JP3495297B2 - 配線ケーブル構造 - Google Patents

配線ケーブル構造

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JP3495297B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、配線ケーブル構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数本のケーブルがブリッジによって連
接された扁平な配線ケーブル(多連接ケーブル)につい
ては、特開平9−330621号公報などに記載されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の配線ケーブル構造では、ケーブルが同軸ケー
ブルや単芯ケーブルで構成されているに過ぎず、且つ、
配線後に新たな配線を追加することが困難であった。ま
た、ケーブルの径がそれぞれ異なる場合には結束してき
れいにまとめることができなかった。
【0004】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、配線後に新たな配線を追加することが可能で、
且つ、ケーブルの径がそれぞれ異なっても結束してきれ
いにまとめることができる配線ケーブル構造を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、 複数の電気(通
信)用ケーブルおよびこれら電気(通信)用ケーブルよ
りも径大な光ファイバー用さや管を含む複数本の長尺体
、ポリ塩化ビニル樹脂のチューブで一体被覆され、間
隔をあけてまるまった状態に形状を変え得るよう配置さ
れ、1ヶ所を除いてブリッジで連接されたことを特徴と
している。
【0006】このように構成された請求項1にかかる発
明によれば、前記複数本の長尺体が、ポリ塩化ビニル樹
脂のチューブで被覆され、間隔をあけてまとまった状態
に形状を変え得るよう配置され、1ヶ所を除いてブリッ
ジで連接することにより、ほぼ扁平な状態やまるまった
状態などに形状を変えて配線を行うことが可能となり、
配線スペースの形状に合わせて都合の良い配線を自在に
行うことができる。
【0007】また、長尺体に径大な光ファイバー用さや
管を含めることにより、配線後であっても必要に応じて
光ファイバーケーブルなどの高価な配線材の追加を容易
に行うことができる。
【0008】更に、光ファイバー用さや管と複数の電気
(通信)ケーブルとを一緒に連接することにより、単体
で配線する場合に比べて光ファイバー用さや管が曲がり
にくくなり、よって光ファイバー用さや管の内部で光フ
ァイバーケーブルが極端に曲って通信品質が劣化するよ
うなことが防止される。
【0009】請求項2に記載された発明では、各長尺体
の断面における中心が、長尺体の本数に等しく且つなす
角のほぼ等しい放射線の上にそれぞれ位置するように前
記ブリッジの幅寸法が設定されていることを特徴として
いる。
【0010】このように構成された請求項2にかかる発
明によれば、各長尺体の断面における中心が、長尺体の
本数に等しく且つなす角のほぼ等しい放射線の上にそれ
ぞれ位置するように前記ブリッジの幅寸法が設定されて
いるので、各長尺体の径が異なっても各長尺体を結束し
てきれいにまとめることができる。
【0011】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態1について、図示例と共に説明する。
【0012】図1〜図3は、この発明の実施の形態1を
示すものである。
【0013】この実施の形態1では、一般家庭用の通信
用の構内交換器1の配線に適用した例について説明す
る。上記構内交換器1には、外線として、ISDN基本
インターフェイス回線2が1回線分接続されている。
【0014】また、アナログ電話端末を接続可能なモジ
ュラージャック3と、ISDN端末を接続可能なモジュ
ラージャック4と、イーサネット端末を接続可能なモジ
ュラージャック5とを1つにまとめたコネクタプレート
6が、4つの部屋7〜10にそれぞれ設置されている。
【0015】そして、上記構内交換器1には、内線とし
て、各部屋7〜10のモジュラージャック3〜5が、こ
の実施の形態1にかかる配線ケーブル11をそれぞれ用
いて接続されている。
【0016】この配線ケーブル11は、図2、図3に示
すように、2本の8芯ケーブル12,13などの電気
(通信)用ケーブル(長尺体)とこれら電気(通信)用
ケーブルよりも径大な1本の光ファイバー用さや管29
(長尺体)とで構成されており、且つ、上記複数本の長
尺体は、ポリ塩化ビニル樹脂のチューブで一体被覆さ
れ、間隔をあけてまるまった状態に形状を変え得るよう
配置され、1ヶ所を除いて2本のブリッジ15,16で
連接されている。
【0017】上記8芯ケーブル12,13は、電気用裸
軟銅線18を8本束ねて構成されている。即ち、8芯ケ
ーブル12,13は、着色ポリエチレン17で被覆され
た電気用裸軟銅線18を2本1組にし、更に、この組の
電気用裸軟銅線18を4つ束ねることにより構成されて
いる。この8芯ケーブル12,13は、着色ポリ塩化ビ
ニル樹脂のチューブ19,20に収容されている。ま
た、上記光ファイバー用さや管29は、硬質ポリエチレ
ン製の中空のパイプであり、着色ポリ塩化ビニール樹脂
のチューブ14で被覆されている。なお、8芯ケーブル
12,13および光ファイバー用さや管29と、それぞ
れの最外層の着色ポリ塩化ビニール樹脂のチューブ1
9,20,14とは一体となっている。また、2本の8
芯ケーブル12,13および光ファイバー用さや管29
は、相互に径が異なっている(図では、8芯ケーブル1
2(或いはチューブ19)の直径<8芯ケーブル13
(或いはチューブ20)の直径<光ファイバー用さや管
29(或いはチューブ14)の直径となっている)。
