JP3506512B2 - 土木用粒体 - Google Patents

土木用粒体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、包装材料等として汎用さ
れている樹脂発泡体を再利用した土木用の粒体に関す
る。
【0002】
【発明の技術的背景】包装材料あるいは緩衝材等として
樹脂を5〜80倍程度に発泡させながら成形した樹脂発
泡体が広く使用されている。こうした樹脂発泡体は、被
梱包の形態等に対応して所定の形状に発泡成形され、ま
たこうした樹脂発泡体自体の強度はそれほど高くないこ
とからそのままの形態で繰り返し使用することが難し
い。そこで、従来は、使用された樹脂発泡体を焼却して
廃棄するのが一般的である。
【0003】ところが、樹脂発泡体は、比重が低いため
(即ち体積が大きいため)に焼却廃棄のためのコストが
高くなると共に、発熱量が大きいために、こうした樹脂
発泡体を焼却廃棄すると焼却炉が傷むという問題があ
る。
【0004】そこで、このような樹脂発泡体は、石油製
品であり、限りある化石資源を有効に利用しようとする
昨今の情勢から、一旦使用された樹脂発泡体を焼却廃棄
せずに再利用しようとする試みがなされている。
【0005】こうした樹脂発泡体の再利用方法として、
樹脂発泡体を粉砕してこの粉砕物をコンクリート中に混
和して軽量骨材として使用する方法などが提案されてい
る。しかしながら、樹脂発泡体は非常に嵩高であり、ま
た発泡体を形成する樹脂の種類、発泡倍率等により、粉
砕物の特性が異なることから、発泡体の状態での再利用
には限界がある。
【0006】樹脂発泡体はポリスチレンのような熱可塑
性樹脂で形成されていることが多く、こうした樹脂発泡
体を熱処理すれば、その体積は減少する。こうして体積
が減ぜられた樹脂発泡体(熱処理物)を、非酸化雰囲気
で加熱して、発泡体を形成していた樹脂を熱分解により
油状物にまで分解して、こうして得られた油状物を利用
しようとする提案もある。
【0007】しかしながら、樹脂発泡体を形成する樹脂
自体がそれほど高価な樹脂ではないので、こうした樹脂
発泡体を再利用するためのコストには自ずと制限があ
り、再利用するための処理に費やせる費用も制限され、
再利用のためのコストが必要以上に高くなるような再利
用法は、実際には採用されにくいのである。
【0008】
【発明の目的】本発明は、樹脂発泡体を低コストで処理
して、従来は主としてサーマル利用が考えられていたも
のをマテリアルとして土木分野で有効に再利用を図るこ
とを目的としている。
【0009】即ち、本発明は、樹脂発泡体を熱処理して
得られる樹脂ペレットを土木の分野で使用する途を開く
ものであり、具体的には樹脂発泡体を充填した新規な土
木用粒体を提供することを目的としている。
【0010】
【発明の概要】本発明の土木用粒体は、樹脂発泡体の熱
処理により形成され、平均径が2〜25mmの範囲内にあ
り、圧縮強度が30〜70kgf/cm2の範囲内にあり、比
重が0.5〜0.95の範囲内にある樹脂ペレットからな
土木用粒体であり、該土木用粒体が、樹脂発泡体ブロ
ックと共に用いられるものであることを特徴としてい
る。
【0011】本発明の土木用粒体は、樹脂発泡体を熱処
理、即ち樹脂発泡体を加熱減容することにより製造され
たものであり、特定の平均径、圧縮強度および比重を有
する樹脂ペレットである。
【0012】本発明の土木用粒体は上記のような、平均
粒子径および圧縮強度を有するので、従来の骨材、砕石
などと同様に使用することができる。こうした特性を有
するにも拘わらず、本発明の土木用粒体は、従来土木分
野で使用されていた砕石などよりも軽量であり、作業性
に富んでいる。しかも、この樹脂ペレットは化学的に安
定であり、水あるいは土砂との長期間の接触によっても
その特性が変動することがない。
