JP3499410B2 - 中空ダンパーの取付機構 - Google Patents

中空ダンパーの取付機構

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JP3499410B2
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hollow damper
hollow
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plate
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久憲 戸川
鍾治 富岡
隆文 諏訪
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は防振機能を有する
ダンパーの取付機構に係わり、特に、音響機器の防振に
好適な中空ダンパーの取付機構に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、CDプレーヤ等の音響機器は再生
ユニットに外部からの振動を伝えないように、再生ユニ
ットはダンパーおよびばねを介して支持されている。こ
のようなダンパーの取付機構の例を図5に示す。図に示
す1はゴム製の中空ダンパーで、中央の中空部は図4に
示す端面の穴1aにより外部に通じている。図4では中
空ダンパーの上面の穴1aのみ示しているが、下面にも
同様の穴が設けられている。穴1aの周囲には溝1bが
設けられている。 【0003】このような中空ダンパー1は図5に示すよ
うに、再生ユニットシャーシの板状取付部4と本体シャ
ーシの板状取付部7とに取り付けられる。板状取付部4
は図4に示すように円形の穴4aが設けられている。中
空ダンパー1を変形させて穴4aに溝1bを係合させ
る。その後、図4に詳しく示す固定板5を板状取付部4
にねじ8で締着し、固定板5で中空ダンパー1の端面を
拘束して中空ダンパー1が板状取付部4に取り付けられ
る。 【0004】なお、本体シャーシ側では固定板6に穴が
設けられており、この穴に中空ダンパー1の溝1bを嵌
合させて固定板6を板状取付部7に締着している。この
場合は板状取付部7が中空ダンパー1の端面を拘束す
る。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上記した従来の中空ダ
ンパーの取付機構によると、板状取付部4の穴4aに中
空ダンパー1の溝1bを嵌合させるとき、中空ダンパー
1をむりに変形しなければならず、取付作業が困難であ
り、また、中空ダンパー1に亀裂が入る恐れがあった。
さらに、固定板やねじが必要であり、部品点数が多く製
造コストが高くなっていた。 【0006】中空ダンパー1を取付けた後も図6に示す
ように、中空ダンパー1が下に引張られた場合には穴1
aが狭まるように中空ダンパー1が変形して抜けてしま
う恐れがあった。 【0007】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、部品点数が少な
く取付け作業が簡単であり、しかも中空ダンパーが抜け
にくい中空ダンパーの取付機構を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】この発明の中空ダンパー
の取付機構は、中空部から端面に通じる穴とその周囲に
位置する溝を有する中空ダンパーの取付機構において、
板状取付部に前記溝と嵌合する切り欠きと一対の係止凹
を設け、ボスと一対の係止爪を有する固定部材の前記
ボスを前記穴と嵌合させ前記溝と前記切り欠きを係合さ
せた状態で前記固定部材の前記一対の係止爪を前記板状
取付部の前記一対の係止凹部に係止させるものである。 【0009】 【発明の実施の形態】この発明の実施例を図面に基づい
て説明する。図2および図3に実施例の中空ダンパーの
取付機構を示す。図に示す1はゴム製の中空ダンパー
で、従来例で説明したものと同じで中央の中空部は端面
の穴1aにより外部に通じている。穴1aの周囲には溝
1bが設けられている。 【0010】このような中空ダンパー1は図1に詳しく
示す再生ユニットシャーシの板状取付部2に取付けられ
固定部材3により固定される。固定部材3は樹脂により
成形されており、両側に係止爪3b、3bが形成され、
中央にボス3aが形成されている。 【0011】中空ダンパー1を板状取付部2に取付ける
には、中空ダンパー1の溝1bを板状取付部2の切り欠
き2aに滑り込ませて、固定部材3のボス3aを中空ダ
ンパー1の穴1aに差し込む。そのとき、固定部材3の
係止爪3b、3bの先端は一端外側に広がった後元に戻
り板状取付部2の係止凹部2b、2bと嵌合して中空ダ
ンパー1を固定する。図2および図3は中空ダンパー1
が再生ユニットシャーシの板状取付部2に固定された状
態を示している。本体シャーシ側の固定状態は示してい
ないが、同様の固定部材を用いて固定することができ
る。このように中空ダンパー1を変形させることなく取
付けることができ、また、中空ダンパーの端面の穴には
ボス3aが挿通しているので、中空ダンパーが変形して
外れることがない。 【0012】 【発明の効果】この発明の中空ダンパーの取付機構によ
れば、中空ダンパーを変形させることなく取付けること
ができ、取付け作業が容易である。また、中空ダンパー
の端面の穴にはボスが挿通しているので、端面の穴が縮
むような変形がなく、位置決めが正確となると共に外れ
にくくなる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の実施例である音響機器の中空ダンパ
ーの取付機構に用いられる各部材を示す斜視図である。 【図2】同中空ダンパーの取付機構を示す断面図であ
る。 【図3】同中空ダンパーの取付機構を示すを示す斜視図
である。 【図4】従来の音響機器の中空ダンパーの取付機構に用
いられる各部材を示す斜視図である。 【図5】同中空ダンパーの取付機構を示す断面図であ
る。 【図6】同中空ダンパーの取付機構の他の状態を示す断
面図である。 【符号の説明】 1 中空ダンパー、1a 穴、1b 溝 2 板状取付部、2a 切り欠き、2b 係止凹部 3 固定部材、3a ボス、3b 係止爪 4 板状取付部、4a 穴 5 固定板 6 固定板 7 板状取付部 8 ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−37375(JP,A) 実開 平2−114204(JP,U) 実開 昭60−116441(JP,U) 実開 昭54−8087(JP,U) 実公 昭48−304(JP,Y1) 実公 昭39−10429(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16F 1/36 F16F 15/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 中空部から端面に通じる穴とその周囲に
    位置する溝を有する中空ダンパーの取付機構において、
    板状取付部に前記溝と嵌合する切り欠きと一対の係止凹
    を設け、ボスと一対の係止爪を有する固定部材の前記
    ボスを前記穴と嵌合させ前記溝と前記切り欠きを係合さ
    せた状態で前記固定部材の前記一対の係止爪を前記板状
    取付部の前記一対の係止凹部に係止させることを特徴と
    する中空ダンパーの取付機構。
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