JP3499139B2 - 画像形成装置のトナークリーニング方法 - Google Patents

画像形成装置のトナークリーニング方法

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JP3499139B2
JP3499139B2 JP26138498A JP26138498A JP3499139B2 JP 3499139 B2 JP3499139 B2 JP 3499139B2 JP 26138498 A JP26138498 A JP 26138498A JP 26138498 A JP26138498 A JP 26138498A JP 3499139 B2 JP3499139 B2 JP 3499139B2
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charging roller
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真方式による画像
形成装置のトナークリーニング方法および構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式による画像形成装置には、
像坦持体を接触帯電させるものがあり、この種の画像形
成装置として、図2に示すものがある。この画像形成装
置は、ドラム型の像担持体(以下、感光体ドラムと記
す。)1、感光体ドラムに接して回転する導電性ゴムロ
ーラ(以下、帯電ローラと記す。)2、帯電ローラ2に
負電圧を供給する電源3、感光体ドラムを選択的に露光
する静電潜像書き込み装置4、感光体ドラムにトナーを
供給するトナー担持体(以下、現像ローラと記す。)
5、現像ローラ5に正電圧または負電圧を印加する電源
6、現像ローラ上のトナー量を一定に保つトナー規制部
材7、印刷用紙にトナーを転写する転写ローラ8、転写
ローラ8に正電圧または負電圧を供給する電源9、残留
トナーをクリーニングするクリーニングローラ10、ク
リーニングローラ10に正電圧または負電圧を供給する
電源11、およびこれら各部を制御する図示せぬ制御部
で構成されている。
【0003】この画像形成装置により画像を形成する印
刷プロセスにおいて、各部の動作を説明する。なお、感
光体ドラムや各ローラは、図示せぬモータにより回転駆
動され、印刷用紙は図示せぬ機構で給送される。また、
感光体ドラム1は矢印A方向に回転し、帯電ローラ2は
矢印B方向に回転し、現像ローラ5は矢印C方向に回転
し、転写ローラ8は矢印D方向に回転し、クリーニング
ローラ10は矢印E方向に回転し、印刷用紙12は矢印
G方向に進行する。
【0004】さて、感光体ドラム1は、帯電ローラ2が
電源装置3から負電圧の電圧供給を受け、帯電ローラ2
との接触によって、所定の表面電位に均一帯電し、この
均一帯電した感光ドラム1の表面は、矢印A方向への回
転により、静電潜像書き込み装置4の下に達する。形成
すべき画像に応じて静電潜像書き込み装置4によって選
択的に露光され、静電潜像の書き込みを行われた部分の
感光体ドラム1の表面電位は非露光部分よりも、0V側
に近い値となる。
【0005】この静電潜像の書き込みを終えた感光体ド
ラム1の表面は、引き続き矢印A方向の回転によって、
現像ローラ5に接触する。現像ローラ5は所定の圧力を
持って、感光体ドラム1に接触し、矢印C方向に回転す
る。現像ローラ5上のトナーは、トナー規制部材7によ
って薄層化され、現像ローラ5の回転により感光体ドラ
ム1との接触によって、現像を行う。ここで、現像方式
は、トナーが感光体ドラム1の均一帯電極性と同極性の
電荷を持つ反転現像とし、現像ローラ5に電源6から負
電圧が印加されて、現像ローラ5上のトナーは感光体ド
ラム1に現像される。
【0006】現像を終えた感光体ドラム1の表面は、矢
印A方向への回転によって、転写ローラ8と接触する。
転写ローラ8は、所定の圧力で感光体ドラム1に接触従
動する構造になっており、矢印D方向へ回転する。転写
ローラ8には、電源装置9によって正電圧が供給され、
感光体ドラム1上のトナーは、矢印F方向に進行する印
刷用紙12に転写される。転写終了後の印刷用紙12は
感光体ドラム1から分離され、図示せぬ定着装置へ挿入
され、定着終了後、印刷物としてこの画像形成装置から
外に排出される。
【0007】転写終了後、感光体ドラム1の表面にはト
ナーの一部が未転写トナーとして残るが、この感光体ド
ラム1の表面は、引き続き矢印A方向の回転によって、
未転写トナーとともにクリーニングローラ10と接触す
る。電源11よりクリーニングローラ10に正電圧が印
加されると、感光体ドラム1上の未転写トナーはクリー
ニングローラ10に付着する。すなわち、感光体ドラム
1上から未転写トナーは除去される。未転写トナーの除
去が終わった感光体ドラム1は、引き続き矢印A方向に
回転し、再び帯電行程に入る。ところで、上記印刷プロ
セスの中で、感光体ドラム1上に少量の逆帯電トナーが
付着することがある。この逆帯電トナーは、現像ローラ
5上にトナー層が形成される際に発生したり、転写工程
で転写電圧の影響で発生すると考えられる。
【0008】さて、感光体ドラム1上の逆帯電トナー
は、帯電工程において帯電ローラ2側にクーロン力を受
ける。この結果、帯電ローラ2上に逆帯電トナーが付着
堆積する。それゆえ、1ページの印刷が終了した時点
で、帯電ローラ2に付着堆積した逆帯電トナーを除去す
るクリーニングシーケンスに入る。
【0009】そこで、クリーニングシーケンスに関して
説明する。図3は、この画像形成装置でのクリーニング
シーケンスを示すタイムチャートである。時刻t1で、
印刷時に転写ローラ8に正電圧を供給していた電源9
は、0Vを供給するように切り替える。転写ローラ8と
接触していた感光体ドラム1の表面は、矢印A方向の回
転によって、クリーニングローラ10に接触する。この
時刻t2に、それまで正電圧を供給していた電源11
は、クリーニングローラ10に負電圧を供給するように
切り替わる。電源11が供給する負電圧は、電源3が帯
電ローラ2に供給する負電圧に近い電位とする。そこ
で、クリーニングローラ10と接触している感光体ドラ
ム1の表面は、帯電ローラ2と接触した場合に近い電位
に均一帯電される。
【0010】クリーニングローラ10に付着堆積してい
た未転写トナーは感光体ドラム1側にクーロン力を受
け、感光体ドラム1側に移動して付着する。この未転写
トナーを付着させた感光体ドラム1の表面は、さらに
印A方向への回転によって、帯電ローラ2に接触する位
置に至る。電源3が帯電ローラ2に負電圧を供給してい
るので、この未転写トナーは感光体ドラム1側にクーロ
ン力を受け、感光体ドラム1に付着したままである。さ
らに、未転写トナーを付着させた感光体ドラム1の表面
は、矢印A方向の回転によって、現像ローラ5に接触す
る。電源6が現像ローラ5に対して感光体ドラム1の表
面電位よりも0V側の負電圧を供給しているので、この
未転写トナーは現像ローラ5側にクーロン力を受けて移
動する。すなわち、転写トナーは回収されることにな
る。
【0011】時刻t3で、それまで帯電ローラ2に負電
圧を供給していた電源3は、0Vを供給するように切り
替わる。帯電ローラ2の上流では、電源11がクリーニ
ングローラ10に負電圧を供給しているので、感光体ド
ラム1の表面電位は負電位に帯電している。それゆえ、
帯電ローラ2上に付着堆積していた逆帯電トナーは、感
光体ドラム1側にクーロン力を受け、この結果、感光体
ドラム1側に付着堆積する。逆帯電トナーが付着堆積し
た感光体ドラム1の表面は、さらに矢印A方向の回転に
よって、現像ローラ5に接触する。接触する直前の時刻
t4に、現像ローラ5に負電圧を供給していた電源6
は、0Vを供給する。それゆえ、感光体ドラム1上の逆
帯電トナーは感光体ドラム1側にクーロン力を受け、そ
のまま現像ローラ5を通過する。
【0012】また、感光体ドラム1上に一部残っている
未転写トナーは、現像ローラ5側にクーロン力を受け、
現像ローラ5側に移動する。この感光体ドラム1の表面
は、矢印A方向の回転によって、転写ローラ8に接触す
る。接触する直前の時刻t5に、転写ローラ8に0Vを
供給していた電源9は、正電圧を供給する。それゆえ、
感光体ドラム1上の逆帯電トナーは、感光体ドラム1側
にクーロン力を受け、そのまま、転写ローラ8を通過す
る。さらに、感光体ドラム1の逆帯電トナーを付着させ
た部分は、矢印A方向の回転によって、クリーニングロ
ーラ10と接触する。電源11がクリーニングローラ1
0に負電圧を供給しているので、感光体ドラム1上の逆
帯電トナーは、クリーニングローラ10側にクーロン力
を受ける。それゆえ、逆帯電トナーは、クリーニングロ
ーラ10の表面に付着堆積する。
【0013】ところで、電源3が帯電ローラ2に0Vを
供給している時間T1は、少なくとも帯電ローラ2が一
周する時間以上とする。その後、時刻t6で、帯電ロー
ラ2に0Vを供給していた電源3は0Vから負電圧の供
給に切り替わる。同様に、現像ローラ5に0Vを供給し
ていた電源6は、時間T2後の時刻t7に負電圧供給に
切り替わり、転写ローラ8に正電圧を供給していた電源
9は、時間T3経過後の時刻t8に0Vに切り替わる。
したがって、上記シーケンスを繰り返すことにより、ク
リーニングローラに逆帯電トナーを付着し、帯電ローラ
上の逆帯電トナーの付着堆積を抑える。
【0014】また、帯電ローラ2には、さらに金属シャ
フトのみからなる図示せぬローラ(以下、補助ローラと
記す。)が圧接され、この補助ローラも電源に接続さ
れ、前記帯電ローラと同じ電圧が印加される画像形成装
置がある。ここで、帯電ローラ2には導電性のゴム弾性
層が設けられているので、補助ローラとの間には、帯電
ローラ2のゴム弾性層の抵抗分の電位差が発生してい
る。
【0015】そして、帯電ローラ2には、逆帯電トナー
が表面に付着し、この帯電ローラ2の表面に付着したト
ナーは、正に帯電しているので、前記帯電ローラ2と
助ローラとの間の電位差により補助ローラ側へ移動す
る。補助ローラへ移動した逆帯電トナーは、補助ローラ
に印加されている負電圧により徐々に負に帯電するとと
もに、再び帯電ローラ2の表面に戻り、感光体ドラム1
上へと戻され、やがて現像ローラ5により回収される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の装置では、クリーニングが充分に行われず、印刷品
質に影響を及ぼすという問題点があった。また、帯電容
量の少ないトナーを使用した場合、単位時間当たりの帯
電ローラに付着する逆帯電トナー量が多くなってしま
い、この逆帯電トナーを充分に除去することができない
という問題があった。また、クリーニングシーケンス後
に印刷すると、未転写トナーなど転写ローラに付着して
いたトナーが、印刷時に用紙裏側に付着し、汚れが発生
するという問題点があった。
【0017】また、クリーニングシーケンス終了後、一
旦クリーニングシーケンスにより取り除かれたトナー
が、再び帯電ローラに不均一に付着してしまい、トナー
の付着量の違いにより感光ドラムの帯電量が変化し、濃
淡模様を発生させてしまうという問題点があった。ま
た、前記電位差は大きくないので、帯電ローラに付着し
たトナーをすべて移動させて充分にに取り除くことはで
きず、印刷を繰り返すうちに、帯電ローラ表面に付着し
たトナーがつぶれてトナーフィルミングが発生し、帯電
ローラ表面にトナーの絶縁層を形成するので、感光ドラ
ムを一定電位に帯電できなくなり、帯電不良を起こして
しまうという問題点があった。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、像担持体と、
該像担持体にトナーを供給して現像する現像部と、前記
像担持体に接触し画像形成期間にその表面を一様に帯電
するとともに、前記像担持体の表面に発生した残留トナ
ーのうち前記画像形成期間に前記像担持体が帯電される
極性とは異なる極性に帯電した逆帯電トナーを蓄積する
帯電ローラと、前記像担持体に接触しその表面を清掃す
るクリーニングローラとを有する画像形成装置のトナー
クリーニング方法において、前記帯電ローラの表面に蓄
積された前記逆帯電トナーが像担持体側へ移動する電位
差を前記帯電ローラと前記像担持体との間に与え、前記
像担持体の表面に移動した逆帯電トナーが前記像担持体
の回転に伴って前記現像部を通過するとき、前記逆帯電
トナーが像担持体側に保持される電位差を前記像担持体
と前記現像部との間に与え、前記現像部を通過した前記
逆帯電トナーが前記像担持体の回転に伴って前記クリー
ニングローラに達したとき、前記像担持体表面と前記ク
リーニングローラとの間の摩擦により前記逆帯電トナー
の極性を変換し、該極性が変換されたトナーを前記現像
部で回収するものである。
【0019】 また、感光体表面を移動させ、帯電ロー
ラで感光体表面を帯電し、露光装置で潜像を書き込み、
現像ローラで潜像にトナーを付着し、転写ローラでトナ
ーを媒体に転写し、そしてクリーニングローラで感光体
表面に残存するトナーをクリーニングする画像形成装置
のクリーニング方法において、感光体表面の移動に応じ
て各ローラに所定の電圧を印加し、クリーニングローラ
に付着したトナーを感光体表面に付着させ、感光体表面
にトナーを付着させたまま帯電ローラを通過させ、感光
体表面に付着させたトナーを現像ローラで回収し、帯電
ローラに付着したトナーを感光体表面に付着させ、感光
体表面に付着させたまま現像ローラ及び転写ローラを通
過させ、クリーニングローラでこのトナーの極性を反転
させたのち、現像ローラで回収し、転写ローラに付着し
たトナーを感光体表面に付着させ、感光体表面に付着さ
せたままクリーニングローラおよび帯電ローラを通過さ
せ、感光体に付着させたトナーを現像ローラで回収する
ものである。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態の説明)第1
の実施の形態の各部は、制御部を除き、従来技術と同様
の構成を有する。図1は、本実施の形態の図示せぬ制御
部による、1ページ毎のクリーニングシーケンスを示し
たタイムチャートである。なお、この制御部は、いわゆ
るマイコンにより構成し、クリーニングシーケンスを実
現するものとする。
【0021】そこで、このクリーニングシーケンスにつ
き説明する。1ページの印刷が終了すると、図1に示す
クリーニングシーケンスに入る。時刻t0で印刷動作が
終了し、その後、時刻t1で、クリーニングローラ10
に正電圧を供給していた電源11は、負電圧の供給に切
り替わる。クリーニングローラ10には、印刷中、転写
されずに感光体ドラム1上に残っていた負の電荷を帯び
た未転写トナーが付着しているが、時刻t1で正電圧か
ら負電圧の供給に切り替わると、未転写トナーは感光体
ドラム1側にクーロン力を受け、感光体ドラム1に移動
して付着する。未転写トナーを付着した感光体ドラム1
の表面は、矢印A方向の回転によって、帯電ローラ2に
接触するが、電源3が負電圧を供給しているので、感光
体ドラム1上の未転写トナーは、引き続き感光体ドラム
1側にクーロン力を受け、感光体ドラム1上に付着し続
ける。
【0022】感光体ドラム1は、さらに矢印A方向に移
動し、この付着部分は、時刻t2で現像ローラ5に接す
る。この時、現像ローラ5に電圧を供給する電源6は、
負電圧の供給から0Vの供給に切り替わる。それゆえ、
感光体ドラム1と現像ローラ5との間の電界が大きくな
り、感光体ドラム1上の未転写トナーは、現像ローラ5
側に大きなクーロン力を受けて移動し、付着する。現像
ローラ5に付着した未転写トナーは、現像ローラに接触
して従動する後述する供給ローラ20により、掻き取ら
れ、現像器内に回収される。
【0023】ところで、時刻t1で、クリーニングロー
ラ10に電圧を供給している電源11が、正電圧から負
電圧に切り替わることにより、クリーニングローラ10
は、付着している未転写トナーを吐き出して感光体1側
に付着させるが、クリーニングローラ1周分の未転写ト
ナーを感光体ドラム1側に付着させ、その1周分の未転
写トナーが帯電ローラを通過した時刻t3で、帯電ロー
ラ2へ電圧を供給している電源3は、負電圧の供給から
0Vの供給に切り替わる。なお、クリーニングローラ1
0に付着している未転写トナー量が多い場合、クリーニ
ングローラ10の2周分の未転写トナーが通過した時点
を時刻t3とするように時間を延長することはもちろん
可能である。
【0024】さて、時刻t1でクリーニングローラ10
に負電圧が供給されると、感光体ドラム1は負に帯電さ
れる。クリーニングローラ10に付着した未転写トナー
が、感光体ドラム1の表面に付着して帯電ローラ2から
遠ざかると、前述の通り、時刻t3で、帯電ローラ2へ
電圧を供給している電源3が、負電圧の供給から0Vの
供給に切り替わり、帯電ローラ2に付着している逆帯電
トナーは、負に帯電している感光体ドラム1側にクーロ
ン力を受け、感光体ドラム1側に移動して付着する。
【0025】そして、帯電ローラ2には0Vが供給され
ているので、帯電ローラを通過後は、感光体ドラム1の
帯電圧も0Vに近くなる。なお、帯電ローラ2に0Vを
供給している時間であるが、最低、帯電ローラ2の1周
分が必要である。逆帯電トナーの付着量が多い場合は、
この0Vを供給している時間を2周分、3周分と増やす
ことができるのはもちろん可能である。逆帯電トナーが
付着した感光体ドラム1の表面は、矢印A方向の回転に
よって、やがて現像ローラ5に接する。この時、感光体
ドラム1の帯電圧は0Vに近いので、時刻t2で、現像
ローラ5に0Vを供給している電源6は、引き続き0V
を供給し、不要な現像を避ける。感光体ドラム1上の逆
帯電トナーは、感光体ドラム1側にクーロン力を受け、
感光体ドラム1の表面に付着し続ける。
【0026】さらに、この感光体ドラム1の表面は、矢
印A方向の回転によって、転写ローラ8に接する。転写
ローラ8には電源9より正電圧が供給されているので、
感光体ドラム1上の逆帯電トナーは、感光体ドラム1側
にクーロン力を受け、付着し続ける。さらに、この感光
体ドラム1の表面は、矢印A方向の回転によって、クリ
ーニングローラ10に接する。クリーニングローラ10
には電源11により負電圧が供給されているので、感光
体ドラム1上の逆帯電トナーはクリーニングローラ10
側にクーロン力を受け、移動して付着する。
【0027】ところで、電源3は、時刻t3で帯電ロー
ラ2にOVを供給し、帯電ローラ2が1周以上した後、
時刻t4で負電圧の供給に切り替わる。現像ローラ5に
0Vを供給している電源6も、時刻t4から感光体ドラ
ム1が矢印A方向に回転し、現像ローラ5を通過した
後、すなわち、時刻t5で負電圧を供給するように切り
替わる。同様に、転写ローラ8に正電圧を供給している
電源9も、時刻t4で電源3が帯電ローラ2に負電圧を
供給するように切り替わり、感光体ドラム1が矢印A方
向に回転し、転写ローラ8を通過した後、すなわち、時
刻t6に負電圧を供給するように切り替わる。
【0028】時刻t6まで、転写ローラ8には正電圧が
印加されていたので、感光体ドラム1上に残存していた
負に帯電したトナーの一部は、転写ローラ8に付着して
いた。時刻t6で負電圧が印加されることにより、転写
ローラ8に付着しているこの負帯電のトナーは感光体ド
ラム1側にクーロン力を受け、移動して付着する。その
後、感光体ドラム1の回転とともに移動し、時刻t7ま
でには、現像ローラ5に接触して回収される。
【0029】さらに、時刻t6で転写ローラ8に負電圧
が印加されると、転写ローラ8により、感光体ドラム1
は負電圧に帯電される。負電圧に帯電された感光体ドラ
ム1の表面がクリーニングローラ10に接触すると、摩
擦帯電により、クリーニングローラ10に付着している
逆帯電トナーは正規の負帯電に戻り、クーロン力により
感光体ドラム1に移動して付着する。この正規帯電に戻
ったトナーは、感光体ドラム1の表面に付着したまま、
時刻t7までには、現像ローラ5に接触して回収され
る。なお、摩擦帯電を行っている時刻t6から時刻t7
の時間は、印刷全体のパフォーマンスが低下しない限
り、できるだけ長い方が、現像ローラに回収する効果が
ある。時刻t8でモータが停止し、クリーニングシーケ
ンスが終了する。通常、クリーニングシーケンスは、印
刷用紙の後端が転写ローラ8を通過してから、印刷用紙
が装置外へ排出されるまでの時間行われる。
【0030】なお、逆帯電トナーを付着しているローラ
(ここではクリーニングローラ)の回転速度は、感光体
ドラムに対し、0.9倍程度または1.1倍程度にする
と、摩擦帯電による逆帯電トナーから正規帯電トナーへ
の変換効率が向上する。以上のように、第1の実施の形
態によれば、1ページの印刷が終了した後クリーニング
シーケンスに入り、帯電ローラ2に0Vを供給すること
により、帯電ローラ2上の逆帯電トナーは、感光体ドラ
ム1を介してクリーニングローラに付着させ、さらに摩
擦帯電により正規帯電のトナーに戻し、最終的に現像ロ
ーラ5に戻すことができる。また、転写ローラ8に負電
圧を供給することにより、印刷時およびびクリーニング
シーケンス中に付着した負帯電トナーを放出し、転写ロ
ーラ8をきれいにすることが可能となる。
【0031】(第2の実施の形態の説明)第2の実施の
形態の各部は、制御部を除き、第1の実施の形態と同様
の構成を有する。図4は、本実施の形態の図示せぬ制御
部による、連続ページ印刷中のクリーニングシーケンス
を示すタイムチャートである。
【0032】連続ページ印刷中、あるページの印刷が終
了すると、図4に示すクリーニングシーケンスに入る。
時刻t0で印刷動作が終了し、その後、時刻t1で、ク
リーニングローラ10に電圧を供給する電源11が、正
電圧の供給から負電圧の供給に切り替わる。したがっ
て、クリーニングローラ10には、印刷中、転写されず
に感光体ドラム1上に残っていた負の電荷を帯びた未転
写トナーが付着しているが、時刻t1で正電圧から負電
圧の供給に切り替わると、この未転写トナーは感光体ド
ラム1側にクーロン力を受け、感光体ドラム1に移動し
て付着する。
【0033】未転写トナーを付着した感光体ドラム1の
表面は、矢印A方向の回転によって、帯電ローラ2に接
触するが、電源3は負電圧を供給しているので、感光体
ドラム1上の未転写トナーは、引き続き感光体ドラム1
側にクーロン力を受け、感光体ドラム1の表面に付着し
続ける。この感光体ドラム1の表面は、さらに矢印A方
向の移動によって、時刻t2で現像ローラ5に接する。
この時、現像ローラ5に電圧を供給する電源6は、負電
圧の供給から0Vの供給に切り替わる。それゆえ、感光
体ドラム1と現像ローラ5との間の電界が大きくなり、
感光体ドラム1上の未転写トナーは、現像ローラ5側に
大きなクーロン力を受け、移動して付着する。現像ロー
ラ5に付着した未転写トナーは、現像ローラ5に接触従
動する供給ローラ20により、掻き取られ、現像器内に
回収される。
【0034】ところで、時刻t1で、クリーニングロー
ラ10に電圧を供給している電源11が、正電圧から負
電圧に切り替わることにより、クリーニングローラ10
は、付着している未転写トナーを放出して感光体1側に
付着させるが、クリーニングローラ1周分の未転写トナ
ーを感光体ドラム1側に付着させ、その1周分の未転写
トナーが帯電ローラを通過した時刻t3で、帯電ローラ
2へ電圧を供給している電源3は、負電圧の供給から0
Vの供給に切り替わる。なお、クリーニングローラ10
に付着している未転写トナー量が多い場合、クリーニン
グローラ10の2周分の未転写トナーが通過した時点を
時刻t3とするように時間を延長することはもちろん可
能である。
【0035】さて、時刻t1でクリーニングローラ10
に負電圧が供給されると、感光体ドラム1は負に帯電さ
れる。時刻t3で、帯電ローラ2に電圧を供給している
電源3が、負電圧の供給から0Vの供給に切り替わる
と、帯電ローラ2に付着している逆帯電トナーは、負に
帯電している感光体ドラム1側にクーロン力を受け、感
光体ドラム1側に移動して付着する。また、帯電ローラ
2に0Vが供給されているので、感光体ドラム1の帯電
圧も0Vに近くなる。なお、帯電ローラ2に0Vを供給
している時間であるが、最低、帯電ローラ2の1周分が
必要である。逆帯電トナーの付着量が多い場合は0Vの
時間を2周分、3周分と増やすことができるのはもちろ
ん可能である。
【0036】逆帯電トナーが付着した感光体ドラム1の
表面は、矢印A方向の回転によって、やがて現像ローラ
5に接する。この時、感光体ドラム1の帯電圧は0Vに
近いので、時刻t2で0Vを供給している電源6は、引
き続き0Vを供給し、不要な現像を避ける。感光体ドラ
ム1上の逆帯電トナーは感光体ドラム1側にクーロン力
を受け、感光体ドラム1に付着し続ける。さらに、感光
体ドラム1の表面は、矢印A方向の回転によって、転写
ローラ8に接する。転写ローラ8には電源9により正電
圧が供給されているので、感光体ドラム1上の逆帯電ト
ナーは、感光体ドラム1側にクーロン力を受け、付着し
続ける。さらに、この感光体ドラム1の表面は、矢印A
方向の回転によって、クリーニングローラ10に接す
る。
【0037】クリーニングローラ10には電源11によ
り負電圧が供給されているので、感光体ドラム1上の逆
帯電トナーはクリーニングローラ10側にクーロン力を
受け、移動して付着する。ところで、電源3は、帯電ロ
ーラ2が1周以上した後、時刻t4で0Vの供給から負
電圧の供給に切り替わる。現像ローラ5に0Vを供給し
ている電源6も、時刻t4から感光体ドラム1が矢印A
方向に回転し、現像ローラ5を通過した後、すなわち、
時刻t5に負電圧を供給するように切り替わる。同様
に、転写ローラ8に正電圧を供給している電源9も、時
刻t4で電源3が負電圧を供給するように切り替わり、
感光体ドラム1が矢印A方向に回転し、転写ローラ8を
通過した後、すなわち、時刻t6に負電圧を供給するよ
うに切り替わる。
【0038】時刻t6まで、転写ローラ8には正電圧が
印加されていたので、感光体ドラム1上に残存していた
負に帯電したトナーの一部は、転写ローラ8に付着して
いた。時刻t6で負電圧が印加されることにより、転写
ローラ8に付着しているこの負帯電のトナーは感光体ド
ラム1側にクーロン力を受け、移動して付着する。その
後、この感光体ドラム1は、負帯電のトナーを付着させ
たまま、矢印A方向に回転する。やがて、この付着部分
は、クリーニングローラ10に接触するが、電源11が
クリーニングローラ10に負電圧を供給しているので、
この負帯電トナーは感光体ドラム1側にクーロン力を受
け、感光体ドラムに付着したままである。
【0039】さらに、矢印A方向の回転によって、帯電
ローラ2に接触するが、電源3が帯電ローラ2に負電圧
を供給しているので、同様に、この負帯電トナーは感光
体ドラム1に付着したままである。さらに、感光体ドラ
ム1は矢印A方向に回転し、この付着部分は現像ローラ
5に時刻t7で接触する。この時、現像ローラに電圧を
供給する電源6は、負電圧の供給から0Vの供給に切り
替わる。それゆえ、感光体ドラム1と現像ローラ5との
間の電界が大きくなり、感光体ドラム1上の負帯電トナ
ーは、現像ローラ5側に大きなクーロン力を受けて移動
し、付着する。現像ローラ5に付着した負帯電トナー
は、現像ローラ5に接触従動する図示せぬ供給ローラ2
0により、掻き取られ、現像器内に回収される。
【0040】また、時刻t6で転写ローラ8に負電圧が
印加されると、感光体ドラム1は負電圧に帯電される。
負電圧に帯電された感光体ドラム1の表面がクリーニン
グローラ10に接触すると、摩擦帯電によりクリーニン
グローラ10に付着している逆帯電トナーは正規の負帯
電に戻り、クーロン力により感光体ドラム1に移動して
付着する。正規帯電に戻ったトナーは、感光体ドラム1
に付着したまま、最終的に現像ローラ5に回収される。
摩擦帯電を行っている時刻t6より、電源9が負電圧の
供給から正電圧の供給に切り替わるまでの時刻t9の時
間は、印刷全体のパフォーマンスが低下しない限り、で
きるだけ長い方が、現像ローラ5に回収する効果があ
る。
【0041】時刻t9で転写ローラ8と接触していた感
光体ドラム1の表面が、クリーニングローラ10に接す
る時刻t10で、電源11は負電圧の供給から正電圧の
供給に切り替わる。時刻t10から、感光体ドラム1が
1回転以上する時間が経過した時刻t11でクリーニン
グが終了し、連続印刷時には、次の印刷動作を行い、印
刷終了時にはモータが停止する。
【0042】以上のように、第2の実施の形態によれ
ば、第1の実施の形態の時刻t6から時刻t7の時間よ
りも長い時間を、時刻t6から時刻t9の時間で得るこ
とが可能なので、より多くの逆帯電トナーを摩擦帯電に
より、正規帯電トナーに戻し現像ローラ5に回収するこ
とが可能となる。また、クリーニングシーケンスは、連
続印刷中のN枚に1回(N:整数)、また、1ページ印
刷しては停止する印刷でも、M枚に1回(M:整数)、
あるページの印刷が終了した時点で挿入することによ
り、印刷全体のパフォーマンスの低下を避けることがで
きる。さらに、逆帯電トナーの発生する割合によって、
Mの値、Nの値を変え、逆帯電トナーを正規帯電トナー
に戻して回収する能力と印刷全体のパフォーマンスの調
整を行うことが可能となる。
【0043】(第3の実施の形態の説明)第3の実施の
形態の各部は、次の構成を除き、第1の実施の形態と同
様の構成を有する。図5は、本実施の形態に係る概略構
成図であり、感光体ドラム1、帯電ローラ2およびクリ
ーニングローラ10のみ示している。図6は、本実施の
形態を説明するクリーニングシーケンスを示すタイムチ
ャートである。帯電ローラ2はその表面の周距離がL1
であり、感光体ドラム1の表面に対する周速比はA1で
ある。クリーニングローラ10はその表面の周距離がL
2であり、感光体ドラム1の表面に対する周速比はA2
である。L1、L2およびA1、A2の関係はL1/A
1=L2/A2である。
【0044】さて、図5、図6を使用し、さらに図2を
参照して動作の説明をする。1ページの印刷が終了する
と、第1の実施の形態にて説明したクリーニングモード
に入る。時刻t3から時刻t4の時間に、帯電ローラ2
に付着していた逆帯電トナーが、クーロン力により感光
体ドラム1の表面に移動して付着する。この感光体ドラ
ム1の表面に付着した逆帯電トナーは、感光体ドラム1
とともに回転移動し、現像ローラ5、転写ローラ8に付
着することなくそのまま通過し、クリーニングローラ1
0に接触する。この逆帯電トナーは、クリーニングロー
ラ10に対してクーロン力を受け、クリーニングローラ
10に移動して付着する。この時、前述したL1/A1
=L2/A2の関係より、帯電ローラ2が1回転して放
出した逆帯電トナーは、丁度、クリーニングローラ10
の1回転で付着することになる。
【0045】時刻t6で、電源9は、転写ローラ8に対
して正電圧の印加から負電圧の印加に切り替わる。この
結果、感光体ドラム1は負に帯電する。負に帯電した感
光体ドラム1の表面がクリーニングローラ10に接する
と、感光体ドラム1とクリーニングローラ10間では放
電が起こらず、クリーニングローラ10に付着している
逆帯電トナーが、摩擦帯電により正規帯電トナーに変わ
り、感光体ドラム1に付着して移動し、時刻t7までに
は、現像ローラ5に接触して回収される。なお、クリー
ニングローラ10上の逆帯電トナーが摩擦帯電により正
規帯電トナーに変わり、現像ローラ5に回収される量
は、時刻t6から時刻t7の時間が充分に長ければ10
0%となるが、通常、印刷速度の関係より、この時間は
限定されるので、逆帯電トナーのある量は、クリーニン
グローラ10に付着したまま時刻t7となり、クリーニ
ング動作は停止することになる。
【0046】次に印刷起動がかかり、印刷動作が開始さ
れると、時刻t10で、帯電ローラ2に電圧を供給する
電源3、現像ローラ5に電圧を供給する電源6およびク
リーニングローラ10に電圧を供給する電源11が、そ
れぞれONとなり、帯電ローラ2には負電圧、現像ロー
ラ5には正電圧、クリーニングローラ10には正電圧が
印加される。クリーニングローラ10に正電圧が印加さ
れると、その表面に付着していた摩擦帯電されなかった
逆帯電トナーが感光体ドラム1側にクーロン力を受け
て、感光体ドラム1の表面に付着する。感光体ドラム1
が矢印A方向に回転すると、この逆帯電トナーも移動
し、帯電ローラ2に接する。
【0047】さて、帯電ローラ2には負電圧が印加され
ているので、感光体ドラム1上の逆帯電トナーは、帯電
ローラ2に移動して付着する。この時、前述したL1/
A1=L2/A2の関係により、クリーニングローラ1
0が1回転して放出した逆帯電トナーは、丁度、帯電ロ
ーラ2の1回転で付着することになる。それゆえ、帯電
ローラ2の表面抵抗が一定となり、結果として感光体ド
ラム1を均一に帯電させることが可能となる。
【0048】以上のように、第3の実施の形態によれ
ば、帯電ローラ2の表面とクリーニングローラ10の表
面の周距離と周速比の関係をL1/A1=L2/A2に
保つことにより、クリーニングモードで正規帯電トナー
に戻らず、クリーニングローラ10に残留していた逆帯
電トナーを、次の印刷で帯電ローラ2に均一に付着さ
せ、帯電ローラの表面抵抗を一定にし、感光体ドラム1
の帯電を均一に行うことが可能となり、高い印刷品質の
画像を得ることができる。
【0049】(第4の実施の形態の説明)第4の実施の
形態の各部は、次の構成を除き、第1の実施の形態と同
様の構成を有する。図7は、本実施の形態に係る概略構
成図であり、感光体ドラム1、帯電ローラ2、クリーニ
ングローラ10のみ示している。図6は、本実施の形態
を説明するクリーニングシーケンスを示すタイムチャー
トである。帯電ローラ2はその表面の周距離がL3であ
り、感光体ドラム1の表面に対する周速比はA3であ
る。クリーニングローラ10はその表面の周距離がL4
であり、感光体ドラム1の表面に対する周速比はA4で
ある。L3、L4およびA3、A4の関係は、B*L3
/A3=L4/A4(B:正の整数) である。
【0050】さて、図7を使用し、さらに図6および図
2を参照して動作の説明をする。1ページの印刷が終了
すると、第1の実施の形態にて説明したクリーニングモ
ードに入る。時刻t3から時刻t4の時間に、帯電ロー
ラ2に付着していた逆帯電トナーが、クーロン力により
感光体ドラム1の表面に移動して付着する。この感光体
ドラム1の表面に付着した逆帯電トナーは、感光体ドラ
ム1とともに移動し、現像ローラ5、転写ローラ8に付
着することなくそのまま通過し、クリーニングローラ1
0に接触する。この逆帯電トナーは、クリーニングロー
ラ10に対してクーロン力を受け、移動して付着する。
【0051】この時、前述したB*L3/A3=L4/
A4(B:正の整数)の関係より、帯電ローラ2が1回
転して放出した逆帯電トナーは、クリーニングローラ1
0の周の1/2、1/3、・・・の部分、すなわち、1
/Bの部分に付着することになる。この結果、クリーニ
ングローラ10の表面に付着する逆帯電トナーは、周方
向に均一に付着しないが、後述する摩擦帯電により、ク
リーニング動作の停止時には、クリーニングローラ10
の周の位置による逆帯電トナー付着量の差は減じられ
る。
【0052】時刻t6で、電源9が、転写ローラ8に対
して正電圧の印加から負電圧の印加に切り替わる。この
結果、感光体ドラム1は負に帯電する。負に帯電した感
光体ドラム1がクリーニングローラ10に接すると、感
光体ドラム1とクリーニングローラ10間では放電が起
こらず、クリーニングローラ10に付着している逆帯電
トナーが、摩擦帯電により正規帯電トナーに変わり、感
光体ドラム1に付着して移動し、最終的に現像ローラ5
に回収される。なお、クリーニングローラ10上の逆帯
電トナーが摩擦帯電により正規帯電トナーに変わり、現
像ローラ5に回収される量は、時刻t6から時刻t7の
時間が充分に長ければ100%となるが、通常、印刷速
度の関係より、この時間は限定されるので、逆帯電トナ
ーのある量は、クリーニングローラ10に付着したまま
時刻t7となり、クリーニング動作は停止する。
【0053】次に印刷起動がかかり、印刷動作が開始さ
れると、時刻t10で、帯電ローラ2に電圧を供給して
いる電源3、現像ローラ5に電圧を供給している電源6
およびクリーニングローラ10に電圧を供給している電
源11が、それぞれONとなり、帯電ローラ2には負電
圧、現像ローラ5には正電圧、クリーニングローラ10
には正電圧が印加される。クリーニングローラ10に正
電圧が印加されると、付着していた摩擦帯電されなかっ
た逆帯電トナーが感光体ドラム1側にクーロン力を受け
て、感光体ドラム1の表面に付着する。感光体ドラム1
が矢印A方向に回転すると、逆帯電トナーも移動し、帯
電ローラ2に接する。
【0054】さて、帯電ローラ2には負電圧が印加され
ているので、感光体ドラム1上の逆帯電トナーは、帯電
ローラ2に移動して付着する。この時、前述したB*L
3/A3=L4/A4(B:正の整数)の関係により、
クリーニングローラ10が1回転して放出した逆帯電ト
ナーは、帯電ローラ2をB回転することになる。それゆ
え、クリーニングローラ10の周の1/Bの部分に付着
した逆帯電トナーは、帯電ローラ2の1周で付着するこ
とになる。それゆえ、帯電ローラ2の表面抵抗が一定と
なり、結果として感光体ドラム1を均一に帯電させるこ
とが可能となる。
【0055】以上のように、第4の実施の形態によれ
ば、帯電ローラ2の表面とクリーニングローラ10の表
面の周距離と周速比の関係をB*L1’/A1’=L
2’/A2’(B:整数)に保つことにより、クリーニ
ングモードで正規帯電トナーに戻らず、クリーニングロ
ーラ10に残留していた逆帯電トナーを、次の印刷で帯
電ローラ002に均一に付着させることができ、感光体
ドラム1の帯電を均一に行うことが可能となり、高い印
刷品質の画像を得ることができる。
【0056】(第5の実施の形態の説明)第5の実施の
形態の各部は、制御部を除き、第1の実施の形態と同様
の構成を有する。図8は、本実施の形態の図示せぬ制御
部による、連続ページ印刷時にNページに1回入るクリ
ーニングシーケンスを示したタイムチャートである。
【0057】連続印刷中、Nページ目の印刷が終了する
と、図8に示すクリーニングシーケンスに入る。時刻t
0から時刻t8までの動作は、図4に示す第2の実施の
形態に係るクリーニングシーケンスと同じである。時刻
t9でクリーニングローラ10に電圧を供給している電
源11は、負電圧の供給から0Vの供給に切り替わる。
時刻t6から時刻t9までは、クリーニングローラ10
に付着している逆帯電トナーを摩擦帯電によって正規帯
電トナーに戻している期間であるから、パフォーマンス
が許す限り、長い期間にすると効果がある。時刻t9
で、クリーニングローラ10に0Vが印加されると、ク
リーニングローラ10上の正規帯電に戻っていない逆帯
電トナーが、感光体ドラム1側にクーロン力を受けて移
動し、付着する。
【0058】ただし、クリーニングローラ10に正電圧
を印加した場合と比較して、感光体ドラム1との間の電
界は弱い。それゆえ、逆帯電トナーの放出量もその分少
なくなる。電源11が0Vを供給している時刻t9から
時刻t11の時間は、最低クリーニングローラ10が1
周する時間を必要とする。感光体ドラム1に付着した逆
帯電トナーは、矢印A方向の回転に伴い、移動し、帯電
ローラ2に接する。電源3は帯電ローラ002に負電圧
を供給しているので、感光体ドラム1上の逆帯電トナー
は、帯電ローラ2側にクーロン力を受けて移動し、付着
する。なお、逆帯電トナーはクリーニングローラ10か
らの放出量が少ないので、付着量も少量となる。
【0059】次に、時刻t11で、クリーニングローラ
10に電圧を供給している電源11は、0Vの供給から
正電圧の供給に切り替わる。それゆえ、感光体ドラム1
との間の電界が強くなり、クリーニングローラ上に残っ
ている逆帯電トナーは、感光体ドラム1側にクーロン力
を受けて移動し、付着する。この逆帯電トナーは、感光
体ドラム1の回転に伴い、帯電ローラ2に接し、帯電ロ
ーラ2側にクーロン力を受けて移動し、付着する。時刻
t10で、転写ローラに電圧を供給している電源9は、
負電圧の供給から正電圧の供給に切り替わり、時刻t1
2でクリーニング動作を終了し、次のページの印刷動作
に入る。
【0060】以上のように、第5の実施の形態によれ
ば、クリーニングローラ10から帯電ローラ2に移動す
る逆帯電トナーの量を一度に移すのではなく、2段階に
分けて移すことにより、連続印刷によって逆帯電トナー
の付着量が多くなっても、帯電ローラ2上に逆帯電トナ
ーを比較的均一に付着させることが可能となり、結果と
して、感光体ドラム1の帯電を均一に行うことが可能と
なり、高い印刷品質の画像を得ることができる。なお、
1ページ印刷であっても、トナー付着量が多いときには
有効である。
【0061】(第6の実施の形態の説明)第6の実施の
形態の各部は、次の構成を除き、第1の実施の形態と同
様の構成を有する。図9は、本実施の形態に係る説明図
であり、図2に示す画像形成装置を矢印G方向にみた、
この画像形成装置内の片側端部のローラの位置関係を模
式的に示している。また、トナーは、供給ローラ20に
よって帯電され、現像ローラ5に供給されている。な
お、シール部21は、供給ローラ20の端部からトナー
が漏れるのを防いでいる。
【0062】各ローラの中心部から端部までの長さは、
帯電ローラ2がLcであり、現像ローラ5がLdであ
り、供給ローラ20がLsであり、クリーニングローラ
10がLlであり、そして転写ローラ8がLtである。
各部のローラの中心部から端部までの長さの関係は、L
d>Ls>Lc=Ll>Ltである。印刷領域は、長さ
Ltより短い領域となる。また、供給ローラ20と帯電
ローラ2の端部の間にはL1の距離があり、シール部2
1と帯電ローラ2の端部の間にはL2の距離がある。
【0063】さて、感光体ドラム1、帯電ローラ2、現
像ローラ5、転写ローラ8、クリーニングローラ10お
よび供給ローラ20は、各々矢印A、B、C、D、Eお
よびFの方向に回転している。感光体ドラム1は帯電ロ
ーラ2よって帯電されるが、帯電ローラ2の存在しない
部分は帯電されない。したがって、感光体ドラム1の距
離L2の部分は帯電されない。供給ローラ20とシール
部21の接合部からは、逆帯電トナーを含む充分に帯電
していないトナーが漏れ出す。しかし、この距離L2の
部分に相当する感光体ドラム1は帯電されていないの
で、逆帯電トナーは現像ローラ5側にクーロン力を受
け、現像ローラ5側に付着したままとなる。
【0064】また、負に帯電したトナーは、帯電してい
ない感光体ドラム1側に移動して付着する。それゆえ、
感光体ドラム1の距離L1に相当する部分に、この負に
帯電したトナーが付着するが、この距離L1の部分に
は、帯電ローラ2もクリーニングローラ10も存在しな
いので、感光体ドラム1に付着したトナーはそれ以上移
動する所がなく、付着したままとなる。感光体ドラム1
に付着する負に帯電したトナー量が増え、トナー電位が
距離L1に相当する現像ローラ5の表面電位に近くなる
と、平衡が保たれ、現像ローラ5からそれ以上の負に帯
電したトナーの移動もなくなる。
【0065】そして、若干の逆帯電トナーおよび負に帯
電したトナーが、感光体ドラム1側に移動し、帯電ロー
ラ2とクリーニングローラ10の存在する長さLc側に
来るが、第1の実施の形態や第2の実施の形態によるク
リーニングシーケンスを実行することにより、感光体ド
ラム1への負に帯電したトナーの付着および帯電ローラ
2への逆帯電トナーの付着を防止することが可能とな
る。
【0066】すなわち、供給ローラ20とシール部21
の接合部から、逆帯電トナーを含む充分に帯電していな
いトナーが漏れだした場合にも、感光体ドラム1に付着
するだけで、帯電ローラ2に付着することがなく、感光
体ドラム1を均一に帯電することが可能となり、良好な
印刷品質を保つことが可能となる。
【0067】(第7の実施の形態の説明)第7の実施の
形態の各部は、次の構成を除き、第1の実施の形態と同
様の構成を有する。図10は、本実施の形態に係る概略
構成図であり、感光体ドラム1、帯電ローラ2、クリー
ニングローラ10および補助ローラ30のみ示してい
る。
【0068】また、クリーニングシーケンスは、図6に
て示す第3または第4の実施の形態によるものとして説
明されるが、掻い摘んで説明する。すなわち、クリーニ
ングシーケンスにより、帯電ローラから取り除かれたト
ナーは、負電圧が印加されているクリーニングローラに
付着するが、クリーニングシーケンス終了後、印刷動作
が開始されると、クリーニングローラに正電圧が印加さ
れ、付着していたトナーは再び感光体ドラムに戻され、
帯電ローラ表面に再付着する。
【0069】ここで、帯電ローラ2の外径をRCとし、
その回転速度をVCとし、補助ローラ30の外径をRA
とし、その回転速度をVAとし、またクリーニングロー
ラ10の外径をRLとし、その回転速度をVLとし、そ
して感光ドラム1の回転速度をVDとする。
【0070】まず、クリーニングシーケンスにより帯電
ローラ2から取り除かれるトナーは、感光体ドラム1上
での周方向における長さをs1とすると、 s1=(π・RC+π・RA・VC/VA)VD/VC … (1) となる。つぎに、このクリーニングシーケンス終了後、
クリーニングローラ10から感光体ドラム1に戻される
トナーは、感光体ドラム1上での周方向における長さを
s2とすると、 s2=(π・RL)VD/VL … (2) となる。
【0071】そこで、s1=s2として、 (RC+RA・VC/VA)/VC=RL/VL … (3) という関係式を得る。すなわち、長さs1と長さs2を
等しくし、帯電ローラ、補助ローラ、クリーニングロー
ラそれぞれの外径およびそれらの回転速度を選定し、式
(3)を満足させる。したがって、帯電ローラ2から取
り除かれるトナーとクリーニングローラ10から感光体
ドラム1に戻されるトナーを同じにすることにより、帯
電ローラ2上のトナーは、均一に再付着させることがで
きる。
【0072】以上のように、第7の実施の形態によれ
ば、クリーニングシーケンス終了後、クリーニングロー
ラ10から感光体ドラム1に戻されるトナーが帯電ロー
ラ2に均一に再付着するので、トナーの付着むらによる
感光体ドラム1の帯電ばらつきが発生せず、感光ドラム
を均一に帯電させることができる。
【0073】(第8の実施の形態の説明)第8の実施の
形態の各部は、各電源および制御部を除き、第1の実施
の形態と同様の構成を有する。図11は、本実施の形態
における各部の電圧制御を行うブロック図である。この
制御部には、印刷枚数をカウントして記憶するドラムカ
ウンタメモリ42、ドラムカウンタメモリ42からデジ
タル信号で出力されるカウント信号をアナログ信号に変
換して出力するD/Aコンバータ43、D/Aコンバー
タ43のアナログ信号に応じて所定電圧の供給時間を選
択する選択信号を出力する電源制御回路44、選択信号
に応じて選択された供給時間に電圧を各ローラに供給す
る各電源45、およびドラムカウンタメモリ42の記憶
内容をクリアするリセットスイッチ41が含まれる。こ
こでは、所定電圧を0Vとする。図12は、印刷枚数と
帯電ローラに印加する時間との関係を示す説明図であ
る。また、クリーニングシーケンスは、図4にて示す第
2の実施の形態によるものとする。
【0074】さて、ドラムカウンタメモリ42は、印刷
枚数が0枚から3000枚まではカウント信号a1を出
力する。このカウント信号a1は、D/Aコンバータ4
3でデジタル信号からアナログ信号に変換され、このア
ナログ信号a2を受け取った電源制御回路44は、0V
の電圧を供給する供給時間T1を選択する電源制御信号
a3を各電源45に出力する。この電源制御信号a3を
受け取った各電源45は、図12に示すように、たとえ
ば、クリーニングシーケンスの帯電ローラ2に、時間T
1だけ0Vを供給する。同様にして、ドラムカウンタメ
モリ42は、印刷枚数が3000枚から6000枚まで
はドラムカウント信号b1を出力し、電源制御回路44
は、0Vの電圧を供給する供給時間2×T1を選択する
電源制御信号b3を各電源45に出力し、各電源45
は、図12に示すように、たとえば、クリーニングシー
ケンスの帯電ローラ2に、時間2×T1だけ0Vを供給
し、印刷枚数が6000枚を越えると、図12に示すよ
うに、クリーニングシーケンスの帯電ローラ2に、時間
3×T1だけ0Vを供給する。
【0075】なお、このクリーニングシーケンスで、帯
電ローラの電圧を0Vにする時間を延ばすということ
は、そのタイミングでの各電源により供給される電圧
を、同じ時間だけそのままのばすことである。つまり図
4において、電源制御回路44は各電源に対し、時刻t
3での各電源の電圧をそのまま維持するように制御を行
う。また、感光体ドラム1を交換したときは、リセット
スイッチ41を操作して、ドラムカウンタメモリ41の
記憶内容をクリアする。さらに、ここでは帯電ローラの
電圧を0Vにする時間を3×T1以下とし、たとえばク
リーニングシーケンスを連続印字10枚後に行うことに
しても、11枚目を印字するまでの時間があまり長い時
間にならないように設定したが、なお、印字枚数に対す
る帯電ローラを0Vにする時間は、プリンタの印刷速
度、トナーや帯電ローラの材質などにより、適宜に設定
すればよい。
【0076】以上のように、第8の実施の形態によれ
ば、帯電ローラに印加する電圧を0Vにする時間を印刷
枚数に応じて変化させるので、帯電ローラに付着するト
ナーの付着量が多くなっても、効率良く取り除くことが
でき、トナーフィルミングによる帯電不良を防止するこ
とができる。
【0077】(第9の実施の形態の説明)第9の実施の
形態の各部は、帯電ローラに電圧を印加する電源および
制御部を除き、第1の実施の形態と同様の構成を有す
る。図13は、本実施の形態における各部の電圧制御を
行うブロック図である。この制御部には、印刷枚数をカ
ウントして記憶するドラムカウンタメモリ42、ドラム
カウンタメモリ42からデジタル信号で出力されるカウ
ント信号をアナログ信号に変換して出力するD/Aコン
バータ43、D/Aコンバータ43のアナログ信号に応
じて供給電圧を選択する選択信号を出力する電源制御回
路46、選択信号に応じて選択された供給電圧を帯電ロ
ーラ2に供給する電源47、およびドラムカウンタメモ
リ42の記憶内容をクリアするリセットスイッチ41が
含まれる。図14は、印刷枚数と帯電ローラに印加する
電圧との関係を示す説明図である。また、クリーニング
シーケンスは、図4にて示す第2の実施の形態によるも
のとする。
【0078】さて、ドラムカウンタメモリ42は、印刷
枚数が0枚から3000枚まではカウント信号d1を出
力する。このカウント信号d1は、D/Aコンバータ4
3でデジタル信号からアナログ信号に変換され、このア
ナログ信号d2を受け取った電源制御回路44は、0V
の電圧を選択する電源制御信号d3を電源47に出力す
る。この電源制御信号d3を受け取った電源47は、図
14に示すように、クリーニングシーケンスの帯電ロー
ラ2に、電圧0Vを供給する。同様にして、ドラムカウ
ンタメモリ42は、印刷枚数が3000枚から6000
枚まではドラムカウント信号e1出力し、電源制御回路
44は、+250Vの電圧を選択する電源制御信号e3
を電源47に出力し、電源47は、図14に示すよう
に、クリーニングシーケンスの帯電ローラ2に、電圧+
250Vを供給し、印刷枚数が6000枚を越えると、
図14に示すように、クリーニングシーケンスの帯電ロ
ーラ2に、電圧+500Vを供給する。
【0079】また、感光体ドラム1を交換したときは、
リセットスイッチ41を操作して、ドラムカウンタメモ
リ41の記憶内容をクリアする。さらに、ここでは印加
電圧を+500v以下とし、感光体ドラムの帯電量に影
響を与えないように設定したが、なお、印字枚数に対す
る帯電ローラの電圧は、プリンタの印刷速度、トナーや
帯電ローラの材質などにより、適宜に設定すればよい。
【0080】以上のように、第9の実施の形態によれ
ば、帯電ローラに印加する電圧を印刷枚数に応じて変化
させるので、帯電ローラに付着するトナーの付着量が多
くなっても、効率良く取り除くことができ、トナーフィ
ルミングによる帯電不良を防止することができる。
【0081】(第10の実施の形態の説明)第10の実
施の形態の各部は、各電源および制御部を除き、第1の
実施の形態と同様の構成を有する。図15は、本実施の
形態における各部の制御を行うブロック図である。この
制御部には、画像形成装置に設置されたトナータンク内
のトナー残量をトナーセンサ51により検出し、トナー
交換のメッセージをオペレートパネル52に表示させ、
またオペレートパネル52と信号の送受を行って印刷動
作を制御する印刷制御回路53、印刷制御回路53から
出力されるデジタル信号をアナログ信号に変換して出力
するD/Aコンバータ54、D/Aコンバータ54のア
ナログ信号に応じて供給電圧を選択する選択信号を出力
する電源制御回路55、選択信号に応じて選択された供
給電圧を各部に供給する各電源56が含まれる。図16
は、印刷枚数と感光ドラム上の逆帯電トナー量との関係
を示す説明図である。
【0082】さて、トナー残量を検出するトナーセンサ
ー51は、トナーが一定量以下になると、トナーロー信
号S0を印刷制御回路53に出力する。印刷制御回路5
3は、オペレートパネル52に表示信号S00を出力
し、トナー交換を告げるメッセージを表示させ、その
後、クリーニングページ印刷を行うシーケンスルーチン
に入る。なお、このシーケンスルーチンは、トナーを交
換した後、クリーニングローラに負電圧を印加して感光
体ドラムを帯電させ、帯電ローラに0Vまたは正電圧を
印加して逆帯電トナーを放出させ、露光させずに、転写
ローラに負電圧を印加して印刷用紙に転写する、クリー
ニングページ印刷を行う動作である。
【0083】そこで、オペレータがトナー交換を行う
と、トナーセンサー51から、トナーが満たされたとい
う交換完了信号S1が印刷制御回路53に送られるの
で、印刷制御回路53は、表示信号S11をオペレート
パネル52に出力し、クリーニングページ印刷を行い、
通常印刷できない状態になっていることをオペレータに
知らせる。そして、オペレートパネル52からクリーニ
ングページ印刷を行う実行信号S2が出力されると、印
刷制御回路53からデジタル信号S3がD/Aコンバー
タ54に出力される。D/Aコンバータ54でデジタル
信号からアナログ信号に変換された実行信号S4を受け
取った電源制御回路55は、電源制御信号S5を各電源
56に出力し、印刷制御回路53により印刷動作を制御
して前記クリーニングページ印刷を実行する。
【0084】なお、このクリーニングページ印刷を前述
の各実施の形態に組み合わせると、効果的にクリーニン
グを行うことができる。また、クリーニングページ印刷
に際し、帯電ローラの電圧を0Vにする時間を充分長く
とるとよい。たとえば、第8の実施の形態にて説明した
時間T1を5×T1以上にすると、帯電ローラから逆帯
電トナーをより良く取り除くことが確認できた。さら
に、クリーニングページ印刷を一定の印刷枚数毎、例え
ば1000枚毎に実行するようにすれば、より効果的に
トナーを除去できる。
【0085】以上のように、第10の実施の形態によれ
ば、通常より長い時間のクリーニングシーケンスを有
し、帯電ローラに付着したトナー量が多くとも、帯電ロ
ーラからトナーを十分に取り除き、さらに印刷用紙に吐
き出して画像形成装置外へ排出することができるので、
帯電ローラに再びトナーが付着することがなく、トナー
を高率良く取り除くことができ、トナーフィルミングに
よる帯電不良を防止することができる。また、通常より
長いクリーニングシーケンスを行うので、交換したトナ
ーをトナータンク内で充分撹拌することができ、用紙全
体にわたって良好な印字を行うことができる。
【0086】
【発明の効果】本発明は、印刷時に帯電する第1の極性
に対し逆の第2の極性に帯電したトナーを付着している
ローラに前記第1の極性で第1の電圧を印加し、該ロー
ラと接触しつつ移動する感光体表面を、前記第1の極性
で前記第1の電圧よりも基準電位に近い第2の電圧に帯
電し、該ローラの第2の極性のトナーを第1の極性のト
ナーに変換するものである。
【0087】また、感光体表面を移動させ、帯電ローラ
で感光体表面を帯電し、露光装置で潜像を書き込み、現
像ローラで潜像にトナーを付着し、転写ローラでトナー
を媒体に転写し、そしてクリーニングローラで感光体表
面に残存するトナーをクリーニングする画像形成装置の
トナークリーニング方法において、感光体表面の移動に
応じて各ローラに所定の電圧を印加し、クリーニングロ
ーラに付着したトナーを感光体表面に付着させ、感光体
表面にトナーを付着させたまま帯電ローラを通過させ、
感光体表面に付着させたトナーを現像ローラで回収し、
帯電ローラに付着したトナーを感光体表面に付着させ、
感光体表面に付着させたまま現像ローラ及び転写ローラ
を通過させ、クリーニングローラでこのトナーの極性を
反転し、または転写ローラに付着したトナーを感光体表
面に付着させ、感光体表面に付着させたままクリーニン
グローラおよび帯電ローラを通過させ、感光体に付着さ
せたトナーを現像ローラで回収するものである。
【0088】したがって、クリーニングが充分に行わ
れ、印刷品質向上が図れる。また、帯電容量の少ないト
ナーを使用した場合、単位時間当たりの帯電ローラに付
着する逆帯電トナー量が多くなるが、この逆帯電トナー
を充分に除去することができる。
【0089】また、クリーニングシーケンス後に印刷し
ても、未転写トナーなど転写ローラに付着していたトナ
ーは、印刷時に用紙裏側に付着せず、汚れが発生しな
い。また、クリーニングシーケンス終了後、一旦クリー
ニングシーケンスにより取り除かれたトナーは、再び帯
電ローラに均一に付着し、トナーの付着量の違いにより
感光ドラムの帯電量が変化し、濃淡模様を発生させてし
まうというこはなくなる。また、帯電ローラと補助ロー
ラとの電位差が大きくなくとも、帯電ローラに付着した
トナーを移動させて充分に取り除くことができるので、
印刷を繰り返すうちに、帯電ローラ表面に付着したトナ
ーがつぶれてトナーフィルミングが発生し、帯電ローラ
表面にトナーの絶縁層を形成することがなくなり、感光
ドラムを一定電位に帯電できなくなって、帯電不良を起
こしてしまうということもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るクリーニングシーケン
スを示すタイムチャートである。
【図2】画像形成装置を説明する概略構成図である。
【図3】従来のクリーニングシーケンスを示すタイムチ
ャートである。
【図4】第2の実施の形態に係るクリーニングシーケン
スを示すタイムチャートである。
【図5】第3の実施の形態に係る概略構成図である。
【図6】第3または第4の実施の形態に係るクリーニン
グシーケンスを示すタイムチャートである。
【図7】第4の実施の形態に係る概略構成図である。
【図8】第5の実施の形態に係るクリーニングシーケン
スを示すタイムチャートである。
【図9】第6の実施の形態に係る説明図である。
【図10】第7の実施の形態に係る概略説明図である。
【図11】第8の実施の形態に係るブロック図である。
【図12】印刷枚数と帯電ローラに印加する時間との関
係を示す説明図である。
【図13】第9の実施の形態に係るブロック図である。
【図14】印刷枚数と帯電ローラに印加する電圧との関
係を示す説明図である。
【図15】第10の実施の形態に係るブロック図であ
る。
【図16】印刷枚数と逆帯電トナー量との関係を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電ローラ 4 静電潜像書き込み装置 5 現像ローラ 8 転写ローラ 10 クリーニングローラ 12 印刷用紙 3、6、9、11 電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水谷 孝夫 東京都港区芝浦4丁目11番地22号 株式 会社沖データ内 (72)発明者 礒田 雅夫 東京都港区芝浦4丁目11番地22号 株式 会社沖データ内 (56)参考文献 特開 平8−328440(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/16 - 15/16 103 G03G 21/10 - 21/12 G03G 15/02 - 15/02 103

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、該像担持体にトナーを供給
    して現像する現像部と、前記像担持体に接触し画像形成
    期間にその表面を一様に帯電するとともに、前記像担持
    体の表面に発生した残留トナーのうち前記画像形成期間
    に前記像担持体が帯電される極性とは異なる極性に帯電
    した逆帯電トナーを蓄積する帯電ローラと、前記像担持
    体に接触しその表面を清掃するクリーニングローラとを
    有する画像形成装置のトナークリーニング方法におい
    て、 前記帯電ローラの表面に蓄積された前記逆帯電トナーが
    像担持体側へ移動する電位差を前記帯電ローラと前記像
    担持体との間に与え、 前記像担持体の表面に移動した逆帯電トナーが前記像担
    持体の回転に伴って前記現像部を通過するとき、前記逆
    帯電トナーが像担持体側に保持される電位差を前記像担
    持体と前記現像部との間に与え、 前記現像部を通過した前記逆帯電トナーが前記像担持体
    の回転に伴って前記クリーニングローラに達したとき、
    前記像担持体表面と前記クリーニングローラとの間の摩
    擦により前記逆帯電トナーの極性を変換し、 該極性が変換されたトナーを前記現像部で回収すること
    を特徴とする画像形成装置のトナークリーニング方法。
  2. 【請求項2】 感光体表面を移動させ、帯電ローラで感
    光体表面を帯電し、露光装置で潜像を書き込み、現像ロ
    ーラで潜像にトナーを付着し、転写ローラでトナーを媒
    体に転写し、そしてクリーニングローラで感光体表面に
    残存するトナーをクリーニングする画像形成装置のクリ
    ーニング方法において、 感光体表面の移動に応じて各ローラに所定の電圧を印加
    し、 クリーニングローラに付着したトナーを感光体表面に付
    着させ、感光体表面にトナーを付着させたまま帯電ロー
    ラを通過させ、感光体表面に付着させたトナーを現像ロ
    ーラで回収し、 帯電ローラに付着したトナーを感光体表面に付着させ、
    感光体表面に付着させたまま現像ローラ及び転写ローラ
    を通過させ、クリーニングローラでこのトナーの極性を
    反転させたのち、現像ローラで回収し、 転写ローラに付着したトナーを感光体表面に付着させ、
    感光体表面に付着させたままクリーニングローラおよび
    帯電ローラを通過させ、感光体に付着させたトナーを現
    像ローラで回収することを特徴とする画像形成装置のト
    ナークリーニング方法。
  3. 【請求項3】 請求項において、1ページ印刷終了す
    る毎にクリーニングを行う画像形成装置のトナークリー
    ニング方法。
  4. 【請求項4】 請求項において、複数ページ印刷終了
    する毎にクリーニングを行う画像形成装置のトナークリ
    ーニング方法。
  5. 【請求項5】 請求項において、帯電ローラおよびク
    リーニングローラそれぞれの周距離をL1およびL2と
    し、感光体表面の移動に対するそれぞれの周速比をA1
    およびA2として、L1/A1=L2/A2であると
    し、または帯電ローラおよびクリーニングローラそれぞ
    れの周距離をL3およびL4とし、感光体表面の移動に
    対するそれぞれの周速比をA3およびA4として、B・
    L3/A3=L4/A4(B:正の整数)である画像形
    成装置のトナークリーニング方法。
  6. 【請求項6】 請求項において、クリーニングローラ
    でトナーの極性を反転しきれなかったトナーは、その
    後、クリーニングローラの電圧を段階的に変化させてこ
    の変化毎に感光体に戻し、帯電ローラに付着させる画像
    形成装置のトナークリーニング方法。
  7. 【請求項7】 請求項において、感光体または各ロー
    ラの中心から端部までの長さを、それぞれ現像ローラは
    Ld、供給ローラはLs、帯電ローラはLc、クリーニ
    ングローラはLl、転写ローラはLt、として、Ld>
    Ls>Lc=Ll>Ltである画像形成装置のトナークリ
    ーニング方法。
  8. 【請求項8】 請求項において、帯電ローラに接触
    し、帯電ローラと同一電圧を供給される補助ローラを設
    け、帯電ローラ、補助ローラおよびクリーニングローラ
    の外径および速度を、それぞれRC、VC、RA、V
    A、RLおよびVLとし、感光体表面の速度をVDとし
    て、(RC+RA・VC/VA)/VC=RL/VLで
    ある画像形成装置のトナークリーニング方法。
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