JP3491585B2 - 移動体用放送受信装置 - Google Patents

移動体用放送受信装置

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JP3491585B2
JP3491585B2 JP35028299A JP35028299A JP3491585B2 JP 3491585 B2 JP3491585 B2 JP 3491585B2 JP 35028299 A JP35028299 A JP 35028299A JP 35028299 A JP35028299 A JP 35028299A JP 3491585 B2 JP3491585 B2 JP 3491585B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は放送受信装置に関
し、特に、移動体に搭載されて、移動しながら放送内容
を取得する放送受信装置に関する。放送内容(コンテン
ツ)は例えば番組全体であり、また番組内の一部であ
る。本発明は、番組配列情報の受信機能を備えたデジタ
ル放送受信装置に好適に適用される。
【0002】
【従来の技術】デジタル放送としては、衛星放送、地上
波テレビ放送、地上波ラジオ放送が知られている。移動
体に放送受信装置を搭載することにより、ユーザは移動
しながらでも、放送を楽しんだり、有用な情報を入手す
るといったことが可能になる。移動体向けデジタル音楽
放送も実用化に向けた開発が進展している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここでは、「移動体」
として「車両」を、また「放送内容(コンテンツ)」と
して「番組」を取り上げて従来の問題を説明する。
【0004】車両で放送番組を受信する場合、車両が目
的地に到着したのにまだ番組が終了していないといった
事態、すなわち車両の移動中に番組の受信が完了しない
といった事態が生じ得る。このような事態が生じる原因
は、目的地に到着するまでに終わる番組を選択する手掛
かりがユーザに与えられていないことにある。
【0005】もちろん、ユーザが自分でこまめに番組情
報と移動予定を調べれば、ある程度の確率で、最後まで
視聴できる番組を見つけることは可能である。しかしな
がら、車両のユーザにとっては、運転のたびにそのとき
の運転途中の番組を調べて自分の移動予定と突き合わせ
る、などといった作業は非常に煩わしい。
【0006】また、毎日の通勤移動などであれば、ユー
ザは通勤中に終わる番組を選択可能である。しかし、こ
れは、毎日固定された時間に固定された番組を視聴する
特殊なケースにすぎない。
【0007】そして上記のように移動中に番組受信が完
了しない事態が生じる結果、ユーザは、番組を最後まで
楽しめなかったり、必要な情報が得られない。あるいは
番組を最後まで見るために車両に釘付けになるといった
無駄な時間を費やすことになる。特に、デジタル放送で
は、音楽やプログラムなどのデータを番組中で受信装置
へ向けてダウンロードすることも考えられる。このよう
な番組では、受信完了できない事態は特に避けることが
望まれる。
【0008】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、その主要な目的の一つは、移動中に受信完了でき
る放送内容を選択できるようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の移動体用放送受信装置は、放送内容と該放
送内容の放送終了時刻を示す付帯情報とを受信する受信
手段と、移動体の予定移動時間としてナビゲーション装
置によって推定される推定到着時刻を取得する予定移動
時間取得手段と、前記放送終了時刻と前記推定到着時刻
との比較に基づき、移動中に前記放送内容の受信を完了
可能か否かを判定する判定手段と、受信完了可能な放送
内容の受信を促進するために、前記判定手段による判定
の結果をユーザに通知する受信完了促進手段と、を含
む。
【0010】ここで、「放送内容(コンテンツ)」は、
テレビ番組の映像と音声、ラジオ放送の音声、音楽放送
の音楽などである。放送内容は例えば放送番組全体であ
り、また放送番組の一部(音楽番組の各楽曲など)であ
る。放送内容とともに送られてくる「付帯情報」は、例
えばデジタル放送の番組配列情報である。「予定移動時
間」は例えばナビゲーション装置の移動時間推定技術に
従って推定される。
【0011】上述のように、本発明によれば、放送内容
の受信を完了可能か否かを判定し、その判定結果に基づ
いて受信完了可能な放送の受信を促進するので、ユーザ
は、受信完了可能な番組を受信し、移動終了まえに受信
を終えることができる。
【0012】適当な受信完了促進手段は、例えば、前記
判定手段による判定の結果をユーザに通知する。また例
えば、前記判定手段による判定の結果に基づいて受信完
了不可能な放送内容の選択を抑制する。両機能を備えて
もよい。
【0013】 本発明の好ましい態様の受信装置は、受
信完了可否の判定結果に基づいて放送内容についての
信完了可否に関する情報をユーザに通知する通知手段を
含む。この通知は、何らかのかたちで受信完了可否がユ
ーザに伝わる通知であればよい。例えば受信完了不可能
情報だけを通知してもよく、受信完了可能情報だけを通
知してもよく、それらの両方を通知してもよい。
【0014】前記通知手段は、ユーザにより選択された
放送内容が受信完了不可能であることをユーザに通知し
てもよい。
【0015】また前記通知手段は、受信完了可能な放送
内容についての情報をユーザに提示するとともに、受信
完了不可能な放送内容についての情報のユーザへの提示
を抑制してもよい。受信完了可能な放送内容だけを提示
されるので、ユーザは受信完了可能な放送内容を容易に
選択できる。
【0016】また前記通知手段は、複数の放送内容につ
いての情報をユーザに提示するときに、受信完了可能な
放送内容と受信完了不可能な放送内容とを異なる形態で
ユーザに提示してもよい。ユーザは受信完了可能か否か
を容易に把握できる。ユーザは、受信完了不可能である
ことを承知した上で放送内容を選択してもよい。
【0017】 好ましくは、前記通知手段は、前記付帯
情報から取得される放送局、チャンネルおよび番組名の
少なくとも一つの表示によって、判定結果が分かるよう
に放送内容についての情報をユーザに通知する。ユーザ
に分かりやすく判定結果を伝えられる。
【0018】好ましくは、本発明の放送受信装置は、実
際の移動終了時刻が予定移動時間の経過前であるために
放送受信が完了しなかったとき、移動終了から放送終了
までの放送内容を放送記録手段に記録する。これによ
り、放送内容を最後まで入手できる。
【0019】 好ましくは、本発明の放送受信装置は記
録可能判定手段を含み、この記録可能判定手段は、予定
移動時間の経過時刻である予定移動終了時刻が放送終了