【0018】そして、各長尺体の断面における中心21
〜23が、長尺体の本数(図2では3本)に等しく且つ
なす角(図2ではα=120゜)のほぼ等しい放射線2
4〜26の上にそれぞれ位置するように前記ブリッジ1
5,16の幅寸法27,28および連接位置が設定され
ている。
【0019】なお、上記構内交換器1は、例えば、将
来、IEEE1394などの光ファイバーケーブルによ
る通信が一般家庭に普及した場合に、内部に処理回路と
コンセントとを追加可能な構造を備えている。
【0020】次に、この実施の形態1の作用について説
明する。
【0021】上記構内交換器1では、各部屋7〜10に
設置されたモジュラージャック3にコードレス電話機や
FAXなどのアナログ電話端末を接続することにより通
信を行うことが可能となる。また、各部屋7〜10に設
置されたモジュラージャック4にISDN端末を接続す
ることにより通信を行うことが可能となる。各部屋7〜
10に設置されたモジュラージャック5にパソコンなど
のイーサネット端末を接続することによりコンピュータ
ネットワーク通信を行うことが可能となる。
【0022】そして、将来、IEEE1394などの光
ファイバーケーブルによる通信が一般家庭に普及した場
合には、構内交換器1の内部に処理回路とコンセントを
追加し、且つ、光ファイバー用さや管29に所要の光フ
ァイバーケーブルを通し、コネクタプレート6にモジュ
ラージャックなどを追加することにより上記IEEE1
394などの光ファイバーケーブルによる通信を行い得
るようにすることが可能となる。
【0023】このように、この実施の形態1によれば、
前記複数本の長尺体が、ポリ塩化ビニル樹脂のチューブ
で一体被覆され、間隔をあけてまるまった状態に形状を
変え得るよう配置され、1ヶ所を除いてブリッジ15,
16で連接することにより、図2に示すようなまるまっ
た状態や、図3に示すようにほぼ扁平な状態などに形状
を変えて配線を行うことが可能となり、配線スペースの
形状に合わせて都合の良い配線を自在に行うことができ
る。
【0024】また、長尺体に径大な光ファイバー用さや
管29を含めることにより、配線後であっても必要に応
じて光ファイバーケーブルなどの高価な配線材の追加を
容易に行うことができる。
【0025】更に、光ファイバー用さや管29と8芯ケ
ーブル12,13などのケーブルとを一緒に連接するこ
とにより、単体で配線する場合に比べて光ファイバー用
さや管29が曲がりにくくなり、よって光ファイバー用
さや管29内部で光ファイバーケーブルが極端に曲って
通信品質が劣化するようなことが防止される。
【0026】また、各長尺体の断面における中心21〜
23が、長尺体の本数に等しく且つなす角のほぼ等しい
放射線24〜26の上にそれぞれ位置するように前記ブ
リッジ15,16の幅寸法27,28や連接位置が設定
されているので、各長尺体の径が異なっても各長尺体を
結束してきれいにまとめることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、複数本の長尺体が、ポリ塩化ビニル樹脂の
チューブで一体被覆され、間隔をあけてまるまった状態
に形状を変え得るよう配置され、1ヶ所を除いてブリッ
ジで連接することにより、ほぼ扁平な状態やまるまった
状態などに形状を変えて配線を行うことが可能となり、
配線スペースの形状に合わせて都合の良い配線を自在に
行うことができる。
【0028】また、長尺体に径大な光ファイバー用さや
管を含めることにより、配線後であっても必要に応じて
光ファイバーケーブルなどの高価な配線材の追加を容易
に行うことができる。
【0029】更に、光ファイバー用さや管とケーブルと
を一緒に連接することにより、単体で配線する場合に比
べて光ファイバー用さや管が曲がりにくくなり、よって
光ファイバー用さや管の内部で光ファイバーケーブルが
極端に曲って通信品質が劣化するようなことが防止され
る。
【0030】請求項2の発明によれば、各長尺体の断面
における中心が、長尺体の本数に等しく且つなす角のほ
ぼ等しい放射線の上にそれぞれ位置するように前記ブリ
ッジの幅寸法が設定されているので、各長尺体の径が異
なっても各長尺体を結束してきれいにまとめることがで
きる、という実用上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる構内交換器シス
テムの系統図である。
【図2】まるまった状態のケーブル配線の断面図であ
る。
【図3】扁平にした状態のケーブル配線の断面図であ
る。
【符号の説明】
12,13 ケーブル(長尺体) 14 チューブ 15,16 ブリッジ 19,20 チューブ 21〜23 中心 24〜26 放射線 27,28 幅寸法 29 光ファイバー用さや管(長尺体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01B 7/00 310 H01B 11/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の電気(通信)用ケーブルおよびこれ
    ら電気(通信)用ケーブルよりも径大な光ファイバー用
    さや管を含む複数本の長尺体が、ポリ塩化ビニル樹脂の
    チューブで一体被覆され、間隔をあけてまるまった状態
    に形状を変え得るよう配置され、1ヶ所を除いてブリッ
    ジで連接されたことを特徴とする配線ケーブル構造。
  2. 【請求項2】各長尺体の断面における中心が、長尺体の
    本数に等しく且つなす角のほぼ等しい放射線の上にそれ
    ぞれ位置するように前記ブリッジの幅寸法が設定されて
    いることを特徴とする請求項1記載の配線ケーブル構
    造。
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