JP3499321B2 - 圧力検出ピン - Google Patents

圧力検出ピン

Info

Publication number
JP3499321B2
JP3499321B2 JP05445895A JP5445895A JP3499321B2 JP 3499321 B2 JP3499321 B2 JP 3499321B2 JP 05445895 A JP05445895 A JP 05445895A JP 5445895 A JP5445895 A JP 5445895A JP 3499321 B2 JP3499321 B2 JP 3499321B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
pressure
main body
cap holder
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP05445895A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08244086A (ja
Inventor
俊明 近藤
英則 鳥林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa Kasei Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa Kasei Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Kasei Industry Co Ltd filed Critical Daiwa Kasei Industry Co Ltd
Priority to JP05445895A priority Critical patent/JP3499321B2/ja
Publication of JPH08244086A publication Critical patent/JPH08244086A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3499321B2 publication Critical patent/JP3499321B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Force In General (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、樹脂射出成形金型の
キャビティに附設して圧力を検出する圧力検出ピンに関
する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の樹脂射出成形金型のキャ
ビティに附設して圧力検出する圧力検出ピンとしては、
例えば実公平2−42434号公報のものがある。この
公報に開示されたものは、樹脂射出成形金型1に形成さ
れた挿入孔3に挿入されて金型合せ面に形成されたキャ
ビティー2を構成するロッド部6を有する欠肉不良検出
ピン4であって、この検出ピン4は所定の径の本体部5
と同本体部5の先端がキャビティー2に臨んでその形状
の一部を形成する小径のロッド部6を有し、基部側にフ
ランジ部7を形成したピン本体を設けるとともに、フラ
ンジ部7の中心部より本体部5の中心に向って嵌合部8
を穿設し、この嵌合部8にはモニター回路に接続された
接続線9に接続された検知部10を嵌合部8の内壁面に
添設状に納めて同嵌合部8に樹脂11等を充填して検知
部10を嵌合部8の内壁面に固定し、かつ密封する構成
としたものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の検出ピン4においてはその本体部5に穿設した嵌合
部8に対し検知部10をその内壁面に添設状に納めて樹
脂11により固定・密封するものであるが、同検知部1
0が本体部5の軸心に対し位置ずれを生ずると樹脂圧を
検知できず、信頼性が低くなる恐れがあり、このため製
作に手数を要する問題あり、また、この検出ピンでは外
部にブリッジ・ボックスを必要とする問題があった。本
発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたも
ので、組立が容易で信頼性が高く、ブリッジ回路を一体
に組み込んだ圧力検出ピンを提供することを目的とする
ものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記技術課題
を解決するために、つぎのように構成されている。すな
わち、樹脂射出成形金型の挿入孔に挿入された小径ロッ
ド部を有し、この小径ロッド部の先端部が、金型内にお
けるキャビティの形状の一部を構成している圧力検出ピ
ンであって、圧力検出ピンは、その本体部の先端側に小
径ロッド部を有し、かつ、本体部の基部側に作動部を有
する。この作動部がキャップホルダー内に納められ、本
体部をキャップホルダーのガイド孔に挿通させていると
ともに、このキャップホルダーに組み付けられる有底筒
形状のベースホルダー内に検出部材が納められている。
この検出部材は、作動部が当接する受圧部を有する密封
筒状に形成されている。そして、受圧部の内側面には、
ブリッジ回路によって構成されたひずみゲージが貼着さ
れ、このブリッジ回路がモニター回路に接続されてい
る。 【0005】 【作用】このように検出部材が、ピン本体部の作動部と
当接する受圧部を備えた密閉筒状に形成され、その受圧
部の内側面にひずみゲージが貼着された構成であるた
め、検出部材のシール性能が高められる。また、圧力検
出ピンが、その検出部材も含めてベースホルダーおよび
キャップホルダーによって一体化されているので、この
圧力検出ピンを単一部品として取り扱うことができ、成
形金型に対する組み付け作業が容易となる。 【0006】 【実施例】次ぎに、本発明の一実施例を図面にしたがっ
て説明すると、図1は圧力検出ピン21を樹脂射出成形
金型に附設した断面図、図2は圧力検出ピン21の断面
図を示すもので、この圧力検出ピン(以下、単に検出ピ
ンという)21は作動ピン22とベースホルダー26と
キャップホルダー31とベースホルダー26に内装され
る検知部材36とより構成されている。 【0007】この作動ピン22は所定の径を有する本体
部23と同本体部23の先端側には所定の長さの小径ロ
ッド部24が形成され、また、同本体部23の基部側に
はキャップホルダー31に摺動可能に納められる円形台
形状の作動部25が形成されている。 【0008】 また、ベースホルダー26は検出部材
を嵌込み可能に底部27と筒状縁部28とにより有底
筒状体に形成され、筒状縁部28には接続線44を挿通
する溝部29が形成され、また、開口側の内径部にはキ
ャップホルダー31と螺合するねじ部30が螺設されて