時刻より前であるときでも、移動終了から放送終了まで
の放送内容の記録に関する所定の記録可能条件が成立す
るか否かを判定する。そして、前記記録可能条件が成立
した放送内容についての受信完了可能であることを示す
情報をユーザに通知してもよい。また前記記録可能条件
が成立した放送内容は受信完了可能な放送内容として扱
ってもよい。本発明によれば、許容される範囲で移動中
に終了しない放送内容も受信の対象または候補に含める
ことができる。合理的な範囲でより多くの放送内容が受
信対象になり、放送受信装置が便利になる。
【0020】例えば、前記所定の記録可能条件が成立す
るのは、予定移動終了時刻から放送終了時刻までの時間
が所定しきい時間以下のときである。また例えば、移動
終了から放送終了までの放送内容の予想データ量が放送
記録手段の許容記録容量以下のときである。また例え
ば、移動終了から放送終了までの放送内容の記録後に所
定のバッテリ充電状態が確保されると推定されるときで
ある。
【0021】好ましくは、移動終了から放送終了までの
放送内容は、ユーザによる電源オフ操作が行われた場合
でも記録する。例えば移動体は車両であり、電源オフ操
作はイグニッションスイッチをオフにする操作である。
【0022】好ましくは、本発明の受信装置は代替放送
内容検索手段を含む。代替放送内容検索手段は、ユーザ
により選択された放送内容が受信完了不可能なとき、別
の時間に放送される代替放送内容を検索する。好ましく
は前記代替放送内容はユーザに提示される。代替放送内
容は、好適にはユーザが選択した放送内容と同一のもの
である。あるいは、代替放送内容は、ユーザの選択した
放送内容と類似した放送内容(関連する放送内容、例え
ば同種の放送内容や同ジャンルの放送内容)でもよい。
【0023】本発明によれば、ユーザが選択した放送内
容を受信完了できないときでも、代替放送内容を検索す
ることで、ユーザの希望を満たすことができ、放送受信
装置が便利になる。
【0024】好ましくは、前記代替放送内容検索手段
は、前記予定移動時間が変化したために受信完了可能か
ら受信完了不可能への移行があったときに、前記代替放
送内容を検索する。状況変化に対応して適当な受信完了
可能な放送内容の受信を図ることができる。
【0025】好ましくは、ユーザにより受信予約のため
に選択された放送内容が受信完了不可能なときは、前記
代替放送内容を受信予約する。本発明では、受信予約
は、受信して記録することの予約(記録予約)を含む。
受信予約による待機中に予定移動時間が変化したとき
に、予約対象を代替放送内容に取り替えることが好適で
あり、放送受信完了のための適切な措置をとることがで
きる。
【0026】好適には、前記放送内容の終了時刻は、前
記付帯情報としてのデジタル放送の番組配列情報から求
められる。また好適には、前記予定移動時間は、車外か
ら通信で得られる渋滞情報、例えばVICS情報に基づ
いて推定された時間である。受信完了可否判定のための
正確な情報を入手できる。
【0027】以上に説明したように、本発明によれば、
放送内容とともに送られてくる付帯情報、例えばデジタ
ル放送の番組配列情報、を上手く有効に利用することに
より、放送内容の受信を移動中に完了できるように図る
ことができる。放送途中での移動終了とそれに伴う弊害
を低減でき、放送受信装置が便利になる。
【0028】なお、本発明の態様は受信装置には限定さ
れない。本発明の別の態様は、例えば放送受信方法であ
り、また放送記録装置または方法であり、また放送予約
装置または方法であり、また放送受信装置のコンピュー
タに処理させるプログラムを記録した記録媒体である。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
(以下、実施形態という)について、図面を参照し説明
する。
【0030】<実施形態1.>図1は、本実施形態の放
送受信装置の全体構成を示している。本実施形態では、
車両に搭載されるデジタル放送受信機に本発明が適用さ
れる。
【0031】また、本実施形態では、受信する放送内容
(コンテンツ)の例として、テレビ番組を取り上げる。
そして1つの番組全体を「1単位の放送内容」とする。
さらに、番組データを、適宜、「番組コンテンツ」また
は単に「コンテンツ」と称して、番組配列情報に含まれ
る関連情報と区別する。
【0032】図1の放送受信装置1は、受信部3、番組
コンテンツ取得部4、番組配列情報取得部5、受信機制
御部7、番組記録装置9、番組再生部11、スピーカ1
3、ディスプレイ15および入力装置17を含む。
【0033】受信部3は、アンテナを用いてデジタル放
送信号を受信する。番組コンテンツ取得部4は、受信部
3によって受信したデジタル放送データから番組コンテ
ンツを取得する。また番組配列情報取得部5は、デジタ
ル放送データから本発明の付帯情報の一形態である番組
配列情報を取得する。
【0034】受信機制御部7は、受信装置全体を制御す
るとともに、番組配列情報を管理する機能をもつ。また
受信機制御部7には、本発明に関連する構成として、予
定移動時間取得部31、受信完了可否判定部33、判定
結果通知部35および番組記録制御部37が設けられて
いる。
【0035】番組記録装置9は、受信機制御部7の制御
の下で番組コンテンツを記録する装置であり、記録装置
9は、電気的、磁気的、または光学的手法でデータを記
録できるものであればよい。ハードディスク、メモリー
カードなどが適用できる。記録媒体は記録装置9に脱着
可能であってもよい。
【0036】番組再生部11は、受信された番組コンテ
ンツ、または番組記録装置9に記録された番組コンテン
ツから出力用の信号を生成する。出力用の信号はスピー
カ13およびディスプレイ15から出力される。番組配
列情報を加工した適当な情報も受信機制御部7の制御の
下でスピーカ13およびディスプレイ15から出力され
る。
【0037】入力装置17は、ユーザが各種の指示を入
力するために用いられる。入力される指示には番組選択
などが含まれる。番組の選択は、現在受信する番組の選
択と、予約する番組の選択と、を含む。
【0038】さらに、受信機制御部7は、ナビゲーショ
ン装置21と通信可能に接続されている。ナビゲーショ
ン装置21は、経路探索部23、VICS情報取得部2
5および予定移動時間推定部27を含む。スピーカ1
3、ディスプレイ15および入力装置17はナビゲーシ
ョン装置21のためにも機能する。これらのナビゲーシ
ョン関連構成は、本実施形態の放送受信装置の一部とし
て機能する。
【0039】その他、受信機制御部7には、イグニッシ
ョンスイッチ19からIG−ON/OFF信号(イグニ
ッションオンオフ信号)が送られてくる。
【0040】ここで、上述のように、受信装置1に送ら
れてくるデジタル放送信号は、番組コンテンツと番組配
列情報を含んでいる。本実施形態では、上述したように
