JP3504894B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP3504894B2
JP3504894B2 JP26923799A JP26923799A JP3504894B2 JP 3504894 B2 JP3504894 B2 JP 3504894B2 JP 26923799 A JP26923799 A JP 26923799A JP 26923799 A JP26923799 A JP 26923799A JP 3504894 B2 JP3504894 B2 JP 3504894B2
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slider
lock arm
connector housing
posture
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悟 西出
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Nissan Motor Co Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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    • H01R13/66Structural association with built-in electrical component
    • H01R13/70Structural association with built-in electrical component with built-in switch
    • H01R13/703Structural association with built-in electrical component with built-in switch operated by engagement or disengagement of coupling parts, e.g. dual-continuity coupling part
    • H01R13/7031Shorting, shunting or bussing of different terminals interrupted or effected on engagement of coupling part, e.g. for ESD protection, line continuity
    • H01R13/7032Shorting, shunting or bussing of different terminals interrupted or effected on engagement of coupling part, e.g. for ESD protection, line continuity making use of a separate bridging element directly cooperating with the terminals

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、両コネクタハウジングを
嵌合状態にロックするための手段が、外部からの解除操
作を容易に行うことのできないように内部に隠れて配置
されている構造のコネクタに関する発明を出願(特願平
11−138558号)した。これは、図11(A)及
び図11(B)に示すように、雄側コネクタハウジング
101と雌側コネクタハウジング102とからなり、雄
側コネクタハウジング101の内部には、雌側コネクタ
ハウジング102に係止可能なロックアーム103と、
このロックアーム103を雌側コネクタハウジング10
2への係止姿勢に保持可能なスライダ104とが設けら
れている。また、スライダ104には、雌側コネクタハ
ウジング102の嵌合が進むのに伴ってその雌側コネク
タハウジング102に対する離脱方向の付勢力を蓄勢す
る圧縮コイルバネ(図示せず)が装着されている。
【0003】雌側コネクタハウジング102が正規嵌合
状態に至ると、ロックアーム103の先端の係止面10
3Aが雌側コネクタハウジング102に係止するととも
に、スライダ104が図11の左方へ変位してその押さ
え面104Aによりロックアーム103の解離方向への
変位を規制する状態となり、もって両コネクタハウジン
グ101,102が嵌合状態にロックされる(図11
(B)を参照)。また、このロック状態からスライダ1
04を図11の右方へスライドさせると、図示しない圧
