JP3498573B2 - 画像入力装置,画像入力方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

画像入力装置,画像入力方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP3498573B2
JP3498573B2 JP12375498A JP12375498A JP3498573B2 JP 3498573 B2 JP3498573 B2 JP 3498573B2 JP 12375498 A JP12375498 A JP 12375498A JP 12375498 A JP12375498 A JP 12375498A JP 3498573 B2 JP3498573 B2 JP 3498573B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータネッ
トワークを介してイメージデータを入力可能な画像入力
装置画像入力方法及びコンピュータ読み取り可能な記
録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコンなどの能力が向上し、カ
ラー画像の処理も比較的簡単に行えるようになってい
る。これに伴ってカラー画像を読み込めるカラースキャ
ナも普及しており、データ入力装置の1つとして重要な
位置を占めるようになっている。多くのスキャナは、ユ
ーザのパソコン(クライアントPC)にセントロケーブ
ルやSCSIケーブルなどのケーブルによってローカル
接続されて使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スキャナの性能も近
年、大幅に向上が図られており、高解像度でマルチカラ
ーのイメージデータを取得でき、A4版のみならず、A
3版などの大きなページも取り込めるものが登場してい
る。しかしながら、このような高性能のカラースキャナ
は価格が高く、またある程度の設置スペースが必要とな
る。このため、個々のユーザのパソコンに、高性能のス
キャナをローカル接続したのでは導入費用が高く、ま
た、スペース的な問題も生ずる。さらに、スキャナの稼
動率を考慮すると、ローカル接続して使用することは効
率的な利用方法であるとは言えない。
【0004】そこで、本発明においては、スキャナをコ
ンピュータネットワーク(以降においてはネットワー
ク)に接続し、ネットワークを経由して複数のユーザが
共有して使用することができる画像入力装置および画像
入力方法を提供することを目的としている。
【0005】従来、上述したようにスキャナはパソコン
にローカル接続されて使用されており、パソコンの機側
に設置され、パソコンを操作しながらスキャナも操作で
きるのが通常である。これに対し、ネットワーク経由で
共有サービスすることになると、ユーザのパソコンの機
側にスキャナが設置されることはなくなり、パソコンと
は別にスキャナを操作しなくてはならない。さらに、ス
キャナを用いて得られる画像データ(イメージデータ)
は、カラーイメージになると特に、データ量が膨大であ
り、その膨大なデータをネットワーク上を経由して取得
する必要がある。また、ドキュメントフィーダを用いて
複数ページのイメージデータを取得できるスキャナも開
発されているために、多数ページのイメージデータも処
理する必要が生ずる。
【0006】そこで、本発明においては、さらに、ネッ
トワークを経由して大量のイメージデータを効率良く処
理することができる画像入力装置画像入力方法及び
ンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、複数ページのイメージデータを個々のページ毎に
ファイル化されるように送信するのではなく、複数ペー
ジが1つのファイルとして送信先に形成されるようにし
て、ネットワーク上に形成されるファイル量を削減し、
ユーザ側のパソコンあるいはファイルサーバにイメージ
データファイルが氾濫しないようにしている。また、イ
メージデータを、1ページ毎、さらには、イメージデー
タファイル毎に纏めて送信するようにすると、イメージ
データを一時的に記憶しておくメモリ領域がスキャナあ
るいは画像入力装置の側に必要となる。このため、本発
明においては、イメージデータがライン単位で送信され
るようにすることにより、RAMバッファなどのイメー
ジデータを一時的にストックするためのバッファ領域が
非常に小さくて済むようにもしている。
【0008】すなわち、本発明の画像入力装置は、原稿
をスキャンし,当該原稿を表すイメージデータをライン
単位で出力する画像入力手段と、コンピュータネットワ
ークと接続してデータを送受信可能なネットワーク接続
手段と、前記画像入力手段および前記ネットワーク接続
手段の間でデータ交換可能な制御手段とを有し、前記制
御手段は、前記画像出力手段が出力するライン単位のイ
メージデータを前記コンピュータネットワーク上の装置
に対して順次送信することにより当該装置内に複数ペー
ジのイメージデータが順番に収納されたイメージデータ
ファイルを作成するイメージデータ送信機能と、前記イ
メージデータ送信機能により作成されたイメージデータ
ファイル内の,各ページに関する開始位置を示すオフセ
ット情報が含まれる情報ファイルを、当該イメージデー
タファイルが作成された前記装置内に作成する情報ファ
イル送信機能とを備えていることを特徴としている。
【0009】また、本発明の画像入力方法は、原稿をス
キャンすることにより生成される,当該原稿に関するラ
イン単位のイメージデータを順次取得する取得工程と、
