JP3496946B2 - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP3496946B2
JP3496946B2 JP06590292A JP6590292A JP3496946B2 JP 3496946 B2 JP3496946 B2 JP 3496946B2 JP 06590292 A JP06590292 A JP 06590292A JP 6590292 A JP6590292 A JP 6590292A JP 3496946 B2 JP3496946 B2 JP 3496946B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、デジタルカラー複写
機,カラーファクシミリ,カラープリンタ等のカラー画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年画像のカラー化が進み、それと並行
して複写機のカラー化のニーズも高まっている。カラー
画像のハードコピーに対する要求は文書原稿のみなら
ず、DTP(デスク・トップ・パブリッシング),CG
(コンピュータ・グラフィックス)等のようにコンピュ
ータを用いて作成される画像,ビデオカメラで取り込ま
れる画像,光ファイルなどに記憶された画像,ファクシ
ミリのように通信回線を通って送られてくる画像など多
岐にわたる。
【0003】一方、省スペースや資源の効率的利用の観
点からOA機器のシステム化・複合化が進められてい
る。そこで、複写機も複写機能だけでなく、適当な外部
信号としてのI/F(インタフェース)を考慮すること
により、プリンタやファクシミリとしての利用が可能に
なる。ところで、ハードコピーを取るためのカラー画像
形成装置としては、銀塩写真方式,電子写真方式,溶融
型熱転写方式,昇華型熱転写方式,インクジェット方式
などが実用化されているが、電子写真方式を用いたレー
ザプリンタが高速性,高画質,普通紙記録を要求される
場合に用いられている。
【0004】その各方式のうち電子写真方式の場合は作
像プロセスのスピードを途中で変えたり止めたりするこ
とが困難なため、画像データの入力が出力系のスピード
(作像プロセススピード)に追従することが保証できな
いカラー画像形成装置では、通常フレームメモリを用
い、出力すべき画像データを一旦フレームメモリに格納
した後、作像プロセススピードに合わせて読み出して出
力するようにしている。
【0005】また、このようなカラー画像形成装置で
は、カラー画像形成を高速に行なうべくY(イエロ
ー),M(マゼンダ),C(シアン)の3色あるいはK
(ブラック)を加えた4色の色材にそれぞれ対応する作
像ユニットを有し、3色又は4色並行して感光体上に画
像形成を行ない、記録紙(転写材)上に各色の色材を転
写して重ね合わせるようにしている。
【0006】上述のようなカラー画像形成装置を図26
に示すデジタルカラー複写機を例にとってもう少し具体
的に説明する。このデジタルカラー複写機は、内蔵の画
像読取ユニット(スキャナ)1から入力される内部入力
データを画像処理ユニットを構成する2つのイメージプ
ロセッサ2,3により所定の画像処理を行なわせた後、
ディレイメモリ4を通して出力系5に送り画像形成を行
なわせるコピーモードと、外部装置6から外部インター
フェース(I/F)7を通して入力される外部入力デー
タを一旦RGBフレームメモリ8に格納した後読み出し
てイメージプロセッサ3により所定の画像処理を行なわ
せ、ディレイメモリ4を通して出力系5に送り画像形成
を行なわせるプリンタモードとを有する。
【0007】そのモードの選択は図示しない制御部が行
ない、マルチプレクサ9に対してコピーモードが選択さ
れた時には内部入力データを選択して出力するように指
示し、プリンタモードが選択された時には内部入力デー
タを選択して出力するように指示する。
【0008】イメージプロセッサ2は画像読取ユニット
1から出力される内部入力データの補正やコピーモード
特有の画像の加工機能に関する処理回路であり、内部入
力データの拡大/縮小を行なう変倍回路11と、画像の
斜体化,中抜き,影付けなどの加工処理を行なう加工処
理回路12と、内部入力データのMTF(Modulation
Transfer Function )の劣化の補正やノイズ除去をす
る空間フィルタ処理を行なうRGBフィルタ回路13と
から構成される。
【0009】イメージプロセッサ3は主に出力画像(ハ
ードコピー)の画質の調整に関する処理を行なう回路
で、内部入力データ又は外部入力データに関わらず共通
して用いられる回路である。すなわち、RGB系の画像
データ(RGBデータ)に対して、RGBγ補正回路1
4,RGBデータからYMCK系の画像データ(YMC
Kデータ)への変換を行なう色補正回路15,UCR
(Under Color Removal)回路16,出力系5の階調
特性の補正をするYMCKγ補正回路17,画像の鮮鋭
度を調整するYMCKフィルタ回路18,及び出力系5
が十分な階調数を出せない場合にディザ処理のような面
積階調処理法を用いて階調表現を行なう階調処理回路1
9から構成される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来のカラー画像形成装置において、記録紙上で
複数色を重ね合わせるためには、画像処理ユニットから
出力される各色の画像信号を、記録紙がそれぞれの色に
対応する作像ユニットの転写位置に達するまでの時間だ
けディレイメモリ(遅延素子)によって遅延させて、像
担持体である感光体への書き込みのタイミングをずらす
必要があり、そのために多くのメモリを使用しなければ
ならなかった。
【0011】ここで、ディレイメモリとしてDRAMを
用いた場合のそのメモリ容量について、図27を参照し
て説明すると、感光体ドラム21a〜21dの各ドラム
間隔をL(mm),出力ドット密度をM(dot/m
m),出力1ドット1色当たりのビット数をN(bit
/dot),記録紙Pの幅をW(mm)とした場合、デ
ィレイメモリ22a〜22cの総メモリ容量Sは、 S=W×M×L×M×N+W×M×2L×M×N+W×M×3L×M×N =W×M×6L×M×N(bit) となる。
【0012】例えば、W=297mm,L=100m
m,M=16dot/mm,N=8bit/dotとす
ると、 S=297×16×6×100×16×8 =364953600(bit) =348.0[Mbit](メガビット) となり、4Mbitの容量のDRAMを使用する場合に
は、それが87個必要になる。
【0013】一方、前述のように外部入力データを出力
するときはフレームメモリが必要になるが、そのメモリ
容量TはA4版(297mm×210mm)でR(レッ
ド),G(グリーン),B(ブルー)に色分解されたデ
ータを各色8bit/dotで入力されるとすると、 T=297×16×210×16×8×3 =383201280(bit) =365.4(Mbit) となり、4MbitのDRAMが92個必要になる。
【0014】したがって、外部入力データの出力が可能
なシステムを構成するためには、ディレイメモリとフレ
ームメモリとを合わせ、画像データ用メモリとして17
9個もの大量のメモリチップが必要となり、高価なシス
テムとなってしまう。この発明は上記の問題点に鑑みて
なされたものであり、メモリの使用量を軽減して低コス
トを実現することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、4個の作像ユニットを有し、該作像ユニ
ットの4個の像担持体上に並行して形成された像を転写
材に順次転写することによりカラー画像を形成するカラ
ー画像形成装置において、次のようにしたことを特徴と
する。
【0016】請求項1の発明によるカラー画像形成装置
は、外部から入力されるRGB系の画像データを1ペー
ジ分記憶するメモリと、該メモリの4ヵ所から時差をつ
けて並行して4系統の画像データを読み出し、その各画
像データを並行してそれぞれYMCK系の画像データの
所定の1成分のデータに変換する手段とを設け、該手段
によって変換されたYMCK系の画像データを並行して
各作像ユニットに送ることによりカラー画像形成を行な
わせるようにしたものである
【0017】請求項2の発明によるカラー画像形成装置
は、各作像ユニットの像担持体の転写部の間隔が最大転
写材の搬送方向の長さの3分の1以上になるように構成
すると共に、外部から入力されるRGB系の画像データ
1ページ分記憶するメモリと、該メモリの3ヵ所から
時差をつけて並行して3系統の画像データを読み出し、
その各画像データを並行してそれぞれYMCK系の画像
データの所定の1成分のデータに変換する手段とを設
け、該手段によって変換されたYMCK系の画像データ
を並行して各作像ユニットに送ることによりカラー画像
形成を行なわせるようにしたものである
【0018】請求項3の発明によるカラー画像形成装置
は、原稿画像を読み取る内部入力手段と、外部からカラ
ー画像データを入力する外部入力手段と、画像データを
記憶するメモリと、RGB系の画像データをYMCK系
の画像データに変換する変換手段と、記憶すべき画像デ
ータが内部入力手段からの画像データの場合には、該画
像データが上記変換手段によってYMCK系の画像デー
タに変換された後、該画像データを上記メモリに記憶す
ることにより、該メモリを作像ユニットの作像タイミン
グを補正するために使用するYMCK系の画像データの
ディレイメモリとして動作させ、記憶すべき画像データ
が外部入力手段からの画像データの場合には上記メモ
リをRGB系の画像データのフレームメモリとして動作
させるメモリ制御手段とを設け、該手段によって上記メ
モリをRGB系の画像データのフレームメモリとして動
作させる場合には、外部入力手段から入力されるRGB
系の画像データを上記メモリに1ページ分記憶した後、
そのメモリの4ヵ所から時差をつけて並行して4系統の
画像データを読み出し、その各画像データを上記変換手
段により並行してそれぞれYMCK系の画像データの所
定の1成分のデータに変換させ、その変換後のYMCK
系の画像データを並行して各作像ユニットに送ることに
よりカラー画像形成を行なわせるようにしたものであ
【0019】請求項4の発明によるカラー画像形成装置
は、原稿画像を読み取る内部入力手段と、外部からカラ
ー画像データを入力する外部入力手段と、入力データに
表色系変換を含む処理を施す画像処理手段と、画像デー
タを記憶するメモリと、内部入力手段からの画像データ
は画像処理手段による画像処理後に上記メモリに入力
し、外部入力手段からの画像データは上記メモリに記憶
した後、そのメモリから読み出した画像データに対して
画像処理手段により画像処理を行なうようにデータの流
れを選択するデータ選択手段とを設け、外部入力手段か
ら入力される画像データに基づいて画像形成する場合に
は、その画像データを上記メモリに1ページ分記憶した
後、そのメモリの複数ヵ所から時差をつけて並行して複
数系統の画像データを読み出し、その各画像データを画
像処理手段により並行してそれぞれ異なる表色系の画像
データの所定の1成分のデータに変換させ、その変換後
の表色系の画像データを並行して前記各作像ユニットに
送ることによりカラー画像形成を行なわせるようにした
ものである
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【作用】請求項1の発明によるカラー画像形成装置によ
れば、外部から入力されるRGB系の画像データを1ペ
ージ分メモリに一旦記憶した後、そのメモリの4ヵ所か
ら時差をつけて並行して4系統の画像データを読み出
、その各画像データを並行してそれぞれYMCK系の
画像データの所定の1成分のデータに変換し、その変換
したYMCK系の画像データを並行して各作像ユニット
に送ることによりカラー画像形成を行なわせるので、メ
モリの使用量を軽減でき、低コストで外部入力データを
出力することができる。
【0024】請求項2の発明によるカラー画像形成装置
によれば、各作像ユニットの像担持体の転写部の間隔が
最大転写材の搬送方向の長さの3分の1以上になるよう
に構成し、外部から入力されるRGB系の画像データを
1ページ分メモリに一旦記憶した後、そのメモリの3ヵ
所から時差をつけて並行して3系統の画像データを読み
出し、その各画像データを並行してそれぞれYMCK系
の画像データの所定の1成分のデータに変換し、その変
換したYMCK系の画像データを並行して各作像ユニッ
トに送ることによりカラー画像形成を行なわせるので、
メモリの使用量が減り、且つRGB系の画像データをY
MCK系の画像データに変換する回路を低減することが
できる。
【0025】請求項3の発明によるカラー画像形成装置
によれば、記憶すべき画像データが内部入力手段からの
画像データの場合には、その画像データがYMCK系の
画像データに変換された後、その画像データをメモリに
記憶することにより、そのメモリを作像ユニットの作像
タイミングを補正するために使用するYMCK系の画像
データのディレイメモリとして動作させ、記憶すべき画
像データが外部入力手段からの画像データの場合には
メモリをRGB系の画像データのフレームメモリとして
動作させる。そして、メモリをRGB系の画像データの
フレームメモリとして動作させる場合には、外部入力手
段から入力されるRGB系の画像データをメモリに1ペ
ージ分記憶した後、そのメモリの4ヵ所から時差をつけ
て並行して4系統の画像データを読み出し、その各画像
データを並行してそれぞれYMCK系の画像データの所
定の1成分のデータに変換し、その変換後のYMCK系
の画像データを並行して各作像ユニットに送ることによ
りカラー画像形成を行なわせる。したがって、メモリの
使用量を軽減でき、低コストで内部入力データと外部入
力データを出力することができる。
【0026】請求項4の発明によるカラー画像形成装置
によれば、内部入力手段からの画像データは画像処理手
段による画像処理後にメモリに入力し、外部入力手段か
らの画像データはメモリに記憶した後、そのメモリから
読み出した画像データに対して画像処理手段により画像
処理を行なうようにデータの流れを選択する。そして、
外部入力手段から入力される画像データに基づいて画像
形成する場合には、その画像データをメモリに1ページ
分記憶した後、そのメモリの複数ヵ所から時差をつけて
並行して複数系統の画像データを読み出し、その各画像
データを画像処理手段により並行してそれぞれ異なる表
色系の画像データの所定の1成分のデータに変換させ、
その変換後の表色系の画像データを並行して前記各作像
ユニットに送ることによりカラー画像形成を行なわせ
る。したがって、メモリの使用量を軽減することがで
き、しかも外部入力の場合にデータを再受信することな
く容易に何度でも色調整を行なって出力することができ
る。
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図2はこの発明の一実施例を示す電子
写真方式のデジタルカラー複写機の全体構成図であり、
図26と対応する部分には同一符号を付している。
【0032】このデジタルカラー複写機は、原稿の画像
を読み取るための原稿読取ユニット(スキャナ)1と、
その原稿読取ユニット1からデジタル信号として出力さ
れる画像信号を電気的に処理するイメージプロセッサを
含む本体制御部32と、その本体制御部32からの各色
の画像データ及び各種の駆動信号に応じてプリント動作
を行ない、記録紙P上に画像を形成するプリンタ33と
によって構成されている。
【0033】そして、そのプリンタ33に、使用する4
色(3色によって構成することもできる)の各色ごとに
対応させた感光体ドラム34a〜34d(以下特定しな
い場合には単に感光体ドラム34と云う)と、その各感
光体ドラム34上に原稿の画像に対応する光を結像させ
て静電潜像を形成する露光手段となる各レーザ光出射装
置35a〜35dと、その静電潜像を顕像化する色ごと
に異なる各現像装置36K,36C,36M,36Y
と、記録紙Pを感光体ドラム34上の顕像を転写させる
ために各転写部37a〜37dに搬送する搬送ベルト装
置50と、その搬送ベルト装置50の転写・搬送ベルト
38上に記録紙Pを送り込む給紙装置39等を設けてい
る。
【0034】画像読取ユニット1の上部には原稿押圧板
40が備えられており、その原稿押圧板40を上方に開
放することによって原稿載置台(コンタクトガラス)41
上に原稿をセットし、原稿押圧板40を閉じることによ
ってその原稿をセット位置に固定することができる。
【0035】その状態で図示しないプリントキーが押下
されると、原稿読取ユニット1は原稿載置台41上の原
稿をランプ(例えば蛍光灯)42により露光走査し、そ
の原稿からの反射光が各ミラー43,44,45を介し
て結像レンズ46に入射される。その結像レンズ46に
入射された画像光は、ダイクロイックプリズム47に結
像され、例えばレッドR,グリーンG,ブルーBの3種
類の波長の光に分光されて、各波長光ごとに対応する各
受光器48R(レッド用),48G(グリーン用),4
8B(ブルー用)にそれぞれ入射される。
【0036】各受光器(CCD)48R,48G,48
Bは、入射した光をデジタル信号に交換してその信号
(RGBデータ)を本体制御部32に出力し、本体制御
部32はその信号に応じて必要な処理を行なって各色の
画像データ、例えばブラックK,シアンC,マゼンタ
M,イエローYの各色の記録形成用の画像データに変換
して、その画像データをプリンタ33のレーザ光出射装
置35a〜35dに各色に対応してそれぞれ送出する。
【0037】プリンタ33の例えば黒(ブラック)色用
の感光体ドラム34aの回りには、帯電チャージャ4
9,転写チャージャを備えた転写部37a等の画像形成
プロセスを実行するための公知の各部がそれぞれ設けら
れており、その帯電チャージャ49によって感光体ドラ
ム34aの表面を一様に帯電して、そこにレーザ光出射
装置35aからのレーザ光を照射して露光し、ブラック
光像の潜像を形成して現像装置36Kによって現像して
顕像を形成する。
【0038】他のシアン,マゼンダ及びイエローの各色
用の感光体ドラム34b〜34dの回りにも同様に、そ
れぞれ画像形成プロセスを実行するための各帯電チャー
ジャ49,転写部37b〜37d等の各部がそれぞれ設
けられている。
【0039】給紙装置39は、プリンタ部33の側面に
給紙カセット51A及び51bを上下2段に挿脱自在に
取り付け、その内部に収納した記録紙Pをその何れかの
給紙カセットから用紙送出端側の上部に設けた各給紙コ
ロ52によって給紙し、それをレジストローラ53によ
って所定のタイミングで搬送ベルト装置50に送り出
す。
【0040】搬送ベルト装置50は、駆動ローラ54と
従動ローラ55と複数のテンションローラを含む補助ロ
ーラ56(図2には簡略化して1個のみ図示している)
との間に無端状の転写・搬送ベルト38を張装すると共
に、給紙装置39のレジストローラ53によって送り込
まれる記録紙Pを、その転写・搬送ベルト38の表面に
案内する用紙ガイド58を設けている。
【0041】転写・搬送ベルト38は、例えばポリエス
テルのような誘電体フィルムやウレタンのようなゴム材
によって形成され、その表面に記録紙Pを吸着可能にす
るために設けたベルト帯電チャージャ60によって帯電
されて、用紙ガイド58によってベルト表面に案内され
る記録紙Pを、そのベルト表面に静電吸着させて所定の
搬送速度で精度よく搬送する。
【0042】その搬送ベルト装置50によって搬送され
る記録紙Pは、それぞれ顕像が形成されている各感光体
ドラム34a〜14dに順次送られていき、各転写部3
7a〜37dで転写チャージャによってその顕像が順次
転写されていく。その顕像(画像)が転写された記録紙
Pは、定着ローラ59によってその画像が定着されて排
紙ローラ61により機外の図示しない排紙トレイ等に排
紙される。
【0043】図3はこのテジタルカラー複写機の制御系
の要部ブロック図であり、図26と対応する部分には同
一符号を付している。システムコントローラ65は、画
像読取ユニット1,メイン制御部67と、プリンタ33
の操作パネル66,出力系5及びプリンタ制御回路69
の各モジュールを制御する。
【0044】すなわち、操作パネル66の表示制御やキ
ー入力処理を行なったり、操作パネル66により設定さ
れたモードに従って、画像読取ユニット1,プリンタ3
へスタート信号や変倍率指定信号を送出したり、メイン
制御部67へ画像処理モード指定信号(色変換,マスキ
ング,トリミング,ミラーリング等)を送出したり、あ
るいは各モジュールからの異常信号,動作状態ステータ
ス信号(ウェイト,レディ,ビジィ,ストップ)による
システム全体のコントロールを行なう。
【0045】画像読取ユニット1は、システムコントロ
ーラ65からのスタート信号により指定された変倍率に
合う走査速度で原稿を露光走査し、その原稿像をCCD
等の読み取り素子によって読み取り、RGB系の画像デ
ータ(RGBデータ)としてメイン制御部67に送る。
メイン制御部67は、図26に示したイメージプロセッ
サ2,3やフレームメモリ及びディレイメモリとして機
能するメモリ等によって構成されている。
【0046】プリンタ制御回路68は、メイン制御部6
7から出力されるYMCK系の画像データ(YMCKデ
ータ)に従って、出力系5のレーザ光射出装置を変調
し、電子写真プロセスにより記録紙上に転写画像を形成
する。
【0047】図1は、メイン制御部67のこの発明に係
わる部分を示す要部ブロック図であり、図26と対応す
る部分には同一符号を付している。図1において、マル
チプレクサ(MUX)71〜73により、入力データの
流れが、メモリ74とイメージプロセッサ3と間で可変
となっている。すなわち、動作モードによって画像デー
タが各回路に流れる順番が変えられるように構成されて
いる。また、メモリ74は動作モードに応じてディレイ
メモリとして機能したりフレームメモリとして機能した
りする。
【0048】図4乃至図7に各動作モードにおける画像
データの流れを示す。図4ではコピーモード時の画像デ
ータの流れを示しており、メモリ74はYMCKデータ
のディレイメモリとして用いられる。コピーモードで
は、画像データの入力から出力までリアルタイムに行な
われる。
【0049】図5乃至図7はプリンタモード時の画像デ
ータの流れを示しており、そのうち図5ではメモリ74
はRGBデータのフレームメモリとして用いられる。そ
れによって、外部装置6から外部I/F7を通して入力
されるRGBデータは1ページ分全て一旦メモリ74に
記憶される。その後、出力のための画素同期信号に同期
してメモリ74からRGBデータが読み出され、イメー
ジプロセッサ3でYMCKデータに変換されて出力系5
に転送され、プリンタ33により画像出力が行なわれ
る。
【0050】この構成の特徴として、RGBフレームメ
モリとして機能するメモリ74に一度転送されたデータ
は、プリンタ33により出力されても消失することなく
保存できるので、イメージプロセッサ3のパラメータを
変更することにより色調整や色変換を繰り返し行なうこ
とができる。
【0051】図6ではメモリ74はYMCKデータのフ
レームメモリとして用いられる。外部装置6から外部I
/F7を通して入力されるRGBデータは、入力時の画
素同期信号に同期してイメージプロセッサ3によりYM
CKデータに変換されてメモリ74に記憶される。ここ
で、イメージプロセッサ3をスルーとなるようにパラメ
ータ設定するか、イメージプロセッサ3を迂回してメモ
リ74に記憶させるようにすれば、YMCK系の外部デ
ータの出力も可能になる。
【0052】図7では3つのステップで画像データの出
力が行なわれる。(a)に示す第1のステップでは、外
部装置6から外部I/F7を通して入力されるRGBデ
ータは1ページ分メモリ74に記憶される。このとき、
メモリ74はRGBデータのフレームメモリとして用い
られる。
【0053】(b)に示す第2のステップでは、RGB
からYMCKへのデータ変換が行なわれる。メモリ74
から読み出されたRGBデータはイメージプロセッサ3
でYMCKデータに変換された後、再びメモリ74に記
憶される。全データの変換が終了した時点では、メモリ
74はYMCKデータのフレームメモリとなる。(c)
に示す第3ステップでは、出力のための画素同期信号に
同期してメモリ74からYMCKデータを読み出してプ
リンタ33に送り、画像出力を行なわせる。
【0054】図7の構成の特徴は、第2のステップが外
部装置6からのデータ入力及び出力系5へのデータ出力
と非同期で動作するため、イメージプロセッサ3のハー
ドウェア構成を簡略化できる。図5及び図6の構成で
は、データの入出力に同期すべく高速の画像処理回路
(イメージプロセッサ)が必要である。すなわち、変換
色YMCKの各色に対応する4系統の画像処理回路か、
時分割で画素順次または線順次で変換する場合は、回路
自体は1系統で済むが、画素クロックの4倍の速さで動
作する回路が必要である。
【0055】図7では、コピーモードのないプリンタモ
ードのみのシステムを構築するためには、高速性がそれ
ほど要求されない場合、独自のクロックを用いて時分割
でYMCKデータへの変換が許容されるため、低コスト
で画像処理回路を構成することができる。
【0056】図8は、図3のメイン制御部67における
YMCKデータのディレイメモリモード時(メモリ74
をYMCKデータのディレイメモリとして用いる場合)
に使用するメモリ74及びそのメモリ制御回路の構成例
を示す要部回路図である。この例では、作像系における
記録紙への転写順がK→M→Y→Cとなっているため、
MYCの各データはKデータに対してそれぞれL,2
L,3Lだけ遅延させる必要がある。
【0057】したがって、それらのデータの遅延に用い
るメモリ(MEM)74a,74b,74cの各メモリ
量は、それぞれW×M×L×M×N,W×M×2L×M
×N,W×M×3L×M×N(bit)である。各メモ
リ74a〜74cに入力されるデータは、それぞれのメ
モリの画素数分の画素クロックCLK(画素同期信号)
が計数されると読み出される。
【0058】81〜83はそれぞれメモリ74a〜74
cをアクセスするためのアドレス発生器(AG)であ
り、それぞれW×M×L×M,W×M×2L×M,W×
M×3L×M進カウンタとして動作する。作像ユニット
の間隔は機械によって若干のズレが生じることが予想さ
れるが、各メモリ74a〜74cをズレに相当する分だ
け多めに用意しておき、アドレス発生器81〜83の設
定値を変えるようにすれば微少なズレを補正することも
できる。
【0059】図9は、図3のメイン制御部67における
RGBデータのフレームメモリモード時に使用するメモ
リ74及びそのメモリ制御回路の構成例を示す要部回路
図である。なお、ここでは図1に示したマルチプレクサ
72の図示を省略している。この例において、各色1画
素当たり8bitの階調を有する場合、3色で24bi
t/pelであるから1ワード24bitのメモリ構成
となる。
【0060】メモリ74a〜74eはそれぞれ作像ユニ
ットの間隔に相当する分だけの容量(1ブロック)を有
する。但し、最後のメモリ74eは0から順番に全メモ
リを上記容量分ずつ割り当てたときの端数分の容量を有
する。84は各メモリ74a〜74eをアクセスするた
めのアドレス発生器であるが、入力時の画素クロックC
LKに同期して動作するカウンタとして機能し、1ブロ
ック分の画素数をカウントすると、キャリー信号Cを出
力すると同時にカウンタ出力値をリセットする。
【0061】85は記録紙と作像ユニットとの位置関係
を示すためのフェーズ信号発生器(PG)であり、アド
レス発生器84から出力されるキャリー信号Cをカウン
トして、データ入力すべきメモリブロックをメモリ74
a〜74eの中から選択する。データ出力時は、各作像
ユニットに対応して最大4つのメモリブロックからデー
タを並行して読み出す必要がある。ここで、作像ユニッ
トの間隔相当分を1ブロックとしているので、アドレス
信号は各メモリブロックで共通して用いることができ
る。
【0062】イメージプロセッサ3の各画像処理回路
(IP)3a〜3dには、それぞれK,M,Y,Cの各
色用のパラメータを設定する。フェーズが進む毎に参照
すべきメモリブロックが変わるが、マルチプレクサ(M
UX)86〜89を用い、フェーズ信号に応じてメモリ
ブロックとイメージプロセッサの対応を変えるようにし
ている。
【0063】この時の各マルチプレクサ86〜89の動
作を表1に示す。作像ユニット間に間隔があるため、各
作像ユニットが像形成をする期間にズレが生じるが、像
形成に関与しないフェーズでは各メモリから入力される
データの選択出力を禁止(表1の「×」に相当する)し
て白色に相当する画像信号を出力させ、有効領域外のデ
ータによるゴミデータの出力を抑制している。
【0064】
【表1】
【0065】最後段のディレイ量微調整回路(DLY)
90〜92は、作像ユニット間隔の目標値からのズレを
補正するための回路で、1〜2mm程度の遅延が可能な
ディレイ回路である。なお、図9においてイメージプロ
セッサ3は各色に対応して4つの画像処理回路3a〜3
dを有しているが、作像ユニットの間隔が最大サイズの
記録紙の1/3より大きい時、任意のタイミングにおい
て記録紙は同時には高々3つの作像ユニットとしか接触
しない。したがって、イメージプロセッサ3でも同時に
は高々3つの画像処理回路からしか有効画像領域のデー
タを出力しないため、3つの画像処理回路があれば間に
合うことになる。
【0066】図10は図3のメイン制御部67における
RGBデータのフレームメモリモード時に使用するメモ
リ74及びそのメモリ制御回路の他の構成例を示す要部
回路図であり、図9と対応する部分には同一符号を付し
ている。この例では、イメージプロセッサ3を3つの画
像処理回路3a〜3cで構成している。マルチプレクサ
93〜99及び画像処理回路3a〜3cの動作を表2に
示す。
【0067】
【表2】
【0068】まず、画像処理回路3aが第1色目である
K色のための画像処理を行なう。その後、画像処理回路
3b,3cがそれぞれ第2,第3色目であるM及びY色
の画像処理を行なう。フェーズ3以降ではK色の有効画
像範囲外にあり、新たに第4色目であるC色の有効画像
範囲となるから、画像処理回路3aがC色用の画像処理
パラメータに切り換えて処理を行なうようにする。
【0069】マルチプレクサ96〜99は図9とは異な
り、この回路構成では各画像処理回路3a〜3cと出力
色の関係が固定ではないため、その対応をとるために設
けている。
【0070】図11は、図3のメイン制御部67におけ
るRGBデータのフレームメモリモード時に使用するメ
モリ74及びそのメモリ制御回路のさらに他の構成例を
示す要部回路図である。この例では、メモリ74からの
読み出しを4つのアドレスから時分割で行なえるように
している。図12にメモリ74にRGBデータを記憶す
る際のタイミングチャートを、図13及び図14にメモ
リ74からRGBデータを読み出す際のタイミングチャ
ートをそれぞれ示す。なお、図13及び図14のM,
Y,Cはそれぞれ後述するMofs,Yofs,Cof
sを意味する。
【0071】画像入力時は、アドレス発生器100を入
力系の画素クロックに同期して動作させ、メモリ74に
RGBデータを記憶する。画像出力時は、出力系5の画
素クロックに同期してアドレス発生器100を動作さ
せ、K色用データを読み出すためのアドレス信号を出力
する。他色の読み出しタイミング差に相当するアドレス
差をオフセットアドレスMofs,Yofs,Cofs
として図3のシステムコントローラ65から与え、その
絶対アドレスを加算器(ADD)101〜103を用い
て算出する。
【0072】各色に対応したデータを1画素クロック内
に時分割で読み出すために、画素クロックCLKを4倍
周したクロックCLK4で動作するフェーズ信号発生器
104を設ける。フェーズ信号は読み出し色に対応して
おり、フェーズ信号に対応してメモリ74に対するアド
レスをマルチプレクサ105を用いて切り換える。ま
た、ラッチ(FF)106〜109は各色出力用のデー
タを1画素クロックの期間保持するために設けてあり、
そのクロックは出力データラッチ用のクロック発生回路
110により発生させ、フェーズ信号に対応して1/4
画素クロックずつタイミングをずらしたものが用いられ
る。
【0073】この構成では画素クロックCLKの4倍の
クロックで高速にメモリ74をアクセスする必要がある
が、オフセットアドレスを変更するだけでディレイ量の
調整ができるため、図9に示したディレイ量微調整回路
90〜92が不要である。なお、画素クロックが高速の
場合でも、連続する画素のデータをまとめてアクセス
し、パラレル/シリアル変換器を用いて画素毎のデータ
に再び分離するように構成すれば、メモリに対するアク
セススピードを下げることもできる。
【0074】図15は、図3のメイン制御部67におけ
るYMCKデータのフレームメモリモード時に使用する
メモリ74及びそのメモリ制御回路の構成例を示す要部
回路図である。この例では、メモリ74はYMCKの各
色にそれぞれ同容量のメモリ74a〜74dが割り当て
られている。その各メモリ47a〜47dに対するアド
レス発生器111〜114は画素クロックCLKに同期
してカウントアップし、アドレス発生器コントローラ
(AGC)115から出力されるカウンタリセット信号
によってリセットされるように動作する。
【0075】アドレス発生器コントローラ115は、画
像入力時にはスタート信号STARTとしてデータ入力
開始信号が入力され、端子S0〜3から同一タイミング
で各アドレス発生器111〜114に対してカウンタリ
セット信号を出力する。但し、YMCKデータはパラレ
ル入力される場合であるが、面順次で入力される場合
は、メモリ74に対する書き込み許可信号を入力色に対
応するブロックのみイネーブルとなるように制御すれば
対応できる。
【0076】画像出力時は、スタート信号STARTと
して像形成開始信号が入力され、作像ユニットの間隔補
償分だけ画素クロックを計数することによりスタート信
号STARTを遅延させた信号を発生して端子S0〜3
から出力する。これらの信号により、各アドレス発生器
111〜114は作像ユニットの間隔相当分だけアドレ
ス発生開始のタイミングをずらすことができるため、所
望の時間遅延した間隔でYMCKデータを出力系5の各
作像ユニットに送ることができる。このとき、アドレス
発生開始のタイミングを調整することにより、ディレイ
量の微調整を行なうこともできる。
【0077】パラレル/シリアル変換器(PS)116
〜119はプロッタモードの時に用いられる。ここでプ
ロッタモードとは、通常のプリンタモードが各色1画素
当たり複数bitの多値出力を行なうモードであるのに
対し、YMCK各色1画素当たり1bitで表される2
値出力モードのことをいう。通常、プリンタモードでの
メモリ74への入出力は、ある色に注目すると、入力時
と出力時ではそれぞれの画素クロックに同期して同数の
複数bitのデータがアクセスされるため、パラレル/
シリアル変換は不要である。
【0078】したがって、パラレル/シリアル変換器1
16〜119はプリンタモード(MODEが多値モー
ド)の時には入力データをそのまま出力する。それに対
して、プロッタモードの時には、入力時は1画素1bi
tであってもデータ転送効率を上げるため、プリンタモ
ードのbit数と同じだけのbit数(N)が画素クロ
ックに同期して入力される。すなわち、入力時は複数画
素のデータがメモリ74の同アドレスに入力されること
になる。画像出力時には、画像データを画素クロックに
同期して出力系5に送る必要があるが、メモリ74から
は1回でNbit、即ちN画素分のデータがアクセスさ
れるため、メモリ74からの読み出しは出力の画素クロ
ックをN分周したタイミングで行なえばよい。したがっ
て、各アドレス発生器111〜114に対するクロック
は画素クロックをN分周した信号を用いる。
【0079】メモリ74から読み出されたN画素分のデ
ータは、パラレル/シリアル変換器116〜119で画
素クロックに同期してパラレル/シリアル変換され、1
bit/1画素クロックのタイミングでイメージプロセ
ッサ3を経ずに出力系5に送られる。ここで、CAD出
力や地図データのような文字・線画画像の2値の入力デ
ータの場合はRGBYMCKの7色の区別ができればよ
く、中間色は画像情報としては大した意味を持たない。
したがって、色補正や階調処理のような画像処理は不必
要であるだけでなく、場合によっては2値画像本来のコ
ントラストや鮮鋭度が低下し、画質劣化につながること
がある。
【0080】図16は図3のメイン制御部67における
YMCKデータのフレームメモリモード時に使用するメ
モリ47及びそのメモリ制御回路の他の構成例を示す要
部回路図であり、図15と対応する部分には同一符号を
付している。この例では、プロッタモードの画像データ
を複数の記録紙に分割して出力できるように構成してい
る。前述のようにプロッタモードではプリンタモードの
同サイズの画像データに比べ、データ量は1/Nであ
る。逆に言えば、同メモリ量では、プロッタモードでは
プリンタモードに比べN倍の面積の画像データをメモリ
74に記憶することが可能である。
【0081】プロッタモードの用途としてはCAD(C
omputer Aided Design)の図面出力や地図データのハ
ードコピー出力などが考えられる。図面の場合は1画素
当たりの階調数は2値であり、出力サイズがA1,A0
版など大サイズである場合が多い。画像形成装置では、
記録紙の最大サイズがA3版程度が多く、大サイズの画
像を出力する場合は、ホストコンピュータ側で画像デー
タを縮小するか適当なサイズに分割してプロッタに送ら
なければならなかった。
【0082】プリンタモード時のYMCKフレームメモ
リとして1色当たり8bitの階調数でA3版分のメモ
リを持つ場合、プロッタモードでは8倍のA0版の画像
データを記憶することができる。したがって、A0版ま
でのデータはホスト側では特別な処理をすることなくプ
ロッタに送出すればよい。この実施例では、プロッタモ
ードで最大記録紙サイズを超える画像データを受信した
時は、メモリ74に記憶された画像データを複数の記録
紙に対してそれぞれ分割して出力する。その一例とし
て、画像データを図17に示すように9つに分割して出
力する場合について説明する。
【0083】9つに分割された画像領域を1から9まで
番号をつける。1回の作像プロセスで1画像領域の画像
データが出力されるため、この場合9回の作像プロセス
を連続して行なうことにより全ての画像領域の画像デー
タの出力が完了し、9枚の記録紙にそれぞれ異なる分割
画像が形成される。ここで、分割画像が形成された9枚
の記録紙は後でつなぎ合わせたりまとめて綴じたりする
場合が考えられるが、このつなぎ合わせを容易に行なえ
るようにその各記録紙上にのりしろ領域を確保したり、
綴じる場合のとじしろ領域を確保するモードを設ける。
【0084】図18にこの実施例により分割画像が形成
される各記録紙上ののりしろ領域の一例を示す。のりし
ろ(斜線で示す)は隣接する記録紙の片方に設ければよ
いから、画像番号3,6,7,8,9のように端部の記
録紙ではのりしろ領域は一部または全部が不要である。
図19の(a)〜(d)にその一部ののりしろ領域を示
すマーカの異なる例を示す。すなわち、(a)は実線に
よるマーカを、(b)は破線(点線)によるマーカを、
(c)は短線によるマーカを、(d)は点によるマーカ
をそれぞれ示す。
【0085】ここで、本来の画像データにマーカデータ
を合成して出力することにより、画像のつなぎ合わせの
作業を容易にすることができる。画像がフルカラーまた
は多色カラーの場合であってもマーカは単色でよい。こ
のとき、Y色は視認性が悪いため、M,CまたはK色を
用いるのが望ましい。また、作像系において、記録紙と
定着ローラの分離性を確実にするため、記録紙の先端部
に記録禁止領域(白抜け領域)を設けることがあるが、
このような場合には、図20に示すように各記録紙の先
端部にのりしろ領域を設ければ白抜け領域を別に設けな
くてもよい。
【0086】図21の(a)〜(c)に、この実施例に
より分割画像が形成される記録紙上のとじしろ領域の異
なる例を示す。とじしろ(斜線で示す)は記録紙の縦横
どちらにでも設けることができるが、操作部からオペレ
ータが選択するようにすれば良い。また、分割出力を行
なった場合、複数の記録紙にそれぞれ形成された画像が
どのように接続されるのわからなくなることがあるた
め、その各記録紙に番号付けを行なうと共に、接続を示
すマップを出力すれば便利である。
【0087】図22の(a)(b)にこの実施例により
分割画像が形成される記録紙上ののりしろ領域及びとじ
しろ領域にそれぞれ画像番号を付した例を示す。この図
を見て判るように、画像番号により画像情報に欠落が生
じないように、非画像部であるのりしろ領域及びとじし
ろ領域に画像番号を付ける。図23に、この実施例によ
り複数の記録紙にそれぞれ形成される分割画像の接続マ
ップ例を示す。各画像を区分する格子と画像番号で構成
される。
【0088】再び図16に戻って、回路の動作について
説明する。プロッタモードにおいて、図15の回路と比
べ分割出力時の違いは、アクセスすべき画像データがメ
モリ74上の連続したアドレス空間にないことである。
図24に、メモリアクセスの順序を示す。大画像データ
の主走査方向の大きさをXsize,分割出力すべき画像ブ
ロック(ここでは画像5)の先頭アドレスをOFSとす
ると、各ラインの先頭アドレスはXsizeずつシフトす
る。
【0089】アドレス発生器コントローラ115は、画
像出力時は像形成開始信号STARTを各色毎に対応す
る作像ユニットの間隔補償分だけタイミングをずらして
端子S0〜3から出力する。オフセットアドレス発生器
(OAG)120〜123は、出力すべき画像領域が更
新される毎に図3のシステムコントローラ65から与え
られる画像領域の先頭アドレスOFSを像形成開始信号
STARTの入力時にロードし、ライン同期信号LSY
NCが入力される毎に新ラインの画素データの先頭アド
レスを算出して、端子Qから出力する。
【0090】アドレス発生器111〜114は、それぞ
れオフセットアドレス発生器120〜123から出力さ
れるライン毎の先頭アドレスデータをライン同期信号L
SYNCの入力時にロードし、画素クロックをN分周し
たクロックCLKに同期してカウントアップする。そし
て、このときのアドレスデータを端子Qから出力して対
応するメモリのアドレスとして用いる。また、アドレス
データを参照して端子Mからはのりしろマーカ出力信号
及び非画像領域(画像形成禁止領域)に対する出力禁止
信号(マスク信号)を出力する。
【0091】最終段の出力制御回路(OC)124〜1
27は、のりしろマーカ出力信号がアクティブのとき強
制的に記録ドットを、マスク信号がアクティブのとき非
記録ドットの出力となるように動作する。パラレル/シ
リアル変換器116〜119は、図15の場合と同様に
モード信号MODEが多値の時は入力データをそのまま
出力し、プロッタモードである2値の時は画素クロック
をN分周したクロックに同期して入力されるNbitの
2値画像データをパラレル/シリアル変換して、各画素
データが画素クロックに同期した1bitデータになる
ようにする。
【0092】キャラクタ発生器128は、画像番号とし
て数字のフォントデータを端子Qから出力する。出力す
べき数値及び出力位置は画像出力の度にシステムコント
ローラ65から指示され、アドレス発生器114から得
られるアドレスデータを用いて出力タイミングを調整す
る。フォントデータは出力制御回路127に送られ、記
録ドットか非記録ドットかを指示する。なお、この例で
は数字をC色で出力するように構成したが、他の色にし
ても勿論良い。
【0093】9枚の記録紙に対する画像データの出力が
終了すると、続いて分割画像の接続マップを示すデータ
の出力を行なう。格子線は各記録紙に対してのりしろマ
ーカを出力した場合と同様に、画像番号は各記録紙に対
して数値出力した場合と同様にそれぞれ出力することが
できる。マーカや数字の出力位置はシステムコントロー
ラ65からアドレス発生器及びキャラクタ発生器128
に指定するようにすればよい。
【0094】このように、各メモリモード毎のメモリ制
御について説明したが、複数のメモリモードを選択でき
るシステムを構築する場合は、図25に示すように複数
のメモリ制御回路130a〜130nを備え、セレクタ
131がメモリモード信号に応じてメモリ74に対する
制御信号を選択するようにすればよい。また、上述の実
施例においては入力データとしてRGB系についてのみ
説明したが、L*a*b*,L*u*v*,YIQなど
他の表色系データであっても、表色系変換回路を変更す
ることによって上述の実施例と同様な効果を得ることが
できる。
【0095】さらに、出力データもYMCKの4成分系
でなくとも、YMCの3成分系や2色や他の組み合わせ
の3色系の場合についても容易に応用することができ
る。以上、この発明をデジタルカラー複写機に適用した
実施例について説明したが、この発明はこれに限らず、
カラーファクシミリやカラープリンタ等の他のカラー画
像形成装置にも適用し得るものである。
【0096】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1のカ
ラー画像形成装置によれば、外部から入力されるRGB
系の画像データを1ページ分メモリ(RGB系の画像デ
ータのフレームメモリとして使用するメモリ)に一旦記
憶した後、そのメモリの4ヵ所のアドレスから時差をつ
けて並行して4系統の画像データを読み出し、その各
データを並行してRGB系からYMCK系に変換して
作像ユニットへ送るので、メモリの使用量を軽減でき、
低コストで外部入力データを出力することができる。
【0097】請求項2記載のカラー画像形成装置によれ
ば、作像ユニットの像担持体の転写部の間隔を最大転
写材の搬送方向の長さの1/3以上にし、外部から入力
されるRGB系の画像データを1ページ分メモリに一旦
記憶した後、そのメモリの3ヵ所のアドレスから時差を
つけて並行して3系統の画像データを読み出し、その各
画像データを並行してRGB系からYMCK系に変換し
て作像ユニットへ送るので、メモリの使用量が減り
RGB系の画像データをYMCK系の画像データに変
換する回路を低減することができる
【0098】請求項記載のカラー画像形成装置によれ
ば、画像形成すべき画像データが内部入力データか外部
入力データかによってメモリの動作を変更し(記憶すべ
き画像データが内部入力手段からの画像データの場合に
は、その画像データがYMCK系の画像データに変換さ
れた後、その画像データをメモリに記憶することによ
り、そのメモリを作像ユニットの作像タイミングを補正
するために使用するYMCK系の画像データのディレイ
メモリとして動作させ、記憶すべき画像データが外部入
力手段からの画像データの場合には、メモリをRGB系
の画像データのフレームメモリとして動作させ)、メモ
リをRGB系の画像データのフレームメモリとして動作
させる場合には、外部入力手段から入力されるRGB系
の画像データをメモリに1ページ分記憶した後、そのメ
モリの4ヵ所から時差をつけて並行して4系統の画像デ
ータを読み出し、その各画像データを並行してRGB系
からYMCK系に変換して作像ユニットへ送るので、メ
モリの使用量を軽減でき、低コストで内部入力データと
外部入力データを出力することができる。
【0099】請求項記載のカラー画像形成装置によれ
ば、画像形成すべき画像データが内部入力データか外部
入力データかによって画像データの流れを変更し(内部
入力手段からの画像データは画像処理手段による画像処
理後にメモリに入力し、外部入力手段からの画像データ
はメモリに記憶した後、そのメモリから読み出した画像
データに対して画像処理手段により画像処理を行なうよ
うにデータの流れを選択し)、外部入力手段から入力さ
れる画像データに基づいて画像形成する場合には、その
画像データをメモリに1ページ分記憶した後、そのメモ
リの複数ヵ所から時差をつけて並行して複数系統の画像
データを読み出し、その各画像データを画像処理手段に
より並行してそれぞれ異なる表色系の画像データの所定
の1成分のデータに変換させて作像ユニットへ送るの
で、メモリの使用量を軽減することができ、しかも外部
入力の場合にデータを再受信することなく容易に色調整
することができる。
【0100】
【0101】
【図面の簡単な説明】
【図1】図3のメイン制御部67のこの発明に係わる部
分のみを示す要部ブロック図である。
【図2】この発明の一実施例を示すデジタルカラー複写
機の全体構成図である。
【図3】図2の複写機の制御系の要部ブロック図であ
る。
【図4】図1の回路におけるコピーモード時の画像デー
タの流れを示す説明図である。
【図5】同じくプリンタモード時の画像データの流れを
示す説明図である。
【図6】同じくプリンタモード時の画像データの流れの
他の例を示す説明図である。
【図7】同じくプリンタモード時の画像データの流れの
さらに他の例を示す説明図である。
【図8】図3のメイン制御部67におけるYMCKデー
タのディレイメモリモード時に使用する図1のメモリ7
4及びそのメモリ制御回路の構成例を示す要部回路図で
ある。
【図9】同じくRGBデータのフレームメモリモード時
に使用する図1のメモリ74及びそのメモリ制御回路の
構成例を示す要部回路図である。
【図10】同じくRGBデータのフレームメモリモード
時に使用する図1のメモリ74及びそのメモリ制御回路
の他の構成例を示す要部回路図である。
【図11】同じくRGBデータのフレームメモリモード
時に使用する図1のメモリ74及びそのメモリ制御回路
のさらに他の構成例を示す要部回路図である。
【図12】図11のメモリ制御回路のメモリ74にRG
Bデータを記憶する際の動作を示すタイミング図であ
る。
【図13】図11のメモリ制御回路のメモリ74からR
GBデータを読み出す際の動作の一部を示すタイミング
図である。
【図14】同じくその続きを示すタイミング図である。
【図15】図3のメイン制御部67におけるYMCKデ
ータのフレームメモリモード時に使用する図1のメモリ
74及びそのメモリ制御回路の構成例を示す要部回路図
である。
【図16】同じくYMCKデータのフレームメモリモー
ド時に使用する図1のメモリ74及びそのメモリ制御回
路の他の構成例を示す要部回路図である。
【図17】この実施例による画像データの分割出力を説
明するための説明図である。
【図18】この実施例により分割画像が形成される各記
録紙上ののりしろ領域の一例を示す説明図である。
【図19】その一部ののりしろ領域を表わすマーカの異
なる例を示す説明図である。
【図20】この実施例により分割画像が形成される各記
録紙上ののりしろ領域の他の例を示す説明図である。
【図21】この実施例により分割画像が形成される記録
紙上のとじしろ領域の異なる例を示す説明図である。
【図22】この実施例により分割画像が形成される記録
紙上ののりしろ領域及びとじしろ領域にそれぞれ画像番
号を付した例を示す説明図である。
【図23】この実施例により複数の記録紙にそれぞれ形
成される分割画像の接続マップ例を示す説明図である。
【図24】図16のメモリ制御回路の動作説明に供する
説明図である。
【図25】図3のメイン制御部67における図1のメモ
リ74及び各種のメモリモードに対応する複数のメモリ
制御回路を含む周辺回路を示す要部ブロック図である。
【図26】従来のカラー画像形成装置の制御系の一例を
示すブロック構成図である。
【図27】図26のカラー画像形成装置における各色用
のディレイメモリと作像ユニットの像担持体との関係を
示す概念図である。
【符号の説明】
1 画像読取ユニット 2,3 イメージプ
ロセッサ 3a〜3d 画像処理回路 5 出力系 6 外部装置 7 外部I/F 9,71〜73,86〜89,93〜99,105 マ
ルチプレクサ 34a〜34d 感光体ドラム 35a〜35d レ
ーザ光射出装置 36K,36C,36M,36Y 現像装置 37a
〜37d 転写部 65 システムコントローラ 66 操作パネル 67 メイン制御部 68 プリンタ制御
部 74 メモリ 81〜83,84,100,111〜114 アドレス
発生器 85,104 フェーズ信号発生器 90〜92 デ
ィレイ量調整回路 101〜103 加算器 106〜109 ラ
ッチ 110 クロック発生回路 115 アドレス発
生器コントローラ 116〜119 パラレル/シリアル変換器 120〜123 オフセットアドレス発生器 124〜127 出力制御回路 128 キャ
ラクタ発生器 130a〜130n メモリ制御回路 131 セレ
クタ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/29 H04N 1/21 H04N 1/46 H04N 1/60

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4個の作像ユニットを有し、該作像ユニ
    ットの4個の像担持体上に並行して形成された像を転写
    材に順次転写することによりカラー画像を形成するカラ
    ー画像形成装置において、 外部から入力されるRGB系の画像データを1ページ分
    記憶するメモリと、該メモリの4ヵ所から時差をつけて
    並行して4系統の画像データを読み出し、その各画像デ
    ータを並行してそれぞれYMCK系の画像データの所定
    の1成分のデータに変換する手段とを設け、該手段によ
    って変換されたYMCK系の画像データを並行して前記
    各作像ユニットに送ることによりカラー画像形成を行な
    わせるようにしたことを特徴とするカラー画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 4個の作像ユニットを有し、該作像ユニ
    ットの4個の像担持体上に並行して形成された像を転写
    材に順次転写することによりカラー画像を形成するカラ
    ー画像形成装置において、 前記各作像ユニットの像担持体の転写部の間隔が最大転
    写材の搬送方向の長さの3分の1以上になるように構成
    すると共に、外部から入力されるRGB系の画像データ
    1ページ分記憶するメモリと、該メモリの3ヵ所から
    時差をつけて並行して3系統の画像データを読み出し、
    その各画像データを並行してそれぞれYMCK系の画像
    データの所定の1成分のデータに変換する手段とを設
    け、該手段によって変換されたYMCK系の画像データ
    を並行して前記各作像ユニットに送ることによりカラー
    画像形成を行なわせるようにしたことを特徴とするカラ
    ー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 4個の作像ユニットを有し、該作像ユニ
    ットの4個の像担持体上に並行して形成された像を転写
    材に順次転写することによりカラー画像を形成するカラ
    ー画像形成装置において、 原稿画像を読み取る内部入力手段と、 外部からカラー画像データを入力する外部入力手段と、 画像データを記憶するメモリと、RGB系の画像データをYMCK系の画像データに変換
    する変換手段と、 記憶すべき画像データが前記内部入力手段からの画像デ
    ータの場合には、該画 像データが前記変換手段によって
    YMCK系の画像データに変換された後、該画像データ
    を前記メモリに記憶することにより、該メモリを前記作
    像ユニットの作像タイミングを補正するために使用する
    YMCK系の画像データのディレイメモリとして動作さ
    せ、記憶すべき画像データが外部入力手段からの画像デ
    ータの場合には前記メモリをRGB系の画像データの
    フレームメモリとして動作させるメモリ制御手段とを設
    該手段によって前記メモリをRGB系の画像データのフ
    レームメモリとして動作させる場合には、前記外部入力
    手段から入力されるRGB系の画像データを前記メモリ
    に1ページ分記憶した後、該メモリの4ヵ所から時差を
    つけて並行して4系統の画像データを読み出し、その各
    画像データを前記変換手段により並行してそれぞれYM
    CK系の画像データの所定の1成分のデータに変換さ
    せ、その変換後のYMCK系の画像データを並行して前
    記各作像ユニットに送ることによりカラー画像形成を行
    なわせるようにし たことを特徴とするカラー画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 4個の作像ユニットを有し、該作像ユニ
    ットの4個の像担持体上に並行して形成された像を転写
    材に順次転写することによりカラー画像を形成するカラ
    ー画像形成装置において、 原稿画像を読み取る内部入力手段と、 外部からカラー画像データを入力する外部入力手段と、 入力データに表色系変換を含む処理を施す画像処理手段
    と、 画像データを記憶するメモリと、 前記内部入力手段からの画像データは前記画像処理手段
    による画像処理後に前記メモリに入力し、前記外部入力
    手段からの画像データは前記メモリに記憶した後、該メ
    モリから読み出した画像データに対して前記画像処理手
    段により画像処理を行なうようにデータの流れを選択す
    るデータ選択手段とを設け 前記外部入力手段から入力される画像データに基づいて
    画像形成する場合には、該画像データを前記メモリに1
    ページ分記憶した後、該メモリの複数ヵ所から時差をつ
    けて並行して複数系統の画像データを読み出し、その各
    画像データを前記画像処理手段により並行してそれぞれ
    異なる表色系の画像データの所定の1成分のデータに変
    換させ、その変換後の表色系の画像データを並行して前
    記各作像 ユニットに送ることによりカラー画像形成を行
    なわせるようにし たことを特徴とするカラー画像形成装
    置。
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