消去の指示が、上記設定された第2の領域
    の指定であるとき、指定された上記第2の領域を含む第
    1の領域内の上記単位のみを全て消去する消去手段と
    備えることを特徴とする手書き情報入力装置。
  2. 【請求項2】 所定方向の描画の指示回数を認識する第
    3の認識手段を設け、 上記消去の指示は、上記所定方向の描画の指示回数であ
    ることを特徴とする請求項1記載の手書き情報入力装
    置。
  3. 【請求項3】 時計手段を設けてなり、 消去の最初の指示から所定時間放置されたときには、当
    該指示された文字又は図形を消去、若しくは消去の指示
    を取り消すことを特徴とする請求項1記載の手書き情報
    入力装置。
  4. 【請求項4】 上記消去の指示のための上記所定方向の
    描画がなされた文字又は図形を部分的に消去する部分的
    消去手段を設けてなり、 上記消去の指示の際には、最初の上記所定方向の描画の
    指示で文字又は図形を部分的に消去して表示することを
    特徴とする請求項記載の手書き情報入力装置。
  5. 【請求項5】 文字又は図形を表示すると共に手書きの
    文字又は図形の入力もなされる表示手段と、手書き入力
    がなされた文字又は図形の情報を認識する機能を少なく
    とも有する制御手段と、認識された文字又は図形の情報
    を記憶する記憶手段とを有する手書き情報入力装置にお
    ける手書き情報入力方法であって、 上記表示手段に対して手書き入力がなされた文字の構成
    する単位、又は図形の部品の単位で分節して認識する工
    程と、 上記認識された上記単位ごとに、上記単位全てをカバー
    する第1の領域と、該第1の領域内の第2の領域を設定
    する工程と、 使用者による消去の指示が、上記設定された第2の領域
    の指定であるとき、上記指定された上記第2の領域を含
    む第1の領域内の上記単位のみを全て消去する工程とを
    有する ことを特徴とする手書き情報入力方法。
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