前記画像出力手段が出力するライン単位のイメージデー
タをコンピュータネットワーク上の装置に対して順次送
信することにより当該装置内に複数ページのイメージデ
ータが順番に収納されたイメージデータファイルを作成
するイメージデータ送信工程と、前記イメージデータ送
信工程により作成されたイメージデータファイル内の,
各ページに関する開始位置を示すオフセット情報が含ま
れる情報ファイルを、当該イメージデータファイルが作
成された前記装置内に作成する情報ファイル送信工程と
を備えていることを特徴としている。
【0010】複数ページのイメージデータが収納された
イメージデータファイルに加えて情報ファイルを送信先
に形成しておくことにより、ユーザはイメージデータフ
ァイルに記録された各ページのオフセット位置が分かる
ので、イメージデータファイルから所望のページのイメ
ージデータを取り出して処理することができる。このよ
うな方法により複数ページのイメージデータを1つのフ
ァイルとして収納および管理することができる。
【0011】特に、ファイルサーバに大量のイメージデ
ータを収納する際は、複数ページのイメージデータを1
つのファイルに纏めておけることは記憶領域を有効活用
し、ディレクトリ管理を簡易にするためにも有効であ
る。そして、ネットワーク経由でイメージデータを入力
する際には、ネットワーク上の特定のファイルサーバに
いったんイメージデータを収納することにより、個々の
ユーザ端末、例えばパソコンの環境に左右されずにイメ
ージデータをネットワーク上に置いて共有することがで
きる。また、ファイルサーバ上のイメージデータを共有
することにより、スキャナを用いたイメージデータの入
力作業を効率良く行うことができる。
【0012】さらに、イメージデータ中に、各ページを
要約した小データのサムネールデータが含まれるように
送信するようにすると、各ページの内容をページ全体の
イメージデータを表示しなくても、サムネールを表示す
ることにより把握することができる。したがって、ファ
イルサーバからユーザ端末にイメージデータをダウンロ
ードする際も、まずデータ量の少ないサムネールを表示
してから該当するページのイメージデータをダウンロー
ドすることが可能である。このため、間違ったページを
ダウンロードすることによるネットワークトラフィック
の増加を未然に防止することができ、また、ユーザも作
業時間を有効活用することができる。
【0013】サムネールデータはイメージデータファイ
ルと別ファイルにして送信することも可能であるが、管
理するファイル数が増加するのでイメージデータファイ
ル内に収納しておくことが望ましい。また、サムネール
データをイメージデータファイルの特定のロケーション
に纏めて収納することも可能であるが、各ページのイメ
ージデータのサムネールデータを各ページに続いて送信
することにより、サムネールデータをストックしておく
ために費やされる記憶容量を削減することが可能とな
る。
【0014】
【0015】さらに、イメージデータをライン単位で圧
縮して送信するようにすれば、ネットワークトラフィッ
クも軽減することができる。例えば、JPEG(Joi
ntPhotographic Experts Gr
oup)であれば、ライン単位で圧縮してファイルサー
バに送ることができる。したがって、圧縮するためにイ
メージデータをバッファリングするためのバッファ容量
は少なくて済み、また、ネットワークの負荷も軽減でき
る。
【0016】さらに、このようにスキャナから得られた
イメージデータをそのままの形式でネットワークを経由
して送信するのではなく、適当なファイルフォーマット
に変換してからネットワークに送出することにより、汎
用的なアプリケーションですぐに処理することができる
イメージファイルをファイルサーバ上あるいはユーザ端
末上に作成することができる。複数のページのイメージ
情報が収納されたイメージデータファイルにおいても、
TIFFあるいはJPEGのフォーマットでイメージデ
ータを収納しておくことにより、最初のページの画像は
TIFFあるいはJPEGを取り扱い可能なアプリケー
ションであればすぐに見ることができる。
【0017】本発明の画像入力装置は、上記のような処
理を実行可能な命令を有する画像入力プログラムとして
実現することが可能であり、スキャナ本体を接続可能な
情報処理装置にインストールしてスタンドアロン型の画
像入力装置として提供することも可能であり、あるい
は、ネットワークインタフェースと共にスキャナの制御
システムにインストールしてネットワーク対応型のスキ
ャナとして提供することも可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。図1に、本発明の画像入力装
置を採用したスキャナの共有システムの概要を示してあ
る。本例の共有システムは、スキャナ1およびプリンタ
2がローカル接続された周辺機器管理装置(以降では管
理装置)10と、ファイルサーバ20と、ユーザ端末
(パソコン)30がネットワーク5で接続されており、
スキャナ1で原稿をスキャンして得られたイメージデー
タは、画像入力装置である管理装置10からネットワー
ク5を介してファイルサーバ20にいったんストックさ
れた後、ユーザ端末30からアクセスできるようになっ
ている。
【0019】管理装置10は、スタンドアロンの処理装
置として実現されており、ネットワーク5と接続してデ
ータ交換を可能とするためのネットワークインタフェー
ス11と、SCSIインタフェース12、セントロニク
スインタフェース13などの周辺機器用のインタフェー
スを備えており、これらにスキャナ1およびプリンタ2
がローカルで接続されている。管理装置10は、周辺機
器用のインタフェース12および13同士、またはネッ
トワークインタフェース11を通じてデータを交換する
機能を備えた制御部50を備えている。この制御部50
により、スキャナ1からローカルのプリンタ2にイメー
ジデータを送って出力するローカルコピー機能、スキャ
ナ1から得たイメージデータをネットワークインタフェ
ース11を介してネットワーク上のプリンタ(不図示)
に送って出力するネットワークコピー機能、さらに、本
発明にかかるスキャナ1から得たイメージデータをファ
イルサーバに送って蓄積するサーバースキャン機能など
がサポートされている。
【0020】これらの機能を制御するために、本例の管
理装置10はローカル操作パネルとしての機能を持った
LCD3が接続され、制御部50から制御できるように
なっている。また、ネットワークインタフェース11
は、LANカードなどのハードウェア的なインタフェー
ス機能およびTCP/IPなど適当なネットワークプロ
トコルをサポートするソフトウェア的なインタフェース
機能を備えている。
【0021】ファイルサーバ20は、上記と同様のネッ
トワークインタフェース21と、ハードディスクなどの
記憶媒体によって実現されるファイル記憶領域23と、
このファイル記憶領域内のファイル管理を行う管理部2
2とを備えており、ネットワーク5を経由してファイル
記憶領域23に対しファイルの入出力を行うことがで
き、また、ネットワーク5を経由してファイル記憶領域
23内のファイルにアクセスできるようになっている。
【0022】管理装置10の制御部50は、SCSIイ
ンタフェース12を画像入力手段としてスキャナ1から
得られたイメージデータを、ファイルサーバ20に格納
するサーバスキャナ機能をサポートする機能部として次
のようなものを備えている。すなわち、制御部50は、
スキャナ1から得られたイメージデータをイメージデー
タファイル25としてファイルサーバ20に形成するた
めのデータをネットワークインタフェース11を介して
ファイルサーバ20に送出するイメージデータ送信機能
部51と、そのイメージデータファイル25に含まれる
ページ情報が記載されたテキスト形式の情報ファイル2
6を作成するためのデータをファイルサーバ20に送出
する情報ファイル送信機能部52と、イメージデータか
ら所定のサンプリングレートでデータを抜き出して各ペ
ージのイメージを要約した表示が行えるサムネールデー
タを作成しイメージデータファイル25に含まれるよう
にファイルサーバ20に送出する要約機能部53と、さ
らに、これらの機能を管理するための管理機能部54と
を備えている。
【0023】管理装置10は、図2に示すような構成の
情報処理装置を用いて実現することが可能である。すな
わち、管理装置10は、CPU14と、このCPU14
の制御プログラムおよび制御データなどが記憶されたR
OM15と、作業上の一時記憶領域などとして用いられ
るRAM16とを備えており、これらがバス17によっ
て接続されている。バス17には、さらに、スキャナ1
とのインタフェース機能を果たすSCSIインタフェー
ス12と、プリンタ2とのインタフェース機能を果たす
セントロニクスインタフェース13と、ネットワークイ
ンタフェース11と、さらに、LCD3を制御するLC
Dコントローラ18とが接続されている。したがって、
ROM15に以下に示すようは処理あるいは処理手順を
実行可能な命令を有する画像入力用のプログラムを収納
し、適当なタイミングでCPU14にロードして実行す
ることにより、図1に示した機能を有する管理装置10
を実現することができる。
【0024】図3および図4に、管理装置10からファ
イルサーバ20に送出されるイメージデータファイル2
5と、情報ファイル26の構成例を示してある。サーバ
スキャンでファイルサーバ20のファイル記憶領域23
に形成されるイメージデータファイル25には、複数の
ページのイメージが1つのファイルとして連続して収納
される。さらに、1ページ目のスキャンデータ(イメー
ジデータ)25aに続いて、その1ページ目のイメージ
データから適当なサンプリングレートでデータが出され
たサムネールデータ25bが収納され、さらに、2ペー
ジ目のイメージデータ25cおよびそのページのサムネ
ールデータ25dと連続的にファイル25に格納されて
いる。
【0025】このようにして複数ページのイメージデー
タを連続して1つのファイルに収納することにより、複
数のイメージデータ(マルチページのイメージデータ)
を一括して管理することが可能であり、ファイルサーバ
20にページ単位でファイルを増やさなくて済むのでフ
ァイル管理が容易となる。また、ファイルサーバ20の
ファイル記憶領域23を有効活用することができる。し
かしながら、各々のページのイメージデータの区切りが
分からないとページ単位で画像を処理することができな
くなってしまう。
【0026】このため、本例のシステムでは、情報ファ
イル26を設けて、この情報ファイル26を介して各ペ
ージのイメージデータの開始位置を示すオフセット情報
を提供できるようにしている。図4に示すように、情報
ファイル26には、まず、ヘッダ情報26aとして、ス
キャナ1のデータ26b、管理装置30のデータ26c
およびイメージデータファイルに収納されている総ペー
ジ数26dが記録されている。続いて、各ページの情報
26eとして各ページのイメージデータのオフセット値
26fとそのページのサムネールデータのオフセット値
26gが各ページ毎に記載されている。したがって、こ
の情報ファイル26に記載された各ページのオフセット
