JPH11344938A - 光透過型表示装置 - Google Patents
光透過型表示装置Info
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- JPH11344938A JPH11344938A JP15455398A JP15455398A JPH11344938A JP H11344938 A JPH11344938 A JP H11344938A JP 15455398 A JP15455398 A JP 15455398A JP 15455398 A JP15455398 A JP 15455398A JP H11344938 A JPH11344938 A JP H11344938A
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- display device
- liquid crystal
- display panel
- shield case
- transmission type
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 バックライトユニットの金属シールドケース
との接触がなく、削れによるゴミの発生が抑えられた光
透過型液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 本発明で液晶表示装置は、バックシール
ドケース２０の底面部２０ｃと内側側面部２０ｂとの間
の角度が、90°より小さい鋭角、より好ましくは80°〜
89°となっており、このバックシールドケース２０の内
側側面部２０ｂと端縁部と、前記収納部に収納されたバ
ックライトユニット２１との間に、間隙２８が存在する
ようになっている。
との接触がなく、削れによるゴミの発生が抑えられた光
透過型液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 本発明で液晶表示装置は、バックシール
ドケース２０の底面部２０ｃと内側側面部２０ｂとの間
の角度が、90°より小さい鋭角、より好ましくは80°〜
89°となっており、このバックシールドケース２０の内
側側面部２０ｂと端縁部と、前記収納部に収納されたバ
ックライトユニット２１との間に、間隙２８が存在する
ようになっている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示パネルの背面
にバックライト等の照明手段を備えた光透過型表示装置
に関する。
にバックライト等の照明手段を備えた光透過型表示装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、液晶表示装置に代表される平面型
表示装置（フラットディスプレイ）は、薄型・軽量・低
消費電力の特徴を生かして、テレビジョンを中心とする
映像機器としてはもとより、カーナビゲーションシステ
ム等の表示装置として、各種の分野に利用されている。
なかでも、バックライト等の照明手段により、表示面の
背面から光を照射するように構成した光透過型の液晶表
示装置は、大きな表示輝度が得られることから活用範囲
が広くなっている。
表示装置（フラットディスプレイ）は、薄型・軽量・低
消費電力の特徴を生かして、テレビジョンを中心とする
映像機器としてはもとより、カーナビゲーションシステ
ム等の表示装置として、各種の分野に利用されている。
なかでも、バックライト等の照明手段により、表示面の
背面から光を照射するように構成した光透過型の液晶表
示装置は、大きな表示輝度が得られることから活用範囲
が広くなっている。
【０００３】以下、従来の光透過型液晶表示装置につい
て、図面を参照して説明する。
て、図面を参照して説明する。
【０００４】この液晶表示装置は、図４および図４にお
けるＡ−Ａ断面図である図５に示すように、一対の透明
基板間に液晶層が挟持された液晶パネル１と、液晶パネ
ル１を駆動するための駆動回路基板２と、駆動回路基板
２と液晶パネル１とをＴＡＢ方式で接続するＴＣＰ（テ
ープキャリアパッケージ）３と、これらの接続等を安定
に保持するためのプラスチックフレーム４と、これらを
収納し、機械的強度を向上させるとともにノイズの発生
を防止する金属シールドケース５と、液晶パネル１の背
面に配置されたバックライトユニット６とを備えてい
る。そして、金属シールドケース５は、液晶パネル１の
前面側に配置されたフロントシールドケース７と、背面
側に配置されたバックシールドケース８とから成り、こ
れらは、フロントシールドケース７の突起９をバックシ
ールドケース８の嵌合孔１０に嵌合させることにより、
連結固定されている。なお、図中符号１１は、緩衝材で
あるシリコンラバーを示し、１２は、バックシールドケ
ース８の内底部に設けられた駆動回路基板の係合用爪部
を示している。
けるＡ−Ａ断面図である図５に示すように、一対の透明
基板間に液晶層が挟持された液晶パネル１と、液晶パネ
ル１を駆動するための駆動回路基板２と、駆動回路基板
２と液晶パネル１とをＴＡＢ方式で接続するＴＣＰ（テ
ープキャリアパッケージ）３と、これらの接続等を安定
に保持するためのプラスチックフレーム４と、これらを
収納し、機械的強度を向上させるとともにノイズの発生
を防止する金属シールドケース５と、液晶パネル１の背
面に配置されたバックライトユニット６とを備えてい
る。そして、金属シールドケース５は、液晶パネル１の
前面側に配置されたフロントシールドケース７と、背面
側に配置されたバックシールドケース８とから成り、こ
れらは、フロントシールドケース７の突起９をバックシ
ールドケース８の嵌合孔１０に嵌合させることにより、
連結固定されている。なお、図中符号１１は、緩衝材で
あるシリコンラバーを示し、１２は、バックシールドケ
ース８の内底部に設けられた駆動回路基板の係合用爪部
を示している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来からの光透過型液晶表示装置では、バックシール
ドケース８が金属板の折り曲げ加工により成形されてお
り、その底面部８ａと、バックライトユニット収納空間
を形成する内側側面部８ｂとの間の折り曲げ角度を、90
°として設計され作製されているため、加工後に金属の
スプリングバックに起因する曲げ変形の戻りが生じ、そ
れらの間の角度が、90°より大きい鈍角となっていた。
た従来からの光透過型液晶表示装置では、バックシール
ドケース８が金属板の折り曲げ加工により成形されてお
り、その底面部８ａと、バックライトユニット収納空間
を形成する内側側面部８ｂとの間の折り曲げ角度を、90
°として設計され作製されているため、加工後に金属の
スプリングバックに起因する曲げ変形の戻りが生じ、そ
れらの間の角度が、90°より大きい鈍角となっていた。
【０００６】その結果、液晶パネル１背面にバックライ
トユニット６を収納する際に、あるいは交換のために取
り外す際に、バックライトユニット６が、内側のバック
ライトユニット収納空間に傾いて突出されたバックシー
ルドケース８の内側側面部８ｂの端縁部と接触して削り
取られ、ゴミが発生するという問題があった。また、収
納状態で、バックライトユニット６がバックシールドケ
ース８の内側側面部８ｂ（端縁部）と常に接触している
ため、削れによるゴミが発生し、これが照明を遮るなど
して表示品位を低下させていた。
トユニット６を収納する際に、あるいは交換のために取
り外す際に、バックライトユニット６が、内側のバック
ライトユニット収納空間に傾いて突出されたバックシー
ルドケース８の内側側面部８ｂの端縁部と接触して削り
取られ、ゴミが発生するという問題があった。また、収
納状態で、バックライトユニット６がバックシールドケ
ース８の内側側面部８ｂ（端縁部）と常に接触している
ため、削れによるゴミが発生し、これが照明を遮るなど
して表示品位を低下させていた。
【０００７】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、バックライトユニットの金属シール
ドケースとの接触がなく、削れによるゴミの発生が抑え
られた光透過型液晶表示装置を提供することを目的とす
る。
になされたもので、バックライトユニットの金属シール
ドケースとの接触がなく、削れによるゴミの発生が抑え
られた光透過型液晶表示装置を提供することを目的とす
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の光透過型表示装
置は、一対の透明基板間に光変調層が挟持された光透過
型表示パネルと、前記表示パネルを駆動する駆動回路
と、前記表示パネルおよび該表示パネルと前記駆動回路
との接続を安定に保持する樹脂フレームと、主要部が金
属板の曲げ加工により成形され、前記表示パネルおよび
樹脂フレームをそれぞれ収納する金属フレームと、前記
表示パネルの背面に収納・配置された照明手段とを備
え、前記駆動回路が前記表示パネルの表示面に対してほ
ぼ垂直な方向に保持されている光透過型表示装置におい
て、前記照明手段と、該照明手段が収納された収納空間
部に延出された前記金属フレームの内側側面部の端縁と
の間に、間隙が存在することを特徴とする。
置は、一対の透明基板間に光変調層が挟持された光透過
型表示パネルと、前記表示パネルを駆動する駆動回路
と、前記表示パネルおよび該表示パネルと前記駆動回路
との接続を安定に保持する樹脂フレームと、主要部が金
属板の曲げ加工により成形され、前記表示パネルおよび
樹脂フレームをそれぞれ収納する金属フレームと、前記
表示パネルの背面に収納・配置された照明手段とを備
え、前記駆動回路が前記表示パネルの表示面に対してほ
ぼ垂直な方向に保持されている光透過型表示装置におい
て、前記照明手段と、該照明手段が収納された収納空間
部に延出された前記金属フレームの内側側面部の端縁と
の間に、間隙が存在することを特徴とする。
【０００９】本発明の表示装置では、上記構成とするこ
とにより、照明手段であるバックライトユニットが、金
属フレームの内側側面部の端縁と接触して削り取られる
ことがなくなる。したがって、削れによるゴミの発生が
抑えられ、高品位な表示を実現することができる。
とにより、照明手段であるバックライトユニットが、金
属フレームの内側側面部の端縁と接触して削り取られる
ことがなくなる。したがって、削れによるゴミの発生が
抑えられ、高品位な表示を実現することができる。
【００１０】また、このような構造は、金属フレームの
底面部と内側側面部とのなす角度を、90°より小さく、
より好ましくは80°〜89°とすることにより実現するこ
とができる。すなわち、金属フレームの底面部と内側側
面部とがなす角度を、90°より小さい鋭角とした場合に
は、例えば折り曲げ加工による成形後、金属のスプリン
グバックにより曲げ変形が若干戻っても、これらの間の
角度が90°以上となることがないので、バックライトユ
ニットの装着等の際に、バックライトユニットが金属フ
レームの内側側面部の端部と接触して削り取られること
がなく、表示品位を低下させる削れゴミの発生が抑えら
れる。なお、金属フレームの底面部と内側側面部との間
の角度が80°より大きい方が、金属フレームの内側側面
部の端部が内側の樹脂フレームに強く押付けられること
がなく、樹脂フレームの損傷を防止することができ、し
かも収納空間の開口部を広くとることができ、バックラ
イトユニットが装着し易いので好ましい。
底面部と内側側面部とのなす角度を、90°より小さく、
より好ましくは80°〜89°とすることにより実現するこ
とができる。すなわち、金属フレームの底面部と内側側
面部とがなす角度を、90°より小さい鋭角とした場合に
は、例えば折り曲げ加工による成形後、金属のスプリン
グバックにより曲げ変形が若干戻っても、これらの間の
角度が90°以上となることがないので、バックライトユ
ニットの装着等の際に、バックライトユニットが金属フ
レームの内側側面部の端部と接触して削り取られること
がなく、表示品位を低下させる削れゴミの発生が抑えら
れる。なお、金属フレームの底面部と内側側面部との間
の角度が80°より大きい方が、金属フレームの内側側面
部の端部が内側の樹脂フレームに強く押付けられること
がなく、樹脂フレームの損傷を防止することができ、し
かも収納空間の開口部を広くとることができ、バックラ
イトユニットが装着し易いので好ましい。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【００１２】本発明の一実施例の液晶表示装置は、ノー
マリーホワイト・モードの光透過型のアクティブマトリ
クス型液晶表示装置であって、カラー表示が可能に構成
された対角 5インチの表示面を備えている。
マリーホワイト・モードの光透過型のアクティブマトリ
クス型液晶表示装置であって、カラー表示が可能に構成
された対角 5インチの表示面を備えている。
【００１３】そして、この液晶表示装置は、図１および
図２に示すように、一対の透明基板（例えばＴＦＴアレ
イ基板とカラーフィルター基板）の間に光透過率を変調
する液晶層が挟持された液晶パネル１３と、液晶パネル
１３の信号線および走査線をそれぞれ駆動するための信
号線駆動回路基板（以下、Ｘ−ＰＣＢと示す。）１４お
よび走査線駆動回路基板（以下、Ｙ−ＰＣＢと示す。）
１５と、Ｘ−ＰＣＢ１４と液晶パネル１３（ＴＦＴアレ
イ基板）とをＴＡＢ方式で接続する、信号線駆動回路接
続用のテープキャリアパッケージ（以下、Ｘ−ＴＡＢと
