JP3489940B2 - 斜め組付け検出装置 - Google Patents

斜め組付け検出装置

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JP3489940B2 JP16730396A JP16730396A JP3489940B2 JP 3489940 B2 JP3489940 B2 JP 3489940B2 JP 16730396 A JP16730396 A JP 16730396A JP 16730396 A JP16730396 A JP 16730396A JP 3489940 B2 JP3489940 B2 JP 3489940B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、斜め組付け検出装
置に関し、詳しくは、母体となる機器に圧入または螺締
によって組付けられるボルトやピン、プラグねじ等の斜
め組付けを検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動変速機やエンジンの油圧系
等にはボルトやプラグねじが封鎖のために使用される。
このようなボルトやプラグねじ等は所要の機能を遂行す
るのに所定の締付トルクで締付けられているか、および
正しい姿勢で締付けられているか等がチェックされねば
ならない。
【0003】以上の観点から、プラグねじ等の斜め組付
けを検出するのに、例えば、図6の(A)に示すように
構成して、目視により締付け不十分や斜め組付けを防止
するようにした試案がある。図6の(A)において、1
はプラグねじ、2はプラグねじが締着される母体の機器
であり、100がその斜め組付け検出装置(以下では試
案装置と呼ぶ)である。試案装置100は筒状体101
と筒状体101内に沿って摺動自在に保たれる検出体1
02とで構成されていて、検出体102の端部にはプラ
グねじ1の頭部1Aに当接する当接部103がその摺動
方向の位置を調整自在に取付けられている。104は検
出体102に固定され筒状体101の縦溝101Aに沿
って摺動自在なばね掛着部材、105は筒状体101に
固定され、ばね掛着部材104との間にばね106を保
持するばね取付け部材である。
【0004】図6の(B)に母体の機器2のプラグ取付
け面2Aに螺着されたプラグねじ1の正常な状態(I)
と斜めにねじ込まれた状態(II)とを左右に比較して示
す。この図から明らかなように、プラグねじ1が正常に
螺着された(I)の状態の時にその頭部1Aのプラグ取
付け面2A上の最高露出高さがHであるのに対して、プ
ラグねじ1が傾き角θ°で斜めにねじ込まれた(II)の
状態では最高露出高さがH′(H′>H)となり、その
差Δhだけ高くなる。そこで、上記試案装置100の場
合、当接部103の長さを調節し、図6の(A)に示す
ように筒状体101の検出側端部をプラグ取付け面2A
に当接させたときに正常にプラグねじ1が螺着された状
態であれば、検出体102の端部102Aが筒状体10
1の解放端101Bと一致するようにしておく。かくし
て解放端101Bから露出する検出体102の露出量1
02Bを視認することで、プラグねじ1の斜め組付け状
態を検知することがでできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記試
案装置100のように、母体機器2のプラグ取付け面2
Aに筒状体101の一端を当接させた状態で検出体10
2が筒状体解放端101Bから露出する露出量102B
に基づいてプラグねじ1の斜め組付けを検出するので
は、プラグねじ1によってねじ込み量に個体差があり、
特に本例のように露出量102Bのみによって斜め組付
けの有無を判断するのでは誤判断の惧れがあり、また、
判別のしきい値の設定が難しい。さらにまたかかる試案
装置100をプラグ取付け面2Aに正確にセットするこ
とが難しく、作業者によるセット操作のいかんによって
は誤判断の惧れがあり、判断結果に対する信頼性が低
い。
【0006】また、母体の方がアルミニウム等比較的柔
らかい材料であったり、特にプラグねじのように油どめ
のためにシール材が塗布されていたりすると進入代に対
する締付けトルクの立上がりが滑らかとなるために締結
終了時点の判断ができ難く、また傾いたままで締め込ま
れてしまう。
【0007】本発明の目的は、上述したような従来の問
題に着目し、その解決を図るべく、プラグねじのように
母体組付け面に対し鉛直方向に植設される部材の斜め組
付けを簡単な構成で正確に検出することができ、しかも
