JP2001134026A - 画像処理装置及び方法、並びにコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置及び方法、並びにコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体

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JP2001134026A
JP2001134026A JP31262499A JP31262499A JP2001134026A JP 2001134026 A JP2001134026 A JP 2001134026A JP 31262499 A JP31262499 A JP 31262499A JP 31262499 A JP31262499 A JP 31262499A JP 2001134026 A JP2001134026 A JP 2001134026A
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Hiroshi Tanioka
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字認識の精度を落とすことなく、所望の解
像度で再生画像信号を得る。 【解決手段】 原稿1001の画像を読み取る画像読読
部1002と、読み取った画像中の文字を第1の解像度
で認識し、認識された文字を、前記第1の解像度より低
い第2の解像度のフォントに置き換えて再生画像を生成
する画像認識部4000を有する。また、画像認識部4
000は、認識された文字を修飾処理されたフォントに
置き換えて再生画像を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原稿を光学的に走査
して得られるイメージ信号から文字を認識し、フォント
データに置き換えて再生画像とし、記録再生、或いは外
部システムに対して伝送を行う所謂ディジタル複写機或
いはFAX等の画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】文字認識技術は近年のCPU及び半導体
の高速化によって低速複写機の複写速度程度において
は、略リアルタイムでの処理が可能である。又近年複写
原稿が殆どワードプロセッサー等で作成される為、その
認識精度も高まり、実用レベルに到達した。
【0003】又原稿中の文字サイズの認識及び文字の認
識技術に関して、本出願人が例えば特開昭61−107
876等で既に開示した技術を用いて、原稿の文字イメ
ージ情報を認識したフォントイメージ情報に変換して像
再生すれば、原理的に繰り返される複写による画像劣化
はなくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
この種の装置は単なる複写機能に加えて画像情報を所定
の解像度に変換して外部のシステムに伝送する機能を有
しており、画像を読み取る解像度で一律に処理したので
は不具合が生じる。本発明は上記課題を解決することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理装置
は、原稿の画像を読み取る読取手段と、前記読取手段に
より読み取った画像中の文字を第1の解像度で認識する
認識手段と、前記認識手段により認識された文字を、前
記第1の解像度より低い第2の解像度のフォントに置き換
えて再生画像を生成する生成手段を有することを特徴と
する。
【0006】また、本発明の画像処理装置は、原稿の画
像を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取っ
た画像中の文字を認識する認識手段と、前記認識手段に
より認識された文字を修飾処理されたフォントに置き換
えて再生画像を生成する生成手段を有することを特徴と
する。
【0007】
【発明の実施の形態】(実施例1)図1に実施例のブロ
ック構成図を示し、以下、各構成要素をその動作と共に
説明する。
【0008】原稿1001像は画像読み取り部1002
のレンズ101よりCCD102に結像され、A/Dコ
ンバータ103でA/D変換される。A/D変換後の信
号は画像処理部103に入力される。画像処理部100
3では、シェーディング補正104を行って、モード切
り換え回路105へと進む。
【0009】ここでは、操作部116による操作者の設
定に従って、認識複写モードであるか通常複写モードで
あるかに基づいて出力先を切り換える。通常の複写モー
ドであれば、光濃度変換回路106で輝度データを記録