【0013】このような本発明の土木用粒体は、使用済
みの樹脂発泡体を加熱処理、即ち樹脂発泡体の粉砕物を
加熱して減容することにより容易に製造することができ
る。従って、本発明により使用済み樹脂発泡体の新たな
用途が提供される。
【0014】
【発明の具体的説明】次に本発明の土木用粒体について
具体的に説明する。本発明の土木用粒体は、樹脂発泡体
を熱処理することにより製造される樹脂ペレットからな
る。ここで熱処理される樹脂発泡体は、ポリスチレン、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ABS、MBSおよび
ポリエチレンテレフタレートのような通常使用されてい
る樹脂から形成された発泡体である。本発明の土木用粒
体を製造する際には、上記のような従来から使用されて
いる種々の樹脂で形成された樹脂発泡体を使用すること
が可能であるが、本発明では特にポリスチレン、ポリオ
レフィン(例:ポリエチレン、ポリプロピレン)、AB
SまたはMBSのいずれかの樹脂から形成された樹脂発
泡体を用いることが好ましい。このような樹脂からなる
発泡体は、使用量が多く大量に処理することが必要であ
ると共に、熱処理が容易であるために処理コストが低く
安価に樹脂ペレットを供給することができ、しかも熱処
理により得られるペレットの圧縮強度が高い。本発明で
使用される樹脂ペレットは、異なる樹脂から形成された
発泡体の混合物を熱処理して調製してもよいが、樹脂に
より熱処理温度が異なる場合が多いので、同一の樹脂か
らなる発泡体をまとめて熱処理することにより、より効
率的に熱処理を行うことができると共に、得られる樹脂
ペレットの物性の変動幅も少なくなる。従って、本発明
では、例えば樹脂毎に熱処理することが好ましい。こう
して熱処理して樹脂ペレットを製造した後は、異なる樹
脂から形成されるペレットを組み合わせて使用すること
は可能である。
【0015】本発明で使用される樹脂ペレットは、上記
のような樹脂で形成された発泡体を粉砕し、熱処理して
減容することにより、含有される空気の少なくとも一部
を排除し、その体積を減じたペレットである。
【0016】樹脂発泡体の熱処理方法には種々の方法が
既に知られており、本発明で土木用粒体はこうした方法
のいずれの方法を採用して形成されたものであってもよ
い。例えば、発泡ポリスチレンの熱処理は、必要により
粗粉砕された発泡ポリスチレンを好ましくは加熱された
水蒸気を主な熱源として、330〜390℃、より好ま
しくは350℃程度に加熱する。このようにして加熱さ
れた発泡ポリスチレンは、溶融し、樹脂発泡体中に包含
されていた空気が放出される。こうして溶融した樹脂を
空気等で冷却しながら移動させ、ある程度の粘度に達し
た時点でカットしてさらに冷却することにより樹脂ペレ
ットを製造することができ、この樹脂ペレットを本発明
の土木用粒体として使用することができる。
【0017】また、長時間加熱する場合は、樹脂によっ
ても異なるが、この加熱温度は120℃以上、好ましく
は150℃程度以上であってもよい。さらに、加熱と同
時に機械的に押圧して減容することもできる。
【0018】本発明の土木用粒体は、上記の方法に限ら
ず、例えば加熱水蒸気の代わりに遠赤外線を用いて加熱
することにより製造することもできる。さらに、粗粉砕
された樹脂発泡体を擂り鉢状の粉砕器に投入して粉砕し
ながら120〜150℃の摩擦熱を利用して溶融してペ
レット化することもできる。
【0019】上記樹脂ペレットの製造方法は、単に本発
明で使用する樹脂ペレットの一例を示すものであり、樹
脂発泡体に熱を加えて樹脂発泡体中に包含される空気を
除去出来る方法であれば、上記の方法以外の方法であっ
ても樹脂ペレットを製造することができる。
【0020】熱処理する前の樹脂発泡体の密度は通常は
0.01〜0.05g/cm3程度であるが、上記のように熱
処理をして、その比重を0.5〜0.95の範囲内、好ま
しくは0.7〜0.95の範囲内、特に好ましくは0.8
〜0.9程度にする。即ち、本発明で使用する樹脂ペレ
ットは、原料となる樹脂発泡体の10倍程度の比重を有
しており、樹脂発泡体中に包含される空気の大部分は上
記熱処理により排出される。
【0021】本発明の土木用粒体の形状には特に制限が
なく、不定形、球形、楕円球形、柱状、油滴状など種々
の形状のものを使用することができる。しかしながら、
この土木用粒体は、天然の砕石や骨材等の代わりに使用
されることから、従来使用されている天然の砕石や骨材
と同等の粒径を有していることが好ましい。従って、本
発明の土木用粒体は、個々の粒体の最も短い差し渡し径
の平均値(本発明では「平均径」と記載する)が2〜2
5mm、好ましくは3〜15mmの範囲内にある。このよう
な平均径を有する土木用粒体は、砕石あるいは骨材とし
て扱い易く、しかも、この粒体を敷き詰めた部分に圧力
がかかった際に圧力がそれぞれの粒体に分散するため
に、割れなどの破損が少ない。
【0022】また、本発明の土木用粒体は、上述のよう
に種々の形状を有することから嵩密度は比重よりも低
く、通常は0.2〜0.5kg/m3程度である。このような
土木用粒体の圧縮強度は30〜70kgf/cm2、好ましく
は35〜60kgf/cm2の範囲内にある。即ち、樹脂発泡
体を熱処理することにより、発泡体中に含有される大部
分の気泡が消滅して樹脂ペレット中にはわずかに気泡が
残存するだけであり、樹脂発泡体と比較すると著しく圧
縮強度が向上して上記のような値を示す。従って、この
ような土木用粒体を敷き詰めた上を、例えば建築用重機
が走行したとしてもこの土木用粒体が破壊されることが
ない。因みに、例えば樹脂発泡体を製造するために市販
されている樹脂の原料ペレットは、気泡が全く含有され
ていないため、圧縮強度に関してみると本発明で使用さ
れる樹脂ペレットよりも高い値(例えばポリスチレンの
場合840〜910Kgf/cm2程度)を示すものが多い
が、価格が本発明で使用される樹脂ペレットの100倍
近くになり、こうした原料ペレットを土木用粒体として
使用しようとする発想自体、全く実現性がないのであ
る。
【0023】本発明の土木用粒体は、通常の砕石等の同
様に、例えば地中埋設用の粒体として使用することがで
きる。さらに、本発明の土木用粒体は、圧縮強度が高
く、しかも化学的に安定であるので、従来から使用され
ている砕石の代わりに、あるいは砕石と共に使用するこ
とができる。そして、本発明の土木用粒体は、上述のよ
うに高い圧縮強度を有しているので、例えばこの土木用
粒体を敷設した上を大型の土木用の大型重機が走行して
も、この土木用粒体が圧潰することが殆どない。
【0024】また、本発明の土木用粒体は、軽量である
ことを利用して、例えば、セメントを混練する際に、骨
材の代わりに本発明の土木用粒体を配合することによ
り、軽量コンクリートを製造することができる。
【0025】特に本発明の土木用粒体は、樹脂発泡体ブ
ロックを用いた盛土工法において、樹脂発泡体ブロック
と併用することが好ましい。即ち、図1に示すように、
本発明の土木用粒体は、傾斜地に発泡樹脂ブロックを用
いて道路を構築する際の発泡樹脂ブロックと傾斜した地
盤との間隙を埋める土の代わりに使用することができ
る。
【0026】図1は、傾斜地に構築された道路の断面を
模式的に示す断面図である。傾斜地に例えばポリスチレ
ン製の樹脂発泡体ブロックを用いて道路10を構築する
際には、まず傾斜地11の表面を整地し岩盤を露出させ
る。次いで、構築される道路10の側壁12となるよう
にコンクリートパネル等を垂直に立設する。
【0027】こうして形成された側壁12と傾斜地11
との間に樹脂発泡体ブロック13を一段づつ敷き詰め
る。こうして敷き詰められた樹脂発泡体ブロック13上
にさらに樹脂発泡体ブロック13を敷き詰めて樹脂発泡
体ブロックを所定の高さになるまで積層する。
【0028】 ところが、このようにして敷き詰め、積
層される樹脂ブロックは長方体であり、このような長方
体の樹脂ブロックを敷き詰め、積層すると傾斜地との間
に間隙を生ずる。そこで、側壁12を立設した後、最下
段の樹脂発泡体ブロック13aを敷設する前に、本発明
の土木用粒体14aを側壁12と傾斜地11との間に投
入して平坦面を形成する。即ち、樹脂発泡体ブロック1
3aが水平に敷設できるように土木用粒体14aを用いて
整地した後に、樹脂発泡体ブロック13aを敷き詰め
る。こうして樹脂発泡体ブロック13aを敷き詰める
と、この樹脂発泡体ブロック13aの側端部と傾斜地1
1との間に間隙が形成されるので、この間隙に本発明の
土木用粒体14bを投入し樹脂発泡体ブロック13aの上
端部と同一レベルにする。こうして平坦面を形成した上
に樹脂発泡体ブロック13bを敷設し、さらに同様にし
て本発明の土木用粒体を用いて平坦部を形成した後、樹
脂発泡体ブロック13cを敷き詰める。このようにして
所定の高さまで順次樹脂発泡体ブロック13を積層した
後、コンクリート等の道路用の構造材15を敷設するこ
とにより、傾斜地に容易に道路を構築することができ
る。
【0029】 このようにして本発明の土木用粒体を樹
脂発泡体ブロックと組み合わせて使用することにより、
傾斜地等に道路を容易に構築することができる。この土
木用粒体は高い圧縮強度を有しているので、道路上を車
両が走行しても、この土木用粒体が圧潰することはな
しかも、本発明の土木用粒体は、ポリスチレン樹脂
発泡体ブロックと同様に、化学的に安定であるので、水
あるいは土砂との長期間の接触によってもこの土木用粒
体が変質することがない。また、砕石に比べてこの土木
用粒体は軽量であるので、作業製が良好であると共に、
自重によって、樹脂発泡体ブロックを傷つけることがな
い。
【0030】本発明の土木用粒体は、上記のようにその
ままの状態で、従来の砕石などと同様に使用することが
できる他、袋状体に充填して使用することも可能であ
る。また、本発明の土木用粒体32は、図2に示すよ
う、軟弱地盤(例えばN値が0〜10程度)35に、コ
ンクリート等で形成された埋設管34を埋め込む際に埋
め戻し用土砂31の代わりに使用することができる。即
ち、軟弱地盤35に埋設管34を埋め込む際には、ま
ず、軟弱地盤35に埋設用の溝30を形成する。次い
で、この溝30の底部に樹脂発泡体ブロック33を敷き
詰め、この樹脂発泡体ブロック33の上に埋設管34を
配置する。こうして埋設管34を配置した後、この埋設
管34の周囲に本発明の土木用粒体32を充当して、埋
設管34を固定する。こうして土木用粒体32を充当し
た後、溝30の表面部分を土で埋め戻す。このように土
木用粒体32と樹脂発泡体ブロック33とを組み合わせ
ることにより、軟弱地盤中に重量の大きな埋設管34を
埋め込んでも、樹脂発泡体ブロック33および土木用粒
体32が周囲の軟弱地盤35より比重が小さいので、埋
設管34の自重によってこの埋設管34の沈降を防止す
ることができる。
【0031】上記は本発明の土木用粒体の一実施例を例
示的に示したまでであり、本発明の技術的範囲におい
て、本発明の土木用粒体は本発明の範囲内において種々
に改変することができることは勿論である。
【0032】
【発明の効果】本発明の土木用粒体は、廃棄されるべき
樹脂発泡体を熱処理することにより形成された所定の物
性を有する樹脂ペレットであり、本発明により従来は焼
却廃棄されていた樹脂発泡体を新たなマテリアルとして
利用することを可能になったのである。
【0033】即ち本発明の土木用粒体は、樹脂発泡体を
熱処理することにより製造されたものである。このよう
に樹脂発泡体を熱処理することにより得られる樹脂ペレ
