JP3502634B2 - 陰極線管用の電子ビーム偏向装置 - Google Patents

陰極線管用の電子ビーム偏向装置

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JP3502634B2 JP51717193A JP51717193A JP3502634B2 JP 3502634 B2 JP3502634 B2 JP 3502634B2 JP 51717193 A JP51717193 A JP 51717193A JP 51717193 A JP51717193 A JP 51717193A JP 3502634 B2 JP3502634 B2 JP 3502634B2
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、実質的に平坦なスクリーン・パネルを有
する陰極線管の3本インライン・ビーム型電子銃が放つ
電子ビームを偏向する装置に関する。 3原色、赤、緑、青に対応する3本の共通平面ビーム
を有する電子銃を使用する陰極線管において、ヨークと
もいわれる偏向装置には、画像を生成し、全走査に渡っ
てこれらのビームのコンバーゼンス(集中)を確保しつ
つ、陰極線管のスクリーンの表面全体を走査するように
ビームを偏向する機能がある。 均一な水平及び垂直偏向磁界の作用の下で、電子ビー
ムの掃引空間が形成する体積はピラミッド状であり、そ
のピラミッドの頂点は偏向装置の偏向中心と一致し、ピ
ラミッドと曲率半径の大きいスクリーン表面との交線に
よってピンクッション歪(defect)といわれる形状歪
(geometric defect)を呈する形状(figure)が決定さ
れる。この画像の形状歪は、陰極線管のスクリーンの曲
率半径が大きくなる程、大きくなる。 いわゆるセルフコンバーゼンス型ヨークは、陰極線管
のスクリーンから短い間隔で配置された色選択マスク中
に形成された開孔の位置において電子ビームのコンバー
ゼンスを得るように、非点収差を有する(astigmatic)
水平(ライン)及び垂直(フレーム)偏向磁界を生成す
る。形成される磁力線は水平偏向(ライン)磁界につい
てはピンクッション型、垂直偏向(フレーム)磁界につ
いてはバレル型になるようにする。 これらの磁界によって、画像の南−北(NORTH−SOUT
H)方向及び東−西(EAST−WEST)方向の形状補正を行
い、特に、スクリーンの平坦性による南−北方向のピン
クッション歪について補正を行う。 東芝の米国特許第4,257,023号に記載されているよう
な、残留形状歪を補正するために偏向装置の前部に延び
る金属部品を用いることや、ビデオカラー社の仏国特許
第87−02370号に記載されているような、偏向装置上や
その近傍に一連の配向磁石(マグネット)を用いること
や、仏国特許第2,411,486号に記載されているような、
水平(ライン)偏向巻線の一部の電流の流れの方向を反
転させることが知られている。しかし、これらのいずれ
の装置によっても、スクリーンの表面全体にわたってビ
ームのコンバーゼンスを維持しつつ、実質的に平坦なス
クリーンの表面全体にわたる南−北方向のピンクッショ
ン歪を制御することはできなかった。 本発明の目的は、電子ビームのコンバーゼンスを維持
(確保)しつつ、実質的に平坦なスクリーンによって形
成される南−北方向の形状歪を最小にすることである。 本発明に従えば、共通平面上にある3個の電子銃を有
する陰極線管用偏向装置は、1対の水平偏向コイルと1
対の垂直偏向コイルとを具備するものであり、その各水
平偏向コイルは、そのアンペア−ターン密度の角度分布
がこのコイルの前部に限定された領域の少なくとも1点
において符号(+,−の向き)を変える点に特徴を有す
る。 本発明は以下に説明する後の図面を参照すれば、さら
に良く理解されるであろう。 図1は、陰極線管の長手方向軸Zに垂直で、スクリー
ン側の偏向装置の前部に位置する平面で切ったピラミッ
ド状偏向体積(空間)の断面部分であり、その磁力線が
画像の右上部を形成する電子に作用する状態のその水平
及び垂直磁界が示されている。 図2は、公知の偏向装置のサドル型水平(ライン)偏
向コイルの斜視図である。 図3は、本発明に従うサドル型水平(ライン)偏向コ
イルの斜視図である。 図4は、本発明に従うサドル型偏向コイルの前部にお
ける、陰極線管の主軸Zに垂直な平面における断面図で
ある。 図5は偏向コイルのアンペア−ターン密度の分布関
数、cosθ、cos3θ、cos5θ等の0゜〜90゜の間の角度
分布変化を示す。 図6は、本発明に従う水平(ライン)偏向コイルによ
って形成されるZ軸方向の磁界強度の測定結果を示す。 図7は、本発明に従う偏向コイル構体の磁界の第3高
調波成分への影響を示す。 図8は、本発明に従う偏向コイル構体の磁界の第5高
調波成分への影響を示す。 図9および図10は、本願発明の変形例を示す。 偏向システムをZ軸方向に次の3つの連続する作用領
域に分けることが通常行われる。1つは、電子銃に最も
近く、さらに詳細には青と赤の画像に対する緑の画像の
コマ(coma)即ちサイズの相違に影響する、後部領域。
1つは、偏向作用の中間部領域で、さらに詳細には赤と
青の電子ビームの非点収差の補正またはコンバーゼンス
に作用する中間部領域。最後の1つは、陰極線管のスク
リーンの最も近くに位置し、スクリーン上に形成される
画像の形状に作用する前部領域である。 図1は、画像の形状における、X軸方向の水平偏向磁
界1およびY軸方向の垂直偏向磁界2の磁力線の作用を
示す。この図は、画像の右上隅部に対応するAにおける
電子ビームと、画像の端縁部に対応する3,4における電
子ビームを表す。電子ビームに作用する磁界と磁力線を
分析的に説明すると、これらの力(FVyおよびFHx)は水
平(ライン)偏向磁界のピンクッション形状と垂直(フ
レーム)偏向磁界のバレル形状に由来し、点Aにおい
て、水平(南−北)ピンクッション歪を補正し、垂直ピ
ンクッション歪を増幅するように引っぱる傾向にある。 水平(ライン)偏向磁界がピンクッション型分布を有
するようにするためには、水平(ライン)偏向コイルの
アンペア−ターン密度の角度分布のフーリエ級数展開が
基本波成分に対して無視できない(not inconsiderabl
e)割合の第3高調波成分が生ずるように、水平(ライ
ン)偏向コイルの巻回分布を形成する必要がある。 第3高調波成分の割合を増加させるためには、図2に
示される主軸Z方向に延びるコイル21のワイヤ(線)の
導体をXZ平面にできるだけ近付けて束ねて配置(pack)
しなければならない。図2の斜視図にはサドル型水平
(ライン)偏向コイル21が示され、図4にはZ軸に垂直
な平面における断面によるこの種類(型)のコイルが示
され、所定の基準を満たすコイル21の側部の導体23をで
きるだけ小さい開き角度θ1に収納す(閉じ込め)る。
このような分布によるビームのコンバーゼンスは実現で
きても、僅かな曲部のあるまたは完全に平坦なスクリー
ンを有する陰極線管の南−北形状を補正することができ
なくなり、ワイヤ(線)のサイズ(大きさ)による物理
的制限により適正な第3高調波成分比を得るために必要
な1の値を得ることができなくなる。さらに詳細には、
基本波成分の係数に近いかまたはそれより大きい第3高
調波成分を得ることができない。さらに、このコイル構
体は、スクリーンの隅部における電子ビームのデコンバ
ーゼンス(コンバーゼンスずれ)に係わる無視できない
(significant)割合の第5高調波成分を導入すること
が知られている。 仏国特許第2,411,486号には、図2に示されるような
コイルが記載されており、電流の方向が巻線21の部分20
(図中の破線)において逆転されている。この構成によ
れば、第3高調波成分を増加させることができるが、こ
の成分が非常に大きいと、電子ビームのオーバコンバー
ゼンス(過集中)が起きる。曲率半径の大きいスクリー
ンにおける画像形状を補正する場合も同様である。さら
に、巻線20はコイル21のインダクタンスと抵抗との値の
比L/Rを減じ、その結果、スクリーンの走査に必要な電
力を増加させることになる。 図3はこの発明の水平偏向コイルの一実施例を示し、
この水平偏向コイルは主偏向コイルと補助偏向コイルの
2個の部分の巻線からなっている。すなわち、主偏向コ
イルはZ軸に沿ってヨークの長さ全体にわたって伸延し
ており、その側部の導体はX−Z面に可及的に接近して
束ねて配置されている。補助偏向巻線は主コイルの前部
に配列されており、これには主巻線によって生成される
磁界の方向と反対の方向に磁界を発生するように給電さ
れる。 図4は、この発明によるサドル型偏向コイルをその前
部において、管の長手方向軸Zに垂直な面に沿って切断
した断面を示す。この断面はY軸に関して対称であるの
で、半分のコイルの部分のみが図示されている。この半
分のコイルは主コイル21からなる第1の部分を有し、そ
の導体23には電流がある方向30に向かって流れるように
給電される。上記半分のコイルは、また、ヨークの前部
に配置された補助コイルからなる第2の部分を有し、そ
の導体24には上記主コイルを流れる電流の方向と反対方
向31に電流が流れるように給電される。 導体24は開き角度(θ−θ)を占めるように配置
されており、平均角度位置θを中心としてその両側に
分布している。平均角度θの両側には実質的に同じ数
の導体24が存在する。 この発明の原理は磁気偏向を支配する数式を示すこと
によってより明確に理解することができる。ヨークの巻
線は対称に分布していることにより、コイルのアンペア
−ターン密度N(θ)のフーリエ級数による展開式は次
のようになる。 N(θ)=A1・COS(θ)+A3・COS(3θ)+・・・AK・COS(Kθ) +・・・・ ここで、 生成される磁界は次式によって与えられる。 H=A1/R+(A3/R3)・(X2−Y2)+(A5/R5)・(X+4−6・X2・Y2)+
Y4) +・・・・ ここで、Rは、偏向装置のエネルギ効率を上げるため
に磁界を集中させるように偏向コイルを覆うフエライト
磁気回路の半径であり、A1/Rは基本磁界成分を表わし、
(A3/R3)・(X2−Y2)は磁界の第2高調波成分(第2
ハーモニックス)を表わし、(A5/R5)・(X+4−6
・X2・Y2+Y4)はこの磁界の第4高調波成分(第4ハー
モニックス)を表わす。以下、同様である。 従って、正のA3項は正の磁界の第2高調波成分に対応
し、ピンクッション型の磁力線を誘導させる。 この点に関して、図5は0゜と90゜との間にあるθに
対して、θの関数として項COS(θ)、COS(3θ)、CO
S(5θ)等を表している。主コイルにおける場合と同
様に、正のN(θ)に対しては、巻線を構成する導体が
θ=0゜とθ=30゜との間に配列されているならば、A3
項は正で、COS(3θ)の値は正である。主巻線によっ
て生成される第3高調波成分を非常に高くするために
は、主巻線を構成する導体は0゜と20゜との間に配列さ
れていることが望ましく、この場合はCOS(3θ)の値
は0.5以上に維持される。補助巻線における電流の方向
を逆にすることによって第3高調波成分の割合を増加さ
せることができ、この場合N(θ)は負になり、COS
(3θ)が負であればA3は正である。このようにして、
30゜と90゜との間にある角度位置において導体を逆方向
に巻回することによってある程度の大きさの正の第3高
調波成分を導入することができる。導体24の平均角度位
置θは少なくともコイル22の前部において55゜と65゜
との間になるように選ぶのが好ましい。これによって、
この領域ではCOS(3θ)は−1に非常に近くなるか
ら、このコイルは上記の領域で第3高調波成分に関して
最大の影響を与える。 0゜と20゜との間にある主コイルの導体の角度位置
は、アンペア−ターン密度の第5高調波成分のかなりの
部分を導入し、この第5高調波成分は、補助巻線の導体
24をN(θ)・COS(5θ)が負になる(主コイルによ
って導入される第5高調波成分から減算されるように)
領域に配置することによって上記補助巻線によって補償
することができる。負のN(θ)は、導体24の大部分を
54゜と90゜との間にある角度位置に配置することによっ
て得ることができる。 導体24を適当に配置することによって主巻線によって
導入されるより高次の高調波成分も同様に補償すること
ができる。 最後に、もし必要であれば、Z軸に沿う位置の関数と
して導体24の平均角度位置θおよび/または開き角
(θ−θ)を変えることによって基本波成分に対す
る各種の高調波成分の割合を調整することができる。特
に、電子ビームの過コンバーゼンスを避けるために、ス
クリーンから最も遠い部分における第3高調波成分に対
する巻線22による顕著な作用を最小にする目的で平均角
度位置θをスクリーンからの距離に比例して増大させ
る。 この場合、導体24は現在の技術水準の導体20よりも小
さな表面積を占めるにすぎないから、このコイル構体に
よれば水平偏向コイルのL/R比の減少を許容可能な値に
制限することができる。 この発明の一実施例では、対角線寸法が約40cmの平坦
なスクリーンをもったゼニス社製の映像管に装着するこ
とを意図して、補助巻線は主巻線の前部1/3の位置に配
置される。巻線21はZ軸方向に約90mmの長さにわたって
伸び、32ターン含んでいる。一方巻線22は同じくZ軸方
向に20mmの長さ伸び、14ターン含んでいる。これら2つ
の巻線は、補助巻線に流れる電流の方向が主巻線に流れ
る電流の方向と反対になるような関係で直列に配列され
ている。しかし、2個の巻線を直列に接続する形態に限
定されるものではなく、周知の方法で巻線22に第2の外
部電源によって給電することもできる。導体24は58゜と
71゜との間にある平均角度位置θを中心として配置さ
れており、管のスクリーンに最も近い巻線の部分からの
距離に比例して増加して、54゜と80゜との間に巻回され
ている。このように偏向装置は、管のスクリーンに最も
近い前部領域47と、中間領域46と、後部領域45の3つの
領域に分けられている。図6、7、8は、主巻線の前部
47すなわち管のスクリーンに最も近い部分における位置
44に位置する補助コイルによって導入されるヨーク43の
水平偏向(ライン偏向)磁界の振幅の変化を示す。第3
高調波成分の振幅はコイル22が存在しない場合の51から