テレビ放送のコンテンツを中心に説明する。ただし、音
楽放送などの別のコンテンツも、出力形態が異なる場合
はあるものの、本発明に係る処理については同様に扱え
ばよい。
【0041】一方、番組配列情報は本発明の付帯情報
(放送内容の終了時刻を示す情報)の一形態として利用
される。番組配列情報は、社団法人電波産業界により
「デジタル放送に使用する番組配列情報」(ARIB
STD−B10)にて標準規格として定められている。
この規格によれば、EPG(electric pro
gram guide、電子番組案内)がEIT(ev
ent information table)から求
められる。
【0042】番組配列情報は、所定の間隔(例えば2秒
毎)で受信される。番組配列情報の通常の利用法として
は、受信機制御部7がEIT情報を解析して必要な情報
を抽出する。ユーザによる入力装置17の操作に応じ
て、表示すべき情報がEIT情報から求められる。求め
た情報が出力用に加工され、音声信号および映像信号に
変換され、スピーカ13およびディスプレイ15から出
力される。
【0043】EIT情報は、いわゆる新聞のテレビ・ラ
ジオ欄に相当する情報をもっている。例えば、1つのス
トリームのEIT情報は、そのストリーム内の複数のチ
ャネルについて、各チャネルの番組スケジュール、各番
組の内容についての情報を含む。複数のストリームの情
報(受信中および受信中でないストリームの情報)を入
手するように、受信装置および放送システムが構成され
てもよい。
【0044】図2に示すように、標準規格によれば、E
IT情報は各種の記述子を含むことができる。例えば、
番組タイトルを示す短形式イベント記述子、番組ジャン
ルを示すコンテント記述子、番組の説明に関する情報を
示す拡張形式イベント記述子である。拡張形式イベント
記述子については、複数種類の項目情報が設定される。
【0045】以上のように、番組配列情報は、各種の放
送中および放送予定の番組に関する番組名、開始時刻と
終了時刻の情報を含む。この番組配列情報を上手く有効
に利用して、以下、本実施形態の特徴的な処理が行われ
る。
【0046】図1に戻り、受信機制御部7は、本発明に
関連する構成として、予定移動時間取得部31、受信完
了可否判定部33、判定結果通知部35および番組記録
制御部37を有する。
【0047】予定移動時間取得部31は、ナビゲーショ
ン装置21から、車両の予定移動時間を取得する。本実
施形態では、予定移動時間として、目的地への推定到着
時刻が取得される。ナビゲーション装置21では、経路
探索部23が、ユーザの指定した目的地までの適切な経
路を、ダイクストラ法等により、地図データを用いて探
索する。VICS情報取得部25は、VICS(Vehicl
e Information and Comunication System)の一部を構成
しており、外部の情報センタから通信によって渋滞等の
道路情報を入手する。予定移動時間推定部27は、VI
CS情報を参照して、目的地までの経路に沿った所要時
間を求め、推定到着時刻を推定する。車両の位置とVI
CS情報を監視して、推定到着時刻を常時修正する。
【0048】受信完了可否判定部33は、番組配列情報
から得られる番組終了時刻Teと、ナビゲーション装置
21から入手した推定到着時刻Td(すなわち移動終了
時刻)とを比較する。ユーザに選択された番組について
の情報が処理されてもよい。放送中または放送予定の複
数の番組の情報が処理されてもよい。比較結果に基づ
き、番組終了時刻Teが推定到着時刻Td以前であれ
ば、受信完了可能と判定する。そうでなければ受信完了
不可能と判定する。
【0049】判定結果通知部35は、受信完了可否判定
部33による判定結果を、スピーカ13およびディスプ
レイ15を適当に利用してユーザに通知する。好ましく
は番組配列情報を提示する画面に判定結果が反映され
る。放送局、チャンネルおよび番組名の少なくとも一
つ、またはその他の情報の表示部分に受信完了可否の判
定結果が表される。詳細については後述する。
【0050】番組記録制御部37は、番組コンテンツの
番組記録装置9への記録を制御する。本実施形態では、
特に、受信を完了できなかった場合に残りの番組コンテ
ンツ部分を記録するための処理を行う。
【0051】次に、図3を参照し、上記の放送受信装置
1の受信機制御部7による特徴的な処理を説明する。図
3の処理は、ユーザが受信したい番組を選択したときに
スタートする。S10では、ユーザが選択した番組の終
了時刻Teが番組配列情報から求められる。なお、ユー
ザが放送局またはチャネルを選択した場合には、その放
送局またはチャネルで現在放送中の番組を選択したとみ
なす。
【0052】S12では、ナビゲーション装置21から
目的地への推定到着時刻Tdが取得される。そして、T
d>Teであれば、S14で受信完了可能と判定され
る。このとき、受信完了可能であることをディスプレイ
15上でユーザに通知してもよい。そして、S24で番
組コンテンツがスピーカ13およびディスプレイ15で
再生される。
【0053】一方、S14でTd>Teでなければ、S
18で受信完了不可能と判定される。この場合は、S2
0にて、受信完了不可能であることをディスプレイ15
でユーザに通知する。このとき、受信を強行するか否か
をユーザに問い合わせる。ユーザが受信強行を指示した
ときは、S22でYESと判断され、S24でコンテン
ツを受信、再生する。一方、ユーザが受信強行を指示し
なければ、ユーザの選択した番組は受信しない。そし
て、別の番組または放送局の選択が促される。
【0054】次に、図4は、受信機制御部7による特徴
的な処理のもう一つの例を示している。上記の図3では
ユーザが選択した番組についての処理が行われた。一
方、図4では、適当な条件を満たす全番組についての処
理が行われる。全番組とは、配列情報から得られる、全
部の放送局またはチャネルの、放送中および放送予定の
全部の番組でもよい。また、期間や放送局またはチャネ
ルを適当に限定した範囲に含まれる全番組でもよい。
【0055】図4の処理は、ユーザが番組一覧に関する
情報の表示を指示したときにスタートする。まず、処理
対象の全部の番組について、各々、番組終了時刻Teが
求められる(S30)。次に、図3と同様に目的地への
推定到着時刻Tdが取得される(S32)。Nの初期値
に1を設定する(S34)。
【0056】そして、N番目の番組の番組終了時刻Te
(N)を取得し(S36)、TdとTe(N)を比較す
る(S38)。Td>Te(N)であれば、N番目の番
組を受信完了可能番組に追加する(S40)。Td>T
e(N)でなければ、N番目の番組を受信完了不可能番
組に追加する(S42)。全番組についての判定処理を
終了したか否かを判定し(S44)、終了していなけれ
ば、N=N+1として(S46)、S36に戻る。この
ようにして、全番組が受信完了可否の判断にかけられ、
