JP3502212B2 - プラスチックペレットを制御された態様で乾燥するための装置及び方法 - Google Patents

プラスチックペレットを制御された態様で乾燥するための装置及び方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、最終的には溶融し
てプラスチック物品を成形するのに用いられるプラスチ
ックペレットを制御された態様で乾燥するための装置及
び方法に関する。プラスチックペレット(以下、単に
「ペレット」とも称する)を制御された態様で乾燥する
ことは、乾燥工程におけるエネルギーの節約を達成し、
適正に乾燥されたペレットは、良品質のプラスチック物
品の製造に寄与する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック工業においてペレットを乾
燥させるために乾燥装置及び乾燥ホッパーは、古くから
使用されている。そのような乾燥装置においては、加熱
され、脱湿された空気を乾燥ホッパーへ供給する。プラ
スチックペレットは、乾燥ホッパー内で加熱脱湿空気に
露呈され、湿分を除去される。プラスチックペレットを
乾燥させることの基本的な目的は、ペレットが射出機又
は押出機のスクリュー部に通されて溶融状態に達する前
にペレットの表面及び内部から湿分を除去しておくこと
である。湿分が除去されていないと、成形処理上の問題
が生じたり、完成成形品の品質が、適正に乾燥された材
料(ペレット)で成形された物品に比べて劣ることがあ
る。不十分な乾燥によって影響されるおそれのある成形
品の特性としては、引張強さ、衝撃強さ、表面欠陥、バ
リヤー特性の劣化等がある。
【0003】湿分は、プラスチックペレットの表面上に
保持される場合もあり、あるいは、ポリマー連鎖自体内
に保持される場合もある。給湿性樹脂は、ポリマー連鎖
自体内に湿分を吸収する。その他の樹脂は、表面湿分だ
けを保持する。ペレットを適正に加熱し、脱湿すると、
湿気は、給湿性樹脂の内部からその表面上へ放逐され
る。表面の湿気は、加熱脱湿空気によって除去される。
【0004】図1は、プラスチックペレットを乾燥させ
るための従来技術の代表的な乾燥装置及び乾燥ホッパー
システムを示す。このシステムは、切頭円錐形下方本体
部分14を備えた円筒形本体12を有する断熱処理を施
された(例えば、断熱材で被覆された)円筒形乾燥ホッ
パー10と、乾燥機ユニット36とから成る。切頭円錐
形下方本体部分14の底部に出口16が設けられてお
り、乾燥ホッパー10の頂部には、通常、ペレットを乾
燥ホッパー10内へ断続的に装入するためのペレット装
入器18が設けられている。ペレットは、乾燥ホッパー
10内を通って矢印の方向に下降する。
【0005】乾燥ホッパー10は、スプレッダー円錐体
(ペレットを拡散させるための円錐体)20と、加熱空
気入口22と空気出口24を有している。加熱空気(加
熱された空気)は、入口22からペレットの移動方向と
は反対方向にホッパー10内のペレットの床(堆積層)
を貫流して上昇し、出口24を通って流出する。
【0006】乾燥ホッパー10から出口24を通って流
出した空気は、通常、後冷却器26に通されて冷却され
る。次いで、その冷却された空気は、プロセスフィルタ
28に通され、空気流内に帯同されているダストや微粒
子を除去される。プロセスフィルタ28を出た空気は、
乾燥空気回路を通して一定の空気流を送るための送風機
30に流入する。次いで、空気は、乾燥剤収容部32へ
入り、そこで空気から湿分が除去される。典型的な乾燥
剤収容部32は、そこに流入してきた空気から湿分を除
去する、通常、アルミノ珪酸塩から成るモレキュラーシ
ーブを収容している。次いで、空気は、プロセス加熱器
34を通り、そこで乾燥ホッパー10内のペレットを乾
燥させるのに十分な温度に加熱される。加熱器34から
乾燥ホッパー10への加熱空気の流れは、弁35によっ
て制御される。プロセスフィルタ28と、送風機30
と、乾燥剤収容部32と、プロセス加熱器34は、通
常、乾燥ホッパー10に隣接して配置される乾燥機ユニ
ット36内に設置される。
【0007】加熱空気は、加熱され入口22から乾燥ホ
ッパー10に流入すると、ペレットの床を貫流して上昇
し、空気からの熱がペレットに伝達されてペレットから
湿分を放出させ、放出された湿分は空気とともにホッパ
ーの頂部へ搬送されて出口24から排出され、サイクル
が継続される。この閉ループサイクルは、乾燥工程中継
続する。
【0008】乾燥ホッパー10からの排出空気の温度を
