JP3504329B2 - 折曲げ加工装置 - Google Patents

折曲げ加工装置

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JP3504329B2
JP3504329B2 JP09334594A JP9334594A JP3504329B2 JP 3504329 B2 JP3504329 B2 JP 3504329B2 JP 09334594 A JP09334594 A JP 09334594A JP 9334594 A JP9334594 A JP 9334594A JP 3504329 B2 JP3504329 B2 JP 3504329B2
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presser
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純一 小山
真鍋  健一
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Amada Co Ltd
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワークにL字状の折
曲げ加工を行う折曲げ加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークに折曲げ加工を行う折曲げ
加工装置としては例えばプレスブレーキやしごき折曲げ
加工機が知られている。プレスブレーキにおいては例え
ば特開昭63−49327号公報などで知られているよ
うに、ダイ内にワークとの距離を検出するセンサを埋め
込み曲げ角度を検出することが知られている。
【0003】また、しごき折曲げ加工機においては例え
ば特開昭61−63317号公報などで知られているよ
うに、ベンドビームを回動させてワーク折曲げ加工を行
った際にベンドビームに設けられたセンサにてワークと
の距離を検出して曲げ角度を検出することが知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術のうち、前者の曲げ角度用センサはダイのV溝内
に埋め込むのが現実的にスペース的に困難であるから、
超小型のセンサに限定されてしまう。また、全自動化シ
ステムとした場合、ワークのはね上りが生ずるため追従
装置が必要となってしまい、全自動システムにおいては
適さない。
【0005】後者の曲げ角度センサは、ベンドビームの
回転角を基準にするため、エンコーダなどとの組み合わ
せでワークの曲げ角度を推定すると共に機械系の撓みな
どの影響を受け易いという問題がある。
【0006】ワークにL字状の折曲げ加工を行う場合
に、折曲げられたワークの曲げ角度を正確に検出する曲
げ角度を備えていないため、この曲げ角度に基いて正確
な折曲げ角度を有した曲げ製品を得ることが出来ないと
いう問題がある。
【0007】この発明の目的は、L字状の折曲げ加工に
おいて、曲げ加工の自動化に対応すべく曲げ工程中にお
いてワークのスプリングバック量を検出しつつ所望の曲
げ角度を得るようにすると共に、高精度,タクトタイム
アップの向上を図った折曲げ加工装置およびその装置を
用いた折曲げ加工方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の問題に鑑
みてなされたもので、請求項1に係る発明は、押え下金
型と押え上金型とによって挾持されたワークにL字状の
折曲げ加工を行う曲げ金型を、上下動自在に備えたラム
の下部に設けると共に前記曲げ金型に上下一対の曲げ部
を設け、前記下側の曲げ部が前記ワークの上方となる位
置へ前記曲げ金型を上昇自在に設けると共に、前記下側
の曲げ部によって前記ワークを下方向に折曲げた後、前
記上側の曲げ部が前記ワークに接触してワークを所定量
追い込み自在に構成してある
【0009】 請求項2に係る発明は、請求項1に記載
の折曲げ加工装置において、前記曲げ金型を、前記ラム
に対して前記ワークに対し接近離反する方向へ移動自在
に設けた構成である。
【0010】 請求項3に係る発明は、請求項1又は2
に記載の折曲げ加工装置において、ワークのスプリング
バックを検出するスプリングバック用検出装置を、上下
一対の前記曲げ部の間において前記曲げ金型に備えた構
成である
【0011】請求項4に係る発明は、請求項1,2又は
3に記載の折曲げ加工装置において、前記押え下金型側
または/および上金型側にワークを折曲げた際の曲げ角
度を検出する曲げ角度用検出装置を備えたものである
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基いて詳細
に説明する。図1を参照するに、折曲げ加工装置1はベ
ース3を備えてなり、このベース3上には上部に押え下
金型5を一体化した金型ホルダ7が立設されている。前
記押え下金型5上にワークWを挾持する押え金型9が設
けられている。また、前記金型ホルダ7の上部には折曲
げられたワークWの曲げ角度を検出する曲げ角度用検出
装置としての好ましく非接触式のレーザセンサ11が設
けられている。
【0024】前記金型ホルダ7の上方には、例えばクラ
ンク運動あるいは油圧シリンダなどで上下動する上下動
自在なラム13が設けられている。このラム13の下部
には支持ブロック15を介して油圧シリンダあるいは空
圧シリンダなどの流体シリンダ17が取り付けられてお
り、この流体シリンダ17に装着されたピストンロッド
19の先端(左端)には曲げ金型21が設けられてい
る。
【0025】この曲げ金型21の前部(左部)の上下に
は一対の曲げ部23U,23Dが設けられている。前記
支持ブロック15には曲げ金型21の位置を検出してフ
ィードバックせしめるフィードバック用センサとしての
レーザセンサ25が取付けられている。また、前記曲げ
金型21にはスプリングバックを検出するスプリングバ
ック用検出装置としての例えば圧力センサ26が内蔵さ
れている。前記ラム13の左側にはブラケット27を介
して曲げ金型21と押え下金型5の鉛直方向の変位を検
出する機械式センサ29が取り付けられている。
【0026】この機械式センサ29はA/D変換器31
を介してNC装置33に接続されている。このNC装置
33にはD/A変換器35を介してサーボコントローラ
37が接続されている。このサーボコントローラ37に
はリニアサーボバルブ39が接続されていると共に、リ
ニアサーボバルブ39はポンプ41に連結されている。
【0027】前記レーザセンサ11,25および圧力セ
ンサ26は前記A/D変換器31に接続されていると共
にレーザセンサ25はサーボコントローラ37に接続さ
れている。前記流体圧シリンダ17は通路43を経てリ
ニアサーボバルブ39に連結されている。
【0028】上記構成により、図2に示されている作用
説明図を基にしてワークWにL字状の折曲げ加工を行う
作用を説明すると、まず図2(A)に示されているよう
、曲げ金型21をワークWより上方に位置した状態か
ラム13を下降せしめる。ラム13が下降されると、
図2(B)に示されているように、曲げ金型21の曲げ
部23DがワークWに接触しワークWは下方へ折り曲げ
られる。この際、図2(A)に示されているように、押
え下金型5等からワークWを大きく突出せしめた状態に
位置決めできるものである
【0029】次に、ラム13が所定の距離だけ下降する
と、図2(C)に示されているように、ワークWは最終
曲げ角度(α0 )より若干大きい角度となるように折曲
げ加工され、その状態(加圧時)での第1曲げ角度(α
1 )をレーザセンサ11で検出される。第1曲げ角度
(α1 )を検出した後、流体シリンダ17を作動せしめ
てワークWと離反する方向すなわち図2(C)において
右方向へ曲げ金型21を移動し、図2(D)に示されて
いるように非加圧状態にすべく完全に離反せしめる。そ
のときの第2曲げ角度(α2 )をレーザセンサ11で検
出する。
【0030】レーザセンサ11で検出された第1,第2
曲げ角度(α1 ,α2 )がNC装置33に取り込まれて
NC装置33ではスプリングバック(α1 −α2 )が演
算処理される。この演算処理されたスプリングバック
(α1 −α2 )を基にして、再度流体シリンダ17を作
動せしめて曲げ金型21をワークWの方向すなわち図2
(E)において左方向へ接近させ曲げ金型21の曲げ部
23DをワークWに当接せしめる。このとき図2(E)
に示されているようにラム13をさらに下降せしめて曲
げ金型21の曲げ部23UがワークWと接触しワークW
を所定量追い込む形となり、その後曲げ金型21は所定
のストロークエンド(オーバベンド)までラム13を下
降せしめる。次いで、図2(F)に示されているように
流体シリンダ17を作動せしめて曲げ金型21をワーク
Wから完全に離れるように右方向へ移動せしめた後、ラ
ム13を上死点位置まで上昇せしめることによって、ワ
ークWに所望の曲げ角度(α0 )となる折曲げ加工が終
了されることになる。
【0031】または、第1曲げ角度(α1 )を検出した
後、流体シリンダ17を作動せしめてワークWと離反す
る方向すなわち、図2(C)において右方向へ曲げ金型
21を移動せしめる際、圧力センサ26でスプリングバ
ックを検出する。この検出されたスプリングバックを基
にして同様にして補助曲げ加工を行なうことによって高
精度な折曲げ加工が行なわれることになる。
【0032】ワークWを所望の曲げ角度α0 =90°に
折曲げる場合には、図3に示されているように、まず
.約86°となる位置まで流体シリンダ17を制御し
曲げ金型21をワークWの方向へ移動させストロークを
行い第1曲げ加工を行う(α1=86°)。.第1曲
げ加工後、曲げ金型21をワークWから完全に離反させ
てそのときの曲げ角度α2 をレーザセンサ11で検出す
る。すなわち、α2 =93°がレーザセンサ11で検出
される。したがって、α1 =86,α2 =93をNC装
置33に取り込ませて、スプリングバック量(=93°
−86°=7°)を演算処理して求める。.この演算
処理されたスプリングバック量7°により83°(=9
0°−7°)付近までオーバベンドさせることにより、
90°の折曲げ角度となる折曲げ加工を行うことができ
る。なお、オーバシュートをより確実に防止させるため
には補正曲げを複数回行うのが望ましい。
【0033】このように、金型ホルダ7にレーザセンサ
11を設けたことにより、ワークWを折曲げた際の折曲
げ角度をその場で確実に検出することができると共にス
プリングバック量を演算処理して求めることができる。
したがって、スプリングバック量も考慮して高精度な折
曲げ加工を行うことができる。
【0034】曲げ金型21の上下に一対の曲げ部23
U,23Dを設けることによって、1ストロークにて第
1曲げ、補助曲げ加工を行うことができるので、タクト
タイムの短縮を図ることができる。また、曲げ金型21
を水平方向に移動位置決めする流体シリンダ17を備え
ることによって、緩衝器の役目を果すと共にクリアラン
スなしの曲げ加工を行うことができる。
【0035】スプリングバック用検出装置としての圧力
センサ26でスプリングバックを検出することによっ
て、より短時間でスプリングバックを算出することがで
きる。なお、圧力センサ26は上下に複数設けて検出す
るのが好ましい。
【0036】本実施例では曲げ角度用検出装置としての
レーザセンサ11を押え下金型5側に設けた例で説明し
たが、押え上金型9側あるいは曲げ金型21側に設けて
も対応することができる。
【0037】図4および図5にはこの発明の他の実施例
が示されている。図4および図5において、折曲げ加工
装置43は、固定フレーム45の上方位置に昇降フレー
ム47を上下動自在に備えてなるものである。
【0038】より詳細には、前記固定フレーム45は概
略的には箱状をなしており、この固定フレーム45の1
部を構成する垂直なフロントプレート49の上部には、
押え下金型51が適宜に固定してある。この押え下金型
51は折曲げ加工すべきワークWを支持するもので、図
4に示されるように、左右方向に延伸して設けられてい
る。
【0039】図5より理解されるように前記昇降フレー
ム47は、前後方向(図5においては左右方向)に延伸
した複数のアームプレート53を左右方向に適宜に離隔
配置して構成してある。上記各アームプレート53の前
端部は、左右方向に延伸した板押えプレート55に一体
的に固定してあり、また各アームプレート53の後端部
下部は、左右方向に延伸した連結板57に一体的に固定
してある。
【0040】前記固定フレーム45に対して昇降フレー
ム47を上下動自在に支承するために、前記連結板57
の適数箇所(本実施例においては左右両端部および中央
部)には、揺動ブラケット59が設けられている。上記
揺動ブラケット59は、前記固定フレーム45の上部に
立設した概略クレビス状の軸承ブラケット61に枢軸6
3を介して揺動自在に支承さている。
【0041】折曲げ加工すべきワークWを前記押え下金
型51に挾持固定するために、前記昇降フレーム47に
は押え上金型65が設けられている。より詳細には、押
え上金型65は図4に示されるように、薄板よりなる選
択自在な複数の選択金型67と、選択金型67の両側方
に位置する複数のブロック金型69等よりなるものであ
って、ワークWの幅に対応して長さを適宜に調節自在に
構成されている。
【0042】上記構成により、前記枢軸63を中心とし
て昇降フレーム47を上下に揺動することにより、押え
下金型51と押え上金型65との間にワークWが挾持固
定され、また固定が解放されることとなる。
【0043】前記昇降フレーム47を上下動するため
に、昇降フレーム47には昇降作動装置71が設けられ
ている。より詳細には図5に示されるように、昇降フレ
ーム47における前記アームプレート53の対向面には
それぞれ支持プレート73が取付けてあり、各支持プレ
ート73の間には、昇降作動装置71の1例としての流
体圧シリンダ75がそれぞれ配置してある。上記各流体
圧シリンダ75の両側にはそれぞれトラニオン77が設
けられており、トラニオン77は各支持プレート73に
取付けた軸承79に支承されている。すなわち各流体圧
シリンダ75は、昇降フレーム47に揺動自在に支承さ
れているものである。
【0044】上記流体圧シリンダ75から下方向に突出
したピストンロッド81は、支柱83の上端部と螺合連
結してある。上記支柱83の下端部は、前記固定フレー
ム45のフレームに取付けた軸承85にピン87を介し
て枢支されている。上記支柱83の上端部には段部89
が形成してあり、この段部89には、支柱83に嵌合し
た座プレート91が支持されている。
【0045】上記座プレート91には、前記流体圧シリ
ンダ75に垂設した複数の調整ボルト93が貫通してお
り、この調整ボルト93には、座プレート91と流体圧
シリンダ75との間に弾装した皿ばね或はウレタンゴム
のごとき弾機95の蓄勢力および弾機95による昇降フ
レーム47の上昇量を調節するアジャストナット97が
螺合してある。上記弾機95は、前記昇降フレーム47
等を押上げるに充分に蓄勢されているものである。
【0046】上述のごとき構成により、流体圧シリンダ
75を適宜に作動することにより、昇降フレーム47が
上下方向に揺動される。したがって、昇降フレーム47
を下降せしめることにより、押え下金型51上に載置位
置決めされたワークWは押え上金型65によって押え下
金型51へ挾持固定されることとなる。また昇降フレー
ム47を上昇せしめることにより、ワークWの挾持固定
が解放されることとなる。この際、前記流体圧シリンダ
75に対する作動流体の供給を停止して、流体圧シリン
ダ75を休止状態にすると、昇降フレーム47は弾機9
5の作用によって僅か量押上げられて、ワークWの挾持
固定を解放することとなる。
【0047】前記押え下金型51と押え上金型65とに
よって挾持固定されたワークWの後端縁部を上方向ある
いは下方向へL字形状に折曲げるために、曲げ部99D
および曲げ部99Uが上下に離隔して設けられている。
より詳細には上下の曲げ部99U,99Dは、押え下金
型51とほぼ同長に左右方向へ延伸して設けられてお
り、かつ上下の曲げ部99U,99Dは、押え下金型5
1,押え上金型65の後方位置に配置された曲げ金型1
01に上下に対向して設けられている。
【0048】上記曲げ金型101は左右方向に延伸して
あり、この曲げ金型101の左右両端部付近および中央
部付近が、上下方向に揺動自在な曲げ型フレーム103
の前端部に支承されている。より詳細には、曲げ型フレ
ーム103は左右一対の揺動板よりなるものであって、
この曲げ型フレーム103の後端部は、前記枢軸63と
ほぼ同一の高さ位置において前記軸承ブラケット61に
回動自在に支承された偏心軸105の偏心部105Eに
回動自在に支承されている。
【0049】上記偏心軸105の偏心部105Eと曲げ
型フレーム103の枢支部との間の微小間隙を一方へ寄
せるために、曲げ型フレーム103を一方向へ付勢する
弾機が設けられている。
【0050】上記構成より理解されるように、曲げ型フ
レーム103は偏心軸105の偏心部105Eを中心と
して上下方向に揺動自在であり、かつ弾機の作用によっ
て常に後方向へ引かれているものである。したがって、
偏心軸105の偏心部105Eと曲げ型フレーム103
の枢支部との間の微小間隙は常に後側へ寄せられた状態
にある。そのために、曲げ型フレーム103に後方向へ
の外力が作用しても、曲げ型フレーム103は僅かも変
移することはないものである。
【0051】再び図5を参照するに、前記曲げ型フレー
ム103を上下方向に揺動せしめて、上下の曲げ部99
U,99DによってワークWの後端縁部の折曲げを行な
うために、曲げ型フレーム103には曲げ駆動装置10
7が設けられている。より詳細には、上記曲げ駆動装置
107は、本実施例においては流体圧シリンダ109よ
りなるものである。この流体圧シリンダ109は、トラ
ニオン111を介して曲げ型フレーム103に揺動自在
に支承されている。この流体圧シリンダ109から下方
向へ突出したピストンロッド112の下端部は、前記固
定フレーム45上に取付けたブラケットにピンを介して
枢支されている。
【0052】前記押え下金型51側または/および押え
上金型65側の後部には、図4および図5に示されてい
るように、左右方向へ適宜な間隔で曲げ角度用検出装置
としてのレーザセンサ113が設けられている。
【0053】上記構成により、押え下金型51と押え上
金型65との間でワークWを挾持した状態で図6(A)
に示したように、曲げ型フレーム103を下降せしめる
ことにより、曲げ部99DがワークWに当接し折曲げが
開始される。さらに曲げ型フレーム103を下降せしめ
ると、図6(B)に示したように、曲げ部99Dによっ
てワークWが折曲げられる。この状態でレーザセンサ1
13で折曲げられたワークWの折曲げ角度(α1 )が検
出される。
【0054】次いで、偏心軸105をワークWから離反
する方向へ移動せしめて、図6(C)に示されているよ
うに、曲げ部99DがワークWから完全に離れた状態で
レーザセンサ113で曲げ角度(α2 )を検出する。こ
の検出された曲げ角度α1 ,α2 を基にしてスプリング