示す。）１６と、Ｙ−ＰＣＢ１５と液晶パネル１３とを
ＴＡＢ方式で接続する、走査線駆動回路接続用のテープ
キャリアパッケージ（以下、Ｙ−ＴＡＢと示す。）１７
と、液晶パネル１３と前記した駆動回路等との接続を安
定に保持するためのプラスチックフレーム１８と、これ
らを収納し、外部からの衝撃等に対して機械的に保護す
るとともに、ノイズ等の発生を防止するフロントシール
ドケース１９およびバックシールドケース２０と、液晶
パネル１３の背面に配置されるバックライトユニット２
１とを備えている。
図２に示すように、一対の透明基板（例えばＴＦＴアレ
イ基板とカラーフィルター基板）の間に光透過率を変調
する液晶層が挟持された液晶パネル１３と、液晶パネル
１３の信号線および走査線をそれぞれ駆動するための信
号線駆動回路基板（以下、Ｘ−ＰＣＢと示す。）１４お
よび走査線駆動回路基板（以下、Ｙ−ＰＣＢと示す。）
１５と、Ｘ−ＰＣＢ１４と液晶パネル１３（ＴＦＴアレ
イ基板）とをＴＡＢ方式で接続する、信号線駆動回路接
続用のテープキャリアパッケージ（以下、Ｘ−ＴＡＢと
示す。）１６と、Ｙ−ＰＣＢ１５と液晶パネル１３とを
ＴＡＢ方式で接続する、走査線駆動回路接続用のテープ
キャリアパッケージ（以下、Ｙ−ＴＡＢと示す。）１７
と、液晶パネル１３と前記した駆動回路等との接続を安
定に保持するためのプラスチックフレーム１８と、これ
らを収納し、外部からの衝撃等に対して機械的に保護す
るとともに、ノイズ等の発生を防止するフロントシール
ドケース１９およびバックシールドケース２０と、液晶
パネル１３の背面に配置されるバックライトユニット２
１とを備えている。
【００１４】なお、Ｙ−ＰＣＢ１５には、外部と信号の
受け渡しを行なうためのインプットＦＦＣ（フリップフ
ロップ回路）２２が接続されている。また、Ｙ−ＰＣＢ
１５とＸ−ＰＣＢ１４との間には接続用フレキシブル部
材２３が接続され、この部材を介して、Ｙ−ＰＣＢ１５
からＸ−ＰＣＢ１４に必要な信号が供給されるようにな
っている。
受け渡しを行なうためのインプットＦＦＣ（フリップフ
ロップ回路）２２が接続されている。また、Ｙ−ＰＣＢ
１５とＸ−ＰＣＢ１４との間には接続用フレキシブル部
材２３が接続され、この部材を介して、Ｙ−ＰＣＢ１５
からＸ−ＰＣＢ１４に必要な信号が供給されるようにな
っている。
【００１５】次に、液晶パネル１３等を収納するフロン
トおよびバックのシールドケースとプラスチックフレー
ム１８について、図３を参照して、さらに詳細に説明す
る。
トおよびバックのシールドケースとプラスチックフレー
ム１８について、図３を参照して、さらに詳細に説明す
る。
【００１６】フロントシールドケース１９は、主面に液
晶パネル１３の表示面１３ａを露出させるための開口部
を有する金属枠部１９ａと、この金属枠部１９ａの一つ
の長辺と一つの短辺から、下方（液晶パネル１３の背面
側）の液晶パネル１３の表示面１３ａに対してほぼ垂直
な方向に延出された金属側面部１９ｂとを備えており、
金属側面部１９ｂにより、プラスチックフレーム１８お
よびＸ−ＴＡＢ１６、Ｙ−ＴＡＢ１７の収納部が形成さ
れている。またプラスチックフレーム１８は、フロント
シールドケース１９の主面開口部よりも若干小さい開口
部を有する樹脂枠部１８ａと、この樹脂枠部１８ａの前
記金属側面部１９ｂと対応する２辺から、下方の液晶パ
ネル１３の表示面１３ａに対してほぼ垂直な方向に延出
された樹脂側面部１８ｂとを備えている。
晶パネル１３の表示面１３ａを露出させるための開口部
を有する金属枠部１９ａと、この金属枠部１９ａの一つ
の長辺と一つの短辺から、下方（液晶パネル１３の背面
側）の液晶パネル１３の表示面１３ａに対してほぼ垂直
な方向に延出された金属側面部１９ｂとを備えており、
金属側面部１９ｂにより、プラスチックフレーム１８お
よびＸ−ＴＡＢ１６、Ｙ−ＴＡＢ１７の収納部が形成さ
れている。またプラスチックフレーム１８は、フロント
シールドケース１９の主面開口部よりも若干小さい開口
部を有する樹脂枠部１８ａと、この樹脂枠部１８ａの前
記金属側面部１９ｂと対応する２辺から、下方の液晶パ
ネル１３の表示面１３ａに対してほぼ垂直な方向に延出
された樹脂側面部１８ｂとを備えている。
【００１７】そして、液晶パネル１３の前面にフロント
シールドケース１９が配置され、液晶パネル１３を構成
するＴＦＴアレイ基板２４の周辺部分は、緩衝材である
シリコンラバー２５ａを介して、フロントシールドケー
ス１９の金属枠部１９ａの押圧固定部と当接されてい
る。また、液晶パネル１３の背面にはプラスチックフレ
ーム１８が配置され、ＴＦＴアレイ基板２４は、その背
面側から、プラスチックフレーム１８の樹脂枠部１８ａ
の主面（押圧固定面）に当接され保持されている。な
お、符号２５ｂは、シリコンパッドを示す。
シールドケース１９が配置され、液晶パネル１３を構成
するＴＦＴアレイ基板２４の周辺部分は、緩衝材である
シリコンラバー２５ａを介して、フロントシールドケー
ス１９の金属枠部１９ａの押圧固定部と当接されてい
る。また、液晶パネル１３の背面にはプラスチックフレ
ーム１８が配置され、ＴＦＴアレイ基板２４は、その背
面側から、プラスチックフレーム１８の樹脂枠部１８ａ
の主面（押圧固定面）に当接され保持されている。な
お、符号２５ｂは、シリコンパッドを示す。
【００１８】また、バックシールドケース２０は、Ｌ字
形でほぼ凹形型の断面形状を有し、主要部が金属板の折
り曲げ加工により成形されており、外側側面部２０ａに
設けられた嵌合孔２６に、フロントシールドケース１９
の金属側面部１９ｂに突設された突起部２７が嵌合され
て、連結固定されている。そして、こうしてフロントシ
ールドケース１９と連結固定されたバックシールドケー
ス２０において、内側側面部２０ｂがプラスチックフレ
ーム１８の樹脂側面部１８ｂの内周面に沿って配設さ
れ、液晶パネル１３の背面に収納部が形成され、この収
納部にバックライトユニット２１が収納されている。さ
らに、バックシールドケース２０の底面部２０ｃと内側
側面部２０ｂとの間の角度θが、90°より小さく、より
好ましくは80°〜89°となっている。すなわち、バック
シールドケース２０の底面部２０ｃに対する内側側面部
２０ｂの折り曲げ角度が、90°より小さい鋭角に設定さ
れ、バックシールドケース２０を折り曲げ加工した後、
スプリングバックにより曲げ変形が戻っても、底面部２
０ｃと内側側面部２０ｂとの間の角度が90°以上となら
ないようになっている。こうして、バックシールドケー
ス２０の内側側面部２０ｂと端縁部と、前記収納部に収
納されたバックライトユニット２１との間に、間隙２８
が存在している。
形でほぼ凹形型の断面形状を有し、主要部が金属板の折
り曲げ加工により成形されており、外側側面部２０ａに
設けられた嵌合孔２６に、フロントシールドケース１９
の金属側面部１９ｂに突設された突起部２７が嵌合され
て、連結固定されている。そして、こうしてフロントシ
ールドケース１９と連結固定されたバックシールドケー
ス２０において、内側側面部２０ｂがプラスチックフレ
ーム１８の樹脂側面部１８ｂの内周面に沿って配設さ
れ、液晶パネル１３の背面に収納部が形成され、この収
納部にバックライトユニット２１が収納されている。さ
らに、バックシールドケース２０の底面部２０ｃと内側
側面部２０ｂとの間の角度θが、90°より小さく、より
好ましくは80°〜89°となっている。すなわち、バック
シールドケース２０の底面部２０ｃに対する内側側面部
２０ｂの折り曲げ角度が、90°より小さい鋭角に設定さ
れ、バックシールドケース２０を折り曲げ加工した後、
スプリングバックにより曲げ変形が戻っても、底面部２
０ｃと内側側面部２０ｂとの間の角度が90°以上となら
ないようになっている。こうして、バックシールドケー
ス２０の内側側面部２０ｂと端縁部と、前記収納部に収
納されたバックライトユニット２１との間に、間隙２８
が存在している。
【００１９】また、Ｘ−ＴＡＢ１６、Ｙ−ＴＡＢ１７、
およびこれらを介して液晶パネル１３に接続されたＸ−
ＰＣＢ１４およびＹ−ＰＣＢ１５は、いずれもフロント
およびバックのシールドケースとプラスチックフレーム
１８との間の空隙部に収納されている。なお、Ｘ−ＴＡ
Ｂ１６とＸ−ＰＣＢ１４は、シールドケースおよびプラ
スチックフレーム１８の長辺側の空隙部に収納され、Ｙ
−ＴＡＢ１７およびＹ−ＰＣＢ１５は、短辺側の空隙部
に収納されている。
およびこれらを介して液晶パネル１３に接続されたＸ−
ＰＣＢ１４およびＹ−ＰＣＢ１５は、いずれもフロント
およびバックのシールドケースとプラスチックフレーム
１８との間の空隙部に収納されている。なお、Ｘ−ＴＡ
Ｂ１６とＸ−ＰＣＢ１４は、シールドケースおよびプラ
スチックフレーム１８の長辺側の空隙部に収納され、Ｙ
−ＴＡＢ１７およびＹ−ＰＣＢ１５は、短辺側の空隙部
に収納されている。
【００２０】さらに、Ｘ−ＰＣＢ１４とフロントシール
ドケース１９との接触を防止し、外部からの衝撃によ
り、Ｘ−ＰＣＢ１４とＸ−ＴＡＢ１６とのはんだ接合部
や、液晶パネル１３とＸ−ＴＡＢ１６との異方性導電膜
（ＡＣＦ）接合部が破断することを防止するために、Ｘ
−ＰＣＢ１４の下端部が、バックシールドケース２０の
底部からこれらの収納空間に突出形成された爪部２９に
係着され、拘止されている。Ｙ−ＴＡＢ１７およびＹ−
ＴＡＢ１７を介して接続されたＹ−ＰＣＢ１５について
も、同様であり、Ｙ−ＰＣＢ１５の下端部がバックシー
ルドケース２０の爪部に係止されている。
ドケース１９との接触を防止し、外部からの衝撃によ
り、Ｘ−ＰＣＢ１４とＸ−ＴＡＢ１６とのはんだ接合部
や、液晶パネル１３とＸ−ＴＡＢ１６との異方性導電膜
（ＡＣＦ）接合部が破断することを防止するために、Ｘ
−ＰＣＢ１４の下端部が、バックシールドケース２０の
底部からこれらの収納空間に突出形成された爪部２９に
係着され、拘止されている。Ｙ−ＴＡＢ１７およびＹ−
ＴＡＢ１７を介して接続されたＹ−ＰＣＢ１５について
も、同様であり、Ｙ−ＰＣＢ１５の下端部がバックシー
ルドケース２０の爪部に係止されている。
【００２１】このように構成される実施例の液晶表示装
置では、バックシールドケース２０の底面部２０ｃと内
側側面部２０ｂとの間の角度が、90°より小さい鋭角と
なっており、バックシールドケース２０の内側側面部２
０ｂと端縁部と、液晶パネル１３背面の収納部に収納さ
れたバックライトユニット２１との間に、適当な間隙２
８が存在するので、バックライトユニット２１を収納す
る際に、また交換のために取り外す際に、バックライト
ユニット２１が、前記したバックシールドケース２０の
内側側面部２０ｂの端縁部と接触して、削り取られるこ
とがない。また、バックライトユニット２１が収納・固
定された後も、バックシールドケース２０との接触によ
り、削れゴミが発生することがない。
置では、バックシールドケース２０の底面部２０ｃと内
側側面部２０ｂとの間の角度が、90°より小さい鋭角と
なっており、バックシールドケース２０の内側側面部２
０ｂと端縁部と、液晶パネル１３背面の収納部に収納さ
れたバックライトユニット２１との間に、適当な間隙２
８が存在するので、バックライトユニット２１を収納す
る際に、また交換のために取り外す際に、バックライト
ユニット２１が、前記したバックシールドケース２０の
内側側面部２０ｂの端縁部と接触して、削り取られるこ
とがない。また、バックライトユニット２１が収納・固
定された後も、バックシールドケース２０との接触によ
り、削れゴミが発生することがない。
【００２２】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の光透過型液晶表示装置によれば、バックライトユニッ
トと金属シールドケースとの接触を防止し、バックライ
トユニットの削れによるゴミの発生がなく、高品位の表
示を実現することができる。
の光透過型液晶表示装置によれば、バックライトユニッ
トと金属シールドケースとの接触を防止し、バックライ
トユニットの削れによるゴミの発生がなく、高品位の表
示を実現することができる。
【図１】本発明の一実施例のアクティブマトリクス型液
晶表示装置を示し、（ａ）は表示パネルの前面側の概略
構成を示す斜視図、（ｂ）は背面側のバックライトユニ
ットの組立構造を示す斜視図。
晶表示装置を示し、（ａ）は表示パネルの前面側の概略
構成を示す斜視図、（ｂ）は背面側のバックライトユニ
ットの組立構造を示す斜視図。
【図２】同実施例のアクティブマトリクス型液晶表示装
置の分解斜視図。
置の分解斜視図。
【図３】図２に示す液晶表示装置のＢ−Ｂ線に沿って切
断した断面図。
断した断面図。
【図４】従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置の
概略斜視図。
概略斜視図。
【図５】図４の液晶表示装置におけるＡ−Ａ断面図。
１３…………液晶パネル １４…………Ｘ−ＰＣＢ １５…………Ｙ−ＰＣＢ １６…………Ｘ−ＴＡＢ １７…………Ｙ−ＴＡＢ １８…………プラスチックフレーム １９…………フロントシールドケース ２０…………バックシールドケース ２０ａ…………外側側面部 ２０ｂ…………内側側面部 ２０ｃ…………底面部 ２１…………バックライトユニット ２８…………間隙
Claims (3)
- 【請求項１】 一対の透明基板間に光変調層が挟持され
た光透過型表示パネルと、前記表示パネルを駆動する駆
動回路と、前記表示パネルおよび該表示パネルと前記駆
動回路との接続を安定に保持する樹脂フレームと、主要
部が金属板の曲げ加工により成形され、前記表示パネル
および樹脂フレームをそれぞれ収納する金属フレーム
と、前記表示パネルの背面に収納・配置された照明手段
とを備え、前記駆動回路が前記表示パネルの表示面に対
してほぼ垂直な方向に保持されている光透過型表示装置
において、 前記照明手段と、該照明手段が収納された収納空間部に
延出された前記金属フレームの内側側面部の端縁との間
に、間隙が存在することを特徴とする光透過型表示装
置。 - 【請求項２】 前記金属フレームにおいて、前記表示パ
ネルの表示面に対して平行な底面部と、前記照明手段の
収納空間部に延出された内側側面部との間の角度が、鋭
角となっていることを特徴とする請求項１記載の光透過
型表示装置。 - 【請求項３】 前記金属フレームの底面部と内側側面部
との角度が、80°〜89°となっていることを特徴とする
請求項２記載の光透過型表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15455398A JPH11344938A (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 光透過型表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15455398A JPH11344938A (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 光透過型表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11344938A true JPH11344938A (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=15586777
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15455398A Withdrawn JPH11344938A (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 光透過型表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11344938A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008083584A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Nec Lcd Technologies Ltd | 液晶パネルモジュール及び液晶表示装置 |
| JP2009186788A (ja) * | 2008-02-07 | 2009-08-20 | Ips Alpha Technology Ltd | 液晶表示装置 |
| JP2012230428A (ja) * | 2012-08-27 | 2012-11-22 | Nlt Technologies Ltd | 液晶パネルモジュール及び液晶表示装置 |
| JP2014197224A (ja) * | 2014-06-24 | 2014-10-16 | Ｎｌｔテクノロジー株式会社 | 液晶表示装置 |
-
1998
- 1998-06-03 JP JP15455398A patent/JPH11344938A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008083584A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Nec Lcd Technologies Ltd | 液晶パネルモジュール及び液晶表示装置 |
| JP2009186788A (ja) * | 2008-02-07 | 2009-08-20 | Ips Alpha Technology Ltd | 液晶表示装置 |
| JP2012230428A (ja) * | 2012-08-27 | 2012-11-22 | Nlt Technologies Ltd | 液晶パネルモジュール及び液晶表示装置 |
| JP2014197224A (ja) * | 2014-06-24 | 2014-10-16 | Ｎｌｔテクノロジー株式会社 | 液晶表示装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050906 |