受信完了可能番組と不可能番組とに選別され、振り分け
られる。
【0057】S44で全番組の判定が終了すると、S4
8に進み、番組一覧情報がディスプレイ15に提示され
る。このとき、上記の判定結果に基づく表示が行われ
る。
【0058】好適には、受信完了可能な番組(放送内
容)についての情報をユーザに提示するとともに、受信
完了不可能な番組(放送内容)についての情報のユーザ
への提示を抑制する。要するに、S40で受信完了可能
番組に登録された番組だけを一覧として表示する。番組
一覧からユーザが選択した番組が受信され、ディスプレ
イ15およびスピーカ13を用いて再生される。
【0059】あるいは、別の好適な表示形態では、受信
完了可能な番組(放送内容)と受信完了不可能な番組
(放送内容)についての情報を異なる形態でユーザに提
示してもよい。例えば色分け表示が行われる。要する
に、S40で受信完了可能番組に登録された番組と、S
42で受信完了不可能番組に登録された番組とが、異な
る色で表示される。色分け以外に、明るさが違えられて
もよい。受信完了の可否をユーザが判別可能な任意の表
示が行われればよい。特に好ましくは、受信完了可能な
番組を、受信完了不可能な番組よりも強調して表示す
る。
【0060】以上が図4の処理である。ここでは番組一
覧表示が行われた。変形例としては、放送局またはチャ
ネルの一覧表示が行われてもよい。このときは、各放送
局のまたはチャネルで放送中の番組の受信が完了可能か
否かによって、表示をするか否かを決定する。あるい
は、表示形態を異ならせる。
【0061】さらに、図4の処理は一覧表示以外にも適
用可能である。例えば、複数の番組(または放送局、チ
ャネル)の関連情報を順次表示するとき、受信完了が不
可能な番組の関連情報を表示せず、スキップする。ある
いは、受信完了可能か否かで、関連情報の表示色などを
変更する。
【0062】以上、本実施形態について説明した。本実
施形態によれば、番組配列情報から得た番組終了時刻と
ナビゲーション技術によって得た予定移動時間に基づい
て放送の受信を完了可能か否かを判定している。そして
判定結果についての情報をユーザに通知している。した
がって、ユーザは、受信完了可能なコンテンツを受信
し、移動終了前にコンテンツの受信を終えられる。受信
完了不可能なコンテンツが選択されるのを防止できる。
そして、車両内で選択される番組の完全再生の保証を図
れ、ユーザは安心してコンテンツを選択できる。
【0063】本実施形態の利点として、上記の通知を行
うので、ユーザが自分で移動スケジュールと番組スケジ
ュールを突き合わせたりしないでもよく、受信完了可能
な番組を容易に、簡単に、安心して選択できるという点
が上げられる。特に移動体のユーザには上記の突き合わ
せ作業は非常に煩雑であることを考えると、本実施形態
の通知は有益であり、放送受信装置の便利さが向上す
る。
【0064】そして、本実施形態により、番組の途中で
移動が終了してしまうといった事態が回避されるので、
その結果、ユーザは番組を最後まで楽しむことができ、
あるいは必要な情報が欠落せずにすむ。さらにまた、番
組を最後まで受信しようという理由で、移動が終了した
のにその場に拘束される、といった事態を回避できる。
【0065】特にデジタル放送では、番組等においてデ
ータのダウンロードを行うことが考えられる。ダウンロ
ードされるデータは、例えば音楽データであり、また例
えば何らかのプログラムである。音楽データなどを課金
してダウンロードすることも考えられる。このような場
合には、例えばダウンロードを完了できないと予想され
る場合には、ダウンロード付きの番組は表示しない、と
いった処理が行われる。このように、本実施形態は、ダ
ウンロードが完了するか否かの判定を可能にするので、
有益である。
【0066】また本実施形態では、幾つかの通知形態を
例示している。図3の処理においては、ユーザにより選
択された番組が受信完了不可能であることをユーザに通
知している。この場合は、ユーザは、所望の番組につい
ての受信完了可否状況を容易に知ることができる。
【0067】また図4の処理では、一つ目の通知形態と
して、受信完了可能な番組についての情報をユーザに提
示するとともに、受信完了不可能な番組についての情報
のユーザへの提示を抑制することを提案している。この
態様では、受信完了可能な番組だけを提示されるので、
ユーザは受信完了可能な番組を容易に選択できる。受信
完了不可能な番組の選択を効果的に防止できる。
【0068】また図4の処理では、もう一つの通知形態
として、複数の番組についての情報をユーザに提示する
ときに、受信完了可能な番組と受信完了不可能な番組と
を異なる形態でユーザに提示している。ユーザは、各番
組について受信完了可能か否かを容易に把握できる。受
信完了不可能なことを承知の上でそのような番組を選択
してもよい。
【0069】さらに好ましくは、受信完了可否で提示形
態を分けるとき、受信完了可能な番組を、受信完了不可
能な番組よりも強調表示する。目立つ色や、明るさを利
用する。ユーザは、受信完了可能な番組をより容易に選
択できる。
【0070】なお、ここで述べた「番組について情報の
提示」には、該当放送局または該当チャネルの提示を含
む。また提示や通知には、上述したディスプレイはもち
ろんのこと、スピーカまたは図示しないインジケータ等
を利用してもよい。
【0071】また本実施形態では、ナビゲーション機能
で得られるVICS情報を利用して得た推定到着時刻に
基づいて、受信完了可否判断を行っている。VICS情
報と番組配列情報を上手く組み合わせて、正確な判断を
実現可能としている。
【0072】「選択抑制処理」上記の実施形態では、判
定結果通知部35が、受信完了可否の判定結果をユーザ
に通知する通知手段として機能した。この通知手段は、
受信完了可能な放送内容の受信を促進する本発明の受信
完了促進手段の一形態である。しかし、受信完了促進手
段は通知手段には限定されない。受信完了可能な放送内
容の受信を促進する別の構成が適用されてもよい。例え
ば、受信完了不可能な放送内容の選択を抑制する選択処
理部を設けてもよい。受信完了不可能な放送内容のユー
ザによる選択の受付を抑制する。これにより、受信完了
不可能な放送内容の選択を効果的に防止できる。
【0073】「予約処理」上記の実施形態では、主とし
てユーザがリアルタイムで受信しようとする番組を選択
するときの処理を説明した。しかし、受信予約するため
に番組を選択するときにも同様の処理が行われる。な
お、受信予約は、受信して記録することの予約(記録予
約)を含む。またこの点については、以降の実施形態に
おいても同様である。
【0074】「記録処理」上記の実施形態では、車両の
移動時間の予想結果に基づいて、受信完了可否を判定し
ている。しかし、実際の移動終了時刻が予定移動時間の
経過前であることもあり得る。この場合には、結果的に
