JP3506231B2 - 着呼者呼び出し方法、通信機器、発呼者情報サーバおよび呼び出し制御装置 - Google Patents

着呼者呼び出し方法、通信機器、発呼者情報サーバおよび呼び出し制御装置

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JP3506231B2
JP3506231B2 JP2000118471A JP2000118471A JP3506231B2 JP 3506231 B2 JP3506231 B2 JP 3506231B2 JP 2000118471 A JP2000118471 A JP 2000118471A JP 2000118471 A JP2000118471 A JP 2000118471A JP 3506231 B2 JP3506231 B2 JP 3506231B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発呼側機器と着呼
側機器とが通信網を介して通信する通信工程に先立っ
て、着呼側で報知データを再生して着呼を報知する報知
工程を含む通信システムでの着呼者呼び出し方法に関す
るものであり、特に、着呼側での設定なしに、発呼側に
応じた報知データを再生して、着呼時に発呼者の情報を
報知可能な着呼者呼び出し方法、並びに、通信機器、発
呼者情報サーバおよび呼び出し制御装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば、携帯電話システムなど、発呼者
の電話番号を着呼者に通知可能な通信システムでは、予
めユーザが設定することで、着呼時に発呼者の情報を通
知可能な携帯電話が使用されている。例えば、携帯電話
のユーザが、電話番号と氏名との組み合わせを入力し
て、携帯電話のアドレス帳に記憶させている場合、当該
携帯電話は、着呼時に通知された発呼者番号に基づい
て、アドレス帳を検索し、一致する電話番号が見つかれ
ば、電話番号に対応する氏名を表示する。これにより、
ユーザは、応呼する前に、発呼者の氏名を知ることがで
き、用件の重要性などを類推して、応呼するか否かを決
めることができる。さらに、近年の似顔絵キャラクタを
表示可能な携帯電話では、上記アドレス帳に、さらに、
キャラクタを記憶させることで、発呼者の氏名だけでは
なく、似顔絵を表示することもできる。
【0003】また、携帯電話のユーザが、携帯電話のア
ドレス帳に、各電話番号をグループ分けして格納し、各
グループ毎に別のメロディを設定した場合、発呼者の電
話番号に基づいて、アドレス帳を検索し、発呼者の電話
番号が含まれるグループのメロディを再生する携帯電話
も使用されている。この場合、ユーザは、メロディによ
って、発呼者のグループを識別できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の構成では、着呼側の携帯電話のアドレス帳を参
照するため、着呼側での設定が不可欠であり、通信相手
が増えるに従って、設定に手間がかかるという問題を生
ずる。
【0005】特に、近年の携帯電話のように、キャラク
タやアニメーションを表示可能な通信機器では、より多
様な表現が可能になり、各表現を直感的に識別しやすく
なっている反面、直感的に識別可能なキャラクタやアニ
メーションを、各発呼者毎に生成する手間が増大する傾
向にある。
【0006】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、着呼側で設定することなく、
発呼者に応じて、着呼を報知する際の報知データを変更
可能な着呼者呼び出し方法、並びに、通信機器、発呼者
情報サーバおよび呼び出し制御装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る着呼者呼び
出し方法は、上記課題を解決するために、発呼者情報サ
ーバが、発呼者が操作する機器から、通信網を介して、
発呼側機器番号および着呼側機器番号と、発呼者情報と
の組み合わせを示すデータを受け取り、両番号と発呼者
情報との組み合わせを発呼者情報データベースに登録す
る登録工程と、発呼側機器が着呼側機器を発呼する発呼
工程と、発呼側機器または着呼側機器から、発呼側機器
番号および着呼側機器番号を受信し、上記発呼者情報デ
ータベースを参照して、受信した両機器番号に対応する
発呼者情報を取得する取得工程と、上記発呼者情報サー
バが、上記取得工程で取得された発呼者情報を示す伝送
データを上記着呼側機器へ伝える伝送工程と、上記報知
データとして、上記伝送データが示す発呼者情報を設定
する報知データ設定工程と、応呼に先立って、着呼側で
当該報知データを再生して着呼を報知する報知工程と
含むことを特徴としている。
【0008】また、本発明に係る着呼者呼び出し方法
は、上記課題を解決するために、発呼者情報サーバが、
発呼者が操作する機器から、通信網を介して、発呼側機
器番号および選択情報と、発呼者情報との組み合わせを
示すデータを受け取り、発呼側機器番号および選択情報
と発呼者情報との組み合わせを発呼者情報データベース
に登録する登録工程と、発呼側機器が着呼側機器を発呼
する発呼工程と、上記発呼側機器が発呼者情報データベ
ースに登録されている発呼者情報の概要を提示し、現発
呼でしようする発呼者情報を選択させる選択工程と、発
呼側機器および着呼側機器の少なくとも一方から、発呼
側機器番号および上記選択工程で選択された発呼者情報
を示す選択情報を受信し、上記発呼者情報データベース
を参照して、受信した発呼側機器番号および選択情報に
対応する発呼者情報を取得する取得工程と、上記発呼者
情報サーバが、上記取得工程で取得された発呼者情報を
示す伝送データを上記着呼側機器へ伝える伝送工程と、
上記報知データとして、上記伝送データが示す発呼者情
報を設定する報知データ設定工程と、応呼に先立って、
着呼側で当該報知データを再生して着呼を報知する報知
工程とを含むことを特徴としている。
【0009】これらの構成において、発呼者情報サーバ
は、発呼者が操作する機器から、通信網を介して、発呼
側機器番号および着呼側機器番号と発呼者情報との組み
合わせ、あるいは、発呼側機器番号および選択番号と発
呼者情報との組み合わせを示すデータを受け取り、両者
と発呼者情報との組み合わせを発呼者情報データベース
に登録している。
【0010】発呼側機器が着呼側機器を発呼すると、両
機器番号あるいは発呼側機器番号および選択番号に対応
する発呼者情報を示す伝送データが、着呼側機器へ送ら
れる。なお、上記伝送データは、発呼者情報自体であっ
てもよいし、例えば、識別コードなど、発呼者情報を特
定可能なデータであってもよい。後者の場合、伝送デー
タから発呼者情報を特定できるので、着呼側機器は、伝
送データが示す発呼者情報を持っていなくても、例え
ば、発呼者情報を蓄積するサーバなどから、当該伝送デ
ータで特定される発呼者情報を取得するなどして、発呼
者情報を取得できる。また、伝送データや発呼者情報
は、発呼側機器から通信網を介し、着呼側機器へ直接伝
送してもよいし、通信網に設けられ、発呼者情報を予め
蓄積する発呼者情報サーバを介して伝送してもよい。こ
の場合、発呼者情報サーバは、発呼側機器や着呼側機器
からの指示に応じて、着呼側機器へ発呼者情報を送信す
る。
【0011】いずれの場合であっても、着呼側機器は、
伝えられた伝送データに基づいて、発呼者情報を特定
し、当該発呼者情報を報知データとして再生すること
で、使用者に着呼を報知する。さらに、着呼側機器は、
応呼できる状況にあれば、応呼して、発呼側機器と通信
する。
【0012】上記構成によれば、通信前の着呼時点で着
呼側機器で再生される報知データは、発呼側で決定され
る発呼者情報に応じて変化する。この結果、着呼側機器
の使用者は、報知データに基づいて、発呼者や緊急度な
どを類推でき、応呼するか否かなどを決定できる。
【0013】また、発呼者情報は、発呼側で決定される
ため、着呼側機器の使用者が設定する必要がない。この
結果、発呼者情報(報知データ)がアニメーションの場
合など、作成に手間がかかるメディアであったとして
も、着呼者の負担を軽減できる。
【0014】また、選択工程を含んでいる場合は、当該
構成によれば、発呼毎に予め定められた複数のデータの
中から、発呼者情報が選択されるので、発呼側での手間
を余り増加させることなく、発呼者情報が固定されてい
る場合に比べて、発呼する際の状況に適した発呼者情報
を決定できる。この結果、着呼側機器は、より発呼時の
状況に応じた報知データを再生でき、より的確に発呼時
の状況を伝えることができる。
【0015】ところで、上記着呼者呼び出し方法では、
報知データが発呼側で決定されるため、着呼側が受け取
りたくない発呼者情報が報知データとして再生される虞
れがある。また、例えば、着呼側機器の近傍に使用者が
いなくて、着呼側が発呼者に拘らず応呼できない状況な
ど、発呼者情報の送信が不要な状況でも、発呼者情報が
送信される虞れもある。特に、発呼者情報としてアニメ
ーションなどの動画を使用した場合は、データ量が多い
ため、不要なときにも送信すると、通信網の負担が大き
くなってしまう。
【0016】したがって、本発明に係る着呼者呼び出し
方法には、上記各工程に加えて、上記発呼者情報を報知
データとして設定するか否かを予め設定する設定工程が
含まれている方が好ましい。
【0017】当該構成によれば、発呼者情報を報知デー
タとして設定するか否かが、着呼側で予め設定されてい
るので、着呼側機器の使用者が受け取りたくない発呼者
情報を拒否できる。加えて、設定不要な場合に発呼者情
報の伝送を省略できるので、通信網を伝送されるデータ
量を削減でき、通信網の負担を軽減できる。
【0018】ここで、上記発呼者情報は、発呼側機器か
ら着呼側機器へ伝送してもよいが、多くの場合、後述す
る発呼者情報サーバの数に比べて、発呼側機器の数の方
が多いので、発呼者情報サーバと通信網との通信路に比
べて、発呼側機器と通信網との間の方が通信容量を向上
させ難い。特に、発呼側機器が携帯機器のように、無線
通信路を介して通信網と接続される場合は、さらに、通
信容量の向上が難しい。この結果、発呼者情報がアニメ
ーションなどの動画の場合のように、データ量が多い場
合には、発呼側機器から発呼者情報を送信すると、通信
網の負担が大きくなってしまう。また、この場合は、発
呼側機器に各発呼者情報を記憶しておく必要があるの
で、例えば、発呼側機器が携帯機器の場合のように、記
憶容量よりも、寸法や重量の軽減の方が望まれる場合で
あっても、記憶容量を削減することができない。
【0019】したがって、上記伝送工程は、上記通信網
に設けられ、発呼者情報を格納する発呼者情報サーバ
が、上記発呼側機器からの指示に応じて、伝送データと
しての発呼者情報を、上記着呼側機器へ送信する工程を
含んでいる方が望ましい。
【0020】当該構成によれば、発呼者情報は、発呼側
機器の指示に応じて、発呼者情報サーバから着呼側機器
に送信される。また、発呼者情報は、発呼者情報サーバ
に一度格納すれば、同じ発呼者情報を使用する場合、発
呼側機器から再度伝送する必要がない。したがって、発
呼毎に発呼側機器から発呼者情報を送信する場合と比較
して、発呼側機器の記憶容量を増大させることなく、し
かも、通信網に負担をかけることなく、発呼者情報を着
呼側機器へ送信できる。
【0021】また、別の伝送方法として、さらに、受け
取った伝送データが示す発呼者情報が着呼側機器に蓄積
されていない場合、上記通信網に設けられ、発呼者情報
を格納する発呼者情報サーバから、着呼側機器が発呼者
情報を受け取る工程を含んでいてもよい。
【0022】当該構成によれば、着呼側機器は、受信し
た伝送データが示す発呼者情報が既に蓄積されているか
否かを判定し、蓄積されていない場合、発呼者情報サー
バから発呼者情報を受け取る。この結果、発呼者情報サ
ーバが発呼側機器からの指示に応じて発呼者情報を着呼
側機器に伝送する構成と同様、発呼側機器から発呼者情
報が伝送されないので、発呼側機器の記憶容量を増大さ
せることなく、しかも、通信網に負担をかけることな
く、発呼者情報を着呼側機器へ送信できる。加えて、発
呼者情報が着呼側機器に蓄積されていれば、発呼者情報
サーバから着呼側機器への伝送も不要なので、さらに、
通信網の負担を軽減できる。
【0023】ところで、発呼者情報サーバを設ける場
合、着呼側機器は、発呼者情報サーバとの回線接続と発
呼側機器との回線接続とを同時に維持してもよいが、上
記発呼者情報サーバからの発呼者情報伝送が終了するま
で、上記発呼側機器と着呼側機器との回線接続を遅延さ
せるタイミング調整工程を含んでいる方が望ましい。
【0024】当該構成によれば、発呼側機器と着呼側機
器との回線接続は、発呼者情報サーバから着呼側機器に
発呼者情報伝送が終了するまで遅延される。これによ
り、着呼側機器と通信網との間で同時に接続される回線
数が1本であっても、何ら支障なく、発呼側機器と異な
る発呼者情報サーバから、発呼者情報を取得できる。こ
の結果、着呼側機器が同時に2回線以上占有する場合に
比べて、通信網の負担を軽減できると共に、着呼側機器
の構成を簡略化できる。
【0025】一方、本発明に係る通信機器は、予め定め
られる報知データを再生して、使用者に着呼を報知する
着呼報知手段と、応呼した場合に通信網を介して発呼側
機器と通信する通信手段とが設けられた通信機器におい
て、上記課題を解決するために、上記通信網から、上記
発呼側機器が指示した発呼者情報を示す伝送データを受
信する受信手段と、上記報知データとして、上記伝送デ
ータが示す発呼者情報を設定する報知データ設定手段と
を備えていることを特徴としている。
【0026】なお、伝送データは、発呼者情報自体であ
ってもよいし、発呼者情報を特定可能なデータであって
よい。また、伝送データや発呼者情報は、発呼側機器か
ら通信網を介し、着呼側機器としての上記通信機器へ直
接伝送してもよいし、通信網に設けられ、発呼者情報を
予め蓄積する発呼者情報サーバを介して伝送してもよ
い。
【0027】上記構成において、通信手段による通信に
先立って、受信手段は、通信網から、発呼側機器が指示
した発呼者情報を示す伝送データを受け取り、報知デー
タ設定手段は、当該伝送データが示す発呼者情報を報知
データとして設定する。一方、着呼報知手段は、設定さ
れた発呼者情報(報知データ)を再生して、使用者に着
呼を報知する。さらに、応呼した場合、上記通信手段に
よって、着呼側機器としての通信機器と、発呼側機器と
の通信が開始される。
【0028】このように、上記構成の通信機器は、着呼
側機器として動作して着呼を報知するので、通信前の着
呼時点で着呼側機器で再生される報知データを、発呼側
で設定される発呼者情報に応じて変更できる。この結
果、着呼側機器の使用者は、従来技術のように特別な設
定をしていないにも拘らず、報知データに基づいて、発
呼者や緊急度などを類推でき、応呼するか否かなどを決
定できる。
【0029】また、本発明に係る通信機器は、上記構成
に加えて、上記報知データ設定手段を動作させるか否か
を設定する設定手段を備えていてもよい。当該構成によ
れば、着呼側となる通信機器の設定手段で、報知データ
として発呼者情報を設定するか否かを決定できる。この
結果、上述の不所望な発呼者情報を拒否できると共に、
通信網の負担を軽減できる。
【0030】さらに、本発明に係る通信機器は、上記各
構成に加えて、上記伝送データに基づいて、予め定めら
れた発呼者情報サーバにアクセスして、当該伝送データ
が示す発呼者情報を受け取る発呼者情報取得手段を備え
ていてもよい。
【0031】当該構成によれば、発呼者情報は、通信網
に設けられた発呼者情報サーバから着呼側機器としての
通信機器に送信されるので、発呼側機器は、発呼者情報
を示す伝送データを通信機器に通知するだけでよい。こ
の結果、発呼毎に発呼側機器から発呼者情報を送信する
場合と比較して、発呼側機器の記憶容量を増大させるこ
となく、しかも、通信網に負担をかけることなく、発呼
者情報を通信機器へ送信できる。
【0032】また、本発明に係る通信機器は、上記各構
成に加えて、受信した伝送データに関連付けて発呼者情
報を蓄積する記憶手段と、上記受信手段が受信した伝送
データに対応する発呼者情報が上記記憶手段に格納され
ている場合、上記通信網からの新たな発呼者情報の伝送
を阻止する伝送阻止手段とを備えていてもよい。
【0033】上記構成では、通信機器の記憶手段が、伝
送データに対応する発呼者情報を格納していた場合、伝
送阻止手段は、例えば、発呼側機器や発呼者情報サーバ
などから、発呼者情報を送信する旨通知されたときに受
信を拒否したり、着呼側の通信機器から、発呼者情報サ
ーバへ発呼者情報を要求する場合は、要求を出さなかっ
たりして、新たな発呼者情報の伝送を阻止する。この結
果、通信機器が発呼毎に発呼者情報を受信する構成に比
べて、通信網の負担を軽減できる。
【0034】一方、本発明に係る発呼者情報サーバは、
上記課題を解決するために、発呼側機器番号および着呼
側機器番号と関連付けて発呼者情報を記憶する発呼者情
報データベースと、発呼者が操作する機器から、通信網
を介して、発呼側機器番号および着呼側機器番号と発呼
者情報との組み合わせを示すデータを受け取り、両番号
と発呼者情報との組み合わせを発呼者情報データベース
に登録する登録部と、上記発呼側機器が発呼してから上
記着呼側機器が応呼するまでの間に、発呼側機器または
着呼側機器から、発呼側および着呼側機器番号を受信す
る番号受信部と、上記発呼者情報データベースを参照し
て、受信した両機器番号に対応する発呼者情報を取得す
る発呼者情報取得部と、上記発呼者情報取得部が取得し
た発呼者情報を着呼側機器へ送信する発呼者情報送信部
とを備えていることを特徴としている。
【0035】また、本発明に係る発呼者情報サーバは、
上記課題を解決するために、発呼側機器番号および選択
情報と関連付けて発呼者情報を記憶する発呼者情報デー
タベースと、発呼者が操作する機器から、通信網を介し
て、発呼側機器番号および選択情報と発呼者情報との組
み合わせを示すデータを受け取り、両番号と発呼者情報
との組み合わせを発呼者情報データベースに登録する登
録部と、上記発呼側機器が発呼してから上記着呼側機器
が応呼するまでの間に、発呼側機器および着呼側機器の
少なくとも一方から、発呼側機器番号および選択情報を
受信する番号受信部と、上記発呼者情報データベースを
参照して、受信した発呼側機器番号および選択情報に対
応する発呼者情報を取得する発呼者情報取得部と、上記
発呼者情報取得部が取得した発呼者情報を着呼側機器へ
送信する発呼者情報送信部とを備えていることを特徴と
している。
【0036】上記構成によれば、発呼側機器の使用者
は、発呼者情報サーバの登録部に指示して、発呼側機器
番号および着呼側機器番号に関連付けた発呼者情報、ま
たは、 発呼側機器番号および選択情報に関連付けた発呼
者情報を、上記発呼者情報データベースに格納させる。
一方、発呼側機器が発呼すると、上記発呼者情報サーバ
番号受信部は、例えば、発呼側機器や着呼側機器ある
いは通信網からの通知などによって、当該発呼を検出
し、着呼側機器が応呼するまでの間に、上記発呼者情報
データベースから発呼側機器番号および着呼側機器番号
に関連付けた発呼者情報、または、発呼側機器番号およ
び選択情報に対応する発呼者情報を読み出して着呼側機
器に送信する。これにより、発呼側で設定した発呼者情
報が着呼側機器に伝送され、着呼側機器で着呼を報知す
るために使用される。
【0037】これらのように、上記各構成の発呼者情報
サーバは、上述の着呼者呼び出し方法で着呼を報知する
ための発呼者情報を送信するので、着呼側機器の使用者
は、従来技術のように特別な設定をしていないにも拘ら
ず、報知データに基づいて、発呼者や緊急度などを類推
でき、応呼するか否かなどを決定できる。また、発呼者
情報が発呼者情報サーバから送信されるので、発呼毎
に、発呼側機器から送信する場合に比べて通信網の負担
を軽減できる。
【0038】また、本発明に係る呼び出し制御装置は、
上記課題を解決するために、発呼側機器、着呼側機器お
よび発呼者情報サーバと接続可能な通信網に設けられた
呼び出し制御装置であって、上記発呼者情報サーバは、
着呼側機器が着呼を報知するための発呼者情報を格納す
る記憶手段と、予め、発呼側機器の使用者の指示に基づ
き、当該発呼側機器に関連付けて発呼者情報を上記記憶
手段に登録する登録手段と、上記発呼側機器が発呼して
から上記着呼側機器が応呼するまでの間に、当該発呼側
機器に関連付けて上記記憶手段に格納された発呼者情報
を、上記着呼側機器に送信する発呼者情報送信手段とを
備えた発呼者情報サーバであり、上記呼び出し制御装置
は、上記発呼側機器から着呼側機器への発呼を検出した
場合、上記発呼者情報サーバから着呼側機器への発呼者
情報の送信が終了するまでの間、着呼側機器の呼び出し
を保留することを特徴としている。
【0039】また、本発明に係る呼び出し制御装置は、
上記課題を解決するために、発呼側 機器、着呼側機器お
よび発呼者情報サーバと接続可能な通信網に設けられた
呼び出し制御装置であって、上記発呼者情報サーバは、
着呼側機器が着呼を報知するための発呼者情報を格納す
る記憶手段と、発呼側機器の指示に基づいて、上記記憶
手段から発呼者情報を読み出し、上記着呼側機器が応呼
するまでの間に、当該着呼側機器へ送信する発呼者情報
送信手段とを備えた発呼者情報サーバであり、上記呼び
