JP3490314B2 - マルチチップ型半導体装置 - Google Patents

マルチチップ型半導体装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般にマルチチッ
プモジュール(MCM)やマルチチップパッケージ(M
CP)とも称される、電子機器を小型化・軽量化するた
めに複数の半導体チップが基板上に平面的に並べて配置
されたマルチチップ型半導体装置に関するものである。
より詳しくは、本発明は、半導体チップと外部とを電気
的に接続するためのボールグリッドアレイ(以下、適宜
BGAと記す)を有するBGA型のマルチチップ型半導
体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、メモリチップは、SOP(Small O
utline Package) やQFP(Quad Flat Package) のよう
なパッケージに実装されるのが一般的であった。
【0003】近年、携帯電話や、携帯型情報機器(PD
A;Personal Digital Assistants)、電子スチルカメラ
(デジタルカメラ)などの携帯機器が普及している。こ
れらの携帯機器には、データを保管するためのメモリチ
ップが搭載されているが、そのメモリチップには大容量
化が望まれている一方で、パッケージの薄型化・小型化
が要求されている。
【0004】そこで、近年、メモリチップのパッケージ
をより小型化することが可能な半導体装置として、CS
P(Chip Size Package) 型半導体装置や、高密度のマル
チチップ型半導体装置が用いられるようになっている。
特にCSP型半導体装置では、薄型化を図るために、メ
モリチップを搭載する基板として0.1mm程度の薄い
基板が用いられている。
【0005】また、最近、外部接続端子の狭ピッチ化が
容易であることから、複数の半導体チップを基板の表面
側に搭載し、かつ、外部接続端子として複数の球状のバ
ンプ電極を基板の裏面側に有するBGA型半導体装置が
提案されており、BGA型のマルチチップ型半導体装置
も提案されている。
【0006】ところが、BGA型のマルチチップ型半導
体装置の場合には、面積が大きいため、半導体チップを
単独で搭載した半導体装置に比べて非常に反りやすい。
そのため、従来では、基板の材質としてセラミックを用
いるか、あるいは、基板の材質として樹脂を用いる場合
には基板の厚みを比較的厚く、例えば、0.5mm以上
にしていた。
【0007】携帯機器へ搭載する半導体装置は、軽量・
薄型が必須であるので、BGA型のマルチチップ型半導
体装置を携帯機器へ搭載するには、基板の厚みをCSP
型半導体装置の場合と同程度である0.2mm以下まで
薄くすることが要求される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、BGA型の
マルチチップ型半導体装置に用いる基板は、複数の半導
体チップを平面的に並べて搭載できるよう比較的大きな
面積を有しているために、厚みを0.2mm以下のよう
な極薄にすると、次のような問題を招来する。
【0009】まず、セラミックからなる基板では、厚み
を0.2mm以下にすると、破損しやすくなり、取り扱
いが困難になるという問題を生じる。また、ポリイミ
ド、ポリエステル、ガラスエポキシ等の絶縁性樹脂材料
からなる基板では、基板の厚みを0.2mm以下にして
も、柔軟性が高いため、破損しやすくなるという問題を
生じない。
【0010】しかしながら、これらの絶縁性樹脂材料か
らなる基板は、剛性が低く曲げ応力に弱い。そのため、
従来のBGA型のマルチチップ型半導体装置では、基板
の厚みを0.2mm以下にすると、反りが生じやすい。
本願発明者の考察によれば、これは、その従来のBGA
型のマルチチップ型半導体装置では、半導体チップを整
列させて配置するか、あるいは配線のレイアウトのみを
考慮して配置しており、基板の中心線上に半導体チップ
が配置されていないためであることが分かった。
【0011】以下、この点について、図6ないし図9に
示す具体例に基づいてさらに詳細に説明する。従来のB
GA型のマルチチップ型半導体装置としては、例えば、
図6および図7に示すように、長方形の基板2の表面上
に4つの半導体チップ1が2列に整列させて配置され、