受信を完了できない事態が生じる。
【0075】この事情に鑑み本実施形態の受信装置は、
実際の移動終了時刻が予定移動時間の経過前であるため
に放送受信が完了しなかったとき、移動終了時刻から放
送終了時刻までの放送内容を番組記録装置9に記録す
る。この処理は、受信機制御部7の番組記録制御部37
によって行われる。
【0076】図5は、上記の記録処理の具体例を示して
いる。ナビゲーション装置21からは、推定到着時刻T
dが入手されている。Tdは、番組終了時刻Teより後
なので、対象番組は受信完了可能と判断されている。し
かし、何らかの理由で車両が早く、時刻TdRに目的地
に到着したとする。何らかの理由は、例えば予想外の渋
滞の解消である。
【0077】この場合、番組記録制御部37は、実際の
到着時刻TdRから番組終了時刻Teまで、番組コンテ
ンツを番組記録装置9に記録させる。この記録は、車両
のイグニッションスイッチがユーザによりオフされたか
否かによらず、行われる。この記録のため、イグニッシ
ョンスイッチがオフでも受信機制御部7の制御によりバ
ッテリ(図示せず)から電力供給を受けられるように、
電源関係の回路が構成されている。
【0078】以上より、本実施形態では、移動が予想外
に早く終了したときでも、移動終了から放送終了までの
番組コンテンツを入手できる。早く目的地に着いたのに
ユーザが車両にとどまらなければならない、といったよ
うな事態を回避できる。ユーザは、例えば、次の移動中
に、記録された番組コンテンツの残り部分を再生すれば
よい。
【0079】「受信完了可否判定の修正」また、ナビゲ
ーション装置21の予定移動時間推定部27は、常時、
推定到着時刻Tdを監視している。道路状況の変化や、
車両の移動進捗状況に応じて、推定到着時刻Tdは常に
変化する。推定到着時刻Tdが変化したら、新しい時刻
Tdを予定移動時間取得部31に送ることが好適であ
る。これにより、受信機制御部7は、リアルタイムに受
信中の番組の受信完了可否判定を行い、その結果をユー
ザに提示したり、その他にも受信完了可能番組の受信を
促進できる。そして、上記の予想外の結果による記録処
理をなるべく回避できる。
【0080】<実施形態2.>次に、本発明の好適な第
2の実施形態について説明する。
【0081】図6は、本実施形態の放送受信装置41を
示している。図1の装置に対して、受信機制御部7の記
録可能判定部43および充電状態取得部45が追加され
ている。
【0082】記録可能判定部43は、受信完了可否判定
部33により番組の受信完了が不可能であると判定され
たときに機能する。記録可能判定部43は、推定された
移動終了時刻が放送終了時刻より前であるときでも、移
動終了から放送終了までの番組部分の記録に関する所定
の記録可能条件が成立するか否かを判定する。
【0083】図7を参照すると、ある番組について、推
定到着時刻Td(移動終了時刻)が番組終了時刻Teよ
り後であったとする。この場合は、上述するように、受
信完了不可能と判断される。記録可能判定部43は、T
dからTeまでの番組コンテンツ(以下、残りコンテン
ツ)を記録するための記録可能条件が成立するか否かを
判定する。
【0084】記録可能条件は、残りコンテンツを記録し
ても支障がないと判断できるような条件である。本実施
形態では、例として3つの記録可能条件を開示する。
【0085】(1)移動終了から放送終了までの時間が
所定しきい時間以下であること。しきい時間は適当に設
定される。例えば数分から十分程度である。記録装置の
容量やバッテリ容量を考慮して設定される。
【0086】(2)残りコンテンツの予想データ量が番
組記録装置9の許容記録容量以内のときであること。記
録容量オーバーを避けるためである。判断時点の記録状
況に基づいて判定することが好適である。
【0087】(3)移動終了から放送終了までの放送内
容の記録後に所定のバッテリ充電状態が確保されると推
定されること。判断時点の充電状態から予想される移動
終了時点の充電状態を考慮する。例えば、現状の充電状
態が所定値以上のとき、記録可能条件が成立すると判定
してもよい。詳細には各種のパラメータを考慮するとよ
い。予定移動時間も考慮するとよい。現状の充電量が少
なくとも、移動時間が長ければ十分な充電量が回復、確
保されると考えられる。
【0088】なお、現状の充電状態は、充電状態取得部
45により、外部から入手される。好適には、バッテリ
管理機能をもつECUから、必要に応じて電圧値、電流
値、温度等のパラメータを用いて検出された充電状態情
報が送られてくる。センサからの信号を充電状態取得部
45が直接処理してもよい。
【0089】記録可能判定部43は、上記の(1)〜
(3)の一つだけを判定するように構成されてもよい。
また、複数の条件を判定するように構成されてもよい。
後者においては、複数の条件が同時に成立したときに記
録可能と判定すれば、より確実な判断ができる。
【0090】図8は、上記の記録可能判定を含む本実施
形態の特徴的な処理を示している。図8の処理は、図3
の処理を変形したものである。共通のステップには同一
符号を付すことにより、適宜説明を省略する。
【0091】S10〜S14までは図3と図8は共通で
ある。S10で選択番組の終了時刻Teが番組配列情報
から求められ、S12では推定到着時刻Tdが取得され
る。そして、Td>Teであれば、S14で受信完了可
能と判定される。受信完了可能であれば、S24で選択
番組の受信、再生が行われる。
【0092】一方、S14でTd>Teでなければ、S
18で受信完了不可能と判定される。ここで、本実施形
態に特徴的な記録可能判定処理が行われる。すなわち、
S50にて、上述したように、記録可能判定部43が、
移動終了から放送終了までの残りコンテンツに関して記
録可能条件が成立するか否かを判定する。
【0093】S50がNOであれば、S20に進む、判
定結果通知部35が、受信完了不可能であることをユー
ザに通知する。受信強行の可否をユーザに問い合わせる
(S22)。強行が指示されればS24に進んで対象番
組が受信される。
【0094】S50がYESの場合、部分的な記録を条
件として番組を受信完了可能なことが、何らかの表示形
態でユーザに伝えられる(S52)。この処理は、判定
結果通知部35により行われる。さらに、対象番組を受
信するか否かをユーザに問い合わせる(S54)。ユー
ザが受信を指示すれば、S24に進んで対象番組を受
信、再生する。ユーザが受信を指示しなければ処理を終
了し、別の番組の選択が促される。
【0095】次に、図9は、本実施形態の好適な処理の
もう一つの例を示している。S50で記録可能条件の成
立を判定することは、図8および図9で同じである。そ
の後の処理において、図8のS52およびS54が廃止
されている。S50で記録可能条件が成立したと判定さ
れた場合には、対象の番組を、受信完了可能番組である
とみなす(S60)。以降は、対象番組が、受信完了可
能番組として扱われる。すなわち、S24に進み、S1
4でYESと判定された受信完了可能番組と同様に、番
組の受信、再生が行われる。
【0096】なお、図9の変形例として、S14の判定
で、記録可能条件が成立する番組か否かを判定してしま
ってもよい。例えば、推定到着時刻Tdよりも、しきい
時間以上後に終了する番組を除き、受信完了可能番組と
判定する(Td+しきい時間Ta>Teか否かを判定す
る)。
【0097】以上、本実施形態について説明した。以上
のように、本実施形態によれば、許容される範囲で移動
中に終了しない番組も受信の対象または候補に含めるこ
とができる。合理的な範囲でより多くの放送内容が受信
対象になり、放送受信装置が便利になる。
【0098】ユーザにとっては、受信終了が移動終了よ
り少し遅くとも、自分のみたい番組を選択できる。実際
には移動中に受信を終了できなくとも、記録した残りコ
ンテンツを後で再生すればよいので、弊害が少ない。ま
た移動時間が長引いたときには番組全体の受信を完了で
きる。
【0099】本実施形態では、記録可能条件が成立した
ときの処理を2つ(図8、図9)開示した。図8の処理
では、部分的な記録を条件として受信完了可能であるこ
とをユーザに通知した。これにより、ユーザは、最初か
ら受信完了が無理であり、一部を記録機能に頼ることを
知った上で受信を始められる。安心して番組を選択する
ことができる。
【0100】図9の処理では、記録可能条件が成立した
番組は、受信完了可能な番組と同じに扱っている。ユー
ザには、部分的な記録が必要なことを通知しない。この
場合、記録に頼るのを絶対に避けたいユーザにとって
は、所望の結果が得られないことがある。しかし、元
々、移動終了から少ししかはみ出ない番組を想定してい
れば、大きな問題はない。むしろ、受信するか否かの判
断をユーザに迷わせるのを回避できる、という利点が得
られる。
【0101】なお、本実施形態では、選択番組について
受信完了可否判断を行う処理に、記録可能条件関連の処
理を適用した。しかし、複数の番組について受信完了可
否判断を行う処理(図5参照)にも本実施形態を同様に
適用できる。例えば、番組一覧表示内にて、記録可能条
件の成立した番組が示される。
【0102】また前述したように、ユーザによる受信予
約操作時にも本実施形態の処理は同様に適用される。
【0103】また本実施形態に従って受信を行った結果
として、放送終了前に移動が終了すると、番組記録制御
部37の制御の下で、実際の残りコンテンツが番組記録
装置9に記録される。このとき、イグニッションスイッ
チがオフであろうとなかろうと、記録処理が行われる。
【0104】その他、前述の実施形態1では、実際の目
的地到着が予想外に早いときに残りコンテンツを記録す
る処理を説明した。この場合にも、到着時点で、記録可
能条件を判定し、条件が成立したときに限って記録を行
ってもよい。
【0105】<実施形態3.>次に、本発明の好適な第
3の実施形態について説明する。
【0106】図10は、本実施形態の放送受信装置51
を示している。図6の装置に対して、受信機制御部7の
代替番組検索部53および予約処理部55が追加されて
いる。
【0107】代替番組検索部53は、受信完了可否判定
部33により番組の受信完了が不可能と判定されたとき
に機能して、代替番組(代替放送内容)を検索する。代
替番組は、元の番組と別の時間(一部重複可)に放送さ
れる番組である。代替番組は、好ましくは内容に関して
元の番組と同一である。あるいは、代替番組は、元の番
組と類似した番組であり、すなわちユーザの選択した番
組と関連する番組、例えば同種の番組や同ジャンルの番
組でもよい。
【0108】代替番組の検索は番組配列情報を用いて行
われる。前述のように、番組配列情報には新聞の番組欄
に相当する情報が含まれている。したがって番組配列情
報から、同じ内容または類似した内容の番組を求められ
る。予約処理部55は、代替番組の検索結果を利用した
受信予約処理を行う。なお、受信予約は、受信して記録
することの予約(記録予約)を含む。
【0109】図11は、代替番組検索を含む本実施形態
の処理を示している。ここでは、ユーザが番組を選択し
て受信を予約する処理に本実施形態が適用される。
【0110】ユーザが予約番組を選択すると(S7
0)、選択された番組の終了時刻Teが取得され(S7
2)、さらに、目的地までの推定到着時刻Tdが取得さ
れる(S74)。そして、Td>Teか否か、すなわち
受信完了可能か否かが判断される(S76)。S72か
らS76は、図3のS10〜S14と同様である。
【0111】Td>Teであれば、受信完了可能なの
で、予約処理を行い(S77)、受信待機状態にはいる
(S78)。この処理は予約処理部55により行われ
る。
【0112】一方、Td>Teでなければ、つまり受信
完了不可能であれば、S80に進み、代替番組を検索す
る。S81で代替番組があれば、代替番組の終了時刻T
e1が取得され(S82)、Td>Te1か否かが判定
される(S84)。Td>Te1であれば、代替番組の
受信完了が可能である。そこで、ユーザに対して、代替
番組を予約するか否かを問い合わせる(S86)。問い
合わせの結果、S88で予約すべきと判断されれば、S
77に進んで予約処理を行い、S78で受信待機状態に
入る。
【0113】なお、代替番組が複数存在する場合には、
各代替番組について、受信完了可否が判断される。複数
の代替番組が受信完了可能な場合には、適当な優先規準
にしたがってそれらの一つが選ばれればよい。あるい
は、複数の代替番組がユーザに提示されてもよい。ユー
ザは所望の代替番組を選ぶことができる。
【0114】一方、S81で代替番組がない場合、また
S84で代替番組の受信完了が不可能な場合、またS8
8で予約が指示されなかった場合、S90に進み、選択
番組を受信完了不可能であることを通知する。
【0115】また、S78で、予約待機状態が設定され
た後は、推定到着時刻Tdが変化したか否かが監視され
る(S92)。ナビゲーション装置21は、推定到着時
刻Tdが変化すると、新しい推定到着時刻Tdを受信機
制御部7に送る。このとき、S78がYESになり、S
76に戻る。したがって、修正後の新しい推定到着時刻
Tdに基づいて受信完了可否判定が行われる。受信完了
可能から受信完了不可能へと判定結果が変わった場合に
は、代替番組が検索される。受信完了可能判断が維持さ
れれば、受信待機状態が継続される。
【0116】以上、本実施形態について説明した。本実
施形態によれば、ユーザが選択した番組を受信完了でき
ないときでも、代替番組を検索することで、ユーザの希
望を満たすことができ、放送受信装置が便利になる。
【0117】また本実施形態では、図11にS92で示
したように、予定移動時間が変化したときに、受信完了
可能から受信完了不可能への移行があったことを検出
し、代替番組が検索される。状況変化に対応して所望の
放送内容の受信完了を図ることができる。
【0118】また本実施形態では、受信予約のために選
択された番組が受信完了不可能なときに、代替番組が受
信予約される。特に、受信予約による待機中に予定移動
時間が変化したときに、予約対象を代替番組に取り替え
ることにより、放送受信完了のための適切な措置をとれ
る。
【0119】また前述したように、代替番組は、元の番
組と同一のものに限定してもよい。あるいは、元の番組
にジャンル等の関連がある別の類似番組を代替番組とし
て検索してもよい。後者の処理は、より多くの番組をユ
ーザに提示できる利点がある。
【0120】また図11では予約処理が行われた。しか
し、リアルタイム受信する番組を選択する処理にも本実
施形態は適用できる。すなわち、選択番組が受信完了不
可能なときに、代替番組を提示してやればよい。
【0121】以上に、本発明の各種の実施形態を説明し
た。ただし、本発明は、上記の実施形態には限定され
ず、当業者は本発明の範囲内で本実施形態を任意に変形
できる。
【0122】例えば、本実施形態では、本発明がMPE
G2適合の受信装置に適用されたが、本発明はこれに限
定されない。コンテンツの終了時刻が分かる適当な付帯
情報を受信できれば、他の型式のデジタル放送はもちろ
んのこと、アナログ放送に本発明が適用されてもよい。
付帯情報も番組配列情報には限定されない。
【0123】また本発明は車載受信装置に限らず、別の
移動体用放送受信装置に適用されてもよい。例えば、人
間が持ち歩く携帯型受信装置にも本発明を適用できる。
位置検出機能を備えた携帯端末装置が周知であり、その
ような装置にも本発明を適用できる。
【0124】また本実施形態では、コンテンツ(放送内
容)の一単位として、テレビ放送の一番組を想定した。
これに対し、番組の一部が一つのコンテンツでもよい。
また、コンテンツの単位は、複数の番組の集合でもよ
い。
【0125】またコンテンツはテレビ放送に限られない
ことはもちろんである。別のジャンルの放送にも同様に
本発明を適用できる。ラジオ放送、音楽放送にも本発明
を同様に適用できる。この場合も、コンテンツの単位
は、番組でもよく、その一部でもよく、また複数の番組
の集合でもよい。さらに、コンテンツは、放送によっ
て、端末としての放送受信装置へと送られるプログラム
(ダウンロードプログラム)でもよい。要するに、放送
自体の中身のデータの任意の塊がコンテンツである。
【0126】その他、本発明は、装置の態様の他、方法
の態様および記録媒体の態様で実現されてもよい。記録
媒体の態様では、本発明の処理をコンピュータに行わせ
るプログラムが記録媒体に記録される。デジタル放送信
号を処理するためのプログラムに、本発明の処理を実現
するためのプログラムがモジュールなどのかたちで組み
込まれてもよい。記録媒体は、電気的、磁気的または光
学的等の手段によってコンピュータ読み取り可能に構成
される任意の媒体である。図1の装置の例では、制御処
理部がコンピュータである。そして記録媒体は例えば記
憶装置に含まれ、あるいはコンピュータ内に備えられ
る。
【0127】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、放送内容とともに送られてくる付帯情報、例えばデ
ジタル放送の番組配列情報、を上手く有効に利用するこ
とにより、放送内容の受信を移動中に完了できるように
図ることができる。放送途中での移動終了とそれに伴う
弊害を低減でき、放送受信装置が便利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の放送受信装置の全体構成
を示すブロック図である。
【図2】 デジタル放送信号に含まれるEIT情報を示
す図である。
【図3】 図1の放送受信装置の受信機制御部による受
信完了可否判定処理を示すフローチャートである。
【図4】 図1の放送受信装置の受信機制御部による受
信完了可否判定処理を示すフローチャートである。
【図5】 受信が完了しなかったときの記録処理を示す
図である。
【図6】 本発明の第2の実施形態の放送受信装置の全
体構成を示すブロック図である。
【図7】 図6の放送受信装置における受信機制御部に
よる記録可能条件の判定処理を示す図である。
【図8】 図6の放送受信装置における受信機制御部に
よる処理を示すフローチャートである。
【図9】 図6の放送受信装置における受信機制御部に
よる処理を示すフローチャートである。
【図10】 本発明の第3の実施形態の放送受信装置の
全体構成を示すブロック図である。
【図11】 図10の放送受信装置における受信機制御
部による処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,41,51 放送受信装置、3 受信部、4 番組
コンテンツ取得部、5番組配列情報取得部、7 受信機
制御部、9 番組記録装置、11 番組再生部、13
スピーカ、15 ディスプレイ、17 入力装置、21
ナビゲーション装置、23 経路探索部、25 VI
CS情報取得部、27 予定移動時間推定部、31 予
定移動時間取得部、33 受信完了可否判定部、35
判定結果通知部、37 番組記録制御部、43 記録可
能判定部、45 充電状態取得部、53 代替番組検索
部、55 予約処理部。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/16 - 1/30 H04H 1/00 B60R 11/02

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体に搭載される移動体用放送受信装
    置であって、 放送内容と該放送内容の放送終了時刻を示す付帯情報と
    を受信する受信手段と、 移動体の予定移動時間としてナビゲーション装置によっ
    て推定される推定到着時刻を取得する予定移動時間取得
    手段と、 前記放送終了時刻と前記推定到着時刻との比較に基づ
    き、移動中に前記放送内容の受信を完了可能か否かを判
    定する判定手段と、受信完了可能な放送内容の受信を促進するために、前記
    判定手段による判定の結果をユーザに通知する 受信完了
    促進手段と、 を含むことを特徴とする移動体用放送受信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の移動体用放送受信装置
    において、 前記受信完了促進手段は、前記判定手段による判定の結
    果に基づいて受信完了不可能な放送内容の選択を抑制す
    ることを特徴とする移動体用放送受信装置。
  3. 【請求項3】 移動体に搭載される移動体用放送受信装
    置であって、 放送内容と該放送内容の放送終了時刻を示す付帯情報と
    を受信する受信手段と、 移動体の予定移動時間としてナビゲーション装置によっ
    て推定される推定到着時刻を取得する予定移動時間取得
    手段と、 前記放送終了時刻と前記推定到着時刻との比較に基づ
    き、移動中に前記放送内容の受信を完了可能か否かを判
    定する判定手段と、 前記判定手段による判定の結果に基づいて放送内容につ
    いての受信完了可否に関する情報をユーザに通知する通
    知手段と、 を含むことを特徴とする移動体用放送受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項に記載の移動体用放送受信装置
    において、 前記通知手段は、ユーザにより選択された放送内容が受
    信完了不可能であることをユーザに通知することを特徴
    とする移動体用放送受信装置。
  5. 【請求項5】 請求項に記載の移動体用放送受信装置
    において、 前記通知手段は、受信完了可能な放送内容についての情
    報をユーザに提示するとともに、受信完了不可能な放送
    内容についての情報のユーザへの提示を抑制することを
    特徴とする移動体用放送受信装置。
  6. 【請求項6】 請求項に記載の移動体用放送受信装置
    において、 前記通知手段は、複数の放送内容についての情報をユー
    ザに提示するときに、受信完了可能な放送内容と受信完
    了不可能な放送内容とを異なる形態でユーザに提示する
    ことを特徴とする移動体用放送受信装置。
  7. 【請求項7】 請求項のいずれか1項に記載の移
    動体用放送受信装置において、 前記通知手段は、前記付帯情報から取得される放送局、
    チャンネルおよび番組名の少なくとも一つの表示によっ
    て、判定結果が分かるように放送内容についての情報を
    ユーザに通知することを特徴とする移動体用放送受信装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜のいずれか1項に記載の移
    動体用放送受信装置において、 実際の移動終了時刻が予定移動時間の経過前であるため
    に放送受信が完了しなかったとき、移動終了から放送終
    了までの放送内容を放送記録手段に記録することを特徴
    とする移動体用放送受信装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜のいずれか1項に記載の移
    動体用放送受信装置において、 予定移動時間の経過時刻である予定移動終了時刻が放送
    終了時刻より前であるときでも、移動終了から放送終了
    までの放送内容の記録に関する所定の記録可能条件が成
    立するか否かを判定する記録可能判定手段を含むことを
    特徴とする移動体用放送受信装置。
  10. 【請求項10】 請求項に記載の移動体用放送受信装
    置において、前記記録可能条件が成立した放送内容につ
    いての受信完了可能であることを示す情報をユーザに通
    知することを特徴とする移動体用放送受信装置。
  11. 【請求項11】 請求項に記載の移動体用放送受信装
    置において、 前記記録可能条件が成立した放送内容は受信完了可能な
    放送内容として扱うことを特徴とする移動体用放送受信
    装置。
  12. 【請求項12】 請求項11のいずれか1項に記載
    の移動体用放送受信装置において、 前記所定の記録可能条件が成立するのは、予定移動終了
    時刻から放送終了時刻までの時間が所定しきい時間以下
    のときであることを特徴とする移動体用放送受信装置。
  13. 【請求項13】 請求項11のいずれか1項に記載
    の移動体用放送受信装置において、 前記所定の記録可能条件が成立するのは、移動終了から
    放送終了までの放送内容の予想データ量が放送記録手段
    の許容記録容量以下のときであることを特徴とする移動
    体用放送受信装置。
  14. 【請求項14】 請求項11のいずれか1項に記載
    の移動体用放送受信装置において、 前記所定の記録可能条件が成立するのは、移動終了から
    放送終了までの放送内容の記録後に所定のバッテリ充電
    状態が確保されると推定されるときであることを特徴と
    する移動体用放送受信装置。
  15. 【請求項15】 請求項14のいずれか1項に記載
    の移動体用放送受信装置において、 移動終了から放送終了までの放送内容は、ユーザによる
    電源オフ操作が行われた場合でも記録することを特徴と
    する移動体用放送受信装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の移動体用放送受信
    装置において、 移動体は車両であり、電源オフ操作はイグニッションス
    イッチをオフにする操作であることを特徴とする移動体
    用放送受信装置。
  17. 【請求項17】 請求項1〜16のいずれか1項に記載
    の移動体用放送受信装置において、 ユーザにより選択された放送内容が受信完了不可能なと
    き、別の時間に放送される代替放送内容を検索する代替
    放送内容検索手段を含むことを特徴とする移動体用放送
    受信装置。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の移動体用放送受信
    装置において、 前記代替放送内容はユーザに提示されることを特徴とす
    る移動体用放送受信装置。
  19. 【請求項19】 請求項17または18に記載の移動体
    用放送受信装置において、 前記代替放送内容検索手段は、前記予定移動時間が変化
    したために受信完了可能から受信完了不可能への移行が
    あったときに、前記代替放送内容を検索することを特徴
    とする移動体用放送受信装置。
  20. 【請求項20】 請求項1719のいずれか1項に記
    載の移動体用放送受信装置において、 ユーザにより受信予約のために選択された放送内容が受
    信完了不可能なときは、前記代替放送内容を受信予約す
    ることを特徴とする移動体用放送受信装置。
  21. 【請求項21】 請求項1〜20のいずれか1項に記載
    の移動体用放送受信装置において、 前記放送内容の終了時刻は、前記付帯情報としてのデジ
    タル放送の番組配列情報から求められることを特徴とす
    る移動体用放送受信装置。
  22. 【請求項22】 請求項1〜21のいずれか1項に記載
    の移動体用放送受信装置において、 前記予定移動時間は、車外から通信で得られる渋滞情報
    に基づいて推定された時間であることを特徴とする移動
    体用放送受信装置。
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