出し制御装置は、上記発呼側機器から着呼側機器への発
呼を検出した場合、上記発呼者情報サーバから着呼側機
器への発呼者情報の送信が終了するまでの間、着呼側機
器の呼び出しを保留することを特徴としている。
【0040】上記構成において、呼び出し制御装置は、
発呼側機器から着呼側機器への発呼を検出した場合、発
呼者情報サーバから着呼側機器への発呼者情報の送信が
終了するまでの間、着呼側機器の呼び出しを保留し、送
信が終了すると、着呼側機器を呼び出す。この結果、通
信網と単一の回線でのみ接続可能な着呼側機器であって
も、発呼側機器が発呼してから着呼側機器が応呼するま
での間に、何ら支障なく、発呼側機器とは別の発呼者情
報サーバから発呼者情報を受信できる。したがって、着
呼側機器が発呼者情報を受け取るために2回線以上を占
有する場合に比べて、通信網の負担を軽減でき、着呼側
機器の構成を簡略化できる。
【0041】
【発明の実施の形態】〔第1の実施形態〕 本発明の一実施形態について図1および図2に基づいて
説明すると以下の通りである。すなわち、本実施形態に
係る通信システム1は、通話などの通信に先立って、着
呼側機器がユーザに着呼を報知する際、例えば、メロデ
ィやアニメーションなどの発呼者情報を再生するシステ
ムであって、図1に示すように、発呼側機器および着呼
側機器(通信機器)となる端末3・5と、例えば、公衆
電話回線網やパケット通信網など、両端末3・5間を接
続する通信網7と、予め、発呼者が設定した発呼者情報
を格納すると共に、発呼側の端末3が着呼側の端末5を
発呼する際、設定された発呼者情報を着呼側の端末5に
送信して、着呼報知時に再生させる発呼者情報サーバ9
とを備えている。
【0042】当該構成では、着呼側の端末5がユーザに
着呼を報知する際に再生する発呼者情報は、発呼者情報
サーバ9から伝送された発呼者情報、すなわち、発呼者
が予め設定した発呼者情報になる。したがって、着呼者
が何ら設定することなく、着呼側の端末5は、着呼時に
再生する発呼者情報を、発呼者に応じて変更できる。
【0043】なお、本発明は、携帯電話システムなどの
無線通信システムに限らず、有線の通信システムにも広
く適用できるが、以下では、好適な例として、各端末3
・5が例えば、携帯電話など、携帯可能な端末装置の場
合を例にして説明する。また、上記発呼者情報は、着呼
を報知する際、すなわち、着呼者が応呼する前に、発呼
者を識別できるように、複数種類設定可能であれば、メ
ロディ(着メロ)などの音として再生されてもよいし、
アニメーション(着アニメーション)などの動画や静止
画のような画像として再生されてもよい。また、ライト
の明滅などの光、あるいは、振動などとして再生されて
もよいが、以下では、発呼者情報がアニメーションの場
合を例にして説明する。
【0044】すなわち、本実施形態に係る着呼側の端末
5は、例えば、無線通信路などを介して図示しない基地
局と通信するなどして、通信網7と接続可能な送受信部
51と、発呼側の端末3による発呼が通信網7から送受
信部51に通知された場合に、予め定められる発呼者情
報を再生して、ユーザに着呼を報知する発呼者情報再生
部(着呼報知手段)52と、ユーザが応呼した場合に、
発呼側の端末3との通話を処理する通話処理部(通信手
段)53とを備えている。なお、本実施形態では、発呼
者情報がアニメーションであり、上記発呼者情報再生部
52は、発呼者情報受信部54が受信した発呼者情報
を、例えば、液晶表示装置などの表示部へアニメーショ
ンとして表示して、ユーザに着呼を報知する。
【0045】さらに、本実施形態に係る着呼側の端末5
には、ユーザに着呼を報知する前に、上記発呼者情報サ
ーバ9が発呼側の端末3に応じて送信した発呼者情報を
受信すると共に、当該発呼者情報を上記発呼者情報再生
部52に再生させる発呼者情報受信部54と、発呼者情
報の受信が終了した時点で、例えば、予め定められた番
号への接続要求を送信するなどして、発呼側の端末3か
ら着呼側の端末5への呼び出しを遅延させている呼出制
御部71(後述)へ待ち受け解除を指示する待ち受け解
除指示部55とが設けられている。なお、本実施形態で
は、特許請求の範囲に記載の伝送データとして、発呼者
情報自体を受け取るので、上記発呼者情報受信部54
が、特許請求の範囲に記載の報知データ設定手段、設定
手段および受信手段に対応する。
【0046】一方、発呼側の端末3には、上記送受信部
51・通話処理部53と同様の送受信部31・通話処理
部32に加えて、発呼の際、例えば、キー操作などにと
って、電話番号を直接入力したり、予め登録された中か
ら所望の番号(着呼者)を選択したりするなどの操作に
よって、着呼側の端末5への発呼を指示する発呼指示部
33と、発呼が指示された場合に、予め定められた電話
番号に電話するなどして、上記発呼者情報サーバ9へ、
発呼側および着呼側の端末3・5の番号を通知する発呼
側および着呼側端末番号送信部34・35とが設けられ
ている。
【0047】また、通信網7は、通常の無線電話網など
と同様に、通信網7に接続可能な任意の機器から接続要
求を受けた場合、接続要求が示す機器へ着呼を通知する
と共に、着呼側の機器が応呼した場合は、両機器間に回
線を設定できる。さらに、本実施形態に係る通信網7に
は、発呼側の端末3から着呼側の端末5への呼び出しを
遅延させ、着呼側の端末5が発呼者情報を受け取ってか
ら、着呼側の端末5を呼び出す呼出制御部(呼び出し制
御装置)71が設けられている。これにより、発呼側の
端末3と着呼側の端末5との間で回線接続された後に、
他の回線で発呼者情報を伝送する場合に比べて、同時に
接続される回線数を削減でき、通信網7の負担を軽減で
きる。さらに、着呼側の端末5が同時には1つの回線接
続しかできない場合であっても、何ら支障なく、発呼者
情報サーバ9が発呼者情報を送信した後で、発呼側の端
末3との間で回線接続でき、複数同時に回線接続する場
合に比べて、着呼側の端末5の構成を簡略化できる。
【0048】一方、本実施形態に係る発呼者情報サーバ
9は、発呼側端末番号と着呼側端末番号とで特定された
発呼者情報を送信する構成であって、両端末番号と関連
付けて発呼者情報を記憶する発呼者情報データベース
(DB)91と、発呼側の端末3の両端末番号送信部3
4・35から発呼側および着呼側端末番号を受信する番
号受信部92と、上記発呼者情報DB91を参照して、
受信した両端末番号に対応する発呼者情報を取得する発
呼者情報取得部93と、上記番号受信部92が受信した
着呼側端末番号を発呼するなどして、上記発呼者情報取
得部93が取得した発呼者情報を着呼側の端末5の発呼
者情報受信部54へ送信する発呼者情報送信部94とを
備えている。さらに、発呼者情報サーバ9には、例え
ば、発呼側の端末3自体や、他の情報機器など、発呼者
が操作する機器から、通信網7を介して、発呼側端末番
号および着呼側端末番号と、発呼者情報との組み合わせ
を示すデータを受け取り、両番号と発呼者情報との組み
合わせを発呼者情報DB91に登録する登録部95が設
けられている。
【0049】発呼者情報サーバ9の発呼者情報DB91
は、発呼者情報としてのアニメーションを記憶する際、
各フレームを示すビットマップ記憶してもよい。この
場合、各ビットマップが発呼者情報として、発呼者情報
サーバ9から着呼側の端末5へ伝送され、端末5の発呼
者情報再生部52は、当該ビットマップを順次表示し
て、アニメーションを再生する。
【0050】また、アニメーションを記憶する際、円や
四角あるいは文字などの図形要素を組み合わせて、各フ
レームのうちの特徴となるキーフレームを記述してもよ
い。この場合、端末5の発呼者情報再生部52は、キー
フレームの間のフレームを必要に応じて補完して、フレ
ームを生成し、各フレームを構成する図形要素を描画す
ることで、アニメーションを再生する。なお、キーフレ
ームで記憶する場合、発呼者情報DB91には、各キー
フレーム同士で、対応する図形要素を示すデータも格納
されている方が望ましい。この場合は、対応する図形要
素のうち、相違している位置や色などが滑らかに変化す
るように補完することで、より的確に補完できる。ま
た、補完処理は、端末5で行うよりも、比較的演算能力
に余裕のある発呼者情報サーバ9で行い、補完後のフレ
ームを送信する方が、端末5の負担を、より軽減でき
る。
【0051】さらに、別の格納方法として、複数のキャ
ラクタ毎に、当該キャラクタが取り得る動作のアニメー
ションを記憶しておき、各アニメーションを、動作の組
み合わせとして記憶してもよい。この場合は、キャラク
タの動作の組み合わせを示すデータと、少なくとも当該
動作のアニメーションとが、発呼者情報サーバ9から端
末5へ送信され、端末5の発呼者情報再生部52は、各
動作のアニメーションを組み合わせに従った順序で再生
することで、アニメーションを再生する。
【0052】これらのように、キーフレームの組み合わ
せ、あるいは、キャラクタと動作との組み合わせで記憶
すれば、各フレームをビットマップを記憶する場合に比
べて、発呼者情報DB91の記憶容量を削減できる。特
に、本実施形態に係る通信システム1では、発呼者情報
サーバ9に各利用者の発呼者情報(アニメーション)が
蓄積されるので、これらの方法で記憶した場合は、各利
用者間で、図形要素やキャラクタを示すデータを共用で
きる。この結果、発呼者情報DB91の記憶容量をさら
に削減できる。
【0053】さらにまた、上記登録部95は、複数のア
ニメーションや、キャラクタおよび動作の組み合わせ
を、発呼側の端末3へ提示して、発呼側の端末3のユー
ザに選択させてもよい。この場合は、アニメーションの
各フレームを作成することなく、発呼者情報としてのア
ニメーションを決定でき、アニメーション作成時の手間
を大幅に削減できる。ここで、上記構成では、発呼者情
報サーバ9に発呼者情報としてのアニメーションが蓄積
されるので、アニメーション作成用に、アニメーション
や、キャラクタおよび動作を蓄積したサーバを別に設け
る場合比べて、通信システム1全体に必要な記憶容量を
削減できる。
【0054】なお、図1に示す各装置(3・5・71・
9)などを構成する各部材は、CPUなどの演算手段
が、ROMやRAMなどの記録媒体に格納されたプログ
ラムを実行することで実現される機能ブロックであって
もよいし、同様の処理を行うハードウェアで実現しても
よい。また、処理の一部を行うハードウェアと、当該ハ
ードウェアの制御や残余の処理を行うプログラムを実行
する上記演算手段とを組み合わせても実現することもで
きる。さらに、上記演算手段は、単体であってもよい
し、装置内部のバスや種々の通信路を介して接続された
複数の演算手段が共同してプログラムを実行してもよ
い。
【0055】上記プログラムは、プログラム自体や当該