量産工程に組込んで連続的にその斜め組付け検出が可能
な斜め組付け検出装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の第1の形態は、機器の組付け面に鉛直に
植設される組付け部材の斜め組付け検出装置であって、
検出状態で前記組付け面を基準面とするように位置決め
される基準部材と、前記検出状態で前記組付け部材にそ
の植設方向に倣って一方の端部が当接する柱状の検出ピ
ンと、該検出ピンの前記一方の端部近傍を傾倒自在に支
持すると共に前記検出状態で前記検出ピンの一方の端部
を前記組付け部材の頭部に向けて偏倚させるように前記
基準面に対し鉛直方向に移動自在な検出ピン支持部材
と、前記基準部材に支持され、前記検出状態で前記検出
ピンの他方の端部を検出することにより該検出ピンの前
記基準面に対する傾きを検出可能な傾き検出センサとを
具備することを特徴とするものである。
【0009】また、本発明の第2の形態は、機器の組付
け面に鉛直に植設される組付け部材の斜め組付け検出装
置であって、複数の基準ピンを具え、検出状態で該複数
の基準ピンを前記機器の所定位置に当接させることによ
り前記組付け面に倣う基準面を設定可能な基準部材と、
前記検出装置を検出位置に導く手段に固定され、弾性部
材を介して前記基準部材を弾性支持する固定部材と、前
記検出状態で前記組付け部材にその植設方向に倣って一
方の端部が当接する柱状の検出ピンと、該検出ピンの前
記一方の端部近傍を傾倒自在に支持すると共に前記検出
状態で前記検出ピンの一方の端部を前記組付け部材の頭
部に向けて偏倚させるように前記基準面に対し鉛直方向
に移動自在な検出ピン支持部材と、前記基準部材に支持
され、前記検出状態で前記検出ピンの他方の端部を検出
することにより該検出ピンの前記基準面に対する傾きを
検出可能な傾き検出センサとを具備することを特徴とす
るものである。
【0010】本発明によれば、基準部材により組付け面
が基準面として位置決めされ、この状態で基準部材に検
出ピン支持部材を介してその一方の端部近傍が傾倒自在
に支持される検出ピンの他方の端部位置が傾き検出セン
サによって検出されるもので、組付け面に対する組付け
部材の傾きが、基準面に対する検出ピンの傾きに変換さ
れると共にその傾きが検出ピンの他方の端部位置の変位
として拡大されるので、組付け部材の組付け面に対する
微細な傾きを容易かつ正確に検出することができる。ま
た、組立て作業の一工程に本発明装置を組込むことによ
り連続的に検出動作を行わせることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0012】本実施例は、自動変速機において、そのプ
ラグ取付け面に対し鉛直方向に螺締される油止め用プラ
グねじの斜め組付け検出装置としての適用例である。
【0013】図1および図2において、1は被検出の対
象となるプラグねじであり、2Aはプラグねじ1が螺締
される母体自動変速機ケース2のプラグ取付け面であ
る。なお、プラグねじ1は本例の場合テーパねじであ
り、プラグ取付け面2Aにはあらかじめねじ孔2Bが鉛
直方向に穿設されていて、詳述はしないが、このねじ孔
2Bにプラグねじ1が不図示のプラグ組付け装置によっ
て螺締される。従って、本実施例にかかる斜め組付け検
出装置10はこの螺締の後、プラグねじ1の頭部1Aの
軸線方向上に導かれて後述する手順に従い螺締を終えた
プラグねじ1の斜め組付けを検出する。
【0014】図1および図2(A),(B)において、
11は斜め組付け検出装置10全体をその支持手段に固
定支持させるための部材(以下では固定部材という)で
ある。支持手段(不図示)は固定部材11を介して斜め
組付け装置10全体を支持する。そして、支持手段は固
定部材11を図2(A),(B)で上下方向ならびに紙
面と直交する方向に移動自在に保つと共に、斜め組付け
装置10は図2に示すような検出位置とプラグねじ1に
かかわりの無い待避位置とにセット可能に制御される。
【0015】12は固定部材11に複数の弾性部材13
を介して弾性支持される基準プレート(基準部材)であ
る。基準プレート12には複数(本例の場合は3本)の
基準ピン12A,12B,12Cがその基準プレート下
面から母体2の所定の基準設定面までの長さが調節可能
なようにして取付けられている。かくして、これら複数
のピン12A〜12Cを母体2の設定面に当接させた状
態で基準プレート12をプラグ取付け面2Aに対し正確
に平行に保たせることができる。なお、上述の弾性部材
13は基準プレート12をプラグ取付け面2Aに対し、
