JP3501147B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JP3501147B2
JP3501147B2 JP2001398237A JP2001398237A JP3501147B2 JP 3501147 B2 JP3501147 B2 JP 3501147B2 JP 2001398237 A JP2001398237 A JP 2001398237A JP 2001398237 A JP2001398237 A JP 2001398237A JP 3501147 B2 JP3501147 B2 JP 3501147B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチング電源
装置に関し、特に、複数のトランスを用いて小型であり
ながら大きな出力容量を供給することができ、かつ、装
置を安全に保護することができるスイッチング電源装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、スイッチング電源装置に対して、
要望に応じて出力容量を大きくするためには、トランス
の容量を大きくするか、または、複数のトランスを接続
するかして対応していた。ところが、トランスの容量を
大きくする場合、その都度、トランスに用いるボビン、
コア、金型などが新規に必要になり、コストの上昇と調
達のための時間を要するといった問題があった。そこ
で、従来のスイッチング電源装置にあっては、図5に示
すように、既存のトランスを複数個接続して総合容量を
大きくしておき、1つのスイッチング素子Q1を用いて
駆動するようにしていた。
【0003】従来のスイッチング電源装置100では、
トランスT11,T12のそれぞれの1次巻線P11,
P12を並列に共通接続し、この1次巻線P11,P1
2に直列にスイッチング素子Q1のドレインを接続し、
トランスT11,T12のそれぞれの2次巻線S11,
S12の両端を共通接続し、2次巻線S11,S12の
一端をダイオードD1のアノードに接続し、2次巻線S
11,S12の他端をコンデンサC1の負極側に共通接
続し、ダイオードD1のカソードをコンデンサC1の正
極側に接続し、トランスT11の3次巻線B11にダイ
オードD3のアノードを接続するようにして構成されて
いる。
【0004】従来のスイッチング電源装置に対して、直
流電源1から直流電圧が加えられた場合、まず、直流電
源1から起動抵抗R1を介してコンデンサC3に電流が
流れ始め、コンデンサC3の電圧が上昇して制御部3が
起動し、ハイレベルとローレベルを交互に繰り返すPW
M信号が制御部3からスイッチング素子Q1のゲートに
出力される。
【0005】この結果、スイッチング素子Q1がオンオ
フ制御されてトランスT11,T12に設けられた1次
巻線P11,P12から2次巻線S11,S12に順次
にエネルギーが誘起され、2次巻線S11,S12に誘
起されたエネルギーがダイオードD1とコンデンサC1
により整流平滑されて負荷に出力電圧Vout が供給され
る。
【0006】さらに、コンデンサC1の両端に生じる出
力電圧Vout が誤差増幅器5により検出されてその誤差
信号がフォトカプラを構成するフォトダイオードPD1
及びフォトトランジスタPT1から制御部3に帰還する
ことで、制御部3は出力電圧Vout が一定になるように
スイッチング素子Q1のオン期間を制御する。
【0007】このような従来のスイッチング電源装置に
よれば、複数のトランスを用いて小型でありながら大き
な出力容量を供給することができるという利点を有して
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スイッチング電源装置にあっては、単に、1次巻線およ
び2次巻線をそれぞれ並列に接続しているので、トラン
スT11,T12のコア特性の差や巻線インダクタンス
及びリーケージインダクタンスの差に起因したバラツキ
により、どちらか一方のトランスに電流が集中するとい
った電流不平衡によるトランスの発熱という問題が考え
られ、例えばトランスを2個用いた場合でも、2個分だ
け出力電流を増大させることが難しいといった問題があ
った。
【0009】また、トランスT11に磁気結合されてい
る3次巻線B11から制御部3の電源を得るような構成
では、制御部3の電源を得ていない方のトランスT12
の1次巻線P12または2次巻線S12が何らかの理由
で開放状態に陥っても、制御部3はそのまま動作を続け
て負荷が必要としている出力電流を供給するので、トラ
ンスT11に余分な発熱を発生させて多大なストレスを
与え、発煙や発火といった危険状態に近づくことが考え
られる。
【0010】 本発明は、上記に鑑みてなされたもの