制御することによって乾燥ホッパー10内での乾燥工程
を制御するいろいろな試みが従来からなされてきた。米
国特許第4,413,426号に開示されたシステム
は、その一例である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述したよ
うな乾燥ホッパー内の乾燥工程を制御することを可能に
した改良された乾燥ホッパーを提供することを課題とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、乾燥ホッパー内にその底部から頂部にま
で垂直方向に間隔を置いて温度センサーを配置し、それ
らの温度センサーから得られるデータを用いて乾燥工程
の制御を可能にする。基本的にいえば、本発明は、底部
に加熱空気入口を有し、頂部に空気出口を有するプラス
チックペレット乾燥ホッパーであって、該ホッパー内の
複数の異なる高さのところのペレットの乾燥度を表示す
るために複数の異なる高さのところのペレットの温度を
測定することができるように、該ホッパー内にその底部
から頂部にまで垂直方向に間隔を置いて配置された複数
個の温度センサーを有することを特徴とする乾燥ホッパ
ーを提供する。
【0011】更に、本発明によれば、切頭円錐形の下方
本体部分を含む円筒形本体を有し、内部にスプレッダー
円錐体を有し、底部に加熱空気入口を、頂部に空気出口
を有するホッパーから成り、ホッパーの頂部にペレット
を導入するためのペレット導入ポートを有し、前記下方
本体部分の底部に該ホッパーからペレットを選択的に排
出するためのペレット排出ポートを有し、該ホッパー内
の複数の異なる高さのところのペレットの乾燥度を表示
するために複数の異なる高さのところのペレットの温度
を測定することができるように、該ホッパー内にその底
部から頂部にまで垂直方向に間隔を置いて配置された複
数個の温度センサーを有することを特徴とする乾燥装置
が提供される。該複数個の温度センサーとマイクロプロ
セッサに電気回路が接続されており、ホッパーからマイ
クロプロセッサへ温度データが供給されるようになされ
ている。このマイクロプロセッサは、ホッパーの特性及
びホッパー内の温度センサーの位置をプログラムされて
おり、ホッパー内で乾燥させるべきプラスチックペレッ
トの種類に関する情報の入力を受け入れるようにプログ
ラムすることができる。このマイクロプロセッサは、ホ
ッパー内の1つの特定の高さのところのペレットが、爾
後の製造工程において使用するのに十分な乾燥度に達す
るに足る十分な時間(滞留時間)目標温度に保たれた時
点を判定するために各温度センサーからの温度データを
処理するように構成されている。
【0012】更に、本発明によれば、加熱空気を乾燥ホ
ッパー内の所定量のプラスチックペレットを貫流して上
昇させることによって乾燥される該所定量のプラスチッ
クペレットが爾後の製造工程において使用するのに適正
な乾燥度に達した時点を判定する方法であって、複数個
の温度センサーを該ホッパー内にその底部から頂部にま
で垂直方向に間隔を置いてペレットに接触させて設置
し、該複数個の温度センサーの各々が所定の目標温度に
達した時点を判定し、次いで、該複数個の温度センサー
の各々に接触しているペレットが前記目標温度に保たれ
ていた滞留時間を測定し、次いで、該所望の滞留時間の
間目標温度に保たれていた最も高い位置に設置されてい
る温度センサーより下に存在するホッパー内のペレット
の量を算出してそのペレットの量が前記所定量に等しい
か、それより多いかどうかを判定することから成る方法
を提供する。
【0013】従って、本発明の主要な目的は、プラスチ
ックペレットを制御された態様で乾燥するための装置及
び方法を提供することである。本発明の他の目的は、新
しい乾燥ホッパー内に組み込むことができる、又は、既
に使用中の乾燥ホッパーに後付けすることができるプラ
スチックペレットの制御乾燥装置を提供することであ
る。本発明の他の目的は、プラスチックペレットから製
造された物品が良好な品質のものとなるようにプラスチ
ックペレットを制御された態様で乾燥するための装置及
び方法を提供することである。本発明の更に他の目的
は、最少限のエネルギーを用いてプラスチックペレット
の適正な乾燥が達成されるようにプラスチックペレット
を能率的に乾燥するための装置及び方法を提供すること
である。
【0014】
【発明の実施の形態】添付図、特に図2を参照すると、
断熱処理を施された円筒形本体12と、弁付き出口16
を備えた切頭円錐形下方本体部分14を有する慣用の乾
