JP3492997B2 - 建築用仮止め機器 - Google Patents

建築用仮止め機器

Info

Publication number
JP3492997B2
JP3492997B2 JP2000349034A JP2000349034A JP3492997B2 JP 3492997 B2 JP3492997 B2 JP 3492997B2 JP 2000349034 A JP2000349034 A JP 2000349034A JP 2000349034 A JP2000349034 A JP 2000349034A JP 3492997 B2 JP3492997 B2 JP 3492997B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
temporary fixing
fixing device
horizontal
wall panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000349034A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002147020A (ja
Inventor
征吉 丹
高光 櫻庭
Original Assignee
株式会社テスク
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社テスク filed Critical 株式会社テスク
Priority to JP2000349034A priority Critical patent/JP3492997B2/ja
Publication of JP2002147020A publication Critical patent/JP2002147020A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3492997B2 publication Critical patent/JP3492997B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Movable Scaffolding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築分野に於ける
壁パネルやコンクリートパネル等の建込みに用いる仮止
め機器に関するものであり、より詳細には、壁式構法で
の壁パネルの建込みに際し、壁パネルを所定立設形態に
一時的に固定把持すると共に、壁パネルの連結作業のた
めの作業足場を提供する機枠に関するものであって、建
築分野、特に低層の鉄骨造建築分野に属するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の壁パネル建築でのパネル仮固定と
しては、(イ)壁体の上枠にアイボルトを取付けてお
き、壁体を所定位置に立設して側方に設置したアンカー
又は杭とアイボルト間を虎ワイヤーで張る手段、(ロ)
立設した壁パネルをアンカーに固定した方杖で支持する
手段、(ハ)人力で仮押えする手段、或いは(ニ)図
示す如き枠組足場を用いて壁パネルを足場と仮止め材
で仮固定し必要に応じて方杖を併用する手段等で実施し
ていた。
【0003】 また、建込み時の作業足場としては、
(ホ)所定位置に脚立を配置して脚立間に足場板を渡
す、主として低所作業に適した足場手段、(ヘ)図9に
示す如き梯子型建わくと、交差筋交い及び水平交差筋交
いとで平面視四角形態の機枠を構成し、キャスター(脚
輪)とジャッキで移動及び固定可能とすると共に、上部
には作業足場としての床付布枠と転落防止用の手摺を設
けた、主として高所作業に適した移動式足場等が用いら
れていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】仮止めを虎ワイヤーや
方杖で実施する場合はアンカーの打込固定及び引抜き作
業が必要且つ煩雑であると共に壁パネルの垂直、水平の
位置出しも水準器を用いて個々に実施する必要があり、
仮止め作業は細心の注意を要し、作業性が悪い。また、
人力による仮止めは人件費を伴ない作業性が良くない。
また、枠組足場を用いる際には、仮止めしたい壁パネル
と枠組足場の鳥居枠(建わく)が符号(面当接)しない
ため、壁パネルを所定形態に確保するための臨機応変の
仮止め材及び方杖の使用が必要で、仮止め作業は煩雑且
つ細心の注意が必要で作業性が悪く、しかも踏板(布
枠)は動くので壁パネルの不動の仮止めが困難である。
【0005】また、脚立で形成する足場や移動式足場で
壁パネルを建込む際には、壁パネルを予め仮止めしてお
く必要があり、これら足場では壁パネルの所定位置での
不動仮固定は全く不可能である。即ち、従来の、木造の
枠組壁構法(ツーバイフォーetc)や、壁パネルで構
築する軽量鉄骨造建物での壁パネル構法にあっては、細