縮コイルバネの蓄勢力が高まるとともに、スライダ10
4によるロックアーム103の変位規制が解除され、ロ
ックアーム103は雌側コネクタハウジング102側か
らの押圧力によって図11の上方へ変位し、圧縮コイル
バネの蓄勢力によって雌側コネクタハウジング102が
雄側コネクタハウジング101から押し出される(図1
1(A)を参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記コネクタでは、ロ
ックアーム103が、外部からの解除操作を容易に行う
ことのできないように内部に隠れて配置されているの
で、ロックアーム103には、ロック機能だけでなく、
ロック解除の機能も兼備させている。即ち、ロックアー
ム103における雌側コネクタハウジング102への係
止面103Aを雌側コネクタハウジング102の離脱方
向と直交する方向に対してやや斜めに設定している。こ
れにより、ロックアーム103が雌側コネクタハウジン
グ102側からの押圧力を受けると、その押圧力と係止
面103Aの傾斜とによってロックアーム103が上方
へ変位してロック解除状態となる。
【0005】しかしながら、ロックアーム103の係止
面103Aを傾斜させる構造は、ロック解除機能の点で
は望ましいが、逆に、ロック機能の点では望ましいとは
いえない。本発明は上記事情に鑑みて創案されたもので
あり、ロックアームによるロック機能の信頼性を確保す
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、互い
に嵌合可能な一対のコネクタハウジングのうちの一方の
コネクタハウジングには、他方のコネクタハウジングに
対して係止するロック姿勢と解離するロック解除姿勢と
の間での弾性変位を可能とされたロックアームと、前記
ロック姿勢にある前記ロックアームの前記ロック解除姿
勢側への変位を規制する変位規制位置と前記ロック解除
姿勢側への変位を許容する変位許容位置との間での移動
を可能とされたスライダとが設けられ、前記ロックアー
ムが前記ロック姿勢に変位して前記他方のコネクタハウ
ジングに係止するとともに前記スライダが前記変位規制
位置へ移動することで前記両コネクタハウジングが嵌合
状態にロックされ、このロック状態から前記スライダが
前記変位許容位置へ移動して前記ロックアームが前記ロ
ック解除姿勢へ変位することで、前記両コネクタハウジ
ングがロック解除されて離脱を許容されるようにしたコ
ネクタにおいて、前記スライダと前記ロックアームに
は、前記スライダが前記変位規制位置から前記変位許容
位置側へ移動するのに伴い、前記ロックアームを前記ロ
ック姿勢から前記ロック解除姿勢へ強制的に変位させる
強制変位手段が設けられており、前記スライダは、前記
変位許容位置から前記変位規制位置とは反対側の強制変
位位置への更なる移動を可能とされ、前記スライダが前
記変位許容位置から前記強制変位位置へ移動するのに伴
い、前記強制変位手段による強制変位動作が行われる
成とした。
【0007】 請求項2の発明は、請求項1の発明にお
いて、前記強制変位手段は、前記スライダに形成した押
圧部と前記ロックアームに形成した被押圧部とから構成
され、この押圧部と被押圧部のうちの少なくとも一方が
前記スライダの移動方向及びロックアームの変位方向の
双方に対して傾斜したテーパ面を有している構成とし
た。請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明に
おいて、前記変位許容位置にある前記スライダの前記強
制変位位置側への移動を許容し且つ前記変位規制位置側
への移動を規制可能な保持手段と、前記スライダを前記
強制変位位置側から前記変位許容位置側へ付勢する付勢
手段とを備えている構成とした。請求項4の発明は、
求項3の発明において、前記保持手段による前記変位規
制位置側への移動規制は、前記他方のコネクタハウジン
グが正規嵌合状態に至るのに伴って解除される構成とさ
れている構成とした。
【0008】 請求項5の発明は、請求項3又は請求項
4の発明において、前記付勢手段は、嵌合途上にある前
記他方のコネクタハウジングで弾性撓みさせられること
によりその他方のコネクタハウジングに対する離脱方向
への付勢力を蓄勢する構成とされている構成とした。
【0009】
【発明の作用及び効果】[請求項1の発明] 両コネクタハウジングが嵌合している状態でスライダを
変位規制位置から変位許容位置側へ移動させると、強制
変位手段がロックアームを強制的にロック解除姿勢へ変
位させる。ロックアームと他方のコネクタハウジングと
の係止部分には、ロック解除の機能を兼備させる必要が