濃度データに変換し、画像編集部107に出力される。
画像編集部107では、CPU回路113内のRAM1
15に記憶されている画像処理の設定内容に従って処理
されたデータに基づき、編集処理を行う。記録再生する
場合は、その編集された画像データを画像記録部100
4に出力する。一方所謂FAX、或いはLAN等のネッ
トワーク或いは各種パソコンIFを介して他のシステム
に画像情報を伝送する場合には、画像伝送部119で所
定の圧縮 符号化 変調等の処理を施して、外部に出力
する。
【0010】画像記録部1004は、転写紙等の搬送を
行うモータ等の制御回路、画像処理部1003より入力
されたビデオ信号を感光ドラムに書き込むレーザ制御回
路部、及び、現像を行う現像制御回路で構成され、記録
紙等の記録媒体上に画像を記録する。
【0011】一方、認識複写モードが設定された場合、
モード切り換え回路105の出力先は画像認識部400
0へと切り換えられる。画像認識部4000では、画像
バッファメモリー118を使って、原稿中の文字を認識
し、認識された結果は、イメージデータ変換部110に
渡され、ここで認識出力の文字コードを出力フォント画
像信号に変換する。
【0012】また、操作部112は、画像処理部100
3に対する画像編集内容、コピー枚数、変倍率等の画像
複写動作等を指示する各種キー群、各種LED群と、操
作時の内容を表示する表示部などを有している。
【0013】図2は実施例における画像複写装置の構造
を示す断面図である。
【0014】図2において、1は原稿給送手段となる原
稿給送装置で、載置された原稿を1枚ずつ或いは、2枚
連続に原稿台ガラス面2上の所定位置に給送する。3は
ランプ、走査ミラー5等で構成されるスキャナで、原稿
給送装置1により原稿台ガラス面2に載置され、操作部
116から例えば複写指示や文字認識指示を与えると、
スキャナが所定方向(図示の左右方向)に走査して原稿
反射光を走査ミラー5〜7を介してレンズ8を通過さ
せ、イメージセンサ部9に結像させる。
【0015】100は、図1に示した各種回路を搭載し
た制御部である。10は露光部であり、制御部100内
の画像編集部107からの画像データに基づいて画像信
号を発生する画像信号制御部(図示せず)より、画像信
号を受け光ビームを感光体11に照射する。12,13
は現像器で、感光体11に形成された静電潜像を所定色
の現像剤(トナー)で可視化する。14,15は被転写
紙積載部で、定形サイズの記録媒体が積載収納され、給
送のローラの駆動によりレジストローラ配設位置まで給
送され感光体11に形成される画像との画像先端合わせ
タイミングをとられた状態で再給紙される。
【0016】16は転写分離帯電器で感光体11に現像
されたトナー像を被転写紙に転写した後、感光体11よ
り分離して搬送ベルトを介して定着部17で定着され
る。18は排紙ローラで、画像形成の終了した被転写紙
をトレー20に積載排紙する。19は方向フラッパであ
り、画像形成の終了した被転写紙の搬送方向を排紙口と
内部搬送方向に切り換え、多重/両面画像形成プロセス
に備える。
【0017】図3は、本実施例で使用する操作部116
の外観図である。
【0018】5001は装置本体への通電を制御する電
源スイッチである。5002はリセットキーでスタンバ
イ中は、標準モードに復帰させるキーとして動作する。
5003はコピースタートキーである。5004はクリ
アキーであり、複写枚数等の数値をクリアするときに用
いる。
【0019】5005はIDキーで、このIDキー50
05により特定の操作者に対して複写動作を可能にし、
上記以外の操作者に対しては、IDキーによりIDを入
力しない限り複写動作を禁止することが可能となる。5
006はストップキーであり、コピーを中断したり、中
止したりするときに用いるキーである。5007はガイ
ドキーであり、各機能を知りたいときに使用するキーで
ある。5008は上カーソルキーであり、各機能設定画
面においてポインタを上に移動させるキーである。50
09は下カーソルキーであり、各機能設定画面において
ポインタを下に移動させるキーである。5010は右カ
ーソルキーであり、各機能設定画面においてポインタを
右に移動させるキーである。5011は左カーソルキー
であり、各機能設定画面においてポインタを左に移動さ
せるキーである。5012はOKキーであり、各機能設
定画面において、これで良い場合にこのキーを押す。
【0020】5013は各機能設定画面において、50
52の画面の右下に出力されたことを実行する時にこの
キーを押す。5014は定形縮小キーであり、定形サイ
ズを他の定形サイズに縮小するときに使用する。501
5は等倍コピーを選択するときに使用する。5016は
定形拡大キーであり、定形サイズを他の定形サイズに拡
大するときに使用する。5017はカセット選択キーで
あり、コピーするカセット段を選択する。5018はコ
ピー濃度調整キーであり、濃度を薄くする。5019は
AEキーであり、原稿の濃度に対しコピー濃度を自動的
に調整する。5020はコピー濃度調整キーであり、濃
度を濃くする。5021はソータの動作を指定するキー
である。5022は予熱キーであり、予熱モードのON
/OFFに使用する。5023は割り込みキーであり、
コピー中に割り込みしてコピーを行いたいときに押す。
5024はテンキーであり、数値の入力を行うときに使
用する。
【0021】5025はマーカー処理キーであり、トリ
ミング,マスキング,部分処理(斜体 輪郭処理,網処
理,影付け処理,ネガポジ処理)を設定する。5026
はパターン可処理キーであり、色をパターン化して表現
したり、色を濃度差で表現したりするときに使用する。
5027は色消去キーであり、特定色を消去したいとき
に使用する。5028は画質キーであり、本発明による
認識複写等 画質に関わる複写モードの設定を行う場合
に使用する。5029は網処理キーであり、網掛け処理
を行うときに使用する。5030はイメージクリエイト
キーであり、輪郭処理,影付け処理,ネガポジ反転、斜
体,ミラー処理,リピート処理を行うときに使用する。
5031はトリミングキーであり、エリアを指定し、ト
リミングをするときに使用する。5032はマスキング
キーであり、エリアを指定し、マスキングをするときに
使用する。5033は部分処理キーであり、エリアを指
定し、その後、部分処理(斜体 輪郭処理,網処理,影
付け処理,ネガポジ処理)を指定する。5034は枠消
しキーであり、モードに合わせて枠消しを行うときに使
用する。モードはシート枠消し(シートサイズに対して
枠を作成する)、原稿枠消し(原稿サイズに合わせて枠
を作成する。原稿サイズ指定有り)、ブック枠消し(ブ
ックの見開きサイズに合わせて枠と中央に空白を作成す
る。ブック見開きサイズ指定有り)がある。5035は
綴じ代キーであり、用紙の一端に綴じ代を作成したいと
きに使用する。
【0022】5036は所望とする領域の画像を移動さ
せる移動キーであり、移動を行いたいときに使用する。
移動には、平行移動(上下左右),センター移動,コー
ナー移動,指定移動(ポイント指定)がある。5037
はズームキーであり、複写倍率を25%〜400%ま
で、1%刻みで設定できる。また、主走査,副走査を独
立に設定できる。尚、画像の変倍は、原稿の副走査方向
に関しては、スキャナ3の移動速度を制御することで行
ない、原稿の主走査方向に関しては、スキャナ3より読
出した画像データの間引き、或は補間処理で行う。
【0023】5038はオート変倍キーであり、複写紙
のサイズに合わせて自動的に拡大縮小する。また、主走
査,副走査を独立にオート変倍できる。5039は拡大
連写キーであり、1枚の原稿を複数枚に拡大して複写を
行うときに使用する。5040は縮小レイアウトキーで
あり、複数の原稿を1枚に拡大縮小して複写を行うとき
に使用する。5043は連写キーであり、原稿台ガラス
面の複写領域を左右に2分割し、自動的に2枚のコピー
をする連続複写を行いたいときに使用する(ページ連
写,両面連写)。5044は両面キーであり、両面の出
力を行いたいときに使用する(片面両面,ページ連写両
面,両面両面)。5045は多重キーであり、多重を行
いたいときに使用する(多重,ページ連写多重)。50
46はメモリキーであり、メモリを使用したモードを行
いたいときに使用する(メモリ合成,エリア合成,すか
し合成)。5047はプロジェクタキーであり、プロジ
ェクタを使用するときに使用する。5048はプリンタ
キーであり、プリンタ時の設定を行うときに使用する。
5050は、原稿混載キーであり、フィーダを使用して
コピーを取るとき原稿サイズが混載しているときに使用
する。5051は、モードメモリキーであり、複写設定
された複写モードを登録するため、登録された複写モー
ドを呼び出すときに使用する。5052はタッチパネル
付きの液晶表示器であり、装置の状態,複写枚数,複写
倍率,複写用紙サイズを表示し、認識複写モード 或い
は通常複写モードをのモード設定及び設定された複写モ
ードの内容を表示する。
【0024】尚FAX機能はキー5055の押下によ
り、上記タッチパネル付きの液晶表示器5052の表示
及びタッチパネルキーの入力で宛先設定 或いは各種送
信モードの設定が出来る。例えば、G3での送信画像の
解像度は標準モードの場合、8*3.85本/mm ふ
ぁいんモードの場合8*7.7本/mm スーパーファ
インモードの場合16*15.4本/mmの解像度で夫
々2値化された画像信号が圧縮符号化されて送信され
る。
【0025】次に本実施例の特徴とする文字認識部を図
1を用いて詳細に説明する。認識処理の為に、本システ
ムの最高解像度の600DPIで読み取り、画像バッフ
ァメモリー118に格納した画像信号は文字切り出し部
108で画像を2値化し直行する2方向への射影から1
文字を包含する平均的文字メッシュに、分割する。図4
は1方向に投影した様子を示す図であるが、このヒスト
グラムから平均的行間隔Gと平均的文字高さHが得ら
れ、これより夫々1文字を包含する平均的文字メッシュ
を設定してもよい。分割する各メッシュの大きさから本
発明により認識する文字のサイズが特定できる。一方各
メッシュ内の文字は正規化され、未知の文字ベクトルと
してその特徴量をベクトル解析部109で求める。認識
制御部111に未知の文字の例えば特徴量が入力される
と、同制御部が有する辞書の木構造に沿い、前後の類似
した標準パターン同士でグループ分けすることにより次
段が構成される複数段の各段において各グループの標準
パターンと未知文字との最小距離を求め、その最小距離
を与えるグループを結ぶパスを形成しながら下り検索を
行い、最終段で得られた最短距離の文字認識結果を認識
文字として出力する。
【0026】図5は未知の文字[王]の場合の木構造の
辞書を用いた上記認識方式を示す。
【0027】ここで、木構造辞書における1つの段のi
番目のグループの標準パターンベクトル(特徴量)を*
i、未知文字の入力ベクトルを*uとすると、ベクト
ル*viとベクトル*uとの距離は、rをベクトルの次
元数として、
【0028】
【外1】 で表される。これが、先に説明した求められている距離
であり、各段においては、この距離が最小となるグルー
プが選択されて図5に示す最終段の文字[王]に至るパ
スが形成される。
【0029】ところで、このように各メッシュに含まれ
る画像を辞書を用いて認識してゆく場合、該メッシュ内
の画像が文字で無かった場合、例えば、表図形を構成す
る線分の一部の場合、辞書に格納された特定の文字ある
いは記号がその距離の絶対値に関わらず、最も距離の短
い物と判断される。従って 例えば、罫線の一部が数字
[一]罫線が直行する場合、数字[十]に変換されてし
まう。そこで、今最終段で得られた文字に対する距離を
Vとして、以下の判断を行う。
【0030】 V<Kの場合・・・・・・・メッシュ内は文字 そうで無い場合・・・・メッシュ内は文字以外(Kは定
数)
【0031】すなわち、距離Vが、所定値K以下の場合
のみ文字と判断し、そうで無い場合はイメージ情報とし
て判断する。従って 図5の場合をV<Kとするなら、
イメージデータ変換部110は文字[王]を示す2バイ
トコードにより保有するフォントROMからドットデー
タに変換する。従って、先の認識制御部111でV>=
Kの場合、画像バッファーメモリーに格納されたイメー
ジデータが、一方、V<Kの場合は、該当するフォント
データが、夫々選択されて画像編集部に送られる。
【0032】以上の処理を全メッシュに対して行う事
で、文字部は認識された文字フォントで、文字以外の領
域は、従来複写機同様のイメージ情報として両者が混合
された再生画像として記録表示が可能となる。
【0033】ところで、このようにイメージ情報とフォ
ントデータを混在させて像再生する場合、原稿の文字の
字体に合致したフォントデータを用いれば、更に品位の
高い再生画像となる。本発明の特徴として、字体の認識
について図6に示すフローチャートで説明する。
【0034】図6において先述した様にメッシュに分割
S10された各メッシュ内の画像信号から特徴量を求
め、辞書から文字認識S11した結果、最短距離Vが所
定値K以下の場合、認識した文字コードとして2バイト
の情報をそのメッシュアドレスに格納S13する。
【0035】更に この場合、明らかに、認識した画像
は文字の確率が高い為、字体特徴量Sjを算出する。こ
の特徴量は例えば線分の太さ分布に代表される物理量
で、大きくは明朝体、ゴシック或いは 斜体か否か等の
認識を行うもので、メッシュ毎のこの特徴量を順次加算
S15してゆき、全メッシュ内の画像に対して繰り返
し、終了S16したらS15で積算した平均的字体特徴
量を用いて、予め用意した字体辞書を用いて字体認識S
17を行う。
【0036】尚 確定した字体でフォント展開S18を
行う。尚 距離VがK以上の場合S12からS16に分
岐する為、図形等の特徴量がS15で加算されず、従っ