で、その目的としては、複数のトランスを用いてスイッ
チング電源装置を構成した場合に、小型でありながら大
きな出力容量を供給することができ、かつ、トランスの
短絡開放アブノーマル試験に対してスイッチング電源装
置を安全に保護することができるスイッチング電源装置
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、直流電源から入力された直流
電圧を別の直流電圧に変換して出力するスイッチング電
源装置において、直流電源に直列に接続される複数のト
ランスの1次巻線と、前記複数のトランスの1次巻線に
直列に接続されるスイッチング素子と、それぞれにダイ
オードを介して並列に共通接続される前記複数のトラン
スの2次巻線と、前記複数のトランスの2次巻線に誘起
される電圧を整流平滑する第1の整流平滑回路と、該第
1の整流平滑回路からの電圧と第1の基準電圧との誤差
電圧を帰還信号として出力する誤差増幅器と、直列に接
続される前記複数のトランスの3次巻線と、前記複数の
トランスの3次巻線に誘起される電圧を整流平滑する第
2の整流平滑回路と、前記第2の整流平滑回路からの電
圧が下限基準電圧よりも低電圧になったときに第1停止
信号を出力する低電圧検出回路と、前記第2の整流平滑
回路からの電圧が上限基準電圧よりも過電圧になったと
きに第2停止信号を出力する過電圧検出回路と、前記第
2の整流平滑回路からの電圧を動作電源とし前記誤差増
幅器からの帰還信号に応じて前記スイッチング素子のオ
ン期間を制御するとともに、前記低電圧検出回路から出
力される第1停止信号または前記過電圧検出回路から出
力される第2停止信号に応じて前記スイッチング素子の
動作を停止する制御部と、を備えたことを要旨とする。
【0012】 請求項2記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記制御部は、前記トランスの1次巻線又は
2次巻線又は3次巻線に対して短絡試験を行った場合に
は、前記低電圧検出回路から出力される第1停止信号に
応じて前記スイッチング素子の動作を停止することを要
旨とする。
【0013】 請求項3記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記制御部は、前記トランスの1次巻線に対
して開放試験を行った場合には、前記低電圧検出回路か
ら出力される第1停止信号に応じて前記スイッチング素
子の動作を停止することを要旨とする。
【0014】 請求項4記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記制御部は、前記トランスの2次巻線に対
して開放試験を行った場合には、前記過電圧検出回路か
ら出力される第2停止信号に応じて前記スイッチング素
子の動作を停止することを要旨とする。
【0015】 請求項5記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記制御部は、前記トランスの3次巻線に対
して開放試験を行った場合には、前記低電圧検出回路か
ら出力される第1停止信号に応じて前記スイッチング素
子の動作を停止することを要旨とする。
【0016】
【0017】
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態に
係るスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。
なお、図1に示すスイッチング電源装置は、図5に示す
従来のスイッチング電源装置の構成と同一または相当部
分には同じ符号を付している。
【0019】直流電源1には、トランスT1の1次巻線
P1が接続され、さらに、トランスT2の1次巻線P2
が直列にスイッチング素子Q1のドレインに接続され、
このスイッチング素子Q1のソースが直流電源1に接続
されている。トランスT1,T2の2次巻線S1,S2
の一方の端子には、それぞれダイオードD1,D2のア
ノードが接続されており、ダイオードD1,D2のカソ
ードが共通接続されコンデンサC1の正極側に接続され
ている。トランスT1,T2の2次巻線S1,S2の他
方の端子がコンデンサC1の負極側に共通接続されてい
る。そして、ダイオードD1,D2およびコンデンサC
1により、2次巻線S1,S2に誘起される電圧が整流
平滑されて出力電圧Vout として負荷に出力される。な
お、ダイオードD1,D2およびコンデンサC1は、ト
ランスT1,T2の2次巻線S1,S2に誘起される電
圧をそれぞれ整流平滑する第1整流平滑回路7を構成し
ている。
【0020】コンデンサC1の両端子には、その電圧と
基準電圧Vref との誤差電圧を検出して帰還信号をフォ