情報に基づき、各ページのイメージデータの範囲を特定
することが可能であり、各ページ毎にイメージデータの
処理を行うことができる。
【0027】さらに、本例の管理装置10は、1回のス
キャン、すなわち、スタートボタンを押すたびに1つの
ジョブ単位を認識し、イメージデータファイル25と、
それに対応する情報ファイル26を作成するようにして
いる。そして、イメージデータファイル25は、適当な
ファイル名と識別子、例えば、「000」が付され、そ
れに対応する情報ファイル26には、同じファイル名と
異なった識別子、例えば、「ini」が付されて、イメ
ージデータファイル25と情報ファイル26がペアで管
理されるようになっている。また、情報ファイル26
は、上述した内容の情報が最も一般的なテキストデータ
で格納されており、どのアプリケーションあるいはユー
ティリティソフトウェアからでも情報ファイル26の内
容を参照できるようになっている。
【0028】以下でサーバスキャンの処理内容をフロー
チャートなどに基づき説明する。図5に、サーバスキャ
ンにおける主な処理をフローチャートで示してある。ま
ず、ステップ61で管理装置10の操作パネル3からサ
ーバスキャンが選択されるのを待つ。本例の管理装置1
0は、ローカルコピーがデフォルトで設定されており、
操作パネル3には、図11に示すようなローカルコピー
の操作画面81が表示されている。この操作画面81
で、スキャナの機能を指示するボタン81aを操作する
とサーバスキャンが選択され、図12に示すサーバスキ
ャンの操作画面82が表示される。サーバスキャンの操
作画面82には、サーバスキャンを行うユーザ82a、
原稿の種類(サイズ)82b、スキャナの解像度82
c、イメージファイルのタイプ(モード)82d、プリ
セットされたパラメータ82eを設定あるいは選択でき
る項目が表示される。したがって、ステップ62で、こ
の操作画面82を用いてスキャナ1で取得するイメージ
データの設定およびファイルサーバに送信するファイル
の名称あるいは種類などの各パラメータを設定すること
ができる。
【0029】たとえば、ユーザ82aを選択すると、図
13に示すようなユーザ選択画面83が表示され、登録
済みの各ユーザが表示される。このユーザの情報は、例
えば、ファイルサーバ20に作成されるイメージデータ
ファイル25および情報ファイル26のファイル名称に
ユーザ識別可能な名称が付けられたり、これらのファイ
ルのプロパティにユーザ名称として反映される。さら
に、プリセットされたパラメータがある場合は、ユーザ
単位でそのプリセットされたパラメータを選択して使用
することができる。プリセットされたパラメータは、管
理装置10で記憶しておくことも可能であるし、あるい
は、ファイルサーバ20にユーザパラメータ用の記憶領
域を設けておくことも可能である。
【0030】図14には、モード82dを選択すると表
示されるモード選択画面84を示してある。本例の管理
装置10においては、カラー(JPEG)とグレイスケ
ールを選択すると、イメージデータファイル25はJP
EG圧縮されたフォーマットで作成され、その他を選択
するとイメージデータファイル25はTIFFの非圧縮
フォーマットで作成される。この2つのファイルフォー
マットは、上述したようにライン単位でイメージデータ
を送出できる点から選択されており、さらに詳しくはフ
ローチャートにそって以下で説明する。
【0031】また、プリセット82eを選択すると図1
5に示すプリセット選択画面85が表示され、ディフォ
ルトとして、カラーあるいはモノクロで、適当な用紙サ
イズの原稿をスキャンするのに適したプリセット値を設
定できるプリセットグループがいくつか表示される。ユ
ーザは、さらに、自己のジョブに適したパラメータをこ
の操作パネル3あるいはユーザ端末30から設定できる
ようになっており、そのようなユーザ専用のプリセット
グループが記録されているときはディフォルトのプリセ
ットグループに続いて表示され、選択することができ
る。
【0032】ステップ62で各種パラメータの設定が終
了すると、ステップ63で操作パネルに用意されている
スタートボタン(不図示)を押すとジョブがスタートす
る。ジョブがスタートすると、操作パネルの表示は図1
6に示すようなサーバスキャンが動作していることを示
す画面86に切り替わり、ユーザなどの情報と、スキャ
ン中のページ数あるいはスキャンできたイメージデータ
の量(パーセント)などが表示される。
【0033】スタートボタンが押されると、管理装置1
0の制御部50はステップ64でジョブの初期設定を行
う。まず、管理装置10のRAM16にデータ送信用、
サムネールデータの抽出用、さらには、JPEGが選択
されている場合には圧縮用のRAMバッファを確保し、
サムネールデータのサンプリングレートを設定する。さ
らに、ネットワークインタフェース11を介してファイ
ルサーバ20とのコネクションを確立し、イメージデー
タファイル送信部51および情報ファイル52はファイ
ルサーバ20のファイル記憶領域23に、今回のジョブ
用にイメージデータファイル25と情報ファイル26を
オープンする。
【0034】初期処理が終了すると、次にステップ65
でページ単位の前処理を行う。このステップにおいて
は、図6に示したような各処理が行われる。まず、ステ
ップ65aで、情報ファイル26に、そのページのイメ
ージデータが収納される先頭のオフセット値が設定され
る。例えば、最初のページでは、図4に示したようにオ
フセット値26fとして0が設定される。ステップ65
bでイメージデータのヘッダデータが作成されてファイ
ルサーバ20に送信され、イメージデータファイル25
の該当ページの先頭に収納される。そして、ステップ6
5cでイメージデータファイルのオフセット値がカウン
トアップされる。このようにして、ページ毎の前処理が
終了すると、ステップ65dでスキャナ1にSCSIイ
ンタフェース12を通して設定されたパラメータが送ら
れ、そのパラメータにしたがって原稿のスキャンが開始
される。
【0035】スキャンが開始されるとステップ66で管
理装置10のイメージデータ送信機能51がイメージデ
ータをスキャナ1から受信し、ステップ67で、要約機
能53がイメージデータから所定のサンプリングレート
でイメージデータを抽出してRAMバッファのサムネー
ルデータ用の領域に格納し、サムネールデータを作成す
る。次に、ステップ68で、イメージデータを圧縮する
か否かを確認する。イメージデータファイル送信機能部
51は、イメージデータを圧縮しないモードに設定され
ている場合は、ステップ69でTIFFフォーマットに
変換してイメージデータをファイルサーバ20のイメー
ジデータファイル25に送り収納する。図7にこのステ
ップを若干詳しく示してある。
【0036】TIFFフォーマットは上述したように、
ヘッダ情報に続いて、イメージデータをライン単位、例
えば、1ライン毎に送って収納することが可能である。
したがって、スキャナ1からライン毎にRAMバッファ
に入力されたスキャンデータ(イメージデータ)はステ
ップ69aでTIFFイメージデータに変換され、その
ままサーバへデータ送信される。そして、ステップ69
bでデータファイルのオフセット値がカウントアップさ
れる。このため、RAMバッファの容量は数ライン程度
の小さなもので良く、フルカラーで高解像度のスキャン
データであっても容易にファイルサーバ20に送信する
ことができる。
【0037】一方、圧縮されたフォーマットであるJP
EGが選択されていると、ステップ70においてイメー
ジデータを圧縮してからファイルサーバ20に送信す
る。図8に詳しいステップを示してある。まず、ステッ
プ70aでRAMバッファに確保された圧縮用バッファ
にスキャナ1から取得したイメージデータをコピーす
る。そして、ステップ70bで所定の圧縮を行うライン
数だけのイメージデータが圧縮用バッファに確保される
と、ステップ70cでJPEG圧縮を行い、ステップ7
0dで圧縮されたイメージデータをネットワーク経由で
ファイルサーバ20に送信する。圧縮することによって
イメージデータのデータ量が削減されるので、ネットワ
ーク5のトラフィックにそれほど影響を与えずにイメー
ジデータをファイルサーバ20に送信することができ
る。
【0038】ファイルサーバ20のイメージデータファ
イル25にJPEG圧縮されたイメージデータが収納さ
れると、ステップ70eでオフセット値がカウントアッ
プされる。JPEGの可逆符号化ではシーケンシャル方
式が採用されており、ライン毎あるいは適当なライン単
位をブロックとして圧縮符号化しているので、圧縮用バ
ッファは数ライン程度の容量があれば十分である。した
がって、TIFFの場合と同様に、RAMバッファの容
量をそれほど大きくせずに、フルカラー、高解像度のイ
メージデータを圧縮してネットワークに送出することが
できる。
【0039】スキャナ1から取得したイメージデータを
ステップ69あるいは70でネットワーク経由でファイ
ルサーバ20に送出すると、ステップ71でページが終
了したか否かを判断する。そして、ページが終了するま
でステップ66に戻って上述した処理を繰り返し、ペー
ジが終了するとステップ72でページ終了処理を行う。
【0040】図9にページ終了処理の詳しい内容を示し
てある。イメージデータを送出する毎にイメージデータ
のオフセット値をカウントアップしているので、ステッ
プ72aでそのオフセット値をサムネールデータのオフ
セット値、すなわち、図4のサムネールのデータ26g
として情報ファイル26に書き込む。次に、ステップ6
7でサムネールデータ用のRAMバッファに抽出されて
いたサムネールデータを、管理装置10の要約機能53
を用いて、ステップ72bでファイルサーバ20のイメ
ージデータファイル25に送信する。これにより、図3
に示すようにイメージデータ25aに続いて、そのペー
ジのサムネールデータ25bが連続して収納され、ステ
ップ72cでデータファイルのオフセット値がカウント
アップされる。また、ステップ72dでページ数のカウ
ントアップも行われる。
【0041】次に、ステップ73で、続くページが有る
か否かが判断され、ADFなどを用いて次の原稿がスキ
ャナ1にセットされるとステップ65に戻って新しいペ
ージのスキャンが開始される。そして、この次のページ
のイメージデータ25cは、図3に示すように前のペー
ジのサムネールデータ25bに続いて連続してイメージ
データファイル25に収納される。前のページのサムネ
ールデータ25bは、前のページのイメージデータ25
aに続いてイメージデータファイル25に収納されてい
るので、次のページのイメージデータを取得したときに
は、サムネールデータを蓄積するRAMバッファの領域
はクリアでき、新しいページのサムネールデータを記憶
するために用いることができる。したがって、この点で
も本例の管理装置10においては、RAMバッファの容
量を小さくすることが可能であり、より高解像度でマル
チカラーのデータ量の多いスキャナデータも容易に取り
扱えるようになっている。
【0042】ステップ73で次のページがないときは、
ジョブが終了したと判断され、ステップ74で終了処理
が行われる。この処理では、図10に示したように、情
報ファイル26のヘッダ情報26aの総ページ数が最終
ページに書きかえられ、情報ファイル26およびイメー
ジデータファイル25がクローズされる。これにより、
ファイルサーバ20のファイル記憶領域23に今回のジ
ョブのイメージデータファイル25と情報ファイル26
が形成され、管理部22の元で管理されることになる。
さらに、管理装置10では、イメージデータを転送する
ために確保されていたRAMバッファが開放される。そ
して、ファイルサーバ20と管理装置10とのコネクシ
ョンが切断されジョブは終了し、管理装置10の操作パ
ネル3の表示もディフォルトのローカルコピーの操作画
面81に戻る。
【0043】このようにして、本例の管理装置10を介
してスキャナ1で読み取られたイメージデータはネット
ワーク上のファイルサーバ20に保管される。したがっ
て、ユーザはネットワーク5に接続されたユーザ端末3
0からファイルサーバ20のイメージデータファイル2
5にアクセスすることができ、そのイメージデータを用
いて処理を行うことができる。
【0044】本例の管理装置10のサーバスキャン機能
においては、スキャナ1で読み取られたイメージデータ
をいったんファイルサーバ20に収納した後に、ユーザ
端末30で利用できるようにしているので、ユーザ端末
30の仕様、例えば、OSが異なったり、スキャナドラ
イバが異なるなどの操作環境に差があり、あるいは、ユ
ーザ端末30からスキャナ1を操作できる環境にないよ
うな場合でも、ネットワーク5に接続されたユーザであ
れば、ネットワーク5を介してスキャナ1を共有するこ
とができる。また、ファイルサーバ20に収納されたイ
メージデータをネットワーク5を介して複数のユーザ端
末により共有することが可能であり、スキャナ1で入力
したイメージデータを効率良く利用することができる。
【0045】また、本例の管理装置10からは複数のペ
ージのイメージデータが連続して収納されたイメージデ
ータファイル25がファイルサーバ20に形成される。
このため、複数枚の原稿(マルチページ)を読み込んだ
場合であっても、ファイルサーバ20には1ジョブに対
応して1つのイメージデータファイル25が形成される
だけであり、ファイルサーバ20のファイルをむやみに
増やさず、管理しやすい状態でイメージデータファイル
をストックすることができる。また、ユーザ端末からも
ジョブ単位でイメージデータを把握し、アクセスあるい
はダウンロードすることが可能であり、使いやすい画像
入力システムとなっている。このマルチページが1ファ
イルに収納されるために、イメージデータファイル25
に付随して各ページのオフセット情報を含んだ情報ファ
イル26が共に提供されており、イメージデータファイ
ル25と情報ファイル26の組み合わせでマルチページ
のサポートが可能となる。そして、情報ファイル26の
内容は、一般的なOSで標準的にサポートされている機
能によって読み取れるようになっており、汎用性の高い
ファイルシステムとなっている。
【0046】さらに、本例のイメージデータファイル2
5には、ページ毎のイメージデータの間に、そのページ
の画像を要約して見ることができる情報量の少ないサム
ネールデータが収納されており、このサムネールデータ
のオフセット値も情報ファイルに含まれている。したが
って、イメージデータファイル25および情報ファイル
26の組み合わせによってページ毎のサムネールを表示
することが可能であり、マルチページが一括して収納さ
れたイメージデータファイル中の各ページの内容を簡単
に把握することができる。そして、該当するページのイ
メージデータだけを分離してネットワーク経由でユーザ
端末30にダウンロードするなどの処理が可能である。
このため、データ量の大きなマスタファイルはファイル
サーバ20に収納しておき、その内の必要なページのイ
メージデータだけを抜き出してダウンロードし処理する
といった操作方法も可能となる。
【0047】このような操作方法であれば、必要最小限
のイメージデータをファイルサーバからネットワーク経
由でダウンロードすれば良いので、ネットワークトラフ
ィックの増大を抑制することができ、データ量の大きな
イメージデータをネットワークを介して効率良く利用す
ることができる。
【0048】サムネールデータは、1ページあたり10
Kバイト程度の小さなもので良く、このサムネールデー
タをサンプリングするために管理装置10の側で用意す
るバッファ容量は少なくて良い。さらに、各ページのイ
メージデータに続いてサムネールデータをイメージデー
タファイル25に収納するようにしているので、管理装
置10の側でサムネールデータを保存する必要はない。
したがって、管理装置10の記憶容量にほとんど負荷を
かけずにサムネールデータをイメージデータファイルに
付加することができ、上記のように有効利用することが
できる。
【0049】また、本例の管理装置10においては、ス
キャナ1から取得したイメージデータを汎用的なファイ
ル形式でファイルサーバ20に収納するようにしている
ので、市販のアプリケーションによってすぐにイメージ
データファイル25のデータを利用することができる。
例えば、情報ファイル26を参照しなくても、最初のペ
ージのイメージデータはすぐに表示することが可能であ
り、イメージデータファイルの内容を確認することがで
きる。特に、本例では、TIFFおよびJPEGをファ
イルタイプとして採用しており、これらの形式はライン
毎あるいは数ライン単位でイメージデータファイル25
にイメージデータを転送することができるので、管理装
置10の側のメモリの負荷を増やさずに大量のイメージ
データを処理することができる。
【0050】なお、本例では、画像入力装置としてスタ
ンドアロンでスキャナ1をローカル接続でき管理装置1
0を例に本発明を説明しているが、管理装置10のサー
バスキャン機能をスキャナ1の制御機能の1つとして採
用することも可能であり、ネットワークインタフェース
も設置することにより、ネットワーク対応型のスキャナ
として提供することも可能である。また、本例では、サ
ーバスキャン機能としてマルチページを収納したイメー
ジデータファイルをファイルサーバに送信する例を示し
てあるが、ユーザ端末にこのイメージデータファイルお
よび情報ファイルをネットワーク経由で送信することも
可能である。そして、複数枚の原稿のイメージを1組の
ファイルで管理することができる。もちろん、ユーザ端
末にローカル接続されているスキャナからイメージデー
タを取り込む際に、本例のイメージデータファイルと情
報ファイルの組み合わせを採用することも可能であり、
上記のようにマルチページのイメージデータ管理を容易
にすることができる。
【0051】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の画像入
力装置画像入力方法及びコンピュータ読み取り可能な
記録媒体においては、スキャナで取得したイメージデー
タをネットワーク経由でファイルサーバにいったん蓄積
し、ネットワーク上のユーザが共有することができるも
のであり、各ユーザ端末の環境に左右されずにスキャナ
をネットワーク経由で共有化することができる。さら
に、マルチページが収納されたイメージデータファイル
と、情報ファイルとの組み合わせによって、複数枚の原
稿のイメージデータを極めて効率良く管理することが可
能となり、ファイルサーバ上に蓄積されたイメージデー
タを効率良く利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーバスキャン機能を提供可能な共有
システムの概要を示す図である。
【図2】図1に示す管理装置のハードウェア構成を示す
図である。
【図3】イメージデータファイルの概要を示す図であ
る。
【図4】情報ファイルの概要を示す図である。
【図5】図1に示す管理装置のサーバスキャン機能の概
要を示すフローチャートである。
【図6】図5に示すページ前処理の概要を示すフローチ
ャートである。
【図7】図5に示すTIFFファイルを形成する処理の
概要を示すフローチャートである。
【図8】図5に示すJPEGファイルを形成する処理の
概要を示すフローチャートである。
【図9】図5に示すページ終了処理の概要を示すフロー
チャートである。
【図10】図5に示すジョブ終了処理の概要を示すフロ
ーチャートである。
【図11】ローカルコピーの操作画面を示す図である。
【図12】サーバスキャンの操作画面を示す図である。
【図13】サーバスキャンのユーザ選択画面を示す図で
ある。
【図14】サーバスキャンのモード選択画面を示す図で
ある。
【図15】サーバスキャンのプリセット選択画面を示す
図である。
【図16】サーバスキャンが稼働中の画面を示す図であ
る。
【符号の説明】
1・・スキャナ 2・・プリンタ 3・・ローカルパネル 5・・コンピュータネットワーク 10・・周辺装置管理装置(管理装置、画像入力装置) 11・・ネットワークインタフェース 12・・SCSIインタフェース(スキャナインタフェ
ース) 13・・セントロニクスインタフェース(プリンタイン
タフェース) 20・・ファイルサーバ 21・・ネットワークインタフェース 22・・管理部 23・・ファイル記憶領域 25・・イメージデータファイル 26・・情報ファイル 30・・ユーザ端末(パソコン) 50・・制御部 51・・イメージデータファイル送信機能 52・・情報ファイル送信機能 53・・要約機能 54・・管理機能
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−289091(JP,A) 特開 平9−121263(JP,A) 特開 平9−205510(JP,A) 特開 平9−98367(JP,A) 特開 平8−63486(JP,A) 特開 平9−319355(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 107 G06F 13/00 351 G06T 1/60 450 H04N 1/21

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿をスキャンし,当該原稿を表すイメ
    ージデータをライン単位で出力する画像入力手段と、コ
    ンピュータネットワークと接続してデータを送受信可能
    なネットワーク接続手段と、前記画像入力手段および前
    記ネットワーク接続手段の間でデータ交換可能な制御手
    段とを有し、 前記制御手段は、前記画像出力手段が出力するライン単
    位のイメージデータを前記コンピュータネットワーク上
    の装置に対して順次送信することにより当該装置内に
    数ページのイメージデータが順番に収納されたイメージ
    データファイルを作成するイメージデータ送信機能と、
    前記イメージデータ送信機能により作成されたイメージ
    データファイル内の,各ページに関する開始位置を示す
    オフセット情報が含まれる情報ファイルを、当該イメー
    ジデータファイルが作成された前記装置内に作成する
    報ファイル送信機能とを備えていることを特徴とする画
    像入力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記イメージデータ
    送信機能は、各ページを要約した小データのサムネール
    データを作成し、作成したサムネールデータを前記イメ
    ージデータファイルに含める要約機能を備えていること
    を特徴とする画像入力装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記要約機能は、
    ページのサムネールデータを、前記イメージデータファ
    イルの,対応するページのイメージデータに続く部分に
    含めることを特徴とする画像入力装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかにおい
    て、前記イメージデータ送信機能は、イメージデータを
    ライン単位で圧縮して送信することを特徴とする画像入
    力装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかにおい
    て、前記イメージデータ送信機能によりイメージデータ
    ファイルが作成され、前記情報ファイル送信機能により
    情報ファイルが作成される装置が、ファイルサーバであ
    ことを特徴とする画像入力装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれかにおい
    て、前記制御手段の情報ファイル送信機能は、前記イメ
    ージデータ送信機能によって送信されるデー タのサイズ
    をカウントすることにより、各ページに関する前記オフ
    セット情報の内容を決定することを特徴とする画像入力
    装置。
  7. 【請求項7】 原稿をスキャンすることにより生成され
    る,当該原稿に関するライン単位のイメージデータを順
    取得する取得工程と、前記画像出力手段が出力するライン単位のイメージデー
    タをコンピュータネットワーク上の装置に対して順次送
    信することにより当該装置内に 複数ページのイメージデ
    ータが順番に収納されたイメージデータファイルを作成
    するイメージデータ送信工程と、前記イメージデータ送信工程により作成されたイメージ
    データファイル内の,各ページに関する開始位置を示す
    オフセット情報が含まれる情報ファイルを、当該イメー
    ジデータファイルが作成された前記装置内に作成する
    報ファイル送信工程とを備えていることを特徴とする画
    像入力方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記イメージデータ
    送信工程は、各ページを要約した小データのサムネール
    データを作成し、作成したサムネールデータを前記イメ
    ージデータファイルに含める要約工程を備えていること
    を特徴とする画像入力方法。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記要約工程では、
    各ページのサムネールデータを、前記イメージデータフ
    ァイルの,対応するページのイメージデータに続く部分
    に含めることを特徴とする画像入力方法。
  10. 【請求項10】 請求項7乃至請求項8のいずれかにお
    いて、前記イメージデータ送信工程では、イメージデー
    タをライン単位で圧縮して送信することを特徴とする画
    像入力方法。
  11. 【請求項11】 請求項7乃至請求項10のいずれか
    おいて、前記イメージデータ送信機能によりイメージデ
    ータファイルが作成され、前記情報ファイル送信機能に
    より情報ファイルが作成される装置が、ファイルサーバ
    であることを特徴とする画像入力方法。
  12. 【請求項12】 請求項7乃至請求項11のいずれかに
    おいて、前記情報ファイル送信工程は、前記イメージデ
    ータ送信工程によって送信されるデータのサ イズをカウ
    ントすることにより、各ページに関する前記オフセット
    情報の内容を決定することを特徴とする画像入力方法。
  13. 【請求項13】 コンピュータに、 原稿をスキャンすることにより生成されるライン単位の
    イメージデータを順次取得する取得処理と、前記取得処理により取得されたライン単位のイメージデ
    ータをコンピュータネットワーク上の装置に対して送信
    することにより当該装置内に 複数ページのイメージデー
    タが順番に収納されたイメージデータファイルを作成
    イメージデータ送信処理と、前記イメージデータ送信処理により作成されたイメージ
    データファイル内の,各ページに関する開始位置を示す
    オフセット情報が含まれる情報ファイルを、当該イメー
    ジデータファイルが作成された前記装置内に作成する
    報ファイル送信処理とを実行させる画像入力プログラム
    が記録されていることを特徴とするコンピュータ読み取
    可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記イメージデ
    ータ送信処理が、各ページを要約した小データのサムネ
    ールデータを作成し、作成したサムネールデータを前記
    イメージデータファイルに含める処理であることを特徴
    とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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