JP3506232B2 - 液晶表示装置の駆動方法及びその方法を使用する携帯機器 - Google Patents

液晶表示装置の駆動方法及びその方法を使用する携帯機器

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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容量性負荷特性を
持ついずれかの画素への1画素選択期間中にソースドラ
イバからデータ信号を出力する液晶表示装置の駆動方法
及びその方法を使用する携帯機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カラー表示できる液晶表示装置は
低消費電力や携帯性の利便性から開発が盛んになってい
る。
【0003】一般に、液晶表示装置においては、システ
ムではバックライトが多くの電力を消費しているととも
にモジュールではソースドライバが多くの電力を消費し
ている。
【0004】前者については、バックライト無しの反射
型カラー液晶が登場し、低消費電力化を図っている。
【0005】一方、後者については、液晶画素における
選択期間外でソースドライバをハイインピーダンス状態
にし電流量を少なくすることによって電力供給を節約し
ていた。
【0006】例えば、特開平2−210492号公報に
開示された液晶表示駆動装置では、液晶駆動用電源を高
インピーダンス状態つまりスタンバイ状態にして消費電
力低減を行っている。
【0007】上記の液晶駆動用電源とは、例えば信号線
を駆動するドライバのことであり、出力をハイインピー
ダンスにしてドライバと液晶パネルとを電気的に絶縁状
態にすることによって低消費電力化を図っているもので
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の液晶表示装置の駆動方法では、低消費電力化という
点で、液晶画素における実際の信号書き込み時間外でソ
ースドライバをハイインピーダンス状態にし電流量を少
なくする施策のみでは未だ充分では無いという問題点を
有している。
【0009】このことは、携帯電話、PDA(Personal
Digital Assistants) 及びノートパソコン等の機器は、
1回充電してもその使用可能な時間が限られており、電
池切れや充電による使用中断が見受けられることから、
さらなる低消費電力化が求められているものである。
【0010】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、低消費電力化を図ること
ができ、又は表示品質を確保して低消費電力化を図り得
る液晶表示装置の駆動方法及びその方法を使用する携帯
機器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置の
駆動方法は、上記課題を解決するために、容量性負荷特
性を持ついずれかの画素への1画素選択期間中にソース
ドライバからデータ信号を出力する液晶表示装置の駆動
方法において、上記1画素選択期間中において、ソース
ドライバからのデータ信号が出力される期間と出力され
ない期間との両方が存在しているとともに、1画素選択
期間中におけるソースドライバからデータ信号が出力さ
れる期間は、最初の第1のデータ信号出力期間と、最後
の第2のデータ信号出力期間との少なくとも2つの期間
に分割され、上記第1のデータ信号出力期間は1画素選
択期間中における前半に存在する一方、上記第2のデー
タ信号出力期間は1画素選択期間中における後半に存在
する一方、上記第1のデータ信号出力期間と第2のデー
タ信号出力期間との間における上記ソースドライバから
のデータ信号が出力されない期間においては、ソースド
ライバの出力がハイインピーダンス状態になっているこ
を特徴としている。
【0012】また、本発明の液晶表示装置の駆動方法
は、上記記載の液晶表示装置の駆動方法において、上記
第1のデータ信号出力期間に印加されるソースドライバ
の出力と、上記第2に印加されるソースドライバの出力
とは、同じ電圧であることを特徴としている。
【0013】上記の発明によれば、容量性負荷特性を持
ついずれかの画素への1画素選択期間中にソースドライ
バからデータ信号が出力される。そして、1画素選択期
間中において、ソースドライバからのデータ信号が出力
される期間と出力されない期間との両方が存在してい
る。
【0014】このため、1画素選択期間中の一部の期間
について、ソースドライバをハイインピーダンスにする
ことによって、トータルのソースドライバ動作時間を低
減することになり、ソースドライバの消費電力を低減す
ることができる。
【0015】また、本発明では、1画素選択期間中にお
けるソースドライバからのデータ信号は、最初の第1の
データ信号出力期間と、最後の第2のデータ信号出力期
間との少なくとも2つの期間に分割される一方、上記第
1のデータ信号出力期間は1画素選択期間中における前
半に存在する一方、上記第2のデータ信号出力期間は1
画素選択期間中における後半に存在する。
【0016】上記の発明によれば、ソースドライバから
のデータ信号出力は、1画素選択期間における少なくと
も後半に出力される。
【0017】このため、ソースドライバからのデータ信
号出力後のソースドライバ非出力期間を短くして、画素
への印加電圧の低下を防止することができ、かつ表示品
質を確保することができる。
【0018】また、上記の発明によれば、ソースドライ
バからのデータ信号は、1画素選択期間中において少な
くとも2つ以上に分割して出力される。
【0019】これにより、最初のソースドライバ出力期
間がプリチャージとしての効果があるため、画素への充
電を補助するとともに、高速応答化も図ることができ
る。
【0020】一方、第1のデータ信号出力期間の開始点
と1画素選択期間の開始点との間のソースドライバ非出
力期間は、なるべく早く画素に書き込む必要があるた
め、できるだけ小さい方が良い。この点、第1のデータ
信号出力期間は1画素選択期間中における前半に存在す
ることによって、この必要性を満たすことができる。
【0021】また、第2のデータ信号出力期間の終了点
と1画素選択期間の終了点との間のソースドライバ非出
力期間は、前述したように、画素への印加電圧が低下す
るためできるだけ小さい方が良い。この点、第2のデー
タ信号出力期間は1画素選択期間中における後半に存在
することによって、この必要性を満たすことができ、表
示品質を確保することができる。
【0022】したがって、低消費電力化を図り得る液晶
表示装置の駆動方法を提供することができる。
【0023】また、本発明の液晶表示装置の駆動方法
は、上記課題を解決するために、上記記載の液晶表示装
置の駆動方法において、ソースドライバからのデータ信
号出力終了点と1画素選択期間の終了点との時間差が1
画素選択期間の0%よりも大きくかつ20%以下である
ことを特徴としている。
【0024】上記の発明によれば、ソースドライバから
