JP3508201B2 - セキュリティ監視通話システム - Google Patents
セキュリティ監視通話システムInfo
- Publication number
- JP3508201B2 JP3508201B2 JP08626394A JP8626394A JP3508201B2 JP 3508201 B2 JP3508201 B2 JP 3508201B2 JP 08626394 A JP08626394 A JP 08626394A JP 8626394 A JP8626394 A JP 8626394A JP 3508201 B2 JP3508201 B2 JP 3508201B2
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- alarm
- call
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、集合住宅やビル等にお
いて設置されるセキュリティ監視通話システムに関す
る。 【０００２】 【従来の技術】この種のセキュリティ監視通話システム
として、セキュリティセンサと、住宅情報盤と、警報監
視盤とを備えたものが一般的に存在する。セキュリティ
センサは、各住居に設置され、火災やガス漏れ等の異常
を検知することによって異常検知信号を発信するもので
ある。住宅情報盤は、セキュリティセンサと同様に各住
居に設置されるものであり、セキュリティセンサの異常
検知信号を受信することによって警報を発する。警報監
視盤は、管理人室等に設置され、住宅情報盤の警報を集
中監視するものであり、警報停止スイッチを備えてい
る。また、警報監視盤は、住宅情報盤との間に通話回線
を有しており、各住居と通話可能になっている。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なセキュリティ監視通話システムにおいては、住宅情報
盤が警報を発した場合、警報監視盤にて警報停止スイッ
チを操作することによって、警報を停止させることがで
きる。しかしながら、住居の実際の状況を確認すること
なく勝手な判断で警報を停止させることができるため、
例えば誤報でないのに誤報であると判断してしまって異
常発生への対応が遅れる等の問題が生じてしまう。 【０００４】本発明は、かかる事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、住居の実際の状況が確認
されるまで警報を発することにより信頼性が向上したセ
キュリティ監視通話システムを提供するにある。 【０００５】 【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、本発明のセキュリティ監視通話システムは、各住
居に設置され異常を検知することにより異常検知信号を
発信するセキュリティセンサと、各住居に設置されセキ
ュリティセンサの異常検知信号を受信することにより警
報を発する住宅情報盤と、管理人室等に設置され住宅情
報盤の警報を集中監視するものであって住宅情報盤との
間に通話回線を有する警報監視盤と、を備えたセキュリ
ティ監視通話システムにおいて、前記住宅情報盤を、セ
キュリティセンサの異常検知信号を受信中に通話回線を
通じて警報監視盤の呼出信号を受信することにより警報
を停止し、かつ、呼出信号の受信終了までの間に通話が
成立しなければ再度警報を発するよう構成してなり、通
話状態になったときは、通話終了後も警報の停止が継続
され、通話状態にならなかったときは、呼出信号の送信
終了後に再び警報が発せられるようになしたことを特徴
とする。 【０００６】 【作用】この構成によれば、異常警報時、警報監視盤と
住宅情報盤の間の通話が成立するか、あるいは警報元に
足を運んで住宅情報盤を直接操作するかして、住居の実
際の状況が確認されるまで警報が発せられる。 【０００７】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図１乃至図３に基
づいて説明する。 【０００８】このセキュリティ監視通話システムは、セ
キュリティセンサ1 と、住宅情報盤2 と、警報監視盤10
とを備える。 【０００９】セキュリティセンサ1 は、各住居に設置さ
れ、火災やガス漏れ等の異常を検知することによって異
常検知信号を発信するものである。 【００１０】住宅情報盤2 は、セキュリティセンサ1 と
同様に各住居に設置されるものであり、セキュリティセ
ンサ1 の異常検知信号を受信することによって警報を発
するとともに、後述の警報監視盤10に異常内容及び住居
番号を通報する。この住宅情報盤2 は、セキュリティセ
ンサ1 の異常検知信号を受信中に通話回線を通じて警報
監視盤10の呼出信号を受信することにより警報を停止