ないので、ロックアームによるロック機能の信頼性を向
上させることができる。また、強制変位手段による強制
変位動作は、ロックアームがスライダによる変位規制か
ら解放された状態で行われるので、動作の信頼性が高
い。
【0010】 [請求項2の発明] 強制変位手段は、テーパ面の傾斜を利用してロックアー
ムをロック解除姿勢へ変位させるようになっているの
で、構造が簡単で済む。 [請求項3の発明] スライダは付勢手段の付勢により変位許容位置に保持さ
れるので、変位許容位置と強制変位位置との間でガタ付
きを生じることが防止される。 [請求項4の発明] 他方のコネクタハウジングが正規の嵌合状態に至ると、
ロックアームにより両コネクタハウジングが嵌合状態に
ロックされるとともに、保持手段による移動規制が解除
されてスライダが付勢手段の付勢により変位規制位置へ
移動する。即ち、両コネクタハウジングが正規嵌合状態
に至ると、自動的にロック状態となるので、手動による
操作の手間が省ける。
【0011】 [請求項5の発明] 他方のコネクタハウジングの嵌合動作を半嵌合状態で止
めてしまった場合には、付勢手段に蓄勢された付勢力に
より離脱方向へ強制的に変位させられるので、半嵌合を
防止できる。スライダを強制変位位置側から変位許容位
置側へ付勢するための付勢部材に、半嵌合防止の機能を
兼備させたので、部品点数の削減を図ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】[実施形態1]以下、本発明を具
体化した実施形態1を図1乃至図10を参照して説明す
る。本実施形態のコネクタは、雄端子金具13、スライ
ダ20及びショート端子35を備えた雄側コネクタハウ
ジング10と、雌端子金具42を備えた雌側コネクタハ
ウジング40とからなり、この両コネクタハウジング1
0,40は互いに嵌合・離脱を可能とされている。尚、
本実施形態における方向の説明では、嵌合時に各コネク
タハウジング10,40における相手側のコネクタハウ
ジング40,10と対向する面を前面とし、上下方向に
ついては図1〜図6を基準とする。
【0013】[雌側コネクタハウジング40及び雌端子
金具42]まず、雌側コネクタハウジング40(本発明
の構成要件である他方のコネクタハウジング)について
説明すると、雌側コネクタハウジング40内には複数の
キャビティ41が左右に整列して形成され、各キャビテ
ィ41には雌端子金具42が挿入されている。雌側コネ
クタハウジング40の上面における幅方向(左右方向)
中央には、両コネクタハウジング10,40の嵌合方向
(以下、単に嵌合方向という)と直交する方向に対して
少し傾斜したロック用係止面43が形成されている。
尚、このロック用係止面43の傾斜角度と傾斜の向き
は、後述する雄側コネクタハウジング10のロックアー
ム17のロック用突起17Aの後面17Rと同じ角度及
び向きとなるように設定されている。また、このロック
用係止面43を挟む左右両側には嵌合方向と平行なリブ
状の一対の押込部44が形成されている。また、雌側コ
ネクタハウジング40の上面における前端縁は、前下が
りとなったガイド斜面45となっている。
【0014】[雄側コネクタハウジング10及び雄端子
金具13]次に、雄側コネクタハウジング10(本発明
の構成要件である一方のコネクタハウジング)について
説明する。雄側コネクタハウジング10のうち前半下半
分領域は、その前面に開口する嵌合凹部11となってお
り、ここに雌側コネクタハウジング40が収容される。
また、嵌合凹部11の後方には、嵌合凹部11よりも高
さの低い複数のキャビティ12が横に並列して形成さ
れ、各キャビティ12に雌端子金具42と接続可能な雄
端子金具13が挿入されている。
【0015】さらに、雄側コネクタハウジング10のう
ち嵌合凹部11及びキャビティ12よりも上方の領域
は、雄側コネクタハウジング10の後面及び上面の後半
分領域に開口された収容空間14とされている。収容空
間14の下面の前半領域は嵌合凹部11に連通され、後
半領域はキャビティ12との間がその上面壁12Aで隔
絶されている。収容空間14の左右内壁面には、前後方
向に延びると共に後端部にストッパ15Aの形成された
ガイド溝15が形成されている。収容空間14の前端に
おいては、雌側コネクタハウジング40の押込部44を
収容空間14内へ受け入れるための左右一対の逃がし溝
16が形成されている。
【0016】[雄側コネクタハウジング10のロックア
ーム17]次に、両コネクタハウジング10,40を嵌
合状態にロックするための手段について説明する。雄側
コネクタハウジング10内における幅方向中央位置に
