JP3494678B2 - 細径内視鏡 - Google Patents
細径内視鏡Info
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- JP3494678B2 JP3494678B2 JP24337293A JP24337293A JP3494678B2 JP 3494678 B2 JP3494678 B2 JP 3494678B2 JP 24337293 A JP24337293 A JP 24337293A JP 24337293 A JP24337293 A JP 24337293A JP 3494678 B2 JP3494678 B2 JP 3494678B2
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- Expired - Lifetime
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Description
どの非常に狭い体内の管腔を観察するのに用いられる細
径内視鏡に関する。
2に示すものがある。この細径内視鏡は、外装体1、イ
メージファイバ2およびライトガイド3とから概略構成
されている。外装体1は、テフロン(商標)などのフッ
素樹脂、シリコーン樹脂などからなる肉厚20〜30μ
m、外径1mm程度のプラスチックチューブである。こ
の外装体1の内部には、対物部(図示せず)からの映像
を接眼部(図示せず)に送るイメージファイバ2が収容
されている。
ッド型石英ファイバを多数本コヒーレントに配列し、束
ねた外径0.3mm程度のバンドル型のものなどが用い
られる。また、外装体1の内部のイメージファイバ2の
占める空間以外の部分には、対物部へ照射用光を送るた
めのライトガイド3が収められている。このライトガイ
ド3は石英系光ファイバを多数本束ねたものが用いられ
る。
であり、可撓性が優れるので、狭く、曲りの多い部位へ
の挿入が容易であるなどの効果がある。しかしながら、
外装体1が厚さ30μm以下のプラスチックチューブか
らなるため、術者が内視鏡を持つ際に、爪で外装体1を
傷つけることがあり、なんらかの外力が加わると、ライ
トガイド3をなすファイバの保護被覆が極めて薄く、強
度が低いため、ライトガイド3が破断しやすく、耐久性
が劣る欠点があった。また、可撓性がありすぎ、入りく
んだ患部に挿入する際や観察部位を特定する場合に必要
となる先端部(対物部)の微妙なハンドリングが困難で
ある欠点もあった。
ける課題は、外装体の強度が高く、その内部のイメージ
ファイバ、ライトガイド等を十分保護できて耐久性に富
み、しかも、適度の可撓性と剛性を有する細径内視鏡を
得ることにある。
め、本発明では、外装体が、細径内視鏡の全長にわたっ
て肉厚70〜100μmのステンレス鋼製チューブから
なり、外径が1mm以下であって、外装体の内部に、径
0.2〜0.3mmのイメージファイバが収められ、イ
メージファイバが占める空間以外の空間にライトガイド
がこの空間を埋めるように収められ、硬性鏡と軟性鏡と
の中間の可撓性と剛性を持つ細径内視鏡を提供する。ま
た、外装体が、細径内視鏡の全長にわたって肉厚70〜
100μmのステンレス鋼製チューブからなり、外径が
1mm以下であって、外装体の内部に、径0.2〜0.
3mmのイメージファイバと、径0.7〜0.8mm、
肉厚50〜70μmのステンレス鋼製チューブからなる
チャンネル用チューブが収められ、イメージファイバお
よびチャンネル用チューブが占める空間以外の空間にラ
イトガイドがこの空間を埋めるように収められ、硬性鏡
と軟性鏡との中間の可撓性と剛性を持つ細径内視鏡を提
供する。本発明における細径内視鏡の全長とは、生体内
などの観察対象物に挿入される挿入部の全長を言うもの
である。以下、この発明を詳しく説明する。
示すものであって、図中符号11は外装体である。この
外装体11は、肉厚が70〜100μmの範囲で外径が
1mm以下のステンレス鋼製のチューブからなるもので
ある。この外装体11の内部には、イメージファイバ1
2、ライトガイド13およびチャンネル用チューブ14
が収容されている。イメージファイバ12は対物部から
の映像を接眼部に送るものであり、ライトガイド13は
対物部へ照明用の光を送るものである。イメージファイ
バ12の外径は0.2〜0.3mmである。
70μmで外径0.7〜0.8mmのステンレス鋼製の
チューブからなり、その内部に生理食塩水などの液体を
流したり、対物部操作用ワイヤなどを挿通したりするた
めのものである。細径内視鏡の用途によっては、このチ
ャンネル用チューブ14は、必ずしも設けなくともよ
い。ライトガイド13は、外装体11の内部のイメージ
ファイバ12およびチャネル用チューブ14が占める空
間以外の部分に、この空間を埋めるようにして設けられ
ている。
は、外装体11として、肉厚が70〜100μmのステ
ンレス鋼製チューブを用い、その内部に、径0.2〜
0.3mmのイメージファイバ12もしくは径0.2〜
0,3mmのイメージファイバ12と径0.7〜0.8
mm、肉厚50〜70μmのステンレス鋼製チューブか
らなるチャンネル用チューブ14とを収め、イメージフ
ァイバもしくはイメージファイバとチャンネル用チュー
ブが占める空間以外の空間にライトガイド13をこの空
間を埋めるように収めたものであるので、外装体11そ
のものが簡単に傷つくことがなく、かつその内部のイメ
ージファイバ12、ライトガイド13およびチャンネル
用チューブ14を機械的に十分保護することができる。
また、可撓性が適度に得られ、いわゆる硬性鏡と軟性鏡
との中間の半硬性鏡の可撓性と剛性を持つことになり、
操作性が良好となる。
として、外装体に外径0.65mmで肉厚が異なる3種
のステンレス鋼製チューブを用いたものを作成し、これ
らについてその剛性と可撓性を測定した。剛性の測定
は、100mmの長さの細径内視鏡(サンプル)を用
い、その一端を固定し、他端をばね秤にて引っ張り、そ
の反力を測定することによって行い、可撓性は許容曲げ
半径で評価した。結果を表1に示す。従来例として、外
径0.8mmで肉厚20μmのフッ素樹脂チューブを外
装体に用いた内視鏡についても同様の測定を行った。結
果を表1に併せて示す。
0μm以下のステンレス鋼製チューブチューブを用いる
ことで、剛性と可撓性のバランスのとれたものが得られ
ることがわかる。
0μmのステンレス鋼製チューブを外装体とし、この内
部に外径0.2mm、1600画素のイメージファイ
バ、外径0.15mmのステンレス鋼製チューブのチャ
ンネル用チューブおよびライトガイドを収容して、内視
鏡とした。この細径内視鏡を乳腺の観察に使用した結
果、従来のプラスチックチューブを使用した内視鏡では
乳腺入口を通過するのに0.5〜1時間必要であったも
のが、上記内視鏡では15分で通過可能であった。ま
た、複雑な乳腺の分岐部も硬性鏡のような剛体でないた
め、容易に通過でき、患部の特定部位の診断に有効であ
った。
視鏡によれば、その外装体に傷が簡単につくことがな
く、内部のイメージファイバ、チャンネル用チューブ等
を機械的に保護することができ、良好な耐久性を有す
る。また、可撓性と剛性とのバランスがとれたものとな
り、硬性鏡と軟性鏡との中間的な半硬性鏡とも言うべき
特性を示し、対物部の微妙なハンドリングを正確に行う
ことができる。
図である。
る。
・・・ライトガイド、14・・・チャンネル用チュー
ブ。
Claims (2)
- 【請求項1】外装体が、細径内視鏡の全長にわたって肉
厚70〜100μmのステンレス鋼製チューブからな
り、外径が1mm以下であって、 外装体の内部に、径0.2〜0.3mmのイメージファ
イバが収められ、イメージファイバが占める空間以外の
空間にライトガイドがこの空間を埋めるように収めら
れ、硬性鏡と軟性鏡との中間の可撓性と剛性を持つ細径
内視鏡。 - 【請求項2】外装体が、細径内視鏡の全長にわたって肉
厚70〜100μmのステンレス鋼製チューブからな
り、外径が1mm以下であって、 外装体の内部に、径0.2〜0.3mmのイメージファ
イバと、径0.7〜0.8mm、肉厚50〜70μmの
ステンレス鋼製チューブからなるチャンネル用チューブ
が収められ、イメージファイバおよびチャンネル用チュ
ーブが占める空間以外の空間にライトガイドがこの空間
を埋めるように収められ、硬性鏡と軟性鏡との中間の可
撓性と剛性を持つ細径内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24337293A JP3494678B2 (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 細径内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24337293A JP3494678B2 (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 細径内視鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0795954A JPH0795954A (ja) | 1995-04-11 |
JP3494678B2 true JP3494678B2 (ja) | 2004-02-09 |
Family
ID=17102873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24337293A Expired - Lifetime JP3494678B2 (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 細径内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3494678B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3941121A (en) * | 1974-12-20 | 1976-03-02 | The University Of Cincinnati | Focusing fiber-optic needle endoscope |
JPH065762Y2 (ja) * | 1988-04-19 | 1994-02-16 | 三菱電線工業株式会社 | 内視鏡 |
JPH065763Y2 (ja) * | 1988-05-28 | 1994-02-16 | 三菱電線工業株式会社 | カテーテル形ファイバスコープ |
JPH0255213U (ja) * | 1988-10-14 | 1990-04-20 |
-
1993
- 1993-09-29 JP JP24337293A patent/JP3494678B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0795954A (ja) | 1995-04-11 |
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