いる。 【0009】また、キャップホルダー31は作動ピン2
2の作動部25を摺動可能に嵌め込む筒状体32と作動
ピン22の本体部23を摺動可能にに案内するガイド孔
34を有するガイド部33とからなり、筒状体32の下
部外周にはベースホルダー26のねじ部30と螺合する
ねじ部35が螺設されている。 【0010】 また、検出部材36はひずみゲージ式ロ
ードセルであって、該検出部材36は図3に示すように
ベースホルダー26に納め可能に円筒部37と天板38
と着脱可能な底板39とにより中空部40を有する密封
筒状体に形成され、天板38の上面中心部には凸状に受
圧部41が突出され、この天板38の内側面にはひずみ
ゲージ42が貼着されている。このひずみゲージ42
は、図4に示すように天板38の裏面に貼着可能な円板
形状の例えば樹脂基板43に接着された金属箔抵抗R1,
R2,R3,R4 によってブリッジ回路として構成されてい
る。各金属箔抵抗R1,R2,R3,R4 間には接続線44の
被覆電線Dの導線dが接続され、同ひずみゲージ42
天板38の裏面に貼着され、接続線44は円筒部37よ
りシール部材45によりシールした状態で外部に引き出
され、底板39が止着されて検出部材36が形成されて
いる。 【0011】 このように形成された検出部材36はベ
ースホルダー26に納められて接続線44は溝部29よ
り引出されるとともに、キャップホルダー31のガイド
34には作動ピン22の本体部23が挿通されて作動
部25は筒状体32に納められ、このベースホルダー2
6とキャップホルダー31とのねじ部30,35が螺合
されて検出ピン21が形成されている。また、このねじ
部30,35を螺合した状態で作動ピン22の作動部2
5は検出部材36の受圧部41に当接されるとともに、
検出部材36の上部の四周はキャップホルダー31の下
端縁が当接されて固定されている。 【0012】このように形成された検出ピン21は、従
来と同様に可動金型1Aと固定金型1Bとからなる樹脂
射出成形金型1の可動金型1Aの挿入孔3に挿入される
とともに、小径ロッド部24の先端部は合せ面に形成さ
れた各キャビティ2の形状の一部を構成するように設け
られている。また、接続線44はモニター回路(図示せ
ず)に接続されている。 【0013】このように各キャビティ2に配設された検
出ピン21において、溶融樹脂がキャビティ2内に射出
されて充填されると、キャビティ2の形状の一部を形成
している小径ロッド部24の先端に樹脂圧が作用して作
動ピン22を下方へ押し下げる作用力Fが働く。この作
用力Fは作動ピン22の基部側の作動部25がベースホ
ルダー26に納められた検出部材36の天板38に形成
した凸状の受圧部41に当接されていることから、同受
圧部41を介して同天板38を押圧する。これにより、
天板38にひずみを生じこのひずみを格子形状に形成し
た金属箔抵抗R1,R2,R3,R4 で感知してブリッジ回路
により電気信号がモニター回路に送られて変換荷重(圧
力)が計測され、キャビティ2内の樹脂圧を検知するこ
とができる。したがって、モニター回路側にキャビティ
2に対する規定樹脂圧を設定して、これに関連して過不
足を確認する外部表示を設置しておくと、樹脂圧が規定
圧より不足であれば、キャビティ2により得られる製品
は欠肉不良あるいはヒケ不良の可能性が大であり、ま
た、過度であればバリ不良の可能性が大であることを検
知することができ、以後の射出圧を調整することで、不
良品の発生を防止することができる。また、検出ピン2
1の先端はキャビティ2の一部を構成して取付けるもの
であるから、キャビティ2の形状、大きさにかかわらず
これに対処して取付けることができ、したがって、キャ
ビティ2の最も欠肉の発生し易い位置に設けることでそ
の役務を充分に果たすことができる。 【0014】 とくに、この検出ピン21は検出部材3
6を納める有底筒形状のベースホルダー26と先端に小
径ロッド部24を有し基部側に作動部25を有する本体
部23とからなる作動ピン22を挿通可能なガイド孔3
4を有し作動部25を納める筒状縁部28を主体とする
キャップホルダー31とからなり、検出部材36は筒状
部37と受圧部41を有する天板38と底板39とによ
り密封筒状体に形成するとともに、天板38の内側面に
は樹脂基板43に金属箔抵抗R1,R2,R3,R4 をブリッ
ジ回路に配設したひずみゲージ42を貼着して同ブリッ
ジ回路に接続した接続線44をモニター回路に接続し、
該検出部材36はベースホルダー26とキャップホルダ
ー31とにより押圧固定する構成としてものである。し
たがって、この検出部材36は密閉筒状体に形成され、
ひずみゲージ42を貼着する構成としたものであるか
ら、単一な部品としての取扱いが容易となり、検出ピン
21の組み立て作業が容易となって作業能率を向上する
ことができ、また、密封構造であるので水密効果を高め
ることができる。また、同検出部材36はベースホルダ
ー26とキャップホルダー31とにより押圧固定されて
いるので、ガタつき等が防止されて振動等によるひずみ
ゲージ42の脱落、接続線44の断線等を著減すること
ができて応答性および信頼性を高めることができ耐用度
を向上することができる。 【0015】 【発明の効果】本発明は、上記のように構成したことに
より、検出部材は密閉筒状体に形成されひずみゲージを
貼着する構成としたものであるから、単一な部品として
の取扱いが容易となり、検出ピンの組み立て作業が容易
となって作業能率を向上することができ、また、密封構
造であるので水密効果を高めることができる。また、同
検出部材はベースホルダーとキャップホルダーとにより
押圧固定されているので、ガタつき等が防止されて振動
等によるひずみゲージ42の脱落、接続線44の断線等
を著減することができて応答性および信頼性を高めるこ
とができ耐用度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】圧力検出ピンを樹脂射出成形金型に附設した断
面図である。 【図2】圧力検出ピンの断面図である。 【図3】検出部材の断面図である。 【図4】ひずみゲージの斜視図である。 【図5】従来の検出ピンを樹脂射出成形金型に附設した
断面図である。 【符号の説明】 1 樹脂射出成形金型 2 キャビティ 3 挿通孔 21 圧力検出ピン 22 作動ピン 23 本体部 24 小径ロッド部 25 作動部 26 ベースホルダー 27 底部 28 筒状縁部 31 キャップホルダー 32 筒状体 33 ガイド部 34 ガイド孔 36 検出部材 37 円筒部 38 天板 39 底板 41 受圧部 42 ひずみゲージ 43 樹脂基板 44 接続線 R1,R2,R3,R4 金属箔抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84 G01L 1/22

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 樹脂射出成形金型の挿入孔に挿入された
    小径ロッド部を有し、この小径ロッド部の先端部が、金
    型内におけるキャビティの形状の一部を構成している
    力検出ピンであって、圧力検出ピンは、その本体部の先
    端側に小径ロッド部を有し、かつ、本体部の基部側に作
    動部を有し、この作動部がキャップホルダー内に納めら
    れ、本体部をキャップホルダーのガイド孔に挿通させて
    いるとともに、このキャップホルダーに組み付けられる
    有底筒形状のベースホルダー内に検出部材が納められ、
    この検出部材は、作動部が当接する受圧部を有する密封
    筒状に形成され、受圧部の内側面には、ブリッジ回路に
    よって構成されたひずみゲージが貼着され、このブリッ
    ジ回路がモニター回路に接続されている圧力検出ピン。
JP05445895A 1995-03-14 1995-03-14 圧力検出ピン Expired - Fee Related JP3499321B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05445895A JP3499321B2 (ja) 1995-03-14 1995-03-14 圧力検出ピン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05445895A JP3499321B2 (ja) 1995-03-14 1995-03-14 圧力検出ピン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08244086A JPH08244086A (ja) 1996-09-24
JP3499321B2 true JP3499321B2 (ja) 2004-02-23

Family

ID=12971240

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05445895A Expired - Fee Related JP3499321B2 (ja) 1995-03-14 1995-03-14 圧力検出ピン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3499321B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3045078B2 (ja) * 1996-09-04 2000-05-22 双葉電子工業株式会社 圧力センサ付エジェクタピン
ITTO20010711A1 (it) * 2001-07-20 2003-01-20 Attrezzature Speciali Srl As Iniettore per stampi di iniezione di materie plastiche.
US7182893B2 (en) 2002-10-11 2007-02-27 Mold-Masters Limited Valve gated nozzle having a valve pin with a sensor
WO2003031146A1 (en) 2001-10-12 2003-04-17 Mold-Masters Limited Valve pin with thermocouple
MX2018015879A (es) * 2016-06-30 2019-03-28 Imflux Inc Metodo para distribuir uniformemente fusion plastica en un sistema de canal caliente utilizando galgas extensiometricas.
WO2018204442A1 (en) 2017-05-02 2018-11-08 iMFLUX Inc. Method for controlling a rate or force of a clamp in a molding system using one or more strain gauges
JP7185723B2 (ja) * 2021-05-11 2022-12-07 株式会社ニチダイ ロードセル

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08244086A (ja) 1996-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1519173B1 (en) Semiconductor force sensor
JP3129449B2 (ja) 特に自動車技術用の圧力センサ・ユニット
CN101308161B (zh) 具有模制树脂壳体的电子设备及其制造方法和模制工具
US6389903B1 (en) Pressure-detecting device coupling member with interchangeable connector part
US6427316B1 (en) Manufacturing method of a rotation sensor
US5948989A (en) Pressure sensor device
CN1332190C (zh) 压力传感器组件
JP3499321B2 (ja) 圧力検出ピン
EP1376090A4 (en) SEMICONDUCTOR PRESSURE SENSOR
CN114636512A (zh) 传感器组件以及阀装置
EP0064798A1 (en) Sensing devices for mounting in chamber walls and method of manufacture
JP3622133B2 (ja) 火災感知器
CN211121748U (zh) 一种压力传感器
JP3771994B2 (ja) 耐圧防爆型ロードセル
JP2555497B2 (ja) 中空型樹脂封止半導体圧力センサ
JPH0242434Y2 (ja)
CN213041400U (zh) 一种高灵敏度陶瓷基板型温度传感器
CN219644354U (zh) 一种摩托车位置传感器
CN220871895U (zh) 一种振动冲击复合传感器
CN218724904U (zh) 封装结构、测力传感器及检测***
CN109116336B (zh) 一体式车用超声波传感器
CN219714397U (zh) 一种位置传感器用外壳结构
CN221071027U (zh) 适用于mems芯片与asic芯片封装的低应力结构载体
CN215127263U (zh) 温度传感器、温控装置及电热壶
CN220650541U (zh) 一种湿度传感器

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101205

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees