JP3496889B2 - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置

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JP3496889B2
JP3496889B2 JP15351793A JP15351793A JP3496889B2 JP 3496889 B2 JP3496889 B2 JP 3496889B2 JP 15351793 A JP15351793 A JP 15351793A JP 15351793 A JP15351793 A JP 15351793A JP 3496889 B2 JP3496889 B2 JP 3496889B2
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plane
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    • G01R33/483NMR imaging systems with selection of signals or spectra from particular regions of the volume, e.g. in vivo spectroscopy
    • G01R33/4833NMR imaging systems with selection of signals or spectra from particular regions of the volume, e.g. in vivo spectroscopy using spatially selective excitation of the volume of interest, e.g. selecting non-orthogonal or inclined slices
    • G01R33/4835NMR imaging systems with selection of signals or spectra from particular regions of the volume, e.g. in vivo spectroscopy using spatially selective excitation of the volume of interest, e.g. selecting non-orthogonal or inclined slices of multiple slices

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のスライス面のデー
タを収集する磁気共鳴イメージング装置に係り、特に、
心拍信号に同期させてデータを収集する磁気共鳴イメー
ジング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】MRI(磁気共鳴イメージング)におい
て、診断部位における複数の連続した撮影断面(以下、
スライス面とする)を所定の繰り返し時間(以下、TR
とする)で繰り返して撮影することでデータを収集する
というマルチスライス法に拠る撮影(以下、マルチスラ
イス撮影とする)が行なわれている。
【0003】一方、MRIでは、データを収集する際に
心臓の拍動に起因して発生するアーチファクト(CSF
(脳脊髄液)フローアーチファクト、血流アーチファク
ト等)を抑制することが求められている。このようなア
ーチファクトの抑制方法としては、例えばデータの収集
タイミングを心拍(あるいは脈波)に同期させる心拍同
期法(ECG同期法)や指先等の血流からの反射信号に
同期させるPPG同期法(peripheral ga
ting)等の心臓の動きに比例した信号(以下心拍信
号;R波とする)に同期をとってデータを収集するもの
がある。
【0004】このような同期法によるマルチスライス撮
影は、主にプロトン密度強調画像やT2強調画像の画像
データを収集するために用いられるので、長いTRが要
求されている。そのため、2心拍以上の時間がTRとし
て使用されている。ここで、n(n≧1)心拍分の時間
をTRとして同期をとってデータを収集することをn心
拍同期という。
【0005】図10は、例えば脊椎のサジタル像の画像
データを2心拍同期法を用いて収集する際のデータ収集
の具体的な手順を示したものである。ここで、図10
(a)は、横軸に時間tをとった際のデータ収集シーケ
ンスの一例であり、R11、R12、R21はR波、またR−
RはR波の間隔である。また、図中のパルス列がデータ