し、かつ、呼出信号の受信終了までの間に通話が成立し
なければ再度警報を発するよう構成される。具体的に
は、センサ受信回路3 、ＣＰＵ4 、呼出通話制御回路5
、ＮＯＴ回路6 、ＡＮＤ回路7 、警報音出力回路8 等
から構成される。 【００１１】センサ受信回路3 は、セキュリティセンサ
1 の異常検知信号を受信するものである。ＣＰＵ4 は、
センサ受信回路3 が異常検知信号を受信することによっ
て所定の処理を行うものである。このＣＰＵ4 の出力
は、センサ受信回路3 が異常検知信号を受信した場合は
ＨＩＧＨ、センサ受信回路3 が異常検知信号を受信して
いない場合はＬＯＷとなる。 【００１２】呼出通話制御回路5 は、警報監視盤10から
の呼出信号を受信して所定の制御を行うものである。こ
の呼出通話制御回路5 の出力は、呼出信号を受信した場
合はＨＩＧＨ、呼出信号を受信していない場合はＬＯＷ
となる。また、呼出通話制御回路5 は、呼出信号を受信
中に通話状態になった場合、呼出信号の受信が終了した
後セキュリティセンサ1 が異常を検知していない状態に
復旧するまで出力をＬＯＷとする。 【００１３】ＮＯＴ回路6 は、呼出通話制御回路5 の出
力を反転させるものである。つまり、呼出通話制御回路
5 の出力がＨＩＧＨである場合は自己の出力をＬＯＷと
し、呼出通話制御回路5 の出力がＬＯＷである場合は自
己の出力をＨＩＧＨとする。ＡＮＤ回路7 は、ＣＰＵ4
の出力とＮＯＴ回路6 の出力とを入力として取り込み、
所定の出力を行うものである。すなわち、ＣＰＵ4 の出
力とＮＯＴ回路6 の出力が両方ＨＩＧＨである場合のみ
自己の出力をＨＩＧＨとし、その他の場合は出力をＬＯ
Ｗとする。警報音出力回路8 は、ＡＮＤ回路7 の出力が
ＨＩＧＨである場合のみ、スピーカ9 を介して警報音を
出力するものである。 【００１４】警報監視盤10は、管理人室等に設置され、
住宅情報盤2 の警報を集中監視するものである。この警
報監視盤10は、住宅情報盤2 との間に通話回線を有して
おり、各住居と通話可能になっている。 【００１５】このセキュリティ監視通話システムは、次
のように動作する。まず、セキュリティセンサ1が異常
を検知することにより、住宅情報盤2が警報を発すると
ともに警報監視盤10に通報する。次いで、警報監視盤10
から住宅情報盤2に通話回線を通じて呼出信号が送信さ
れることにより、住宅情報盤2は警報を一旦停止する。
そして、警報監視盤10と住宅情報盤2が通話状態になっ
たときは、通話終了後も警報の停止が継続される。ここ
で、警報監視盤10と住宅情報盤2が通話状態にならなか
ったときは、警報監視盤10による呼出信号の送信が終了
後、住宅情報盤2にて再び警報が発せられ、管理人等が
現場に足を運んで警報を停止させることになる。 【００１６】かかるセキュリティ監視通話システムは、
異常警報時、警報監視盤10と住宅情報盤2 の間の通話が
成立するか、あるいは警報元に足を運んで住宅情報盤2
を直接操作するかして、住居の実際の状況が確認される
まで警報を発するので、勝手な判断で警報を停止させて
しまって異常発生への対応が遅れる等の問題がなく、信
頼性が向上する。 【００１７】 【発明の効果】本発明のセキュリティ監視通話システム
は、異常警報時、警報監視盤と住宅情報盤の間の通話が
成立するか、あるいは警報元に足を運んで住宅情報盤を
直接操作するかして、住居の実際の状況が確認されるま
で警報を発するので、信頼性が向上する。
いて設置されるセキュリティ監視通話システムに関す
る。 【０００２】 【従来の技術】この種のセキュリティ監視通話システム
として、セキュリティセンサと、住宅情報盤と、警報監
視盤とを備えたものが一般的に存在する。セキュリティ
センサは、各住居に設置され、火災やガス漏れ等の異常
を検知することによって異常検知信号を発信するもので
ある。住宅情報盤は、セキュリティセンサと同様に各住
居に設置されるものであり、セキュリティセンサの異常
検知信号を受信することによって警報を発する。警報監
視盤は、管理人室等に設置され、住宅情報盤の警報を集
中監視するものであり、警報停止スイッチを備えてい
る。また、警報監視盤は、住宅情報盤との間に通話回線
を有しており、各住居と通話可能になっている。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なセキュリティ監視通話システムにおいては、住宅情報
盤が警報を発した場合、警報監視盤にて警報停止スイッ
チを操作することによって、警報を停止させることがで
きる。しかしながら、住居の実際の状況を確認すること
なく勝手な判断で警報を停止させることができるため、
例えば誤報でないのに誤報であると判断してしまって異
常発生への対応が遅れる等の問題が生じてしまう。 【０００４】本発明は、かかる事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、住居の実際の状況が確認
されるまで警報を発することにより信頼性が向上したセ
キュリティ監視通話システムを提供するにある。 【０００５】 【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、本発明のセキュリティ監視通話システムは、各住
居に設置され異常を検知することにより異常検知信号を
発信するセキュリティセンサと、各住居に設置されセキ
ュリティセンサの異常検知信号を受信することにより警
報を発する住宅情報盤と、管理人室等に設置され住宅情
報盤の警報を集中監視するものであって住宅情報盤との
間に通話回線を有する警報監視盤と、を備えたセキュリ
ティ監視通話システムにおいて、前記住宅情報盤を、セ
キュリティセンサの異常検知信号を受信中に通話回線を
通じて警報監視盤の呼出信号を受信することにより警報
を停止し、かつ、呼出信号の受信終了までの間に通話が
成立しなければ再度警報を発するよう構成してなり、通
話状態になったときは、通話終了後も警報の停止が継続
され、通話状態にならなかったときは、呼出信号の送信
終了後に再び警報が発せられるようになしたことを特徴
とする。 【０００６】 【作用】この構成によれば、異常警報時、警報監視盤と
住宅情報盤の間の通話が成立するか、あるいは警報元に
足を運んで住宅情報盤を直接操作するかして、住居の実
際の状況が確認されるまで警報が発せられる。 【０００７】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図１乃至図３に基
づいて説明する。 【０００８】このセキュリティ監視通話システムは、セ
キュリティセンサ1 と、住宅情報盤2 と、警報監視盤10
とを備える。 【０００９】セキュリティセンサ1 は、各住居に設置さ
れ、火災やガス漏れ等の異常を検知することによって異
常検知信号を発信するものである。 【００１０】住宅情報盤2 は、セキュリティセンサ1 と
同様に各住居に設置されるものであり、セキュリティセ
ンサ1 の異常検知信号を受信することによって警報を発
するとともに、後述の警報監視盤10に異常内容及び住居
番号を通報する。この住宅情報盤2 は、セキュリティセ
ンサ1 の異常検知信号を受信中に通話回線を通じて警報
監視盤10の呼出信号を受信することにより警報を停止
し、かつ、呼出信号の受信終了までの間に通話が成立し
なければ再度警報を発するよう構成される。具体的に
は、センサ受信回路3 、ＣＰＵ4 、呼出通話制御回路5
、ＮＯＴ回路6 、ＡＮＤ回路7 、警報音出力回路8 等
から構成される。 【００１１】センサ受信回路3 は、セキュリティセンサ
1 の異常検知信号を受信するものである。ＣＰＵ4 は、
センサ受信回路3 が異常検知信号を受信することによっ
て所定の処理を行うものである。このＣＰＵ4 の出力
は、センサ受信回路3 が異常検知信号を受信した場合は
ＨＩＧＨ、センサ受信回路3 が異常検知信号を受信して
いない場合はＬＯＷとなる。 【００１２】呼出通話制御回路5 は、警報監視盤10から
の呼出信号を受信して所定の制御を行うものである。こ
の呼出通話制御回路5 の出力は、呼出信号を受信した場
合はＨＩＧＨ、呼出信号を受信していない場合はＬＯＷ
となる。また、呼出通話制御回路5 は、呼出信号を受信
中に通話状態になった場合、呼出信号の受信が終了した
後セキュリティセンサ1 が異常を検知していない状態に
復旧するまで出力をＬＯＷとする。 【００１３】ＮＯＴ回路6 は、呼出通話制御回路5 の出
力を反転させるものである。つまり、呼出通話制御回路
5 の出力がＨＩＧＨである場合は自己の出力をＬＯＷと
し、呼出通話制御回路5 の出力がＬＯＷである場合は自
己の出力をＨＩＧＨとする。ＡＮＤ回路7 は、ＣＰＵ4
の出力とＮＯＴ回路6 の出力とを入力として取り込み、
所定の出力を行うものである。すなわち、ＣＰＵ4 の出
力とＮＯＴ回路6 の出力が両方ＨＩＧＨである場合のみ
自己の出力をＨＩＧＨとし、その他の場合は出力をＬＯ
Ｗとする。警報音出力回路8 は、ＡＮＤ回路7 の出力が
ＨＩＧＨである場合のみ、スピーカ9 を介して警報音を
出力するものである。 【００１４】警報監視盤10は、管理人室等に設置され、
住宅情報盤2 の警報を集中監視するものである。この警
報監視盤10は、住宅情報盤2 との間に通話回線を有して
おり、各住居と通話可能になっている。 【００１５】このセキュリティ監視通話システムは、次
のように動作する。まず、セキュリティセンサ1が異常
を検知することにより、住宅情報盤2が警報を発すると
ともに警報監視盤10に通報する。次いで、警報監視盤10
から住宅情報盤2に通話回線を通じて呼出信号が送信さ
れることにより、住宅情報盤2は警報を一旦停止する。
そして、警報監視盤10と住宅情報盤2が通話状態になっ
たときは、通話終了後も警報の停止が継続される。ここ
で、警報監視盤10と住宅情報盤2が通話状態にならなか
ったときは、警報監視盤10による呼出信号の送信が終了
後、住宅情報盤2にて再び警報が発せられ、管理人等が
現場に足を運んで警報を停止させることになる。 【００１６】かかるセキュリティ監視通話システムは、
異常警報時、警報監視盤10と住宅情報盤2 の間の通話が
成立するか、あるいは警報元に足を運んで住宅情報盤2
を直接操作するかして、住居の実際の状況が確認される
まで警報を発するので、勝手な判断で警報を停止させて
しまって異常発生への対応が遅れる等の問題がなく、信
頼性が向上する。 【００１７】 【発明の効果】本発明のセキュリティ監視通話システム
は、異常警報時、警報監視盤と住宅情報盤の間の通話が
成立するか、あるいは警報元に足を運んで住宅情報盤を
直接操作するかして、住居の実際の状況が確認されるま
で警報を発するので、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】異常警報時に警報監視盤と住宅情報盤の間に通
話があった場合のタイミングチャートである。 【図３】異常警報時に警報監視盤と住宅情報盤の間に通
話がなかった場合のタイミングチャートである。 【符号の説明】 1 セキュリティセンサ 2 住宅情報盤 10 警報監視盤
話があった場合のタイミングチャートである。 【図３】異常警報時に警報監視盤と住宅情報盤の間に通
話がなかった場合のタイミングチャートである。 【符号の説明】 1 セキュリティセンサ 2 住宅情報盤 10 警報監視盤
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 各住居に設置され異常を検知することに
より異常検知信号を発信するセキュリティセンサと、各
住居に設置されセキュリティセンサの異常検知信号を受
信することにより警報を発する住宅情報盤と、管理人室
等に設置され住宅情報盤の警報を集中監視するものであ
って住宅情報盤との間に通話回線を有する警報監視盤
と、を備えたセキュリティ監視通話システムにおいて、
前記住宅情報盤を、セキュリティセンサの異常検知信号
を受信中に通話回線を通じて警報監視盤の呼出信号を受
信することにより警報を停止し、かつ、呼出信号の受信
終了までの間に通話が成立しなければ再度警報を発する
よう構成してなり、通話状態になったときは、通話終了
後も警報の停止が継続され、通話状態にならなかったと
きは、呼出信号の送信終了後に再び警報が発せられるよ
うになしたことを特徴とするセキュリティ監視通話シス
テム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08626394A JP3508201B2 (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | セキュリティ監視通話システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08626394A JP3508201B2 (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | セキュリティ監視通話システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07296284A JPH07296284A (ja) | 1995-11-10 |
| JP3508201B2 true JP3508201B2 (ja) | 2004-03-22 |
Family
ID=13881939
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08626394A Expired - Fee Related JP3508201B2 (ja) | 1994-04-25 | 1994-04-25 | セキュリティ監視通話システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3508201B2 (ja) |
-
1994
- 1994-04-25 JP JP08626394A patent/JP3508201B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07296284A (ja) | 1995-11-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20031215 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |