JP3501012B2 - 複合糸およびその複合糸からなる織編物 - Google Patents

複合糸およびその複合糸からなる織編物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、張り、腰および芯
のないソフトなふくらみ感を有する複合糸およびその複
合糸からなる織編物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ポリエステル繊維は多くの優
れた性能を有することから、合繊繊維の主流として用い
られ、特に近年では衣料用分野において、改質改良を加
えられ、高度な感性を有する高質感素材が開発され、い
わゆる“新合繊”の名称で普及している。
【0003】この“新合繊”は、ポリエステル繊維の製
造において、原糸の製造技術の要素技術を高度化し、織
編物を製造する高次加工段階の要素技術との連動によっ
て、従来の製品とは全く異なる新しい要素を備えたた
め、市場に受け入れられた。この高質感を有する“新合
繊”は、原糸の高度化と高次加工工程の複雑な組み合わ
せによるため、コスト面と品質の安定性の面で問題があ
り、特にコスト面では、新しい効果を付与するために複
数の原糸を使用して、複合仮撚り加工や複合混繊加工を
実施し、付加価値を付与する方法を採用している。
【0004】糸条を複合糸の形態として用いる大きな目
的としては、単独糸では不可能な、織編物にふくらみ感
と張り、腰を有しながらソフトなタッチの複合効果を得
ることにあり、そのため各種の原糸と複合することが試
みられている。特に、合成繊維は従来から天然繊維と特
徴を追求することが長くが行なわれてきたが、“新合
繊”の開発以降一巡し、天然繊維よりも再生繊維系の化
学繊維、特にレーヨンやアセテートの質感を追求する動
きがある。
【0005】また、従来から生産されているレーヨンフ
ィラメント糸やアセテートフィラメント糸は、テキスタ
イルの感覚は合成繊維と異なることから、“新合繊”と
一線を引いて独自の分野で展開されているが、洗濯収縮
率が大きいこと、摩耗強度に問題があること、しわにな
りやすいこととのようなイージーケア性の問題から、ポ
リエステルフィラメント糸との複合が行われるようにな
った。特に“新合繊”が市場に出てから活発に行われる
ようになったが、異収縮混繊タイプの“新合繊”との複
合化によってソフト感については改善されてきている
が、まだまだ芯のあるものであり、特にストレッチ性な
どの要求に対して対応できていない状況にある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ポリエステ
ルからなるコンジュゲートマルチフィラメント糸(A)
と、レーヨン、アセテート等の再生繊維系フィラメント
糸(B)とからなる複合糸であって、リラックス熱処理
によって、コンジュゲートマルチフィラメント糸(A)
が複合糸の比較的内層に位置して自己けん縮を発現し、
再生繊維系フィラメント糸(B)が複合糸の比較的外層
に位置し、張り、腰、および芯のないソフトなふくらみ
感と軽量感さらに適度にストレッチ性を付与することに
よる縫製品での仕立て映え性を有する複合糸、およびそ
の複合糸からなる織編物を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の構成は下記のとおりである。すなわち、本発明の
複合糸は、熱収縮特性の異なる少なくとも2種類のポリ
エステル重合体からなるコンジュゲートマルチフィラメ
ント糸(A)を仮撚加工することなく、再生繊維系フィ
ラメント糸(B)と複合してなり、撚り係数α=3,0
00〜25,000で加撚されていることを特徴とする
複合糸であって、次の好ましい態様を含んでいる。 (1) 前記コンジュゲートマルチフィラメント糸(A)の
発現けん縮数CBおよび収縮応力TSが、下記(イ)と
(ロ)を満足すること。
【0008】(イ)8≦CB(山/cm)≦30 (ロ)TS(cN)≧0.265cN/dtex (2) 前記コンジュゲートマルチフィラメント糸(A)の