心の注意を要し、煩雑な作業である仮止め作業と、仮止
め後の足場使用作業とは別々に機材及び機器を用いて実
施するため、施工効率が悪かった。本発明は、新規な仮
止め機器を提供し、仮止め作業と足場作業とを合理的に
実施可能とし、壁パネル構法の効率化を達成するもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】例えば、図1に
示す如く、縦枠1A,1B,1Cと複数段の横枠組2,
3,4とで平面視直角三角形態の機枠Fを構成し、上部
の横枠組2には着脱自在の上部作業床20を、機枠中間
部には着脱自在、且つ上下位置調節可能の下部作業床3
0を装着し、機枠下端には移動用キャスター8及び固定
用ジャッキ9を配設すると共に、上部横枠2A,2B,2
C及び下部横枠3A,3B,3Cの外面には壁パネル仮止め
手段H1を配設した(請求項1)。尚、壁パネル仮止め
手段は、一時的に壁パネルを横枠に固定出来れば良いの
で、ボルトネジ手段や、フック係止手段等、慣用の着脱
可能係止手段が広く採用可能である。また、仮止め手段
の配置は、直角の両横枠2Aと2B及び3Aと3Bに付設し
ておけば、壁パネルの直角の出隅部の仮止めが可能とな
るので、少なくとも横枠2A,2B及び3A,3Bの側板部
S,3Sに直接付設するか、仮止め手段を備えた仮止め
用部材を側板部2S,3Sに付設する必要がある。
【0007】従って、該仮止め機器は所定位置へキャス
ター作用で移動し、位置合せして水平、垂直を計測しな
がらジャッキで機枠Fを固定すれば、上下の横枠組が垂
直基準を規定し、直角三角形のコーナーC1が壁パネル
建付けの90°角隅を規定することとなるから、角隅部
の壁パネルを上部横枠2A,2B、下部横枠3A,3Bで仮
止めすれば壁パネルを90°の角隅形態で垂直状態に確
保出来、壁パネルを仮止めした後、各壁パネル連結のた
めの火打材取付けや横棧取付け等の作業が作業床20,
30から容易に実施出来、作業位置に応じて下部作業床
30を低くしたり、高くしたり、或いは上部作業床20
を取外したりして作業員は無理のない姿勢で作業出来
る。勿論、壁パネルの直線状連結作業は、複数の仮止め
機器を用い、場合によっては各仮止め機器間に足場板を
渡して容易に実施出来る。即ち、本仮止め機器は、壁パ
ネルの仮止め機能と、仮止め状態の各パネルに対する種
々の取付け作業の足場の機能を有するため、本仮止め機
器によって壁式構築工法での施工の合理化、効率化が達
成出来る。
【0008】また、機枠上端での角隅C1,C2,C3
はポール13を着脱自在に立設し、各ポール13間には
作業員転落防止用の手摺杆14や手摺チェーン15を配
置すると共に、下部横枠3Cから上部横枠2Cまで梯子1
7を着脱自在に懸架するのが好ましい(請求項2)。こ
の場合は、作業員が安心して作業出来、作業床の位置調
節と相俟って作業効率の向上が期待出来る。そして、ポ
ールの着脱により,仮止め機器の角度調節用の板状定規
等の角隅C1,C2,C3への軸支着脱も容易となり、運
搬時のコンパクト化も可能となる。しかも、梯子は作業
員の上下動を容易にし、下部作業床と共に、仮止め機器
間に架ける足場板の架台機能をも提供し、作業性が向上
する。
【0009】また、上部作業床20は、平板から成る周
枠21,22上に足場板25を張設し、周枠21,22
を上部横枠2A,2B,2Cの上面に着脱自在に止着する
のが好ましい(請求項3)。この場合は、壁パネル仮止
めの基準面となる横枠2A,2B,2Cの側縁部には何ら
影響を及ぼすことなく作業床20の着脱が可能であり、
周枠の平板と横枠の上面との面当接着脱は、上方からの
ネジボルト着脱でも周枠下面に突設したピンの横枠上面
の孔への着脱でも簡便に実施可能となる。また、足場板
としてのエキスパンドメタル、帯鋼等の平板周枠上への
溶接による張設も容易に実施出来る。
【0010】また、上部作業床20は、周枠21,22
及び中央枠23を備えた作業床パネル20´の2枚から
構成するのが好ましい(請求項4)。この場合は、1枚
床と比べて、中央枠が存在するため、作業床枠の強度及
び足場板25の強度が向上し、足場板材としてエキスパ
ンドメタル、帯鋼等の比較的軽量物の使用も可能とな
る。しかも、2分割タイプであるため着脱作業もし易く
なる。
【0011】また、下部作業床30は、山形鋼板(アン
グル材)の周枠31,32を側板部31S,32Sが外側
から下方へ突出するように枠組みして上面の平板部31
f,32f間に足場板25を張設し、縦枠1A,1B,1C
内面には上方からの嵌入を支持する受止金具16を複数
段配設して下部作業床30の側板部31S,32Sを受止
金具16に着脱自在に係止するのが好ましい(請求項
5)。この場合は、山形鋼板の強度により下部作業床3
0は1枚パネルとしての必要強度が充足されると共に、
作業床30の上下位置調節も、側板部31S,32Sの受
止金具16への落し込み嵌入及び引上げ抜脱作業で可能
であるため、機枠F内での作業床30の作業位置に応じ