トカプラを構成するフォトダイオードPD1及びフォト
ランジスタPT1から制御部3に出力する誤差増幅器5
が設けられている。上述したトランスT1,T2には、
図1に示すように、それぞれ1次巻線P1,P2と磁気
結合された3次巻線B1,B2が直列接続されてダイオ
ードD3のアノードに接続されている。ダイオードD3
のカソードには、起動抵抗R1とコンデンサC3および
制御部3が接続されており、トランスT1,T2の3次
巻線B1,B2に誘起される電圧をダイオードD3およ
びコンデンサC3により整流平滑して制御部3に設けら
れたOVP(過電圧検出回路)3aとUVLO(低電圧
検出回路)3bに出力する。なお、ダイオードD3およ
びコンデンサC3は、トランスT1,T2の3次巻線B
1,B2に誘起される電圧をそれぞれ整流平滑する第2
整流平滑回路9を構成している。
【0021】OVP3aは、制御部3が動作可能な上限
基準電圧Vorefを発生するツェナーダイオード(図示し
ない)を有し、トランスT1,T2の3次巻線B1,B
2に誘起される電圧がツェナーダイオードの上限基準電
圧Vorefよりも大きくなると、過電圧が入力されている
ので第2停止信号を制御部3内部に出力する。UVLO
3bは、制御部3が動作可能な下限基準電圧Vurefを発
生するツェナーダイオード(図示しない)を有し、トラ
ンスT1,T2の3次巻線B1,B2に誘起される電圧
がツェナーダイオードの下限基準電圧Vurefよりも小さ
くなると、低電圧が入力されているので第1停止信号を
制御部3内部に出力する。
【0022】制御部3は、フォトカプラを構成するフォ
トダイオードPD1及びフォトランジスタPT1からの
帰還信号に応じてスイッチング素子Q1のオン期間を制
御する。また制御部3は、OVP3aからの第2停止信
号、又は、UVLO3bからの第1停止信号に応じてP
WM信号の発振動作を停止してローレベルの信号をスイ
ッチング素子Q1のゲートに出力してスイッチング動作
を停止する。なお、本実施の形態においては、説明を簡
略化するため、トランスT1,T2を用いて構成してい
るが、3つ以上のトランスを用いて構成してもよい。
【0023】次に、図2を参照して、本発明の一実施の
形態に係るスイッチング電源装置の通常時の動作につい
て説明する。まず、図2に示すt0 〜t1 のように、直
流電源1から直流電圧が加えられた場合、直流電源1か
ら起動抵抗R1を介してコンデンサC3に電流が流れ始
め、コンデンサC3の電圧Vcが徐々に上昇する。
【0024】次いで、図2に示すt1 〜t2 のように、
コンデンサC3の電圧Vcが下限基準電圧Vurefよりも
低く、制御部3を構成する半導体素子が動作可能な電圧
に達し、
【数1】Vuref > Vc (1) になると、UVLO3bからハイレベル(電圧Vcと略
同電圧)の第1停止信号が制御部3内部に出力される。
この結果、制御部3は第1停止信号に応じてPWM信号
の発振動作を停止してローレベルの信号をスイッチング
素子Q1のゲートに出力するので継続してスイッチング
動作が停止されている。
【0025】次いで、図2に示すt2 〜t3 のように、
コンデンサC3の電圧Vcが下限基準電圧Vurefよりも
高く上限基準電圧Vorefよりも低い範囲に達し、
【数2】Voref > Vc > Vuref (2) になると、UVLO3bから出力されていたハイレベル
の第1停止信号がローレベルになり、制御部3が正常に
起動され、制御部3からPWM信号がスイッチング素子
Q1のゲートに周期的に出力される。この結果、スイッ
チング素子Q1がオンオフ制御されてトランスT1,T
2に設けられた1次巻線P1,P2から2次巻線S1,
S2にエネルギーが誘起され、2次巻線S1,S2に誘
起されたエネルギーがそれぞれダイオードD1,D2と
コンデンサC1により整流平滑されて負荷に出力電圧V
outが供給される。
【0026】なお、上述した下限基準電圧Vurefは、上
限基準電圧Vorefに対して、
【数3】Vuref > Voref/2 (3) となり、上限基準電圧Vorefの1/2よりも高く設定す
ることで、トランスT1,T2の何れか一方が使用不可
能になった状態かどうかをUVLO3bにより判断する
ことができる。
【0027】この結果、スイッチング素子Q1がオンオ
フ制御されてトランスT1,T2に設けられた1次巻線
P1,P2から2次巻線S1,S2にエネルギーが誘起
され、2次巻線S1,S2に誘起されたエネルギーがそ
れぞれダイオードD1,D2とコンデンサC1により整
流平滑されて負荷に出力電圧Vout が供給される。
【0028】さらに、コンデンサC1の両端に生じる出
力電圧Vout を誤差増幅器5により検出してその誤差電
圧を帰還信号として制御部3に帰還することで、制御部
3は出力電圧が一定になるようにスイッチング素子Q1
のオン期間を制御する。
【0029】次いで、図2に示すt3 〜のように、後述
する理由により、コンデンサC3の電圧Vcが上限基準
電圧Vorefよりも高い範囲に達し、
【数4】Vc > Voref (4) になると、OVP3aからハイレベル(電圧Vcと略同
電圧)の第2停止信号が制御部3内部に出力される。こ
の結果、制御部3は動作を停止し、図2に示すように、
制御部3から発振されていたPWM信号が停止するの
で、スイッチング素子Q1のゲートに出力されていた駆
動信号が停止されてローレベルになり、スイッチング素
子Q1がオフされる。
【0030】このように、直流電源から入力される直流
電圧をスイッチング素子のオン期間を制御することによ
り所定の直流電圧に変換して出力するスイッチング電源
装置において、複数のトランスの1次巻線を直列接続
し、複数のトランスの2次巻線をそれぞれダイオードを
介して並列接続し、複数のトランスの3次巻線を直列接
続してなるように構成することで、トランスのコア特性
の差や巻線インダクタンス及びリーケージインダクタン
スの差に起因したバラツキにより、どちらか一方のトラ
ンスに電流が集中するといった電流不平衡の発生要因を
解消することができ、例えば本実施の形態のように2個
のトランスの1次巻線を直列に接続することで、2個の
トランスに蓄積されるエネルギーがそれぞれ半分ずつ分
配され、2次巻線が並列に接続されていることで、トラ
ンスのエネルギー放出期間もほぼ同一にでき、2個のト
ランスがほぼ同一にエネルギーを分担することで、単一
のトランスよりも大出力の電源を構成することができ
る。
【0031】また、スイッチング素子のオン期間を制御
する制御部を備え、複数のトランスの3次巻線を直列接
続して誘起される電圧を整流平滑し、制御部の動作電源
とすることで、どちらか一方の3次巻線に誘起された電
圧だけでは制御部が正常に動作しないように構成するこ
とができる。
【0032】さらに、直流電源から入力された直流電圧
を別の直流電圧に変換して出力するスイッチング電源装
置において、直流電源に複数のトランスの1次巻線を順
に直列に接続させ、トランスの1次巻線に直列にスイッ
チング素子を接続させておき、さらに、複数のトランス
の2次巻線をそれぞれにダイオードを介して並列に共通
接続させ、複数のトランスの2次巻線に誘起される電圧
を第1の整流平滑回路により整流平滑し、第1の整流平
滑回路からの電圧と第1の基準電圧との誤差電圧を誤差
増幅器から帰還信号として出力し、複数のトランスの3
次巻線を直列に接続してこの3次巻線に誘起される電圧
を第2の整流平滑回路により整流平滑して制御部の電源
として用い、誤差増幅器からの帰還信号に応じてスイッ
チング素子のオン期間を制御部により制御することで、
トランスのコア特性の差や巻線インダクタンスの差に起
因したバラツキにより、どちらか一方のトランスに電流
が集中するといった電流不平衡による発熱という問題を
解消することができ、例えば本実施の形態のように2個
のトランスの1次巻線を直列に接続することで、2個の
トランスに蓄積されるエネルギーがそれぞれ半分ずつ分
配され、2次巻線が並列に接続されていることで、トラ
ンスのエネルギー放出期間もほぼ同一にでき、2個のト
ランスがほぼ同一にエネルギーを分担することで、単一
のトランスよりも大出力の電源を構成することができ
る。
【0033】この結果、複数のトランスを用いてスイッ
チング電源装置を構成することができ、小型でありなが
ら大きな出力容量を供給することができ、かつ、従来の
スイッチング電源装置のようにトランスに余分な発熱を
発生させて多大なストレスを与えたり、発煙や発火とい
った危険状態に近づくことを防止でき、スイッチング電
源装置を安全に保護することができる。
【0034】次に、図3に示す6種類の試験項目からな
るトランスの短絡開放アブノーマル試験を行なった場合
の本発明の一実施の形態に係るスイッチング電源装置の
動作について説明する。
【0035】(1)1次巻線の短絡 図3(1)に示すように、スイッチSWp1s を一時的に
開放状態で1次巻線P1に接続しておき、スイッチング
電源装置が動作中に、トランスT1の1次巻線P1に並
列接続されているスイッチSWp1s を短絡した場合、ト
ランスT1の2次巻線S1が有するインダクタンス成分
Lが最小になる。同時に、トランスT1の3次巻線B1
が有するインダクタンス成分Lが最小になる。このた
め、スイッチング素子Q1がオン期間では、直流電源1
からスイッチSWp1s 、トランスT2の1次巻線P2を
介してスイッチング素子Q1のドレイン−ソース間に電
流が流れる。
【0036】また、トランスT1の3次巻線B1が有す
るインダクタンスL成分が最小になるので、ダイオード
D3のアノードにはトランスT2の3次巻線B2に誘起
されたエネルギーのみが供給されるため、ダイオードD
3のカソード電圧Vcは正常時の略1/2になる。すな
わち、コンデンサC3に生じる電圧Vcが下限基準電圧
Vurefよりも低く、上述した(1)式のようになるた
め、UVLO3bからハイレベル(電圧Vcと略同電
圧)の第1停止信号が制御部3内部に出力される。この
結果、制御部3は第1停止信号に応じてPWM信号の発
振動作を停止してローレベルの信号をスイッチング素子
Q1のゲートに出力するので、スイッチング動作が停止
される。
【0037】このように、第2の整流平滑回路9からの
電圧Vcが下限基準電圧Vurefよりも低くなったときに
第1停止信号を出力するUVLO3b(低電圧検出回
路)を設けておき、制御部3は、トランスT1,T2の
1次巻線に対して短絡試験を行った場合には、UVLO
3bから出力される第1停止信号に応じてスイッチング
素子Q1の動作を停止することで、一方のトランスの1
次巻線が短絡した場合でも、トランスに余分な発熱を発
生させて多大なストレスを与えたり、発煙や発火といっ
た危険状態に近づくことを防止でき、スイッチング電源
装置を安全に保護することができる。
【0038】(2)2次巻線の短絡 図3(2)に示すように、スイッチSWs1s を一時的に
開放状態で2次巻線S1に接続しておき、スイッチング
電源装置が動作中に、トランスT1の2次巻線S1に並
列接続されているスイッチSWs1s を短絡した場合、ト
ランスT1の1次巻線P1が有するインダクタンス成分
Lが最小になる。同時に、トランスT1の3次巻線B1
が有するインダクタンス成分Lが最小になる。このた
め、スイッチング素子Q1がオン期間では、直流電源1
からトランスT1の1次巻線P1(インダクタンス成分
Lが最小)、トランスT2の1次巻線P2を介してスイ
ッチング素子Q1のドレイン−ソース間に電流が流れ
る。
【0039】また、トランスT1の3次巻線B1が有す
るインダクタンスL成分が最小になるので、ダイオード
D3のアノードにはトランスT2の3次巻線B2に誘起
されたエネルギーのみが供給されるため、ダイオードD
3のカソード電圧Vcは正常時の略1/2になる。すな
わち、コンデンサC3に生じる電圧Vcが下限基準電圧
Vurefよりも低く、上述した(1)式のようになるた
め、UVLO3bからハイレベル(電圧Vcと略同電
圧)の第1停止信号が制御部3内部に出力される。この
結果、制御部3は第1停止信号に応じてPWM信号の発
振動作を停止してローレベルの信号をスイッチング素子
Q1のゲートに出力するので、スイッチング動作が停止
される。
【0040】このように、第2の整流平滑回路9からの
電圧Vcが下限基準電圧Vurefよりも低くなったときに
第1停止信号を出力するうUVLO3b(低電圧検出回
路)を設けておき、制御部3は、トランスT1,T2の
2次巻線に対して短絡試験を行った場合には、UVLO
3bから出力される第1停止信号に応じてスイッチング
素子Q1の動作を停止することで、一方のトランスの2
次巻線が短絡した場合でも、トランスに余分な発熱を発
生させて多大なストレスを与えたり、発煙や発火といっ
た危険状態に近づくことを防止でき、スイッチング電源
装置を安全に保護することができる。
【0041】(3)3次巻線の短絡 図3(3)に示すように、スイッチSWb1s を一時的に
開放状態で3次巻線B1に接続しておき、スイッチング
電源装置が動作中に、トランスT1の3次巻線B1に並
列接続されているスイッチSWb1s を短絡した場合、ト
ランスT1の1次巻線P1が有するインダクタンス成分
Lが最小になる。同時に、トランスT1の2次巻線S1
が有するインダクタンス成分Lが最小になる。
【0042】このため、スイッチング素子Q1がオン期
間では、直流電源1からトランスT1の1次巻線P1
(インダクタンス成分Lが最小)、トランスT2の1次
巻線P2を介してスイッチング素子Q1のドレイン−ソ
ース間に電流が流れる。また、トランスT1の3次巻線
B1がスイッチSWb1s により短絡されているので、ダ
イオードD3のアノードにはトランスT2の3次巻線B
2に誘起されたエネルギーのみが供給されるため、ダイ
オードD3のカソード電圧Vcは正常時の略1/2にな
る。すなわち、コンデンサC3に生じる電圧Vcが下限
基準電圧Vurefよりも低く、上述した(1)式のように
なるため、UVLO3bからハイレベル(電圧Vcと略
同電圧)の第1停止信号が制御部3内部に出力される。
この結果、制御部3は第1停止信号に応じてPWM信号
の発振動作を停止してローレベルの信号をスイッチング
素子Q1のゲートに出力するので、スイッチング動作が
停止される。
【0043】このように、第2の整流平滑回路9からの
電圧Vcが下限基準電圧Vurefよりも低くなったときに
第1停止信号を出力するうUVLO3b(低電圧検出回
路)を設けておき、制御部3は、トランスT1,T2の
3次巻線に対して短絡試験を行った場合には、UVLO
3bから出力される第1停止信号に応じてスイッチング
素子Q1の動作を停止することで、一方のトランスの3
次巻線が短絡した場合でも、トランスに余分な発熱を発
生させて多大なストレスを与えたり、発煙や発火といっ
た危険状態に近づくことを防止でき、スイッチング電源
装置を安全に保護することができる。
【0044】 (4)1次巻線の開放 図3(4)に示すように、スイッチSWp1o を一時的に
短絡状態で1次巻線P1に接続しておき、スイッチング
電源装置が動作中に、トランスT1の1次巻線P1に直
列接続されているスイッチSWp1oを開放した場合、直
流電源1、トランスT1の1次巻線P1、トランスT2
の1次巻線P2、スイッチング素子Q1のドレイン、ス
イッチング素子Q1のソースの順に流れていたオン時の
電流ループが切断されるため、スイッチング動作が停止
される。同時に、直流電源1から起動抵抗R1を介して
コンデンサC3に電流が流れ、コンデンサC3に生じる
電圧Vcが、図2に示すt 1 〜t 2 のように、コンデン
サC3の電圧Vcが下限基準電圧V uref よりも低く、制
御部3を構成する半導体素子が動作可能な電圧に達した
ときに、上述した(1)式のようになると、UVLO3
bからハイレベル(電圧Vcと略同電圧)の第1停止信
号が制御部3内部に出力される。この結果、制御部3は
第1停止信号に応じてPWM信号の発振動作を停止して
ローレベルの信号をスイッチング素子Q1のゲートに出
力するので、スイッチング動作が停止される。
【0045】従って、トランスの1次巻線に対して、開
放試験を行った場合にスイッチング素子の動作を停止す
ることができ、従来のスイッチング電源装置のようにト
ランスに余分な発熱を発生させて多大なストレスを与え
たり、発煙や発火といった危険状態に近づくことを防止
でき、スイッチング電源装置を安全に保護することがで
きる。
【0046】(5)2次巻線の開放 図3(5)に示すように、スイッチSWs1o を一時的に
短絡状態で2次巻線S1に接続しておき、スイッチング
電源装置が動作中に、トランスT1の2次巻線S1に直
列接続されているスイッチSWs1o を開放した場合、開
放した側の1次巻線P1に過大なサージ電圧が発生す
る。このサージ電圧は1次巻線P1と磁気結合している
3次巻線B1にも同時に発生する。
【0047】そして、3次巻線B1にサージ電圧が誘起
して過電圧が発生し、ダイオードD3を介してコンデン
サC3を充電してOVP3aの上限基準電圧Vorefより
も高い過電圧に到達すると、OVP3aは第2停止信号
を制御部3内部に出力する。この結果、制御部3はOV
P3aからの第2停止信号に応じてPWM信号の発振動
作を停止してローレベルの信号をスイッチング素子Q1
に出力するので、スイッチング素子Q1の動作が停止さ
れる。
【0048】このように、第2の整流平滑回路9からの
電圧Vcが上限基準電圧Vorefよりも過電圧になったと
きに第2停止信号を出力するOVP3a(過電圧検出回
路)を設けておき、制御部3は、トランスの2次巻線に
対して開放試験を行った場合には、OVP3aから出力
される第2停止信号に応じてスイッチング素子Q1の動
作を停止することで、トランスの2次巻線に対して、開
放試験を行った場合にスイッチング素子の動作を停止す
ることができ、従来のスイッチング電源装置のようにト
ランスに余分な発熱を発生させて多大なストレスを与え
たり、発煙や発火といった危険状態に近づくことを防止
でき、スイッチング電源装置を安全に保護することがで
きる。
【0049】 (6)3次巻線の開放 図3(6)に示すように、スイッチSWb1o を一時的に
短絡状態で3次巻線B1に接続しておき、スイッチング
電源装置が動作中に、トランスT1の3次巻線B1に直
列接続されているスイッチSWb1o を開放した場合、3
次巻線B1に接続されているダイオードD3のアノード
からカソードに流れる順方向電流が0になる。同時に、
直流電源1から起動抵抗R1を介してコンデンサC3に
電流が流れ、コンデンサC3に生じる電圧Vcが、図2
に示すt1 〜t2 のように、コンデンサC3の電圧Vc
が下限基準電圧Vurefよりも低く、制御部3を構成する
半導体素子が動作可能な電圧に達したときに、上述した
(1)式のようになると、UVLO3bからハイレベル
(電圧Vcと略同電圧)の第1停止信号が制御部3内部
に出力される。 この結果、制御部3は第1停止信号に
応じてPWM信号の発振動作を停止してローレベルの信
号をスイッチング素子Q1のゲートに出力するので、ス
イッチング動作が停止される。
【0050】このように、第2の整流平滑回路9からの
電圧が下限基準電圧Vurefよりも低くなったときに第1
停止信号を出力するUVLO3b(低電圧検出回路)を
設けておき、トランスの3次巻線に対して開放試験を行
った場合には、UVLO3bから出力される第1停止信
号に応じてスイッチング素子Q1の動作を停止すること
で、一方のトランスの3次巻線が開放された場合でも、
従来のスイッチング電源装置のようにトランスに余分な
発熱を発生させて多大なストレスを与えたり、発煙や発
火といった危険状態に近づくことを防止でき、スイッチ
ング電源装置を安全に保護することができる。なお、上
述したトランスの短絡開放アブノーマル試験の(1)〜
(6)はトランスT1に対して行ったが、同様の試験を
トランスT2に対して行っても同様の結果が得られるこ
とは言うまでもない。
【0051】(変形例)図4は、本発明の一実施の形態
に係るスイッチング電源装置の変形例の構成を示す回路
図である。本変形例の特徴は、図4に示すように、トラ
ンスT1の2次巻線S1に接続されているダイオードD
1に対して、ダイオードD1のカソードの直近位置にコ
ンデンサC1を接続しておき、トランスT2の2次巻線
S2に接続されているダイオードD2に対して、ダイオ
ードD2のカソードの直近位置にコンデンサC2を接続
しておくことにある。なお、ダイオードD1,D2およ
びコンデンサC1,C2は、トランスT1,T2の2次
巻線S1,S2に誘起される電圧をそれぞれ整流平滑す
る第3整流平滑回路23を構成している。
【0052】このような第3整流平滑回路23を用いる
ことで、トランスT1の2次巻線S1に誘起されるエネ
ルギーがダイオードD1、コンデンサC1を介して整流
平滑された場合に出力電圧Vout に生じていた高周波リ
ップル電圧を、従来のスイッチング電源装置よりも低減
することができる。同様に、トランスT2の2次巻線S
2に誘起されるエネルギーがダイオードD2、コンデン
サC2を介して整流平滑された場合に出力電圧Vout に
生じていた高周波リップル電圧を、従来のスイッチング
電源装置よりも低減することができる。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、直流電
源から入力された直流電圧を別の直流電圧に変換して出
力するスイッチング電源装置において、直流電源に複数
のトランスの1次巻線を順に直列に接続させ、トランス
の1次巻線に直列にスイッチング素子を接続させてお
き、さらに、複数のトランスの2次巻線をそれぞれにダ
イオードを介して並列に共通接続させ、複数のトランス
の2次巻線に誘起される電圧を第1の整流平滑回路によ
り整流平滑し、第1の整流平滑回路からの電圧と第1の
基準電圧との誤差電圧を誤差増幅器から帰還信号として
出力し、複数のトランスの3次巻線を直列に接続してこ
の3次巻線に誘起される電圧を第2の整流平滑回路によ
り整流平滑して制御部の電源として用い、誤差増幅器か
らの帰還信号に応じてスイッチング素子のオン期間を制
御部により制御するとともに、制御部により低電圧検出
回路から出力される第1停止信号または過電圧検出回路
から出力される第2停止信号に応じてスイッチング素子
の動作を停止することで、トランスのコア特性の差や巻
線インダクタンス及びリーケージインダクタンスの差に
起因したバラツキにより、どちらか一方のトランスに電
流が集中するといった電流不平衡による発熱という問題
を解消することができ、例えば本実施の形態のように2
個のトランスの1次巻線を直列に接続することで、2個
のトランスに蓄積されるエネルギーがそれぞれ半分ずつ
分配され、2次巻線が並列に接続されていることで、ト
ランスのエネルギー放出期間もほぼ同一にでき、2個の
トランスがほぼ同一にエネルギーを分担することで、単
一のトランスよりも大出力の電源を構成することができ
る。また、低電圧検出回路から出力される第1停止信号
または過電圧検出回路から出力される第2停止信号に応
じてスイッチング素子の動作を停止することで、スイッ
チング電源装置を安全に保護することができる。この結
果、複数のトランスを用いてスイッチング電源装置を構
成した場合に、小型でありながら大きな出力容量を供給
することができ、かつ、トランスの短絡開放アブノーマ
ル試験に対してスイッチング電源装置を安全に保護する
ことができる。
【0054】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るスイッチング電源
装置の構成を示す回路図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るスイッチング電源
装置の動作を説明するための図である。
【図3】スイッチング電源装置に対して、行われるトラ
ンスの短絡開放アブノーマル試験の試験項目と試験内容
を示す図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係るスイッチング電源
装置の変形例の構成を示す回路図である。
【図5】従来のスイッチング電源装置の構成を示す回路
図である。
【符号の説明】
1 直流電源 3 制御部 3a OVP 3b UVLO 5 誤差増幅器 7 第1整流平滑回路 9 第2整流平滑回路 C1,C2,C3 コンデンサ D1,D2,D3 ダイオード P1,P2 1次巻線 PD1 フォトダイオード PT1 フォトトランジスタ Q1 スイッチング素子 R1 起動抵抗 S1,S2 2次巻線 T1,T2 トランス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−60370(JP,A) 特開 平6−339270(JP,A) 特開 平7−274498(JP,A) 特開2001−157450(JP,A) 特開2001−161066(JP,A) 特開2001−119949(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 3/28

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源から入力された直流電圧を別の
    直流電圧に変換して出力するスイッチング電源装置にお
    いて、 直流電源に直列に接続される複数のトランスの1次巻線
    と、 前記複数のトランスの1次巻線に直列に接続されるスイ
    ッチング素子と、 それぞれにダイオードを介して並列に共通接続される前
    記複数のトランスの2次巻線と、 前記複数のトランスの2次巻線に誘起される電圧を整流
    平滑する第1の整流平滑回路と、 該第1の整流平滑回路からの電圧と第1の基準電圧との
    誤差電圧を帰還信号として出力する誤差増幅器と、 直列に接続される前記複数のトランスの3次巻線と、 前記複数のトランスの3次巻線に誘起される電圧を整流
    平滑する第2の整流平滑回路と、 前記第2の整流平滑回路からの電圧が下限基準電圧より
    も低電圧になったときに第1停止信号を出力する低電圧
    検出回路と、 前記第2の整流平滑回路からの電圧が上限基準電圧より
    も過電圧になったときに第2停止信号を出力する過電圧
    検出回路と、 前記第2の整流平滑回路からの電圧を動作電源とし前記
    誤差増幅器からの帰還信号に応じて前記スイッチング素
    子のオン期間を制御するとともに、前記低電圧検出回路
    から出力される第1停止信号または前記過電圧検出回路
    から出力される第2停止信号に応じて前記スイッチング
    素子の動作を停止する制御部と、を備えたことを特徴と
    するスイッチング電源装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、 前記トランスの1次巻線又は2次巻線又は3次巻線に対
    して短絡試験を行った場合には、前記低電圧検出回路か
    ら出力される第1停止信号に応じて前記スイッチング素
    子の動作を停止することを特徴とする請求項1記載のス
    イッチング電源装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、 前記トランスの1次巻線に対して開放試験を行った場合
    には、前記低電圧検出回路から出力される第1停止信号
    に応じて前記スイッチング素子の動作を停止することを
    特徴とする請求項1記載のスイッチング電源装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、 前記トランスの2次巻線に対して開放試験を行った場合
    には、前記過電圧検出回路から出力される第2停止信号
    に応じて前記スイッチング素子の動作を停止することを
    特徴とする請求項1記載のスイッチング電源装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、 前記トランスの3次巻線に対して開放試験を行った場合
    には、前記低電圧検出回路から出力される第1停止信号
    に応じて前記スイッチング素子の動作を停止することを
    特徴とする請求項1記載のスイッチング電源装置。
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