けん縮数CAが2.5〜10山/cm、見掛け収縮率S
Cが40%以上、そして沸水繊維収縮率SWが2%〜8
%であること。 (3) 前記複合糸が98℃沸水で処理されるとき、3〜1
0%の収縮率を有すること。 (4) 上記記載の複合糸がリラックス熱処理され中心部に
中空構造を有すること。 (5) 上記記載の複合糸で構成された織編物。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明において、熱収縮特性の異
なる少なくとも2種類のポリエステル重合体からなるコ
ンジュゲートマルチフィラメント糸(A)としては、具
体的には、例えば、サイドバイサイド型あるいは芯鞘型
のポリエステルコンジュゲートマルチフィラメント糸等
が適用できる。このコンジュゲートマルチフィラメント
糸(A)は、主たる繰り返し単位がエチレンテレフタレ
ートからなるポリエステルマルチフィラメント糸を対象
とし、熱収縮特性を異にする少なくとも2種類のポリエ
ステル重合体からなる。
【0010】この熱収縮性を異にする重合体の組み合わ
せとしては、ポリエステルホモポリマーで重合度を異に
するもの、テレフタール酸成分および/またはエチレン
グリコール成分以外の第3成分を共重合したもの、他の
ポリマーをブレンドしたもの、あるいはこれらの組み合
わせであってもよい。
【0011】具体的に、本発明において好適に用いられ
る熱収縮特性の異なるポリエステル重合体としては、ポ
リエチレンテレフタレート単独またはエチレンテレフタ
レート単位を80モル%以上含むコポリエステルが挙げ
られる。
【0012】コポリエステルの共重合成分としては、イ
ソフタル酸、金属スルホネート基を有するイソフタール
酸、ビスフェノール類、ネオペンチルグリコールあるい
は1、6−シクロヘキサンジオールなどの成分が使用可
能である。また、ポリエステル中に艶消し剤、紫外線吸
収剤、染色性改良成分、顔料など他の改良材を混合する
ことができる。
【0013】次に、本発明で使用されるコンジュゲート
マルチフィラメント糸(A)について説明する。
【0014】本発明におけるコンジュゲートマルチフィ
ラメント糸(A)は、熱収縮特性差によるコイル状3次
元けん縮発現力を有し、沸水処理を施すことによって、
この潜在けん縮発現能力によってけん縮を発現顕在化さ
せるものを対象とする。
【0015】織編物は、織編物を構成する糸条が交錯し
て形成されるが、このような織編物には一般的に、拘束
力の弱い部分と強い部分が存在する。すなわち、織物で
は経糸と緯糸の交叉点では拘束力が強く、逆に交叉して
いない浮いた部分では拘束力が小さい。また、編物にお
いてはループの交錯点も同様に拘束力が強い。
【0016】織編物に使用する原糸の特性によって織編
物にソフトなふくらみやストレッチ性を付与するために
は、上記の織編物の交叉点や交錯点ではなく、織編物の
拘束力のない部分の糸にけん縮を存在させることによっ
て可能になる。従来の原糸によるファブリケーションに
おいて、複合糸のふくらみを付与する成分に収縮性を有
するストレート原糸を使用した場合、織編物で熱収縮に
よってふくらみ感や、ソフトな風合いを出させると収縮
繊維は、織編物の中で織りクリンプやループ構造の湾曲
に対してストレートに収縮して直線的に突っ走る構造を
とるため、それが芯となって、ふくらみ感を阻害する結
果となる。
【0017】これに対し、レーヨンやアセテート繊維な
ど再生繊維系フィラメント糸は、合成繊維とは異なり、
原料や製造方法などを改良して繊維の物性を大きく変更
することは困難である。特に、ふくらみ感を付与するた
めの手段として再生繊維系フィラメント糸に収縮差を付
けようとしても、再生繊維系フィラメント糸には収縮率
を変更する手段がないなど無理があった。
【0018】そこで、再生繊維系フィラメント糸を使用
する織編物に、芯のないソフトなふくらみ感、張り腰、
軽量感、適度なストレッチ性などの特性を合わせもたせ
るため鋭意検討した結果、本発明に到達した。
【0019】すなわち、コンジュゲートマルチフィラメ
ント糸(A)を仮撚り加工することなく、再生繊維系フ
ィラメント糸(B)と複合し、続いて得られた複合糸を
製織編して織編物とし、引き続いて湿熱リラックス処理
によりけん縮を発現させ、次に染色することによって芯
のないふくらみ感と張り、腰を有する所定の織編物を得
ることができる。織編物に、このような芯のないソフト
なふくらみ感、張り腰、軽量感、適度なストレッチ性な
どの特性を合わせもたせるために、複合糸の中心部を構
成するコンジュゲートマルチフィラメント糸の潜在けん
縮発現力を高めることが重要である。そして、そのコン
ジュゲートマルチフィラメント糸の潜在けん縮発現力を
高めるためには、コンジュゲートマルチフィラメント糸
自身のけん縮発現能を高めることが必要であり、そのた
めに本発明では、従来コンジュゲートマルチフィラメン
ト糸よりけん縮発現性の大きい糸が用いられる。本発明
では、かかるコンジュゲートマルチフィラメント糸
(A)に関して、沸水処理(リラックス熱処理)後に有
する、発現けん縮数CBが好ましくは8〜30山/cm
であり、さらに好ましくは13〜27山/cmである潜
在発現能力を有しているコンジュゲートマルチフィラメ
ント糸を用いることが特に好ましい。
【0020】このけん縮発現能力が、織物状態の拘束力
下においてもけん縮発現を可能にするものであり、その
けん縮を拘束力下で発現させるため、コンジュゲートマ
ルチフィラメント糸(A)の収縮応力TS(cN)は、
好ましくは0.265cN/dtex以上であり、さら
に好ましくは0.291cN/dtex以上有している
ことが特に好ましい(cN:センチニユートン)。
【0021】上記のコンジュゲートマルチフィラメント
糸(A)の発現けん縮数、および収縮応力が小さすぎる
と、複合糸に撚を施し織物とした後、染色工程のリラッ
クス熱処理を施しても、コンジュゲートマルチフィラメ
ント糸の収縮によるコイル状のけん縮が発現しにくく、
その結果として、織物に所定のふくらみと、ストレッチ
性を付与することが難しくなる。
【0022】また、本発明のコンジュゲートマルチフイ
ラメント糸(A)は、けん縮数CAが2.5〜10山/
cmであることが好ましい。このような特性を有する原
糸として、本発明では、熱収縮特性の異なる2成分のポ
リエステル重合体を並列的に貼り合わせて複合させる
か、あるいは芯成分を鞘成分に偏芯配置するように複合
させたコンジュゲートマルチフィラメント糸が好適に用
いられる。しかしながら、コンジュゲートマルチフィラ
メント糸を用いる場合でも、ポリエステルマルチフィラ
メント糸の通常の極限粘度である0.65前後のポリマ
ーを紡糸し、製編・織工程での通過性として問題となる
毛羽による問題を少なくするため、延伸条件を緩くして
糸の切断伸度を35%以上にする方法による場合は、原
糸の収縮応力も小さくなってしまう。
【0023】本発明では、上述のとおりコンジュゲート
マルチフィラメント糸の収縮応力が小さすぎると、十分
なスパイラル状の3次元けん縮を得にくいため、延伸条
件において紡糸速度に対応して延伸倍率を変更して、切
断伸度が35%以下で収縮応力が0.265cN/dt
ex以上、好ましくは30%以下、0.291cN/d
tex以上、さらに好ましくは27%以下、0.309
cN/dtex以上となる高倍率延伸を行なうことによ
って、本発明で意図する所定のコンジュゲートマルチフ
ィラメント糸を得ることができる。
【0024】熱収縮性の異なる少なくとも2成分のポリ
エステル重合体としては、一方を低粘度ポリエステル成
分とし、他方を高粘度ポリエステル成分とする組み合わ
せが好ましく使用される。ホモポリエステル成分の場
合、上記低粘度ポリエステル成分の極限粘度は0.35
〜0.55の範囲にすることが好ましく、また高粘度ポ
リエステル成分の極限粘度は0.65〜0.85の範囲
にすることが好ましい。低粘度ポリエステル成分の極限
粘度が0.35未満であると溶融粘度が低くなるため、
製糸が難しくなる。また、低粘度ポリエステル成分の極
限粘度が0.55を超えるとコンジュゲートマルチフィ
ラメントのけん縮発現力が乏しくなり、半顕在化、潜在
