JP3490912B2 - バックアップデータ管理装置及びバックアップデータ管理方法 - Google Patents

バックアップデータ管理装置及びバックアップデータ管理方法

Info

Publication number
JP3490912B2
JP3490912B2 JP30581598A JP30581598A JP3490912B2 JP 3490912 B2 JP3490912 B2 JP 3490912B2 JP 30581598 A JP30581598 A JP 30581598A JP 30581598 A JP30581598 A JP 30581598A JP 3490912 B2 JP3490912 B2 JP 3490912B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backup
month
data
program
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP30581598A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000132381A (ja
Inventor
幸治 平林
祐一 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP30581598A priority Critical patent/JP3490912B2/ja
Publication of JP2000132381A publication Critical patent/JP2000132381A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3490912B2 publication Critical patent/JP3490912B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データを日付の情
報と共に記憶する必要がある装置に係り、そのデータを
バックアップする際には、プログラムのバージョンアッ
プに備えて、データとともに運用中のプログラムも一緒
にバックアップする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】作成したデータをその日付情報と共に記
憶しておく装置では、個々のデータのレコードに日付情
報を持たせたり、あるいは、日付情報を有するファイル
にその日付のデータをまとめて記憶することで管理して
いる。例えば、医療機関において診療費用を算定するた
めの事務処理装置では、患者に施した診療行為のデータ
を入力し、その診療の日付と共に記憶するようにしてい
る。そして、翌月初に、前月1ヶ月分の診療データに基
づく診療報酬を算定してレセプトを発行する。医療機関
はそれを保険機関に提出して保険金を請求するのであ
る。その為、このような装置では、月毎にデータをひと
まとめにして記憶している。また、後日のデータの修正
や追加、削除に備えて、複数月分を内部に記憶し、管理
している。
【0003】ところで、内蔵のファイル装置のクラッシ
ュに備え、データを外部の記憶媒体にコピーして保存し
ておくことが従来から行われている。いわゆるバックア
ップである。バックアップは通常、オペレータの判断に
よって手動で実施され、電気的にも物理的にも装置と分
離可能な記憶媒体、例えば光磁気ディスク(以下、MO
ディスクと呼ぶ)にデータを記録する。データが重要で
あればある程、また発生頻度が高い程バックアップを行
うことが求められる。
【0004】一方、そのデータを作成、編集するプログ
ラムは時にバージョンアップされ、新版に更新されるこ
とがある。バージョンアップの理由はバグの修正や機能
向上等の内的な理由による場合もあれば、遵守法規の改
正や仕様変更等の外的要因による場合もあり、通常は不
定期に実施される。プログラムのバージョンが異なれ
ば、同じデータを投入したときにも結果が違ってくるも
のと考えたほうがよい。従って、記憶している旧いデー
タまたはバックアップ媒体に記録してあるデータを再度
取扱う必要が生じた場合には、そのデータを作成したと
きのバージョンのプログラムを使用することが望まし
い。
【0005】そこで、バックアップの際には、そのとき
運用中のプログラムもデータと一緒にバックアップ媒体
に記録することが行われる。そして、そのバックアップ
媒体に記録されたデータを修正する必要が生じた場合に
は、データと共に記録されているプログラムも読み出し
て、運用中のプログラムではなく読み出したプログラム
を実行して、データを修正するのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】バックアップを取る時
には、内部に記憶しているすべてのデータをバックアッ
プ媒体に記録するのが普通である。そして、そのとき運
用されていたプログラム、即ちその時点で最新のバージ
ョンのプログラムを一緒にバックアップ媒体に記録す
る。しかしながら、データとともにバックアップ媒体に
記録してあるプログラムが、そのデータに対して必ずし
も正しい組み合わせであるとは限らない。例えば、最大
12ヶ月分のデータを内部に記憶する装置があるとし
て、過去12ヶ月の間にプログラムがバージョンアップ
されていたような場合、バージョンアップが行われた時
よりも前のデータに対しては、現行バージョンのプログ
ラムは正しい適用とは言うことができない。
【0007】旧バージョンとある程度の互換性を持たせ
てプログラムのバージョンアップが行われるとしても、
バージョンアップは不定期に何度も行われる可能性があ
るので、バックアップ媒体に記録した全期間のデータに
わたって、そのプログラムが有効であるとは必ずしも期
待することはできないのである。そして、従来は、それ
ぞれのバックアップ媒体について、そのプログラムを有
効に適用できる期間をオペレータが判断するしかなかっ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、データを日付
とともに記憶する手段と、そのデータを編集するプログ
ラムを記憶する手段と、そのプログラムを更新する手段
と、更新履歴を記録する手段と、前記データとプログラ
ムとをバックアップ手段に記録する手段と、そのバック
アップ履歴を記録する手段と、前記バックアップ手段に
記録されているデータに対して同じくそのバックアップ
手段に記録されているプログラムを適用できる有効期間
を前記更新履歴を参照して決定する手段と、前記有効期
間を記録する手段とを設けて、上記課題を解決するもの
である。
【0009】
【実施例】図1は、医療機関において診療点数を算定す
る事務処理装置であり、10は処理装置、20はファイ
ル装置である。処理装置10には診療データ等をオペレ
ータが入力するためのキーボード18と、データや計算
結果等を表示するための表示装置17と、及びファイル
装置20のデータをバックアップするための光磁気ディ
スク装置19が接続されている。また、処理装置10の
内部には、キーボード18から入力された診療データに
基づいて診療点数を算定し、結果を表示装置17に表示
すると共にプリンタ(図示せず)によりレセプト等を印
刷する事務処理部11と、ファイル装置20に記憶して
いるデータを光磁気ディスク装置19を使ってMOディ
スク9にコピーするバックアップ処理部12と、事務処
理部11を構成するプログラムを新しいバージョンに更
新するインストーラ16が設けられている。
【0010】インストーラ16は、フロッピーディスク
やCD−ROM、あるいは通信ネットワーク(いずれも
図示せず)等を介して新しいバージョンのプログラムが
供給されると、指示に応じて現行のバージョンのプログ
ラムと置き換えて、バージョンアップを実施するもので
ある。また、バックアップ処理部12は、ファイル装置
20からバックアップ媒体にデータをコピーするデータ
コピー部13と、バックアップ内容を管理テーブル40
に記録するテーブル更新部14と、バックアップしたデ
ータの有効期間を記録する有効期間設定部15とを有す
る。尚、バックアップ媒体として実施例ではMOディス
クを用いているが、これに限るものではなく、例えばC
D−Rや磁気テープ等、追記型でも書換型でもどのよう
な記録媒体でも使用できる。
【0011】ファイル装置20は、実施例ではハードデ
ィスク装置で構成しており、そこには、当月分の診療デ
ータを記憶している当月データ21と、過去の診療デー
タを月単位に複数月分記憶する過去データ22と、イン
ストーラ16がプログラムをインストールした履歴を記
録した履歴テーブル30と、バックアップ処理部12が
バックアップをした履歴を記録した管理テーブル40と
が、ファイルの形で記憶されている。そして、診療デー
タは、処置や投薬等の1つ1つの診療行為について、そ
れが実施された年月日を示す日付の情報と共にファイル
に記憶されている。実施例では、当月を含めて最近12
ヶ月の診療データが記憶できるようになっている。
【0012】図2は、履歴テーブル30と管理テーブル
40それぞれのレコード構成を示している。同図(a)
に示すように、履歴テーブル30は、インストールした
プログラムのバージョン番号31と、インストール日付
32と、更に、適用期間33とを記録するものである。
これらのデータはインストールの度に、即ちプログラム
のバージョンアップの度に、インストーラ16が追加し
て記録していくものである。但し、適用期間33につい
ては、後述するように、インストーラ16ではなくバッ
クアップ処理部12が記録する。
【0013】尚、適用期間とは、そのバージョンのプロ
グラムを使用してもよい、あるいは使用すべき年月を表
している。実施例では、月の初日ではなく途中でバージ
ョンアップが行われたような場合でも、その月の末日に
有効であった、即ち運用されていたプログラムの適用期
間に、当該月は含まれるものとしている。また、インス
トール日付32は、新しいバージョンのプログラムをそ
の事務処理装置に導入した日、つまりインストール作業
を実施した日を指すものである。旧プログラムが改修さ
れて新しいバージョンが作られた日ではない。従って、
同じバージョンのプログラムをインストールしても、そ
れを実施した日が異なれば履歴テーブル30のレコード
内容も違ってくるものである。
【0014】一方、同図(b)は管理テーブル40のレ
コード構成を示す。ファイル装置20に当月データ21
及び過去データ22として記憶されている診療データ
を、バックアップ処理部12がMOディスク9にバック
アップしたときに記録するものである。バックアップ処
理部12は当月データ21及び過去データ22の全診療
データをMOディスク9にコピーし、更に、事務処理部
11を構成する運用中のプログラムをMOディスク9に
コピーする。そして、MOディスク9にバックアップし
た内容を表す情報として、プログラムのバージョン番号
42と、診療データの保有期間43と、バックアップし
た日付を示す記録日付44と、そのMOディスク9を管
理、識別するためのユニークな管理番号45とを管理テ
ーブル40に追加して記録する。また、更に、このレコ
ード内容と同じ管理データを当該MOディスク9にも記
録する。このように、実施例では、1回の作業で1つの
バックアップ媒体を作製し、それぞれに管理番号を付与
して管理するようにしている。そして、同じ媒体には追
加してデータをバックアップすることはないものであ
る。
【0015】ところで、データのバックアップ時には、
バックアップ処理部12はレコード先頭の有効期間41
は記録していない。有効期間とは、そのMOディスク9
に保有する最大12ヶ月の診療データに対して、一緒に
記録したプログラムが適用できる年月を表している。こ
れは、後述するように、マスターバックアップディスク
とも呼ぶべき保存版のMOディスク9作製時に、テーブ
ル更新部14が記録するものである。
【0016】尚、事務処理部11を構成するプログラム
はプログラムファイルとしてファイル装置20に記憶さ
れている(図示せず)。バックアップ処理部12はファ
イル装置20からそのプログラムファイルを読み出して
MOディスク9にコピーし、また、バージョン番号を判
別することができるものである。
【0017】次に実施例の動作を説明する。先ず、プロ
グラムのインストールについて図3を参照して説明す
る。インストーラ16は、指示に応じてFDやCD−R
OM等の記録媒体からプログラムを読み出し、それをフ
ァイル装置20に現在記憶されているプログラムファイ
ルに上書きすることで、新バージョンのプログラムに更
新する(ステップS31)。そして、導入したプログラ
ムのバージョン番号を履歴テーブル30に記録し(同S
32)、現在の日付を同じく履歴テーブル30のインス
トール日付32に記録する(同S33)。
【0018】このようにして記録した履歴テーブル30
の例を図6に示す。同テーブルのインストール日付32
より、本装置は1998年1月4日に運用を開始し、最
初に導入されたプログラムのバージョン番号31は1.
50であることが分かる。その後、3月20日にバージ
ョン1.60にバージョンアップされ、現在は4月22
日に導入されたバージョン1.70が最新のプログラム
・バージョンであることが分かる。尚、適用期間33は
インストーラ16が記録することはない。これについて
は後述する。
【0019】次に、日常のバックアップ業務について図
4を参照して説明する。実施例装置では、月初に前月1
ヶ月分の診療データに基づくレセプトを発行するので、
データを月単位に記憶している。その為、月末の事務処
理が終了して1ヶ月分のデータが完成した後、多くは翌
月初に、バックアップ業務を実施することを想定してい
る。
【0020】そこで、オペレータの指示に応じて、先
ず、バックアップ処理部12のデータコピー部13が、
ファイル装置20に記憶されている過去データ22を月
の旧い順にMOディスク9にコピーする(ステップS4
1)。次に、当月データ21をMOディスク9にコピー
し(同S42)、更に、プログラムファイルをMOディ
スク9にコピーして(同S43)、ファイル装置20に
現在記憶されている全診療データ、実施例では最大12
ヶ月分と、プログラムとをMOディスク9にコピーす
る。そして、それを受けてテーブル更新部14が、コピ
ーした運用中プログラムのバージョン番号と、今回MO
ディスク9に記録した診療データが何年何月から何年何
月までかを示す保有期間と、現在の日付と、そのMOデ
ィスク9に与える固有の管理番号とを、管理テーブル4
0及びMOディスク9の両方に記録するものである(S
44乃至S47)。
【0021】図8は、バックアップ業務を起動した際に
バックアップ処理部12が表示する画面表示例である。
これは、バックアップをしようとする当日の日付、即ち
記録日付が「平成10年2月1日」の例である。従っ
て、図6の履歴テーブル30より、その時点のプログラ
ムのバージョンは「1.50」、そして、保有期間とし
ては、装置導入日の「平成10年1月4日」から「平成
10年2月1日」当日までの足掛け2ヶ月が表示されて
いる。また、MOディスク9の管理番号として「00
1」が付与されたことが分かる。そこで、画面左下の表
示に従ってキーボード18のファンクションキーを押下
すると、それに応じて、バックアップ処理部12が画面
に表示した内容のデータとプログラムとをMOディスク
9にコピーし、且つ、管理データを管理テーブル40に
記録するのである。
【0022】そして、実施例では、管理テーブル40の
内容を画面に表示させることができる。図9に管理テー
ブル40の記録情報を表示装置17の画面に表示した例
を示す。この例では、過去に1度バックアップが行われ
たことが示され、そのMOディスク9の管理番号が00
1であり、そこに記録されている内容としてプログラム
のバージョンが1.50、保有期間が平成10年1月か
ら2月、記録日付が平成10年2月1日であることが分
かる。但し、有効期間41についてはまだ設定されてい
ない。尚、この例では、2月1日にバックアップを実施
したので、2月分の診療データ、即ち当月データが1日
分であるがMOディスク9にバックアップされている。
それで保有期間43は平成10年1月から2月の2ヶ月
間となっているのである。
【0023】そこで、このMOディスク9の有効期間を
設定する場合は、画面左下の管理設定の表示に従ってキ
ーボード18のファンクションキーを押下する。バック
アップ処理部12はこの指示に応じて、図7に示すフロ
ーに従って動作する。即ち、先ずは履歴テーブル30の
適用期間33を設定しておいて、次にMOディスク9の
有効期間を設定、記録するのである。
【0024】適用期間33の設定動作(ステップS6
1)を図5を参照して詳説すると、テーブル更新部14
は履歴テーブル30の先頭レコードを読み出して(ステ
ップS51)、そのレコードの適用期間33の始月が既
に設定されているか判定する。設定されていなければ
(同S52;No)、そのレコードに記録されているイ
ンストール日付32の月を、有効期間41の始月として
記録する(同S53)。始月とは即ち期間の開始時期で
あり、実施例では期間の最初の月を表している。そし
て、その始月の1つ前の月を、1世代前のバージョン、
即ち直前のレコードの有効期間41の終月に記録する
(同S53)。終月とは期間の終了時期のことであり、
同様に期間の最後の月を表している。但し、1つ前のレ
コードが存在しなければこの終月の設定は行わない。そ
して、後続のレコードを順次読み出してこの処理を繰り
返していくのである。従って、最後のレコード、即ち最
新のバージョンについては、終月の設定は行われない。
【0025】こうして履歴テーブル30の設定が終る
と、図7に戻って、MOディスク9から記録情報を読み
出し(同S62)、そのバージョン番号に対応する適用
期間33を履歴テーブル30を参照することによって
得、その始月を有効期間の始月とする(同S63)。そ
して、その始月が保有期間43に含まれない場合は、保
有期間43の最初の月を有効期間の始月とする(同S6
5)。次に、記録日付より、次のようにして有効期間の
終月を決定する(同S66)。即ち、そのMOディスク
9の記録日付が、ある月の1日から24日までの間なら
ばその前の月を終月とし、ある月の25日以降ならばそ
の月を終月とするのである。これは、25日以降に取っ
たバックアップならば、概ねその月の診療データを網羅
しているであろうとの考えに基づくものである。
【0026】こうして決定した始月と終月が逆転してい
るなど、比較してみて矛盾がある場合はエラー処理に移
行する。矛盾がなければその有効期間を管理テーブル4
0とMOディスク9の双方に記録する(同S68)。
【0027】そして、その有効期間と同じかまたは含ま
れる有効期間を有するMOディスク9がないか、管理テ
ーブル40の他のレコードを検査する(同S69)。も
し、そのようなMOディスク9があれば、重複ありと判
断して、それを伝えるメッセージを表示手段に表示する
(同S71)。そして、オペレータによって旧いMOデ
ィスク9の廃棄が指示されたならば、その管理記録のレ
コードを管理テーブル40から消去するのである(同S
73)。
【0028】図10は、MOディスク9の有効期間を設
定するために図9の表示画面において管理設定を指示し
た結果、バックアップ処理部12の有効期間設定部15
が設定した有効期間の表示例である。有効期間設定部1
5は、記録されているプログラムのバージョン1.50
より、そのインストール日付32が平成10年1月4日
であることが履歴テーブル30より分かるので、有効期
間の始月を平成10年1月と決定する。次に、記録日付
が同年2月1日であるので、終月を2月の1つ前の月、
1月と決定する。こうして、画面上アンダーラインで示
される有効期間が、平成10年1月から同年1月と表示
されているのである。
【0029】そこで、オペレータが画面左下の表示に従
って登録を指示すれば、有効期間設定部15は、管理テ
ーブル40及び当該MOディスク9の双方に上で決定し
た有効期間を記録する。そして、管理テーブル40の内
容を表示する元の画面に戻ると、図11に示すように、
管理番号が001のMOディスク9の有効期間が表示さ
れるのである。
【0030】更に、ここで、平成10年3月2日のバッ
クアップ業務で作製したMOディスク9に対して、有効
期間を設定する場合を考える。図12はその画面表示例
である。管理番号が002のMOディスク9は、記録日
付が3月2日であるのでプログラムのバージョンは1.
50、データの保有期間は1月から3月が記録されてい
る。そして、これより、データの有効期間の始月は1月
となり、一方、終月は、記録日付の3月の1つ前の月、
2月が設定されるのである。そして、この後、登録を指
示すると、アンダーラインで示された平成10年1月か
ら同年2月の有効期間を管理テーブル40とMOディス
ク9の双方に記録する。
【0031】ところで、管理番号が001のMOディス
ク9の有効期間は平成10年1月の1ヶ月間であり、管
理番号が002のそれに含まれている。しかも、プログ
ラムのバージョンも1.50で同じであるので、管理番
号が001のMOディスク9を同002のMOディスク
9で置き換えることが可能である。従って、ステップS
69以降の検査で重複ありと判定するので、バックアッ
プ処理部12は、管理テーブル40の内容を表示する元
の画面において、図13に示すように、例えば、「有効
期間が重複する媒体があります」とメッセージを表示
し、且つ、双方の有効期間をアンダーラインで示すので
ある。これに応じて、画面左下の表示に従ってオペレー
タが旧版の廃棄を指示すれば、バックアップ処理部12
は管理番号が001の管理情報を管理テーブル40から
抹消すると共に、同ディスクのマウント要求を出して、
MOディスク9から管理情報及びバックアップデータを
消去するのである。これにより、旧版ディスクを再利用
することが可能になるものである。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、バックアップ媒体に記
録したデータに対して、一緒に記録したプログラムを適
用できる有効期間を、媒体別に簡単に設定し、記録する
ことができるようになる。それによって、修正すべきデ
ータと、正しい組み合わせのプログラムとが一緒に記録
されたバックアップ媒体を容易に決定できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】実施例における履歴テーブルと管理テーブルの
レコード構成を示す図である。
【図3】実施例におけるインストールの手順を示す図で
ある。
【図4】実施例におけるバックアップの手順を示す図で
ある。
【図5】実施例における履歴テーブルの設定手順を示す
図である。
【図6】実施例の履歴テーブルの内容を示す図である。
【図7】実施例における有効期間の設定手順を示す図で
ある。
【図8】実施例におけるバックアップ業務の画面表示例
である。
【図9】実施例におけるバックアップ業務の画面表示例
である。
【図10】実施例におけるバックアップ業務の画面表示
例である。
【図11】実施例におけるバックアップ業務の画面表示
例である。
【図12】実施例におけるバックアップ業務の画面表示
例である。
【図13】実施例におけるバックアップ業務の画面表示
例である。
【符号の説明】
10 処理装置 11 事務処理部 12 バック
アップ処理部 13 データコピー部 14 テーブル更新部 1
5 有効期間設定部 16 インストーラ 17 表示装置 18 キー
ボード 19 光磁気ディスク装置 9 MOディスク 2
0 ファイル装置 21 当月データ 22 過去データ 30 履
歴テーブル 31 バージョン番号 32 インストール日付
33 適用期間 40 管理テーブル 41 有効期間 42 バー
ジョン番号 43 保有期間 44 記録日付 45 管理番号
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/445

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを月単位に記憶するとともに、そ
    のデータを編集するプログラムを記憶する内部記憶手段
    と、そのプログラムを更新する手段と、更新履歴を記録
    する手段と、前記データを月単位に外部のバックアップ
    手段に記録するとともに、前記プログラムを同じバック
    アップ手段に記録する手段と、そのバックアップ履歴を
    記録する手段と、前記バックアップ手段に記録されてい
    るデータに対して同じくそのバックアップ手段に記録さ
    れているプログラムを適用できる有効期間を前記更新履
    歴及びバックアップ履歴を参照して決定する手段であっ
    て、プログラムの更新の日付を含む月を前記有効期間の
    開始月とし、バックアップを実施した日付を含む月を前
    記有効期間の終了月とし、その際、バックアップを実施
    した日付がその月の所定の日より前である場合は前記終
    了月の前月を終了月に決定する決定手段と、前記決定手
    段が決定した有効期間を前記内部記憶手段または前記バ
    ックアップ手段の少なくともいずれか一方に記録する手
    段と、を設けたことを特徴とするバックアップデータ管
    理装置。
  2. 【請求項2】 データを月単位に記憶するとともに、そ
    のデータを編集するプログラムを記憶する内部記憶手段
    と、そのプログラムを更新する手段と、を備えたバック
    アップデータ管理装置において、 前記データを月単位に外部のバックアップ手段に記録す
    るとともに、前記プログラムを同じバックアップ手段に
    記録するステップと、前記更新の履歴を記録するステッ
    プと、前記データを月単位に外部のバックアップ手段に
    記録するとともに、前記プログラムを同じバックアップ
    手段に記録するステップと、前記バックアップの履歴を
    記録するステップと、前記バックアップ手段に記録され
    ているデータに対して同じくそのバックアップ手段に記
    録されているプログラムを適用できる有効期間を前記更
    新履歴及びバックアップ履歴を参照して決定するステッ
    プであって、プログラムの更新の日付を含む月を前記有
    効期間の開始月とし、バックアップを実施した日付を含
    む月を前記有効期間の終了月とし、その際、バックアッ
    プを実施した日付がその月の所定の日より前である場合
    は前記終了月の前月を終了月に決定するステップと、前
    記有効期間を前記内部記憶手段または前記バックアップ
    手段の少なくともいずれか一方に記録するステップと、 を有することを特徴とするバックアップデータ管理方
    法。
JP30581598A 1998-10-27 1998-10-27 バックアップデータ管理装置及びバックアップデータ管理方法 Expired - Lifetime JP3490912B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30581598A JP3490912B2 (ja) 1998-10-27 1998-10-27 バックアップデータ管理装置及びバックアップデータ管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30581598A JP3490912B2 (ja) 1998-10-27 1998-10-27 バックアップデータ管理装置及びバックアップデータ管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000132381A JP2000132381A (ja) 2000-05-12
JP3490912B2 true JP3490912B2 (ja) 2004-01-26

Family

ID=17949713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30581598A Expired - Lifetime JP3490912B2 (ja) 1998-10-27 1998-10-27 バックアップデータ管理装置及びバックアップデータ管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3490912B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5144974B2 (ja) * 2007-06-22 2013-02-13 株式会社日本デジタル研究所 モジュール管理方法、モジュール管理装置およびモジュール管理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000132381A (ja) 2000-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7801855B2 (en) Method and apparatus for merging log entries in a database management system
US5632027A (en) Method and system for mass storage device configuration management
US7549031B2 (en) Method and apparatus for performing data backup
JP3490912B2 (ja) バックアップデータ管理装置及びバックアップデータ管理方法
JP3655152B2 (ja) ソフトウェア編集装置及び記憶媒体
US20050149493A1 (en) Data recording apparatus and data recording method
JPH11282687A (ja) プログラム自動改版方法
JP3636773B2 (ja) データベースのチェックを行う情報処理装置
JP2000132380A (ja) バージョン管理装置及びバージョン管理方法及びバージョン管理プログラムを記憶した媒体
JP3245047B2 (ja) バージョン管理装置及び方法
JP4230553B2 (ja) データ記録装置
JP3323524B2 (ja) 光ディスクの差分情報抽出方式
JP2002342137A (ja) 文書管理装置及び文書管理方法並びに記録媒体
JP2000259742A (ja) 会計データの加除・訂正履歴記録の要否判定方法、会計処理装置、および会計データの加除・訂正履歴記録の要否判定プログラムの記録媒体
JP3295930B2 (ja) 実行プログラム管理方法及び装置及び記録媒体
JP3133525B2 (ja) データバックアップシステム
JP3771753B2 (ja) 統合リソース管理方法
JPH05158670A (ja) 画面型プログラムエディタ
JPH06222915A (ja) インストール方式
JP2001265572A (ja) ソースプログラム管理装置、方法、及びそのプログラムを記録した記録媒体
JPH11219284A (ja) バージョンアップ方法
JP2006163574A (ja) 医療事務処理システム及びプログラム
JPH05342073A (ja) ファイル記憶媒体およびファイル管理システム
JP2000347918A (ja) データ保管システム及びデータバックアップ方法
JP2655549B2 (ja) テキストの世代管理処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081107

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081107

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091107

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101107

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101107

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111107

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111107

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121107

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121107

Year of fee payment: 9

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121107

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121107

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131107

Year of fee payment: 10

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term