プログラムを作成するためのデータなどを示すプログラ
ムデータを記録媒体に格納し、当該記録媒体を配付した
り、あるいは、上記プログラムデータを、有線または無
線の通信手段で送信したりして配付され、上記演算手段
で実行される。
【0056】ここで、プログラムデータを配付する際の
記録媒体は、取外し可能である方が好ましいが、プログ
ラムデータを配付した後の記録媒体は、取外し可能か否
かを問わない。また、上記記録媒体は、プログラムデー
タが記憶されていれば、書換え(書き込み)可能か否
か、揮発性か否か、記録方法および形状を問わない。記
録媒体の一例として、磁気テープやカセットテープなど
のテープ、あるいは、フロッピーディスクやハードディ
スクなどの磁気ディスク、または、CD−ROMや光磁
気ディスク(MO)、ミニディスク(MD)やデジタル
ビデオディスク(DVD)などのディスクが挙げられ
る。また、記録媒体は、ICカードや光カードのような
カード、あるいは、マスクROMやEPROM、EEP
ROMまたはフラッシュROMなどのような半導体メモ
リであってもよい。
【0057】なお、上記プログラムデータは、上記各処
理の全手順を上記演算手段へ指示するコードであっても
よいし、所定の手順で呼び出すことで、上記各処理の一
部または全部を実行可能な基本プログラム(例えば、オ
ペレーティングシステムやライブラリなど)が既に存在
していれば、当該基本プログラムの呼び出しを上記演算
手段へ指示するコードやポインタなどで、上記全手順の
一部または全部を置き換えてもよい。
【0058】また、上記記録媒体にプログラムデータを
格納する際の形式は、例えば、実メモリに配置した状態
のように、演算手段がアクセスして実行可能な格納形式
であってもよいし、実メモリに配置する前で、演算手段
が常時アクセス可能なローカルな記録媒体(例えば、実
メモリやハードディスクなど)にインストールした後の
格納形式、あるいは、ネットワークや搬送可能な記録媒
体などから上記ローカルな記録媒体にインストールする
前の格納形式などであってもよい。また、プログラムデ
ータは、コンパイル後のオブジェクトコードに限るもの
ではなく、ソースコードや、インタプリトまたはコンパ
イルの途中で生成される中間コードとして格納されてい
てもよい。いずれの場合であっても、圧縮の解凍や、復
号化、インタプリト、コンパイル、リンク、あるいは、
実メモリへの配置などの処理や各処理の組み合わせによ
って、上記演算手段が実行可能な形式に変換可能であれ
ば、プログラムデータを記録媒体に格納する際の形式に
拘わらず、同様の効果を得ることができる。
【0059】上記構成の通信システム1において、発呼
側の端末3が着呼側の端末5を呼び出す際の動作を、図
2に示すフローチャートに基づき説明すると、以下の通
りである。すなわち、ステップ1(以下では、S1のよ
うに略称する)において、例えば、着呼側端末番号を入
力するなどして、ユーザが発呼指示部33へ発呼を指示
すると、発呼指示部33は、S2において、通信網7の
呼出制御部71へ、着呼側端末番号を通知して、着呼側
の端末5と接続を準備するように指示する。なお、呼出
制御部71は、後述するように、準備が完了すると、待
機状態となり、着呼側の端末5から指示があるまで、着
呼側の端末5への呼び出しを遅延させる。
【0060】さらに、上記S1にて、発呼指示部33が
発呼指示を検出すると、S3において、発呼側端末番号
送信部34は、送受信部31へ指示して、図示しないメ
モリに記憶されている自機器の番号(発呼側端末番号)
を発呼者情報サーバ9へ送信する。また、着呼側端末番
号送信部35は、発呼指示部33から着呼側端末番号を
受け取り、発呼者情報サーバ9へ送信する。
【0061】一方、発呼者情報サーバ9では、S4にお
いて、番号受信部92は、上記両端末番号送信部34・
35から発呼側端末番号および着呼側端末番号を受け取
り、S5において、発呼者情報取得部93は、発呼者情
報DB91を参照して、両番号に対応する発呼者情報を
取得する。さらに、発呼者情報送信部94は、S6およ
びS7において、上記S4で受け取った着呼側端末番号
を発呼し、着呼側の端末5で、予め発呼者情報を受け取
ると設定されていた場合(S6にてYES の場合)、上記
S5で取得した発呼者情報を送信する(S7)。
【0062】当該発呼者情報が通信網7を介して伝送さ
れ、着呼側の端末5において、発呼者情報受信部54が
受信すると(S8)、待ち受け解除指示部55は、通信
網7の呼出制御部71へ、待ちうけ解除を指示する(S
9)。なお、着呼側の端末5が発呼者情報の受信を拒否
した場合(上記S6にてNOの場合)は、通信網7を発呼
者情報が伝送されることなく、上記S9にて、待ちうけ
解除が指示される。
【0063】ここで、上記呼出制御部71は、上記S2
での指示を受けて、着呼側の端末5との接続を準備した
後、S11に示す待ち受け状態に移行しているが、上記
待ち受け解除指示部55からの指示を受けると、S12
において、待ち受け状態を解除し、着呼側の端末5を呼
び出す。
【0064】一方、着呼側の端末5の発呼者情報再生部
52は、発呼者情報受信部54から、上記S7で受信し
た発呼者情報を受け取って、発呼者情報の再生を準備し
ており、呼出制御部71からの呼び出しを検出すると、
発呼者情報を再生するように予め設定されている場合
(S13にてYES の場合)、発呼者情報を再生して、ユ
ーザに着呼を報知する(S14)。
【0065】ここで、例えば、図1に示すように、発呼
者情報サーバ9の発呼者情報取得部93に、発呼側端末
番号A1および着呼側端末番号B1に対応する発呼者情
報C11が記憶され、発呼側端末番号A2および着呼側
端末番号B1に対応する発呼者情報C21が記憶されて
いたとする。この場合、着呼側の端末5が同一(端末番
号B1の端末5)であったとしても、端末番号A1の端
末3が発呼した場合は、発呼者情報C11が再生され、
端末番号A2の端末3が発呼した場合は、発呼者情報再
生部52が発呼者情報C21を再生して着呼を報知す
る。この結果、着呼者側で特に設定していないにも拘ら
ず、発呼側の端末3に応じた発呼者情報で、着呼側の端
末5のユーザに着呼を報知できる。
【0066】さらに、例えば、ユーザが所定の通話ボタ
ンを押すなどして、応呼すると(S15にてYES の場
合)、発呼側の端末3と着呼側の端末5との間で回線接
続が確立され、両端末3・5の通話処理部32・53
は、それぞれのユーザの音声を相互に伝送して、両者を
通話させる(S16)。さらに、通話が終了して、回線
切断が指示されると、両端末3・5間の回線が切断され
る(S17)。
【0067】なお、ユーザが応呼しない場合(上記S1
5にてNOの場合)は、発呼側の端末3と着呼側の端末5
との間で回線接続することなく、通信を終了してもよい
し、着呼側の端末5が、例えば、音声やアニメーション
などで、予め定められた応答メッセージを送信して、発
呼側の端末3へ応呼できない旨を通知してもよい。
【0068】また、予め着呼側の端末5のユーザによっ
て、発呼者情報を再生しないように設定されている場合
(S13にてNOの場合)、着呼側の端末5の発呼者情報
再生部52は、発呼者情報を再生せず、例えば、予め定
められた音や振動などで、ユーザに着呼を報知する。な
お、設定は、発呼側端末番号毎に再生の可否を設定して
もよいし、一律に再生の可否を設定してもよい。
【0069】いずれの場合であっても、着呼側の端末5
で、発呼者情報の再生の可否を決定できるので、例え
ば、不快な音や動画など、着呼側の端末5のユーザが受
け取りたくない発呼者情報の再生を防止できる。なお、
図2の例では、着呼側の端末5が発呼者情報の受信を拒
否している場合(上記S6にてNOの場合)、発呼者情報
の伝送自体を中止しているが、これに限るものではな
く、発呼者情報を受信した後で再生しなくても略同様の
効果が得られる。ただし、本実施形態のように、発呼者
情報の再生が不要な場合、発呼者情報の伝送自体を中止
する方が通信網7のトラフィックを削減できる。
【0070】以上のように、本実施形態に係る通信シス
テム1では、着呼側の端末5の発呼者情報受信部54
が、発呼側の端末3のユーザが決定した発呼者情報を受
け取り、発呼者情報再生部52が当該発呼者情報を再生
して、着呼側の端末5のユーザに着呼を報知する。この
結果、通話工程(S16)の前の着呼時点(S14)で
再生される発呼者情報は、発呼側の端末3のユーザの指
示によって変化する。この結果、着呼側の端末5のユー
ザは、当該発呼者情報に基づいて、発呼者や緊急度など
を類推でき、上記S15において、応呼するか否かを決
定できる。
【0071】また、発呼者情報は、発呼側で決定される
ため、着呼側の端末5のユーザが設定する必要がない。
この結果、発呼者情報(報知データ)がアニメーション
の場合など、作成に手間がかかるメディアであったとし
ても、着呼側の端末5のユーザの負担を軽減できる。
【0072】なお、発呼側で発呼者情報が決定されるた
め、着呼側で設定する従来技術に比べて、発呼側の手間
は増大する。ところが、発呼者情報として、似顔絵やト
レードマークなど、発呼者に固有のデータを使用する場
合、各着呼者間で同じデータを流用できるので、着呼者
での手間と発呼者での手間との合計を削減できる。
【0073】ここで、発呼者情報は、発呼側の端末3か
ら着呼側の端末5に直接送信してもよいが、本実施形態
では、発呼側の端末3とは別に発呼者情報サーバ9が設
けられており、発呼者情報は、当該発呼者情報サーバ9
から送信される。この結果、発呼毎に発呼側の端末3が
発呼者情報を送信する場合に比べて、発呼側の端末3と
通信網7との間のトラフィックを削減できる。ここで、
発呼者情報サーバ9の数は、発呼側の端末3よりも少な
い数に設定できるので、発呼者情報サーバ9と通信網7
との間の通信容量は、発呼側の端末3と通信網7との間
の通信容量よりも向上しやすい。また、発呼者情報サー
バ9は、設置場所が固定されており、有線で接続できる
ので、無線通信路を介して通信網7と接続される発呼側
の端末3に比べて、さらに、通信容量を向上しやすい。
この結果、発呼者情報サーバ9から発呼者情報を送信す
ることで、通信網7の負担を軽減できる。
【0074】加えて、発呼側の端末3は、寸法や重量を
削減して携帯しやすくするために、設置場所が固定され
る発呼者情報サーバ9に比べて、記憶容量が制限される
ことが多いが、上記構成では、発呼側の端末3が発呼者
情報自体を記憶する必要がないので、記憶容量を削減で
きる。この結果、発呼側の端末3が発呼者情報自体を記
憶し、送信する場合に比べて、携帯性を向上できる。
【0075】また、本実施形態に係る通信システム1で
は、通信網7に呼出制御部71が設けられており、着呼
側の端末5の呼び出し、および、発呼側の端末3と着呼
側の端末5との間の回線接続は、発呼者情報サーバ9か
ら着呼側の端末5への発呼者情報伝送が終了するまで遅
延される。これにより、着呼側の端末5は、通信網7と
1回線しか同時に接続できない場合であっても、何ら支
障なく、発呼側の端末3と異なる発呼者情報サーバ9か
ら発呼者情報を受け取ることができる。この結果、着呼
側の端末5が発呼側の端末3および発呼者情報サーバ9
の双方と回線接続する場合に比べて、通信網7の負担を
削減できると共に、着呼側の端末5の構成を簡略化でき
る。
【0076】〔第2の実施形態〕 ところで、上記第1の実施形態では、発呼者情報サーバ
9が発呼側端末番号と着呼側端末番号とに基づいて発呼
者情報を特定する場合について説明した。これに対し
て、本実施形態では、発呼する際に、発呼側の端末で発
呼者情報を選択する場合について、図3〜図5に基づき
説明する。
【0077】すなわち、図3に示すように、本実施形態
に係る通信システム1aの発呼側の端末3aでは、着呼
側端末番号送信部35に代えて、予め定められた発呼者
情報の中から、現発呼で使用する発呼者情報を選択する
発呼者情報選択部36と、選択された発呼者情報を示す
選択情報を発呼者情報サーバ9aに送信する選択情報送
信部37とが設けられている。さらに、発呼側の端末3
aには、発呼者情報サーバ9aに登録した発呼者情報の
概要を示す画像やテキストなどを記憶する発呼者情報サ
マリDB38が設けられており、上記発呼者情報選択部
36は、ユーザに発呼者情報の概要を提示して選択を促
すことができる。
【0078】一方、図4に示すように、発呼者情報サー
バ9aには、発呼側端末番号および着呼側端末番号と発
呼者情報との組み合わせを記憶する発呼者情報DB91
に代えて、発呼側端末番号および選択情報と発呼者情報
との組み合わせが格納された発呼者情報DB91aが設
けられている。さらに、発呼者情報サーバ9aには、上
記選択情報を受信する選択情報受信部96が追加されて
おり、発呼者情報取得部93は、番号受信部92が受信
した発呼側端末番号と、選択情報受信部96が受信した
選択情報とに基づいて、発呼者情報DB91aを参照し
て、着呼側の端末5に送信する発呼者情報を特定する。
なお、発呼側端末番号および選択情報と発呼者情報との
組み合わせは、第1の実施形態と同様に、発呼に先立っ
て、発呼側の端末3aまたは端末3aのユーザが使用す
る他の情報機器から、発呼者情報サーバ9aの発呼者情
報DB91aに登録される。
【0079】上記構成では、図5に示すように、図2に
示す各工程に先立って行われるS21において、発呼者
情報選択部36は、発呼者情報サマリDB38を参照し
て、発呼者情報サーバ9aに登録されている発呼者情報
の概要を提示し、ユーザの指示や予め定められた条件な
どに基づいて、現発呼で使用する発呼者情報を選択す
る。さらに、S3〜S5に代えて設けられたS22〜S
24において、発呼側の端末3aの発呼側端末番号送信
部34および選択情報送信部37から、発呼者情報サー
バ9aの番号受信部92および選択情報受信部96へ、
現発呼で使用する発呼者情報を示す選択情報と発呼側端
末番号とが伝送され、発呼者情報取得部93は、選択情
報および発呼側端末番号に対応する発呼者情報を発呼者
情報DB91aから読み出す。なお、以降は、図2と同
様の動作が行われる。
【0080】上記構成によれば、予め発呼者情報サーバ
9aに登録された複数の発呼者情報の中から、発呼毎
に、当該発呼で使用する発呼者情報が選択される。これ
により、第1の実施形態のように、発呼側端末番号と着
呼側端末番号とに対応する発呼者情報が決められている
場合とは異なり、発呼時点で発呼者情報を決定できるの
で、発呼側の端末3aは、より発呼者の状況に合った発
呼者情報の送信を指示できる。この結果、着呼側の端末
5は、より発呼時の状況に応じた発呼者情報を再生し
て、着呼側の端末5のユーザに、より的確に発呼時の状
況を伝えることができる。
【0081】また、本実施形態に係る発呼側の端末3a
には、発呼者情報サマリDB38が設けられており、発
呼者情報選択部36が選択可能な発呼者情報の概要を提
示してユーザに選択を促すので、選択時の手間を削減で
きる。
【0082】〔第3の実施形態〕 ところで、上記第1の実施形態では、発呼側の端末から
発呼者情報サーバに発呼者情報の送信を指示する場合に
ついて説明したが、本実施形態では、着呼側の端末が発
呼側の端末からの指示に応じて発呼者情報サーバに送信
を指示する場合について、図6〜図9に基づき説明す
る。
【0083】すなわち、本実施形態に係る通信システム
1bでは、図6に示すように、発呼者情報サーバ9が、
着呼側の端末5bから、発呼側および着呼側端末番号を
受信するように構成されており、発呼側の端末3bから
は、図7に示すように、図1に示す着呼側端末番号送信
部35が削除されている。また、発呼側の端末3bの発
呼側端末番号送信部34は、発呼者情報サーバ9ではな
く、着呼側の端末5bへ発呼側端末番号を送信するよう
に構成されている。
【0084】一方、着呼側の端末5bには、図8に示す
ように、図1に示す構成に加えて、発呼側の端末3bか
ら発呼側端末番号を受信する発呼側端末番号受信部56
と、当該発呼側端末番号、および、予め定められた自機
器の番号(着呼側端末番号)を、発呼者情報サーバ9に
送信する発呼側および着呼側端末番号送信部57・58
が設けられている。なお、本実施形態では、着呼側の端
末5bが特許請求の範囲に記載の伝送データとして、発
呼側端末番号を受け取っているので、発呼側端末番号受
信部56が特許請求の範囲に記載の受信手段に対応し、
発呼者情報受信部54が報知データ設定手段および設定
手段に対応する。
【0085】さらに、本実施形態に係る通信網7bに
は、図6に示すように、図1に示す呼出制御部71に加
えて、発呼側の端末3bから着呼側の端末5bへの発呼
側端末番号送信の成否を検出する第1着呼側端末反応検
出部72と、発呼者情報サーバ9から着呼側の端末5b
への発呼者情報送信の成否を検出する第2着呼側端末反
応検出部73とが設けられている。両反応検出部72・
73は、例えば、送信側が送信を開始した時点から所定
の時間が経過するまでの間に、受信側から送信完了が報
告されるか否かなどに基づいて、送信の成否を判定し、
送信できない場合、呼出制御部71へ指示して、接続準
備(待ち受け)を解除すると共に、発呼側の端末3bに
接続不可を通知する。
【0086】これに伴い、本実施形態に係る発呼側の端
末3bには、図7に示すように、接続不可が通知された
場合に、ユーザに通知する接続不可能通知部39が設け
られている。また、送信側となる発呼側端末番号送信部
34および発呼者情報送信部94は、各反応検出部72
・73に送信開始を通知するように構成されており、受
信側となる発呼側端末番号受信部56および発呼者情報
受信部54は、受信が完了した場合、各反応検出部72
・73へ受信完了を通知するように構成されている。
【0087】上記構成では、図9に示すように、図2に
示すS3に代えて、S31〜S35の処理が行われ、新
たに、S36〜S39の処理が追加されている。なお、
S11以降の処理は、図2と同一なので、以下では、S
11以前の処理について説明する。
【0088】すなわち、S1およびS2において、発呼
が指示され、通信網7bの呼出制御部71に着呼側の端
末5bとの接続準備が通知されると、S31において、
発呼側の端末3bの発呼側端末番号送信部34は、例え
ば、発呼側端末の番号通知と共に予め定められたサブア
ドレスを付加して着呼側の端末5bを発呼したり、パケ
ット網で送信するなどして、着呼側の端末5bへ発呼側
端末番号を送信する。また、発呼側端末番号送信部34
は、S32において、通信網7bの第1着呼側端末反応
検出部72へ発呼側端末番号を送信した旨を通知する。
【0089】一方、着呼側の端末5bにおいて、発呼側
端末番号受信部56は、発呼側端末番号を受け取ると
(S33)、受信が成功した旨を第1着呼側端末反応検
出部72へ通知する。これにより、第1着呼側端末反応
検出部72は、発呼側端末番号の伝送に成功したと判断
する(S34にて、YES の場合)。この場合は、S35
において、着呼側の端末5bの発呼側および着呼側端末
番号送信部57・58は、発呼者情報サーバ9へ発呼側
および着呼側端末番号を送信する。
【0090】発呼者情報サーバ9では、図2と略同様の
処理S4〜S7が行われるが、発呼者情報送信部94
は、S7において、発呼情報を送信する際、上記S3
2と同様に、第2着呼側端末反応検出部73へ発呼
報の送信開始を通知する(S36)。さらに、第2着呼
側端末反応検出部73は、S34と同様に、着呼側の端
末5bの発呼者情報受信部54から受信終了を受け取る
か否かに基づいて、発呼者情報の伝送の成否を判断し、
伝送に成功した場合は、S9以降の処理を行う。
【0091】一方、例えば、着呼側の端末5bが通信圏
外に出た場合など、着呼側の端末5bが応答できない場
合は、発呼側端末番号受信部56や発呼者情報受信部5
4は、上記両反応検出部72・73へ伝送終了を通知で
きない。この場合(S34またはS37にて、NOの場
合)は、両反応検出部72・73は、着呼側の端末5b
と接続できないと判断し、S38において、通信網7b
の呼出制御部71へ待ち受け解除を指示すると共に、S
39において、発呼側の端末3bの接続不可能通知部3
9へ指示して、例えば、所定のメッセージを表示/発声
させるなどして、端末3bのユーザに、接続できない旨
を通知する。
【0092】上記構成では、第1の実施形態と同様、着
呼側の端末5bは、発呼側の端末3bのユーザが指示し
た発呼者情報を再生して、着呼側の端末5bのユーザに
着呼を報知する。この結果、第1の実施形態と同様の効
果が得られる。さらに、本実施形態では、両反応検出部
72・73が設けられており、着呼側の端末5bが応答
できない場合に、呼出制御部71へ待ち受け解除を指示
する。この結果、着呼側の端末5bの反応を検出しない
構成に比べて、着呼側の端末5bが応答できない場合の
待ち受け時間を短縮でき、通信網7bの資源を有効に利
用できる。
【0093】〔第4の実施形態〕 第3の実施形態では、第1の実施形態と同様の構成にお
いて、着呼側の端末5bが、発呼側の端末3bからの指
示に応じて、発呼者情報サーバに発呼者情報の送信を
指示する場合について説明した。これに対して、本実施
形態では、第2の実施形態と同様の構成において、着呼
側から発呼者情報サーバへ発呼者情報の送信を指示する
場合について、図10〜図13に基づき説明する。
【0094】すなわち、本実施形態に係る通信システム
1cでは、図10に示すように、選択情報が発呼側の端
末3cから発呼者情報サーバ9aへ送信され、着呼側の
