JP3498980B2 - 磁気共鳴イメージング用スキャン位置決め方法及び磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング用スキャン位置決め方法及び磁気共鳴イメージング装置

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JP3498980B2 JP22884093A JP22884093A JP3498980B2 JP 3498980 B2 JP3498980 B2 JP 3498980B2 JP 22884093 A JP22884093 A JP 22884093A JP 22884093 A JP22884093 A JP 22884093A JP 3498980 B2 JP3498980 B2 JP 3498980B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、大部分のMRI(磁
気共鳴イメージング)において実施されているスキャン
位置決めに係り、とくに、予め準備される、被検体の異
なるスライス位置を撮影した複数枚の断層像から成る3
次元画像データに基づいて、位置決め後の本スキャン時
に得られるであろう画像を予測でき、且つ、事前に確認
できるようにした磁気共鳴イメージング用スキャン位置
決め方法及び磁気共鳴イメージング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、MRIにおける位置決めスキャン
には、投光器を用いる方法や、位置決め用の基準画像を
用いる方法が知られている。この内、基準画像を用いる
方法には、1枚の基準画像を使って位置決めする1枚位
置決めや、2枚の基準画像を使って位置決めする2位置
決めがある。
【0003】1枚位置決めスキャンでは図18に示すよ
うに、1枚の断層像(例えばアキシャル像)を基準画像
とし、この基準画像上に線状のROI(関心領域):R
aを使って任意の直線位置を指定することで、その直線
位置を通り且つ基準画像に垂直なスライス面を指定でき
る一方、上記スライス面と並行となるスライス位置を指
定することで、そのスライス面に並行な撮影を指定でき
る。なお、ここでの直線状の関心領域は、直線位置を指
定できるものを言い、例えば細長い矩形の関心領域を含
む。
【0004】また、2枚位置決めスキャンでは、図19
に示すように、第1、第2の2枚の並行な断層像(例え
ばアキシャル像)を基準画像とし、第1画像、第2画像
の各々に線状のROI:Rb,Rcにより直線位置を指
定することで、撮影時のスライス面は2つのROI:R
b,Rcを結んだ断面となる。つまり、2枚の並行な第
1、第2画像からあらゆる方向にスライスできる位置決
めである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た1枚位置決め及び2枚位置決めのいずれにおいても、
位置決めのときにオペレータが目視により確認できる部
分は実際の撮影時のスライス面の端部だけであって、実
際に撮影するスライス面を予め見ることはできない。こ
のため、オペレータは例えば、図19(a)(b)にお
けるROI:b,c間の像は勘に頼らなければならない
など、全く推定の域を出ない程度の勘に頼って位置決め
することになる。したがって、病変部の位置がずれてい
るなど、撮影結果によっては再度位置決めを行って撮影
を行う必要が生じるから、撮影作業の能率低下という状
況をしばしば生じていた。このような作業能率の低下を
防止するには、オペレータの位置決めの技量に相当の経
験と熟練が必要であった。
【0006】さらに、上述した従来手法による位置決め
の際、撮影時におけるスライス面の位置は関心領域によ
り直接表示されるとしても、その角度がイラスト的に表
示される訳では無いから、そのスライス角度を正確に設
定することは非常に難しかった。
【0007】この発明は、このような従来方法の問題に
鑑みてなされたもので、実際に撮影されるスライス面を
相当な高精度さをもって予測でき、スライス面の位置決
めの良否を事前に確認できるようにすることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る磁気共鳴イメージング用スキャン位
置決め方法の一態様によれば、被検体の診断部位の予め
準備された複数枚の断層像のデータから成る3次元画像
データを用いてスキャン位置を決めるスキャン位置決め
方法が提供される。このスキャン位置決め方法は、外部
からの入力に応じて前記3次元画像データを用いて2枚
互いに直交する参照画像を設定する参照画像設定ステ
ップと、外部からの入力に応じて前記2枚の参照画像を
表示する参照画像表示ステップと、前記2枚の表示され
た参照画像それぞれに線状ROIを各別に設定するRO
I設定ステップと、前記2枚の参照画像上に設定された
前記2本の線状ROIの位置を同時に通る断面の画像デ
ータを前記3次元画像データから編集する断面編集ステ
ップと、この編集した画像データを前記スキャン位置
おける磁気共鳴イメージングの予測画像として表示する
予測画像表示ステップとを含むことを特徴とする。
【0009】好適には、前記予測画像が表示された後、
その予測画像が所望スライス面の画像であるか否かの判
断を入力させる画像判断ステップと、この画像判断ステ
ップにおいて所望スライス面の画像であるとの判断が入
力されたとき、前記予測画像に相当する診断部位の位置
をスキャン計画に提供するステップと更に含む。
【0010】さらに、前記画像判断ステップにおいて前
記予測画像が所望スライス面の画像ではないとの判断が
入力されたとき、前記参照画像設定ステップに位置決め
処理を戻すステップを更に含むようにしてもよい。
【0011】また、本発明の係る磁気共鳴イメージング
スキャン位置決め方法の別の態様によれば、被検体の
診断部位の予め準備された複数枚の断層像のデータから
成る3次元画像データを用いてスキャン位置を決めるス
キャン位置決め方法が提供され、この方法は、前記複数
枚の断層像の中の1枚の断層像を基準画像として設定す
る基準画像設定ステップと、前記基準画像を表示する基
準画像表示ステップと、外部からの入力に応じて前記基
準画像上で2つの互いに直交する第1の線状ROIを設