このコイル22を付加した後の41へ約2倍に増大してい
る。さらに、得られた第3高調波成分の振幅41は基本波
成分の振幅40よりも約12%大きくなっている。さらにま
た、補助巻線が設けられた作用領域44では、第5高調波
成分の振幅は52から42へ減少しており、これによってス
クリーンの隅部におけるビームのコンバーゼンス状態を
増強することができる。 好ましい一実施例では、ヨークの中間部分46に配置さ
れた主巻線21の導体23の幾らかは、長さ48の部分全体に
わたってコイル21の内側へ偏位している。図9.1および
図9.2は、上記導体部分全体がコイルの内側に偏位した
この水平偏向コイルの実施例を示している。領域48を通
過してZ軸に垂直な面における断面図では、上記の偏位
は角度αで表わされている。この偏位によって領域46で
は、巻線のアンペア−ターンの角度に関する分布の第3
高調波成分の大きさを局部的に減少させることができ
る。上記の第3高調波成分が過大になると電子ビームの
デコンバーゼンス(コンバーゼンスずれ)を導入するこ
とになるが、領域47においてはピンクッション歪みを有
効に補正するために第3高調波成分成分をもたせる必要
がある。この実施例の偏向装置を対角線寸法が40cmのゼ
ニス社製の平坦なスクリーンの映像管に取り付ける場
合、この管に装着されたヨークのコイル21の導体は中間
領域46において約10%に等しい角度だけ偏位されてい
る。 図10に示す他の実施例では、主コイル21の磁界と反対
方向の磁界を生成するコイル22は主コイル21の導体から
なり、この導体は主コイルの巻線の最も拡大した部分36
に窓35を開け、この窓35がコイル21の内側に伸延するよ
うな態様で巻回されている。このように構成することに
より、2個の巻線部分21、22には互に反対方向30、31に
電流が流れる。 この発明の原理を実施する他の方法として、補助コイ
ル22として、その導体そのものが短絡されているものを
使用する方法がある。このようにすると、主コイル21に
よって生成される磁界が補助コイル中に、主コイルの磁
束の変化に対向する磁束を発生させる傾向のある電流を
誘導させる。従って、コイル22の束の中では、主コイル
21中を流れる電流と反対方向の電流が現れる。この実施
例によれば、誘導される電流は主コイル中を流れる電流
よりも大きな値に達するから、コイル21と22が直列に接
続されている場合よりも大きな南−北方向の形状寸法の
補正を行うことができる。さらに、この形式の構成で
は、コイル21と22の巻線が簡単になり、また、巻線を水
平走査フライバック電圧のような高電圧に曝すように配
置するのを避けることができる。最後に、この実施例で
は、見かけ上のL/R比が大きくなり、短絡ターンを設け
るに当たってヨークの抵抗に考慮をはらう必要はない。
次の表はコイル21と22を直列に設けたものとこの実施例
とを比較したものである。いずれの場合もコイル21、22
として同じものを使用し、このコイルを具えた偏向装置
を前述のゼニス社製の映像管に設置し、周波数が32KH
z、陽極電圧が28KV、偏向角が77゜で測定した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−145039(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 29/76

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】共通平面上に在る3個の電子銃を有する陰
    極線管用の偏向装置であって、 1対の水平偏向コイルと、1対の垂直偏向コイルとを具
    え、 各水平偏向コイルは、上記偏向装置の全長にわたって延
    びる主偏向巻線と、この主偏向巻線の前部に配設されて
    いてこの主偏向巻線の磁界と反対方向の磁界を発生する
    ように給電される補助偏向巻線とを有し、 上記1対の水平偏向コイルの各コイルの前部におけるア
    ンペア−ターン密度の角度に関する分布のフーリエ級数
    展開の第3高調波成分の振幅が、基本波成分の振幅と実
    質的に等しいかまたはそれより大であり、 上記補助偏向巻線の導体は水平偏向軸からの平均角度を
    中心としてその両側に分布するように配列され、さら
    に、上記平均角度は、上記主偏向巻線によって生成され
    るアンペア−ターン密度の角度に関する分布のフーリエ
    級数展開の第5高調波成分の振幅を減少させるように、
    上記陰極線管の管軸に沿って、上記導体の位置の関数と
    して変化すること、 を特徴とする、陰極線管用の偏向装置。
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