燥ホッパー10が示されている。円筒形本体12の底部
近くにスプレッダー円錐体20が配置されている。切頭
円錐形下方本体部分14には、加熱された空気を導入す
るための加熱空気入口22が設けられ、円筒形本体12
の頂部には、乾燥ホッパー10から空気を排出するため
の空気出口24が設けられている。以上に述べた乾燥ホ
ッパー10の構造は慣用のものである。
【0015】本発明によれば、乾燥ホッパー10の頂部
から底部に垂直方向に延長したセンサーツリー40を設
け、頂部で支持リング38に取り付ける。センサーツリ
ー40は、乾燥ホッパー10の底部から頂部へ順に番号
を付された個別温度センサー41,42,43,44,
45,46,47を有している。これらの温度センサー
の数は、特定のプロセス応用例に応じて増減することが
できる。図3に示されるように、温度センサー41〜4
7は、マルチプレクサー、アナログ/デジタル変換器、
マイクロプロセッサ及びユーザーインタフェースを有す
る信号処理ユニット50にそれぞれ個々に電気的に接続
されている。
【0016】図4を参照すると、図2及び3に示された
センサーを備えた本発明の乾燥ホッパーの代表的な作動
のテスト結果を示すグラフが示されている。図4におい
て、センサー1は、乾燥ホッパー10の底部に配置され
たものであり、センサー9は、ホッパー10の外部の周
囲温度下に置かれたものである。センサー1から8まで
は、乾燥ホッパー10の底部から頂部にまでほぼ6in
(15.24cm)の間隔で配置されている。ただし、
その間隔は、特定のプロセス応用例に応じて6in(1
5.24cm)より大きくしてもよく、あるいは小さく
してもよい。
【0017】図4は、加熱空気が乾燥ホッパーを通し、
乾燥ホッパー内に収容されているペレットの床(堆積
層)を貫流して上昇することにより時間の経過とともに
変化する各センサーの温度を示す。当然、最下位置のセ
ンサーが最も迅速に温度上昇する。最下位置のセンサー
が最も高温の空気に一番先に露呈されるからである。空
気がペレットの床を通って上昇するにつれ、より高い位
置にあるセンサーが温度上昇するが、空気が乾燥ホッパ
ーの頂部に近づくにつれて、ペレットを加熱する作用を
漸次喪失するので、高い位置にあるセンサー7及び8
は、高い温度レベルに達しない。
【0018】乾燥ホッパー10内で乾燥させるべきポリ
マープラスチックペレットの種類によって異なるが、乾
燥ホッパー内で乾燥させるべきポリマープラスチックペ
レットの目標温度と、その目標温度での特定の滞留時間
とにより、そのペレットが爾後の製造工程に使用するの
に適正な乾燥度に達したかどうかを知ることができる。
例えば、図2及び3を参照して説明すると、センサー4
3が乾燥中のポリマーペレットの種類にとって望ましい
目標温度に到達し、その種類のペレットにとって望まし
い滞留時間の間その目標温度に保たれていたならば、そ
のセンサー43より下にある乾燥ホッパー10内のすべ
てのペレットが爾後の製造工程に使用するのに十分な乾
燥度に達していると判定して差し支えない。図2及び3
のセンサー43は、図4のセンサー3に相当する。
【0019】いうまでもなく、垂直方向に間隔を置いて
設置された複数個の温度センサーを有する図2及び3の
センサーツリー40は、乾燥ホッパー10底部からいろ
いろな高さのところにあるペレットの温度をモニターす
るのに利用することができるから、それらの温度センサ
ーのうちある特定の高さ位置にあるセンサーが乾燥中の
ペレットの種類にとって望ましい目標温度に到達し、望
ましい滞留時間の間その目標温度に保たれていたなら
ば、乾燥ホッパーの操作者は、その特定のセンサーより
下にあるすべてのペレットが爾後の製造工程に使用する
のに十分なだけ乾燥されていることが分かる。従って、
所望の滞留時間の間目標温度に保たれていた温度センサ
ーのうちで最も高い位置に設置されている特定の温度セ
ンサーより下に存在するホッパー内のすべてのペレット
の量を算出してそのペレットの量が爾後の製造工程にお
いて使用するのに必要とされる所定量に等しいか、それ
より多いかどうかを判定し、該最も高い位置に設置され
ている特定の温度センサーより下に存在するホッパー内
のすべてのペレットの量が爾後の製造工程において使用
するのに必要とされる所定量に等しいときは、該温度セ
ンサーより下に存在するホッパー内のすべてのペレット
をホッパーの底部から排出すればよい。又、特定の温度
センサーより下に存在するホッパー内のすべてのペレッ
トの量が該所定量より多いときは、ペレットをホッパー