のデータ信号出力終了点と1画素選択期間の終了点との
時間差が1画素選択期間の0%よりも大きくかつ20%
以下である。
【0025】これにより、表示品質を確実に確保して低
消費電力化を図ることができる。
【0026】また、本発明の液晶表示装置の駆動方法
は、上記課題を解決するために、上記記載の液晶表示装
置の駆動方法において、最初の第1のデータ信号出力期
間の開始点と1画素選択期間の開始点との時間差が1画
素選択期間の20%以内であるとともに、最後の第2の
データ信号出力期間の終了点と1画素選択期間の終了点
との時間差が1画素選択期間の20%以内であることを
特徴としている。
【0027】上記の発明によれば、最初の第1のデータ
信号出力期間の開始点と1画素選択期間の開始点との時
間差が1画素選択期間の20%以内であるとともに、最
後の第2のデータ信号出力期間の終了点と1画素選択期
間の終了点との時間差が1画素選択期間の20%以内で
ある。
【0028】これによって、確実に、表示品質を確保し
て低消費電力化を図ることができる。
【0029】また、本発明の液晶表示装置の駆動方法
は、上記課題を解決するために、上記記載の液晶表示装
置の駆動方法において、1画素選択期間であることを示
す走査信号が供給されるゲートバスライン及び画素の対
向電極とソースバスラインとの間で形成する電気容量
は、1つの画素が対向電極との間で形成する電気容量の
20倍以上となっていることを特徴としている。
【0030】上記の発明によれば、1画素選択期間であ
ることを示す走査信号が供給されるゲートバスライン及
び画素の対向電極とソースバスラインとの間で形成する
電気容量は、1つの画素が対向電極との間で形成する電
気容量の20倍以上となっている。
【0031】これにより、ソースドライバ非出力期間に
放電される電荷を補うことができ、表示品質の確保及び
低消費電力化を図ることができる。
【0032】また、本発明の液晶表示装置の駆動方法
は、上記課題を解決するために、上記記載の液晶表示装
置の駆動方法において、ソースドライバからデータ信号
の出力は、アクティブ素子を介して画素に出力されるこ
とを特徴としている。
【0033】上記の発明によれば、ソースドライバから
データ信号の出力は、アクティブ素子を介して画素に出
力される。
【0034】このため、アクティブ素子を採用する液晶
表示装置に対して低消費電力化を図ることができる。
【0035】また、本発明の液晶表示装置の駆動方法
は、上記課題を解決するために、上記記載の液晶表示装
置の駆動方法において、アクティブ素子は薄膜トランジ
スタであることを特徴としている。
【0036】上記の発明によれば、アクティブ素子は薄
膜トランジスタである。
【0037】このため、アクティブ素子が薄膜トランジ
スタであるとすることによって、汎用性の高い液晶表示
装置の駆動方法において、低消費電力化を図ることがで
きる。
【0038】また、本発明の携帯機器は、上記課題を解
決するために、上記記載の液晶表示装置の駆動方法を使
用することを特徴としている。
【0039】上記の発明によれば、例えば携帯電話等の
携帯機器は、上記記載の液晶表示装置の駆動方法を使用
する。
【0040】このため、低消費電力化を図ることがで
き、又は表示品質を確保して低消費電力化を図り得る携
帯電話等の携帯機器を提供することができる。
【0041】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕 本発明の実施の一形態について図1ないし図4に基づい
て説明すれば、以下の通りである。なお、本実施の形態
のアクティブマトリクス型の液晶表示装置は、例えば、
携帯電話、PDA(Personal Digital Assistants) 及び
ノートパソコン等の携帯機器において、好適に用いられ
るものである。
【0042】本実施の形態のアクティブマトリクス型の
液晶表示装置は、図2に示すように、液晶パネル1に対
してデータ信号を入力するデータ信号用ドライバとして
のソースドライバ3と、1画素選択期間における走査信
号を入力する走査信号用ドライバとしてのゲートドライ
バ4と、これらソースドライバ3及びゲートドライバ4
を制御するコントローラ5とから構成されている。
【0043】上記液晶パネル1は、ガラス基板11と、
このガラス基板11上に設けられる格子状に配列された
データ信号を供給するソースバスライン6…及び走査信
号を供給するゲートバスライン7…と、各格子点毎に設
けられたスイッチング素子である薄膜トランジスタ(以
下、「TFT:Thin Film Transistor」と称する。)1
2…と、図3にも示すように、TFT12…を介して上
記ソースバスライン6…に接続される画素電極13…
と、この画素電極13…に対して後述する液晶層18…
を介して対向するコモン電極8が設けられている。
【0044】上記画素電極13は、図4に示すように、
本実施の形態では、ゲートバスライン7及びソースバス
ライン6やTFT12の上層に設けられる層間絶縁膜1
4を介して設けられている一方、この画素電極13とT
FT12とは、画素電極13がコンタクトホール13a
にてTFT12のドレイン電極である接続電極15に接
触することにより接続されている。
【0045】上記コンタクトホール13aの下部におい
ては、電荷蓄積容量14が上記接続電極15と電荷蓄積
容量電極(以下、「Cs電極」と称する。)16との重
畳領域によって形成されており、両者に挟まれたゲート
絶縁膜17が電荷蓄積容量14の誘電体層として作用す
る構造になっている。
【0046】また、TFT12…のソース及びドレイン
は、各々ソースバスライン6…と接続電極15とに接続
されている。
【0047】さらに、上記の画素電極13の上側には液
晶層18が設けられ、その上にはコモン電極8を介して
ガラス基板19が設けられている。
【0048】上記の液晶表示装置における駆動方法につ
いて説明する。
【0049】上記の液晶表示装置においては、図2に示
すように、各ソースドライバ3及びゲートドライバ4か
ら出力された信号がソースバスライン6…及びゲートバ
スライン7…を通りTFT12…に入力される。
【0050】そして、上記ゲートドライバ4からの走査
信号にて選択された1画素選択期間に対してTFT12
…がON状態となり、これによって、ソースドライバ3
からデータ信号電圧が液晶層18…に印加される。ま
た、この液晶層18…には、対向電極としてのコモン電
極8…から対向電圧が印加されている。
【0051】上記構成の液晶表示装置において、パワー
セーブモードが装備されているソースドライバ3では、
任意のタイミングでソースドライバIC(Integrated C
ircuit) の出力回路の出力がハイインピーダンスにな
り、ソースバスライン6…はフローティングの状態にな
るように設定されている。このように、出力回路の出力
がハイインピーダンスにすると、出力回路部分での消費
電流が減少し、低消費電力化が図れる。
【0052】この結果、ゲートバスライン7…の電圧変
化は、図1(a)に示すように、画素選択期間におい
て、任意の画素についてデータ信号が入力できるように
一定期間高電圧状態になっている。
【0053】この1画素選択期間中に、図1(b)に示
すように、前記ソースドライバ3から出力されたデータ
信号を前記TFT12…を介して液晶層18に入力す
る。
【0054】ここで、本実施の形態では、このソースド
ライバ3からのデータ信号の出力については、1画素選
択期間中において、ソースドライバ3からのデータ信号
が出力される期間であるソースドライバ出力期間T3と
出力されない期間であるソースドライバ非出力期間T1
・T2との両方が存在するようにしている。
【0055】ところで、1画素選択期間中において、こ
のようにソースドライバ3からの出力期間を短くする
と、逆にドレイン電極への充電が悪くなることが懸念さ
れる。
【0056】これに対して、ソースバスライン6…の電
圧変化は、図1(c)に示すように、画素への充電は目
標電圧である10Vを確保することができることを確認
した。
【0057】また、上記条件における液晶表示装置の表
示品質について、後述する実施例に示すように、実験的
検討を行ったところ、1画素選択期間中においてソース
ドライバ3の出力期間が60%以上とした場合におい
て、明るさ及びコントラストが良好であることが判明し
た。
【0058】この結果、ソースドライバ3の出力が約4
0%減少し、低消費電力化を図ることが可能となった。
【0059】また、本実施の形態では、上記の実施例1
の結果により、ソースドライバ3からのデータ信号出力
終了点と1画素選択期間の終了点との時間差が1画素選
択期間の0%よりも大きくかつ20%以下にすれば、明
るさ及びコントラストが良好であり、かつ低消費電力化
を図ることが確認できた。
【0060】すなわち、図1(a)(b)(c)に示す
ように、例えば、画素選択期間70μ秒の内の最初の1
4μ秒(ソースドライバ非出力期間T1)と最後の14
μ秒(ソースドライバ非出力期間T2)との期間は、ソ
ースドライバ3の出力をハイインピーダンス状態にし、
ソースドライバ3からの信号出力を行わないようにす
る。
【0061】そして、画素選択期間70μ秒における上
記最初の14μ秒(ソースドライバ非出力期間T1)と
最後の14μ秒(ソースドライバ非出力期間T2)の期
間との間の期間(ソースドライバ出力期間T3)中だけ
ソースドライバ3からの出力を行い、画素へのデータ信
号入力を行っている。
【0062】これによって、明るさ及びコントラストが
良好であり、低消費電力化を図ることが確認できた。
【0063】なお、この方法は駆動のゲートドライバ出
力信号の周期に対応する周波数をTV信号の場合の60
ヘルツにこだわることなく、変化させても効果的である
ことが確認されている。
【0064】また、液晶パネル1が高精細化され、ライ
ン数が多くなっても使用に問題は無い。
【0065】また、本実施の形態では、TFT12…を
備えた液晶表示装置についてのみ記載したが、必ずしも
これに限らず、他のアクティブ素子にも応用可能であ
る。
【0066】さらに、アクティブ素子の無い単純マトリ
クス駆動においても同様の低消費電力化を行うことがで
きる。
【0067】このように、本実施の形態の液晶表示装置
では、容量性負荷特性を持ついずれかの画素への1画素
選択期間中にソースドライバ3からデータ信号が出力さ
れる。
【0068】そして、1画素選択期間中において、ソー
スドライバ3からのデータ信号が出力される期間と出力
されない期間との両方が存在している。
【0069】このため、1画素選択期間中の一部の期間
について、ソースドライバ3をハイインピーダンスにす
ることによって、トータルのソースドライバ動作時間を
低減することになり、ソースドライバ3の消費電力を低
減することができる。
【0070】したがって、低消費電力化を図り得る液晶
表示装置の駆動方法を提供することができる。
【0071】また、本実施の形態の液晶表示装置の駆動
方法では、ソースドライバ3からのデータ信号出力終了
点と1画素選択期間の終了点との時間差が1画素選択期
間の0%よりも大きくかつ20%以下である。
【0072】これにより、表示品質を確実に確保して低
消費電力化を図ることができる。
【0073】また、本実施の形態の液晶表示装置の駆動
方法では、ソースドライバ3からのデータ信号の出力
は、アクティブ素子を介して画素に出力される。
【0074】このため、アクティブ素子を採用する液晶
表示装置に対して低消費電力化を図ることができる。
【0075】また、本実施の形態の液晶表示装置の駆動
方法では、アクティブ素子はTFT12…となってい
る。
【0076】このため、アクティブ素子がTFT12…
であるとすることによって、汎用性の高い液晶表示装置
の駆動方法において、低消費電力化を図ることができ
る。
【0077】また、本実施の形態の例えば携帯電話等の
携帯機器は、上述した液晶表示装置の駆動方法や後述す
る実施の形態2ないし4に記載の液晶表示装置の駆動方
法を使用する。
【0078】このため、低消費電力化を図ることがで
き、又は表示品質を確保して低消費電力化を図り得る携
帯電話等の携帯機器を提供することができる。
【0079】なお、本実施の形態においては、上述した
ように、1画素選択期間中において、ソースドライバ3
からのデータ信号が出力される期間と出力されない期間
との両方が存在しているが、実際の1画素選択期間の概
念は、以下のようになっている。
【0080】すなわち、マトリクス型の液晶表示装置に
おいては、ゲートドライバ4の出力信号は、図2におい
て、ゲートドライバ4側(同図の左端側)のゲートバス
ライン7…上の波形と、ゲートドライバ4とは反対側
(同図の右端側)でのゲートバスライン7…上の波形と
は異なる。これは、ゲートバスライン7…が抵抗と容量
成分とを分布定数的に持っているためである。
【0081】したがって、同図に示すゲートバスライン
7…の左端側ではゲートドライバ4の出力信号は図1に
示す波形となるが、同図に示すゲートバスライン7…の
右端側になるに伴ってゲートドライバ4の出力信号はそ
の波形が前記抵抗と容量成分との影響によって鈍る。し
たがって、左端側よりも右端側の方が1画素選択期間が
遅れる。
【0082】このため、図2に示す左端のゲートドライ
バ4の出力信号にのみ合わせたタイミングにてソースド
ライバ出力をコントロールすると、図2に示す右端で
は、所望の表示品質が得られない場合がある。
【0083】よって、実際の設計では、ソースドライバ
出力期間T3が左端側の1画素選択期間の終点を越え、
ある程度(ゲートバスライン7…の時定数を考慮した
値)まで、延びるように設計する。つまり、1画素選択
期間の終点を越えてソースドライバ3が出力している場
合もある。
【0084】以上のように、1画素選択期間の概念は、
ゲートバスライン7…のいずれかのポイントで、その画
素を実際に選択している期間であり、ゲートバスライン
7…上で微妙にずれている。
【0085】〔実施の形態2〕 本発明の他の実施の形態について図5に基づいて説明す
れば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記の
実施の形態1の図面に示した部材と同一の機能を有する
部材については、同一の符号を付し、その説明を省略す
る。また、前記実施の形態1の各種の特徴点について
は、本実施の形態についても組み合わせて適用し得るも
のとする。
【0086】前記実施の形態1において、1画素選択期
間中において、ソースドライバ3からのデータ信号が出
力される期間であるソースドライバ出力期間T3と出力
されない期間であるソースドライバ非出力期間T1・T
2との両方が存在するようにして良いことを説明した。
【0087】本実施の形態では、前記実施の形態1の結
果を踏まえて、それでは、ソースドライバ出力期間T3
は、1画素選択期間中において、どのように印加すれば
良いかについて述べる。
【0088】結論的に、本実施の形態においては、図5
(a)(b)(c)に示すように、上記ソースドライバ
出力期間T3は、1画素選択期間における少なくとも後
半となっている。
【0089】すなわち、図5(b)に示すように、ソー
スドライバ出力期間T3の後のソースドライバ非出力期
間T2においては、図5(c)に示すように、ドレイン
電圧が低下する。したがって、このドレイン電圧の低下
期間が少しでも短い方が良い。
【0090】このことから、理論的に、ソースドライバ
3のソースドライバ出力が1画素選択期間中においてな
るべく後ろ側にある方が良いことが分かる。
【0091】なお、上記のドレイン電圧が低下する理由
は、ソースドライバ出力が終了してから1画素選択期間
終了までの間に画素電荷が放電されるためであり、その
時間の大小が画素電荷保持能力に依存していることを示
すものである。
【0092】上記のことから、本実施の形態において
は、ソースドライバ3のソースドライバ出力が1画素選
択期間中において少なくとも後半に出力するものとなっ
ている。
【0093】このことを、確認するために、後述する実
施例2に示すように、ソースドライバ出力終了点と1画
素選択期間の終了点との時間差とコントラストとの関係
について、実験的検討を行ったところ、1画素選択期間
内の終点側を非出力期間としても良いことがわかり、上
記のことが確認できた。
【0094】このように、本実施の形態の液晶表示装置
の駆動方法では、ソースドライバ3からのデータ信号出
力は、1画素選択期間における少なくとも後半に出力さ
れる。
【0095】このため、ソースドライバ出力期間T3経
過後のソースドライバ非出力期間T2を短くして、画素
への印加電圧の低下を防止することができ、かつ表示品
質を確保することができる。
【0096】〔実施の形態3〕 本発明の他の実施の形態について図6及び図7に基づい
て説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜
上、前記の実施の形態1及び実施の形態2の図面に示し
た部材と同一の機能を有する部材については、同一の符
号を付し、その説明を省略する。また、前記実施の形態
1及び実施の形態2の各種の特徴点については、本実施
の形態についても組み合わせて適用し得るものとする。
【0097】前記実施の形態1及び実施の形態2におい
ては、1画素選択期間中に1期間しかデータ入力を行わ
なかったが、本実施の形態では、データ入力を複数に分
割しすることについて検討した。
【0098】すなわち、本実施の形態においては、図6
(a)(b)(c)に示すように、1画素選択期間中に
おいて、ソースドライバ出力を2つに分割して入力す
る。
【0099】なお、上記においては、ソースドライバ出
力を2つに分割したが、必ずしもこれに限らず、より多
くの複数に分割することも可能である。
【0100】具体的には、同図(b)に示すように、1
画素選択期間中におけるソースドライバ3からのデータ
信号は、最初の第1のデータ信号出力期間t1と、最後
の第2のデータ信号出力期間t2との少なくとも2つの
期間に分割される。また、第1のデータ信号出力期間t
1は1画素選択期間中における前半に存在する一方、第
2のデータ信号出力期間t2は1画素選択期間中におけ
る後半に存在するようにしている。
【0101】なお、上記の各第1のデータ信号出力期間
t1及び第2のデータ信号出力期間t2に印加するソー
スドライバ出力は、同じ電圧とする。
【0102】このように、1画素選択期間中の後半にお
ける最後のタイミングで前記液晶層18にデータを書き
込み、次に、1画素選択期間中の前半におけるタイミン
グで書き込むことによって、次回書き込みまでの間隔が
最小にできることから効果的である。
【0103】また、上記最初の第1のデータ信号出力期
間t1は、画素に対してのプリチャージ効果があるの
で、画素への充電を補助するとともに、高速応答化も図
ることができる。
【0104】すなわち、第1のデータ信号出力期間t1
にて画素が充電されて電荷により液晶容量が変化し、そ
の後、その液晶容量が変化した液晶層18を含む画素に
第2のデータ信号出力期間t2にて再充電することによ
って、第1のデータ信号出力期間t1+ソースドライバ
非出力期間t3+第2のデータ信号出力期間t2全てに
印加する場合と同様の応答速度を得ることができる。こ
れによって、ソースドライバ非出力期間t3について画
素への印加をしない本実施の形態の液晶表示装置の駆動
方法においても、通常と同等な応答速度を得ることがで
きるものとなっている。
【0105】また、単純に第1のデータ信号出力期間t
1+第2のデータ信号出力期間t2というように連続し
た場合よりもソースドライバ非出力期間t3を設けた方
が、その期間で液晶層18も変化し、その変化後改めて
第2のデータ信号出力期間t2にて印加することにより
応答速度が早くなる。
【0106】ここで、同図(b)に示す第2のデータ信
号出力期間t2の終了点と1画素選択期間の終了点との
間のソースドライバ非出力期間t5は、前記実施の形態
2で述べた理由により、少しでも短い方が良い。
【0107】一方、同図(b)に示す第1のデータ信号
出力期間t1の開始点と1画素選択期間の開始点との間
のソースドライバ非出力期間t4は、なるべく早く画素
に書き込む必要があるので、できるだけ小さい方が良
い。
【0108】本実施の形態においては、このことを確認
するために、後述する実施例3に示す実験的検討を行っ
た。すなわち、実施例3における実験では、1画素選択
期間中におけるソースドライバ3からのデータ信号出力
時間のタイミングを変えて、コントラスト評価を行っ
た。
【0109】その結果、第1のデータ信号出力期間t1
は、より1画素選択期間中の開始点に近く、かつ第2の
データ信号出力期間t2は、より1画素選択期間中の終
了点に近い方が良好であることが分かった。
【0110】さらに、具体的には、最初の第1のデータ
信号出力期間t1の開始点と1画素選択期間の開始点と
