JP3504994B2 - Resin composition for fire joint material - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【産業上の利用分野】本発明は、防火目地材用樹脂組成
物に関する。 【０００２】 【従来の技術】近年、一般建築物の内外壁の部材に対し
て、耐火、防火性能が要求されるケースが多くなってい
る。一般に、目地材のベース材料としては、水密、気密
の目的で、シリコーン系、変性シリコーン系、ポリスル
フィド系、ポリエステルポリオール系の樹脂、エチレン
・α−オレフィン共重合体等が広く使用されているが、
これらの材料は、殆どが易燃性であり、火災時に目地部
分より延焼し易いという問題点があった。 【０００３】従って、内装パネルや間仕切り等に用いら
れる耐火性部材のジョイント部のシールには、耐火、防
火性能を目的として、モルタル、石膏、水ガラス等の無
機質材料が用いられる場合が多い。しかしながら、これ
らの材料は、硬化過程での収縮が避けられず、また、硬
化後の硬度がきわめて硬いため、短期間の間にひび割れ
や界面破壊等を起こすという問題点があった。また、層
間変位や追従性を重視する高層建築物にあっては、目地
を可動にして変位を吸収するため、前記無機質材料が使
用できず、複雑な構造として耐火遮音性を付与してい
る。 【０００４】上記問題点を解決するために、例えば、特
開昭６３−９２６９０号公報には、ポリエーテル重合体
に対し、オルガノシラン、金属水酸化物、シラノール縮
合触媒を添加することにより、耐火、防火性能を向上さ
せたシーラント組成物が開示されている。しかしなが
ら、このシーラント組成物では、ひび割れは改善されて
いるものの、耐火性、防火性等については十分な性能が
得られないという問題点があった。 【０００５】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みてなされたものであり、その目的は、耐火、防火性
が優れると共に、水密性、気密性、耐水性、耐久性の優
れる防火目地材用樹脂組成物を提供することにある。 【０００６】 【課題を解決するための手段】本発明の防火目地材用樹
脂組成物は、シリコーン系樹脂、変性シリコーン系樹
脂、ポリスルフィド系樹脂、変性ポリスルフィド系樹
脂、ポリウレタン系樹脂、エチレン・α−オレフィン共
重合体ゴム、ポリブテン系樹脂、ポリアルキレンエーテ
ル重合体からなる群から選ばれる１種の炭素含有高分子
材料１００重量部ならびに、８００℃以上に急速加熱さ
れたときの体積膨張率が１００倍以上である、中和処理
された熱膨張性黒鉛及びリン化合物との混合物１０〜２
００重量部からなる。 【０００７】 本発明で用いられる炭素含有高分子材料
としては、シリコーン系樹脂、変性シリコーン系樹脂、
ポリスルフィド系樹脂、変性ポリスルフィド系樹脂、ポ
リウレタン系樹脂、エチレン・プロピレン・ジエン共重
合体等のエチレン・α−オレフィン共重合体ゴム、ポリ
ブテン系樹脂、ポリアルキレンエーテル重合体からなる
群から選ばれる１種の炭素含有高分子材料である。 【０００８】上記炭素含有高分子材料は、湿気硬化する
１成分系であっても、反応硬化型の２成分系であっても
よく、使用する目地材の形状としては、特に制限はな
く、目地深さ、幅等も特に制限はない。 【０００９】 本発明で用いられる中和処理された熱膨
張性黒鉛としては、従来公知の熱膨張性黒鉛の中和処理
物が使用でき、熱膨張性黒鉛としては、例えば、天然の
鱗片状グラファイト、熱分解グラファイト、キッシュグ
ラファイト等の粉末を、濃硫酸、硝酸、セレン酸等の無
機酸と濃硝酸、過塩素酸、過塩素酸塩、過マンガン酸
塩、重クロム酸塩、過酸化水素等の強酸化剤で処理して
グラファイト層間化合物を生成させたもので、炭素の層
状構造を維持したままの結晶化合物が挙げられる。 【００１０】 本発明の中和処理された熱膨張性黒鉛
は、上記酸処理して得られた熱膨張性黒鉛を、更にアン
モニア、脂肪族低級アミン、アルカリ金属化合物、アル
カリ土類金属化合物等で中和処理して得られた熱膨張性
黒鉛である。上記脂肪族低級アミンとしては、例えば、
モノメチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミ
ン、エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン等が
挙げられ、上記アルカリ金属化合物およびアルカリ土類
金属化合物としては、カリウム、ナトリウム、カルシウ
ム、バリウム、マグネシウム等の水酸化物、酸化物、炭
酸塩、硫酸塩、有機酸塩等が挙げられる。 【００１１】 上記中和処理された熱膨張性黒鉛が８０
０℃以上に急速加熱されたときの体積膨張率は、小さく
なると十分な難燃性が得られなくなるので、１００倍以
上に制限される。上記１００倍以上の体積膨張率は以下
の方法で評価した。 即ち、内容積１００ミリリットル
の白金製の坩堝に熱膨張性黒鉛１ミリリットルを入れ、
予め８００℃以上に加熱した電気炉内に投入する。投入
後３０秒経過してから、白金製の坩堝を取り出して室温
になるまで放冷した。 加熱により膨張した熱膨張性黒
鉛が坩堝内容積を完全に満たす量以上になっていること
で体積膨張率１００倍以上と判断した。 【００１２】上記熱膨張性黒鉛の粒度は、細かくなると
熱膨張性黒鉛の膨張度が小さくなって十分な難燃性が得
られず、大きくなると樹脂と混合し混練する際に分散性
が悪く、得られる成形品の物性が低下するため、２０〜
２００メッシュが好ましい。 【００１３】本発明で用いられるリン化合物としては、
トリフェニルホスフェート、オクチルジフェニルホスフ
ェート、トリオクチルホスフェート、トリクレジルホス
フェート等のリン酸エステル類；リン酸ナトリウム、リ
ン酸カリウム、リン酸マグネシウム、リン酸亜鉛、リン
酸アルミニウム等のリン酸金属塩類又はこれら金属塩類
の水和物；リン酸アンモニウム、ポリリン酸アンモニウ
ム、エチレンジアミンのリン酸塩、ジエチレントリアミ
ンのリン酸塩等のリン酸とアンモニア又はアミン類との
塩又はこれらの縮合物の他、グアニジンのリン酸塩、ホ
スフィン類、ホスフィンオキシド類、ｔ−ブチルホスホ
ンやフェニルホスホン等のホスホン類、メラミン変性ポ
リリン酸アンモニウム、赤リン等が挙げられ、これらは
単独で用いられても二種以上が併用されてもよい。上記
リン化合物の中で、特にポリリン酸アンモニウムは取扱
いが容易であり、優れた難燃性が得られるので好まし
い。 【００１４】本発明の樹脂組成物において、熱膨張性黒
鉛とリン化合物との混合割合は、重量比で１：９〜９：
１が好ましい。この混合割合の範囲を外れると、熱膨張
性黒鉛とリン化合物をそれぞれ単独で用いる場合と難燃
性に余り差がなくなる。 【００１５】上記樹脂組成物には、必要に応じて、難燃
助剤として水和金属酸化物が添加されてもよい。水和金
属酸化物としては、水酸化アルミニウム、水酸化マグネ
シウム、ドーソナイト等が挙げられる。また、上記樹脂
組成物には、さらに必要に応じて、炭酸カルシウム、シ
リケート、ガラス繊維、アスベスト、タルク、カオリ
ン、マイカ、金属酸化物等を充填剤又は強化剤として添
加してもよい。これらは、単独で用いられてもよく、二
種以上が併用されてもよい。 【００１６】本発明の防火目地材用樹脂組成物は、従来
公知の、連続的な製造方法又はバッチ式の製造方法のい
ずれの方法で製造されてもよい。 【００１７】 【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。 （実施例１）ポリアルキレンエーテル（鐘淵化学社製
「カネカＭＳポリマー」）１００重量部、アンモニアで
中和処理された熱膨張性黒鉛（日本化成社製「ＣＡ６０
Ｓ」）１５重量部及びポリリン酸アンモニウム（住友化
学社製「スミセーフＰ」）１０重量部を添加し、室温下
でペースト状になるまで攪拌した後、二本ロールにて混
練して防火目地材用樹脂組成物を得た。 【００１８】（実施例２）ポリアルキレンエーテル（鐘
淵化学社製「カネカＭＳポリマー」）１００重量部、ア
ンモニアで中和処理された熱膨張性黒鉛（日本化成社製
「ＣＡ６０Ｓ」）２０重量部、ポリリン酸アンモニウム
（住友化学社製「スミセーフＰ」）５重量部及び無機充
填剤として水酸化アルミニウム（昭和電工社製「ハイジ
ライト」）５０重量部を添加し、室温下でペースト状に
なるまで攪拌した後、二本ロールにて混練して防火目地
材用樹脂組成物を得た。 【００１９】（実施例３）ポリアルキレンエーテル（鐘
淵化学社製「カネカＭＳポリマー」）１００重量部、ア
ンモニアで中和処理された熱膨張性黒鉛（日本化成社製
「ＣＡ６０Ｓ」）１５重量部及び赤リン（リン化学社製
「ノバーレッド１２０」）１５重量部を添加し、室温下
でペースト状になるまで攪拌した後、二本ロールにて混
練して防火目地材用樹脂組成物を得た。 【００２０】（実施例４）ポリアルキレンエーテル（鐘
淵化学社製「カネカＭＳポリマー」）１００重量部、ア
ンモニアで中和処理された熱膨張性黒鉛（日本化成社製
「ＣＡ６０Ｓ」）２０重量部及びｔーブチルホスホン酸
（Ａｌｄｒｉｃｈ社製）５重量部を添加し、室温下でペ
ースト状になるまで攪拌した後、二本ロールにて混練し
て防火目地材用樹脂組成物を得た。 【００２１】（比較例１）ポリアルキレンエーテル（鐘
淵化学社製「カネカＭＳポリマー」）１００重量部及び
アンモニアで中和処理された熱膨張性黒鉛（日本化成社
製「ＣＡ６０Ｓ」）１０重量部を添加し、室温下でペー
スト状になるまで攪拌した後、二本ロールにて混練して
防火目地材用樹脂組成物を得た。 【００２２】（比較例２）ポリアルキレンエーテル（鐘
淵化学社製「カネカＭＳポリマー」）１００重量部、ポ
リリン酸アンモニウム（住友化学社製「スミセーフ
Ｐ」）１０重量部及び無機充填剤として水酸化アルミニ
ウム（昭和電工社製「ハイジライト」）５０重量部を添
加し、室温下でペースト状になるまで攪拌した後、二本
ロールにて混練して防火目地材用樹脂組成物を得た。 【００２３】（比較例３）ポリアルキレンエーテル（鐘
淵化学社製「カネカＭＳポリマー」）１００重量部及び
フェニルホスホン酸（和光純薬社製）２０重量部を添加
し、室温下でペースト状になるまで攪拌した後、二本ロ
ールにて混練して防火目地材用樹脂組成物を得た。 【００２４】上記実施例及び比較例で得られた防火目地
材用樹脂組成物につき、下記の評価を行い、その結果を
表１及び２に示した。 （１）防火試験 木質のパーティクルボード（１４８×１４８×１２ｍ
ｍ）の上に、フライアッシュラグセメント系（ＮＦＣ：
ノン石綿）外装材（６５×１４０×１２ｍｍ）を２枚並
べて貼り合わせ、幅１０ｍｍの目地部を作製した。この
目地部に、防火目地材用樹脂組成物を厚さ１２ｍｍとな
るように注入し、室内で７日間乾燥させた。次いで、目
地部に９００℃の炎をガスバーナーで３０分間当て、目
地部裏面の温度をパーティクルボードに設けられた穿孔
に熱電対を差し込んで測定した。 【００２５】（２）灰分脱落試験 （１）の防火試験を行った後目地材の燃焼残渣灰分が目
地部から脱落しているかどうかを、目視で観察した。 【００２６】 【表１】【００２７】 【表２】 【００２８】 【発明の効果】本発明の防火目地材用樹脂組成物の構成
は、上述の通りであり、耐火性及び防火性に優れた目地
材を提供する。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a resin composition for fire joints. 2. Description of the Related Art In recent years, there has been an increasing number of cases where members of the inner and outer walls of general buildings are required to have fire resistance and fire prevention performance. Generally, as a base material of the joint material, for the purpose of watertightness, airtightness, silicone-based, modified silicone-based, polysulfide-based, polyesterpolyol-based resins, ethylene / α-olefin copolymers, etc. are widely used.
Most of these materials are flammable, and there is a problem that the fire spreads more easily at the joints during a fire. Accordingly, inorganic materials such as mortar, gypsum, and water glass are often used to seal the joints of fire-resistant members used for interior panels and partitions for the purpose of fire resistance and fire prevention performance. However, these materials have problems that shrinkage during the curing process is unavoidable, and that the hardness after curing is extremely high, causing cracks and interfacial destruction in a short period of time. Further, in a high-rise building that emphasizes interlayer displacement and followability, since the joint is movable to absorb the displacement, the inorganic material cannot be used, and a fireproof sound insulation is provided as a complicated structure. [0004] In order to solve the above problems, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 63-92690 discloses a method in which an organosilane, a metal hydroxide, and a silanol condensation catalyst are added to a polyether polymer to provide a fireproof. And a sealant composition having improved fire prevention performance. However, in this sealant composition, although cracks are improved, there is a problem that sufficient performance is not obtained in fire resistance, fire resistance, and the like. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above-described drawbacks, and has as its object to provide excellent fire resistance and fire protection, as well as water tightness, air tightness, water resistance, and durability. It is to provide a resin composition for a fire joint material excellent in the above. [0006] The resin composition for fireproof joint material of the present invention comprises a silicone resin and a modified silicone resin.
Fat, polysulfide resin, modified polysulfide tree
Fat, polyurethane resin, ethylene / α-olefin
Polymer rubber, polybutene resin, polyalkylene ether
A carbon-containing polymer selected from the group consisting of
100 parts by weight of material and rapidly heated to 800 ° C or more
Neutralization treatment with a volume expansion coefficient of 100 times or more when
Mixture of heat-expandable graphite and phosphorus compound
It consists of 00 parts by weight . The carbon-containing polymer material used in the present invention includes a silicone resin, a modified silicone resin,
Polysulfide resin, modified polysulfide resin,
Urethane resin, ethylene / propylene / diene
Ethylene / α-olefin copolymer rubber such as
Consists of butene resin and polyalkylene ether polymer
Ru one carbon-containing polymeric material der selected from the group. The carbon-containing polymer material may be a moisture-curable one-component system or a reaction-curable two-component system. The shape of the joint material used is not particularly limited. There is no particular limitation on the depth, width, and the like. The neutralized thermal expansion used in the present invention
As the tonic graphite, a conventionally known heat-expandable graphite can be neutralized.
Can be used, as the heat-expandable graphite, for example, natural flaky graphite, pyrolytic graphite, powder such as quiche graphite, concentrated sulfuric acid, nitric acid, inorganic acids such as selenic acid and concentrated nitric acid, perchloric acid, perchlorate, permanganate, dichromate, treated with a strong oxidizing agent such as hydrogen peroxide which was to produce a graphite intercalation compound, include crystalline compound which remains maintaining the layered structure of the carbon Can be The neutralized thermally expandable graphite of the present invention
Is the heat-expandable graphite obtained by the above acid treatment,
Monia, aliphatic lower amine, alkali metal compound, Al
Thermal expansion obtained by neutralization with potassium earth metal compound
It is graphite. As the aliphatic lower amine, for example,
Monomethylamine, dimethylamine, trimethylamine
, Ethylamine, propylamine, butylamine, etc.
And the above alkali metal compounds and alkaline earths.
Potassium, sodium, calcium
Hydroxide, oxide, charcoal such as
Acid salts, sulfates, organic acid salts and the like. The neutralized heat-expandable graphite is 80
The volume expansion coefficient when rapidly heated to 0 ° C or higher is small
If this happens, it will not be possible to obtain sufficient flame retardancy.
Restricted above. The volume expansion rate of 100 times or more is as follows
Was evaluated by the following method. That is, the internal volume is 100 milliliters
Put 1 ml of heat-expandable graphite into a platinum crucible,
It is put into an electric furnace preheated to 800 ° C. or higher. Input
After 30 seconds, remove the platinum crucible and let it cool to room temperature.
Allowed to cool until Thermal expansion black expanded by heating
Lead must be at least enough to completely fill the crucible volume
Determined that the volume expansion rate was 100 times or more. When the particle size of the heat-expandable graphite is too small, the degree of expansion of the heat-expandable graphite is small and sufficient flame retardancy cannot be obtained. When the particle size is too large, the dispersibility is poor when mixed and kneaded with a resin. Since the physical properties of the obtained molded article are deteriorated,
200 mesh is preferred. The phosphorus compounds used in the present invention include:
Phosphate esters such as triphenyl phosphate, octyl diphenyl phosphate, trioctyl phosphate, tricresyl phosphate; metal phosphates such as sodium phosphate, potassium phosphate, magnesium phosphate, zinc phosphate, aluminum phosphate and the like Hydrates of metal salts; salts of phosphoric acid such as ammonium phosphate, ammonium polyphosphate, phosphate of ethylenediamine, phosphate of diethylenetriamine, etc. with ammonia or amines or condensates thereof, and phosphoric acid of guanidine Salts, phosphines, phosphine oxides, phosphones such as t-butylphosphone and phenylphosphone, melamine-modified ammonium polyphosphate, red phosphorus and the like, which may be used alone or in combination of two or more. Good. Among the above phosphorus compounds, ammonium polyphosphate is particularly preferred because it is easy to handle and excellent flame retardancy is obtained. In the resin composition of the present invention, the mixing ratio between the heat-expandable graphite and the phosphorus compound is 1: 9 to 9:
1 is preferred. When the mixing ratio is out of the range, there is no significant difference in the flame retardancy between the case where the thermally expandable graphite and the phosphorus compound are used alone. [0015] If necessary, a hydrated metal oxide may be added to the resin composition as a flame retardant aid. Examples of the hydrated metal oxide include aluminum hydroxide, magnesium hydroxide, dawsonite and the like. Further, if necessary, calcium carbonate, silicate, glass fiber, asbestos, talc, kaolin, mica, metal oxide, and the like may be added to the resin composition as a filler or a reinforcing agent. These may be used alone or in combination of two or more. The resin composition for a fireproof joint material of the present invention may be produced by any of a conventionally known continuous production method and a batch production method. Embodiments of the present invention will be described below. (Example 1) 100 parts by weight of a polyalkylene ether ("Kaneka MS Polymer" manufactured by Kaneka Chemical Co., Ltd.) and thermally expandable graphite neutralized with ammonia ("CA60" manufactured by Nippon Kasei Co., Ltd.)
S ") 15 parts by weight and 10 parts by weight of ammonium polyphosphate (" Sumisafe P "manufactured by Sumitomo Chemical Co., Ltd.) were added, and the mixture was stirred at room temperature until it became a paste. A resin composition for use was obtained. Example 2 100 parts by weight of polyalkylene ether ("Kaneka MS Polymer" manufactured by Kaneka Chemical Co., Ltd.) and 20 parts by weight of thermally expandable graphite neutralized with ammonia ("CA60S" manufactured by Nippon Kasei Co., Ltd.) , 5 parts by weight of ammonium polyphosphate ("Sumisafe P" manufactured by Sumitomo Chemical Co., Ltd.) and 50 parts by weight of aluminum hydroxide ("Heidilite" manufactured by Showa Denko KK) as an inorganic filler are added at room temperature until a paste is formed. After stirring, the mixture was kneaded with two rolls to obtain a resin composition for a fireproof joint material. Example 3 100 parts by weight of polyalkylene ether ("Kaneka MS Polymer" manufactured by Kaneka Chemical Co., Ltd.) and 15 parts by weight of thermally expandable graphite ("CA60S" manufactured by Nippon Kasei Co., Ltd.) neutralized with ammonia And 15 parts by weight of red phosphorus (“Nover Red 120” manufactured by Rin Kagaku Co., Ltd.), and the mixture was stirred at room temperature until it became a paste, and kneaded with two rolls to obtain a resin composition for a fireproof joint material. . Example 4 100 parts by weight of polyalkylene ether ("Kaneka MS Polymer" manufactured by Kaneka Chemical Co., Ltd.) and 20 parts by weight of thermally expandable graphite ("CA60S" manufactured by Nippon Kasei Co., Ltd.) neutralized with ammonia Then, 5 parts by weight of t-butylphosphonic acid (manufactured by Aldrich) was added, and the mixture was stirred at room temperature until it became a paste, and kneaded with two rolls to obtain a resin composition for a fireproof joint material. Comparative Example 1 100 parts by weight of a polyalkylene ether ("Kaneka MS Polymer" manufactured by Kaneka Chemical Co., Ltd.) and 10 parts by weight of thermally expandable graphite ("CA60S" manufactured by Nippon Kasei Co., Ltd.) neutralized with ammonia Was added thereto, and the mixture was stirred at room temperature until it became a paste, and then kneaded with two rolls to obtain a resin composition for a fireproof joint material. Comparative Example 2 100 parts by weight of a polyalkylene ether ("Kaneka MS Polymer" manufactured by Kaneka Chemical Co., Ltd.), 10 parts by weight of ammonium polyphosphate ("Sumisafe P" manufactured by Sumitomo Chemical Co., Ltd.) and hydroxylated as an inorganic filler. 50 parts by weight of aluminum ("Heidilite" manufactured by Showa Denko KK) was added, the mixture was stirred at room temperature until it became a paste, and kneaded with two rolls to obtain a resin composition for a fireproof joint material. (Comparative Example 3) 100 parts by weight of a polyalkylene ether ("Kaneka MS Polymer" manufactured by Kaneka Chemical Co., Ltd.) and 20 parts by weight of phenylphosphonic acid (manufactured by Wako Pure Chemical Industries, Ltd.) were added to form a paste at room temperature. After the mixture was stirred to the extent necessary, the mixture was kneaded with two rolls to obtain a resin composition for a fireproof joint material. The following evaluations were performed on the resin compositions for fireproof joints obtained in the above Examples and Comparative Examples, and the results are shown in Tables 1 and 2. (1) Fire test wood particle board (148 x 148 x 12m
m), fly ash lag cement system (NFC:
(Non-asbestos) Two exterior materials (65 × 140 × 12 mm) were arranged side by side and stuck to form joints having a width of 10 mm. The resin composition for a fireproof joint material was injected into the joint portion so as to have a thickness of 12 mm, and dried in a room for 7 days. Next, a flame of 900 ° C. was applied to the joint with a gas burner for 30 minutes, and the temperature of the back of the joint was measured by inserting a thermocouple into a perforation provided in the particle board. (2) Ash Drop-off Test After performing the fire prevention test of (1), it was visually observed whether or not the ash of the combustion residue of the joint material had fallen off from the joint. [Table 1] [Table 2] The constitution of the resin composition for a fireproof joint material of the present invention is as described above, and provides a joint material excellent in fire resistance and fire resistance.

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) C08L 1/00 - 101/16 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continued on front page (58) Field surveyed (Int. Cl. ⁷ , DB name) C08L 1/00-101/16

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 シリコーン系樹脂、変性シリコーン系樹
脂、ポリスルフィド系樹脂、変性ポリスルフィド系樹
脂、ポリウレタン系樹脂、エチレン・α−オレフィン共
重合体ゴム、ポリブテン系樹脂、ポリアルキレンエーテ
ル重合体からなる群から選ばれる１種の炭素含有高分子
材料１００重量部ならびに、８００℃以上に急速加熱さ
れたときの体積膨張率が１００倍以上である、中和処理
された熱膨張性黒鉛及びリン化合物との混合物１０〜２
００重量部からなることを特徴とする防火目地材用樹脂
組成物。(57) [Claims] [Claim 1] Silicone resin, modified silicone resin
Fat, polysulfide resin, modified polysulfide tree
Fat, polyurethane resin, ethylene / α-olefin
Polymer rubber, polybutene resin, polyalkylene ether
100 parts by weight of one kind of carbon-containing polymer material selected from the group consisting of a polymer and a neutralization treatment having a volume expansion coefficient of 100 times or more when rapidly heated to 800 ° C. or more.
A mixture of a thermally expandable graphite and phosphorus compound is 10 to 2
A resin composition for a fireproof joint material, comprising 100 parts by weight.