けん縮発現力ともに低下する。また、高粘度ポリエステ
ル成分の極限粘度が0.85を超えると、溶融粘度が高
くなるため紡糸、延伸が難しくなる。また、高粘度ポリ
エステル成分の極限粘度が0.65未満であるとけん縮
発現力が乏しくなる。低粘度ポリエステル成分と高粘度
ポリエステル成分両者間の極限粘度差は、0.20〜
0.40の範囲が好ましい。ただし、一方に共重合ポリ
エステル成分を使用する場合は、両者の成分の極限粘度
差をさらに接近させることが可能である。
【0025】ここで極限粘度[η]とは、温度25℃に
おいてオルソクロロフェノール溶液として求めたもので
ある。
【0026】また、コンジュゲートマルチフィラメント
糸の低粘度ポリエステル成分と高粘度ポリエステル成分
の複合比は、潜在けん縮の発現力の点から、重量比で3
5〜50:65〜50が好ましく、40〜50:60〜
40がさらに好ましい。
【0027】本発明のコンジュゲートマルチフィラメン
ト糸はまた、見掛け収縮率SCが、40%≦SCである
ことが好ましい。見かけ収縮率はコンジュゲートマルチ
フィラメント糸の熱処理したときの3次元けん縮発現能
力を表す特性指標である。見かけ収縮率が40%未満で
は潜在けん縮発現能力に劣るもので、十分に3次元のコ
イル状けん縮せず、特に複合糸において他の繊維との収
縮挙動による再構造発現の支配力に寄与できにくい。
【0028】さらに、本発明のコンジュゲートマルチフ
ィラメント糸は、沸水繊維収縮率SWが、2%≦SW≦
8%であることが好ましい。極限粘度を異にする2種以
上のポリマーから構成されるサイド・バイ・サイドある
いは偏芯型コンジュゲートマルチフィラメント糸は熱処
理を受けることにより、それぞれのポリマーの収縮差に
よって3次元コイル状のけん縮を発現するが、収縮率が
大きければ良いとはいえず、大きなコイル径を得るため
に最適な収縮率がある。けん縮コイル径の大きなコンジ
ュゲート糸は極限粘度差と繊異収縮の特性が重要であ
り、そのため2%以上が好ましい。また、8%を超える
場合は、繊維異収縮となり3次元けん縮は発現してもコ
イルの径が小さく、目的とするふくらみ、ストレッチ性
が得られ難く好ましくない。
【0029】(1) 原糸のけん縮数CA(山/cm):マ
ルチフィラメントを70mm以上(測定しやすい長さ)
に切断し、その切断した単繊維をガラス板におき、1セ
ンチ間の山と谷を読み、この合計を2分の1とする。単
繊維10本について求めその平均値として算出する。
【0030】(2) 潜在発現けん縮数CB(山/cm):
コンジュゲートマルチフィラメント糸を、沸水で15分
間処理する。取り出した後、冷水中に1分間浸漬する。
風乾後、コンジュゲートマルチフィラメントを70mm
以上(測定しやすい長さ)に切断し、切断したフィラメ
ント単糸をガラス板上におき、投影器でスクリーンに投
影し、1センチ間の山と谷を読み、その合計を2分の1
する。フィラメント単糸10本についてその値を求め、
その平均値として算出する。
【0031】(3) 収縮応力TS(cN):コンジュゲー
トマルチフィラメント糸を常温から250℃近辺まで加
熱したときの収縮応力変化をUゲージ(歪み計)で検出
し、X,Yレコーダーに記録する。試長:100m
m)、昇温速度2.5℃/sec、初荷重:(0.08
82cN/dtex×2)で昇温する。チャートから最
大応力(g)とピーク温度(℃)を読みとる(cNはセ
ンチニュートン)。
【0032】(4) 見掛け収縮率SC(%):1周1.2
5mの検尺器で10回巻きカセを採取する。(0.00
0882cN/dtex×10×2)の荷重をかけて原
長:aを測定する。沸水で15分間処理し、冷水中に1
分間浸せきさせ、風乾後、荷重:(0.000882c
N/dtex×10×2)をかけて原長:bを測定す
る。次の計算式で見掛け収縮率を求める。見掛け収縮率
SC(%)=(a−b)/a×100(5) 沸水収縮率S
W(%):見掛け収縮率測定と同じサンプルを採取す
る。荷重:(0.176cN/dtex×10×2)を
かけて原長:aを測定する。沸水で15分間処理し、放