正確に平行する位置に保たせるように機能させるための
ものである。
【0016】14は斜め検出センサ、15は斜め検出セ
ンサ14を固定支持した状態で基準プレート12に一体
的に取付けられるセンサ支持部材、16は後述するよう
にして斜め検出センサ14によりプラグねじ1の斜め組
付けを検出させるための検出ピンである。
【0017】検出ピン16は図2の(A)に示すように
プラグねじ頭部1Aの端面に密接する接面部16Aと、
接面部16の傾きを許容する球面軸受部16Bと、柱状
部16Cと、柱状部16Cの先端に設けられ、斜め検出
センサ14に対峙する検出部16Dとを有している。
【0018】17は検出ピン16をその球面軸受部16
Bを介して揺動可能に支持するフローティング支持部材
であり、リニアベアリング30でもって基準プレート1
2に対し相対移動可能に支持され、コイルばね18によ
りプラグねじ1との当接方向に付勢されている。また、
19は柱状に形成され、複数(本例の場合は3本)のピ
ン支持ばね20の一端がそれぞれ掛止される支持ばね掛
止部材、21は複数のピン支持ばね20の他端が掛止さ
れると共に検出ピン16の柱状部16Cを摺動自在に支
持する支持リング、22は複数の支持ばね掛止部材19
が取付けられ、基準プレート12上に固定される枠体で
ある。
【0019】このような構成の斜め組付け検出装置10
によるプラグねじ1のプラグ取付け面2Aへの斜め組付
け検出動作を図3および図4を参照しつつ説明する。
【0020】不図示の支持手段に支持された固定部材1
1に弾性支持された基準プレート12が図3に示すよう
に移動され、その3本の基準ピン12A,12B,12
Cが母体2の基準設定面2SA,2SB,2SCにそれ
ぞれ当接される。なお、図3では、基準ピン12A〜1
2Cを備えた基準プレート12の移動動作が説明を分か
り易くするために簡略化して示されている。かくして、
基準ピン12A〜12Cがそれぞれ基準設定面2SA〜
2SCに当接した状態で、固定部材11とプラグ取付け
面2Aとの平行度が維持されない場合であっても、弾性
部材13の変形により、基準プレート12が母体2のプ
ラグ取付け面2Aに対して平行に保たれる。そして、基
準プレート12にフローティング支持部材17を介して
揺動可能かつ弾性的に支持される検出ピン16の接面部
16Aがコイルばね18のばね力によりプラグねじ頭部
1Aの頂面に密接した状態に保たれる。
【0021】図4の(A)および(B)は、このような
プラグねじ1の斜め取付け検出状態を示すもので、
(A)はプラグ取付け面2Aに対し、プラグねじ1が正
常(鉛直)に螺締された状態を、また(B)はプラグね
じ1が斜めに螺締された状態をそれぞれ示す。
【0022】ここで、斜め検出センサ14の機能につい
て述べる。斜め検出センサ14の好適例としては、例え
ば金属感応型のものが好ましい。すなわち、検出ピン1
6の検出部16Dは検出センサ14との間に例えば磁気
回路の形成が可能な金属で構成されている。そこで、検
出部16Dの中心が斜め検出センサ14の中心から許容
範囲以上ずれた時にその物理量が電気信号に変えられて
斜め検出センサ14の“オン”状態が“オフ”となる。
【0023】かくして、図4の(B)に示すように検出
ピン16の接面16Aが斜めに組付けられたプラグねじ
頭部1Aの頂面に密接した状態では、その傾きが検出ピ
ンの検出部16Dではレバー比に対応した拡大された量
として検知される。この結果、少量の傾きであっても斜
め検出センサ14はそれを検出し、確実に斜め組付けを
検出することができる。ちなみに、図4の(A)に示す
如く、検出ピン16の接面部16A端部から球面軸受部
16B中心までの寸法をa、球面軸受部16B中心から
検出部16D先端までの寸法をbとして、レバー比b/
aを約7.5とした場合、プラグねじ1の頭部1Aがそ
の傾きによってずれる量はその傾き方向のいかんにかか
わらず図4の(C)に示すように検出ピン16の検出部
16Dと斜め検出センサ14の先端との双方の中心間で
約7.5倍に拡大された状態で検知される。
【0024】なお、図4の(C)において、破線を施し
て示した部分Sは斜め検出センサ14によって検出され
る領域を示すもので、検出ピン16の検出部16Dがこ
の領域Sから外れたときに斜め検出センサ14からの出
力信号が“オフ”となる。従って、斜め検出センサ14
の先端からプラグねじ頭部1A頂面までの距離はプラグ
ねじ1の螺締状態におけるプラグ取付け面2A上の高さ
のばらつきを配慮した上、上記の検出領域S内で検出が
行われるように設定される。そのために、斜め検出セン
サ14は図4で上下方向にその位置が調整可能であり、
15Aはセンサ支持部材15のセンサ取付け部に設けら
れた位置調整用のセットねじである。
【0025】以上に説明してきた実施例では自動変速機
に組み付けられるテーパ付プラグねじへの適用例につい
てであったが、本発明の適用はこれに限らず、例えば、
母体に圧入される形態の小径ピン等に対しても適用可能
である。図5はかかる小径ピンの斜め組付けを検出する
実施例を示す。ここで、31は母体32の取付け面32
Aに鉛直に圧入された小径ピンである。なお、小径ピン
31の場合は径が細く、かつ頭部を有していない場合が
多い。そこで、検出ピン16の接面部16Aをこの図に
示すように平頭のキャップ状に形成し、キャップ状接面
部16Aを小径ピン31の端部に嵌合させた状態で先に
述べた実施例と同様にして小径ピン31の斜め検出を検
知することができる。なお、図5では構造の詳細を省略
し、説明を分かり易くするために構造の一部を模式化し
て示した。
【0026】また、以上に述べた外、母体への各部材取
付け孔の傾きや深さなどの検知にも本発明の適用が可能
であり、深さ検知の場合は例えば深さの誤差を検出ピン
の傾きに変換するようにすることによって拡大検知され
るように構成すれば良い。
【0027】なお、上述した実施の形態では、基準プレ
ート12を固定部材11に対し弾性部材13を介して弾
性支持するようにしたが、基準プレート12とプラグ取
付け面2Aとの平行度が装置の据付け等により確保され
る場合には、固定部材11と基準プレート12とを固体
的に基準部材として一体に構成してもよい。この場合に
は当然に基準ピン(12A〜12C)は不要となる。
【0028】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、検出状態で組付け面を基準面とするように位置決め
される基準部材と、前記検出状態で前記組付け部材にそ
の植設方向に倣って一方の端部が当接する柱状の検出ピ
ンと、該検出ピンの前記一方の端部近傍を傾倒自在的に
支持すると共に前記検出状態で前記検出ピンの一方の端
部を前記組付け部材の頭部に向けて偏倚させるように前
記基準面に対し鉛直方向に移動自在な検出ピン支持部材
と、前記基準部材に支持され、前記検出状態で前記検出
ピンの他方の端部を検出することにより該検出ピンの前
記基準面に対する傾きを検出可能な傾き検出センサとを
具備するので、母体への組付け部材の組付け精度を高め
ることに貢献できる。
【0029】また、複数の基準ピンを基準部材に設ける
ことで母体の組付け面近傍に凹凸があっても複数の基準
ピンを介して基準部材を上記組付け面に倣って設定する
ことができ、組付け部材の傾き量を組付け部材と同方向
に保たれる検出ピンを介して拡大することが可能なた
め、上述の組付け精度の検出に対し信頼性を高めること
ができる。
【0030】しかも本発明による斜め組付け検出装置を
その固定部材を介して支持手段により支持させ、支持手
段の操作により装置を検出位置と待避位置とに移動させ
るようにすることが可能であり、母体への連続組立作業
の一工程における組付け部材の組付け作業に応じてその
あと組付け部材の斜め検出工程を組込むことができて、
作業性を著しく向上させることができる。
【0031】また、エンジンや自動変速機の油圧系に使
用されるテーパプラグねじの母体への組付けに適用する
ことで、油漏れの抑制に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による斜め組付け検出装置の構成例を組
付け部材側から見て示す下面図である。
【図2】図1に示す斜め組付け検出装置の構成をそのA
−A線断面図(A)およびそのC方向からの矢視図
(B)によって示す説明図である。
【図3】本発明による斜め組付け検出時の動作を説明す
る斜視図である。
【図4】本発明にかかる検出ピンおよび斜め検出センサ
の検出状態における相対姿勢を(A),(B)および
(B)の部分拡大図(C)によって示す説明図である。
【図5】本発明の他の実施例による構成を部分的に示す
説明図である。
【図6】従来例としての試案の構成およびそのプラグね
じの良否の状態を(A)および(B)の(I),(II)
によって示す説明図である。
【符号の説明】