基板2の裏面上に外部接続端子としてBGA6が設けら
れたマルチチップ型半導体装置10および10’が知ら
れている。
【0012】なお、マルチチップ型半導体装置10およ
び10’では、図示していないが、基板2には銅などの
導体がパターニングされてなる配線層(導体層)が形成
されており、BGA6は、配線層に対して電気的に接続
されている。また、マルチチップ型半導体装置10で
は、各半導体チップ1は細線3を介して基板2の配線層
に電気的に接続され、半導体チップ1、基板2、および
細線3の全体が封止樹脂4により覆われている。一方、
マルチチップ型半導体装置10’では、各半導体チップ
1はバンプ5を介して基板2の配線層に電気的に接続さ
れ、バンプ5が封止樹脂4により覆われている。
【0013】マルチチップ型半導体装置10および1
0’では、基板2の中心線Xおよび中心線Y上に半導体
チップ1が配置されていないので、基板2の中心線X付
近および中心線Y付近に、半導体チップ1が配置されて
いない基板2のみの部分が存在する。そのため、特に厚
み0.2mm以下の絶縁性樹脂からなる基板2を用いた
場合、基板2の中心線X付近の部分および中心線Y付近
の部分は、剛性が低く、小さな外部応力によって曲がり
やすい。
【0014】この結果、マルチチップ型半導体装置10
および10’では、図6(c)および図7(c)に示す
ように、中心線Y方向(図6(c)および図7(c)に
矢印で示す方向)の反りが生じやすいとともに、図6
(d)および図7(d)に示すように、中心線X方向
(図6(d)および図7(d)に矢印で示す方向)の反
りも生じやすい。
【0015】また、従来のBGA型のマルチチップ型半
導体装置として、図8および図9に示すように、長方形
の基板2の表面上に4つの半導体チップ1が1列に整列
させて配置され、基板2の裏面上に外部接続端子として
BGA6が設けられたマルチチップ型半導体装置20お
よび20’も知られている。
【0016】なお、マルチチップ型半導体装置20は、
半導体チップ1の配置が異なる点を除けばマルチチップ
型半導体装置10と同じである。同様に、マルチチップ
型半導体装置20’は、半導体チップ1の配置が異なる
点を除けばマルチチップ型半導体装置10’と同じであ
る。
【0017】マルチチップ型半導体装置20および2
0’では、基板2の中心線X上に半導体チップ1が配置
されていないので、基板2の中心線X付近に、半導体チ
ップ1が配置されていない基板2のみの部分が存在す
る。そのため、特に厚み0.2mm以下の絶縁性樹脂か
らなる基板2を用いた場合、基板2の中心線X付近の部
分は、剛性が低く、小さな外部応力によって曲がりやす
い。
【0018】この結果、マルチチップ型半導体装置20
および20’では、図8(c)および図9(c)に示す
ように、中心線Y方向(図8(c)および図9(c)に
矢印で示す方向)の反りが生じやすい。
【0019】さらに、マルチチップ型半導体装置20お
よび20’では、半導体チップ1が基板2の中心線Yの
方向に沿って一列に並べられているので、中心線Y方向
に沿った装置全体の長さがマルチチップ型半導体装置1
0および10’よりも長い。このため、中心線Y方向の
反りがより一層生じやすくなっている。
【0020】このように半導体チップ1を整列させて配
置した従来のBGA型のマルチチップ型半導体装置1
0、10’、20、および20’では、基板2の中央部
に反りが生じやすい。基板2に反りが生じると、マルチ
チップ型半導体装置を外部と接続するための電極部であ
るBGA6の平面度が悪くなる。そのため、外部の半導
体装置、例えば、最終機器の回路を構成するマザーボー
ドに対してマルチチップ型半導体装置をBGA6によっ
て接続する際に、接続不良が生じやすいという問題を生
じる。
【0021】本発明は、上記従来の問題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、BGAを備えるマルチチップ
型半導体装置において、反りにくく、BGAと外部との
電気的接続の確実性が高いマルチチップ型半導体装置を
提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本願発明者は、上記目的
を達成すべく、反りにくいBGA型のマルチチップ型半
導体装置について鋭意検討した結果、曲げ応力に弱い基