ットは、圧縮強度が高く、しかも土壌よりも比重が低
い。従って、本発明の土木用粒体は、例えば大型の土木
工事機械が走行するような過酷な条件であっても使用す
ることができる。しかも、本発明の土木用粒体は軽量で
あるために、作業性に富んでおり、さらにこの土木用粒
体は化学的に安定であり、水あるいは土砂との長期間の
接触によってもその特性が変動することがない。
【0034】そして、この土木用粒体は、使用済みの樹
脂発泡体を原料として、これを加熱処理することにより
製造することができるので、非常に低コストで製造する
ことができる。
【0035】また、本発明の土木用粒体を樹脂発泡体ブ
ロックと組み合わせて使用することにより、軟弱地盤に
構築される構造物の沈降を有効に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の土木用粒体を用いて構築さ
れた道路の断面を模式的に示す図である。
【図2】 図2は、本発明の土木用粒体の他の使用例を
示す斜視図である。
【符号の説明】
10・・・道路 11・・・傾斜地 12・・・側壁 13a,13b,13c・・・樹脂発泡体ブロック 14a,14b・・・土木用粒体 15・・・道路用構造体 32・・・土木用粒体 33・・・樹脂発泡体ブロック 34・・・埋設管 35・・・軟弱地盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 田 智 嘉 東京都港区浜松町2丁目4番25号 岡三 興業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−185430(JP,A) 特開 平5−271655(JP,A) 特開 平6−57248(JP,A) 特開 昭60−188501(JP,A) 特開 昭62−21904(JP,A) 特開 平7−26262(JP,A) 特開 昭53−126020(JP,A) 特開 平8−177025(JP,A) 特開 平6−316919(JP,A) 実開 平2−101827(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09K 17/00 - 17/50 E02D 17/00 - 17/20 E02D 3/12 E02B 3/04 - 3/14 B29B 9/00 - 9/16 B29B 17/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂発泡体の熱処理により形成され、平
    均径が2〜25mmの範囲内にあり、圧縮強度が30〜7
    0kgf/cm2の範囲内にあり、比重が0.5〜0.95の範
    囲内にある樹脂ペレットからなる土木用粒体であり、該
    土木用粒体が、樹脂発泡体ブロックと共に用いられるも
    のであることを特徴とする土木用粒体
  2. 【請求項2】 土木用粒体が、樹脂発泡体ブロックと共
    に用いられる地中埋設用粒体であることを特徴とする請
    求項第1項記載の土木用粒体。
  3. 【請求項3】 土木用粒体が、樹脂発泡体を用いた盛土
    工法における樹脂発泡体ブロックと共に用いられる地中
    埋設用粒体であることを特徴とする請求項第2項記載の
    土木用粒体。
  4. 【請求項4】 樹脂ペレットが、樹脂発泡体を粉砕し、
    加熱減容してなることを特徴とする請求項第1項記載の
    土木用粒体。
  5. 【請求項5】 樹脂ペレットが、ポリスチレン、ポリオ
    レフィン、ABSおよびMBSよりなる群から選ばれる
    少なくとも一種類の樹脂の発泡体を熱処理により減容す
    ることにより形成されていることを特徴とする請求項第
    1項記載の土木用粒体。
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