1 プラグねじ 1A 頭部 2,32 母体(エンジン) 2A,32A (プラグ)取付け面 2B ねじ孔 2SA,2SB,2SC 基準設定面 10 斜め取付け検出装置 11 固定部材 12 プレート(基準部材) 12A,12B,12C 基準ピン 13 弾性部材 14 斜め検出センサ 15 センサ支持部材 16 検出ピン 16A 接面部 16B 球面軸受部 16C 柱状部 16D 検出部 17 フローティング支持部材 18 コイルばね 19 ばね掛止部材 20 ばね 21 中間支持リング 22 枠体 31 小径ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 21/22 G01B 5/24 B23P 19/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器の組付け面に鉛直に植設される組付
    け部材の斜め組付け検出装置であって、 検出状態で前記組付け面を基準面とするように位置決め
    される基準部材と、 前記検出状態で前記組付け部材にその植設方向に倣って
    一方の端部が当接する柱状の検出ピンと、 該検出ピンの前記一方の端部近傍を傾倒自在に支持する
    と共に前記検出状態で前記検出ピンの一方の端部を前記
    組付け部材の頭部に向けて偏倚させるように前記基準面
    に対し鉛直方向に移動自在な検出ピン支持部材と、 前記基準部材に支持され、前記検出状態で前記検出ピン
    の他方の端部を検出することにより該検出ピンの前記基
    準面に対する傾きを検出可能な傾き検出センサとを具備
    することを特徴とする斜め組付け検出装置。
  2. 【請求項2】 機器の組付け面に鉛直に植設される組付
    け部材の斜め組付け検出装置であって、 複数の基準ピンを具え、検出状態で該複数の基準ピンを
    前記機器の所定位置に当接させることにより前記組付け
    面に倣う基準面を設定可能な基準部材と、 前記検出装置を検出位置に導く手段に固定され、弾性部
    材を介して前記基準部材を弾性支持する固定部材と、 前記検出状態で前記組付け部材にその植設方向に倣って
    一方の端部が当接する柱状の検出ピンと、 該検出ピンの前記一方の端部近傍を傾倒自在に支持する
    と共に前記検出状態で前記検出ピンの一方の端部を前記
    組付け部材の頭部に向けて偏倚させるように前記基準面
    に対し鉛直方向に移動自在な検出ピン支持部材と、 前記基準部材に支持され、前記検出状態で前記検出ピン
    の他方の端部を検出することにより該検出ピンの前記基
    準面に対する傾きを検出可能な傾き検出センサとを具備
    することを特徴とする斜め組付け検出装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の基準ピンは前記機器のあらか
    じめ設定された複数の当接面に当接すべく前記基準部材
    から突設されることを特徴とする請求項2に記載の斜め
    組付け検出装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の基準ピンは個々に突設長さが
    調整可能であることを特徴とする請求項3に記載の斜め
    組付け検出装置
  5. 【請求項5】 前記検出装置を検出位置に導く手段は、
    前記固定部材を少なくとも前記検出位置と検出にかかわ
    らない待避位置とに移動自在であることを特徴とする請
    求項2に記載の斜め組付け検出装置。
  6. 【請求項6】 前記検出ピンの一方の端部近傍は前記検
    出ピン支持部材に球面軸受部を介して傾倒自在に支承さ
    れると共に前記検出ピン支持部材は前記基準面の鉛直方
    向にばねを介して移動自在に保たれることを特徴とする
    請求項1ないし5のいずれかの項に記載の斜め組付け検
    出装置。
  7. 【請求項7】 前記傾き検出センサは前記組付け部材に
    一方の端部が当接する検出ピンの他方の端部の位置変位
    を検出する手段であることを特徴とする請求項1ないし
    6のいずれかの項に記載の斜め組付け検出装置。
  8. 【請求項8】 前記傾き検出センサは金属検知センサで
    あり、前記検出ピンの他方の端部は金属であって、該検
    出ピンの他方の端部の変位がしきい値を越えたときに前
    記傾き検出センサからの出力信号により前記組付け部材
    の傾きが検知されることを特徴とする請求項7に記載の
    斜め組付け検出装置。
  9. 【請求項9】 前記組付け部材は前記機器の油どめ用プ
    ラグねじであることを特徴とする請求項1ないし8のい
    ずれかの項に記載の斜め組付け検出装置。
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