端末5cが、発呼側の端末3cの指示に応じて、発呼側
端末番号を発呼者情報サーバ9aへ送信するように構成
されている。
【0095】具体的には、図11に示すように、発呼側
の端末3cには、図3に示す発呼側の端末3aの構成
に、図7と同様の接続不可能通知部39が追加され、発
呼側端末番号送信部34が着呼側の端末5cに発呼側端
末番号を通知するように構成されている。また、選択情
報が発呼側の端末3cから発呼者情報サーバ9aへ送信
されるので、図12に示すように、本実施形態に係る着
呼側の端末5cでは、図8に示す構成から、着呼側端末
番号送信部58が省略されている。また、図6と同様
に、通信網7bに両反応検出部72・73が設けられて
おり、送信側および受信側が送信開始および終了を通知
するように構成されている。なお、本実施形態では、発
呼者情報を特定可能な伝送データとして、発呼者情報自
体を受け取っているので、第1および第2の実施形態と
同様に、発呼者情報受信部54が特許請求の範囲に記載
の受信手段、報知データ設定手段および設定手段に対応
する。
【0096】上記構成では、図13に示すように、図9
に示す各工程に加えて、図5に示す選択工程(S21)
が行われる。また、図9と同様に、S1・S2・S31
〜S35において、発呼側の端末3cは、着呼側の端末
5cへ発呼側端末番号を通知し、着呼側の端末5cが発
呼者情報サーバ9aへ発呼側端末番号を通知して、発呼
者情報の送信を指示する。ただし、本実施形態では、選
択情報は、発呼側の端末3cから送信されているので、
S41において、発呼側の端末3cの選択情報送信部3
7は、上記S21で選択した発呼者情報を示す選択情報
を、発呼者情報サーバ9aへ送信する。
【0097】これにより、第2の実施形態と同様に、着
呼側の端末5cは、より発呼時の状況に応じた発呼者情
報を再生して、着呼側の端末5cのユーザに、より的確
に発呼時の状況を伝えることができる。また、第3の実
施形態と同様に、両反応検出部72・73が設けられて
いるので、着呼側の端末5cが応答できない場合の待ち
受け時間を短縮でき、通信網7bの資源を有効に利用で
きる。
【0098】〔第5の実施形態〕 ところで、上記第1〜第4の実施形態では、発呼毎に、
発呼者情報を着呼側の端末へ送信する場合について説明
した。これに対して、本実施形態では、発呼者情報が着
呼側の端末に格納されている場合、発呼者情報の送信を
中止する構成について、図6、図14および図15に基
づき説明する。なお、本実施形態では、第1および第3
の実施形態と同様に、発呼者情報が発呼側端末番号と着
呼側端末番号との組み合わせで特定される場合について
説明する。
【0099】すなわち、図6に示すように、本実施形態
に係る通信システム1dでは、着呼側の端末5dが設け
られている。当該着呼側の端末5dには、図14に示す
ように、図8の構成に加えて、これまでに受信した発呼
者情報が発呼側端末番号と関連付けて蓄積される受信済
発呼者情報DB(記憶手段)59と、発呼側端末番号送
信部57が発呼側端末番号を受信した場合、受信済発呼
者情報DB59をアクセスして、当該発呼側端末番号の
発呼者情報が格納されているか否かを検出する発呼者情
報取得部(発呼者情報取得手段;伝送阻止手段)60と
が設けられている。なお、本実施形態では、第3の実施
形態と同様に、発呼側端末番号受信部56が特許請求の
範囲に記載の受信手段に対応し、発呼者情報受信部54
が報知データ設定手段および設定手段に対応する。
【0100】上記構成では、図15に示すように、図9
に示す各工程に加えて、着呼側の端末5dの発呼側端末
番号受信部56が発呼側端末番号の受信に成功すると
(S34にて、YES の場合)、発呼者情報取得部60
は、S51において、受信済発呼者情報DB59にアク
セスして、当該発呼側端末番号に対応する発呼者情報が
格納されているか否かを判定する。格納されている場合
(S51にてYES の場合)は、発呼者情報を発呼者情報
サーバ9から受け取る必要がない。したがって、図2に
示すS9以降の処理を行って、着呼側の端末5dが呼出
制御部71の待ち受け状態を解除すると共に、発呼側の
端末3からの呼び出しに応じ、発呼者情報再生部52
が、上記S51で見出した発呼者情報を再生して着呼を
報知する。
【0101】これとは逆に、発呼側の端末3からの発
呼を受け取っていない場合のように、上記受信済発呼者
情報DB59に、発呼側端末番号に対応する発呼者情報
が格納されていない場合(S51にて、NOの場合)、両
端末番号送信部57・58は、発呼者情報取得部60の
指示に応じて、発呼側および着呼側端末番号を発呼者情
報サーバ9に送信するなど、S35以降の処理が行われ
る。
【0102】上記構成では、発呼者情報が既に着呼側の
端末5dに蓄積されている場合、発呼者情報サーバ9か
ら着呼側の端末5dへの発呼者情報の送信を中止する。
この結果、発呼毎に、発呼者情報を送信する場合に比べ
て、発呼者情報の伝送回数を削減できる。したがって、
通信網7bから着呼側の端末5dへのトラフィックを削
減でき、より通信網7bの負担を軽減できる。
【0103】〔第6の実施形態〕 本実施形態では、第2および第4の実施形態と同様に、
発呼者情報が発呼側端末番号と選択情報との組み合わせ
で特定される構成において、第5の実施形態と同様に、
着呼側の端末に受信済発呼者情報DBを設けた場合につ
いて、図16〜図18に基づき説明する。
【0104】すなわち、図16に示すように、本実施形
態に係る通信システム1eでは、発呼側端末番号と選択
情報との双方が、発呼側の端末3から着呼側の端末5
eに通知され、着呼側の端末5eの受信済発呼者情報D
B59eに、双方に対応する発呼者情報が格納されてい
ないときに限って、着呼側の端末5eが発呼者情報サー
バ9aに発呼者情報の送信を指示するように構成されて
いる。
【0105】具体的には、本実施形態に係る着呼側の端
末5eには、図17に示すように、図12の構成に加え
て、これまで受信した発呼者情報を発呼側端末番号およ
び選択情報と関連付けて蓄積する受信済発呼者情報DB
59eと、発呼側の端末3eの選択情報送信部37(図
11参照)から、選択情報を受け取る選択情報受信部6
1と、発呼側端末番号および選択情報の組み合わせに基
づいて、受信済発呼者情報DB59eを参照し、組み合
わせに対応する発呼者情報が格納されていない場合に、
発呼側端末番号送信部57および選択情報送信部62
へ、発呼側の端末3eから通知された発呼側端末番号お
よび選択情報の送信を指示する発呼者情報取得部60e
とが設けられている。なお、本実施形態では、発呼側端
末番号受信部56および選択情報受信部61が特許請求
の範囲に記載の受信手段に対応する。
【0106】上記構成では、図18に示すように、図1
3と略同様の処理が行われるが、S31〜S33に代え
て設けられたS61〜S63において、発呼側の端末3
eは、発呼側端末番号と選択情報との双方を着呼側の端
末5eに送信する。また、双方の受信に成功すると(S
34にて、YES の場合)、着呼側の端末5eの発呼者情
報取得部60は、受信済発呼者情報DB59eを参照
して、双方に対応する発呼者情報が既に格納されている
場合(S64にて、YES の場合)、図15と同様、図2
に示すS9以降の処理を行い、当該発呼者情報を再生し
て、着呼を報知する。一方、対応する発呼者情報が格納
されていない場合(S64にて、NOの場合)、発呼者情
報取得部60は、S65において、発呼側端末番号送
信部57および選択情報送信部62へ指示して、発呼者
情報サーバ9aへ、発呼側端末番号および選択情報を通
知して、発呼者情報の送信を指示する。その後は、図1
3のS24以降の処理が行われ、着呼側の端末5eは、
発呼者情報サーバ9aから通知された発呼者情報を再生
して、着呼を報知する。
【0107】上記構成では、第5の実施形態と同様に、
発呼者情報が既に着呼側の端末5eに蓄積されている場
合、発呼者情報サーバ9aから着呼側の端末5eへの発
呼者情報の送信を中止する。この結果、第2および第4
の実施形態の効果に加えて、通信網7bから着呼側の端
末5eへのトラフィックを削減でき、より通信網7bの
負担を軽減できる。
【0108】なお、上記第5および第6の実施形態で
は、受信済発呼者情報DB(59・59e)に格納した
発呼者情報を再利用する。したがって、発呼側で発呼者
情報が変更されたとしても、着呼側の端末(5d・5
e)が更新前の発呼者情報を再生する虞れがある。した
がって、発呼側の端末(3d・3e)や発呼者情報サー
バ(9・9a)は、例えば、発呼者情報の更新時刻や有
効期間あるいは識別符号など、更新の有無を識別可能な
情報を着呼側の端末へ送信すると共に、着呼側の端末
は、受信済発呼者情報DBに当該情報も併せて記憶して
おき、更新の有無を確認する方が望ましい。なお、更新
時における発呼者情報の管理方法は、ユーザの指示に応
じて、新たな発呼者情報を再生するか否かと、双方を保
存するか否かとの組み合わせのうち、いずれかを採用す
ればよい。
【0109】また、上記両実施形態では、発呼者情報を
格納するので、着呼側の端末の演算能力に余裕がある場
合は、発呼者情報サーバで着呼側の端末の表示能力に応
じて変換された発呼者情報ではなく、発呼側の端末が設
定した元の発呼者情報を記憶する方が好ましい。この場
合は、着呼側の端末で、自らの表示能力に合わせて変換
しながら再生する必要があるが、着呼側の端末が発呼す
る際の発呼者情報として、受信済発呼者情報DBに格納
した発呼者情報を再利用できる。
【0110】
【発明の効果】本発明に係る着呼者呼び出し方法は、以
上のように、発呼者情報サーバが、発呼者が操作する機
器から、通信網を介して、発呼側機器番号および着呼側
機器番号と、発呼者情報との組み合わせを示すデータを
受け取り、両番号と発呼者情報との組み合わせを発呼者
情報データベースに登録する登録工程と、発呼側機器が
着呼側機器を発呼する発呼工程と、発呼側機器または着
呼側機器から、発呼側機器番号および着呼側機器番号を
受信し、上記発呼者情報データベースを参照して、受信
した両機器番号に対応する発呼者情報を取得する取得工
程と、上記発呼者情報サーバが、当該発呼者情報を示す
伝送データを上記着呼側機器へ伝える伝送工程と、着呼
側機器が着呼報知時に再生する上記報知データとして、
上記伝送データが示す発呼者情報を設定する報知データ
設定工程と、応呼に先立って、着呼側で当該報知データ
を再生して着呼を報知する報知工程とを含む構成であ
る。
【0111】また、本発明に係る着呼者呼び出し方法
は、以上のように、発呼者情報サーバが、発呼者が操作
する機器から、通信網を介して、発呼側機器番号および
選択情報と、発呼者情報との組み合わせを示すデータを
受け取り、発呼側機器番号および選択情報と発呼者情報
との組み合わせを発呼者情報データベースに登録する登
録工程と、発呼側機器が着呼側機器を発呼する発呼工程
と、上記発呼側機器が発呼者情報データベースに登録さ
れている発呼者情報の概要を提示し、現発呼でしようす
る発呼者情報を選択させる選択工程と、発呼側機器およ
び着呼側機器の少 なくとも一方から、発呼側機器番号お
よび上記選択工程で選択された発呼者情報を示す選択情
報を受信し、上記発呼者情報データベースを参照して、
受信した発呼側機器番号および選択情報に対応する発呼
者情報を取得する取得工程と、上記発呼者情報サーバ
が、上記取得工程で取得された発呼者情報を示す伝送デ
ータを上記着呼側機器へ伝える伝送工程と、上記報知デ
ータとして、上記伝送データが示す発呼者情報を設定す
る報知データ設定工程と、応呼に先立って、着呼側で当
該報知データを再生して着呼を報知する報知工程とを含
む構成である。
【0112】これらの構成によれば、通信前の着呼時点
で着呼側機器で再生される報知データは、発呼側で決定
される発呼者情報に応じて変化する。この結果、特に、
着呼側で、発呼者毎の報知データを設定していないにも
拘らず、着呼側機器の使用者は、報知データに基づい
て、発呼者や緊急度などを類推でき、応呼するか否かな
どを決定できるという効果を奏する。
【0113】本発明に係る着呼者呼び出し方法には、以
上のように、上記各工程に加えて、上記発呼者情報を報
知データとして設定するか否かを予め設定する設定工程
が含まれていている構成である。
【0114】当該構成によれば、発呼者情報を報知デー
タとして設定するか否かが、着呼側で予め設定されてい
るので、不所望な発呼者情報を拒否できると共に、通信
網の負担を軽減できるという効果を奏する。
【0115】本発明に係る着呼者呼び出し方法は、以上
のように、上記各工程に加えて、さらに、受け取った伝
送データが示す発呼者情報が着呼側機器に蓄積されてい
ない場合、上記通信網に設けられ、発呼者情報を格納す
る発呼者情報サーバから、着呼側機器が発呼者情報を受
け取る工程を含んでいる構成である。
【0116】当該構成によれば、着呼側機器は、受信し
た伝送データが示す発呼者情報が既に蓄積されているか
否かを判定し、蓄積されていない場合、発呼者情報サー
バから発呼者情報を受け取る。ここで、発呼者情報が着
呼側機器に蓄積されていれば、発呼者情報サーバから着
呼側機器への伝送も不要である。この結果、発呼側機器
の記憶容量を増大させることなく、しかも、通信網に負
担をかけることなく、発呼者情報を着呼側機器へ送信で
きるという効果を奏する。
【0117】本発明に係る着呼者呼び出し方法は、以上
のように、上記発呼者情報サーバからの発呼者情報伝送
が終了するまで、上記発呼側機器と着呼側機器との回線
接続を遅延させるタイミング調整工程を含んでいる構成
である。
【0118】当該構成によれば、発呼側機器と着呼側機
器との回線接続は、発呼者情報サーバから着呼側機器に
発呼者情報の伝送が終了するまで遅延される。したがっ
て、着呼側機器と通信網との間で同時に接続される回線
数が1本であっても、何ら支障なく、発呼側機器と異な
る発呼者情報サーバから、発呼者情報を取得でき、通信
網の負担を軽減できると共に、着呼側機器の構成を簡略
化できるという効果を奏する。
【0119】本発明に係る通信機器は、以上のように、
通信網から、発呼側機器が指示した発呼者情報を示す伝
送データを受信する受信手段と、着呼を報知する際に再
生する報知データとして、上記伝送データが示す発呼者
情報を設定する報知データ設定手段とを備えている構成
である。
【0120】上記構成の通信機器は、着呼側機器として
動作して着呼を報知するので、通信前の着呼時点で着呼
側機器で再生される報知データを、発呼側で設定される
発呼者情報に応じて変更できる。この結果、着呼側機器
の使用者は、従来技術のように特別な設定をしていない
にも拘らず、報知データに基づいて、発呼者や緊急度な
どを類推でき、応呼するか否かなどを決定できるという
効果を奏する。
【0121】本発明に係る通信機器は、以上のように、
上記構成に加えて、上記報知データ設定手段を動作させ
るか否かを設定する設定手段を備えている構成である。
当該構成によれば、着呼側となる通信機器の設定手段
で、報知データとして発呼者情報を設定するか否かを決
定できるので、不所望な発呼者情報を拒否できると共
に、通信網の負担を軽減できるという効果を奏する。
【0122】本発明に係る通信機器は、以上のように、
上記各構成に加えて、上記伝送データに基づいて、予め
定められた発呼者情報サーバにアクセスして、当該伝送
データが示す発呼者情報を受け取る発呼者情報取得手段
を備えている構成である。
【0123】当該構成によれば、発呼者情報は、通信網
に設けられた発呼者情報サーバから着呼側機器としての
通信機器に送信されるので、発呼側機器は、発呼者情報
を示す伝送データを通信機器に通知するだけでよい。こ
の結果、発呼側機器の記憶容量を増大させることなく、
しかも、通信網に負担をかけることなく、発呼者情報を
通信機器へ送信できるという効果を奏する。
【0124】本発明に係る通信機器は、以上のように、
上記各構成に加えて、受信した伝送データに関連付けて
発呼者情報を蓄積する記憶手段と、上記受信手段が受信
した伝送データに対応する発呼者情報が上記記憶手段に
格納されている場合、上記通信網からの新たな発呼者情
報の伝送を阻止する伝送阻止手段とを備えている構成で
ある。
【0125】上記構成では、通信機器の記憶手段が、伝
送データに対応する発呼者情報を格納していた場合、伝
送阻止手段は、新たな発呼者情報の伝送を阻止する。こ
の結果、通信機器が発呼毎に発呼者情報を受信する構成
に比べて、通信網の負担を軽減できるという効果を奏す
る。
【0126】本発明に係る発呼者情報サーバは、以上の
ように、発呼側機器番号および着呼側機器番号と関連付
けて発呼者情報を記憶する発呼者情報データベースと、
発呼者が操作する機器から、通信網を介して、発呼側機
器番号および着呼側機器番号と発呼者情報との組み合わ
せを示すデータを受け取り、両番号と発呼者情報との
み合わせを発呼者情報データベースに登録する登録部
と、上記発呼側機器が発呼してから上記着呼側機器が応
呼するまでの間に、発呼側機器または着呼側機器から、
発呼側および着呼側機器番号を受信する番号受信部と、
上記発呼者情報データベースを参照して、受信した両機
器番号に対応する発呼者情報を取得する発呼者情報取得
部と、上記発呼者情報取得部が取得した発呼者情報を着
呼側機器へ送信する発呼者情報送信部とを備えている構
成である。
【0127】本発明に係る発呼者情報サーバは、以上の
ように、発呼側機器番号および選択情報と関連付けて発
呼者情報を記憶する発呼者情報データベースと、発呼者
が操作する機器から、通信網を介して、発呼側機器番号
および選択情報と発呼者情報との組み合わせを示すデー
タを受け取り、両番号と発呼者情報との組み合わせを発
呼者情報データベースに登録する登録部と、上記発呼側
機器が発呼してから上記着呼側機器が応呼するまでの間
に、発呼側機器および着呼側機器の少なくとも一方か
ら、発呼側機器番号および選択情報を受信する番号受信
部と、上記発呼者情報データベースを参照して、受信し
た発呼側機器番号および選択情報に対応する発呼者情報
を取得する発呼者情報取得部と、上記発呼者情報取得部
が取得した発呼者情報を着呼側機器へ送信する発呼者情
報送信部とを備えている構成である。
【0128】上記各構成の発呼者情報サーバは、上述の
着呼者呼び出し方法で着呼を報知するための発呼者情報
を送信する。また、発呼者情報が発呼者情報サーバから
送信される。この結果、着呼側機器の使用者は、発呼側
機器毎に報知データを設定していないにも拘らず、報知
データに基づいて、発呼者や緊急度などを類推でき、応
呼するか否かなどを決定できると共に、発呼毎に、発呼
側機器から送信する場合に比べて通信網の負担を軽減で
きるという効果を奏する。
【0129】本発明に係る呼び出し制御装置は、以上の
ように、発呼側機器、着呼側機器おおよび発呼者情報サ
ーバと接続可能な通信網に設けられた呼び出し制御装置
であって、上記発呼者情報サーバは、着呼側機器が着呼
を報知するための発呼者情報 を格納する記憶手段と、予
め、発呼側機器の使用者の指示に基づき、当該発呼側機
器に関連付けて発呼者情報を上記記憶手段に登録する登
録手段と、上記発呼側機器が発呼してから上記着呼側機
器が応呼するまでの間に、当該発呼側機器に関連付けて
上記記憶手段に格納された発呼者情報を、上記着呼側機
器に送信する発呼者情報送信手段とを備えた発呼者情報
サーバであり、上記発呼側機器から着呼側機器への発呼
を検出した場合、上記発呼者情報サーバから着呼側機器
への発呼者情報の送信が終了するまでの間、着呼側機器
の呼び出しを保留する構成である。
【0130】本発明に係る呼び出し制御装置は、以上の
ように、発呼側機器、着呼側機器および発呼者情報サー
バと接続可能な通信網に設けられた呼び出し制御装置で
あって、上記発呼者情報サーバは、着呼側機器が着呼を
報知するための発呼者情報を格納する記憶手段と、発呼
側機器の指示に基づいて、上記記憶手段から発呼者情報
を読み出し、上記着呼側機器が応呼するまでの間に、当
該着呼側機器へ送信する発呼者情報送信手段とを備えた
発呼者情報サーバであり、上記呼び出し制御装置は、上
記発呼側機器から着呼側機器への発呼を検出した場合、
上記発呼者情報サーバから着呼側機器への発呼者情報の
送信が終了するまでの間、着呼側機器の呼び出しを保留
する構成である。
【0131】上記構成によれば、呼び出し制御装置
は、発呼側機器から着呼側機器への発呼を検出した場
合、発呼者情報サーバから着呼側機器への発呼者情報の
送信が終了するまでの間、着呼側機器の呼び出しを保留
し、送信が終了すると、着呼側機器を呼び出す。この結
果、通信網と単一の回線でのみ接続可能な着呼側機器で
あっても、発呼側機器が発呼してから着呼側機器が応呼
するまでの間に、何ら支障なく、発呼側機器とは別の発
呼者情報サーバから発呼者情報を受信でき、通信網の負
担軽減および着呼側機器の構成簡略化という効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すものであり、通信シ
ステムの要部構成を示すブロック図である。
【図2】上記通信システムにおいて、発呼時の各部動作
を示すフローチャートである。
【図3】本発明の他の実施形態を示すものであり、発呼
側の端末の要部構成を示すブロック図である。
【図4】上記発呼側の端末を含む通信システムの要部構
成を示すブロック図である。
【図5】上記通信システムにおいて、発呼時の各部動作