定する第1のROI設定ステップと、前記2つの第1の
線状ROIそれぞれを各別に通り且つ前記基準画像に直
交する2枚の断面の画像データを前記3次元画像データ
から各別に編集する第1の断面編集ステップと、この編
集した2枚の断面の画像データを参照画像として各別に
表示する参照画像表示ステップと、外部からの入力に応
じて前記2枚の参照画像それぞれに第2の線状ROIを
設定する第2のROI設定ステップと、前記2つの第2
の線状ROIの位置を同時に通る断面の画像データを前
記3次元画像データから編集する第2の断面編集ステッ
プと、この編集した断面の画像データをスキャン位置
おける磁気共鳴イメージングの予測画像として表示する
予測画像表示ステップとを含むことを特徴とする。
【0012】上記構成において、好適にはさらに、前記
2つの第2の線状ROIの位置を同時に通る断面に捩じ
れが在るか否かを判断する捩じれ判断ステップと、この
判断ステップにおいて断面の捩れが無いと判断されたと
きに、前記第2の断面編集ステップに処理を移行させる
ステップと更に含む。
【0013】また、前記予測画像が表示された後、その
予測画像が所望スライス面の画像であるか否かの判断を
入力させる画像判断ステップと、この判断ステップにお
いて所望スライス面の画像であるとの判断が入力された
とき、前記予測画像に相当する診断部位の位置をスキャ
ン計画に提供するステップとを更に含むようにしてもよ
い。
【0014】さらに好適には、前記画像判断ステップに
おいて前記予測画像が所望スライス面の画像ではないと
の判断が入力されたとき、前記基準画像設定ステップに
位置決め処理を戻すステップを更に含む。
【0015】一方、この発明の磁気共鳴イメージング装
置の一態様によれば、被検体の診断部位の予め準備され
た複数枚の断層像のデータから成る3次元画像データを
用いてスキャン位置を決めるように構成される磁気共鳴
イメージング装置が提供される。この磁気共鳴イメージ
ング装置は、前記複数枚の断層像の中の1枚の断層像を
基準画像として設定する基準画像設定手段と、前記基準
画像を表示する第1の表示手段と、前記基準画像上で
つの互いに直交する第1の線状ROIを設定する第1の
ROI設定手段と、前記2つの第1の線状ROIそれぞ
れを各別に通り且つ前記基準画像に直交する2枚の断面
の画像データを前記3次元画像データから各別に編集す
る第1の画像データ編集手段と、この編集した2枚の断
面の画像データを参照画像として各別に表示する第2の
表示手段と、前記2枚の参照画像それぞれに第2の線状
ROIを設定する第2のROI設定手段と、前記2つの
第2の線状ROIの位置を同時に通る断面の画像データ
を前記3次元画像データから編集する第2の画像データ
編集手段と、この編集した断面の画像データをスキャン
位置における磁気共鳴イメージングの予測画像として表
示する第3の表示手段とを含むことを特徴とする。
【0016】この磁気共鳴イメージング装置は、例え
ば、前記2つの第2の線状ROIを通る断面に捩じれが
在るか否かを判断する捩じれ判断手段と、この捩れ判断
手段により断面の捩れが無いと判断されたときに、前記
第2の画像データ編集手段を機能させる手段と更に含む
ことができる。
【0017】さらに、この構成において、前記予測画像
が表示された後、その予測画像が所望スライス面の画像
であるか否かを判断する画像判断手段と、この画像判断
手段により所望スライス面の画像であると判断されたと
き、前記予測画像に相当する診断部位の位置をスキャン
計画に提供する手段とを更に含むようにしてもよい。
【0018】また、本発明に係る磁気共鳴イメージング
の別の態様によれば、被検体の診断部位の予め準備され
た複数枚の断層像のデータから成る3次元画像データを
用いてスキャン位置を決めるように構成される磁気共鳴
イメージング装置が提供され、この装置は、前記3次元
画像データを用いて2枚の互いに直交する参照画像を設
定する参照画像設定手段と、前記2枚の参照画像を表示
する参照画像表示手段と、前記2枚の表示された参照画
像それぞれに線状ROIを各別に設定するROI設定手
段と、前記2枚の参照画像上に設定された前記2本の線
状ROIを通る断面の画像データを前記3次元画像デー
タから編集する断面編集手段と、この編集した画像デー
タを前記スキャン位置における磁気共鳴イメージング
予測画像として表示する予測画像表示手段とを備える。
【0019】
【作用】この発明に係るスキャン位置決め方法の一態様
によれば、被検体の診断部位の複数枚の断層像データか
ら成る3次元画像データが予め準備されており、この3
次元画像データがスキャン位置決めに用いられる。具体
的には、その3次元画像データを用いて2枚の互いに直
交する画像が参照画像として設定され、表示される。さ
らに、この2枚の表示された参照画像のそれぞれに線状
ROIが各別に、つまり合計2つの線状ROIが設定さ
れる。次いで、この2つの線状ROIを同時に通る断面
の画像データが3次元画像データから編集される。その
編集した断面の画像データがスキャン位置における磁気
共鳴イメージングの予測画像として表示される。
【0020】これにより、スキャン時に撮影されるであ
ろう画像を事前に目視で観察できるから、その予測画像
で良いときは、予測画像の断面位置に基づいてスキャン
計画を立てることができる。
【0021】また、この発明に係るスキャン位置決め方
法の別の態様においても、被検体の診断部位の複数枚の
断層像データから成る3次元画像データが予め準備され
ており、この3次元画像データがスキャン位置決めに用
いられる。具体的には、複数枚の断層像の中の1枚の断
層像が基準画像として設定され、その基準画像が表示さ
れる。この後、その表示された基準画像上において2つ
互に直交する第1の線状ROIが指定され、この2つ
の線状ROIと上記基準画像が直交する2つの断面の画
像データが3次元画像データから編集され、この編集し
た2つの断面の画像データが参照画像として個別に表示
される。しかる後、その表示された2つの参照画像それ
ぞれにおいて第2の線状ROIが個別に指定され、この
2つの第2の線状ROIを同時に通る断面の画像データ
が3次元画像データから編集され、この編集した画像デ
ータがスキャン位置における磁気共鳴イメージングの予
測画像として表示される。
【0022】このように、2枚の互いに直交する参照画
像上の2つの線状ROIを同時に通る任意の傾斜の断面
(但し、捩じれが無い断面)の位置を指定しながら、そ
の断面を実際にスキャンしたとき、どのような像が得ら
れるのかについて、情報量は若干低下するものの、相当
の確かさをもって事前に確認でき、スキャンの位置決め
を効率良く行うことができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0024】(第1実施例) 第1実施例を図1〜図6に基づき説明する。
【0025】図1に示す磁気共鳴イメージング装置は、
静磁場発生用の磁石部と、静磁場に位置情報を与えるた
めに傾斜磁場発生用の傾斜磁場部と、磁気励起及びNM
R信号受信のための送・受信部と、制御・演算部とを機
能的に有する。
【0026】具体的には、磁石部は、例えば超電導方式
の磁石1と、この磁石1に電流を供給する静磁場電源2
とを備え、被検体Pが入る開口部のz軸方向に静磁場H
0を発生させる。また、傾斜磁場部は、磁石1に組み込
まれたx,y,z方向の3対の傾斜磁場コイル4…4
(その一部のみ図示)と、これらの傾斜磁場コイル4…
4に電流を供給する駆動回路5及び傾斜磁場制御装置6
から成る傾斜磁場電源とを備える。傾斜磁場制御装置6
は、メインの制御装置7から供給されるパルスシーケン
スに応じて駆動回路5を作動させる。これにより、イメ
ージング用の位置情報を付与するため、静磁場Hに線
形磁場を重畳させて、傾斜磁場が形成される。送・受信
部は、磁石1の開口部内で、被検体Pに対向して配設さ
れる送信コイル8a及び受信コイル8bと、この送信コ
イル8a及び受信コイル8bに個々に接続された送信機
9及び受信機10とを備える。送信機9は、NMRを励
起するための高周波パルスを制御装置7の指令の基に発
生する。受信機10は、コイル8bで得られたNMR信
号を検波・増幅し、そのNMR信号を制御装置7の指令
の基に記憶装置11に送る。
【0027】さらに、制御・演算部は、送信機9、受信
機10、及び傾斜磁場制御装置6に接続された制御装置
7と、NMR信号を記憶する記憶装置11と、制御装置
7に動作指令を与えると共に、記憶装置11の記憶信号
を加工処理する演算装置12と、表示用の表示装置13
とを備える。演算装置12には、キーボードなどの入力
器14が接続されている。演算装置12は、取り込んだ
NMR信号をフーリエ変換などを含む膨大な量の演算処
理にかけて、画像データを生成する。この画像データは
必要に応じて表示装置13にて表示される。
【0028】なお、記憶装置11には、位置決めから本
スキャンまでを制御可能な図2記載の手順が固定データ
の一つとして格納されており、その手順がシステムの起
動と共に、演算装置12のワークエリアに呼び込まれ、
その処理が開始される。
【0029】次に、本実施例の作用効果を図2〜図5に
基づき説明する。
【0030】まず、患者さんのセットアップや登録が終
了し、システムが起動すると、図2に示した処理が演算
装置12で開始される。
【0031】図2のステップ20では、最初に、例えば
マルチスライス撮影の指令が制御装置7に送られ、この
制御装置7から指令されるパルスシーケンスによって、
患部の異なる複数の位置を連続的にスライスした断層像
IM1…IMnが図3の如く得られる。つまり、位置決め
のための、患部の3次元画像データが得られる。
【0032】次いで、ステップ21では、複数の断層像
IM1…IMnの中の1枚の断層像IMiが位置決めのた
めの基準画像として指定される。この指定は、オペレー
タが入力器14を介して指定する位置情報を元にしてな
されるが、予め設定した位置の断層像(例えば先頭位置
の断層像IM1)を基準画像に指定するようにしてもよ
い。次いでステップ22の処理に移行し、指定された基
準画像IMiが表示装置13のTVモニタ上に、例えば
図4(a)のように表示される。
【0033】そこで、ステップ23では、オペレータが
入力器14から2つの線状のROI(関心領域):R
d,Re(本発明の第1の線状ROIに対応)を与える
ことにより、TVモニタの画像上に2つの直線状の位置
が例えば図4(b)の如く指定される。ここで、線状の
ROI:Rd,Reの内、一方のROI:Rdはオペレ
ータから見て基準画像IMiの横方向の断面を指定し、
他方のROI:Reは先のROI:Rdに直交する縦方
向の断面を指定している。しかし、この2つのROI:
Rd,Reは互いに斜めになるように指定してもよい。
【0034】次いでステップ24に移行し、演算装置1
2は、ROI:Rd,Reで指定された直線位置を通っ
て基準画像IMiに直交する2つの断面を想定し、その
2つの断面を形成する各画素に対応する画像データを前
述した3次元画像データから夫々編集する。次いでステ
ップ25では、ステップ24で編集した2つの直交断面
の画像データが横断面像IMx,縦断面像IMy(本発
明の参照画像に相当する)として図4(c)の如く個別
に分割表示される。
【0035】次いでステップ26に移行し、上記横断面
像IMx,縦断面像IMy上に細長い矩形のROI:R
f,Rg(本発明の第2の線状ROIに対応)がオペレ
ータから図4(d)の如く各々指定される。つまり、オ
ペレータは横断面像IMx及び縦断面像IMyを目視し
ながら、ROI:Rf,Rgを通る断面がスキャンした
い断面となるように、それらの直線位置を指定すること
になる。
【0036】次いでステップ27では、ROI:Rf,
Rgを通る断面に捩じれがあるか否かが判断される。捩
じれが有る場合には、さらにステップ28において、捩
じれがあって後述する画像データの収集ができない旨の
表示がなされる。この場合には、再びステップ26に戻
ってROI:Rf,Rgを再設定することになる。
【0037】上記捩じれが無い場合には、次いでステッ
プ29に移行する。ステップ29では、ステップ26で
設定された2つのROI:Rf,Rgの直線位置を共に
通過する断面の画素に対応する画像データが前述した3
次元画像データから編集される。例えば、図4(d)で
指定された、共に斜めの2つのROI:Rf,Rgを直
線的に通過するスライス断面は、図5に示すように、頭
部を前後方向、左右方向共に斜めにスライスした、捩じ
れの無いオブリーク像となる。つまり、2つのROI:
Rf,Rgの設定角度に拠って、アキシャル像、サジタ
ル像、コロナル像は勿論のこと、任意の角度のオブリー
ク像(捩じれの無いオブリーク像)の位置を自在に指定
できる。
【0038】さらにステップ30では、ステップ29で
編集された画像データの像IMobが図4(e)に示すよ
うに分割表示される。これにより、その分割画面には、
例えば、図5の如くスライスされたと同じ断面(実際に
はスライスされていない)のオブリーク像がスキャン時
の予測画像IMobとして得られる。この予測画像IMob
は、2つのROI:Rf,Rgによって指定される断面
を実際にスキャンした場合には、およそそのように撮影
されるという意味合いを持っており、オペレータに前も
っておよそのスキャン画面を提供するものである。この
予測画面IMobは、前述したように一度撮影した3次元
画像データを再編集して形成されるため、診断情報量の
点では元の画像データよりも低下しているが、形態情報
としては依然として相当の精度の有し且つスライス角度
情報を内包した画面をオペレータに提供できる。
【0039】このため、オペレータはステップ31にて
予測画像IMobを目視しながら、現在表示されている予
測画像で良いか否かを判断し、良い(OK)ときはステ
ップ32にて予測画像の断面位置(すなわち、スライス
面位置)に基づく所望のスキャン計画を立て、さらにス
テップ33にて実際のスキャンを実施する。ステップ3
1の判断で位置決めを修正したいときは、ステップ21
に戻り、上述した処理を繰り返せばよい。
【0040】このように、この実施例は断面変換処理
(MPR)の処理技術を利用し、実際に撮影したい断面
の状態を目視によって予め確認することができるから、
従来のように勘に頼る位置決めは殆ど必要無くなる。ま
た、一度予測した画像が所望のもので無いときは、実際
のスキャンを実施する前に簡単に再設定できる。このた
め、オペレータに要求される熟練度が緩和され、位置決
め操作が容易になる一方で、位置決めの誤差などに因っ
て位置決めからスキャンまでの全体操作をやり直さなけ
ればならないという、従来生じていた無駄が大幅に減少
することから、MRIにおける位置決めスキャンのトー
タルのスループットが格段に向上することになる。
【0041】とくに、2次元の基準画像及び参照画像を
順次経て予測画像を表示する方式であり、3次元画像デ
ータを直接処理する方式ではない。これにより、本実施
例では演算装置に一度に掛かる演算負荷が小さくて済む
とともに、最初にどの断面を見ればよいか迷うこともな
く、視覚的に順次、より確実なROI設定を行い、所望
のスライス面を高精度に指定して、その予測画像を得る
ことができる。
【0042】一方、上述した実施例において、一つ目の
線状のROI:Rd及びReを指定して横断面像IMx
及び縦断面像IMyを各々得る処理工程(図4(b)
(c)参照)は従来の1枚位置決めにも相当し、2つ目
のROI:Rf,Rgを設定する処理工程(図4(d)
参照)は従来の2枚位置決めの手法を応用している。こ
のため、従来の1枚位置決め、2枚位置決めと等価な処
理も合わせて容易に実行可能(1枚位置決めの場合に
は、例えば横断面図のみを表示させ、2枚位置決めの場
合には、基準画像IMiにおいて並行な2つのROI:
Rd及びReを指定することに限定)となり、位置決め
スキャンにおける位置決め全体を統括したシステムを展
開できる。
【0043】上記実施例における構成要素及び処理と本
発明に係る磁気共鳴イメージング装置の構成要件との対
応は以下のようである。図2のステップ21の処理が基
準画像設定手段の要部を形成し、同図ステップ22の処
理が第1の表示手段の要部を形成し、さらに、同図ステ
ップ23の処理が第1のROI設定手段の要部を形成す
る。また、同図ステップ24、25及び26の処理が、
各々、第1の画像データ編集手段、第2の表示手段及び
第2のROI設定手段の要部を形成している。さらにま
た、同図ステップ27の処理が捩じれ判断手段を形成
し、ステップ29及び30の処理が、各々、第2の画像
データ編集手段及び第3の表示手段の要部を形成してい
る。さらに、同図ステップ31の処理が画像判断手段を
形成し、同図ステップ32の処理が、予測画像に相当す
る診断部位の位置をスキャン計画に提供する手段を形成
する。これらの手段相互の繋がりを図6に示す。
【0044】なお、第1実施例においては、基準画像を
表示した段階で(ステップ22)、その基準画像が所望
のものか否か、また参照画像としての断面像を表示した
段階で(ステップ25)、その参照画像が所望のものか
否かを判断して、所望のものであるときはそのまま次の
ステップに移行するが、所望のものでないときは再度か
かる処理を行うようにしてもよい。これにより、予測画
像を表示させるまでの途中段階で画像を逐一確認するこ
とができ、便利である。
【0045】(第2実施例) 第2実施例を図7、図8に基づき説明する。なお、これ
以降の実施例において、上述した第1実施例と同一の構
成要素には同一符号を用いて、その説明を省略又は簡略
化する。
【0046】この第2実施例は、第1実施例で使用した
2つの第1の線状ROIと2つの第2の線状ROIとの
設定の仕方に制限を加える代わりに、捩じれ判断を不要
にしたものである。
【0047】この第2実施例に係る磁気共鳴イメージン
グ装置のハードウエア構成は第1実施例のものと同一で
あり、演算装置12では図7に示した位置決めスキャン
の一連の処理が実行される。
【0048】図7の処理では、まず、ステップ40〜4
2の処理が順次実行される。これらの処理は前述した図
2のステップ20〜22と同一である。これにより、患
部の3次元画像データIM1…IMnを構成する断層像の
1枚が基準画像IMi(例えば頭部のアキシャル像)と
して表示装置13に表示される(図8(a)参照)。
【0049】次いでステップ43で、基準画像IMiの
指定がこれでよいか否かを、入力器14を介して与えら
れるオペレータからの操作情報を読み込んで判断する。
基準画像を別のものに変更したい(NO)ときは、ステ
ップ41に戻って指定操作をやり直す。基準画像IMi
の指定がこれでよい(YES)ときは、ステップ44〜
ステップ46の処理を順次行う。
【0050】この内、ステップ44では、オペレータか
らのROI指定信号に基づいて、平行する2つの細長い
矩形状の第1のROI:R1a,R1bを基準画像IM
i上の所望の位置に設定する。第1のROI:R1a,
R1bは例えば図8(b)に示す如く、基準画像IMi
としてのアキシャル像上で斜めに且つ平行に設定され
る。
【0051】次いでステップ45では、第1のROI:
R1a,R1bで指定された位置を通り且つ基準画像I
Miに直交する2つの直交断面のデータが、前述した図
2のステップ24と同様にして3次元画像データから編
集される。これにより、ステップ46では、編集された
2つの直交断面の画像データが個別に参照画像IMa,
IMbとして表示される。参照画像IMa,IMbは例
えば図8(c)に示すように、頭部を第1のROI:R
1a,R1bの位置で縦方向にスライスした断層像とな
る。
【0052】次いで、演算装置12はその処理をステッ
プ47に移行させる。ステップ47では、オペレータか
らの操作情報に基づいて参照画像IMa,IMbが所望
のものであるか否かを判断し、所望のものでない(N
O)のときはステップ44に戻って第1のROI:R1
a,R1bを再設定できる。参照画像IMa,IMbが
所望のものである(YES)のときは、ステップ48〜
50の処理を行う。
【0053】この内、ステップ48ではオペレータから
のROI指定情報に基づいて、図8(d)に示すよう
に、2つの細長い矩形状の第2のROI:R2a,R2
bが参照画像IMa,IMbに夫々設定される。ここ
で、参照画像IMa,IMbのスライス方向を揃えて並
べたとき、第2のROI:R2a,R2bは互いに平行
になるように設定される。
【0054】さらにステップ49、50では前述した図
2のステップ29、30と同様に、第2のROI:R2
a,R2b間を結ぶ断面の画像データが編集され、この
画像データに基づいて予測画像IMobが図8(e)に示
すように表示される。これにより、アキシャル面、サジ
タル面、コロナル面はもとより、任意角度のオブリーク
像が予測画像IMobとして提供される。
【0055】次いでステップ51で、表示された予測画
像IMobが所望の断面のものか否かを判断する。仮にオ
ペレータが別の予測画像を表示したいとしたとき(N
O)は、ステップ48の処理まで戻って第2のROI:
R2a,R2bのみを再設定する。いま表示されている
予測画像IMobでよいとするとき(YES)は、ステッ
プ52,53の処理を行う。ステップ52では第1の場
合と同様に、スライス枚数や撮影条件などのスキャン計
画が立てられ、ステップ53ではそのスキャン計画に基
づいたスキャンが実施される。
【0056】このように第2実施例によっても第1実施
例と同等の効果が得られるほか、第1のROI:R1
a,R1b、第2のROI:R2a,R2bを互いに平
行に設定することで、予測画像の断面が捩じれているか
否かの判断が不要になり、処理が簡素化される。また、
一連の位置決めの途中で、基準画像IMiがそれで良い
か(図7ステップ43)、参照画像IMa,IMbがそ
れで良いか(同図ステップ47)、及び予測画像IMob
がそれで良いか(同図ステップ51)の判断を行ってい
るので、各画像をその都度確認しながら進める。また、
最終の予測画像IMobを別のものに変更したときも、本
実施例では、参照画像IMa,IMbからやり直すこと
ができ、その変更が容易になる。
【0057】なお、この第2実施例では、ステップ4
3、47及び51の判断ステップの一部又は全部を省略
する構成も可能である。
【0058】(第3実施例) 第3実施例を図9、図10に基づき説明する。この第3
実施例は、第2実施例で使用した第1の線状ROIと第
2の線状ROIの数を夫々1つにしたものである。
【0059】この第3実施例に係る磁気共鳴イメージン
グ装置のハードウエア構成は第1実施例のものと同一で
あり、演算装置12では図9に示した位置決めスキャン
の一連の処理が実行される。
【0060】図9の処理では、まず、ステップ60〜6
3の処理が順次実行される。これらの処理は前述した図
7のステップ40〜43と同一である。これにより、基
準像IMi(例えば頭部のアキシャル像)が表示装置1
3に表示され、確定される(図10(a)参照)。
【0061】次いでステップ64で、オペレータからの
ROI指定信号に基づいて、細長い矩形状の第1のRO
I:R1が基準画像IMi上の所望位置に設定される(図
10(b)参照)。次いでステップ65では、第1のR
OI:R1で指定された位置を通り且つ基準画像IMi
に直交する1つの直交断面のデータが3次元画像データ
から編集される。これにより、ステップ66では、編集
された直交断面の画像データが参照画像IMrefとして
表示される(図10(c)参照)。
【0062】次いでステップ67では第2実施例と同様
に、参照画像IMrefがそれで良いかどうか確認され
る。
【0063】その後、ステップ68に移行して、オペレ
ータからのROI指定信号に基づいて、図10(d)に
示すように、細長い矩形状の第2のROI:R2が参照
画像IMref上の任意の位置に設定される。
【0064】そこで、次のステップ69では、第2のR
OI:R2の位置を通り且つ参照画像IMrefに直交す
る断面の画像データが3次元画像データから編集され
る。ステップ70では、その画像データに基づいて予測
画像IMobが図8(e)に示すように表示される。これ
により、アキシャル面、サジタル面、及びコロナル面は
もとより、任意角度のオブリーク像が予測画像IMobと
して提供される。
【0065】次いでステップ71で、表示された予測画
像IMobが所望の断面のものか否か確認される。次いで
ステップ72,73の処理により、スキャン計画が立て
られ、そのスキャン計画に基づいたスキャンが実施され
る。
【0066】このように第3実施例では、第1、第2の
ROI:R1,R2を夫々1つにしたことで、ROIの
設定が簡単になり、またデータ処理も簡単になる。さら
に、最終の予測画像IMobを得る途中での参照画像の数
は第1、第2実施例よりは少なく、その分、位置決めの
ための断層像情報は減るが、これによっても位置決めに
は耐え得る的確な予測画像を得ることができる。さら
に、第2実施例と同様に、基準画像IMi、参照画像I
Mref、及び予測画像IMobをその都度確認しながら位
置決めを進めることができ、確実な位置決めスキャンを
実行できる。さらに、最終の予測画像IMobを別のもの
に変更したいときも、その変更は容易である。
【0067】(第4実施例) 第4実施例を図11〜図13に基づき説明する。この第
4実施例は前述した実施例とは異なり、位置決めのため
のプロセスを2段から1段に減らしたものである。
【0068】この第4実施例に係る磁気共鳴イメージン
グ装置のハードウエア構成は第1実施例のものと同一で
あり、演算装置12では図11に示した位置決めスキャ
ンの処理が実行される。
【0069】図11のステップ80〜85の処理は、第
3実施例に係る図9のステップ60〜65のものと同一
である。つまり、基準画像IMi上で1本のROI:R
1が任意方向に設定され(図12(a),(b)参
照)、そのROI:R1を通り且つ基準画像IMiに直
交する断面の画像データが編集される。
【0070】次いでステップ86にて、ステップ85で
編集された画像データが直接、予測画像IMobとして表
示される(図12(c)参照)。
【0071】この後ステップ87〜89の処理が、前述
の各実施例と同様に実施される。
【0072】この第4実施例によって、基準画像に直交
する断面像を予測して表示できるとともに、予測画像の
生成過程が前述の各実施例に比べて著しく短縮されてい
るので、データ編集の処理も簡単であるという利点があ
る。
【0073】この実施例において、図11のステップ8
0の処理が画像データ準備手段の要部を成し、同図ステ
ップ81の処理が基準画像設定手段の要部を形成し、同
図ステップ82の処理が基準画像表示手段の要部を形成
し、さらに、同図ステップ84の処理がROI設定手段
の要部を形成する。また、同図ステップ85及び86の
処理が、各々、画像データ編集手段及び予測画像表示手
段の要部を形成している。さらに、同図ステップ87の
処理が画像判断手段を形成し、同図ステップ88の処理
が予測画像に相当する診断部位の位置をスキャン計画に
提供する手段を成す。これらの手段相互の繋がりを図1
3に示す。
【0074】(第5実施例) 第5実施例を図14、図15に基づき説明する。この第
5実施例は位置決めのためのプロセスを1段としなが
ら、2枚の基準画像を使うものである。
【0075】この第5実施例に係る磁気共鳴イメージン
グ装置のハードウエア構成は第1実施例のものと同一で
あり、演算装置12では図14に示した位置決めスキャ
ンの処理が実行される。
【0076】図14の処理が起動すると、ステップ90
で3次元画像データが取得される。次いでステップ91
に移行し、3次元画像データを形成する複数の断層像I
M1…IMnの中から所望の2枚の断層像IMi,IMjが
基準画像としてが指定される(例えば先頭と最後尾のア
キシャル像が指定される)。指定された2枚の基準画像
IMi,IMjは次のステップ92の処理で表示される
(図15(a)参照)。そしてステップ93では、この
2枚の基準画像IMi,IMjがこれで良いか否か判断さ
れる。
【0077】2枚の基準画像IMi,IMjが確定する
と、ステップ94で、2本の細長い矩形状のROI:R
1a,R1bが基準画像IMi,IMj上に夫々設定される
(図15(b)参照)。このときROI:R1a,R1bは
平行に設定される。そしてステップ95では、2つのR
OI:R1a,R1bを結ぶ断面の画像データが3次元画像
データから編集される。さらにステップ96で、その断
面の画像データが直接、予測画像IMobとして図15
(c)に示す如く表示される。
【0078】次いでステップ97〜99の処理が同様に
実施される。
【0079】この第5実施例により、基準画像と同じ方
向の断面の像以外の、オブリーク像を含む任意の断面を
予測して表示できるとともに、第4実施例よりも基準画
像の数が多いから断面情報も多くなって、簡単な1段の
位置決めながら、より的確な予測画像を得ることができ
る。
【0080】(第6実施例) 第6実施例を図16、図17に基づき説明する。この第
6実施例はスペクトロスコピーのボクセルデータ収集に
適用したものである。
【0081】従来、スペクトロスコピーにおける局所励
起データ収集はISIS法などで実施されている。この
データ収集の位置決めには1枚の基準画像(親画像とも
いう)を準備し、その基準画像上に矩形ROIで2次元
の収集範囲を指定するとともに、深さ方向の範囲につい
ては直接、手入力で値を指定し、これによりボクセルサ
イズを決定していた。
【0082】この場合、2次元の収集範囲は基準画像が
表示されているので問題は無いが、深さ方向の収集範囲
は勘に頼らざるを得ない。このため、必要な部分がボク
セルサイズから抜けてしまったり、収集対象外の部分が
ボクセルデータに多く含まれたりするなど、的確なボク
セルサイズの決定が難しく、これにより、データの再収
集が頻発したり、収集時間が長くなるなどの問題があっ
た。
【0083】この第6実施例では、ボクセルサイズを勘
に頼らず、目視しながら的確に決定できるようにする。
【0084】この第6実施例に係るスペクトロスコピー
用の磁気共鳴イメージング装置のハードウエア構成は第
1実施例のものと同一であり、演算装置12では図16
に示した位置決めスキャンの処理が実行される。
【0085】図16の処理が起動すると、ステップ10
0〜103の処理が順次行われる。この処理は前述した
各実施例と同一である。これにより、例えば図17
(a)に示すように頭部のアキシャル像が基準画像IM
iとして表示される。
【0086】この基準画像IMiがステップ103で確
定された後、ステップ104に移行して、基準画像IM
i上に矩形ROI:Rrecにより2次元の収集範囲が設定
される(図17(b)参照)。
【0087】次いでステップ105に移行し、線ROI
又は細長い矩形ROIで形成される線状ROI:Rnを
用い、この線状ROI:Rnが矩形ROI:Rrecを通る
ように設定する(図17(c−1)又は(c−2)参
照:この例のように、線状ROI:Rnが矩形ROI:
Rrecを縦方向に又は横方向に通るようにしてもよい
し、斜めに通るようにしてもよい)。
【0088】次いでステップ106で、線状ROI:R
nを通り且つ基準画像IMiに直交する断面の画像データ
を3次元画像データから編集する。この直交断面の像は
ステップ107で表示される(図17(d−1)又は
(d−2)参照)。この後、ステップ108で、表示さ
れた直交断面像IMtm(参照画像)が所望のものか否か
をオペレータからの操作情報に基づいて判断し、所望の
ものでない(NO)のときはステップ105の処理に戻
り、線状ROIの設定をやり直す。
【0089】ステップ108の判断で所望のものである
(YES)のときは、ステップ109に移行する。ステ
ップ109では、表示された直交断面像IMtm上でRO
Iにより深さ方向の範囲が設定される。例えば、図17
(e−1)に示す如く、2つの線ROI:Rm1,Rm2で
患部を挟むようにし、深さ方向の範囲を設定してもよい
し、同図(e−2)に示す如く、2つの点ROI:Rs
1,Rs2で深さ方向の範囲を設定してもよい。
【0090】このようにして2次元の収集範囲及び深さ
方向の範囲が決まると、ステップ110でそれらの情報
に基づいたスキャン計画が立てられ、ステップ111で
例えばISIS法により局所励起データ収集が行われ
る。
【0091】このようにスペクトロスコピーにおける局
所励起データ収集のボクセルサイズ決定にも適用でき、
勘に頼らず、実際の患部を含む断面像(参照画像)を見
ながら深さ方向の収集範囲をも設定できる。つまり、視
覚を通した確認によって、より的確にボクセルサイズを
決定できる。この結果、収集時間を必要最小限に止める
ことができ、収集のやり直しも少なくなる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、予め準備した3次元画像データから磁気共鳴イメー
ジング時のスキャン時の予測画像を編集し表示するよう
にしたため、オペレータは、位置決めとともに、スキャ
ン時において得られるであろうスライス画像を前もって
目視できる。この結果、所望の予測画像が表示されるよ
うにROI設定することにより、従来の如く勘に頼って
位置決めする必要も無く、予測画像の断面位置に基づい
てスキャン計画を立て、所望のスライス面の位置決めを
適確に行うことができる。したがって、磁気共鳴イメー
ジングにおける位置決めスキャンのスループットを著し
く改善することができると共に、オペレータの操作上の
負担も大幅に軽減できる。さらに、3次元画像データか
ら予測画像を直接、表示する場合に比べて、ROIの設
定およびデータ処理が簡単であり、また表示に関する演
算負荷も少なくて済むという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係る磁気共鳴イメージング
装置のブロック図。
【図2】第1実施例における位置決めを示す概略フロー
チャート。
【図3】3次元画像データの構成を説明する説明図。
【図4】(a)〜(e)は位置決め手順に沿った分割画
面の様子を説明する説明図。
【図5】位置決めにより得られたオブリーク像の断面位
置の例を説明する説明図。
【図6】請求項14〜17記載の発明の磁気共鳴イメー
ジング装置のクレーム対応図。
【図7】第2実施例における位置決めを示す概略フロー
チャート。
【図8】(a)〜(e)は第2実施例における位置決め
手順を説明する画像図。
【図9】第3実施例における位置決めを示す概略フロー
チャート。
【図10】(a)〜(e)は第3実施例における位置決
め手順を説明する画像図。
【図11】第4実施例における位置決めを示す概略フロ
ーチャート。
【図12】(a)〜(c)は第4実施例における位置決
め手順を説明する画像図。
【図13】請求項12,13記載の発明の磁気共鳴イメ
ージング装置のクレーム対応図。
【図14】第5実施例における位置決めを示す概略フロ
ーチャート。
【図15】(a)〜(c)は第5実施例における位置決
め手順を説明する画像図。
【図16】第6実施例における位置決めを示す概略フロ
ーチャート。
【図17】(a)〜(e−1),(e−2)は第6実施
例における位置決め手順を説明する画像図。
【図18】従来の1枚位置決めを説明する説明図。
【図19】従来の2枚位置決めを説明する説明図。
【符号の説明】
1 磁石 2 静磁場電源 4 傾斜磁場コイル 5 駆動回路 6 傾斜磁場制御装置 7 制御装置 8a,8b 送信コイル及び受信コイル 9 送信機 10 受信機 11 記憶装置 12 演算装置 13 表示装置 14 入力器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/055

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体の診断部位の予め準備された複数
    枚の断層像のデータから成る3次元画像データを用いて
    スキャン位置を決める磁気共鳴イメージング用スキャン
    位置決め方法において、 外部からの入力に応じて前記3次元画像データに基づき
    2枚の互いに直交する断面の参照画像を設定する参照画
    像設定ステップと、前記2枚の参照画像を表示する参照
    画像表示ステップと、外部からの入力に応じて前記2枚
    の表示された参照画像それぞれに線状ROIを各別に
    定するROI設定ステップと、前記2枚の参照画像上に
    設定された前記2本の線状ROIの位置を同時に通る断
    面の画像データを前記3次元画像データから編集する断
    面編集ステップと、この編集した画像データを前記スキ
    ャン位置における磁気共鳴イメージングの予測画像とし
    て表示する予測画像表示ステップとを含むことを特徴と
    する磁気共鳴イメージング用スキャン位置決め方法。
  2. 【請求項2】 前記予測画像が表示された後、その予測
    画像が所望スライス面の画像であるか否かの判断を入力
    させる画像判断ステップと、この画像判断ステップにお
    いて所望スライス面の画像であるとの判断が入力された
    とき、前記予測画像に相当する診断部位の位置をスキャ
    ン計画に提供するステップと更に含む請求項1に記載の
    磁気共鳴イメージング用スキャン位置決め方法。
  3. 【請求項3】 前記画像判断ステップにおいて前記予測
    画像が所望スライス面の画像ではないとの判断が入力さ
    れたとき、前記参照画像設定ステップに位置決め処理を
    戻すステップを更に含む請求項2に記載の磁気共鳴イメ
    ージング用スキャン位置決め方法。
  4. 【請求項4】 被検体の診断部位の予め準備された複数
    枚の断層像のデータから成る3次元画像データを用いて
    スキャン位置を決める磁気共鳴イメージング用スキャン
    位置決め方法において、 前記複数枚の断層像の中の1枚の断層像を基準画像とし
    て設定する基準画像設定ステップと、前記基準画像を表
    示する基準画像表示ステップと、外部からの入力に応じ
    て前記基準画像上で互いに直交する2つの第1の線状R
    OIを設定する第1のROI設定ステップと、前記2つ
    第1の線状ROIそれぞれを各別に通り且つ前記基準
    画像に直交する2枚の断面の画像データを前記3次元画
    像データから各別に編集する第1の断面編集ステップ
    と、この編集した2枚の断面の画像データを参照画像と
    して各別に表示する参照画像表示ステップと、外部から
    の入力に応じて前記2枚の参照画像それぞれに第2の線
    状ROIを設定する第2のROI設定ステップと、前記
    2つの第2の線状ROIの位置を同時に通る断面の画像
    データを前記3次元画像データから編集する第2の断面
    編集ステップと、この編集した断面の画像データをスキ
    ャン位置における磁気共鳴イメージングの予測画像とし
    て表示する予測画像表示ステップとを含むことを特徴と
    した磁気共鳴イメージング用スキャン位置決め方法。
  5. 【請求項5】 前記2つの第2の線状ROIの位置を同
    時に通る断面に捩じれが在るか否かを判断する捩じれ判
    断ステップと、この判断ステップにおいて断面の捩れが
    無いと判断されたときに、前記第2の断面編集ステップ
    に処理を移行させるステップと更に含む請求項4記載の
    磁気共鳴イメージング用スキャン位置決め方法。
  6. 【請求項6】 前記予測画像が表示された後、その予測
    画像が所望スライス面の画像であるか否かの判断を入力
    させる画像判断ステップと、この判断ステップにおいて
    所望スライス面の画像であるとの判断が入力されたと
    き、前記予測画像に相当する診断部位の位置をスキャン
    計画に提供するステップとを更に含む請求項5又は6に
    記載の磁気共鳴イメージング用スキャン位置決め方法。
  7. 【請求項7】 前記画像判断ステップにおいて前記予測
    画像が所望スライス面の画像ではないとの判断が入力さ
    れたとき、前記基準画像設定ステップに位置決め処理を
    戻すステップを更に含む請求項6に記載の磁気共鳴イメ
    ージング用スキャン位置決め方法。
  8. 【請求項8】 被検体の診断部位の予め準備された複数
    枚の断層像のデータから成る3次元画像データを用いて
    スキャン位置を決めるように構成される磁気共鳴イメー
    ジング装置において、 前記複数枚の断層像の中の1枚の断層像を基準画像とし
    て設定する基準画像設定手段と、前記基準画像を表示す
    る第1の表示手段と、前記基準画像上で2個の互いに直
    交する第1の線状ROIを設定する第1のROI設定手
    段と、前記2個の第1の線状ROIそれぞれを各別に通
    り且つ前記基準画像に直交する2枚の断面の画像データ
    を前記3次元画像データから各別に編集する第1の画像
    データ編集手段と、この編集した2枚の断面の画像デー
    タを参照画像として各別に表示する第2の表示手段と、
    前記2枚の参照画像それぞれに第2の線状ROIを設定
    する第2のROI設定手段と、前記2つの第2の線状R
    OIの位置を同時に通る断面の画像データを前記3次元
    画像データから編集する第2の画像データ編集手段と、
    この編集した断面の画像データをスキャン位置における
    磁気共鳴イメージングの予測画像として表示する第3の
    表示手段とを含むことを特徴とした磁気共鳴イメージン
    グ装置。
  9. 【請求項9】 前記2つの第2の線状ROIを通る断面
    に捩じれが在るか否かを判断する捩じれ判断手段と、こ
    の捩れ判断手段により断面の捩れが無いと判断されたと
    きに、前記第2の画像データ編集手段を機能させる手段
    と更に含む請求項8記載の磁気共鳴イメージング装置。
  10. 【請求項10】 前記予測画像が表示された後、その予
    測画像が所望スライス面の画像であるか否かを判断する
    画像判断手段と、この画像判断手段により所望スライス
    面の画像であると判断されたとき、前記予測画像に相当
    する診断部位の位置をスキャン計画に提供する手段とを
    更に含む請求項9に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  11. 【請求項11】 被検体の診断部位の予め準備された複
    数枚の断層像のデータから成る3次元画像データを用い
    てスキャン位置を決めるように構成された磁気共鳴イメ
    ージング装置において、 前記3次元画像データを用いて2枚の互いに直交する断
    面の参照画像を設定する参照画像設定手段と、前記2枚
    の参照画像を表示する参照画像表示手段と、前記2枚の
    表示された参照画像それぞれに線状ROIを各別に設定
    するROI設定手段と、前記2枚の参照画像上に設定さ
    れた前記2本の線状ROIを通る断面の画像データを前
    記3次元画像データから編集する断面編集手段と、この
    編集した画像データを前記スキャン位置における磁気共
    鳴イメージングの予測画像として表示する予測画像表示
    手段とを備えたことを特徴とする磁気共鳴イメージング
    装置。
JP22884093A 1992-09-16 1993-09-14 磁気共鳴イメージング用スキャン位置決め方法及び磁気共鳴イメージング装置 Expired - Lifetime JP3498980B2 (ja)

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