収集タイミングを表す。なお、同期タイミングは上向き
矢印の記号で表されている。図10(b)は脊椎サジタ
ル像のスライス面の位置(図中1〜7;以下これをスラ
イス位置とする)を示したものである。さらに、図10
(c)は、図10(a)のデータ収集タイミングにおけ
るデータ収集順序(スライス面の選択励起順序)と図1
0(b)のスライス位置との関係を示したものである。
【0006】このデータ収集方法によれば、TRの間の
最初のR波(R11)に同期させて最初のスライス面を励
起(図10(b)のスライス位置1;以下スライス面1
とする)してデータ収集を行なう。その後、スライス面
は一定の時間間隔(以下、インターバルIとする)毎に
励起してデータ収集を行なう。
【0007】この際、スライス面の選択励起順序は、図
10(c)に示したように、特願平3−233315号
(特開平5−68673号公報)に開示されている選択
励起順序、つまりスライス面を1枚置きに順次選択する
ものである。すなわち、スライス面1が選択励起された
後、スライス面3、スライス面5と一枚置きにスライス
位置(奇数)の大きいスライス面を順次選択励起する。
そして最大奇数のスライス面7を選択励起すると、今度
はスライス位置が最小偶数であるスライス面2を選択励
起して、以下、順にスライス面4、スライス面6と選択
励起する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなMRIの画像データ収集法は、以下に示す問題
点があった。
【0009】(1)収集タイミングのずれによってアー
チファクト抑制効果が低減する。
【0010】アーチファクト抑制のためにはTR毎に収
集されるデータにおける流れの状態が同じであることが
望ましい。しかし、R波の間隔(R−R)は厳密には一
定ではないため、同期タイミングの直後はデータ収集毎
の心時相に対するデータ収集タイミングはほとんどずれ
ないが、同期タイミングから長い時間が経過した後のデ
ータ収集毎の心時相に対するデータ収集タイミングはず
れてしまう。
【0011】このデータ収集タイミングのずれの例を図
11に基づいて説明する(なお、R波の波形はパルス波
形に簡略化して記述した)。最後の2枚のスライス面
(D1,D2)の選択励起の場合、1回目のデータ収集
時におけるデータ収集タイミングと2回目のデータ収集
時におけるデータ収集タイミングとでは、R波の間隔が
異なって((R−R)2−(R−R)1=Ts)いるた
め、ずれが生じる。また、その他のスライス面の選択励
起におけるデータ収集タイミングのずれも、程度の差こ
そあれ存在する。このデータ収集毎の心時相に対するデ
ータ収集タイミングのずれは、アーチファクト抑制効果
を低減させる原因の一つとなっていた。
【0012】(2)最もアーチファクトを抑制すること
が要求されるスライス面にて上述した問題点(1)によ
る抑制効果の不完全性が顕在化する。
【0013】一般的に臨床上の重要度の高いスライス面
ほどアーチファクトを抑制することが要求されている
が、脊椎のサジタル像の撮影の場合、臨床上の重要度が
高く、最もアーチファクトを抑制することが要求される
スライス面は中央スライス面であり(正中線を含むスラ
イス面はCSFフローが多く存在するために、CSFフ
ローアーチファクトが生じやすい)、次いで中央スライ
ス面に隣接したスライス面である。図12(a)は、中
央スライス面を2重丸印、この中央スライス面に隣接し
たスライス面を丸印で示したものである。
【0014】しかしながら脊椎のサジタル像の撮影で
は、通常、中央スライス面及びこの中央スライス面の両
側の複数枚のスライス面を一端側から順次撮影してい
た。
【0015】図12(b)は、選択励起の順序の一例を
示したものである。この順番によればスライス面3及び
5は同期タイミングの直後に選択励起されデータが収集
されるが、臨床上最も重要なスライス面4は6番目にデ
ータが収集されることになり、上述した(1)の問題点
によって同期の効果が低下する。すなわち、上述した選
択励起順序では最もアーチファクトを抑制したいスライ
ス面においてアーチファクト抑制効果が低減してしまっ
た。
【0016】本発明は、上述したような事情に鑑みてな
されたもので、データ収集タイミングのずれによるアー
チファクトの発生を抑制すると共に、所望のスライス面
に関するアーチファクトの抑制効果を改善する磁気共鳴
イメージング装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の一態様によれば、複数のスライス面のデー
タを心拍信号に同期させて所定の繰返し時間で繰り返し
