JP3489788B2 - 原稿画像処理装置 - Google Patents

原稿画像処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿画像処理装置に関
し、例えばデジタル複写機に利用される。
【0002】
【従来の技術】例えば、株式会社リコーで販売されてい
るデジタル複写機MF530にオプションとして付加さ
れるAIコピー機能によれば、表中に手書きで数字が記
入された定形用紙の原稿画像をイメージスキャナで読取
り、読取った画像から数字を認識し、認識した数字列が
示す数値に基づいたグラフの画像を自動的に作成し該画
像をプリント出力することができる。
【0003】ところで、例えばワードプロセッサなどで
作成された文書は、フロッピーディスクなどにデータを
保存しておくことにより、出力や修正を何回でも繰り返
すことができる。しかしながら、フロッピーディスクな
どに保存されたデータは、簡単な操作で削除したり更新
したりできるので、必要なデータを誤って破壊する場合
がある。データが破壊されると、もはや、作成した文書
を印刷したり利用することはできない。
【0004】また、ワードプロセッサなどで作成された
文書は、フロッピーディスクなどにデータを保存してお
くことにより、出力や修正を何回でも繰り返すことがで
きるが、保存してあるデータをそのまま利用できるの
は、通常、同一のアプリケーションプログラムのみに限
られる。即ち、アプリケーションの種類毎にデータのフ
ォーマットが全く異なるので、異なるアプリケーション
で作成されたデータを利用するためには、特別なデータ
変換プログラムを利用して、予めデータ変換を実施しな
ければならない。しかしながら、この種のデータ変換は
非常に複雑であり、新しい種類のアプリケーションプロ
グラムや非常に古い機種については、それに対応した変
換プログラムが存在しない場合が多く、他機種のデータ
を利用できないことが多い。
【0005】また、データを記憶する媒体には、各種サ
イズのフロッピーディスク,光磁気ディスク,コンパク
トディスク等が存在するが、使用する記憶装置のドライ
ブとサイズや機種が一致しないディスク上のデータは利
用することができない。
【0006】また、従来の複写機では、原稿の画像をそ
のままコピーしたり、原稿画像から特定色画像,ノイズ
画像,あるいは文字画像を削除したコピー画像を出力す
ることができるが、画像の編集などを実施するために
は、例えば原稿画像上の必要な部分を所定のマーカーペ
ンを利用してマーキングしてからコピーするなど、かな
り煩わしい操作をせざるを得なかった。また、マーキン
グされた原稿は再び原稿として利用できない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、プリント出
力された文書の利用価値を高め、フロッピーディスク等
に保存された文書データが破壊されたような場合であっ
ても、プリント出力された文書を利用して、作成した文
書の再出力,データの再保存,編集等を可能にすること
を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、第1番の発明の原稿画像処理装置は、原稿の画像デ
ータを読取る画像読取手段(201);該画像読取手段
が読取った原稿の画像データを保持する第1の記憶手段
(204);該第1の記憶手段に保持された画像データ
を処理し、該画像データ中の文字,数字,図形及びそれ
以外のイメージ画像を認識する画像認識手段(404,
405,406);書式指定手段(401,410);
該画像認識手段が認識した画像データを少なくとも文
字,数字,図形及びそれ以外のイメージ画像に区分し
認識結果のデータ群(図3)、および、該画像認識手段
の認識結果を標準書式の画像分布で表す画像配置データ
(図7)、を含む標準文書データを生成する手段(40
4,417); 前記標準文書データを前記書式指定手段
により指定されたアプリケーション形 式の文書データに
変換する手段(408,418);および、 前記アプリケ
ーション形式の文書データを記憶する第2の記憶手段
(212,408,409);を備える。
【0009】また第2番の発明の原稿画像処理装置は、
更に、前記アプリケーション形式の文書データを標準文
書データに変換する手段(503,513);および、標
準文書データをプリント出力する手段(504〜50
9,206,516);を備える。
【0010】第3番の発明の原稿画像処理装置は、更
に、前記文字,数字,図形及びそれ以外のイメージ画像
の中のプリント出力する画像を指定する手段(502,
511);および、前記標準文書データの中の前記指定
があった画像のデータのみをプリント出力画像データに
展開する手段(504〜507);を備える。
【0011】なお上記括弧内に示した記号は、後述する
実施例中の対応する要素の符号を参考までに示したもの