た着脱調整作業も容易となる。
【0012】また、上部横枠組2及び下部横枠組3は、
山形鋼から成る横枠2A,2B,2C,3A,3B,3Cを各
側板部2S,3Sが機枠Fの外面を規定するように縦枠1
A,1B,1Cと固定し、各角隅C1,C2,C3では補強板
5,6を各横枠の平板部2f,3fと一体化固定するのが
好ましい(請求項6)。この場合は、上下の横枠組2,
3が構造的に強固となると共に、各縦枠も横枠の側板部
S,3Sの内面に当接溶接することにより剛構造機枠F
が容易に製作出来、角隅C1,C2,C3の補強板5,6
の存在と相俟って、少ない使用鋼材でありながら強固な
機枠Fが得られる。しかも、仮止め機器として、壁パネ
ルの水平、垂直基準を規定する各横枠側板部2S,3S
外表面には何ら支障を生ずることなく機枠が形成出来、
横枠側板部2S,3Sが直接仮止め面として使用出来る。
【0013】 また、上下横枠組2,3間には、横枠側
板部2,3の肉厚より薄い連結板4,4,4
、各縦枠1 ,1 ,1 の外側から各縦枠1 ,1
,1 間に張設一体化して中間横枠組4を形成するの
が好ましい(請求項7)。この場合は、縦枠1
,1の中間部に横枠組を備えるため、機枠Fの構
造強度(座屈強度、曲げ強度)が向上し、従って、比較
的肉厚の薄い鋼材で必要強度を備えた機枠の製作が可能
となる。しかも、連結板の肉厚は横枠側板部2,3
より小であるため、上下横枠組2,3と縦枠との溶接一
体化後に連結板を溶接固定する簡便な製作手段を採用し
ても、仮止め固定壁パネルの水平、垂直基準を規定する
各横枠側板部2,3の外面には影響を与えることが
なく、所望の機能及び強度を備えた仮止め機器の製作が
容易となる。
【0014】 また、上部横枠組2は、平板部2 と側
板部2 を備えた山形鋼から成り、上部各横枠2,2
,2の平板部2には各角隅C,C,Cで筒
状のポール受18を固定してポール用の挿入孔Hを形
成すると共に、該平板部2適所に上部作業床20止着
用のネジ孔Hを配設し、上部各横枠2,2,2
及び下部各横枠3,3,3の側板部2,3
所に壁パネル仮止め用のネジ孔Hを配設するのが好ま
しい(請求項8)。この場合は、ポール13の着脱は、
ポール13をポール受18内に落し込むだけで立設出
来、必要に応じてポール受18の側面からのネジ止着手
段等により、安全且つ確実な着脱が容易となり、横枠角
以外の出隅の建込みのために、仮止め手段を備えた別体
の補助仮止め用部材を角隅C,Cを中心に回動可能
に付設する際にも、ポール用挿入孔Hを利用して容易
に装着可能となる。そして、上部作業床20の着脱もネ
ジ孔Hを介したネジ止着手段により容易となり、壁パ
ネルの仮止めも横枠側板部2,3とのネジ止着手段
により容易となる。
【0015】また、機枠Fには水平水準器M1及び垂直
水準器M2を付設しておくのが好ましい(請求項9)。
この場合は、別体の計測器でその都度仮止め機器を位置
決めする煩雑な人手を要する操作が合理化出来、水準器
を見ながらジャッキ9の操作で容易に水準出しが可能と
なり作業性が向上する。
【0016】また、下部横枠3の角隅C1,C2,C3
補強板6にジャッキ9を配置すると共に、補強板6の内
側に平板を張設固定したキャスター受7にキャスター8
を配置するのが好ましい(請求項10)。この場合は、
ジャッキ9を機枠角隅に近接配置出来るため、機枠下の
安定化固定及び水準出し操作が合理的に実施出来、キャ
スター8の機枠Fの外方への突出による壁パネル仮止め
作用への支障も生じなく、作業員の動きの邪魔にもなら
ない。しかもキャスター受7は機枠Fの補強の機能も奏
する。
【0017】また、上部横枠組2には、側縁に壁パネル
仮止め手段H1を備えた定規60を、角隅C1,C2を中
心に回動可能に付設するのが好ましい(請求項11)。
この場合は、例えば図7の如く、板体の定規60を直角
の角隅C1にポール用挿入孔H5を介してポール13を軸
心として回動可能に装着し、出隅が90°+α°の場合
でも仮止め手段H1を備えた側縁を横枠2Aからα°出し
て定規60を横枠2Cにクランプ止着すれば、壁パネル
の90°+α°の出隅の建込みが可能となり、角隅C2
に定規60を回動自在に装着すれば、45°+β°の出
隅の建込みに対応可能となる。従って、仮止め機器に出
隅角度調整具として定規60を準備しておけば、変則の
出隅を有する建物の建込みにも対処可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】〔機枠(図2)〕図2に示す如
く、横枠組2及び3は同一の直角2等辺三角形状であっ
て、横枠2A,2B,2C及び3A,3B,3Cは肉厚6mm、
平板部2f,3f及び側板部2S,3Sの幅W1が65mmの
市販の等辺山形鋼であり、辺長L1を1200mm,L2
1699mmに各横枠の突当部を溶接固着して形成する。
そして、上部横枠組2の各角隅部には肉厚4.5mmの三
角形の補強板5を平板部2f下面に溶接一体化し、下部
横枠組3の各角隅部には肉厚9mmの三角形の補強板6を
平板部3f下面に溶接一体化する。
【0019】縦枠1Aは、横枠と同一の幅W1が65mm、
肉厚6mmの等辺山形鋼であり、縦枠1B,1Cは、肉厚6
mm、幅W1が65mmで隅角45°に形成したものであ
り、これら縦枠1A,1B,1Cを上下横枠組2,3の角
隅に当接して高さL3が1500mmで、角隅C1,C4
直角を有し、角隅C2,C3,C5,C6が45°であり、
上部横枠2の側板部2S及び下部横枠3の側板部3Sが外
周を規定した枠組みを形成する。また、下部横枠3の角
隅C4,C5,C6の補強板6にはジャッキ9を固定す
る。即ち、図5に示す如く、長ナット94を補強板6に
固定し、下端には固定用の釘孔H3(図2)を備えたベ
ースプレート91を固着したネジ丸棒92を長ナット9
4に螺入して補強板6上方に突出させ、ストッパー93
´を端部に備えた回転棒93の回動操作により機枠Fの
上下動が出来るようにする。
【0020】また、下部横枠3の各補強板6の内側に
は、肉厚9mm、幅W3が100mmの平鋼のキャスター受
7を両側の平板部3f間に溶接張設し、ストッパー付き
の慣用のキャスター8を装着する。上部横枠2の角隅C
1,C2,C3には図6に示す如く、筒状のポール受18
を設置してポール13の基端を嵌入するための挿入孔H
5を形成する。尚、ポール受18の底部には小孔(図示
せず)を設けて水溜りを防止する。そして、ポール受1
8には側面にネジ18Sを付設し、ポール受内に嵌挿し
た軸体(ポール基端)を螺着固定可能とする。
【0021】また、上部横枠2A,2B,2Cの平板部2f
適所には、上部作業床螺着用のネジ孔H2を配設し、上
部横枠2A,2B,2C及び下部横枠3A,3B,3Cの各側
板部2S,3Sには等間隔に壁パネル止着用のネジ孔H1
を多数穿設しておく。また、縦枠1A,1B,1C内面に
は、下部作業床係止用の上下から板材の挿入抜脱可能な
受止金具16を複数段(3段)配設し、縦枠1A,1B
Cの中間部外周には肉厚6mmで幅W2が65mmの連結板
A,4B,4Cを溶接固定して、縦枠の曲げ及び座屈強
度を補強する。そして横枠2Cの側板部2Sには水平水準
器M1を、縦枠1Cの上部には垂直水準器M2を、両水準
器M1,M2を近接配置する。
【0022】〔上部作業床(図3)〕全体形状は、図3
(B)に示す如く、左右対称の2枚のパネル20´,2
0´を衝合すれば機枠Fの上部横枠組2と整合する物で
ある。即ち、図3(A)に示す如く、1枚の作業床パネ
ル20´は幅W4が60mm、肉厚6mmの平鋼板の周枠2
1,22と、肉厚6mm、幅W5が65mmの等辺山形鋼よ
り成る中央枠23とを衝合溶接一体化するが、中央枠2
3の側板部23Sの両端部には、図3(C)の如く、補
強板5との干渉を防ぐための切欠CAと、横枠2Cの平板
部2fとの干渉を防ぐための切欠CBを予め形成してお
く。勿論、周枠及び中央枠の端部には、上部横枠組2の
角隅C1,C2,C3の挿入孔H5との干渉を防ぐための切
欠CXも形成しておく。そして、周枠21,22及び中
央枠23で形成したパネル枠上には、足場板25とし
て、肉厚及び板幅が3.5mmで菱形網目を有する鋼製の
エキスパンドメタルを載置溶着する。また、各周枠2
1,22上には上部横枠2A,2B,2C上のネジ孔H2
符合するネジ孔H2も穿設しておく。
【0023】〔下部作業床(図4)〕横枠組2,3と同
形状で機枠Fの縦枠1A,1B,1C内に嵌まる外形寸法
に、横枠組2,3と同一の等辺山形鋼(肉厚6mm、辺幅
6.5mm)の周枠31,32を衝合溶接し、周枠31,
32と同材の中央枠33を直角隅C1から周枠32の中
央に渡して溶接し、角隅には肉厚4.5mmの補強板50
を周枠31,32の平板部31f,32f下面に張設溶接
する。勿論、中央枠33の直角隅C1部では側板部33S
に補強板50との干渉を防ぐための切欠CCを形成して
おく。足場板25としては、上部作業床20での足場板
と同じ鋼製のエキスパンドメタルを周枠31,32及び
中央枠33の上面に存在する平板部31f,32f,33
f上に張って溶接固定する。
【0024】〔定規(図7)〕建物の出隅が90°以外
の場合に採用する出隅角度調整用の補助具であって、図
7(A)の定規60は、横枠2Bと同一のパネル止着用
のネジ孔H1を多数配設した側板部60Sを備えた6mm厚
で、平面視上部横枠組2と近似の形状を備えた鉄板であ
り、角隅C1位置でポール13に回動自在に嵌合し、図
7(B)に示す如く、建物の出隅が90°+α°の場合
に、仮止め機器に付加装着して使用する物である。従っ
て、出隅が45°〜90°の建物の建込み用としては、
図7(C)に示す如く、角隅C2位置で上部横枠組2に
対して回動自在に装着した定規を用意して置く。
【0025】〔仮止め機器の組付け〕機枠Fの横枠組2
上に上部作業床パネル20´の2枚を、順次横枠2A
B,2C上のネジ孔H2に作業床パネル20´周枠2
1,22のネジ孔H2を整合してネジ固定し、下部作業
床30の周枠31,32の平板部31f,32fを縦枠1
A,1B,1C内側の受止金具16内に上方から落し込ん
で上下2段の作業床20,30を組付ける。
【0026】次いで、梯子17を図1の如く係止し、図
6(A)の如く上部作業床20上からポール13を上部
横枠組の角隅C1,C2,C3の筒状のポール受18内に
立て、ネジ18Sで固定する。各ポール13は図6
(B)の如く、予め中間部及び上部に座金13aを固定
し、各座金13a上に2本の手摺杆14,14は端部の
ワッシャー14bを備えた嵌合パイプ14aによってポー
ル13を軸として回動可能に組付け、ネジキャップ13
Tで抜脱防止した構造である。そして、折畳み状態で搬
入した後、作業床20上で各ポール13を拡開してポー
ル受18に嵌入して立設固定し、角隅C2とC3のポール
13間にはポール13に付設したフック15´を介して
手摺チェーン15を係止する。
【0027】〔仮止め機器の使用〕まず、ジャッキのベ
ースプレート91を浮かしてキャスター8により仮止め
機器を建物の出隅の壁パネル取付位置に移動し、キャス
ター8のストッパーを掛けて仮固定する。次いで、水平
水準器M1及び垂直水準器M2を見ながらジャッキの回転
棒93を回動操作して仮止め機器の出隅を水平(垂直)
にする。次いで、機枠Fの横枠2Aと3Aに用意した木製
又は金属製の定規を当接し、木槌等でジャッキのネジ丸
棒92下部を打撃して予めコンクリート床に墨出しをし
た壁パネルの位置の地墨に合せる。次いで、再度仮止め
機器の水平位置を確認し、ジャッキのベースプレート9
1の固定用の釘孔H3にコンクリート釘を打込んで仮止
め機器を固定する。尚、壁パネルに対する風圧が大きい
時は横枠2C,3Cのネジ孔H1を介して仮止め機器を2
基連結して壁パネルの転倒を防止する。
【0028】次に、壁パネルをクレーンで吊上げ、予め
水平を確保した壁パネル取付面(コンクリート床のアン
カーボルトに締着した角座金上端)に設置し、所定の位
置に壁パネルの下部をナットで締着仮固定する(図示せ
ず)。次いで、壁パネルを仮止め機器の横枠2A,3A
側板部2S,3Sに当接し、仮止め機器の縦枠1と壁パネ
ルの垂直面が合っていることを確認(若し不整合であれ
ばコンクリート床上の角座金の高さを調節する)し、横
枠2A,3Aのパネル締着用ネジ孔H1を介して壁パネル
を仮止め機器にネジ数本で仮固定し、ナットを本締めし
てネジ固定する。
【0029】次いで、直交する壁パネルを上記同様に、
機枠横枠2B,3Bに固定し、直交する2枚の壁パネルの
建込みは完了する。尚、中間部の壁パネルは、1枚毎で
も、床面で予め複数枚連結した単位でも、同様に建込ん
でパネル相互を連結する。勿論、中間部の壁パネル相互
の連結作業にも仮止め機器を用いることが出来る。ま
た、壁パネル設置面が長い場合は、適宜、例えば10mm
毎に仮止め機器を配置し、水糸を張って位置調整しなが
ら対処する。壁パネルが建物の一面、若しくは適宜長さ
建込みの終了した段階で各仮止め機器間に、脚立等を補
助に用いて用意した慣用の足場板を差渡し、壁パネルの
コーナーを固定する火打材の取付けは仮止め機器の作業
床20,30上から実施し、各壁パネル相互を連結す
る。例えば、小梁受等の横材の取付けは適宜作業床2
0,30及び差渡し足場板から実施する。
【0030】仮止め機器設置位置での壁パネル建込み作
業が終了したら、仮止め機器を移動して次の場所で使用
し、1階部分の壁パネル建込みを終了し、2階の床が形
成されたら仮止め機器をクレーンで2階床へ移動し、2
階床がコンクリート床、木製床、ALC床等のときに
は、仮止め機器は1階の場合と同様に利用して作業す
る。若し、2階床がデッキプレートの敷き込みのままで
あれば、デッキプレート上に構造用ベニヤ板や足場板等
の道板を使用すれば良い。鉄骨工事等の建込み工事が終
了したら、仮止め機器は、必要に応じて適宜上部作業床
20を取外したり、ポール13及び手摺杆14、梯子1
7を取外したり、下部作業床30を適切な位置に再配置
したりして、内装用移動足場として有効に利用出来る。
【0031】建物の出隅部は通常90°であるが、出隅
が90°以上の場合や、45°〜90°の範囲に壁パネ
ルを建込む必要が生じた場合は、図7に示す板状の定規
60を横枠組2の上面に角隅C1又はC2を中心に回動可
能に装着し、計器で定規60を必要角隅に回動して、図
7(A)に示す如く横枠2Aの側板部2S(図2)と定規
の側板部60Sとでθ1(90°)+α°を形成して定規
60と横枠2Cとをクランプ手段6´で固定する。仮止
め機器の角隅C1が設置出来れば、壁パネル等の角隅C1
での連結は、通常の90°の場合と同様に実施出来る。
若し、45°〜90°範囲の出隅の建込みが必要な場合
は、別の用意した定規を用いて図7(C)の如く、θ2
(45°)+β°に仮止め機器の角隅C2を設定し、図
7(B)のθ1+α°の場合と同様に建込み出来る。
【0032】〔その他〕横枠組2,3の外面に配置する
壁パネル仮止め手段は、壁パネルを一時的に強固に保持
出来れば良いので、実施例でのネジ孔H1手段に限ら
ず、壁パネルの構造に応じて適宜に、保持手段として慣
用のクランプ手段やフック手段等の着脱可能な固着手段
の採用が可能であり、また、上下横枠組の側板部上に壁
パネル仮止め手段を備えた板材を慣用のスクリューロッ
ド手段で突出可能に付設した場合は、仮固定対象壁パネ
ルの面が面一でなくても、仮止め用板材の出没調整によ
り仮固定可能となる。従って、壁パネル仮止め手段を備
えた壁パネル固着用の、これら異なる板材を用意し、使
用壁パネルに応じて横枠2,3に適宜着脱実施すれば、
仮止め機器の汎用性が増し、壁パネル建込み施工が合理
化出来る。
【0033】また、建物出隅部の角度調整手段としての
定規は、仮止め手段が回動可能、且つ固定自在であれば
所期の目的が達成出来るので、実施例での三角形状鋼板
に限らず、角隅C1又はC2を中心に慣用のスクリューロ
ッド手段で回動出没固定させる平板、アングル鋼板、又
は角筒等に着脱可能な固着手段として慣用のネジ手段、
クランプ、クリップ手段、フック手段等の仮止め手段を
配置した、腕木(アーム)形状としても良い。
【0034】また、ポール13もネジ継ぎ手段パイプで
構成し、基端も上部横枠組2に対してネジ着脱可能とす
れば、手摺杆の着脱も容易となり、コンパクト化出来て
搬送組立にも有利である。また、作業床上の足場板25
は、鋼製簀の子、エキスパンドメタル、パンチングメタ
ル、縞鋼板等を採用すれば、雨水の溜りや足のすべりも
防止出来、作業がし易くなる。また、ジャッキ9は下部
横枠から突出させるアウトリガーに付設すれば、仮止め
機器の支持力の増強が達成出来る。
【0035】
【発明の効果】本発明仮止め機器を用いて壁パネル等の
建込みを実施すれば、垂直に測定設置した仮止め機器に
壁パネルを吊り込んで当接仮固定するだけで垂直精度が
確保出来、従って、壁パネルの建込み作業が容易に、且
つ精度高く実施出来る。しかも、仮止めした壁パネルに
対する火打材の取付けや、壁パネル相互の連結作業も仮
止め機器を用いて実施出来、また、壁パネルの建込み完
了後の内装工事も仮止め機器を移動足場として利用出来
るため、壁パネルで構築する木造の枠組壁工法(ツーバ
イフォーetc)建物や、壁パネルで構築する軽量鉄骨
造建物の施工の合理化、効率化が達成出来る。
【0036】また、仮止め機器の上部作業床及び下部作
業床は着脱自在であり、しかも、下部作業床は複数段に
高さ調節可能であるため、作業員は、壁パネルの垂直仮
止め作業から建込み完了壁パネルに対する内装工事に到
るまでの各種作業に応じて、作業が容易なように仮止め
機器を使い分けることにより、最適の作業環境下で効率
的に作業が遂行出来る。即ち、本発明の仮止め機器を用
いることにより、従来の細心の注意を要し、煩雑な作業
であった仮止め作業と、仮止め後の足場使用作業との別
々の機材、機具を用いた煩雑な作業が、単純一体化作業
として合理的、効率的に実施可能となる。
【0037】また、壁パネル仮止め手段を備えた上部横
枠組及び下部横枠組が平面視直角三角形態であるため、
建物の直角出隅部での壁パネルの直交状態建付けにも、
壁パネル相互を平面状に連結して壁面を形成するのに
も、必要に応じて複数の仮止め機器を用いて合理的に作
業を遂行することが出来る。しかも、仮止め機器が平面
視直角三角形態であるため場所を取らず、従って作業員
の床上の移動の邪魔にならず、仮止め機器の使い勝手が
良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明仮止め機器の全体略示斜視図である。
【図2】本発明仮止め機器の機枠Fの全体斜視図であ
る。
【図3】上部作業床20の図であって、(A)は作業床
パネル20´の斜視図、(B)は2枚の作業床パネル2
0´を上部横枠組上に載置下状態の斜視図、(C)は
(B)のC−C線断面説明図、(D)は(B)のD−D
線断面説明図である。
【図4】下部作業床30の図であって、(A)は全体斜
視図、(B)は(A)のB−B線断面説明図である。
【図5】ジャッキ9の側面説明図である。
【図6】ポール13の図であって、(A)は基端取付部
の説明図、(B)はポール13に対する手摺杆14の取
付状態説明図である。
【図7】定規60の図であって、(A)は出隅角度調整
状態の斜視図、(B)は出隅角度が90°+α°の作用
説明図、(C)は出隅角度が45°+β°の作用説明図
である。
【図8】従来の建枠の説明図である。
【図9】従来の移動式足場の説明図である。
【符号の説明】 1A,1B,1C・・・縦枠、 2,3,4・・・横枠組、2A
B,2C・・・上部横枠、 3A,3B,3C・・・下部横枠、
f,3f,23f,31f,32f,33f・・・平板部、
S,3S,23S,31S,32S,33S・・・側板部、
A,4B,4C・・・連結板、 5,6,50・・・補強板、
7・・・キャスター受、8・・・キャスター、 9・・・ジャッ
キ、 13・・・ポール、 14・・・手摺杆、15・・・手摺
チェーン、 16・・・受止金具、 17・・・梯子、18・・
・ポール受、 20,30・・・作業床、 21,22,3
1,32・・・周枠 23,33・・・中央枠、 25・・・足場板(エキスパンド
メタル)、60・・・定規、 60S・・・側板部、 61・・・
クランプ、91・・・ベースプレート、 92・・・ネジ丸
棒、 93・・・回転棒、94・・・長ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 21/16 E04G 1/36

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦枠(1,1,1)と複数段の横
    枠組(2,3,4)とで平面視直角三角形態の機枠
    (F)を構成し、上部の横枠組(2)には着脱自在の上
    部作業床(20)を、機枠中間部には着脱自在、且つ上
    下位置調節可能の下部作業床(30)を装着し、機枠下
    端には移動用キャスター(8)及び固定用ジャッキ
    (9)を配設すると共に、上部横枠(2,2
    )及び下部横枠(3,3,3)の外面には壁
    パネル仮止め手段(H)を配設した建築用仮止め機
    器。
  2. 【請求項2】 機枠上端の角隅(C,C,C)に
    はポール(13)を着脱自在に立設し、各ポール(1
    3)間には作業員転落防止用の手摺杆(14)及び/又
    は手摺チェーン(15)を配置すると共に、下部横枠
    (3)から上部横枠(2)まで梯子(17)を着脱
    自在に懸架した請求項1の建築用仮止め機器。
  3. 【請求項3】 上部作業床(20)は、平板から成る周
    枠(21,22)上に足場板(25)を張設し、周枠
    (21,22)を上部横枠(2,2,2)の上面
    に着脱自在に止着した請求項1又は2の建築用仮止め機
    器。
  4. 【請求項4】 上部作業床(20)は、周枠(21,2
    2)及び中央枠(23)を備えた作業床パネル(20
    ´)の2枚から成る請求項1乃至3のいずれか1項の建
    築用仮止め機器。
  5. 【請求項5】 下部作業床(30)は、山型鋼板の周枠
    (31,32)を側板部(31,32)が外側から
    下方へ突出するように枠組みして上面の平板部(3
    ,32)間に足場板(25)を張設し、縦枠(1
    ,1,1)内面には上方からの嵌入を支持する受
    止金具(16)を複数段配設して下部作業床(30)の
    側板部(31,32)を受止金具(16)に着脱自
    在に係止した請求項1乃至4のいずれか1項の建築用仮
    止め機器。
  6. 【請求項6】 上部横枠組(2)及び下部横枠組(3)
    は、山形鋼から成る横枠(2,2,2,3,3
    ,3)を各側板部(2,3)が機枠(F)の外
    面を規定するように縦枠(1,1,1)と固定
    し、各角隅(C,C,C)では補強板(5,6)
    を各横枠の平板部(2,3)と一体化固定した請求
    項1乃至5のいずれか1項の建築用仮止め機器。
  7. 【請求項7】 上下横枠組(2,3)間には、横枠側板
    部(2,3)の肉厚より薄い連結板(4,4
    )を、各縦枠(1 ,1 ,1 )の外側から各縦
    枠(1 ,1 ,1 )間に張設一体化して中間横枠組
    (4)を形成した請求項6の建築用仮止め機器。
  8. 【請求項8】 上部横枠組(2)は、平板部(2 )と
    側板部(2 )を備えた山形鋼から成り、上部各横枠
    (2,2,2)の平板部(2)には各角隅(C
    ,C,C3)で筒状のポール受(18)を固定して
    ポール用の挿入孔(H)を形成すると共に、該平板部
    (2)適所に上部作業床(20)止着用のネジ孔(H
    )を配設し、上部各横枠(2,2,2)及び下
    部各横枠(3,3,3)の側板部(2,3
    適所に壁パネル仮止め用のネジ孔(H)を配設した請
    求項1乃至7のいずれか1項の建築用仮止め機器。
  9. 【請求項9】 機枠(F)には水平水準器(M)及び
    垂直水準器(M)を付設した請求項1乃至8のいずれ
    か1項の建築用仮止め機器。
  10. 【請求項10】 下部横枠(3)の角隅(C,C
    )の補強板(6)にジャッキ(9)を配置すると共
    に、補強板(6)の内側に平板を張設固定したキャスタ
    ー受(7)にキャスター(8)を配置した、請求項6乃
    至9のいずれか1項の建築用仮止め機器。
  11. 【請求項11】 上部横枠組(2)には、側縁に壁パネ
    ル仮止め手段(H)を備えた定規(60)を、角隅
    (C,C)を中心に回動可能に付設した請求項1乃
    至10のいずれか1項の建築用仮止め機器。
JP2000349034A 2000-11-16 2000-11-16 建築用仮止め機器 Expired - Fee Related JP3492997B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000349034A JP3492997B2 (ja) 2000-11-16 2000-11-16 建築用仮止め機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000349034A JP3492997B2 (ja) 2000-11-16 2000-11-16 建築用仮止め機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002147020A JP2002147020A (ja) 2002-05-22
JP3492997B2 true JP3492997B2 (ja) 2004-02-03

Family

ID=18822509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000349034A Expired - Fee Related JP3492997B2 (ja) 2000-11-16 2000-11-16 建築用仮止め機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3492997B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110565928B (zh) * 2019-07-26 2021-08-31 江苏兴厦建设工程集团有限公司 一种建筑外墙施工用快装、快拆式脚手架
CN114922445A (zh) * 2022-06-29 2022-08-19 北京华泰源建筑装饰工程有限公司 一种施工中使用的防护型装板

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002147020A (ja) 2002-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6003630A (en) Unilateral scaffold system
US5918843A (en) Scaffold bracket
US6026932A (en) Flush mounting scaffolding brace
US6799658B2 (en) Mobile outrigger scaffolding system
JP3492997B2 (ja) 建築用仮止め機器
JP3439196B2 (ja) 吊足場
CN109610802B (zh) 一种外挂架操作平台
JP2004218282A (ja) 連層式作業装置とその作業方法
JP3386785B2 (ja) 橋梁構造物における足場支持装置及び足場装置
JP2878589B2 (ja) 仮設構造物
US20030047385A1 (en) Mobile outrigger scaffolding system
JPH0425877Y2 (ja)
JPH0635054Y2 (ja) 足場装置
JP3111854B2 (ja) 建築物構築用ジャンピング足場の昇降ガイド機構
JPH06229113A (ja) 一側足場
WO1999009275A1 (en) Scaffolding and apparatus for use with scaffolding
GB1568355A (en) Building platform structures
EP4293175A2 (en) A scaffolding support structure and a method for assembling scaffolding
JP2618343B2 (ja) 仮覆い装置
JPS6322269Y2 (ja)
JP2009162044A (ja) 仮小屋構造
AU2003101011A4 (en) Scaffolding apparatus
JPH0616600U (ja) 工事用仮設足場
JPH0542505U (ja) 階段足場構造
JP2536802Y2 (ja) 建設用雨避盤

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081114

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081114

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091114

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101114

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees