JP3495573B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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Description
側に回路基板を対向して配置し、それらをフラットケー
ブル等の配線で接続した液晶表示装置に関する。
辺にTAB、TCPと称される駆動素子を介して回路基
板を接続し、それらを同一平面上に配置して構成してい
たので、有効表示面の周囲を取り囲む部分、いわるゆ額
縁部分の占める面積が大きいという問題があった。そこ
で、狭額縁化を図るため、例えば実開昭63−2452
9号公報等に示されるように、駆動素子を折り曲げ自在
な構成とし、駆動素子を介して接続した回路基板を液晶
パネルの背面側に配置することが提案されている。この
ように回路基板を液晶パネルの背面側に配置する構成に
おいては、回路基板を液晶パネルの対向する辺に配置
し、これらの回路基板間をフラットケーブル等の配線
(以下フラット配線という)を用いてパネルの背面側で
接続しようとする場合、次のような問題がある。
田によって行うと、修理や点検時の作業性を悪くさせる
という問題があり、また、半田の作業性を良好にするた
めに、半田接続部分を回路基板の背面に配置すると、半
田接続部分の絶縁を行うために別途絶縁部材が必要にな
るという問題がある。これに対して、回路基板とフラッ
ト配線の接続をコネクタによって行うと、半田を用いる
場合の問題点を改善することができる反面、コネクタの
厚みによって表示装置の厚みが増加するという問題が生
じる。
を配置する場合は、バックライトの背面側に前記回路基
板を配置する必要があり、このような場合は、バックラ
イトの光源が液晶パネルと回路基板によって挟み込まれ
るので、バックライト光源の交換作業性が悪くなるとい
う問題も生じる。
の点を考慮して成されたもので、液晶表示装置の狭額縁
化に適した構造を提供することを課題の1つとする。ま
た、液晶表示装置の構造の簡素化を行うことを課題の1
つとする。また、バックライト光源の交換作業性の良好
な構造を提供することを課題の1つとする。また、装置
の薄型化を図ることを課題の1つとする。
は、液晶パネルと、その背面に配置したバックライト
と、前記液晶パネルの対向する2つの辺に折り曲げ自在
な部材を介して接続され、前記バックライトの背面側に
それぞれ配置した2つの回路基板と、前記回路基板間を
接続するように前記バックライトの背面側に配置した配
線を備え、前記回路基板の少なくとも一方を、前記バッ
クライトの光源の近傍に配置した液晶表示装置であっ
て、前記光源の着脱時の前記一方の回路基板の移動を許
容するように前記配線の長さに余剰部分を持たせたこと
を特徴とする。
の背面側に配置した枠に、前記配線の余剰部分を折り畳
んで収容するための収容部を設けることができる。
その背面に配置され、液晶パネルの一方の辺から対向す
る他方の辺に向かって厚みが薄くなる断面クサビ形をし
たバックライトと、前記液晶パネルの一方の辺とそれに
対向する他方の辺に折り曲げ自在な部材を介してそれぞ
れ接続され、前記バックライトの背面側に配置された2
つの回路基板と、一端が前記回路基板の一方に固定さ
れ、他端が他方の回路基板の上面にコネクタを介して着
脱自在に接続されて前記バックライトの背面側に配置さ
れた配線を備えた液晶表示装置であって、前記バックラ
イトのクサビ形状に起因してバックライトと他方の回路
基板間に形成される余剰空間部分に、前記コネクタを配
置したことを特徴とする。
液晶表示装置を例にとり、図面を参照して説明する。図
1は、液晶表示装置1の要部背面図であり、図2は図1
のA−A断面図である。図3,図4は、組立て途中の状
態を、また、図5は、光源交換の途中の状態を示してお
り、いずれも図2に相応した断面図である。
が長方形の平板形状をしている。そして、図2に示すよ
うに、一対の透明基板の間に液晶を封入して構成した平
面長方形状の平板形液晶パネル2を備え、この液晶パネ
ル2の対向する2つの辺21,22に、複数の折り曲げ
自在な接続部材3を介して2つの回路基板4,5を接続
している。
ルム状の回路基板のみによって構成することもできる
が、通常、そのフィルム状回路基板に液晶駆動用のLS
Iを搭載したTAB,TCPと称される駆動素子を用い
て構成される。液晶パネル2に一端が接続された接続部
材3の他端は、回路基板4,5の上面側に半田等を用い
て接続している。
1,22と同程度の長さを有した絶縁基板に回路パター
ンを形成して構成され、それぞれの中央部が、折り曲げ
自在のフラットケーブル等によって形成したフラット配
線6を介して互いに電気的に接続される。回路基板4の
上面には、フラット配線6の一端61が半田等によって
接続固定される。回路基板5の上面には、フラット配線
6の他端62を着脱自在に接続するためのコネクタ63
が取り付けられている。フラット配線6は、回路基板4
と回路基板5の間隔よりも十分に長い長さを有してい
る。
同等の平面形状を成すサイドエッジ式のバックライト7
を重ねて配置している。このバックライト7は、液晶パ
ネル2の一辺21に対応する一端71側から液晶パネル
2の一辺22に対応する他端72側に向かって厚みが徐
々に薄くなる断面クサビ形をしている。そして、このバ
ックライト7は、断面クサビ形導光板73の厚みが厚い
一端71部分に対向して冷陰極管等の線状の光源74を
着脱自在に配置することによって、着脱自在の光源を備
えるサイドエッジ式の面光源を構成している。
ル2の背面に対面して一定の間隔で配置することによっ
て、バックライト7の他端72側の背面部分には、一端
71との厚み差による余剰空間75を確保することがで
きる。
4を所定位置に移動させることによって、バックライト
7の背面側からの着脱が自在となるように構成されてい
る。そして、その着脱に際して、光源74を背面側から
覆う蓋76が取り外し自在になっている。
ライト7等を所定位置に支持するための枠体8を備えて
いる。枠体8は、金属製の前面枠81と、樹脂製の中枠
82と、必要に応じて設けられる金属製の裏板(図示せ
ず)等によって構成される。中枠82の一部には、図1
に示すように、バックライト7の背面側に位置する部分
に、フラット配線6を収容するための配線収容部83を
形成している。この配線収容部83は、フラット配線6
の幅よりも幅広のトンネル状に形成され、そのトンネル
の一部(屋根部分)を切欠いたような形状をしている。
トンネルの切欠部分84には、フラット配線6の幅より
も若干狭い間隔で配置したガイド部分85を備えてい
る。そしてトンネルの出入口部分に位置する第1,第2
の連絡部分86,87と、ガイド部分85がフラット配
線6の収容、保持の機能を果たす。
1の組立手順について説明する。液晶パネル2に接続部
材3を介して回路基板4,5や他の回路基板を組み立て
たものを上下反転させた状態で用意する。ここで、回路
基板4には、フラット配線6の一端61を半田等によっ
て予め接続しておく。そして、液晶パネル2の背面にバ
ックライト7、中枠82等を順次位置決めして配置す
る。これらを、予め上下反転させておいた前面枠81に
収容する。そして、フラット配線6の他端62を配線収
容部83を通過させて、コネクタ63に接続する。図3
は、これらの状態を示している。
4,5を液晶パネル2の背面側に移動させる。そして、
余ったフラット配線6を、切欠部分84を利用して中央
に引き寄せ、折り畳む。図4は、この状態を示してい
る。ここで、フラット配線6と回路基板4,5の接続部
分、特に、配線6が半田接続された端部61は、中枠8
2によって形成された空間部分に位置し、また、液晶パ
ネル2の背面に配置したバックライト7等の電気絶縁性
の高い部材によって覆われるので、絶縁のための部材を
別途設ける必要がなく、構成の簡素化を図ることができ
る。フラット配線6と回路基板5の接続を行うコネクタ
63は、クサビ形導光板によって形成される余剰空間部
分75に配置するので、コネクタ63による液晶表示装
置1の厚み増加を有効に防止することができる。
剰部分は、ガイド部85と第2の連絡部分87に挿入す
ることによって、図1に折り畳み範囲を矢印で示すよう
に、中枠82に一体的に保持することができる。図2は
この状態を示している。このように、フラット配線6の
余剰部分を折り畳んで収容することによって、フラット
配線6を遊びのない状態で確実に保持することができ
る。配線収容部分83には、幅が配線6よりも狭い切欠
によるガイド部85があるので、この部分を、配線6の
収容機能と、配線を移動させるときの操作部として有効
に機能させることができる。その後、裏蓋(図示せず)
を必要に応じて位置決めして取り付けることによって、
液晶表示装置1が完成する。
は、裏蓋(図示せず)を外すとともに、フラット配線6
の余剰部分を配線収容部83から取り出して、図4に示
すような状態とする。次に、配線収容部83の切欠部分
84を利用して、配線6の余剰部分を回路基板4側に移
動させる。これによって、光源74が近傍に配置された
側の回路基板4のみを図5に示すように、パネル2と垂
直な状態に移動させることができる。その結果、回路基
板4や配線6を、光源74やその蓋76の着脱に支障を
きたさない範囲に移動することができ、光源74の着脱
作業性を良好にすることができる。蓋76を外し、新旧
の光源74の交換を行い、蓋76を閉じた後は、組立て
の場合と同じ手順にしたがって装置の組立てが行われ
る。
例にとって説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、本発明は、例えば、反射型の液晶表示装置に
適用することもできる。反射型の液晶表示装置に適用す
る場合は、上記実施例のバックライト7は不要になり、
これに替えて、反射のための構成を液晶パネル2の内部
もしくは液晶パネル2の背面側に配置すればよい。
ル2の背面側に配置したので、液晶表示装置1の狭額縁
化に適した構造を提供することができる。また、配線6
と回路基板4,5の接続部分を、回路基板4,5と液晶
パネル2あるいはバックライト7の間に設けることによ
って、液晶パネル2あるいはバックライト7を絶縁材と
して機能させて構造の簡素化を図ることができる。ま
た、回路基板4,5間を接続する配線6に余剰部分を設
けたので、バックライト7の光源部分74を覆う回路基
板4の移動が容易になり、バックライト7の光源交換作
業性を良好にすることができる。枠8に配線6の余剰部
分を収容する部分83を設けたので、余剰配線を確実に
かつコンパクトに収容することができる。また、クサビ
形バックライト7の余剰空間部分75を有効に利用して
コネクタ63の配置を行ったので、コネクタ63に起因
する厚み増加を抑えることができる。
間を接続する配線に余剰部分を設けたので、バックライ
トの光源交換作業性を良好にすることができる。枠に配
線の余剰部分を収容する部分を設けたので、余剰配線の
収容を確実に行うことができる。コネクタをクサビ形バ
ックライトの余剰空間に配置したことによって、装置の
薄型化を図ることができる。その結果、液晶表示装置の
狭額縁化に適した構造を提供することができる。
面図である。
る。
る。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 液晶パネルと、その背面に配置したバッ
クライトと、前記液晶パネルの対向する2つの辺に折り
曲げ自在な部材を介して接続され、前記バックライトの
背面側にそれぞれ配置した2つの回路基板と、前記回路
基板間を接続するように前記バックライトの背面側に配
置した配線を備え、前記回路基板の少なくとも一方を、
前記バックライトの光源の近傍に配置した液晶表示装置
であって、前記光源の着脱時の前記一方の回路基板の移
動を許容するように前記配線の長さに余剰部分を持たせ
たことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記液晶パネルの背面側に配置した枠
に、前記配線の余剰部分を折り畳んで収容するための収
容部を設けたことを特徴とする請求項1記載の液晶表示
装置。 - 【請求項3】 液晶パネルと、その背面に配置され、液
晶パネルの一方の辺から対向する他方の辺に向かって厚
みが薄くなる断面クサビ形をしたバックライトと、前記
液晶パネルの一方の辺とそれに対向する他方の辺に折り
曲げ自在な部材を介してそれぞれ接続され、前記バック
ライトの背面側に配置された2つの回路基板と、一端が
前記回路基板の一方に固定され、他端が他方の回路基板
の上面にコネクタを介して着脱自在に接続されて前記バ
ックライトの背面側に配置された配線を備えた液晶表示
装置であって、前記バックライトのクサビ形状に起因し
てバックライトと他方の回路基板間に形成される余剰空
間部分に、前記コネクタを配置したことを特徴とする液
晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23238597A JP3495573B2 (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23238597A JP3495573B2 (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1172770A JPH1172770A (ja) | 1999-03-16 |
JP3495573B2 true JP3495573B2 (ja) | 2004-02-09 |
Family
ID=16938413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23238597A Expired - Fee Related JP3495573B2 (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3495573B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6498592B1 (en) * | 1999-02-16 | 2002-12-24 | Sarnoff Corp. | Display tile structure using organic light emitting materials |
CN113606444B (zh) * | 2021-08-10 | 2022-10-11 | 中南林业科技大学 | 一种基于体感互动的多媒体屏幕展览装置 |
-
1997
- 1997-08-28 JP JP23238597A patent/JP3495573B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1172770A (ja) | 1999-03-16 |
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