であるが、本発明の各構成要素は実施例中の具体的な要
素のみに限定されるものではない。
【0012】
【作用】第1番の発明によれば、前もってプリント出力
された文書のハードコピーを原稿として画像読取手段
(201)で読取ると、読取った原稿の画像データが第
1の記憶手段(204)に保持される。更に、画像認識
手段(404,405,406)は、第1の記憶手段に
保持された画像データを処理し、該画像データ中の文
字,数字,図形及びそれ以外のイメージ画像を認識す
る。認識結果のデータ群(図3)、および、該画像認識
手段の認識結果を標準書式の画像分布で表す画像配置デ
ータ(図7)、を含む標準文書データが生成され、この
標準文書データが、書式指定手段により指定されたアプ
リケーション形式の文書データに変換されて、第2の記
憶手段(212)に記憶される。
【0013】従って、例えばプリント出力した文書の元
データを誤って消去したような場合でも、出力されたハ
ードコピーに基づいて文書データが第2の記憶手段上に
作成されるので、データの形で文書を再保存することが
でき、また第2の記憶手段に記憶されたデータに基づい
て、誤消去された文書を再現したり、文書の再編集をす
ることもできる。特に、第2の記憶手段上に作成される
文書データは、単なる画像データではなく、文字,数
字,図形及びそれ以外のイメージ画像に区分されている
ので、文字,数字,図形及びイメージ画像のいずれか又
は複数の位置を変更してレイアウトを修正したり、文
字,数字,図形及びイメージ画像のいずれか又は複数を
抽出又は消去することも簡単にできる。しかも、第2の
記憶手段上に作成される文書データは、書式指定手段に
より指定された形式で作成されているので、指定する書
式を変更することにより、様々な形式の文書データを生
成することができる。従って、作成された文書データを
互いにデータ形式の異なる様々なアプリケーションプロ
グラムで入力して利用することができる。
【0014】第2番の発明によれば、アプリケーション
形式の文書データを標準文書データに変換する手段、お
よび、標準文書データをプリント出力する手段があるの
で、標準文書データをプリント出力する手段で、アプリ
ケーション形式の文書データをプリント出力できる。
【0015】第3番の発明によれば、文字,数字,図形
及びイメージ画像のいずれか又は複数を選択して、選択
した画像のみをプリント出力できる。
【0016】
【実施例】本発明を実施する一形式のデジタル複写機の
機構部の構成を図1に示す。図1を参照すると、このデ
ジタル複写機は、プリンタ部206とその上に配置され
たスキャナ部201で構成されている。スキャナ部20
1の上部には、原稿を載置するコンタクトガラス301
が備わっている。原稿は、コンタクトガラス301の下
方に配置された光源302a及び302bによって照明
され、原稿からの反射光が、ミラー303,304,3
05,306及び307でそれぞれ反射され、レンズ3
08を介してCCDイメージセンサ309の受光面に入
射し像を形成する。光源302(302a,302b)
及びミラー303は、コンタクトガラス301の下方を
その面と平行に副走査方向に移動するキャリッジ310
に搭載され、ミラー304及び305は、キャリッジ3
10の移動に連動してその1/2の速度で副走査方向に
移動するキャリッジ311に搭載されている。キャリッ
ジ310及び311の移動に伴なって、原稿上の画像読
取位置が、副走査方向に移動するので、各副走査位置で
読取られた像が順次にCCDイメージセンサ309に結
像され、主走査方向1ラインの画像情報として、順次に
CCDイメージセンサ309で読取られる。コンタクト
ガラス301の上方には、原稿をその背面から押圧する
圧板339が配置されている。
【0017】プリンタ部206は、概略でいうと、レー
ザ書込み系,画像再生系,及び給紙系で構成されてい
る。レーザ書込み系には、レーザ出力ユニット321,
結像レンズ322及びミラー323が備わっている。レ
ーザ出力ユニット321の内部には、レーザ光源である
レーザダイオード及び電気モータによって高速で回転駆
動されるポリゴンミラーが設けられている。レーザ書込
み系から出力されるレーザ光が、画像再生系の感光体ド
ラム324に結像される。感光体ドラム324の周囲に
は、帯電チャージャ325,イレーサ326,現像ユニ
ット327,転写チャージャ328,分離チャージャ3
29,分離爪330,クリーニングユニット331等が
備わっている。また、感光体ドラム324の一端近傍で
レーザビームが照射される位置に、主走査同期信号を発
生するビームセンサ(図示せず)が設置されている。
【0018】プリンタ部206における画像再生プロセ
スを簡単に説明する。感光体ドラム324の周面は、帯
電チャージャ325によって一様に高電位に帯電され
る。この周面にレーザ光が照射されると、照射された部
分は電位が下がる。レーザ光は記録する画像の各画素の
黒/白に応じてON/OFF制御されるので、レーザ光
の照射によって、感光体ドラム324の周面には、記録
画像に対応する電位分布、即ち静電潜像が形成される。
感光体ドラム324の静電潜像が形成された部分が現像
ユニット327を通ると、その電位の高低に応じてトナ
ーが付着し、静電潜像に対応する可視トナー像が形成さ
れる。トナー像の形成に同期した所定のタイミングで、
カセットから記録シートが送り込まれ、感光体ドラム3
24上のトナー像に重なる。その後、転写チャージャ3
28の付勢により、トナー像は記録シートに転写され、
更に、分離チャージャ329及び分離爪330によっ
て、感光体ドラム324から分離される。分離された記
録シートは、搬送ベルト334により搬送され、ヒータ
を内蔵した定着ローラ335によって加熱定着された
後、排紙トレイ336に排紙される。
【0019】この実施例では、2系統の給紙系が備わっ
ている。一方の給紙系には、上段給紙カセット333a
及び手差し給紙台333cが備わっており、これらにセ
ットされた記録シート332aは、給紙ローラ337a
によって給紙される。もう一方の給紙系には、下段給紙
カセット333bが備わっており、該カセット内の記録
シート332bは、給紙ローラ337bによって給紙さ
れる。そしていずれかの給紙ローラから給紙された記録
シート332は、レジストローラ338に当接した状態
で一担停止し、記録プロセスの進行に同期したタイミン
グで感光体ドラム324に送り込まれる。
【0020】図1のデジタル複写機の電装部の構成を図
2に示す。図2を参照すると、前記スキャナ部201及
びプリンタ部206は、各々、システム制御ユニット1
04に接続されている。またその他に、LCDディスプ
レィとタッチキーを備える操作部211と、フロッピー
ディスク装置212が、システム制御ユニット104に
接続されている。
【0021】システム制御ユニット104の内部には、
A/D変換器202,スキャナインターフェース20
3,画像メモリ204,認識辞書メモリ205,プリン
タインターフェース207,マイクロコンピュータ(C
PU)208,読み出し専用メモリ(ROM)209及
び読み書きメモリ(RAM)210が備わっている。画
像メモリ204は、ビットマップメモリであり、1フレ
ーム分以上の画像を保持する記憶容量を有している。
【0022】マイクロコンピュータ208は、読み出し
専用メモリ209上に予め用意された制御プログラムに
従った動作を実行する。マイクロコンピュータ208の
実行する動作は大きく2つに分けられる。1つは原稿か
らそのデータを入力する動作であり、もう1つは入力さ
れ保存されたデータから画像をハードコピーとして出力
する動作である。前者の動作の概略を図4に示し、後者
の動作の概略を図5に示す。
【0023】まず、図4を参照してマイクロコンピュー
タ208の動作を説明する。ステップ401では、書式
データ(410)の入力を実行する。書式データは、文
書データの構成即ち形式を決定するものであり、標準の
書式とアプリケーションプログラム毎に決定された様々
な書式が存在する。これらの様々な書式データは予め読
み出し専用メモリ209上に保持されており、ステップ
401では、いずれのアプリケーションプログラムの書
式を使用するかを決定する。実際には、LCDディスプ
レィとタッチキーにより構成されている操作部211
に、図6のような情報を表示し、オペレータに書式の選
択を促す。図6の例では、「ワープロA」,「ワープロ
B」,「作図C」及び「レイアウトD」の4種類の書式
の中から1つを選択できるようになっている。選択され
た書式のデータは、RAM210に記憶される。
【0024】次のステップ402では、スキャナ部20
1を制御して、予めコンタクトガラス301上に載置さ
れた原稿の画像を読取り、読取った画像データをビット
マップ形式で画像メモリ204上にストアする。
【0025】ステップ403,404,405及び40
6では、それぞれ、画像メモリ204上に保持されたビ
ットマップ形式の画像データを処理し、様々な認識処理
を実行する。まずステップ403では、画像データが存
在する領域の大きさを認識して原稿のサイズを認識す
る。続くステップ404,405,及び406では、そ
れぞれイメージ画像の認識,文字及び数字の認識,及び
図形の認識を実行する。これらの認識処理には、従来よ
り公知の方法を用いているので処理の詳細な説明は省略
するが、概略でいうとこの実施例では次のような処理を
実施している。
【0026】まず、画像データを所定位置からX方向及
びY方向に順に走査して、濃度レベルが所定以上の有効
画素(例えば黒画素)を捜す。見つかった有効画素を基
点として画像の輪郭線を検出し、輪郭線毎に画像データ
の領域を区分する。区分された画像データの領域毎に、
その領域の画像の種類(イメージ,文字,数字,図形)
を認識する。この処理では、例えば各領域の大きさ,領
域の形状,輪郭線の形状,濃度レベル等に基づいて種類
を認識する。更に、図形の領域のデータについては、輪
郭線の形状の情報に基づいて、図形の種類(線分,円,
楕円,長円,三角形,四角形)を認識し、文字及び数字
の領域のデータについては、文字認識を実施する。これ
らの認識処理のために必要な情報は、認識辞書メモリ2
05に予め登録されている。
【0027】上記認識処理が終了すると、この例では図
3に示すように、イメージ画像,線分,円,楕円,長
円,三角形,四角形及び文字毎に区分されて、各々の領
域の認識の結果がメモリ(RAM)210上に生成され
る。
【0028】図4のステップ407では、予め定めた標
準書式に従って、認識結果から標準文書データを作成す
る。この標準文書データには、図7に示す原稿サイズ,
解像度,主走査方向画素数,副走査方向画素数,イメー
ジ画像領域数(Ni),各イメージ画像領域座標(1〜
Ni),線分データ数(Nl),各線分データ座標(1
〜Nl),円データ数(Nc),各円データ座標(1〜
Nc),楕円データ数(Ne),各楕円データ座標(1
〜Ne),長円データ数(No),各長円データ座標
(1〜No),三角形データ数(Nt),各三角形デー
タ座標(1〜Nt),四角形データ数(Nr),各四角
形データ座標(1〜Nr),文字サイズ,文字位置,及
び文字データと、図3に示すような認識結果のデータ群
で構成される。このように、標準文書データは様々な情
報を含んでおり、他の様々な書式への変換が可能になっ
ている。
【0029】図4のステップ408では、ステップ40
1で選択された書式データに従って、標準文書データ4
17のデータ形式を変換し、目的とするアプリケーショ
ンプログラムでそのまま利用できるアプリケーション別
文書データ418を生成する。このアプリケーション別
文書データ418は、次のステップ409で、フロッピ
ーディスク装置212に送出され、所定のフロッピーデ
ィスクに登録され保存される。フロッピーディスクに登
録された文書データ418は、所定のアプリケーション
プログラムで読み込んで修正や編集をすることが可能で
あり、編集後の文書データを再びプリント出力すること
もできる。
【0030】次に図5に示す処理を説明する。なお、フ
ロッピーディスク装置212には、予めアプリケーショ
ン別文書データ512(418)が保存されたフロッピ
ーディスクをセットしておく。ステップ501では、フ
ロッピーディスクに保存されたアプリケーション別文書
データ512(418)がどのような形式(書式)で登
録されているかを指定する。実際には、操作部211に
図8の上側に示すような情報を表示し、オペレータに書
式の選択を促す。図8の例では、「ワープロA」,「ワ
ープロB」,「作図C」及び「レイアウトD」の4種類
の書式の中から1つを選択できるようになっている。オ
ペレータが1つを選択すると、選択された書式のデータ
が、ROM209から読み出され、RAM210に記憶
される。
【0031】次のステップ502では、プリント出力す
る画像の構成を決定する。実際には、操作部211に図
8の下側に示すような情報を表示し、オペレータに出力
画像の構成の指定を促す。この実施例では、「文字の
み」,「図形のみ」及び「文字と図形」の3種類の中か
ら出力画像の構成を選択できる。
【0032】ステップ503では、ステップ501で指
定された書式データに従って、アプリケーション別文書
データ512の内容を読み込み、標準書式データを利用
して、読み込んだ文書データから、図3及び図7に示す
ような標準文書データを生成する。
【0033】ステップ504では、プリント出力する画
像に図形が含まれるか否かを識別する。即ち、ステップ
502で指定された画像の構成が「文字のみ」か、それ
とも「図形のみ」又は「文字と図形」かを判定し、「文
字のみ」ならステップ506に進み、「図形のみ」又は
「文字と図形」ならステップ505に進む。
【0034】ステップ505では、標準文書データの中
から全ての図形データを抽出し、各々の図形データに基
づいて、画像メモリ204上で図形をそれぞれ作画す
る。
【0035】ステップ506では、プリント出力する画
像に文字が含まれるか否かを識別する。即ち、ステップ
502で指定された画像の構成が「図形のみ」か、それ
とも「文字のみ」又は「文字と図形」かを判定し、「図
形のみ」ならステップ508に進み、「文字のみ」又は
「文字と図形」ならステップ507に進む。
【0036】ステップ507では、標準文書データの中
から全ての文字及び数字のデータを抽出し、各々の文字
及び数字のデータに基づいて、画像メモリ204上で文
字パターンをそれぞれ作画する。
【0037】ステップ508では、標準文書データに含
まれている原稿サイズの情報に基づいて、それとサイズ