の底部からその排出量が該所定量に達するまで排出すれ
ばよい。ペレットはホッパーの底部から排出されるか
ら、排出された所定量のペレットはすべて製造工程にお
いて必要とされる乾燥度を充足していることになる。
【0020】本発明者は、各温度センサーを図3に示さ
れるような信号処理ユニット50に接続した場合に、信
号処理ユニット50のマイクロプロセッサが乾燥ホッパ
ー10内のペレットの乾燥工程を自動的に制御すること
ができるようにするソフトプログラムを作成した。乾燥
ホッパー内の乾燥工程を自動的に制御するためのソフト
ウエアの流れ図は、図5及び6に示されている。図5に
みられるように、まず、マイクロプロセッサに1回限り
の(一度設定したら終始変更せずに使用する固定の)装
置パラメータをプログラムしておく。これらの固定の装
置パラメータには、温度センサー即ちプローブの数、温
度センサー即ちプローブの垂直方向の設置間隔、ホッパ
ーサイズの容積及び内径等が含まれる。これらの装置パ
ラメータは、センサーツリー40を装備した特定の乾燥
ホッパー10に対して一旦設定されたならば終始変更せ
ずに使用される。
【0021】次に、ユーザーインタフェースを用いて、
送給空気の設定値、滞留時間の設定値、押出量(乾燥ホ
ッパーに通されて乾燥処理される単位時間当りのペレッ
トの通し量)の設定値、嵩密度等を含む他の規定可能
な、即ち可変のパラメータをマイクロプロセッサに入力
する。送給空気の設定値は、処理すべきポリマープラス
チックペレットの種類が変わるたびに変える。同様に、
滞留時間の設定値も、ペレットの種類が変わるたびに変
更する。即ち、滞留時間の設定値は、特定の種類のペレ
ットにとって望ましい特定の目標温度に対して滞留時間
の長さをどのような値にすべきかを算定して決定する。
押出量の設定値は、乾燥ホッパー10から成形工程へ供
給すべきペレットの所望の通し量を表す。嵩密度は、ペ
レットの押出量をペレットの重量によって算出すること
ができるようにするためのペレットの嵩密度である。
【0022】これらの固定の装置パラメータ及び可変パ
ラメータがマイクロプロセッサに入力されると、マイク
ロプロセッサは、ホッパーモニター用サブルーチンを呼
び、各温度センサー41〜47からデータを取る。次い
で、マイクロプロセッサは、幾つの温度センサー即ちプ
ローブが目標温度に達しているかどうかを判定する。
【0023】最下位置の温度センサー以外の、ある特定
温度センサーより下に存在するホッパー内の材料(プ
ラスチックペレット)が所望の押出量設定値を達成する
のに十分な量となるのに十分な数の温度センサー(プロ
ーブ)が目標温度に達していれば、プログラムはそのま
ま継続される。しかしながら、最も高い位置に配置され
ている温度センサーより下に存在するホッパー内の材料
が所望の押出量設定値を達成するのに十分な量でない場
合は、滞留警報フラッグ(即ち、滞留時間が不足してい
ることを知らせる警報フラッグ)が操作者に見えるよう
に表示されるか、あるいは、そのペレットを用いて成形
している成形装置の動作が停止される。その場合、プロ
グラムは、所望の押出量設定値を達成するのに十分な量
のペレットが目標温度に達するまで保留状態に保たれ
る。この状態となると、マイクロプロセッサは、現時点
で目標温度下にある材料の重量を計算する。次いで、マ
イクロプロセッサは、最も高い位置に配置されている温
度センサー(プローブ0)のところにある材料(プラス
チックペレット)がその特定の種類のプラスチックペレ
ットに取って望ましい滞留時間の間目標温度に保たれて
いたかどうかを判定する。「YES」であれば、マイク
ロプロセッサは、押出量設定値に等しいか、それより高
いペレット押出量が得られているかどうかを判定する。
その問いに対するマイクロプロセッサ答が「YES」で
あれば、プログラムは、すべてのプローブの温度が許容
範囲内にある限り継続される。
【0024】乾燥ホッパー10内の温度の上述した自動
制御は、乾燥機ユニット36(図1参照)の能率的な使
用を可能にする。なぜなら、所要押出量が比較的低い場
合は、加熱空気の温度又は加熱空気の量を所要押出量が
高い場合に必要とされる値より低くすることができるか
らである。同様にして、効率的な乾燥を達成するのに必
要とされる目標温度を比較的低くすることができる、あ
るいは、その目標温度での滞留時間を短くすることがで
きるような種類のプラスチックペレットを処理する場合
は、加熱空気入口22に流入する加熱空気の温度を、よ
り高い目標温度又はより長い滞留時間を必要とする種類