の時間差が1画素選択期間の20%以内であるととも
に、最後の第2のデータ信号出力期間t2の終了点と1
画素選択期間の終了点との時間差が1画素選択期間の2
0%以内とすれば良いことを確認した。
【0111】これによって、明るさ及びコントラストが
良好であり、低消費電力化を図る得ることが確認でき
た。
【0112】一例として、例えば、図7(a)(b)
(c)に示すように、1画素選択期間70μ秒中の最初
の15μ秒(第1のデータ信号出力期間t1)と最後の
15μ秒(第2のデータ信号出力期間t2)の期間中だ
けソースドライバ3から信号出力を行い、TFT12を
介して画素へのデータ信号入力を行う。
【0113】なお、1画素選択期間中における第1のデ
ータ信号出力期間t1と第2のデータ信号出力期間t2
との間におけるソースドライバ非出力期間t3について
は、ソースドライバ3の出力をハイインピーダンス状態
にし、ソースドライバ3からの信号出力及び画素へのデ
ータ信号入力を行わない。
【0114】上記の例においては、特に、1画素選択期
間の開始点からの最初と、1画素選択期間の終了点まで
の最後にソースドライバ3からの信号出力を行っている
が、このように、1画素選択期間中の最後のタイミング
で前記液晶層18にデータを書き込み、次に、1画素選
択期間中の最初のタイミングで書き込むことによって、
次回書き込みまでの間隔が最小にできることから、より
効果的である。
【0115】これによって、明るさ及びコントラストが
良好であり、低消費電力化を図ることが可能となる。
【0116】なお、この方法は駆動のゲートドライバ出
力信号の周期に対応する周波数をTV信号の場合の60
ヘルツにこだわることなく、変化させても効果的である
ことが確認されている。
【0117】また、液晶パネル1が高精細化され、ライ
ン数が多くなっても使用に問題は無い。
【0118】また、本実施の形態では、TFT12…を
備えた液晶表示装置についてのみ記載したが、必ずしも
これに限らず、他のアクティブ素子にも応用可能であ
る。
【0119】さらに、アクティブ素子の無い単純マトリ
クス駆動においても同様の低消費電力化を行うことがで
きる。
【0120】このように、本実施の形態の液晶表示装置
では、ソースドライバ3からのデータ信号は、1画素選
択期間中において少なくとも2つ以上に分割して出力さ
れる。
【0121】なお、これら分割されたソースドライバ3
からの各データ信号は、いずれも同じ大きさの印加電圧
である。したがって、本実施の形態では、ソースドライ
バ3の最大又は最小出力電圧を印加するプリチャージや
ディスチャージとは異なり、該タイミングにおける消費
電流の増加が低いものとなる。
【0122】また、最初の第1のデータ信号出力期間t
1がプリチャージとしての効果があるため、画素への充
電を補助するとともに、高速応答化も図ることができ
る。
【0123】また、本実施の形態の液晶表示装置の駆動
方法では、1画素選択期間中におけるソースドライバ3
からのデータ信号は、最初の第1のデータ信号出力期間
t1と、最後の第2のデータ信号出力期間t2との少な
くとも2つの期間に分割される一方、第1のデータ信号
出力期間t1は1画素選択期間中における前半に存在す
る一方、第2のデータ信号出力期間t2は1画素選択期
間中における後半に存在する。
【0124】すなわち、第1のデータ信号出力期間t1
の開始点と1画素選択期間の開始点との間のソースドラ
イバ出力期間t4は、なるべく早く画素に書き込む必要
があるため、できるだけ小さい方が良い。この点、第1
のデータ信号出力期間t1は1画素選択期間中における
前半に存在することによって、この必要性を満たすこと
ができる。
【0125】また、第2のデータ信号出力期間の終了点
と1画素選択期間の終了点との間のソースドライバ非出
力期間t5は、前述したように、画素への印加電圧が低
下するのでできるだけ小さい方が良い。この点、第2の
データ信号出力期間t2は1画素選択期間中における後
半に存在することによって、この必要性を満たすことが
でき、表示品質を確保することができる。
【0126】また、本実施の形態の液晶表示装置の駆動
方法では、最初の第1のデータ信号出力期間t1の開始
点と1画素選択期間の開始点との時間差が1画素選択期
間の20%以内であるとともに、最後の第2のデータ信
号出力期間t2の終了点と1画素選択期間の終了点との
時間差が1画素選択期間の20%以内である。
【0127】これによって、確実に、表示品質を確保し
て低消費電力化を図ることができる。
【0128】〔実施の形態4〕 本発明の他の実施の形態について図8に基づいて説明す
れば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記の
実施の形態1〜3の図面に示した部材と同一の機能を有
する部材については、同一の符号を付し、その説明を省
略する。また、前記実施の形態1〜3の各種の特徴点に
ついては、本実施の形態についても組み合わせて適用し
得るものとする。
【0129】本実施の形態では、図8に示すように、ソ
ースバスライン6…が、前記ゲートバスライン7…及び
対向電極であるコモン電極8との間で形成する第1の電
気容量(CSC)41と、1つの画素が対向電極である
コモン電極8との間で形成する第2の電気容量(CLC
+CS)42との関係を知ることについて、実施例4に
示す実験的検討を行った。
【0130】その結果、コントラストの低下により表示
品位が低下するのは、容量比が20倍を下回った時であ
ることが分かった。
【0131】これより、容量比が20倍を超える時、1
画素選択期間内に、ソースバスライン6…からデータ信
号が出力される期間と出力されない期間との両方が存在
していても良好なコントラスト及び表示品位にて表示す
ることができることが分かった。
【0132】すなわち、この理由は、ソースドライバ出
力期間T3並びに第1のデータ信号出力期間t1及び第
2のデータ信号出力期間t2において、第2の電気容量
(CLC+CS)42のみならず第1の電気容量(CS
C)41も同時に充電するため、ソースドライバ非出力
期間T1・T2及びソースドライバ非出力期間t3・t
4・t5においては、第1の電気容量(CSC)41が
第2の電気容量(CLC+CS)42から放電される電
荷を補う働きをするためであり、この容量比が20倍を
下回った時には、上記の効果が期待できなくなるためで
ある。
【0133】ただし、この場合には、特に、ソースドラ
イバ出力期間T3並びに第1のデータ信号出力期間t1
及び第2のデータ信号出力期間t2における1画素選択
期間中の割合については問題としない。
【0134】なお、本実施の形態においても、この方法
は、駆動のゲートドライバ出力信号の周期に対応する周
波数をTV信号の場合の60ヘルツにこだわることな
く、変化させても効果的であることが確認されている。
【0135】また、液晶パネル1が高精細化され、ライ
ン数が多くなっても使用に問題は無い。