が一致する用紙を、プリンタ部206で使用する記録用
紙として選択する。そして次のステップ509では、画
像メモリ204上に作画された文書の画像情報を、プリ
ンタ部206に出力し、ステップ508で選択された記
録用紙にコピーする。
【0038】
【発明の効果】以上のとおり、第1番の発明によれば、
例えばプリント出力した文書の元データを誤って消去し
たような場合でも、出力されたハードコピーに基づい
て、文書データが第2の記憶手段上に作成されるので、
データの形で文書を再保存することができ、また第2の
記憶手段に記憶されたデータに基づいて、誤消去された
文書を再現したり、文書の再編集をすることもできる。
特に、第2の記憶手段上に作成される文書データは、単
なる画像データではなく、文字,数字,図形及びそれ以
外のイメージ画像に区分されているので、文字,数字,
図形及びイメージ画像のいずれか又は複数の位置を変更
してレイアウトを修正したり、文字,数字,図形及びイ
メージ画像のいずれか又は複数を抽出又は消去すること
も簡単にできる。
【0039】更に第2番の発明では、標準文書データを
プリント出力する手段で、アプリケーション形式の文書
データをプリント出力できる。
【0040】第3番の発明によれば、文字,数字,図形
及びイメージ画像のいずれか又は複数を選択して、選択
した画像のみをプリント出力できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のデジタル複写機の機構部の構成を示
す正面図である。
【図2】 図1の複写機の電装部の構成を示すブロック
図である。
【図3】 画像データの認識結果を示すメモリマップで
ある。
【図4】 図2のCPUの動作の一部を示すフローチャ
ートである。
【図5】 図2のCPUの動作の一部を示すフローチャ
ートである。
【図6】 操作部211上の表示内容の例を示す平面図
である。
【図7】 標準文書データの一部分を示すメモリマップ
である。
【図8】 操作部211上の表示内容の例を示す平面図
である。
【符号の説明】
104:画像処理装置 201:スキャナ部 202:A/D変換器 203:スキャナインターフェース 204:画像メモリ 205:認識辞書メモリ 206:プリンタ部 207:プリンタインターフェース 208:マイクロコンピュータ 209:読み出し専用メモリ 210:読み書きメモリ 211:操作部 212:フロッピーディスク装置 301:コンタクトガラス 303,304,305,306,307:ミラー 308:レンズ 309:CCDイメージセンサ 321:レーザ出力ユニット 324:感光体ドラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−281570(JP,A) 特開 平4−309186(JP,A) 特開 平5−73685(JP,A) 特開 平5−28310(JP,A) 特開 昭61−234661(JP,A) 特開 平5−89142(JP,A) 特開 平5−135150(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/387

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の画像データを読取る画像読取手段; 該画像読取手段が読取った原稿の画像データを保持する
    第1の記憶手段; 該第1の記憶手段に保持された画像データを処理し、該
    画像データ中の文字,数字,図形及びそれ以外のイメー
    ジ画像を認識する画像認識手段;書式指定手段; 該画像認識手段が認識した画像データを少なくとも文
    字,数字,図形及びそれ以外のイメージ画像に区分し
    認識結果のデータ群、および、該画像認識手段の認識結
    果を標準書式の画像分布で表す画像配置データ、を含む
    標準文書データを生成する手段; 前記標準文書データを前記書式指定手段により指定され
    たアプリケーション形式の文書データに変換する手段;
    および、 前記アプリケーション形式の文書データを 記憶する第2
    の記憶手段; を備える原稿画像処理装置。
  2. 【請求項2】更に、前記アプリケーション形式の文書デ
    ータを標準文書データに変換する手段;および、標準文
    書データをプリント出力する手段;を備える請求項1に
    記載の原稿画像処理装置。
  3. 【請求項3】更に、前記文字,数字,図形及びそれ以外
    のイメージ画像の中のプリント出力する画像を指定する
    手段;および、前記標準文書データの中の前記指定があ
    った画像のデータのみをプリント出力画像データに展開
    する手段;を備える請求項2に記載の原稿画像処理装
    置。
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