のペレットの場合に必要とされるほど高い温度にする必
要がない。又、弁35(図1参照)を制御して加熱空気
の流量を減少させることによって加熱空気入口22に流
入する加熱空気の量を減少させるようにしてもよい。
【0025】本発明の装置及び方法によって多くの異な
る種類のポリマープラスチックペレットを乾燥させるこ
とができるので、個々にそれらのすべての種類のプラス
チックペレットについて固定パラメータを列挙すること
は不可能であるが、固定パラメータ即ち装置パラメータ
に関する情報は、ペレットの供給業者から入手すること
ができるから、ここに開示された本発明のシステムは、
処理すべき特定の種類の能率的な乾燥を達成するために
その情報に基づいて調節することができる。
【0026】場合によっては、プラスチックの射出成形
又は押出工程を警報なしに進行させるのに十分な量の乾
燥ペレットがあるかどうか、従って十分な押出量が得ら
れるかどうかを判定するために実施された計算結果か
ら、ホッパー内の上下に隣接した特定の2つの温度セン
サーの間の中間の高さのところにあるペレットが爾後の
製造工程にとって適正なペレットであることが判明する
ことがある。即ち、2つの隣接した温度センサーのうち
の低い位置にある方の温度センサーは所望の温度及び所
望の滞留時間を越えていることを表示しているが、高い
位置にある方の温度センサーは所望の温度にも、所望の
滞留時間にもまだ達していないことを表示している場合
は、操作者は、それらの2つの上下に隣接した温度セン
サーの表示値を外挿することによって低い位置にある方
の温度センサーよりどれ位高い位置にまで上れば所望の
押出量を得るのに十分な量の乾燥ペレットが存在してい
ことになるかを判定することができる。この外挿計算
は、装置内に設置されている温度センサーの個数が少な
い場合、特に望ましい。(「外挿」は、一般的な理化学
辞典に「与えられた点で与えられた値をとる多項式又は
その他の標準関数)をつくり、もとの定義域外の関数の
近似値を求める技法」であると定義されている。)
【0027】プラスチックペレットの過度の乾燥はそれ
によって成形されたプラスチック成形品の品質に悪い影
響を及ぼすことがあるので、本発明は、プラスチックペ
レットが十分な乾燥度に達したことを示す所望の温度及
び滞留時間が達成されたならば直ちに成形又は押出工程
を実施することができるようにするシステムを提供す
る。このシステムによって、過度の乾燥を防止するよう
に乾燥ホッパー10に流入する加熱空気の温度又は量を
調節することができる。
【0028】本発明の温度センサーは、乾燥ホッパー1
0に充填されているペレットの深さを表示することもで
きる。個々の温度センサーの温度は、各温度センサーに
接触するペレットの温度が変化するにつれて変化する。
乾燥ホッパー10から材料が排出されてホッパーの一部
分が空になり、ホッパーの頂部付近に位置する2つ又は
3つのセンサー47,46又は45がペレットに接触さ
れなくなると、それらのセンサーは、すべて同じ温度、
即ちペレットの堆積層の上面より上のホッパー内の温度
を表示することになる。この状態が生じると、操作者
は、ホッパー内のペレットの上面が同じ温度を示してい
る複数のセンサーのうちの最下位置のセンサーの高さよ
り下にあることを知ることができる。
【0029】本発明は、成形機又は押出機への規定され
た押出量を充足するのに十分な量の乾燥ペレットが存在
しないとき警報を発するために、あるいは、所望の押出
量を達成することができないとき成形機又は押出機を停
止させるために利用することができる。いずれにして
も、ペレットの所望の乾燥度を得るためにどのような適
正な処置をとるかは、システム操作者の判断に委ねられ
る。
【0030】以上、特許法の規定に従って本発明の原
理、好ましい構造及び作動モードを説明し、現在最善で
あると考えられる本発明の実施形態を図示して説明した
が、本発明は、ここに具体的に図示し説明した態様以外
の態様でも請求項に記載された範囲内で実施することが
できることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、従来技術の乾燥ホッパー及び乾燥機ユ
ニットの概略図である。
【図2】図2は、温度センサーを装備した本発明の乾燥
ホッパーの一部破除された透視図である。
【図3】図3は、本発明の乾燥ホッパー及びそれに組合
わされて使用される信号処理ユニットの概略図である。
【図4】図4は、本発明の乾燥ホッパー内で乾燥させた
プラスチックペレットの乾燥テスト結果のグラフであ
り、個々の温度センサーからのデータを示す。
【図5】図5は、本発明の信号処理ユニットのためのソ
フトウエアの流れ図の前半部分である。
【図6】図6は、図5の流れ図の後半部分である。
【符号の説明】
10:乾燥ホッパー 12:円筒形本体 14:切頭円錐形の下方本体部分 16:出口 20:スプレッダー円錐体 22:加熱空気入口 24:空気出口 35:弁 40:センサーツリー 41〜47:温度センサー 50:信号処理ユニット
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−281700(JP,A) 特開 昭63−91482(JP,A) 特開 昭62−238983(JP,A) 特開 昭62−202990(JP,A) 特開 昭61−168777(JP,A) 特開 昭61−83870(JP,A) 特開 昭59−180275(JP,A) 特開 昭59−89108(JP,A) 特開 昭59−71331(JP,A) 特開 昭56−80685(JP,A) 特開 昭54−135853(JP,A) 特開 平7−103655(JP,A) 特開 平6−281346(JP,A) 特開 平6−281338(JP,A) 特開 平6−281332(JP,A) 特開 平6−281330(JP,A) 特開 平3−50485(JP,A) 特開 平2−282686(JP,A) 特開 平2−197791(JP,A) 特開 平2−131168(JP,A) 特開 平2−127008(JP,A) 特開 平1−207098(JP,A) 特開 平1−163007(JP,A) 実開 昭53−124352(JP,U) 実開 昭52−140579(JP,U) 実開 昭52−139570(JP,U) 実開 平5−23991(JP,U) 実公 昭45−28231(JP,Y1) 実公 昭43−26217(JP,Y1) 特表 昭57−500595(JP,A) ***国特許出願公開4234696(DE, A) 米国特許4974337(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29B 9/00 - 13/10 F26B 1/00 - 25/22

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頂部に空気出口を有し、加熱空気を貫流
    上昇させてプラスチックペレットを乾燥させるための乾
    燥ホッパーであって、 該ホッパー内の複数の異なる高さのところのペレットの
    乾燥度を表示するために複数の異なる高さのところのペ
    レットの温度を測定することができるように、該ホッパ
    ー内にその底部から頂部にまで垂直方向に間隔を置いて
    配置された複数個の温度センサーを有しており、該複数
    個の温度センサーは、それらの温度センサーの各々の高
    さのところのペレットの温度を規定された時間に亙って
    記録するための記録手段に接続されており、各々の温度センサーの高さのところに存在するペレット
    がそれぞれ所定の乾燥度に達するために規定された滞留
    時間、及び前記滞留時間の間前記ペレットを前記乾燥ホ
    ッパー内に維持すべき目標温度に基づき、前記複数個の
    温度センサーのうちの1つの特定の温度センサーの高さ
    位置より下にある前記乾燥ホッパー内のすべてのペレッ
    トが爾後の製造工程において使用するのに十分な乾燥度
    に達するまで警報が発せられ、該1つの特定の温度セン
    サーの高さ位置より下にある乾燥ホッパー内のすべての
    ペレットが爾後の製造工程において使用するのに十分な
    乾燥度に達したとき警報が停止されることを特徴とする
    乾燥ホッパー。
  2. 【請求項2】 前記複数個の温度センサーのうちの1つ
    の特定の温度センサの高さ位置より下にある前記乾燥ホ
    ッパー内のペレットが爾後の製造工程において使用する
    のに十分な乾燥度に達しているかどうかを判定するため
    に1つの特定の温度センサの高さ位置において該温度セ
    ンサーの前記目標温度に保たれているペレットの滞留時
    間が利用されることを特徴とする請求項1に記載の乾燥
    ホッパー。
  3. 【請求項3】 該ホッパーからのペレットの排出は、前
    記1つの特定の温度センサの高さ位置より下にある前記
    乾燥ホッパー内のすべてのペレットが爾後の製造工程に
    おいて使用するのに十分な乾燥度に達するまで防止され
    ることを特徴とする請求項2に記載の乾燥ホッパー。
  4. 【請求項4】 前記目標温度を達成するように前記加熱
    空気の温度を調節することができることを特徴とする請
    求項1に記載の乾燥ホッパー。
  5. 【請求項5】 前記目標温度を達成するように前記加熱
    空気の量を調節することができることを特徴とする請求
    項1に記載の乾燥ホッパー。
  6. 【請求項6】 前記温度センサーの数は、4個より多い
    ことを特徴とする請求項3に記載の乾燥ホッパー。
  7. 【請求項7】 プラスチックペレットを乾燥させるため
    の乾燥装置であって、 切頭円錐形の下方本体部分を含む円筒形本体を有し、内
    部にスプレッダー円錐体を有し、底部に加熱空気入口
    を、頂部に空気出口を有するホッパーと、 該ホッパーの頂部に設けられたペレットを導入するため
    のペレット導入ポートと、前記切頭円錐形の下方本体部
    分の底部に設けられた、該ホッパーからペレットを選択
    的に排出するためのペレット排出ポートと、 該ホッパー内の複数の異なる高さのところのペレットの
    乾燥度を表示するために複数の異なる高さのところのペ
    レットの温度を測定することができるように、該ホッパ
    ー内にその底部から頂部にまで垂直方向に間隔を置いて
    配置された、温度応答電気信号を発する複数個の温度セ
    ンサーと、 前記ホッパーからマイクロプロセッサへ温度データを供
    給するために前記複数個の温度センサーとマイクロプロ
    セッサに接続された電気回路とから成り、 該マイクロプロセッサには、ホッパーの特性及びホッパ
    ー内の温度センサーの位置がプログラムされており、該
    マイクロプロセッサは、該ホッパー内で乾燥させるべき
    プラスチックペレットの種類に関する情報の入力を受け
    入れるようにプログラム可能であり、 該マイクロプロセッサは、該ホッパー内の1つの特定の
    高さのところのペレットが、爾後の製造工程において使
    用するのに十分な乾燥度に達するのに十分な時間目標温
    度に保たれた時点を判定するために前記各温度センサー
    からの温度データを処理するように構成されていること
    を特徴とする乾燥装置。
  8. 【請求項8】 前記温度センサーのうちの少くとも1個
    は、前記スプレッダー円錐体の先端より下に配置されて
    おり、該温度センサーのうちの少くとも2個は、該スプ
    レッダー円錐体より上方に異なる高さ位置に配置されて
    いることを特徴とする請求項に記載の乾燥装置。
  9. 【請求項9】 前記マイクロプロセッサに入力されプロ
    グラムされたホッパーの前記特性は、前記温度センサー
    の数、温度センサーの垂直方向の間隔、ホッパーのサイ
    ズ及び内径を含むことを特徴とする請求項に記載の乾
    燥装置。
  10. 【請求項10】 前記マイクロプロセッサに入力しプロ
    グラムすることができるプラスチックペレットの種類に
    関する前記情報は、前記ペレットの加熱目標温度、ペレ
    ットを該目標温度に保持すべき滞留時間、ペレットの嵩
    密度、及び該乾燥装置から前記製造工程へのペレットの
    所望の押出量を含むことを特徴とする請求項に記載の
    乾燥装置。
  11. 【請求項11】 前記マイクロプロセッサは、マルチプ
    レクサー、アナログ/デジタル変換器及びユーザーイン
    タフェースを含む信号処理ユニットの一部であることを
    特徴とする請求項に記載の乾燥装置。
  12. 【請求項12】 前記信号処理ユニットは、現時点で前
    記目標温度下にある前記ホッパー内のペレットの重量を
    測定し、該目標温度が所要の滞留時間の間維持されてい
    たかどうかを判定し、前記ホッパーが、前記製造工程へ
    の乾燥ペレットの所望の押出量を確保するのに十分な量
    の乾燥ペレットを収容していることを表示することを特
    徴とする請求項11に記載の乾燥装置。
  13. 【請求項13】 前記信号処理ユニットは、製造工程へ
    の乾燥ペレットの前記所望の押出量を確保するのに十分
    な量の乾燥ペレットを供給するために前記ホッパーから
    のペレットの排出を開始することができる時点を知らせ
    る信号を発することを特徴とする請求項12に記載の乾
    燥装置。
  14. 【請求項14】 プラスチックペレットを乾燥させるた
    めの乾燥装置であって、 切頭円錐形の下方本体部分を含む円筒形本体を有し、内
    部にスプレッダー円錐体を有し、底部に加熱空気入口
    を、頂部に空気出口を有するホッパーと、 該ホッパーの頂部に設けられたペレットを導入するため
    のペレット導入ポートと、前記切頭円錐形の下方本体部
    分の底部に設けられた、該ホッパーからペレットを選択
    的に排出するための弁付きペレット排出ポートと、 該ホッパー内の複数の異なる高さのところのペレットの
    乾燥度を表示するために複数の異なる高さのところのペ
    レットの温度を測定することができるように、該ホッパ
    ー内に前記切頭円錐形の下方本体部分の底部から該ホッ
    パーの頂部にまで垂直方向に間隔を置いて配置された、
    温度応答電気信号を発する複数個の温度センサーと、 前記ホッパーから信号処理ユニットへ温度データを供給
    するために前記複数個の温度センサーと信号処理ユニッ
    トに接続された電気回路とから成り、 該信号処理ユニットは、マイクロプロセッサ、マルチプ
    レクサー、アナログ/デジタル変換器及びユーザーイン
    タフェースを含み、 該マイクロプロセッサには、前記温度センサーの数、該
    各温度センサーの高さ位置、前記ホッパーのサイズ及び
    内径がプログラムされており、 該マイクロプロセッサは、前記ペレットの加熱目標温
    度、ペレットを該目標温度に保持すべき滞留時間、ペレ
    ットの嵩密度、及び該乾燥装置からのペレットの所望の
    押出量に関する情報の入力を受け入れるようにプログラ
    ム可能であり、 前記信号処理ユニットは、現時点で目標温度下にある該
    ホッパー内のペレットの重量を計算し、該目標温度が所
    要の滞留時間の間該ホッパー内に維持されていたかどう
    かを判定し、該乾燥装置から乾燥ペレットの供給を受け
    るべき製造工程への前記所望の押出量を確保するのに十
    分な量の乾燥ペレットが該ホッパー内に収容されている
    かどうかを判定するように構成されていることを特徴と
    する乾燥装置。
  15. 【請求項15】 前記温度センサーのうちの少くとも1
    個は、前記スプレッダー円錐体の先端より下に配置され
    ており、該温度センサーのうちの少くとも2個は、該ス
    プレッダー円錐体より上方に異なる高さ位置に配置され
    ていることを特徴とする請求項14に記載の乾燥装置。
  16. 【請求項16】 加熱空気を乾燥ホッパー内の所定量の
    プラスチックペレットを貫流して上昇させることによっ
    て乾燥される該所定量のプラスチックペレットが爾後の
    製造工程において使用するのに適正な乾燥度に達した時
    点を判定する方法であって、 複数個の温度センサーを該ホッパー内にその底部から頂
    部にまで垂直方向に間隔を置いて前記ペレットに接触さ
    せて設置し、 該複数個の温度センサーの各々が所定の目標温度に達し
    た時点を判定し、 該複数個の温度センサーの各々に接触しているペレット
    が該ホッパー内に前記目標温度に保たれていた滞留時間
    を測定し、 該所望の滞留時間の間前記目標温度に保たれていた最も
    高い位置に設置されている温度センサーより下に存在す
    る前記ホッパー内のペレットの量を算出してそのペレッ
    トの量が前記所定量に等しいか、それより多いかどうか
    を判定することから成る方法。
  17. 【請求項17】 前記複数個の温度センサーの各々は、
    温度応答電気信号を供給することを特徴とする請求項
    に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記温度応答電気信号をマイクロプロ
    セッサによって処理し、それらの温度応答電気信号によ
    って表される温度が前記目標温度に達しているかどうか
    を判定することを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記温度応答電気信号によって表され
    る温度が前記目標温度に達した後、該温度応答電気信号
    を前記マイクロプロセッサによってモニターし、該目標
    温度での滞留時間を測定することを特徴とする請求項
    に記載の方法。
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