【0136】さらに、本実施の形態では、TFT12…
を備えた液晶表示装置についてのみ記載したが、必ずし
もこれに限らず、他のアクティブ素子にも応用可能であ
る。
【0137】このように、本実施の形態の液晶表示装置
の駆動方法では、1画素選択期間であることを示す走査
信号が供給されるゲートバスライン7…及び画素のコモ
ン電極8とソースバスライン6…との間で形成する第1
の電気容量(CSC)41は、1つの画素がコモン電極
8との間で形成する第2の電気容量(CLC+CS)4
2の20倍以上となっている。
【0138】これにより、ソースドライバ非出力期間に
放電される電荷を補うことができ、表示品質の確保及び
低消費電力化を図ることができる。
【0139】
【実施例】〔実施例1〕 本実施例1においては、1画素選択期間中において、ど
れくらいの期間、ソースドライバ3のデータ信号を出力
すれば良いか、換言すれば、1画素選択期間中において
どれくらいソースドライバ3のデータ信号の出力をOF
Fしても良いかについて実験的検討を行った。
【0140】実験は、具体的には、ソースドライバ3か
らのデータ信号入力のタイミングを変えて表示品位を観
察した。
【0141】上記表示品位としては、明るさ及びコント
ラストについて評価した。
【0142】明るさ及びコントラストの測定方法は、図
9に示すように、液晶パネル1に対して、垂直方向から
30度の角度で入射光レンズ21により光を入射し、垂
直方向に設けた受光レンズ22にて受光して明るさを測
定する方法で行った。また、測定に際しては、酸化マグ
ネシウムからなる白板を基準として行った。
【0143】さらに、コントラストは、明暗両状態の明
るさを測定した後、 コントラスト=(明の明るさ)/(暗の明るさ) により計算した。
【0144】一方、ソースドライバ3からのデータ信号
入力のタイミングとしては、1画素選択期間70μ秒の
内、非出力時間が始点側と終点側とで当時間となるよう
に、開始から35μ秒を中心として前後に当時間分を変
化させた。
【0145】この結果、ソースドライバ3からの出力時
間とコントラストとの関係は、図10に示すように、ソ
ースドライバ3からの出力時間が略40μ秒までは、コ
ントラストが略10以下であるが、ソースドライバ3か
らの出力時間が略40μ秒以上になるとソースドライバ
3からの出力時間が略55μ秒までコントラストが直線
的に上昇し、ソースドライバ3からの出力時間が略55
μ秒から70μ秒までは、略コントラスト略30の定常
状態となることが分かった。
【0146】また、コントラストとして実用的な値は、
略16程度以上であり、その結果、ソースドライバ3か
らの出力時間が、略42μ秒以上であれば、好ましいこ
とが分かった。
【0147】したがって、1画素選択期間中におけるソ
ースドライバ3のデータ信号の出力期間は、1画素選択
期間中における60%以上であれば良いことが確認でき
た。
【0148】また、この実験によって、1画素選択期間
内の始点及び終点を含むそれぞれ20%以内で画素への
データ信号の入力開始及び終了を行ったときに、明る
さ、コントラストが良好であることがわかった。
【0149】〔実施例2〕 本実施例2においては、1画素選択期間内の始点側及び
終点側のいずれの側を非出力期間とすれば良いかについ
ての実験的検討を行った。
【0150】すなわち、実験では、70μ秒の1画素選
択期間内で20μ秒のソースドライバ出力のタイミング
を変化させながらコントラストを測定した。
【0151】なお、この20μ秒の値は、そのまま20
μ秒/70μ秒×100≒30%の消費電力とはならな
い。この理由は、消費電力を構成する要素には、例え
ば、ソースドライバ3、ゲートドライバ4、コモン電極
8及びコントローラ5等があり、これらの組み合わせに
よって消費電力が決定されるためである。
【0152】上記の実験の結果、図11に示すように、
ソースドライバ3からのデータ信号出力終了点は、1画
素選択期間の終了点に近い方がコントラストが良いこと
が分かった。 すなわち、図11に示すように、ソース
ドライバ3からのデータ信号出力終了点と1画素選択期
間の終了点との時間差が14μ秒以内となっている場合
においてコントラストは約23以上であり、良好な値と
なる。
【0153】このことから、1画素選択期間内の終点側
を非出力期間とすれば、良いということがわかった。
【0154】〔実施例3〕 本実施例3においては、1画素選択期間中において、ソ
ースドライバ出力を2つに分割して入力する場合につい
て、1画素選択期間中におけるソースドライバ3からの
データ信号出力時間のタイミングを変えて、コントラス
ト評価を行った。
【0155】実験は、ソースドライバ3からの信号出力
は、1画素選択期間中70μ秒における第1のデータ信
号出力期間t1と第2のデータ信号出力期間t2は、い
ずれも15μ秒とした。
【0156】そして、先ず、図7(b)に示すように、
第1のデータ信号出力期間t1の開始点とゲートドライ
バ4の出力0Nとのタイミングを一致させるとともに、
図7では記載していないが、第2のデータ信号出力期間
t2の終了点とゲートドライバ4の出力OFFとの時間
差を変え、コントラストの評価を行った。
【0157】その結果、図12に示すように、第2のデ
ータ信号出力期間t2の出力は、1画素選択期間の終了
点に近い方がコントラストが良好であることが分かっ
た。
【0158】次に、第1のデータ信号出力期間t1の開
始点とゲートドライバ4の出力0Nとの時間差を増加さ
せるとともに、図7(b)に示すように、第2のデータ
信号出力期間t2の終了点とゲートドライバ4の出力O
FFとは一致させて、コントラストの評価を行った。
【0159】その結果、やはり図12と同様の結果が得
られた。すなわち、第1のデータ信号出力期間t1の出
力は、より1画素選択期間の開始点に近い方がコントラ
ストが良好であることが分かった。
【0160】さらに、最初の第1のデータ信号出力期間
t1の開始点と1画素選択期間の開始点との時間差が1
画素選択期間の20%以内であるとともに、最後の第2
のデータ信号出力期間t2の終了点と1画素選択期間の
終了点との時間差が1画素選択期間の20%以内とすれ
ば良いことを確認した。
【0161】これによって、明るさ及びコントラストが
良好であり、低消費電力化を図得ることが確認でき
た。
【0162】〔実施例4〕 本実施例4においては、ソースバスライン6…が、前記
ゲートバスライン7…及び対向電極であるコモン電極8
との間で形成する第1の電気容量(CSC)41と、1
つの画素が対向電極であるコモン電極8との間で形成す
る第2の電気容量(CLC+CS)42との関係を知る
ための実験を行った。
【0163】実験は、先ず、ソースドライバ3のソース
電圧として、5Vの電圧を1画素選択期間の50%の時
間だけ印加し、その後、ソースドライバ3をハイインピ
ーダンス状態にし、信号出力をしないようにしたとき
の、第2の電気容量の電圧つまりドレイン電圧と、第2
の電気容量と第1の電気容量との比(以下、「容量比」
という)との関係について検討した。
【0164】その結果、ドレイン電圧は容量比によっ
て、図13に示すように変化することが分かった。
【0165】すなわち、容量比が20倍を下回った時
に、ドレイン電圧が低下し、コントラストの低下が起こ
ることが分かる。
【0166】次に、前記図8に示す等価回路において、
±5Vの矩形波を印加し、容量比を変化させた。
【0167】その結果、図14に示すように、容量比を
減少させると次第にコントラストが低下してくることが
わかり、特に、容量比が20倍を下回った時に、コント
ラストの低下が起こることが分かる。
【0168】また、このとき、実際の目視評価を行った
が、その結果、図15に示すように、容量比が15以下
では目視評価の結果が悪いが、容量比が20以上では目
視評価の結果が良好であることが分かった。
【0169】この結果、容量比が20倍を超える時、1
画素選択期間内に、ソースドライバ3からデータ信号が
出力される期間と出力されない期間の両方が存在してい
ても良好なコントラスト・表示品位で表示することがで
きることが分かった。
【0170】
【発明の効果】本発明の液晶表示装置の駆動方法は、以
上のように、1画素選択期間中において、ソースドライ
バからのデータ信号が出力される期間と出力されない期
間との両方が存在しているとともに、1画素選択期間中
におけるソースドライバからデータ信号が出力される期
間は、最初の第1のデータ信号出力期間と、最後の第2
のデータ信号出力期間との少なくとも2つの期間に分割
され、上記第1のデータ信号出力期間は1画素選択期間
中における前半に存在する一方、上記第2のデータ信号
出力期間は1画素選択期間中における後半に存在する一
方、上記第1のデータ信号出力期間と第2のデータ信号
出力期間との間における上記ソースドライバからのデー
タ信号が出力されない期間においては、ソースドライバ
の出力がハイインピーダンス状態になっている方法であ
る。
【0171】また、本発明の液晶表示装置の駆動方法
は、上記記載の液晶表示装置の駆動方法において、上記
第1のデータ信号出力期間に印加されるソースドライバ
の出力と、上記第2に印加されるソースドライバの出力
とは、同じ電圧である方法である。
【0172】それゆえ、1画素選択期間中の一部の期間
について、ソースドライバをハイインピーダンスにする
ことによって、トータルのソースドライバ動作時間を低
減することになり、ソースドライバの消費電力を低減す
ることができる。
【0173】また、本発明では、1画素選択期間中にお
けるソースドライバからのデータ信号は、最初の第1の
データ信号出力期間と、最後の第2のデータ信号出力期
間との少なくとも2つの期間に分割される一方、上記第
1のデータ信号出力期間は1画素選択期間中における前
半に存在する一方、上記第2のデータ信号出力期間は1
画素選択期間中における後半に存在する。
【0174】それゆえ、ソースドライバからのデータ信
号出力後のソースドライバ非出力期間を短くして、画素
への印加電圧の低下を防止することができ、かつ表示品
質を確保することができるという効果を奏する。
【0175】また、ソースドライバからのデータ信号
は、1画素選択期間中において少なくとも2つ以上に分
割して出力される。
【0176】それゆえ、最初のソースドライバ出力期間
がプリチャージとしての効果があるため、画素への充電
を補助するとともに、高速応答化も図ることができると
いう効果を奏する。
【0177】一方、第1のデータ信号出力期間の開始点
と1画素選択期間の開始点との間のソースドライバ非出
力期間は、なるべく早く画素に書き込む必要があるた
め、できるだけ小さい方が良い。この点、第1のデータ
信号出力期間は1画素選択期間中における前半に存在す
ることによって、この必要性を満たすことができる。
【0178】また、第2のデータ信号出力期間の終了点
と1画素選択期間の終了点との間のソースドライバ非出
力期間は、前述したように、画素への印加電圧が低下す
るためできるだけ小さい方が良い。この点、第2のデー
タ信号出力期間は1画素選択期間中における後半に存在
することによって、この必要性を満たすことができ、表
示品質を確保することができるという効果を奏する。
【0179】したがって、低消費電力化を図り得る液晶
表示装置の駆動方法を提供することができるという効果
を奏する。
【0180】また、本発明の液晶表示装置の駆動方法
は、以上のように、上記記載の液晶表示装置の駆動方法
において、ソースドライバからのデータ信号出力終了点
と1画素選択期間の終了点との時間差が1画素選択期間
の0%よりも大きくかつ20%以下である方法である。
【0181】それゆえ、表示品質を確実に確保して低消
費電力化を図ることができるという効果を奏する。
【0182】また、本発明の液晶表示装置の駆動方法
は、以上のように、上記記載の液晶表示装置の駆動方法
において、最初の第1のデータ信号出力期間の開始点と
1画素選択期間の開始点との時間差が1画素選択期間の
20%以内であるとともに、最後の第2のデータ信号出
力期間の終了点と1画素選択期間の終了点との時間差が
1画素選択期間の20%以内である方法である。
【0183】それゆえ、確実に、表示品質を確保して低
消費電力化を図ることができるという効果を奏する。
【0184】また、本発明の液晶表示装置の駆動方法
は、以上のように、上記記載の液晶表示装置の駆動方法
において、1画素選択期間であることを示す走査信号が
供給されるゲートバスライン及び画素の対向電極とソー
スバスラインとの間で形成する電気容量は、1つの画素
が対向電極との間で形成する電気容量の20倍以上とな
っている方法である。
【0185】それゆえ、ソースドライバ非出力期間に放
電される電荷を補うことができ、表示品質の確保及び低
消費電力化を図ることができるという効果を奏する。
【0186】また、本発明の液晶表示装置の駆動方法
は、以上のように、上記記載の液晶表示装置の駆動方法
において、ソースドライバからデータ信号の出力は、ア
クティブ素子を介して画素に出力される方法である。
【0187】それゆえ、アクティブ素子を採用する液晶
表示装置に対して低消費電力化を図ることができるとい
う効果を奏する。
【0188】また、本発明の液晶表示装置の駆動方法
は、以上のように、上記記載の液晶表示装置の駆動方法
において、アクティブ素子は薄膜トランジスタである方
法である。
【0189】それゆえ、アクティブ素子が薄膜トランジ
スタであるとすることによって、汎用性の高い液晶表示
装置の駆動方法において、低消費電力化を図ることがで
きるという効果を奏する。
【0190】また、本発明の携帯機器は、以上のよう
に、上記記載の液晶表示装置の駆動方法を使用するもの
である。
【0191】それゆえ、低消費電力化を図ることがで
き、又は表示品質を確保して低消費電力化を図り得る携
帯電話等の携帯機器を提供することができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における液晶表示装置の駆動方法の実施
の一形態を示すものであり、(a)はゲートドライバ出
力を示すタイミングチャート、(b)はソースドライバ
出力を示すタイミングチャート、(c)はドレイン電圧
を示すタイミングチャートである。
【図2】上記液晶表示装置を示す概略構成図である。
【図3】上記液晶パネルの一画素を示す平面図である。
【図4】上記液晶パネルの構成を示す断面図である。
【図5】本発明における液晶表示装置の駆動方法の他の
実施の形態を示すものであり、(a)はゲートドライバ
出力を示すタイミングチャート、(b)はソースドライ
バ出力を示すタイミングチャート、(c)はドレイン電
圧を示すタイミングチャートである。
【図6】本発明における液晶表示装置の駆動方法のさら
に他の実施の形態を示すものであり、(a)はゲートド
ライバ出力を示すタイミングチャート、(b)はソース
ドライバ出力を示すタイミングチャート、(c)はドレ
イン電圧を示すタイミングチャートである。
【図7】上記液晶表示装置の駆動方法の変形例を示すも
のであり、(a)はゲートドライバ出力を示すタイミン
グチャート、(b)はソースドライバ出力を示すタイミ
ングチャート、(c)はドレイン電圧を示すタイミング
チャートである。
【図8】本発明における液晶表示装置の駆動方法のさら
に他の実施の形態を示すものであり、ソースバスライン
が、ゲートバスライン及び対向電極との間で形成する第
1の電気容量と、1つの画素が対向電極との間で形成す
る第2の電気容量とを示す等価回路図である。
【図9】液晶表示装置の駆動方法における明るさ及びコ
ントラストの測定方法を示す説明図である。
【図10】液晶表示装置の駆動方法におけるソースドラ
イバからの出力時間とコントラストとの関係を示す説明
図である。
【図11】液晶表示装置の駆動方法におけるソースドラ
イバ出力終了点と1画素選択期間終了点との時間差と、
コントラストとの関係を示す説明図である。
【図12】液晶表示装置の駆動方法における第2の出力
の終了点と1画素選択期間終了点との時間差と、コント
ラストとの関係の測定結果を示す説明図である。
【図13】液晶表示装置の駆動方法における容量比とド
レイン電圧との関係における測定結果を示す説明図であ
る。
【図14】液晶表示装置の駆動方法における容量比とコ
ントラストとの関係における測定結果を示す説明図であ
る。
【図15】液晶表示装置の駆動方法における容量比に対
する目視評価結果を示す説明図である。
【符号の説明】
1 液晶パネル 3 ソースドライバ 4 ゲートドライバ 6 ソースバスライン 7 ゲートバスライン 8 コモン電極(対向電極) 12 TFT(薄膜トランジスタ、アクティブ素子) 13 画素電極 18 液晶層 41 第1の電気容量〔CSC〕(ゲートバスライン
及び対向電極とソースバスラインとの間で形成する電気
容量) 42 第2の電気容量〔CLC+CS〕(1つの画素
が対向電極との間で形成する電気容量) T1 ソースドライバ非出力期間 T2 ソースドライバ非出力期間 T3 ソースドライバ出力期間 t1 第1のデータ信号出力期間 t2 第2のデータ信号出力期間 t3 ソースドライバ非出力期間 t4 ソースドライバ非出力期間 t5 ソースドライバ非出力期間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−62094(JP,A) 特開 平7−281641(JP,A) 特開 平11−73163(JP,A) 特開 平6−265847(JP,A) 実開 平6−10991(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/36 G02F 1/133 550 G09G 3/20 611 G09G 3/20 623 G09G 3/20 680

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容量性負荷特性を持ついずれかの画素への
    1画素選択期間中にソースドライバからデータ信号を出
    力する液晶表示装置の駆動方法において、 上記1画素選択期間中において、ソースドライバからの
    データ信号が出力される期間と出力されない期間との両
    方が存在しているとともに、 1画素選択期間中におけるソースドライバからデータ信
    号が出力される期間は、最初の第1のデータ信号出力期
    間と、最後の第2のデータ信号出力期間との少なくとも
    2つの期間に分割され、 上記第1のデータ信号出力期間は1画素選択期間中にお
    ける前半に存在する一方、上記第2のデータ信号出力期
    間は1画素選択期間中における後半に存在する一方、 上記第1のデータ信号出力期間と第2のデータ信号出力
    期間との間における上記ソースドライバからのデータ信
    号が出力されない期間においては、ソースドライバの出
    力がハイインピーダンス状態になっていること を特徴と
    する液晶表示装置の駆動方法。
  2. 【請求項2】上記第1のデータ信号出力期間に印加され
    るソースドライバの出力と、上記第2に印加されるソー
    スドライバの出力とは、同じ電圧であることを特徴とす
    る請求項1記載の液晶表示装置の駆動方法。
  3. 【請求項3】ソースドライバからのデータ信号出力終了
    点と1画素選択期間の終了点との時間差が1画素選択期
    間の0%よりも大きくかつ20%以下であることを特徴
    とする請求項1又は2記載の液晶表示装置の駆動方法。
  4. 【請求項4】最初の第1のデータ信号出力期間の開始点
    と1画素選択期間の開始点との時間差が1画素選択期間
    の20%以内であるとともに、 最後の第2のデータ信号出力期間の終了点と1画素選択
    期間の終了点との時間差が1画素選択期間の20%以内
    であることを特徴とする請求項1又は2記載の 液晶表示
    装置の駆動方法。
  5. 【請求項5】1画素選択期間であることを示す走査信号
    が供給されるゲートバスライン及び画素の対向電極とソ
    ースバスラインとの間で形成する電気容量は、1つの画
    素が対向電極との間で形成する電気容量の20倍以上と
    なっていることを特徴とする請求項1又は2記載の液晶
    表示装置の駆動方法。
  6. 【請求項6】ソースドライバからデータ信号の出力は、
    アクティブ素子を介して画素に出力されることを特徴と
    する請求項1又は2記載の液晶表示装置の駆動方法。
  7. 【請求項7】アクティブ素子は薄膜トランジスタである
    ことを特徴とする請求項6記載の液晶表示装置の駆動方
    法。
  8. 【請求項8】請求項1ないし7のいずれか1項に記載の
    液晶表示装置の駆動方法を使用することを特徴とする携
    帯機器。
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