板上に、曲げ応力に強い半導体チップを意識的に工夫し
て特定の配置で設けることが、反りの防止に効果的であ
ることを見出した。
【0023】即ち、本発明のマルチチップ型半導体装置
は、上記の課題を解決するために、導体層を備える四辺
形の基板に対し、3個以上の半導体チップが基板の一方
の面上に平面的に並べて配置されるとともに導体層と電
気的に接続され、導体層を外部と電気的に接続するため
の複数の電極からなるボールグリッドアレイが基板の他
の面上に形成されたマルチチップ型半導体装置であっ
て、上記半導体チップ群は、基板の対辺の中点を結ぶ2
つの中心線のそれぞれに少なくとも1つの半導体チップ
が跨がるように配置されており、上記半導体チップの配
置が、隣り合う2つの半導体チップの間を通って基板と
平行な直線を全て描くと、これら直線が少なくとも1つ
の他の半導体チップを通るようになっているとともに、
上記半導体チップどうしが互いに離れた状態となってい
ことを特徴としている。
【0024】上記構成によれば、半導体チップは、基板
の対辺の中点を結ぶ2つの中心線(以下、適宜、「対辺
中心線」と称する)のそれぞれに少なくとも1つの半導
体チップが跨がるように配置されている。言い換えれ
ば、半導体チップは、基板の2つの対辺中心線が共に半
導体チップの内部を通るように配置されている。
【0025】一般にケイ素を主成分とし曲げ弾性の高い
半導体チップを、このように基板の2つの対辺中心線の
それぞれに少なくとも1つの半導体チップが跨がるよう
に配置することで、反りが生じやすい基板の2つの対辺
中心線上から薄く曲がりやすい基板のみの部分が減少
し、基板の2つの対辺中心線上が半導体チップによって
補強される。これにより、基板の2つの対辺中心線上に
おけるマルチチップ型半導体装置の剛性が増すので、マ
ルチチップ型半導体装置の反りが低減される。それゆ
え、外部との電気的接続のための電極部であるボールグ
リッドアレイの平面度が向上する。その結果、半導体装
置と、外部の部品、例えば、最終機器を構成するマザー
ボードなどの周辺部品との間の電気的接続の確実性が向
上する。
【0026】また、上記構成によれば、外部との電気的
接続のための複数の電極をボールグリッドアレイとして
いるので、リードフレームを使用するQFPと比較して
単位面積あたりの多ピン化が容易であり、かつ、実装面
積も小さくできる。
【0027】なお、本明細書において、「ボールグリッ
ドアレイ」(または「BGA」)とは、少なくとも4つ
以上の球状のバンプ電極を同一平面上に格子状となるよ
うに配列した外部との電気的接続のための電極部を指す
ものとする。
【0028】さらに、隣り合う2つの半導体チップ間の
間隙では、半導体装置が基板のみからなり、薄く曲がり
やすいので、反りが生じやすい。しかしながら、上記構
成によれば、間隙の延長線上に他の半導体チップが配置
されているので、半導体チップ間の間隙での反りを低減
できる。その結果、ボールグリッドアレイの平面度を
らに向上させることができ、半導体装置と、外部の部
品、例えば、最終機器を構成するマザーボードなどの周
辺部品との間の電気的接続の確実性をさらに向上させる
ことができる。
【0029】また、本発明のマルチチップ型半導体装置
において、半導体チップは、絶縁性基板の半導体チップ
側の面上における中心を通る全ての直線が少なくとも1
つの半導体チップを通るように配置されていることがよ
り好ましい。これにより、中央部における全ての方向の
反りが低減され、ボールグリッドアレイの平面度がさら
に向上する。その結果、半導体装置と、外部の部品、例
えば、最終機器を構成するマザーボードなどの周辺部品
との間の電気的接続の確実性がさらに向上する。
【0030】また、本発明のマルチチップ型半導体装置
では、上記基板が、ポリイミド、ポリエステル、および
ガラスエポキシからなる群より選ばれる少なくとも1種
の樹脂材料からなる絶縁性基板に対し、導体層を設けた
ものであることが好ましい
【0031】上記構成によれば、基板が柔軟性の高い樹
脂材料からなることにより、基板の厚みを0.2mm以
下にしても、基板が破損しにくく、取り扱いが容易なマ
ルチチップ型半導体装置を提供することができる。
【0032】また、本発明のマルチチップ型半導体装置
では、上記基板の厚みが、0.1〜0.2mmの範囲内
であることが好ましい。
