JP3491609B2 - 農用走行車体キャビンのドア装置 - Google Patents

農用走行車体キャビンのドア装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、トラクタや、コ
ンバイン等のキャビンドアに関する。 【0002】 【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】トラ
クタ等のキャビンドアは、例えば実開昭63−1899
12号公報に開示されるように、透明ガラスの内側に上
部フレームと縦フレームと下部フレームとを有するドア
補強フレームを進行方向が開放された状態で取付け、こ
の補強フレームに上下にドアヒンジを設ける形態が公知
である。 【0003】しかしながら、上記の形態では、ドアヒン
ジをキャビン内側の補強フレームに直接設ける形態とな
るから衝撃荷重の緩和がはかれない。 【0004】 【課題を解決するための手段】この発明は、上記の欠点
を解消しようとし、周縁部にゴムシール54を嵌合保持
したガラス37,47を上下2つの蝶番29,29によ
って後支柱24に開閉自在に取り付けるキャビンドアに
おいて、該蝶番29,29の後端を後支柱24外面に固
定する一方、その端を、ガラス37の周縁部よりも
方にやや離れた位置で当該ガラス37に形成した取付穴
49の内側に対応させた取付座50に、弾性体52を介
在させてボルト53で締付け固定するよう構成し、この
取付座50にはパイプ材からなり上下方向に沿うガラス
フレーム38が固着されていることを特徴とする農用走
行車体キャビンのドア装置とする。 【0005】 【作用、及び発明の効果】周縁部にゴムシール54を嵌
合保持したガラス37,47を上下2つの蝶番29、2
によって後支柱24に開閉自在に取り付けるキャビン
ドアであって、該蝶番29、29の後端を後支柱24外
面に固定する一方、その端を、ガラス37の周縁部よ
りも内方にやや離れた位置で当該ガラス37に形成した
取付穴49、49の内側に対応させた取付座50、50
に、弾性体52、52を介在させてボルト53、53
締付け固定することにより、蝶番29、29を外面に構
成できることとなり、キャビン内への出っ張りをなく
きる。また取付穴49、49に弾性体52、52を介在
させて締付け固定する構成であって、パイプ材で構成さ
れたガラスフレーム38に取付座50,50が固着され
ているので、ドアの支持強度が十分維持されて軽く開閉
操作できると共にドア開閉時の衝撃を緩和できる。 【0006】 【実施例】トラクタ車体6は、前部からフロントアクス
ルブラケット7、クラッチハウジング8、ミッションケ
ース9等を連結し、フロントアクスルブラケット7の左
右両側方には、フロントアクスルハウジング10によっ
て前車輪11を駆動できるように支持構成し、ミッショ
ンケース9の左右両側方にはリヤアクスルハウジング1
2によって後車輪13を駆動できるように支持構成し、
各々エンジン14によって連動駆動する構成としてい
る。 【0007】ミッションケース9の上部には、操縦席1
5を、又ステップフロア16の前部にステアリングハン
ドル17を設けている。後車輪13の上側のフェンダー
18から、中央部のミッションケース9の上側に亘って
フロア19を設け、下部フレーム20によってミッショ
ンケース9乃至リヤアクスルハウジング12に対して支
持させている。 【0008】キャビン21のフレーム構成は、ダッシュ
ボード22の横外側に位置する前支柱23、操縦席15
の後部横外側に位置する後支柱24、これら左右の前支
柱23の下端部相互間を連結する前連結フレーム25、
左右の後支柱24の下端部相互間を連結する後連結フレ
ーム26、各前支柱23及び後支柱24の上端部間に亘
って、平面視方形状のルーフフレーム1の四隅部を連結
してなり、前連結フレーム25をダッシュボード22上
に重合し、後連結フレーム26をミッションケース9後
部の下部フレーム20上に重合させるようにして搭載
し、左右両側における前支柱23と後支柱24との下端
部相互間を、フェンダー18の前部と後部とで連結し
て、車体6上に搭載する。 【0009】このようなキャビン21フレームの前支柱
23間にはフロントガラス27を設け、後支柱24間に
はリヤガラス28を開閉自在に設け、左右両側の前後支
柱23、24間には、後支柱24に対して蝶番29で開
閉自在に取付けるドア30を設ける。前記ルーフフレー
ム1は、板金製で、外側部材と内側部材との合せ接合に
よって、中空状に形成し、外側部材がキャビン外側に露
出される。又内側部材はキャビン内に露出される。 【0010】このうち前側辺部3は、前側下部にフロン
トガラス27の上側縁をシール31を介して取付ける取
付縁32を形成し、後側縁は段部33を形成して、ルー
フパネル5の前縁部をこの段部33の下縁部34上に重
合して、溶接、乃至ボルト・ナット等によって接合する
ことができる。又、左右両側辺部4においても同様の形
態で連続形成され、上面の幅は前側辺部3よりも狭く形
成し、外側へ分流する雨量を少くするようにしている。 【0011】後側辺部2は、前記段部33を形成せず、
下縁部34と同高さの面に上端面35を形成し、この上
端面35上にルーフパネル5の後縁部を重合させて接合
させる。36は内張りボードである。なお、ルーフフレ
ーム1は、左右両側辺部4において、前後から差込形態
で重合Aすることにより組立構成する。このような構成
では、ボルト等の締付具によって組立てることができ
る。又、機種が異なることによって前後方向の長さが異
なる場合の共用化を図ることもできる。 【0012】ドア30は、蝶番29によって後支柱24
に開閉自在に取付けられる太目のパイプ材からなるガラ
スフレーム38と、このガラスフレーム38よりも細い
パイプ材からなるガラスフレーム43とを有し、ガラス
フレーム38の上辺部41には、ガラスフレーム43の
上辺部44を差込んで重合Bさせて、溶接等で接合固定
している。又、ガラスフレーム38の下辺部42は、ガ
ラスフレーム43の中段部に位置するドアロックブラケ
ット45に差込んで固定し、ガラスフレーム43の下辺
部46は、該下辺部42の後部に連結している。これら
ガラスフレーム43の上辺部44と下辺部とは、該下辺
部42を境として角度を異にし、従って、これらの外側
に取付ける上ガラス37と下ガラス47とは、該下辺部
42に沿って接着材等による接目48を形成して、ガラ
ス面の角度を異にする。 【0013】ガラス37、47の取付けは、ガラスフレ
ーム38、43の外側面において、ゴムの如き弾性体を
介在させて取付けるもので、蝶番29部やガラスフレー
ム43の隅部等に固定した取付座50と、ドアロックブ
ラケット45部とにおいて取付けられる。このうち取付
座50においては、ガラス37,47に形成した取付穴
49に段付ナット51、及びこの外周に嵌合する弾性体
52を嵌合して、この段付ナット51と取付座50との
間をボル53で締付けて固定する。 【0014】又、ドアロックブラケット45に対するガ
ラス37,47の周縁部は、ゴムシール54を介して嵌
合保持されている。ガラス37,47の外周縁は、ガラ
スフレーム38,43よりも外側へ張り出して、シール
ダンパー55を取付け、ドアの閉鎖時は、キャビン21
のフレーム側に設けられるシール受縁や、ルーフフレー
ム1の左右両側辺部4の下縁部39等に接圧させて、気
密性を保持させる。 【0015】前記ドアロックブラケット45の前側縁5
6から下ガラス47の前側縁に亘って取付けられるシー
ルダンパー55の内側には、ドアロックブラケット45
のハウジング内部57と水抜穴58で一連に連通する排
水通路59を形成し、ドアロックブラケット45内部に
侵入した水を下方へ誘導して、下端部のシールダンパー
55に形成する排水穴60から排水する。
【図面の簡単な説明】 【図1】ドアの側面図。 【図2】トラクタの側面図。 【図3】その正面図。 【図4】その背面図。 【図5】図1のC−C断面図。 【図6】図1のD−D断面図。 【図7】図1の一部の拡大側面図。 【図8】図7のE−E断面図。 【図9】図7のF−F断面図。 【図10】図7のG−G断面図。 【図11】ルーフの斜視図。 【図12】その側断面図。 【図13】その正断面図。 【符号の説明】 24…後支柱、29…蝶番、30…ドア、37…(上)
ガラス、45…ドアロックブラケット、47…(下)ガ
ラス、50…取付座

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 周縁部にゴムシール54を嵌合保持した
    ガラス37,47を上下2つの蝶番29,29によって
    後支柱24に開閉自在に取り付けるキャビンドアにおい
    て、該蝶番29,29の後端を後支柱24外面に固定す
    る一方、その端を、ガラス37の周縁部よりも内方に
    やや離れた位置で当該ガラス37に形成した取付穴49
    の内側に対応させた取付座50に、弾性体52を介在さ
    せてボルト53で締付け固定するよう構成し、この取付
    座50にはパイプ材からなり上下方向に沿うガラスフレ
    ーム38が固着されていることを特徴とする農用走行車
    体キャビンのドア装置。
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