バック量(=α1 −α2 )が演算処理される。この演算
処理されたスプリングバック量を基にしして、図6
(D)に示されているように、曲げ型フレーム103を
下降せしめると共に偏心軸105をワークWの方向へ移
動せしめることによって、ワークWが所望のL字状の折
曲げ角度で折曲げ角度を得ることができる。
【0055】上記図6(C)のときに、ワークWの折曲
げ片が図6(E)に示されているように短かい場合にに
は、曲げ金型101のふところ部が折曲げ片の長さより
大であるため、曲げ型フレーム103を左右方向へ逃が
す必要がなく、次の折曲げ加工を行うことができる。
【0056】例えば図7に示されているように、押え下
金型51側に、上下2個のレーザセンサ113A,11
3Bを設けるようにしてもよいものてある。この場合に
おける折曲げ角度は図8に示されているようにして求め
ることができる。すなわち、折曲げ角度αが図8(A)
に示されているように鋭角の場合には、レーザセンサ1
13A,113Bと折曲げ片との距離をa1 ,a2 、レ
ーザセンサ113Aと113Bとの距離をLとすると、 tanβ=(a1 −a2 )/L となるから、 β=tan-1{(a1 −a2 )/L} となる。
【0057】α=90−βであるから、α=90−ta
-1{(a1 −a2 )/L}によって折曲げ角θを求め
ることができる。
【0058】また、折曲げ角度θが図8(B)に示され
ているように鈍角の場合には、 tanβ=(a2 −a1 )/L となるから、 β=tan-1{(a2 −a1 )/L} となる。
【0059】α=90+βであるから、α=90+ta
-1{(a2 −a1 )/L}によって折曲げ角θを求め
ることができる。
【0060】前述した圧力センサ26でスプリングバッ
クを検出する際に上下に複数設けて、レーザセンサ11
3A,113Bで曲げ角度を検出するのと同様に作動せ
しめてスプリングバックを検出することができる。
【0061】図9にはこの発明の他の実施例が示されて
いる。図9において、折曲げ加工装置115は、箱状の
下部フレーム117Lの上側に上部フレーム117Uを
上下動可能に備えた態様に構成してある。
【0062】より詳細には、上下のフレーム117U,
117Lの後部側(図9において右側)にはそれぞれ上
下のヒンジブラケット119U,119Dを複数揃え、
上下の各ヒンジブラケット119U,119Dは枢軸1
21を介して枢着してある。
【0063】上記枢軸121を中心として上部フレーム
117Uを上下に揺動するために、上部フレーム117
Uの上部には上下動用のモータM1が装着してあり、こ
のモータM1の出力ギア123、中間ギア125及び従
動ギア127を介して回転されるクランク軸129が上
部フレーム117Uの上部に取付けたブラケット131
に回転自在に支持されている。そして、上記クランク軸
129に固定した複数のクランクアーム133の先端部
には複数のC形状のコネクティング部材135の上端部
がピン137を介して連結してあり、かつ各コネクティ
ング部材137の下端部はピン139を介して下部フレ
ーム117Lに枢着してある。
【0064】上記構成により、前記モータM1を駆動し
てクランク軸129を図9において時計回り方向に回動
すると、上部フレーム117Uは枢軸121を中心とし
て上方向に揺動し、下部フレーム117Lと上部フレー
ム117Uとの前側を上下に大きく開くこととなる。
【0065】前記モータM1を逆方向に再駆動すると、
上部フレーム117Uは下降して前側を閉じこととな
る。
【0066】折曲げ加工すべきワークWを上下方向から
挾持固定するために、上部フレーム117Uの前側下部
には、図9において紙面に垂直な方向に延伸した押え上
金型141Uが取付けてあり、下部フレーム117Lの
前側上部には、上記押え上金型141Uに対向する押え
下金型141Lが取付けてある。
【0067】したがって、前記モータM1を駆動して前
述したように上部フレーム117Uを上下に揺動するこ
とにより、押え上金型,押え下金型141U,141L
によってワークWを上下方向から挾持することができ、
かつ上記ワークWの挾持を解放することができる。
【0068】前記押え上金型,押え下金型141U,1
41Lによって挾持固定されたワークWの端部側を上方
向へ折曲げるための下部曲げ機構143Lと、下方向へ
折曲げるための上部曲げ機構143Uとがそれぞれ下部
フレーム117L、上部フレーム117Uに設けられて
いる。
【0069】上記上部曲げ機構143Uは、前記ワーク
Wの端部側を下方向へ折曲げる上部曲げ部145Uを着
脱可能に支持した上部曲げ部ホルダ147Uを上下動自
在に備えている。
【0070】より詳細には、上記上部曲げ部ホルダ14
7Uは前記押え上金型,押え下金型141U,141L
と平行に延伸しており、この上部曲げ部ホルダ147U
の上部側には後上方向へ傾斜し延伸したホルダブラケッ
ト149Uが複数設けてある。また上記上部曲げ部ホル
ダ147Uの後面の複数箇所には、上部曲げ部ホルダ1
47Uの上下揺動を案内する複数の上部ガイドリンク1
51Uの先端部がヒンジピンを介して枢支連結してあ
り、この各上部ガイドリンク151Uの基部側は、上部
フレーム117Uの下面に装着した複数の上部支持ブラ
ケット153Uに枢軸を介して枢着してある。
【0071】前記上部曲げ部ホルダ147Uを上下動す
るために、上部フレーム117Uには上部軸155Uが
回転自在に支承されており、この上部軸155Uの複数
箇所には上部ベルクランク157Uが取付けてある。そ
して、このベルクランク157Uの一端側がピンを介し
てホルダブラケット149Uの上端部と枢支連結してあ
る。上記ベルクランク157Uの他端側は中間リンク1
59Uの一端部とピンを介して枢支連結してあり、中間
リンク159Uの他端部はクランクアーム161Uとピ
ンを介して枢支連結してある。
【0072】上記クランクアーム161Uは上部フレー
ム117Uに取付けた複数のブラケットに回転自在に支
持された回転軸163Uに取付けてあり、この回転軸1
63Uに取付けた従動ギア165Uには中間ギア167
Uが噛合してある。そして上記中間ギア167Uには、
上部フレーム117Uに装着したモータM2の出力ギア
169Uが噛合してある。
【0073】上記構成により、モータM2を駆動して回
転軸163Uを図9において時計回り方向に回動する
と、中間リンク159Uを介してベルクランク157U
が反時計回り方向に回動されるので、上部曲げ部ホルダ
147Uが下方向へ移動されることとなる。
【0074】上記上部曲げ部ホルダ147Uが下方向へ
移動するとき、上部曲げ部ホルダ147Uは上部ガイド
リンク151Uの規制を受けて大きな円弧を描きつつワ
ークWに下降接近する。この場合、ワークWの板厚に比
較して上部ガイドリンク151Uは極めて長く、その先
端部の軌跡は極めて大きな円弧の1部分であるので、ほ
ぼ直線状に移動するものと見ることもできる。
【0075】前記ベルクランク157Uの回転が進行
し、ホルダブラケット149Uとベルクランク157U
とを連結したピン171Uが位置171Aの位置に達す
ると、上部曲げ部145Uの先端部ワークWに当接する
直前の位置に位置する。
【0076】そして、前記ベルクランク157Uの回動
がさらに進行してピン171Uが位置171Bに達する
と、上部曲げ部145Uの先端部は押え下金型141L
の下方向へ回動した位置に位置してワークWを90°以
上に折曲げてオーバーベンドを行なうことになる。
【0077】上記説明より既に理解されるように、初期
状態においては上部曲げ部145UはワークWの折曲げ
位置から大きく離反した上方位置にある。そして、上部
曲げ部145UがワークWの端部側を下方向へ折曲げ加
工を行なう位置付近においては、上部ガイドリンク15
1Uがほぼ水平状態にあって僅かに上下に揺動するもの
であり、かつ上部曲げ部145Uを支承した上部曲げ部
ホルダ147Uが上部ガイドリンク151Uの先端部の
ヒンジピンを中心として前後方向へ揺動されることによ
り、上部曲げ部145Uの先端部は軌跡を描きつつ押え
下金型141Lの下側へ回動する。
【0078】すなわち、本実施例によれば、上部曲げ機
構143Uがリンク機構により構成してあることによ
り、上部曲げ部145Uを折曲げ加工位置から上方向へ
大きく退避しておくことができる。よって、ワークWの
端部側を上方向へ折曲げたときの立上り部分の立上り寸
法を大きくすることができる。
【0079】ワークWの端部側を下方向へ折曲げるとき
には、上部曲げ部145Uは上方向の退避位置からワー
クWに当接する直前の位置でほぼ直線的(正確には大き
な円弧状)に接近し、ワークWの端部側の折曲げを行な
った後に、上部曲げ部145Uの先端部は、ピンを中心
とした揺動により急カーブを描いて押え下金型141L
の下側へ回動してオーバーベンドを行なうので、ワーク
Wの折曲げを正確に行なうことができる。
【0080】なお、ワークWの端部側を上方向へ折曲げ
るための前記下部曲げ機構143Lは、下部フレーム1
17Lに装着したモータM3を駆動することによりワー
クWの折曲げを行なうことができるものである。この下
部曲げ機構143Lは、下部ガイドリンク151Lの長
さが上部ガイドリンク151Uよりも短い点が多少異な
るだけであって、その他の構成は前記上部曲げ機構14
3Lと上下対称的な構成である。
【0081】したがって、同一機能を奏する構成部分に
は符号Uに代えて符号Lを付することして、下部曲げ機
構143Uの構成、作用についての詳細な説明は省略す
る。
【0082】前述のごとくワークWの端部側の折曲げ加
工を行なうに当り、ワークWの板厚が変化した場合に
は、ワークWを挾持固定した押え上金型,押え下金型1
41U,141Lと上下の曲げ部145U,145Dと
の間のクリアランスを板厚に対応して調節することが望
ましい。
【0083】そこで本実施例においては、上記クリアラ
ンスを調節できるように構成してある。
【0084】すなわち、前記上部ガイドリンク151U
の基部側を支持した前記上部支持ブラケット153U
は、上部フレーム117Uに備えた前後方向(図9にお
いて左右方向)のガイド部材173Uに案内されて前後
方向へ移動可能である。そして、各上部支持ブラケット
153Uには、それぞれ調節リンク175Uの先端部が
枢軸177Uを介して枢支連結してあり、各調節リンク
175Uの基部側は上部フレーム117Uに設けたブラ
ケット117Bに回転自在に支持された調節軸179U
の偏心部179Eに嵌合してある。
【0085】したがって、上記調節軸179Uに取付け
たギア181(図10参照)に噛合したモータM4の出
力ギア183を回転することにより調節軸179Uが回
転され、その偏心部179Eの偏心回転により、各上部
支持ブラケット153Uは、図9において左右方向に移
動されることとなる。
【0086】よって、各上部支持ブラケット153Uお
よび上部ガイドリンク151Uを介して上部曲げ部ホル
ダ147Uが図9において左右方向へ移動され、この上
部曲げ部ホルダ147Uに支持された上部曲げ部145
Uと押え上金型,押え下金型141U,141Lとの間
のクリアランスがワークWの板厚に対応して調節できる
ものである。なお、上記クリアランス調整のための上部
曲げ部ホルダ147Uの前後動はワークWの板厚に対応
するので僅かであり、前述したオーバーベンドには使用
し得ないものである。
【0087】前述したごとくワークWの端部側を上下に
折曲げるとき、上下の曲げ部145U,145Lは折曲
げ加工時のワークWの抗力により水平方向の分力を受け
る。この水平方向の分力により、上下の曲げ部145
U,145Lの長手方向の中央部が上下のプレート14
1U,141Lから離反するように弯曲する傾向にあ
る。上記弯曲は、上下の曲げ部145U,145Lの長
さに対してワークWの巾が小さく、上下の曲げ部145
U,145Lの中央部付近のみ前記水平方向の分力が作
用する場合に顕著である。
【0088】そこで、本実施例においては、上下の曲げ
部145U,145Lを前記弯曲の逆方向へ予め弯曲せ
しめて、ワークWの折曲げ加工時に生じる傾向にある前
記弯曲を予め補正し得る構成である。
【0089】すなわち、図10に示すように、前記調節
リンク175Uと上部支持ブラケット153Uを枢支連
結した前記枢軸177Uに偏心部177Eが設けてあ
る。しかし、上記偏心部177Eの偏心量は各位置によ
って異なっており、調節軸179Uの長手方向の中央部
の偏心部177E1の偏心量は零であり、上記長手方向
の内側の偏心部177E2よりも端部側の偏心部177
E3の偏心量の方が大きく設けてある。
【0090】上記各偏心部177E2〜177E3の偏
心方向は同一方向(例えば上方或は下方)であるので、
適宜に設けたモータM5によって枢軸177Uを適宜に
回動すると、各上部支持ブラケット153Uは、図9,
図10において調節リンク175Uに対して左右方向に
微動することとなる。この場合、各偏心部177E1〜
177E3の偏心量が異なるので、各支持ブラケット1
53Uの移動量が異なり、結果として、上部曲げ部ホル
ダ147Uの長手方向の中央部が押え上金型,押え下金
型141U,141Lの方向へ突出した態様に弯曲する
ことができる。
【0091】よって、ワークWの折曲げ加工時に受ける
水平方向の分力による上部曲げ部ホルダ147Uの弯曲
を補正することができ、ワークWの折曲げ加工をより高
精度に行なうことができる。
【0092】再び図9を参照するに、押え上金型,押え
下金型141U,141L側にはワークWを折曲げた際
の曲げ角度を検出する曲げ角度検出装置としてのレーザ
センサ185が設けられている。
【0093】上記構成により、ワークWを押え下金型1
41Lと押え上金型141Uとの間で挾持した状態で下
部曲げ部ホルダ147Dを下降せしめて下部曲げ部14
5LでワークWに折曲げ加工を行う。この状態でレーザ
センサ185で曲げ角度α1を検出する。次いで調整軸
179を図9において右側へ移動せしめて下部曲げ部1
45LをワークWから完全に離反せしめる。この離反さ
れた状態で折曲げられたワークWの曲げ角度α2 をレー
ザセンサ185で検出する。
【0094】この検出された曲げ角度α1 ,α2 を基に
してスプリングバック量(=α1 −α2 )を求め、この
スプリングバック量を基にして上部曲げ部ホルダ147
Uを下降せしめると共に調整軸179をワークWの方向
へ移動せしめて上部曲げ部145Uで所望の曲げ角度
(α0 )となるように折曲げ加工を行なうことができ
る。
【0095】ワークWの長手方向の各個所のスプリング
バック量を基に上部曲げ部145Uで補助曲げ加工を行
う際、調整軸179Uの偏心部177E1〜177E3
を調整して調整軸179UをワークWの方向へ調整制御
することにより、ワークWの長手方向の通り曲げ角度を
高精度で折曲げることができる。
【0096】なお、この発明は前述した実施例に限定さ
れることなく、適宜な変更を行うことにより、その他の
態様で実施し得るものである。
【0097】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、L字形状の折曲げ加工に
おいて、ワークを押え下金型から大きく突出せしめて位
置決めできるものである
【0098】また、押え下金型側または/および押え上
金型側または/および曲げ金型側に曲げ角度検出装置を
設けたことにより、ワークを折曲げた際の折曲げ角度を
その場で確実に検出することができると共にスプリング
バックを演算処理して求めることができる。したがっ
て、スプリングバック量も考慮して高精度な折曲げ加工
を行うことができる。
【0099】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の折曲げ加工装置の一実施例を示す構
成図である。
【図2】この発明の折曲げ加工方法の作用を説明する説
明図である。
【図3】ワークに例えば90°の折曲げ角度を得るため
の作用説明図である。
【図4】この発明の他の折曲げ加工装置を示す正面図で
ある。
【図5】図4における右側面図である。
【図6】図4に示した折曲げ加工装置でワークに折曲げ
加工を行う作用説明図である。
【図7】押え下金型51の上下に複数のレーザセンサを
設けた説明図である。
【図8】図7に示したレーザセンサで折曲げ角度を検出
する説明図である。
【図9】この発明の他の折曲げ加工装置を示す右側面図
である。
【図10】図9における平面断面図である。
【符号の説明】
1 折曲げ加工装置 5 押え下金型 7 金型ホルダ 9 押え上金型 11 レーザセンサ(曲げ角度用検出装置) 13 ラム 17 流体シリンダ 19 ピストンロッド 21 曲げ金型 23U,23D 曲げ部 26 圧力センサ(スプリングバック用検出装置) 33 NC装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−180215(JP,A) 特開 昭61−232018(JP,A) 実開 平5−70721(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 5/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押え下金型(5)と押え上金型(9)と
    によって挾持されたワーク(W)にL字状の折曲げ加工
    を行う曲げ金型(21)を、上下動自在に備えたラム
    (13)の下部に設けると共に前記曲げ金型(21)に
    上下一対の曲げ部(23U,23D)を設け、前記下側
    の曲げ部(23D)が前記ワーク(W)の上方となる位
    置へ前記曲げ金型(21)を上昇自在に設けると共に、
    前記下側の曲げ部(23D)によって前記ワーク(W)
    を下方向に折曲げた後、前記上側の曲げ部(23U)が
    前記ワーク(W)に接触してワーク(W)を所定量追い
    込み自在に構成してあることを特徴とする折曲げ加工装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の折曲げ加工装置におい
    て、前記曲げ金型(21)を、前記ラム(13)に対し
    前記ワーク(W)に対し接近離反する方向へ移動自在
    に設けたことを特徴とする折曲げ加工装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の折曲げ加工装置
    において、ワーク(W)のスプリングバックを検出する
    スプリングバック用検出装置(26)を、上下一対の前
    記曲げ部(23U,23D)の間において前記曲げ金型
    (21)に備えたことを特徴とする折曲げ加工装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3に記載の折曲げ加工
    装置において、前記押え下金型(5)側または/および
    上金型(9)側にワーク(W)を折曲げた際の曲げ角度
    を検出する曲げ角度用検出装置を備えたことを特徴とす
    る折曲げ加工装置。
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