を示すフローチャートである。
【図6】本発明のさらに他の実施形態を示すものであ
り、通信システムの要部構成を示すブロック図である。
【図7】上記通信システムにおいて、発呼側端末の要部
構成を示すブロック図である。
【図8】上記通信システムにおいて、着呼側端末の要部
構成を示すブロック図である。
【図9】上記通信システムにおいて、発呼時の各部動作
を示すフローチャートである。
【図10】本発明のまた別の実施形態を示すものであ
り、通信システムの要部構成を示すブロック図である。
【図11】上記通信システムにおいて、発呼側端末の要
部構成を示すブロック図である。
【図12】上記通信システムにおいて、着呼側端末の要
部構成を示すブロック図である。
【図13】上記通信システムにおいて、発呼時の各部動
作を示すフローチャートである。
【図14】本発明の他の実施形態を示すものであり、通
信システムの要部構成を示すブロック図である。
【図15】上記通信システムにおいて、発呼時の各部動
作を示すフローチャートである。
【図16】本発明のさらに他の実施形態を示すものであ
り、通信システムの要部構成を示すブロック図である。
【図17】上記通信システムにおいて、着呼側端末の要
部構成を示すブロック図である。
【図18】上記通信システムにおいて、発呼時の各部動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
3・3a〜3e 発呼側の端末(発呼側機器) 5・5b〜5e 着呼側の端末(着呼側機器;通信機
器) 7・7b 通信網 9・9a 発呼者情報サーバ 52 発呼者情報再生部(着呼報知手段) 53 通話処理部(通信手段) 54 発呼者情報受信部(受信手段;報知デー
タ設定手段;設定手段) 56 発呼側端末番号受信部(受信手段) 59・59e 受信済発呼者情報データベース(記憶手
段) 60・60e 発呼者情報取得部(発呼者情報取得手
段;伝送阻止手段) 61 選択情報受信部(受信手段) 71 呼出制御部(呼び出し制御装置) 91・91a 発呼者情報データベース(記憶手段) 94 発呼者情報送信部(発呼者情報送信手
段) 95 登録部(登録手段)

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発呼者情報サーバが、発呼者が操作する機
    器から、通信網を介して、発呼側機器番号および着呼側
    機器番号と、発呼者情報との組み合わせを示すデータを
    受け取り、両番号と発呼者情報との組み合わせを発呼者
    情報データベースに登録する登録工程と、 発呼側機器が着呼側機器を発呼する発呼工程と、 発呼側機器または着呼側機器から、発呼側機器番号およ
    び着呼側機器番号を受信し、上記発呼者情報データベー
    スを参照して、受信した両機器番号に対応する発呼者情
    報を取得する取得工程と、 上記発呼者情報サーバが、 上記取得工程で取得された発
    呼者情報を示す伝送データを上記着呼側機器へ伝える伝
    送工程と、 上記報知データとして、上記伝送データが示す発呼者情
    報を設定する報知データ設定工程と 応呼に先立って、着呼側で当該報知データを再生して着
    呼を報知する報知工程と を含むことを特徴とする着呼者
    呼び出し方法。
  2. 【請求項2】発呼者情報サーバが、発呼者が操作する機
    器から、通信網を介して、発呼側機器番号および選択情
    報と、発呼者情報との組み合わせを示すデータを受け取
    り、発呼側機器番号および選択情報と発呼者情報との組
    み合わせを発呼者情報データベースに登録する登録工程
    と、 発呼側機器が着呼側機器を発呼する発呼工程と、 上記発呼側機器が発呼者情報データベースに登録されて
    いる発呼者情報の概要を提示し、現発呼でしようする発
    呼者情報を選択させる選択工程と、 発呼側機器および着呼側機器の少なくとも一方から、発
    呼側機器番号および上記選択工程で選択された発呼者情
    報を示す選択情報を受信し、上記発呼者情報デ ータベー
    スを参照して、受信した発呼側機器番号および選択情報
    に対応する発呼者情報を取得する取得工程と、 上記発呼者情報サーバが、上記取得工程で取得された発
    呼者情報を示す伝送データを上記着呼側機器へ伝える伝
    送工程と、 上記報知データとして、上記伝送データが示す発呼者情
    報を設定する報知データ設定工程と、 応呼に先立って、着呼側で当該報知データを再生して着
    呼を報知する報知工程とを含むことを特徴とする着呼者
    呼び出し方法。
  3. 【請求項3】上記発呼者情報を報知データとして設定す
    るか否かを予め設定する設定工程が含まれていることを
    特徴とする請求項1または2記載の着呼者呼び出し方
    法。
  4. 【請求項4】さらに、受け取った伝送データが示す発呼
    者情報が着呼側機器に蓄積されていない場合、上記通信
    網に設けられ、発呼者情報を格納する発呼者情報サーバ
    から、着呼側機器が発呼者情報を受け取る工程を含んで
    いることを特徴とする請求項1、2または3記載の着呼
    者呼び出し方法。
  5. 【請求項5】上記発呼者情報サーバからの発呼者情報伝
    送が終了するまで、上記発呼側機器と着呼側機器との回
    線接続を遅延させるタイミング調整工程を含むことを特
    徴とする請求項1、2、3または4記載の着呼者呼び出
    し方法。
  6. 【請求項6】予め定められる報知データを再生して、使
    用者に着呼を報知する着呼報知手段と、応呼した場合に
    通信網を介して発呼側機器と通信する通信手段とが設け
    られた通信機器において、 上記通信網から、上記発呼側機器が指示した発呼者情報
    を示す伝送データを受信する受信手段と、 上記報知データとして、上記伝送データが示す発呼者情
    報を設定する報知データ設定手段とを備えていることを
    特徴とする通信機器。
  7. 【請求項7】上記報知データ設定手段を動作させるか否
    かを設定する設定手段を備えていることを特徴とする請
    求項6記載の通信機器。
  8. 【請求項8】上記伝送データに基づいて、予め定められ
    た発呼者情報サーバにアクセスして、当該伝送データが
    示す発呼者情報を受け取る発呼者情報取得手段を備えて
    いることを特徴とする請求項6または7記載の通信機
    器。
  9. 【請求項9】受信した伝送データに関連付けて発呼者情
    報を蓄積する記憶手段と、 上記受信手段が受信した伝送データに対応する発呼者情
    報が上記記憶手段に格納されている場合、上記通信網か
    らの新たな発呼者情報の伝送を阻止する伝送阻止手段と
    を備えていることを特徴とする請求項6、7または8記
    載の通信機器。
  10. 【請求項10】発呼側機器番号および着呼側機器番号と
    関連付けて発呼者情報を記憶する発呼者情報データベー
    スと、 発呼者が操作する機器から、通信網を介して、発呼側機
    器番号および着呼側機器番号と発呼者情報との組み合わ
    せを示すデータを受け取り、両番号と発呼者情報との組
    み合わせを発呼者情報データベースに登録する登録部
    と、 上記発呼側機器が発呼してから上記着呼側機器が応呼す
    るまでの間に、発呼側機器または着呼側機器から、発呼
    側および着呼側機器番号を受信する番号受信部と、 上記発呼者情報データベースを参照して、受信した両機
    器番号に対応する発呼者情報を取得する発呼者情報取得
    部と、 上記発呼者情報取得部が取得した発呼者情報を着呼側機
    器へ送信する発呼者情報送信部とを備えていることを特
    徴とする発呼者情報サーバ。
  11. 【請求項11】発呼側機器番号および選択情報と関連付
    けて発呼者情報を記憶する発呼者情報データベースと、 発呼者が操作する機器から、通信網を介して、発呼側機
    器番号および選択情報と発呼者情報との組み合わせを示
    すデータを受け取り、両番号と発呼者情報との 組み合わ
    せを発呼者情報データベースに登録する登録部と、 上記発呼側機器が発呼してから上記着呼側機器が応呼す
    るまでの間に、発呼側機器および着呼側機器の少なくと
    も一方から、発呼側機器番号および選択情報を受信する
    番号受信部と、 上記発呼者情報データベースを参照して、受信した発呼
    側機器番号および選択情報に対応する発呼者情報を取得
    する発呼者情報取得部と、 上記発呼者情報取得部が取得した発呼者情報を着呼側機
    器へ送信する発呼者情報送信部とを備えていることを特
    徴とする発呼者情報サーバ。
  12. 【請求項12】発呼側機器、着呼側機器および発呼者情
    報サーバと接続可能な通信網に設けられた呼び出し制御
    装置であって、 上記発呼者情報サーバは、着呼側機器が着呼を報知する
    ための発呼者情報を格納する記憶手段と、予め、発呼側
    機器の使用者の指示に基づき、当該発呼側機器に関連付
    けて発呼者情報を上記記憶手段に登録する登録手段と、
    上記発呼側機器が発呼してから上記着呼側機器が応呼す
    るまでの間に、当該発呼側機器に関連付けて上記記憶手
    段に格納された発呼者情報を、上記着呼側機器に送信す
    る発呼者情報送信手段とを備えた発呼者情報サーバであ
    り、 上記呼び出し制御装置は、上記発呼側機器から着呼側機
    器への発呼を検出した場合、上記発呼者情報サーバから
    着呼側機器への発呼者情報の送信が終了するまでの間、
    着呼側機器の呼び出しを保留することを特徴とする呼び
    出し制御装置。
  13. 【請求項13】発呼側機器、着呼側機器および発呼者情
    報サーバと接続可能な通信網に設けられた呼び出し制御
    装置であって、上記発呼者情報サーバは、着呼側機器が着呼を報知する
    ための発呼者情報を格納する記憶手段と、発呼側機器の
    指示に基づいて、上記記憶手段から発呼者情報を読み出
    し、上記着呼側機器が応呼するまでの間に、当該着呼側
    機器へ送信する発呼者情報送信手段とを備えた発呼者情
    報サーバであり、 上記呼び出し制御装置は、 上記発呼側機器から着呼側機
    器への発呼を検出した場合、上記発呼者情報サーバから
    着呼側機器への発呼者情報の送信が終了するまでの間、
    着呼側機器の呼び出しを保留することを特徴とする呼び
    出し制御装置。
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