は、収容空間14と嵌合凹部11との境界に沿って前方
へ片持ち状に延出するロックアーム17が形成されてい
る。このロックアーム17は、常には、図1,4,5に
示すロック姿勢にあるが、外力が付与されるとロック姿
勢よりも上方の図3,6に示すロック解除姿勢へ弾性的
に傾動変位することが可能となっており、また、このロ
ック解除姿勢で外力から解放されるとロック姿勢へ弾性
復帰するようになっている。
【0017】このロックアーム17の前端は、嵌合凹部
11における前後方向のほぼ中間位置まで達し、その前
端には、雌側コネクタハウジング40のロック用係止面
43に係止されるロック用突起17Aが下向き(嵌合凹
部11側)へ突出する形態で形成されている。このロッ
ク用突起17Aの後面17Rは、両コネクタハウジング
10,40の嵌合方向と直交する方向に対して僅かに傾
斜しており、その傾斜方向は上端から下端へ向けて後方
へ傾く形態、即ちロックアーム17の下面に対してオー
バーハング状となるような向きである。したがって、ロ
ック用突起17Aはその下端をロック用係止面43に当
接させるように係止され、この係止状態から両コネクタ
ハウジング10,40に離脱方向の力が作用しても、ロ
ック用突起17Aが上方(ロック用係止面43から解離
する方向)へ変位する虞がなく、確実な係止状態が確保
されるようになっている。
【0018】尚、ロック用突起17Aの前面には、両コ
ネクタハウジング10,40の嵌合の際に雌側コネクタ
ハウジング40のガイド斜面45と当接する被ガイド斜
面17Fが形成され、このガイド斜面45と被ガイド斜
面17Fとの係合により、両コネクタハウジング10,
40の嵌合力がロックアーム17に対して上方(ロック
解除姿勢側)への押動力として作用するようになってい
る。 [ロックアーム17側の強制変位手段]また、ロックア
ーム17の前端部には、スライダ20によってそのロッ
クアーム17を強制的にロック解除姿勢へ変位させるた
めの強制変位手段を構成する被押圧部18が形成されて
いる。この被押圧部18は、ロックアーム17の上面か
ら上方に突出するとともにロックアーム17の左右両側
面から更に側方へ突出した形状であり、その被押圧部1
8の後面にはテーパ面18Aが形成されている。このテ
ーパ面18Aは、スライダ20の前後移動方向及びロッ
クアーム17の上下変位方向の双方に対して傾斜してお
り、その傾斜方向は、下端から上端に向かって後方へ傾
く形態、即ちロックアーム17の上面に対してオーバー
ハング状となる向きとされている。したがって、このテ
ーパ面18Aに対して後方から前方への押圧力が作用す
ると、ロックアーム17には上方(ロック解除姿勢方
向)への押圧力が付与されることになる。
【0019】[スライダ20]次に、スライダ20につ
いて説明する。スライダ20は、ロックアーム17のロ
ック姿勢とロック解除姿勢との間の変位動作を規制・許
容するのに加え、ロックアーム17を強制的にロック解
除姿勢へ変位させる機能を有する。スライダ20は、そ
の左右両側面の被ガイド部(図示せず)をガイド溝15
に嵌合させることで、収容空間14内を前後方向に移動
し得るようになっている。スライダ20の移動経路の後
端であって被ガイド部がストッパ15Aに当接してそれ
以上の後方への移動を規制された位置(図5に示す)は
変位規制位置とされている。また、移動経路の前端であ
って収容空間14の前面壁14Fに当接して前止まり状
態とされた位置(図6に示す)は強制変位位置とされて
いる。さらに、この強制変位位置よりも少し後方の位置
(図1〜図4に示す)は変位許容位置とされている。
【0020】スライダ20の下面における幅方向中央の
前端部は変位規制面21とされており、スライダ20が
変位規制位置へ移動すると、ロック姿勢にあるロックア
ーム17の被押圧部18の上面に変位規制面21が当接
してロックアーム17のロック解除姿勢への変位を規制
する(図5を参照)。また、スライダ20における変位
規制面21よりも後方は、下面側(ロックアーム17に
臨む側)に解放された撓み空間22とされ、スライダ2
0が変位許容位置又はそれよりも強制変位位置側(前
側)に位置するときには、ロックアーム17はこの撓み
空間22内に進出しつつロック解除姿勢へ変位する(図
3及び図6を参照)。また、撓み空間22の前端には、
変位規制面21の後端と連なる後退規制面23が形成さ
れ、スライダ20が変位許容位置にあって、ロックアー
ム17がロック解除姿勢に変位している状態では、後退
規制面23がロックアーム17の被押圧部18の前面に
当接することで、スライダ20の変位規制位置側(後
方)への移動が規制される(図3を参照)。
【0021】[スライダ20側の強制変位手段]スライ
ダ20には、その撓み空間22における左右両内側面の
下端縁から内側へ突出する左右一対の押圧部24が強制
変位手段として形成されている。この押圧部24は、前
後方向(スライダ20の移動方向)に長く延びた形態で
あり、ロック解除姿勢へ変位するロックアーム17との
干渉を避けるようにロックアーム17の変位領域から左
右両側へ退避するように位置している。かかる一対の押
圧部24は、左右方向においては、ロックアーム17の
被押圧部18の左右への突出部分と重なるように位置し
ているとともに、上下方向においてはロックアーム17
がロック姿勢にあるときに被押圧部18と同じ高さとな
るように位置している。また、押圧部24の前端面は、
スライダ20の移動方向に対して後傾するように(斜め
上前方を向くように)傾斜したテーパ面24Aとされ、
このテーパ面24Aの傾斜角度は、ロックアーム17が
ロック姿勢にあるときの被押圧部18のテーパ面18A
と同じ傾斜角度となるように設定されている。スライダ
20が変位規制位置にあるときにはスライダ20のテー
パ面24Aはロックアーム17のテーパ面18Aに対し
て後方へ大きく離間し(図5を参照)、スライダ20が
変位許容位置にあるとともにロックアーム17がロック
姿勢にあるときには双方のテーパ面18A,24Aはほ
ぼ接するように対向する(図1及び図4を参照)。そし
て、スライダ20が変位許容位置から強制変位位置へ移
動するのに伴い、テーパ面18A,24A同士の係合作
用により、ロックアーム17がそのテーパ面18Aをス
ライダ20のテーパ面24A上を摺接させつつロック姿
勢からロック解除姿勢へ強制的に押し上げられるように
なっている。
【0022】[スライダ20のガタ防止手段]また、ス
ライダ20における撓み空間22の左右両側には一対の
バネ室25が形成されており、ここに軸線を前後方向
(スライダ20の移動方向と同じ方向)に向けた圧縮コ
イルバネ26(本発明の構成要件である付勢手段)が収
容されている。圧縮コイルバネ26の前端には前面が平
坦面とされたバネ座部材27が取り付けられ、一方、バ
ネ室25の前面壁には、収容空間14の前面壁14Fか
ら後方へ突出するバネ宛部28と、雌側コネクタハウジ
ング40の押込部44の上前端部とをバネ室25内に進
入させるための受入溝29が形成されている。スライダ
20が変位許容位置又はそれよりも前方(強制変位位置
側)に位置するときには、バネ宛部28がバネ室25内
に進出してバネ座部材27に当接することによって圧縮
コイルバネ26を弾縮させた状態となる(図2及び図3
を参照)ため、スライダ20は雄側コネクタハウジング
10に対して後方へ付勢された状態となる。
【0023】また、スライダ20の下面には、前方(嵌
合途上にある雌側コネクタハウジング40に向かう方
向)へ片持ち状に延出する左右一対の弾性保持片30
(本発明の構成要件である保持手段)が形成されてい
る。この弾性保持片30は上方への弾性変位を可能とさ
れ、その下面には、スライダ20の移動方向に対してほ
ぼ直交する保持突起31が形成されている。スライダ2
0が変位許容位置にあるときには、この保持突起31が
弾性保持片30の弾性復元力により嵌合凹部11の後端
面上縁の受け部32に係止する状態となり、この係止動
作により、変位許容位置にあるスライダ20が、圧縮コ
イルバネ26による変位規制位置方向への付勢に抗して
後退規制状態に保持される。
【0024】さらに、弾性保持片30の前端部の下面に
は被押し上げ斜面33が形成されている。保持突起31
が受け部32に係止している状態では、両コネクタハウ
ジング10,40が正規嵌合状態に至るとほぼ同時に、
被押し上げ斜面33が雌側コネクタハウジング40のガ
イド斜面45に当接して、弾性保持片30がガイド斜面
45に乗り上がりつつ受け部32から解離し、もって弾
性保持片30によるスライダ20の保持機能が解除され
る。
【0025】[半嵌合防止手段]上記スライダ20の圧
縮コイルバネ26は、雌側コネクタハウジング40の押
込部44と協動することで半嵌合防止手段としても機能
する。即ち、両コネクタハウジング10,40を嵌合す
る途中では、変位許容位置にあるスライダ20のバネ室
25内に押込部44の前端が進入し、嵌合動作が進むの
に伴って圧縮コイルバネ26を弾縮させるようになって
いる。即ち、圧縮コイルバネ26は、嵌合途上にある雌
側コネクタハウジング40で弾性撓みさせられることに
よりその雌側コネクタハウジング40に対する離脱方向
(嵌合凹部11外へ押し出す方向)への付勢力を蓄勢す
るようになっている。
【0026】[ショート端子35]スライダ20の下面
後部には、導電性を有する板材からなるショート端子3
5の基端部35Aが一体移動可能に取り付けられてい
る。ショート端子35には、基端部35Aの後端縁から
折り返し状に延出する複数の弾性接触片35Bが各キャ
ビティ12に対応して形成され、各弾性接触片35Bの
延出端が雄端子金具13との接触部35Cとなってい
る。スライダ20が変位許容位置又は強制変位位置にあ
るときには、ショート端子35の接触部35Cがキャビ
ティ12の上面壁12Aの窓孔36を介して雄端子金具
13の上面に弾接した状態となり(図1〜図4、図6を
参照)、この状態では、雄端子金具13同士がショート
端子35を介して短絡状態となる。また、スライダ20
が変位規制位置に移動すると、接触部は窓孔36から外
れてキャビティ12の上面壁12Aの上面に弾接する状
態となり(図5を参照)、この状態では各雄端子金具1
3の短絡が解除される。
【0027】[両コネクタハウジング10,40の嵌合
動作の説明]両コネクタハウジング10,40を嵌合す
る際には、まず、雄側コネクタハウジング10において
スライダ20を変位許容位置に保持しておく(図1及び
図2を参照)。このとき、スライダ20は、圧縮コイル
バネ26により後方へ付勢されているとともに弾性保持
片30により後退規制された状態となっている。かかる
状態で雌側コネクタハウジング40を嵌合凹部11に嵌
入すると、ロックアーム17が雌側コネクタハウジング
40の上面に乗り上がりつつロック解除姿勢に変位する
とともに、押込部44が圧縮コイルバネ26を弾縮する
ことで雌側コネクタハウジング40に対して嵌合凹部1
1からの離脱力が付与される(図3を参照)。
【0028】したがって、嵌合途中で操作を中段する
と、圧縮コイルバネ26の付勢により雌側コネクタハウ
ジング40が嵌合凹部11外へ押し出されるので、両コ
ネクタハウジング10,40が半嵌合状態のままになる
ことが防止される。さて、両コネクタハウジング10,
40が正規嵌合状態に至ると、ロックアーム17がロッ
ク姿勢へ弾性復帰してロック用突起17Aが雌側コネク
タハウジング40のロック用係止面43に係止し、もっ
て、両コネクタハウジング10,40が離脱規制状態に
ロックされる(図4を参照)。また、このロック動作と
ともに、弾性保持片30が雌側コネクタハウジング40
のガイド斜面45に乗り上がりつつ弾性変位して受け部
32から解離し、弾性保持片30によるスライダ20の
後退規制が解除される。
【0029】すると、スライダ20が圧縮コイルバネ2
6の付勢により、変位許容位置から変位規制位置へと後
退移動する(図5を参照)。但し、この弾性保持片30
による保持機能が解除されても、ロックアーム17が完
全にロック姿勢へ弾性復帰していなければ、スライダ2
0の後退規制面23がロックアーム17の被押圧部18
に干渉するので、依然としてスライダ20は変位許容位
置に保持される。スライダ20が変位規制位置に移動す
ると、変位規制面21が被押圧部18の上面に対して上
から押さえ込むように当接するので、ロックアーム17
のロック解除姿勢側への上方変位が規制され、ロック用
突起17Aとロック用係止面43との係止状態が確保さ
れる。以上により、両コネクタハウジング10,40が
正規嵌合状態にロックされ、嵌合動作が完了する。
【0030】[両コネクタハウジング10,40の離脱
動作]この嵌合ロック状態から両コネクタハウジング1
0,40を離脱させる際には、変位規制位置にあるスラ
イダ20を圧縮コイルバネ26の付勢に抗して前方へ移
動させ、変位許容位置を通過させて強制変位位置に至ら
しめる。すると、変位許容位置から強制変位位置に移動
する過程で、図6(A)に示すように、スライダ20の
押圧部24のテーパ面24Aがロックアーム17のテー
パ面18Aに当接してこれを上方へ押し上げる。これに
より、ロック姿勢にあるロックアーム17が強制的にロ
ック解除姿勢へ変位させられて、ロック用突起17Aが
雌側コネクタハウジング40のロック用係止面43から
解離し、両コネクタハウジング10,40のロックが解
除される。
【0031】このとき、図6(B)に示すように圧縮コ
イルバネ26はスライダ20のバネ室25の後端面と雌
側コネクタハウジング40の押込部44の前面との間で
弾縮させられていることから、両コネクタハウジング1
0,40のロックが解除されると同時に、圧縮コイルバ
ネ26の付勢によって雌側コネクタハウジング40が嵌
合凹部11の外へ押し出される。そして、雌側ハウジン
グコネクタが押し出されると、弾性保持片30がガイド