【0033】上記構成によれば、基板が破損しにくく取
り扱いが容易な薄型のマルチチップ型半導体装置を提供
することができる。
【0034】なお、本発明のマルチチップ型半導体装置
において、半導体チップと導体層との間の電気的接続の
方式は、細線(ワイヤ)によるワイヤボンド(ワイヤボ
ンディング)方式であってもよく、フリップチップ(F
C)方式であってもよく、また、ワイヤボンド方式とフ
リップチップ方式とが混在した方式であってもよい。
【0035】また、本発明のマルチチップ型半導体装置
において、絶縁性基板における半導体チップが配置され
ていない空き領域には、コンデンサ、コイル、および抵
抗器からなる群より選ばれる少なくとも1種の表面実装
型受動部品を1個または複数個混載することが好まし
い。これにより、マザーボードの面積を低減することが
できる。このため、半導体装置をマザーボードに接続し
て最終製品としたときの最終製品の面積を低減できる。
【0036】さらに、複数の半導体チップを厚み方向に
積層してなる積層型半導体チップを搭載してもよい。こ
れにより、マルチチップ型半導体装置の面積を低減する
ことができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、半導体チップ4個を同一基
板上に実装した表面実装型のマルチチップ型半導体装置
(以下、〔発明の実施の形態〕の項では単に半導体装置
と記す)について、図面に基づいて説明する。
【0038】本発明の実施の一形態について図1に基づ
いて説明すれば、以下の通りである。本実施形態の半導
体装置では、図1に示すように、配線層(導体層)を備
える正方形の基板2に対し、4個の長方形の半導体チッ
プ1が基板2の表面上に平面的に並べて配置されるとと
もに配線層と電気的に接続され、配線層を外部と電気的
に接続するための複数の電極からなるBGA(ボールグ
リッドアレイ)6が基板2の裏面上に形成されている。
そして、半導体チップ1は、基板2の対辺の中点を結ぶ
2つの中心線XおよびYのそれぞれに少なくとも1つの
半導体チップ1が跨がるように、かつ、隣り合う2つの
半導体チップ1の間を通って基板2と平行な全ての直線
A〜Dが半導体チップ1を通るように配置されている。
【0039】半導体チップ1は、基板2の中央部に正方
形の空き領域(半導体チップ1が配置されていない領
域)が形成されるように基板2の4隅に配置されてお
り、いわゆる巴状となっている。図1の平面上で説明す
れば、左上の半導体チップ1は、その長辺が基板2の中
心線Y上に平行となり、かつ、その下端部を基板2の中
心線Xが通るように配置され、右上および左下の半導体
チップ1は、基板2の中心(中心線Xと中心線Yとの交
点)のまわりに90°回転すれば左上の半導体チップ1
に完全に重なるように配置され、右下の半導体チップ1
は、基板2の中心に関して左上の半導体チップ1と点対
称となるように配置されている。
【0040】基板2は、ポリイミド、ポリエステル、ガ
ラスエポキシなどの絶縁性樹脂からなる薄い絶縁性基板
上に、配線層として銅等の導体をパターニングしたパッ
ケージ基板である。なお、ガラスエポキシとは、エポキ
シ樹脂(変性エポキシ樹脂を含む)とガラスクロスとか
らなる繊維強化プラスチックであり、例えば、エポキシ
樹脂をガラスクロスに含浸させた後に硬化させることに
より製造される。
【0041】基板2は、例えば、厚さ0.1mm程度の
薄い絶縁性基板と、厚さ0.05mm程度の薄い導体か
らなる配線層とからなり、全体の厚みは0.15mm程
度である。基板2の厚みは、損傷を防止するのに十分な
強度が得られるように0.1mm以上にすることが好ま
しいが、半導体装置の薄型化を考慮すると0.2mm以
下であることが好ましく、0.1mm〜0.2mmの範
囲内がより好ましい。本実施形態の半導体装置をCSP
型半導体装置とともにマザーボードに混載する場合に
は、基板2の厚みは、0.2mm程度が特に好ましい。
基板2の平面方向の寸法は、厚みの数十倍以上、例え
ば、10mm×10mm角に近い寸法あるいは10mm
×10mm角以上の寸法となっている。
【0042】半導体チップ1は、ケイ素基板の表面上に
半導体回路が形成されている一方、半導体回路が形成さ
れた面の裏面に電極パッドが設けられたものであり、通
常、厚み0.3〜0.5mm程度である。
【0043】半導体チップ1としては、特に、DRAM
(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Ra
ndom Access Memory) 、MROM(Mask Read Only Memo
ry)、フラッシュメモリ等のメモリが好適に用いられ
る。また、半導体チップ1として互いに異なる種類のメ
モリを用いてもよく、これにより複合型のメモリ半導体
装置とすることができる。さらに、メモリと、マイクロ
コンピュータ(CPU)、ゲートアレイ、スタンダード
セル等の他の半導体チップとを複合実装してもよく、こ
れにより複合型の半導体装置とすることができる。
【0044】半導体チップ1は、接着剤などにより半導
体回路が形成された面を上にして基板2の表面上に取り
付けられており、半導体チップ1の電極パッドは、基板
2の配線層(図示しない)に対し細線3によって電気的
に接続されている。従って、半導体チップ1の電極パッ
ドと基板2の配線層との間の電気的接続は、ワイヤボン
ド方式となっている。
【0045】細線3は、金やアルミニウムなどの導体か
らなる線径0.03mm程度の導線である。半導体チッ
プ1、基板2、および細線3は、外部環境による化学的
な劣化や、傷などの物理的な劣化から、半導体チップ1
の回路形成面を保護するために、エポキシ樹脂などの封
止樹脂4により保護されている。
【0046】BGA6は、はんだボール等の球状バンプ
電極からなり、基板2の配線層を外部の半導体装置(例
えば、マザーボード)と電気的に接続するための外部接
続端子(電極)として機能するものである。BGA6
は、基板2の半導体チップ1に対する裏面における配線
層の下方に、配線層に接するように形成されている。
【0047】基板2は、前述したように、主として絶縁
性樹脂からなり、厚み方向の寸法が平面方向の寸法に対
して非常に小さいため、基板2のみでは、曲げに対する
剛性が低く、小さな外力により曲がりが生じる。
【0048】しかしながら、本実施形態の半導体装置で
は、半導体チップ1と基板2とが接着剤で確実に固着さ
れているので、半導体チップ1によって基板2が支持さ
れるようになっている。そのため、基板2上に半導体チ
ップ1が搭載された部分の半導体装置の剛性は、基板2
の剛性に対して半導体チップ1の剛性が加わったものと
なる。半導体チップ1は、曲げ弾性の高いケイ素(シリ
コン)を主な材質とするうえに厚さ0.3〜0.5mm
程度と比較的厚いために曲げに対する剛性が高い。それ
ゆえ、基板2上に半導体チップ1が搭載された部分の半
導体装置は、半導体チップ1によって曲がりにくくな
る。
【0049】そして、本実施形態の半導体装置では、基
板2の中心線Xおよび中心線Yに沿って基板2のみから
なる薄い部分が端から端まで連続して存在することがな
いように、基板2の中心線XおよびY上にそれぞれ2つ
の半導体チップ1を配置している。これにより、特に反
りが生じやすい基板2の中心線X近傍および中心線Y近
傍において半導体装置が曲がりにくくなり、半導体装置
の反りが低減される。それゆえ、外部との接続のための
電極部であるBGA6の平面度が向上する。例えば、基
板2の外形寸法が15mm角以下である場合には、BG
A6の平面度を0.1mm以下にすることができる。こ
の結果、半導体装置と、外部の部品、例えば、最終機器
を構成するマザーボードなどの周辺部品との間の電気的
接続の確実性が向上する。
【0050】また、隣り合う2つの半導体チップ1間の
間隙では、半導体装置が基板2のみからなるので反りが
生じやすい。しかしながら、本実施形態の半導体装置で
は、半導体チップ1は、隣り合う2つの半導体チップ1
の間を通って基板2と平行な直線A〜Dを全て描くと、
直線A〜Dがそれぞれ1つの半導体チップ1を通るよう
に配置されている。これにより、隣り合う2つの半導体
チップ1の間での基板2の反りを低減できる。その結
果、BGA6の平面度をさらに向上させることができ、
半導体装置と、外部の部品、例えば、最終機器を構成す
るマザーボードなどの周辺部品との間の電気的接続の確
実性をさらに向上させることができる。
【0051】また、本実施の形態の半導体装置を、図2
に示すように構成してもよい。この半導体装置は、半導
体チップ1と基板2との電気的接続の方式が異なる以外
は、図1に示した半導体装置と同じである。図2の半導
体装置では、図1に示した構成における細線3に代え
て、金やはんだ等の導体からなるバンプ(突起)5が半
導体チップ1の回路形成面の電極上に形成され、半導体
チップ1の電極パッドと基板2の配線層との電気的接続
は、バンプ5を介するフリップチップボンド方式によっ
て実現されている。また、図2の半導体装置では、封止
樹脂4で全体を覆うのではなく、封止樹脂4でバンプ5
だけを覆うようにしている。
【0052】図2の半導体装置においても、特に反りが
生じやすい半導体装置の中心線X上および中心線Y上に
半導体チップ1が位置するため、反りが起こりにくい。
それゆえ、外部との接続のための電極部であるBGA6
の平面度が向上する。この結果、半導体装置と、外部の
部品、例えば、最終機器を構成するマザーボードなどの
周辺部品との間の電気的接続の確実性が向上する。
【0053】なお、図2の半導体装置を図1の半導体装
置と比較した場合、図1の構成の方が細線3を保護する
ために封止樹脂4で全体を覆っている分、反りが生じに
くい。しかしながら、図2の構成においても、全体を覆
うように封止樹脂4を形成すれば、図1の構成と同程度
にまで反りが生じにくくなる。
【0054】また、本実施の形態の半導体装置を、図3
に示すように構成してもよい。この半導体装置は、図1
に示した半導体装置における半導体チップ1の配置のみ
を変更したものである。図3に示した半導体装置では、
半導体チップ1は、基板2の対辺の中点を結ぶ2つの中
心線XおよびYのそれぞれに少なくとも1つの半導体チ
ップ1が跨がるように配置されている。図3の平面上で
説明すれば、2つの長方形の半導体チップ1が、その長
辺が中心線Xに平行となり、かつ、その中心を中心線Y
が通るように基板2の上端部および下端部に配置され、
基板2の上端部および下端部に配置された半導体チップ
1の間に、他の2つの長方形の半導体チップ1が、その
長辺が中心線Yに平行となり、かつ、その中心を中心線
Xが通るように左右に並べて基板2上に配置されてい
る。
【0055】図3の配置においても、特に反りが生じや
すい半導体装置の中心線X上および中心線Y上に半導体
チップ1が位置するため、反りが起こりにくい。それゆ
え、外部との接続のための電極部であるBGA6の平面
度が向上する。この結果、半導体装置と、外部の部品、
例えば、最終機器を構成するマザーボードなどの周辺部
品との間の電気的接続の確実性が向上する。
【0056】図3の半導体装置では、隣り合う半導体チ
ップ1と半導体チップ1との間の間隙を貫く基板2に平
行な全ての直線、すなわち、直線E、直線F、および中
心線Yを描くと、中央の2つの半導体チップ1の間を通
る中心線Y上には2つの半導体チップ1が存在するが、
上端の半導体チップ1と中央の2つの半導体チップ1と
の間を通る直線E上、および下端の半導体チップ1と中
央の2つの半導体チップ1との間を通る直線F上には半
導体チップ1が存在しない。そのため、図3の半導体装
置と図1の半導体装置とを比較すると、図3の構成
は、直線Eおよび直線Fに沿った部分が曲がりやすく、
中心線Y方向の反りが生じやすいので、図1の構成の方
がより好ましい。
【0057】また、本実施の形態の半導体装置を、図4
に示すように構成してもよい。この半導体装置は、半導
体チップ1と基板2との電気的接続の方式が異なる以外
、図3に示した半導体装置と同じである。図4に示し
半導体装置では、図3に示した構成における細線3に
代えて、金やはんだ等の導体からなるバンプ(突起)5
が半導体チップ1の回路形成面の電極上に形成され、半
導体チップ1の電極パッドと基板2の配線層との電気的
接続は、バンプ5を介するフリップチップボンド方式に
よって実現されている。また、図4の半導体装置では、
封止樹脂4で全体を覆うのではなく、封止樹脂4でバン
プ5だけを覆うようにしている。
【0058】図4の半導体装置においても、特に反りが
生じやすい半導体装置の中心線X上および中心線Y上に
半導体チップ1が位置するため、反りが起こりにくい。
それゆえ、外部との接続のための電極部であるBGA6
の平面度が向上する。この結果、半導体装置と、外部の
部品、例えば、最終機器を構成するマザーボードなどの
周辺部品との間の電気的接続の確実性が向上する。
【0059】なお、図4の半導体装置を図3の半導体装
置と比較した場合、図3の構成の方が細線3を保護する
ために封止樹脂4で全体を覆っている分、反りが生じに
くい。しかしながら、図4の構成においても、全体を覆
うように封止樹脂4を形成すれば、図3の構成と同程度
にまで反りが生じにくくなる。
【0060】また、本実施の形態の半導体装置を、図5
に示すように構成してもよい。この半導体装置は、図5
に示すように、図4の構成における各半導体チップ1の
形状を正方形に変更した以外は、図4の半導体装置と同
じである。
【0061】図5の半導体装置においても、特に反りが
生じやすい半導体装置の中心線X上および中心線Y上に
半導体チップ1が位置するため、反りが起こりにくい。
それゆえ、外部との接続のための電極部であるBGA6
の平面度が向上する。この結果、半導体装置と、外部の
部品、例えば、最終機器を構成するマザーボードなどの
周辺部品との間の電気的接続の確実性が向上する。
【0062】図5の半導体装置では、中心線XおよびY
上に半導体チップ1を配置したために半導体チップ1が
最密充填になっておらず、基板2上に半導体チップ1の
ない空き領域が存在する。そのため、半導体チップ1を
整列させて詰めて配置した場合と比較すると、半導体装
置のサイズが大きくなっている。
【0063】しかしながら、従来はマザーボードに搭載
されていたコンデンサ、コイル、抵抗器などの表面実装
型の受動部品7をこの空き領域に配置したことにより、
マザーボードの面積を低減することができる。このた
め、半導体装置をマザーボードに接続して最終製品とし
たときの最終製品における合計の面積の増加は最小限に
抑えられる。なお、図1〜図4の半導体装置において
も、空き領域に対して受動部品7を配置することが可能
であり、その場合にも同様の効果が得られる。
【0064】以上のように、本発明に係る半導体装置で
は、種々な形状の半導体チップ1について、基板2の対
辺の中心線X上および中心線Y上に半導体チップ1を配
置することにより、反りを低減することができることが
分かる。また、隣り合う2つの半導体チップ1の間の間
隙を貫くように描いた全ての直線(A〜D)上に半導体
チップ1を配置することにより、反りをより一層低減す
ることができることが分かる。
【0065】なお、図1〜図5に示した構成では、各半
導体チップ1が厚み方向に重複していなかったが、より
高密度実装とするために、厚み方向に積み重ねられた積
層型半導体チップを搭載してもよい。これにより、半導
体装置の面積を低減することができる。この場合、基板
2の配線層に対する各半導体チップ1の電気的接続方式
は、下の半導体チップの電気的接続方式をフリップチッ
プボンド方式とし上の半導体チップの電気的接続方式を
ワイヤボンド方式としてもよく、また、両方の半導体チ
ップの電気的接続方式をワイヤボンド方式としてもよ
い。
【0066】また、半導体装置の薄型化が要求されない
場合には、基板2として、反り難いセラミックや有機樹
脂からなる厚い板材を用いることも可能であり、その場
合においても、本発明の半導体チップ1の配置により反
りをさらに低減できる。
【0067】
【発明の効果】本発明のマルチチップ型半導体装置は、
以上のように、導体層を備える四辺形の基板に対し、3
個以上の半導体チップが基板の一方の面上に平面的に並
べて配置されるとともに導体層と電気的に接続され、導
体層を外部と電気的に接続するための複数の電極からな
るボールグリッドアレイが基板の他の面上に形成された
マルチチップ型半導体装置であって、上記半導体チップ
群は、基板の対辺の中点を結ぶ2つの中心線のそれぞれ
に少なくとも1つの半導体チップが跨がるように配置さ
れており、上記半導体チップの配置が、隣り合う2つの
半導体チップの間を通って基板と平行な直線を全て描く
と、これら直線が少なくとも1つの他の半導体チップを
通るようになっているとともに、上記半導体チップどう
しが互いに離れた状態となっている構成である。
【0068】それゆえ、上記構成は、反りにくく、ボー
ルグリッドアレイと外部との電気的接続の確実性が高い
マルチチップ型半導体装置を提供することができるとい
う効果を奏する。
【0069】また、本発明のマルチチップ型半導体装置
は、上記基板が、ポリイミド、ポリエステル、およびガ
ラスエポキシからなる群より選ばれる少なくとも1種の
樹脂材料からなる絶縁性基板に対し、導体層を設けた構
であることが好ましい
【0070】これによれば、基板の厚みを0.2mm以
下にしても、基板が破損しにくく、取り扱いが容易なマ
ルチチップ型半導体装置を提供することができるという
効果を奏する。
【0071】また、本発明のマルチチップ型半導体装置
は、上記基板の厚みが、0.1〜0.2mmの範囲内で
あることが好ましい。これによれば、基板が破損しにく
く取り扱いが容易な薄型のマルチチップ型半導体装置を
提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態におけるマルチチップ型
半導体装置を示す図であり、(a)は上面図、(b)は
側面図である。
【図2】本発明の他の実施の形態におけるマルチチップ
型半導体装置を示す図であり、(a)は上面図、(b)
は側面図である。
【図3】本発明のさらに他の実施の形態におけるマルチ
チップ型半導体装置を示す図であり、(a)は上面図、
(b)は側面図である。
【図4】本発明のさらに他の実施の形態におけるマルチ
チップ型半導体装置を示す図であり、(a)は上面図、
(b)は側面図である。
【図5】本発明のさらに他の実施の形態におけるマルチ
チップ型半導体装置を示す上面図である。
【図6】従来のマルチチップ型半導体装置の一例を示す
図であり、(a)はマルチチップ型半導体装置の上面
図、(b)はマルチチップ型半導体装置の側面図、
(c)は反った状態でのマルチチップ型半導体装置の側
面図、(d)は反った状態でのマルチチップ型半導体装
置の正面図である。
【図7】従来のマルチチップ型半導体装置の他の一例を
示す図であり、(a)はマルチチップ型半導体装置の上
面図、(b)はマルチチップ型半導体装置の側面図、
(c)は反った状態でのマルチチップ型半導体装置の側
面図、(d)は反った状態でのマルチチップ型半導体装
置の正面図である。
【図8】従来のマルチチップ型半導体装置のさらに他の
一例を示す図であり、(a)はマルチチップ型半導体装
置の上面図、(b)はマルチチップ型半導体装置の側面
図、(c)は反った状態でのマルチチップ型半導体装置
の側面図、(d)はマルチチップ型半導体装置の正面図
である。
【図9】従来のマルチチップ型半導体装置のさらに他の
一例を示す図であり、(a)はマルチチップ型半導体装
置の上面図、(b)はマルチチップ型半導体装置の側面
図、(c)は反った状態でのマルチチップ型半導体装置
の側面図、(d)はマルチチップ型半導体装置の正面図
である。
【符号の説明】
1 半導体チップ 2 基板 3 細線 4 封止樹脂 5 バンプ 6 BGA(ボールグリッドアレイ) 7 受動部品 X 中心線 Y 中心線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 25/04 H01L 25/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導体層を備える四辺形の基板に対し、3個
    以上の半導体チップが基板の一方の面上に平面的に並べ
    て配置されるとともに導体層と電気的に接続され、導体
    層を外部と電気的に接続するための複数の電極からなる
    ボールグリッドアレイが基板の他の面上に形成されたマ
    ルチチップ型半導体装置であって、 上記半導体チップ群は、基板の対辺の中点を結ぶ2つの
    中心線のそれぞれに少なくとも1つの半導体チップが跨
    がるように配置されており、 上記半導体チップの配置が、隣り合う2つの半導体チッ
    プの間を通って基板と平行な直線を全て描くと、これら
    直線が少なくとも1つの他の半導体チップを通るように
    なっているとともに、 上記半導体チップどうしが互いに離れた状態となってい
    ことを特徴とするマルチチップ型半導体装置。
  2. 【請求項2】上記基板が、ポリイミド、ポリエステル、
    およびガラスエポキシからなる群より選ばれる少なくと
    も1種の樹脂材料からなる絶縁性基板に対し、導体層を
    設けたものであることを特徴とする請求項1に記載のマ
    ルチチップ型半導体装置。
  3. 【請求項3】上記基板の厚みが、0.1〜0.2mmの
    範囲内であることを特徴とする請求項1または2に記載
    のマルチチップ型半導体装置。
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