冷後、荷重:(0.176cN/dtex×10×2)
をかけて原長:bを測定する。次の計算式で沸水繊維収
縮率を求める。 沸水繊維収縮率SW(%)=(a−b)/a×100 次に、本発明で鞘側の原糸として用いられる再生繊維系
フィラメント糸(B)としては、国内外各メーカーが生
産販売している一般的な品種を対象とすることができ
る。例えば、レーヨンであれば、ビスコース法による再
生セルロース繊維、銅アンモニア法による再生セルロー
ス繊維、さらには近年開発された有機溶剤を用いた新し
い製法による再生セルロース繊維等が対象となる。レー
ヨンマルチフィラメント糸として従来の紡糸による製品
として得られるケークを巻き返したもの、最近の技術進
歩により得られる練紡糸あるいは高速練紡糸と言われる
品質の優れるもであればさらに好ましい。またアセテー
ト繊維としては、天然パルプを酢化して得られアセチル
セルロースからなりこの酢化度の違いにより、通常ジア
セテートやトリアセテートといわれるものが対象とな
る。レーヨン、アセテート共に繊度、フィラメント糸は
織編物に要求される目付や、風合いに対して設計する要
件で選択することができる。
【0033】複合糸を構成するコンジュゲートマルチフ
イラメント糸(A)の単繊維繊度は、太い方が織編物に
おいてけん縮発現力が大きく、ふくらみ感、張り、腰お
よびストレッチ性を付与する上で効果があり、具体的に
は2〜15dtexが好ましい。
【0034】また、再生繊維系フィラメント糸(B)を
構成する単フィラメントの太さ(単繊維繊度)も、織物
としての効果を発揮する要素として重要である。単繊維
繊度はソフトな風合いを要求される場合細繊度を選択
し、比較的ドライタッチを要求する場合は太繊度を選択
する。通常、1〜5.5dtexが適している。
【0035】芯側を構成するコンジュゲートマルチフィ
ラメント糸(A)と鞘側を構成する再生繊維系フィラメ
ント糸(B)の構成比率は、50:50を中心に30〜
70:70〜30の範囲が適しているが、アセテートフ
ィラメント糸においては20〜40:80〜60が好ま
しい。アセテート繊維は一般的にアルカリでけん化され
てしまうのでアルカリ濃度の高い領域で処理することが
できない。一方ポリエステル繊維は、アルカリ処理しな
いと風合いやドレープ性が出せない特性をもっている。
従って、ポリエステル繊維とアセテート繊維の混用織編
物においては、アルカリ処理による減量は難しいので、
ポリエステル繊維の比率を小さくし、アセテート繊維の
比率を高くするのである。
【0036】また、コンジュゲートマルチフィラメント
糸(A)と再生繊維系フィラメント糸(B)の複合状態
においては、後の工程通過性に問題のない程度に引きそ
ろえられた状態のものであればよく、圧空エアー処理に
よって交絡処理を施したものであってもよい。この場合
の交絡度としては、レーヨンやアセテート繊維等の再生
繊維系フィラメント糸は、せん断強度が低く毛羽になり
やすいので、20〜80程度とポリエステルより低い目
がよい。そして、複合糸に追撚を施して織編物を製織編
する場合は、交絡度は低い方が、けん縮発現において芯
原糸マルチフィラメントが分散した構造になりにくく、
かつ周りに鞘側原糸が巻き付いた形でけん縮が発現され
やすいので、好ましい。このように、追撚を入れて織編
物に使用する場合の交絡度は、80以下が好ましく、5
0以下がさらに好ましい。
【0037】本発明では、複合糸に追撚を施しこれを用
いて織編物とした後、染色工程で湿熱によりリラックス
処理を施し、これを染色することによって、複合糸の中
心部に中空構造をもたせることができる。これは、芯側
を構成するコイル状の3次元けん縮発現能を有するコン
ジュゲートマルチフィラメント糸の効果によるものであ
り、この中空構造をもつ複合糸の特徴は、芯側にコンジ
ュゲートマルチフィラメント糸がコイル状のけん縮を発
現することによって、鞘側に再生繊維系フィラメント糸
が糸長差を持って巻き付いた構造を取り、織編物の構造
において、芯のないふくらみ感と、張り、腰さらに適度
なストレッチ性をもつことが可能となる。この中空構造
をもった複合糸を得るための追撚撚数は、撚係数αが
3,000〜25,000の範囲で可能であり、より大
きな中空構造を得るためには8,000〜16,000
の範囲がより好ましい。撚係数αは次の式で求められ
る。
【0038】α=T×D1/2 ただし、α:撚り係数 T:撚り数(t/m) D:けん縮複合糸の繊度(Dはdtex) 撚係数αが25,000より大きくなると、繊維拘束力
が強くなってくるので、コンジュゲートマルチフィラメ
ント糸のけん縮発現が少なくなってきて、ふくらみが十
分でなくなってくる。
【0039】また、複合糸の収縮特性は、98℃沸水処
理で3〜10%であることが好ましい。3%未満では複
合構造においてコンジュゲートマルチフィラメント糸に
十分に3次元のコイル状けん縮を発現させることができ
ず、10%より大きくなるとコンジュゲートマルチフィ
ラメント糸の3次元コイル状けん縮の発現コイル径が小
さくなり、目的とする効果が得られ難い。さらに大きく
なるとコンジュゲートマルチフィラメントの収縮以外に
複合相手側の収縮によりその繊維の突っ張り構造によっ
て、ストレッチが発現できない。
【0040】また、複合撚糸を施す前に、コンジュゲー
トマルチフィラメント糸に予め、100〜1,000T
/Mの追撚を施しておくことにより、複合糸の追撚数を
減少せしめ、ソフトなふくらみのある織編物を得ること
が可能でなる。
【0041】図1は、コンジュゲートマルチフィラメン
ト糸を、トリアセテートマルチフィラメント糸110d
tex−26fと引き揃えて追撚し、沸水収縮によるに
ラック素処理した本発明の複合糸の中空構造の一例を示
す図面代用写真である。
【0042】次に、本発明の複合糸の製造方法として
は、コンジュゲートマルチフィラメント糸が延伸糸の場
合は、混繊機や延伸機によるコンジュゲートマルチフィ
ラメント糸と再生繊維系フィラメント糸との引きそろえ
や混繊加工、更には通常の製織準備工程も一般的な撚糸
工程で行なうことができる。両糸を引き揃えて撚糸する
には、まずパーンワインダーで両糸引き揃えて巻き取
り、続いてダブルツイスターなどにかけて撚糸する方
法、両糸を合撚機のように引き揃えて連続して撚糸をす
る方法のいずれでも差し支えない。
【0043】本発明に係るけん縮複合糸は、織物の経糸
および/または緯糸に使用することができる。製織編工
程は、一般的に使用される経糸準備工程で、撚数が甘撚
りの領域ではサイジングをすることが好ましく、その他
の工程条件は標準的でよい。織機の機種は、レーヨンフ
ィラメント糸を用いた複合糸の場合は、乾式織機いわゆ
るウオータージェットルーム以外の織機が推奨され、ア
セテートフィラメント糸を用いた複合糸の場合は特に限
定されない。
【0044】また、織編物の組織や密度は、求められる
風合いにより選択され、限定されるものではないが、染
色加工工程におけるけん縮発現効果を十分に発揮させる
ためには、通常より甘い目に設定する方がよい。特に、
レーヨン系の場合は湿熱で膨潤しやすいのでこの傾向が
強い。また、織編物の組織によって異なるが、染色後の
織編物として縫製し着用する場合に、目ずれの問題が生
じない程度以上の密度が得られるように生機の密度を設
定することが好ましい。
【0045】製織編された生機は、”新合繊”に使用さ
れる染色工程、条件で加工することができる。例えば、
標準的な染色工程では、精練、リラックス(例えば、ソ
フサーマシンのような拡布状で60〜100℃)プレセ
ット(乾熱170〜200℃)、染色(液流染色機13
0〜130℃)、シュリンクサーファ(オーバーフィー
ドリラックス)、仕上セット(150〜180℃)であ
る。ただし、本発明においては、ポリエステル繊維に通
常適用されているアルカリ減量処理は好ましくない。特
に、アセテート系繊維の場合は、アルカリサイドの加工
は風合いには好ましくない。また、染色温度もアセテー
ト系繊維の複合糸おいては130℃を超えることは好ま
しくなく、できれば125℃までの温度条件でポリエス
テルとの同色性の得られる染料を選択して実施すること
が望ましい。
【0046】加工条件としては、けん縮複合糸のけん縮
発現を十分に行なうことが最も重要であり、リラックス
熱処理条件の設定に十分留意する。その意味で、リラッ
クス処理において、予め十分にけん縮を発現させてか
ら、染色等後加工を行なうことが好ましい。この際のリ
ラックス熱処理温度は、100℃〜120℃が好まし
い。
【0047】本発明では、これらの加工条件は、複合糸
の構成、織編物組織および密度により左右されるので、
リラックス熱処理条件およびプレセット後減量率等を変
えてテストし決定する。染色加工は、液流染色機を用い
ることにより、もみ効果を高め、けん縮複合糸のかさ高
性を高めることができる。
【0048】この織編物は、スーツ、ジャケット、ボト
ムおよびコート等の重衣料分野のみならず、シャツ、ブ
ラウスなどの軽衣料用途分野で軽量感、およびストレッ
チ性の快適な着用感と仕立て映えのする高級感とを有す
る多くの分野において用いられる。
【0049】以下に、本発明を実施例によりさらに具体
的に説明する。
【0050】
【実施例】(実施例1)極限粘度が0.45のポリエチ
レンテレフタレート100%からなる低粘度成分と、極
限粘度が0.75のポリエチレンテレフタレートからな
る高粘度成分とを、重量複合比50:50でサイドバイ
サイド型に貼り合わせたコンジュゲートマルチフィラメ
ント未延伸糸を紡糸、延伸し、50dtex−12Fの
延伸糸を得た。当該けん縮糸の原糸特性は、繊度51.
6dtex、けん縮数3.2山/cm、発現けん縮数1
5.2山/cm、収縮応力0.441cN/dtex
(ピーク温度155℃)、沸水繊維収縮率4.6%、見
掛け収縮率65.2%であった。このようにして得られ
たポリエステルけん縮糸31重量%と、複合相手原糸に
ドイツのヘキスト社製トリアセテート糸110dte
x、26フィラメントを69重量%使用して、製織準備
工程の引き揃え合撚機で160dtexけん縮複合糸の
撚係数αが15,200の追撚糸とした。複合合撚糸の
沸収率は5.2%であった。この追撚糸を用いて2/2
ツイル組織の織物生機を試作した。なお、当該けん縮複
合糸の沸収率は3.7%であった。
【0051】試作した生機を通常の染色設備により、ま
ず拡布状態でトリアセテートにしわが入らないように9
0℃で精錬リラックスを行ない、続いて120℃液流型
リラックス、乾熱190℃でプレセット、130℃で液
流染色を行ない、160℃で仕上げセットを行ない生地
を得た。また、得られた生地は、トリアセテートでは得
られないソフトな芯のないふくらみ感に優れたものでき
わめて張り腰のあるまたぷりぷりした反発性があり、ト
リアセテート独特のドライ感とドレープ性に優れ、さら
に経方向に10%、緯方向に15%のストレッチ性をも
った織物であった。また、織物の断面のSEMによる顕
微鏡構造写真(図1)で確認したところ、複合構造糸の
中心部分にけん縮糸のコイル状けん縮発現による中空構
造の空隙が確認された。
【0052】(実施例2)実施例1と同じ50dtex
−12Fのコンジュゲートマルチフィラメント糸28重
量%と、再生繊維系繊維に(株)クラレ製のビスコース
レーヨンRB125デニール(137dtex)−25
フィラメント糸72重量%を使用して、製織準備工程に
おいて通常フィラメント糸の分割機として使用されてい
るパーンワインダーで上記両原糸を引き揃えて、パーン
に巻き取った。このパーンに巻き取った複合糸に、フィ
ラメント用ダブルツイスターで追撚をかけた。撚糸条件
は、撚り数S,Z方向にそれぞれ1,200T/M(撚
り係数α=15,800)、またダブルツイスターの条
件として、レーヨンフィラメント糸の毛羽が発生しない
ようスピンドルの回転数を通常より低い目の8,000
r.p.mに設定し、撚糸張力を低い目に管理して実施し
た。この複合合撚糸の沸収率は6.3%であった。撚糸
パーンは、後室のエージング室で48時間放置し追撚の
撚りトルクを安定させてから経糸準備工程で整経、ビー
ミング等の工程を経て、レピア織機に仕掛けた。織物組