て収集する磁気共鳴イメージング装置において、前記複
数のスライス面を3枚以上のスライス面としたときに、
この複数のスライス面のうちのスライス方向における中
央に位置するスライス面を前記心拍信号に同期させて
初に収集するように前記データの収集順序を設定する設
定手段と、この設定手段により設定された収集順序に基
づき且つ前記心拍信号に同期させて前記データを収集す
るデータ収集手段とを備えたことを特徴とする。また、
本発明の別の一態様によれば、複数のスライス面のデー
タを心拍信号に同期させて所定の繰返し時間で繰り返し
て収集する磁気共鳴イメージング装置において、前記複
数のスライス面を3枚以上のスライス面としたときに、
この複数のスライス面のうちのスライス方向における中
央に位置するスライス面を前記心拍信号に同期させて
1番目に収集するスライス面とし、その中央に位置する
スライス面に隣接する一方のスライス面を第2番目に収
集するスライス面とし、当該中央に位置するスライス面
に隣接する他方のスライス面を第3番目に収集するスラ
イス面とし、以下、交互に周辺のスライス面に向かう順
序となる前記データの収集順序を設定する設定手段と、
この設定手段により設定された収集順序に基づき且つ前
記心拍信号に同期させて前記データを収集するデータ収
集手段とを備えたことを特徴とする。さらに、本発明の
別の一態様によれば、複数のスライス面のデータを心拍
信号に同期させて所定の繰返し時間で繰り返して収集す
る磁気共鳴イメージング装置において、前記複数のスラ
イス面を3枚以上のスライス面としたときに、この複数
のスライス面のうちのスライス方向における中央に位置
するスライス面を前記心拍信号に同期させて最初に収集
するスライス面とし、その中央に位置するスライス面の
スライス方向の一方の側に位置するスライス面を順次、
周辺のスライス面に向かってデータ収集し、この後、そ
の中央に位置するスライス面のスライス方向の他方の側
に位置するスライス面を順次、周辺のスライス面に向か
って進む順序となる前記データの収集順序を設定する設
定手段と、この設定手段により設定された収集順序に基
づき且つ前記心拍信号に同期させて前記データを収集す
るデータ収集手段とを備えたことを特徴とする。
【0018】
【作用】本発明の磁気共鳴イメージング装置において
は、複数のスライス面の画像データを心拍信号に同期さ
せて所定の繰り返し時間ごとに繰り返して収集する場
合、所望のデータ収集順序が設定され、このデータ収集
順序に基づいて心拍同期でデータが収集される。心拍同
期の同期タイミングからの経過時間に応じてアーチファ
クトの抑制効果が異なる。そこで、複数のスライス面の
中央部分に位置するスライス面(通常、臨床上の重要度
の高いスライス面)から順番に選択励起によりデータ収
集が行なわれるようにすると、臨床上最も重要なスライ
ス面はアーチファクトが効果的に抑制される。重要度が
低くなるにつれて、アーチファクトの抑制効果は低くて
もよい。これにより、再収集の必要になることも少なく
なるので、収集の全体効率が良くなる。
【0019】特に脊椎のサジタル像の撮影の場合は、中
央スライス面が最も重要であり、以下周辺にいくにつれ
て重要度が低くなる。このため、データ収集順序は中央
スライス面が1番目、中央スライス面に隣接するスライ
ス面を2番目として、以下順次周辺スライスに向かうよ
うに設定すると、収集の効率がよい。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例として脊椎のサジタル
像をマルチスライス撮影する場合について図面を参照し
て説明する。
【0021】なお、心拍信号であるR波の波形は、すべ
てパルス波形に簡略化して示している。
【0022】(第1実施例) 図1は、本実施例の磁気共鳴イメージング装置を全体ブ
ロック図で示したものである。
【0023】同図でわかるように、本実施例の磁気共鳴
イメージング装置は、被検体が配置された空間に形成さ
れた静磁場に重ねて傾斜磁場を印加可能な傾斜磁場アン
プ4及び傾斜磁場コイル5と、被検体にRFパルスを送
信すると共に、被検体からのMR信号を受信可能なRF
受信可能なRF送受信装置2及びRFコイル3と、所定
のパルスシーケンスに従ってRF送受信装置2及び傾斜
磁場アンプ4を制御すると共にRF送受信装置2からの
MR信号を処理して画像を再構成し表示装置6に出力可
能な制御装置1と、被検体の心拍信号を検出しこれを制
御装置1に出力可能なR波受信部7とを備えている。
【0024】本実施例の制御装置1は、後述する図3の
処理を行ない、複数のスライス面のデータを所定の繰り
返し時間ごとに繰り返してデータを収集すると共に、画
像データの収集タイミングを上記繰り返し時間の間に発
生する心拍信号のうち複数の心拍信号に同期させてい
る。
【0025】図2は、2心拍同期によってN=7枚のス
ライス面の画像データを収集する際のデータ収集タイミ
ング及び選択励起順序を示したものである(スライス位
置は従来例における図12(a)と同様である)。
【0026】同図でわかるように本実施例では、TRの
間に2回、R波の周期毎に同期をかけて所定のスライス
面を選択励起し、同期をかけなかったスライス面は、予
め定められたインターバル(I)毎に選択励起を行な
う。この際、例えば最初の同期に引き続いてスライス面
を3枚選択励起し、2回目の同期に引き続いて2枚のス
ライス面を選択励起するように予めメモリに設定してお
くのがよい。
【0027】また、スライス位置の選択励起順序は、例
えば従来周知の選択励起順序、つまりスライス面を1枚
置きに順次選択する方法(図中スライス位置1、3、
5、7、2、4、6)によって行なうのがよい。この選
択励起順序も予めメモリに記憶しておくのがよい。
【0028】次に、本実施例の作用を説明する。
【0029】図3はデータ収集の処理を示すフローチャ
ートである。
【0030】制御装置1は、マルチスライス撮影が指令
されると、ステップ101において心拍信号(R波)が
入力されているかどうか判断する。この判断の結果、N
Oの場合は、心拍信号が入力されるまで撮影は行なわな
い。一方、ステップ101の判断の結果がYESの場合
は、ステップ102において、内蔵するメモリに予め記
憶されているデータ収集のための手順、スライス面の選
択励起の順序、及びスライス枚数等の各種データを読み
込む。続いてステップ103で制御装置1は、入力され
た最初(1心拍目)のR波(R11)に同期をとって、ス
ライス面1を選択励起する一連のシーケンスを発してデ
ータ収集を行なう。そしてステップ104に進んで、予
め定められた選択励起順序(スライス面を1枚置きに順
次選択する方法)にしたがって、インターバルI後に1
スライス面を飛び越して、スライス面3を選択励起する
シーケンスを発してデータ収集を行なう。このスライス
面の飛び越しは、その飛び越しに伴うスライス位置変更
分に相当する励起周波数の変更で対処される。そしてス
テップ105で最初の同期をかけてから予め定めた枚数
分(4枚)のデータ収集を行なったかどうか判断する。
今はスライス面3からデータが収集された所なので、N
Oの判断を行ない、ステップ104に戻って上述した処
理を繰り返す。
【0031】こうしてスライス面7からのデータ収集
(4枚目)が終ると、スライス面2の順番のときにはス
テップ105の判断はYESとなり、ステップ106に
移行する。ステップ106で制御装置1は、全てのスラ
イス面からのデータ収集が終ったかどうか判断する。こ
の場合、まだスライス面2〜6が残っているのでNOの
判断を行ない、ステップ103で入力される2心拍目の
R波(R12)に同期をとって、スライス面2を選択励起
するシーケンスを発してデータ収集を行なう。
【0032】2回目の同期をかけてから予め定めた枚数
分(3枚)のデータを収集するまで、ステップ104〜
105の処理を繰り返す。
【0033】このようにしてスライス面6(3枚目)か
らのデータ収集が終るとステップ105の判断はYES
となり、続いてステップ106に再度移行するが、スラ
イス面7枚分すべてからデータ収集が終了(1データ収
集サイクル)しているため、ステップ106での判断は
YESとなる。
【0034】このようにして制御装置1は、ステップ1
07において、制御を終了するかどうかの判断を行な
う。本実施例ではマルチスライス撮影を行なっているの
で、所定回繰り返してデータ収集を行なうように設定さ
れている。したがってステップ107の判断はNOとな
り、ステップ108に進む。ステップ108では、メモ
リから読み込んだデータに変更があるかどうかを判断す
る(例えば傾斜磁場の強度を所定量だけ変える等)。も
し変更があれば、ステップ108の判断はYESとな
り、この変更されたデータをステップ109で読み込み
ステップ110に移行する。一方、データの変更がなけ
れば、ステップ108でNOの判断を行ない、直接にス
テップ110に移行する。
【0035】ステップ110では、最初のR波(R11
に同期をかけてからTR後のR波(R21)に同期をとっ
て、再びスライス面1を選択励起する一連のシーケンス
を発してデータ収集を行なう。そしてステップ104に
移行して、以下、順次上述した処理を繰り返す。最終的
に所定回繰り返してデータが収集されると、ステップ1
07の判断はYESとなり制御が終了する。
【0036】こうして得られたデータは所定のフーリエ
変換が施され画像データとなり、必要に応じて表示装置
6に表示される。
【0037】この2心拍同期法によるマルチスライス撮
影では、最初のR波に同期がかけられて7枚のスライス
面の中の4枚が、また2心拍目のR波に同期がかけられ
て残りの3枚のスライス面がそれぞれ選択励起される。
【0038】したがって、最初のR波に同期をかけてか
ら長い時間が経過した後に選択励起されて収集したデー
タ(例えばスライス面4)であっても、2心拍目のR波
に同期をかけてから経過した時間は従来と比べて短いの
で、データ収集タイミングのずれが減りアーチファクト
を効果的に抑制することができる。また、正中線を含む
スライス面であるスライス面4は、2回目のR波
(R12)に同期がかけられてからI後に選択励起されデ
ータ収集が行なわれることになり、従来と比べて心時相
からのずれが少なくなり、アーチファクトを効果的に抑
制することができる。
【0039】また、本実施例において、N=11枚の画
像データを3心拍同期で収集する際のデータ収集の例を
図4に示す。この場合、最初の同期では、スライス面は
4枚選択励起を行ない、2回目では4枚、3回目では3
枚それぞれ選択励起を行なうように設定されている。ま
たデータ収集順序は、上述したスライス面を1枚置きに
順次選択するものである。
【0040】つまり、最初のR波(R11)に1回目の同
期をかけてスライス面1を選択励起してデータ収集を行
ない、その後I毎に1つ飛び越したスライス面3、5と
データ収集を行なう。そして予め定められた4枚目のス
ライス面(スライス面7)からデータ収集を行なった
後、2心拍目のR波(R12)に2回目の同期をかけてス
ライス面9が選択励起され、データ収集が行われる。そ
の後、I毎にスライス面11、スライス位置が偶数であ
るスライス面2からデータ収集を行ない、予め定められ
た3枚目のスライス面(スライス面4)からデータ収集
を行なうと、3心拍目のR波(R13)に3回目の同期を
かけてスライス面6からデータ収集を行なう。その後、
I毎にスライス面8、10からデータ収集を行ない、デ
ータ収集サイクルが終了する。以下、TR毎にこのデー
タ収集サイクルを繰り返す。
【0041】上述したようにR波に複数回の同期をかけ
る場合、R波に同期をかけた後何枚のスライス面を選択
励起するか、スライス面の割り当て(スライス面の分
割)を予めメモリに定めているとよい。
【0042】図5にこのようなスライス面の分割例を示
す。図中の数字s+u+v+…において、sが最初のR
波に同期をかけた後に選択励起するスライス面の枚数、
uが2心拍目のR波に同期をかけた後に選択励起するス
ライス面の枚数、vが3心拍目のR波に同期をかけた後
に選択励起するスライス面の枚数、…となっている。
【0043】従来は、データを収集するスライス面を多
くしたり、2心拍以上の多心拍同期を行なう場合でも、
最初のR波に同期をかけてスライス面を選択励起してデ
ータ収集を行なった後はI毎に順次選択励起していたの
で、同期をかけてから長い時間が経過した後のデータの
収集タイミングのずれがかなり大きく生じてしまい、ア
ーチファクト抑制効果を著しく低減させていた。
【0044】しかしながら本実施例によれば、2心拍同
期以上の多心拍同期の場合においても、それぞれのスラ
イス面は従来と比べて同期をかけてから経過した時間が
短くなり、データ収集タイミングのずれが減ってアーチ
ファクト抑制効果を高めることができる。
【0045】(第2実施例) 本発明の第2実施例を説明する。なお、第1実施例と実
質的に同一の構成要素はその説明を省略又は簡略化す
る。
【0046】本実施例の磁気共鳴イメージング装置は、
被検体が配置された空間に形成された静磁場に重ねて傾
斜磁場を印加可能な傾斜磁場アンプ4及び傾斜磁場コイ
ル5と、被検体にRFパルスを送信すると共に、被検体
からのMR信号を受信可能なRF受信可能なRF送受信
装置2及びRFコイル3と、所定のパルスシーケンスに
従ってRF送受信装置2及び傾斜磁場アンプ4を制御す
ると共にRF送受信装置2からのMR信号を処理して画
像を再構成し表示装置6に出力可能な制御装置1と、被
検体の心拍信号を検出し、これを制御装置1に出力可能
なR波受信部7とを備えている。
【0047】本実施例の制御装置1は、第1の実施例と
同様に図3の処理を行ない、複数のスライス面に関する
画像データを心拍信号に同期させて所定の繰り返し時間
ごとに繰り返してデータを収集すると共に、複数のスラ
イス面に関するデータ収集順序と、心拍信号に拠る同期
タイミングからの経過時間とを関連付けによる心拍MR
Iを行う。
【0048】次に本実施例の作用を説明する。
【0049】図6は、選択励起順序の遷移表及びデータ
収集シーケンスの一例であり、N=7枚の画像データを
2心拍同期で収集する際のデータ収集の例である。本実
施例の場合、スライス面の選択励起順序は、臨床上の重
要度の高いスライス面、つまり図12(a)における中
央のスライス面である正中線を含むスライス面4を最初
に選択励起するように設定し、後はスライス位置の大き
い方向及び小さい方向へ向かってそれぞれ交互に選択励
起するように設定している。また、スライス面のデータ
収集タイミングは、R波に同期をとるのは最初の1回の
スライス面の選択励起のみで、残りのスライス面の選択
励起はI毎に行なわれる方式を用いて行なっている。つ
まり図5において、最初、R波(R11)に同期タイミン
グがかけられてスライス面4を選択励起して、その後I
毎にスライス面3、5、2、6、1、7と選択励起して
データ収集を行ないデータ収集サイクルが終了する。第
2実施例のその他の構成は第1実施例と同様である。
【0050】本実施例によれば、図6に示すようにアー
チファクトを最も抑制したいスライス面4に同期をかけ
て選択励起してデータ収集を行なう。また、次にアーチ
ファクトを抑制したいスライス面4に隣接したスライス
面3、5が同期をかけた後、短時間で選択励起してデー
タ収集を行なう。この結果、臨床上の重要度の高いスラ
イス面のアーチファクトの抑制効果を高めることができ
る。
【0051】(第3実施例) 本発明の第3実施例を図7に基づいて説明する。
【0052】図7はデータ収集シーケンスの一例であ
り、N=7枚の画像データを2心拍同期で収集する際の
データ収集の例である。本実施例の場合スライス面は第
2実施例で述べた順序で選択励起してデータ収集を行な
い、また第1実施例と同様であるTRの間に2回、R波
の周期毎に同期をかけて選択励起してデータ収集を行な
うに設定している。第3実施例のその他の構成は第1実
施例と同様である。
【0053】本実施例によれば、最初のR波に同期をか
けてから長い時間が経過した後に選択励起して収集した
データ(例えばスライス面7)であっても、2心拍目の
R波に同期をかけてから経過した時間は従来と比べて短
いので、データ収集タイミングのずれが減りアーチファ
クトを効果的に抑制することができる。また、正中線を
含むスライス面であるスライス面4に同期をかけて選択
励起してデータ収集を行ない、次にアーチファクトを抑
制したいスライス面4に隣接したスライス面3、5が同
期をかけた後、短時間で選択励起してデータ収集を行な
う。この結果、臨床上の重要度の高いスライス面のアー
チファクトの抑制効果を高めることができる。なお、本
実施例では、スライス面5よりスライス面6の方がアー
チファクト抑制効果が高まることによる違和感は生じ
る。
【0054】(第4実施例) 本発明の第4実施例を図8に基づいて説明する。
【0055】図8は、選択励起順序の遷移表及びデータ
収集シーケンスの一例であり、N=7枚の画像データを
2心拍同期で収集する際のデータ収集の例である。スラ
イス面の選択励起順序は、臨床上の重要度が高いスライ
ス面、つまり図12(a)における中央のスライス面で
ある正中線を含むスライス面4を最初に選択励起してデ
ータ収集を行ない、残りのスライス面は中央からスライ
ス位置の大きい方向へ向かって順次選択励起してデータ
収集を行なうように設定している。スライス位置の大き
い方向のすべてのスライス面からのデータ収集が終了し
た後、中央スライス面に隣接したスライス位置の一つ小
さいスライス面からスライス位置の小さい方向へ向かっ
て順次選択励起してデータ収集を行なう。また、スライ
ス面のデータ収集は、第1実施例と同様であるTRの間
に2回、R波の周期毎に同期タイミングをかけて行な
う。つまり、図8において、最初のR波(R11)に同期
をかけてスライス面4を選択励起し、その後I毎にスラ
イス面5、6、7とスライス位置が大きくなる方向に順
次選択励起する。そしてスライス面7からデータ収集を
行なうと、2回目のR波(R12)に同期をかけてスライ
ス面3を選択励起する。その後、I毎にスライス面2、
1と選択励起してデータ収集を行なう。
【0056】本実施例によれば、臨床上重要な正中線を
含むスライス面4に同期をかけて選択励起してデータ収
集を行なうと共に、スライス面4から外側(スライス面
1及びスライス面7方向)にいくにつれてアーチファク
ト抑制効果が減るという自然な感じになり、診断上、特
別の注意を払うことを要求することが無く、臨床上の重
要度の高いスライス面のアーチファクト抑制効果を高め
ることができる。
【0057】また、本実施例において、N=7枚の画像
データを3心拍同期で収集する際の選択励起順序の遷移
表及びデータ収集シーケンスの一例を図9に示す。この
場合、最初のR波(R11)に1回目の同期をかけてスラ
イス面4を励起して、その後I毎にスライス面5、6、
7とスライス位置が大きくなる方向に順次選択励起して
データ収集を行なう。そしてスライス面7を選択励起し
てデータ収集を行なうと、2心拍目のR波(R12)に同
期をかけてスライス面3を選択励起してデータ収集を行
ない、その後、I毎にスライス面2、1と選択励起して
データ収集を行なう。
【0058】スライス面1を選択励起してデータ収集を
行なと、その後の時間は空き時間としておく。最初のス
ライス面4を選択励起してデータ収集を行なってTR後
に再度スライス面4を選択励起してデータ収集を行な
い、以下、繰り返しデータ収集を行なう。本実施例では
3回目のR波(R13)に同期をとっていない。これは、
スライス面4から外側にいくにつれてアーチファクト抑
制効果が減るという効果を維持するためである。一般的
に脊椎のサジタル像の場合NはN=9(まれに11)あ
れば十分であり、またIの最小値はプロトン密度強調、
T2強調画像用のパルスシーケンスでもせいぜい百数十
msであるので、R−R間隔の間にスライス面6〜7枚は
十分撮影できる。したがって、本実施例では3心拍以降
に空き時間が存在するが十分実用的である。
【0059】なお、本実施例においてスライス面の選択
順序を、中央のスライス面であるスライス面4を最初に
選択励起してデータ収集を行なった後、中央スライス面
からスライス位置の小さい方向へ向かって順次選択励起
してデータ収集を行ない、スライス方向の小さい方向の
すべてのスライス面からのデータ収集が終了した後、中
央スライス面に隣接したスライス位置の一つ大きいスラ
イス面からスライス位置の大きい方向へ向かって順次選
択励起してデータ収集を行なうように設定しても同様の
効果が得られる。
【0060】ところで、近年、パルス系列としてFas
tSE法(複数の180度パルスによって発生するマル
チエコー(スピンエコー)の各々に異なる位相エンコー
ド磁場を与えて、複数のエコーで1枚の画像を作る方
法)を用いたMRI装置がある。FastSE法はスキ
ャン時間を従来の数分の1から十数分の1にまで短縮で
きるという利点がある。また、FastSE法は実用
上、従来よりも長い繰り返し時間(TR)で使用される
ことがある。これは、1枚の画像分のデータを収集する
ために従来よりも長いサンプリング期間を必要とするの
で、従来と同一のTRでは収集可能なマルチスライス枚
数が激減してしまうことによる。
【0061】このようなFastSE法をパルス系列と
して採用し、脊椎サジタル像等を心拍同期法等の同期法
を用いて撮影する場合、TRが長いことから、4心拍同
期や5心拍同期等の多心拍同期が採用されることにな
る。しかしこの場合、従来のようにR波から直接同期が
かけられてスライス面が励起されデータ収集が行なわれ
るのは、1回目のみであり、他のN−1回は一般に予め
定義されたインターバルIにて連続的にスライス面を励
起してデータ収集を行なっているので、心時相とデータ
収集タイミングのずれの度合いが大きくなり、アーチフ
ァクトの抑制効果を減らす可能性があった。しかし、前
述したデータ収集方法である、繰り返し時間の間に発生
する複数回のR波に同期をかけてスライス面を選択励起
してデータ収集を行なうという方法を用いれば、同期を
かけた後に短い時間でスライス面を選択励起してデータ
収集を行なうことができ、多心拍同期においても心時相
とデータ収集タイミングとのずれは少なくなり、アーチ
ファクトの抑制効果を高めることができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る磁気
共鳴イメージング装置によれば、複数のスライス面のう
ちの中央部分に位置するスライス面(通常、臨床上の重
要度の高いスライス面)から順番に選択励起してデータ
収集を行なうようにデータの収集順序を定めることによ
って、重要度の高い中央のスライス面ほど心拍に拠る
同期タイミングからの経過時間を短くでき、心時相か
らのずれが少なくして、アーチファクトの発生を効果的
に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気共鳴イメージング(MRI)
装置の概略構成図。
【図2】第1実施例に係る2心拍同期のデータ収集シー
ケンスを説明する図。
【図3】本発明に係る制御装置の処理例を示す概略フロ
ーチャート。
【図4】3心拍同期のデータ収集タイミング及び選択励
起順序を説明する図。
【図5】スライス面の分割例を示す図。
【図6】(a)は、第2実施例に係る選択励起順序の遷
移図、(b)は、第2実施例に係る2心拍同期のデータ
収集シーケンスを説明する図。
【図7】第3実施例に係る2心拍同期のデータ収集シー
ケンスを説明する図。
【図8】(a)は、第4実施例に係る1つの例における
選択励起順序の遷移図、(b)は、かかる例における2
心拍同期のデータ収集シーケンスを説明する図。
【図9】(a)は、第4実施例に係る別の例における選
択励起順序の遷移図、(b)は、かかる例における2心
拍同期のデータ収集シーケンスを説明する図。
【図10】(a)は従来例による2心拍同期のデータ収
集タイミングを説明する図、(b)は、脊椎のサジタル
像の撮影する際のスライス面のスライス位置(スライス
数7枚)を説明する図、(c)は、従来例による2心拍
同期の選択励起順序を説明する図。
【図11】従来例におけるデータ収集タイミングのずれ
を説明する図。
【図12】(a)は従来例における中央のスライス面
(正中線を含むスライス面)を説明する図、(b)は従
来例におけるスライス面の選択励起順序を説明する図。
【符号の説明】
1 制御装置 2 RF受信装置 3 RFコイル 4 傾斜磁場ランプ 5 傾斜磁場コイル 6 表示装置 7 R波受信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/055

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスライス面のデータを心拍信号に
    同期させて所定の繰返し時間で繰り返して収集する磁気
    共鳴イメージング装置において、 前記複数のスライス面を3枚以上のスライス面としたと
    きに、この複数のスライス面のうちのスライス方向にお
    ける中央に位置するスライス面を前記心拍信号に同期さ
    せて最初に収集するように前記データの収集順序を設定
    する設定手段と、 この設定手段により設定された収集順序に基づき且つ前
    記心拍信号に同期させて前記データを収集するデータ収
    集手段とを備えたことを特徴とする磁気共鳴イメージン
    グ装置。
  2. 【請求項2】 複数のスライス面のデータを心拍信号に
    同期させて所定の繰返し時間で繰り返して収集する磁気
    共鳴イメージング装置において、 前記複数のスライス面を3枚以上のスライス面としたと
    きに、この複数のスライス面のうちのスライス方向にお
    ける中央に位置するスライス面を前記心拍信号に同期さ
    せて第1番目に収集するスライス面とし、その中央に位
    置するスライス面に隣接する一方のスライス面を第2番
    目に収集するスライス面とし、当該中央に位置するスラ
    イス面に隣接する他方のスライス面を第3番目に収集す
    るスライス面とし、以下、交互に周辺のスライス面に向
    かう順序となる前記データの収集順序を設定する設定手
    段と、 この設定手段により設定された収集順序に基づき且つ前
    記心拍信号に同期させて前記データを収集するデータ収
    集手段とを備えたことを特徴とする磁気共鳴イメージン
    グ装置。
  3. 【請求項3】 複数のスライス面のデータを心拍信号に
    同期させて所定の繰返し時間で繰り返して収集する磁気
    共鳴イメージング装置において、 前記複数のスライス面を3枚以上のスライス面としたと
    きに、この複数のスライス面のうちのスライス方向にお
    ける中央に位置するスライス面を前記心拍信号に同期さ
    せて最初に収集するスライス面とし、その中央に位置す
    るスライス面のスライス方向の一方の側に位置するスラ
    イス面を順次、周辺のスライス面に向かってデータ収集
    し、この後、その中央に位置するスライス面のスライス
    方向の他方の側に位置するスライス面を順次、周辺のス
    ライス面に向かって進む順序となる前記データの収集順
    序を設定する設定手段と、 この設定手段により設定された収集順序に基づき且つ前
    記心拍信号に同期させて前記データを収集するデータ収
    集手段とを備えたことを特徴とする磁気共鳴イメージン
    グ装置。
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