斜面45から外れて受け部32に係止し、スライダ20
を後退規制する状態となる。これにより、スライダ20
は変位許容位置に保持されるのであり、そのまま雌側コ
ネクタハウジング40の嵌合が可能な状態となるのであ
る。
【0032】[実施形態の効果] ロックアーム17をロック解除姿勢へ強制的に変位さ
せるための強制変位手段(押圧部24及び被押圧部1
8)を設けたので、ロックアーム17と雌側コネクタハ
ウジング40との係止部分には、ロック解除の機能を兼
備させるためのテーパ構造を設ける必要がない。これに
より、ロックアーム17のロック突起17Aの後面17
Rをオーバーハング状にして雌側コネクタハウジング4
0のロック用係止面43との係止が容易に解除されない
構造とすることが実現できたのであり、ロック機能の信
頼性に優れる。
【0033】強制変位手段は、スライダ20の移動方
向及びロックアーム17の変位方向の双方に対して傾斜
したテーパ面18A,24Aの傾斜を利用してロックア
ーム17をロック解除姿勢へ変位させるようになってい
るので、構造が簡単であるだけでなく、ロック解除動作
の信頼性が高い。 変位許容位置にあるスライダ20は、圧縮コイルバネ
26の付勢と弾性保持片30により変位許容位置に保持
されるので、変位許容位置と強制変位位置との間でガタ
付きを生じることが防止される。このガタ付き防止によ
り、ショート端子35と雄端子金具13との間の摺接を
回避できる。
【0034】弾性保持片30によってスライダ20の
変位規制位置側への移動を規制する状態は、両コネクタ
ハウジング10,40が正規嵌合状態に至るのに伴って
解除され、スライダ20によるロックアーム17の変位
規制が自動的に行われるようになっているので、スライ
ダ20を変位許容位置から変位規制位置へ移動させるた
めの手動操作が不要となり、作業性に優れる。 両コネクタハウジング10,40の嵌合動作を半嵌合
状態で止めてしまった場合には、圧縮コイルバネ26に
蓄勢された付勢力により離脱方向へ強制的に変位させら
れるので、半嵌合を防止できる。しかも、スライダ20
を強制変位位置側から変位許容位置側へ付勢するための
圧縮コイルバネ26に、半嵌合防止の機能を兼備させた
ので、専用の半嵌合防止手段を設ける場合に比べて、部
品点数が少なくて済むとともに、構造が簡素化されてい
る。
【0035】[他の実施形態]本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記した実施形態ではスライダの押圧部とロック
アームの被押圧部の双方にテーパ面を形成したが、本発
明によれば、押圧部と被押圧部のいずれか一方のみにテ
ーパ面を形成してもよい。
【0036】(2)上記実施形態ではスライダの変位許
容位置と強制変位位置との間でのガタ付きを防止するた
めの保持手段と付勢手段を設けたが、本発明にれば、こ
のようなガタ防止手段を設けない構成とすることもでき
る。 (3)上記実施形態ではスライダを変位許容位置から変
位規制位置とは反対側の強制変位位置へ変位させる過程
でロックアームを強制的にロック解除姿勢へ変位させる
ようにしたが、本発明によれば、強制変位位置を設定せ
ずに、スライダが変位規制位置から変位許容位置側へ至
る過程でロックアームが強制変位させられるようにして
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】両コネクタハウジングを離脱した状態における
ロックアームの様子を示す断面図
【図2】両コネクタハウジングを離脱した状態における
圧縮コイルバネの様子を示す断面図
【図3】(A)両コネクタハウジングの嵌合途中の状態
におけるロックアームの様子を示す断面図 (B)両コネクタハウジングの嵌合途中の状態における
圧縮コイルバネの様子を示す断面図
【図4】(A)両コネクタハウジングがロックアームに
よってロックされた状態におけるロックアームの様子を
示す断面図 (B)両コネクタハウジングがロックアームによってロ
ックされた状態における圧縮コイルバネの様子を示す断
面図
【図5】(A)スライダがロックアームの変位を規制し
た状態におけるロックアームの様子を示す断面図 (B)スライダがロックアームの変位を規制した状態に
おける圧縮コイルバネの様子を示す断面図
【図6】(A)ロックアームによるロックを強制的に解
除している状態におけるロックアームの様子を示す断面
図 (B)ロックアームによるロックを強制的に解除してい
る状態における圧縮コイルバネの様子を示す断面図
【図7】雄側コネクタハウジングの正面図
【図8】雌側コネクタハウジングの平面図
【図9】強制変位手段を示す一部切欠斜視図