織は、平二重により緯糸に経糸と同一の追撚糸とレーヨ
ンフィラメント糸137dtexとウール1/60番手
糸をS,Z800T/Mで合撚した原糸を1本交互で打
ち込んで生機を作成した。生機の性量は、幅115セン
チ、経×緯密度101×87本/2.54cmであった。
【0053】次いで、この生機を染色加工した。ウール
が混用されているため加工にはアルカリを使用せず、ま
た温度に留意して加工した。また、前工程は拡布状で6
0〜100℃で行ない、長さ方向に十分リラックスする
ようにして加工した。プレセットを170℃で行ない、
液流染色機で115℃無地染めを行ない、160℃で仕
上げセットをした。仕上げ性量は、幅92cm、経×緯
密度126×101本/2.54cmであった。得られた
織物は芯のないソフトなふくらみ感をもち、さらに長さ
方向に、従来のレーヨンフィラメント追撚糸使いでは得
ることが不可能とされてきたストレッチ性があり、また
ドレープ性、反発性に優れるもので縫製品で非常に仕立
て映えのする織物が得られた。この織物のストレッチ性
とふくらみ、反発性に寄与する要素を調べた結果、経糸
の構造が図1に示す複合糸と同様の形態を有しているこ
とを確認した。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、熱収縮性の異なるポリ
エステル重合体の並列型あるいは芯・鞘型の複合紡糸・
延伸して得られたポリエステルマルチフイラメント糸を
再生繊維系フィラメント糸と複合した後、織編物とし、
染色工程で再度リラックス処理することによって、織編
物に芯のないソフトなふくらみ、張り腰反発性に富み、
表面変化、ドライタッチとストレッチ性を併せもつ新し
い感覚の織編物が得られる。
【0055】この織編物は、スーツ、ジャケット、ボト
ムおよびコート等の重衣料分野のみならず、シャツ、ブ
ラウスなどの軽衣料用途分野で軽量感、およびストレッ
チ性の快適な着用感と仕立て映えのする高級感とを有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コンジュゲートマルチフィラメント糸を、ト
リアセテートマルチフィラメント糸110dtex−2
6fと引き揃えて追撚し、沸水収縮によるにラック素処
理した複合糸の中空構造の一例を示す図面代用写真であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D02G 1/00 - 3/48 D02J 1/00 - 13/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱収縮特性の異なる少なくとも2種類の
    ポリエステル重合体からなり、発現けん縮数CBおよび
    収縮応力TSが、下記(イ)と(ロ)を満足するコンジ
    ュゲートフィラメント糸(A)を仮撚加工することな
    く、再生繊維系フィラメント糸(B)と複合してなり、
    撚り係数α=3,000〜25,000で加撚されてい
    ることを特徴とする複合糸。(イ)8≦CB(山/cm)≦30 (ロ)TS(cN)≧0.265cN/dtex
  2. 【請求項2】 前記コンジュゲートマルチフィラメント
    糸(A)が下記(ハ)〜(ホ)を満足することを特徴と
    する請求項1に記載の複合糸。 (ハ)けん縮数CA:2.5≦CA(山/cm)≦10
    山/cm (ニ)見掛け収縮率SC:40%≦SC (ホ)沸水繊維収縮率SW:2%≦SW≦8%
  3. 【請求項3】 前記複合糸98℃沸水で処理されると
    き、3〜10%の収縮率を有することを特徴とする請求
    1または2のいずれかに記載の複合糸。
  4. 【請求項4】 請求項1〜のいずれかに記載の複合糸
    がリラックス熱処理され、中心部に中空構造を有するこ
    とを特徴とする複合糸。
  5. 【請求項5】 前記請求項1〜のいずれかに記載の複
    合糸で構成された織編。
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