【図10】強制変位手段を示す一部切欠斜視図
【図11】(A)従来例における嵌合完了の状態を示す
断面図 (B)従来例における離脱途中の状態を示す断面図
【符号の説明】
10…雄側コネクタハウジング(一方のコネクタハウジ
ング) 17…ロックアーム 18…被押圧部(強制変位手段) 18A…被押圧部のテーパ面 20…スライダ 24…押圧部(強制変位手段) 24A…押圧部のテーパ面 26…圧縮コイルバネ(付勢手段) 30…弾性保持片(保持手段) 40…雌側コネクタハウジング(他方のコネクタハウジ
ング)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 亮太郎 三重県四日市市西末広町1番14号 住友 電装株式会社内 (72)発明者 米田 隆浩 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平11−111390(JP,A) 特開 平10−50408(JP,A) 実開 平1−111479(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/639 H01R 13/64

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合可能な一対のコネクタハウジ
    ングのうちの一方のコネクタハウジングには、 他方のコネクタハウジングに対して係止するロック姿勢
    と解離するロック解除姿勢との間での弾性変位を可能と
    されたロックアームと、 前記ロック姿勢にある前記ロックアームの前記ロック解
    除姿勢側への変位を規制する変位規制位置と前記ロック
    解除姿勢側への変位を許容する変位許容位置との間での
    移動を可能とされたスライダとが設けられ、 前記ロックアームが前記ロック姿勢に変位して前記他方
    のコネクタハウジングに係止するとともに前記スライダ
    が前記変位規制位置へ移動することで前記両コネクタハ
    ウジングが嵌合状態にロックされ、 このロック状態から前記スライダが前記変位許容位置へ
    移動して前記ロックアームが前記ロック解除姿勢へ変位
    することで、前記両コネクタハウジングがロック解除さ
    れて離脱を許容されるようにしたコネクタにおいて、 前記スライダと前記ロックアームには、前記スライダが
    前記変位規制位置から前記変位許容位置側へ移動するの
    に伴い、前記ロックアームを前記ロック姿勢から前記ロ
    ック解除姿勢へ強制的に変位させる強制変位手段が設け
    られており、 前記スライダは、前記変位許容位置から前記変位規制位
    置とは反対側の強制変位位置への更なる移動を可能とさ
    れ、 前記スライダが前記変位許容位置から前記強制変位位置
    へ移動するのに伴い、前記強制変位手段による強制変位
    動作が行われる構成とした ことを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記強制変位手段は、前記スライダに形
    成した押圧部と前記ロックアームに形成した被押圧部と
    から構成され、この押圧部と被押圧部のうちの少なくと
    も一方が前記スライダの移動方向及びロックアームの変
    位方向の双方に対して傾斜したテーパ面を有している
    とを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記変位許容位置にある前記スライダの
    前記強制変位位置側への移動を許容し且つ前記変位規制
    位置側への移動を規制可能な保持手段と、 前記スライダを前記強制変位位置側から前記変位許容位
    置側へ付勢する付勢手段とを備えている ことを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記保持手段による前記変位規制位置側
    への移動規制は、前記他方のコネクタハウジングが正規
    嵌合状態に至るのに伴って解除される構成とされている
    ことを特徴とする請求項3記載のコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記付勢手段は、嵌合途上にある前記他
    方のコネクタハウジングで弾性撓みさせられることによ
    りその他方のコネクタハウジングに対する離脱方向への
    付勢力を蓄勢する構成とされていることを特徴とする
    求項3又は請求項4記載のコネクタ。
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