て字体認識S17では精度の高い認識が行える。尚 フ
ォント展開S18ではメッシュ分割時に得られた文字サ
イズと、認識された字体により、原稿に忠実にフォント
データに置換する事も可能であるが、字体認識結果によ
らず所定の字体でフォント展開する事も可能である。例
として斜体変換について述べる。
【0037】先に説明した操作キー5030によりイメ
ージクリエイト機能が選択されれば、液晶表示機505
2の画面は図7の画面420に変わり、この中から斜体
文字キー424を選択する。斜体文字が選択されれば、
画面は430へ移り、この画面で斜体角度を設定する。
認識された各文字は増減キー431及び433の調整で
設定された斜体角度の斜体フォントで展開され置き換え
が終了する。
【0038】展開された斜体フォントデータは其の中心
が各メッシュの中心と成るように配置する事で、原稿中
の元の文字位置からずれる事無く斜体への変換が可能と
なる。
【0039】従来 この斜体機能は文字を画像として読
み取り、その画像信号をCCDセンサの配列方向に各ラ
イン毎に微少画素分順次シフトさせる事で実現していた
為、文字以外の画像部分も菱形状に歪み、又 画像の先
端と後端では、文字行の先頭が揃わず その利用が限ら
れていた。しかしながら 本実施例によれば、完全な文
字部のみに対して斜体処理が可能になる。
【0040】尚トリミングキー5031を用いて所定の
領域の文字に対してのみ斜体変換を行う事も可能であ
る。
【0041】次にFAX等 他のシステムに対して再生
画像信号を伝送する場合に、設定される特定の解像度で
のフォント展開について述べる。本発明に於いては、原
稿中の文字を認識する為、最終画像で要求される解像度
が低い場合であっても、その解像度に関わらず、安定に
認識できる高い解像度で認識処理しなければならない。
従って、指示される解像度への変換は、認識された文字
のフォント展開時に行う。
【0042】原稿中の認識文字が14ポイントなら、通
常に600DPIの記録密度出記録再生する場合、各認
識された文字は、約117*117画素の記録ドットに
展開するが、今FAXの標準モードでの画像送信が選択
されたなら、記録密度は8*3.85本/mmの為、送
信先で14ポイントに等しいサイズで記録表示する為に
は、各認識文字は40*19画素のドットに展開する。
同様に例えば300*300DIPIの解像度での他の
パソコン等に伝送入力する場合は、58*58画素のド
ットに展開する。
【0043】尚 文字認識されない 所謂イメージデー
タの部分に対しても 夫々 送信先で同じサイズの画像
として記録表示出来る様にする為に、600DPIから
指定された解像度に通常の解像度変換を行う。
【0044】(別実施例)伝送時の解像度が低く、又、
認識文字サイズが小さい場合、通常のフォントから少ド
ット数のフォント展開を行わねばならず、其の場合、サ
イズは合致するが、その間引き処理によって文字が不鮮
明になる。従って 認識文字サイズと解像度に応じて略
字フォントを用いてドット展開を行う。すなわち 例え
ば、
【0045】
【表1】 とする。
【0046】尚 上記設定はユーザーが変更可能とす
る。
【0047】(別実施例)フォント展開時に斜体文字へ
のイメージクリエイト機能を説明したが、同様にして、
認識した文字に対してのみ、網掛け処理、ネガポジ反
転、輪郭処理、影付け処理等の種々の文字修飾処理が可
能である。いずれの場合も各文字に対するフォント展開
時に各フォント毎の処理となる。
【0048】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェィス機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、1つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0049】また、本発明の目的は、前述した実施例の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、その
システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUや
MPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読
み出し実行されることによっても、達成されることは言
うまでもない。
【0050】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施系の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0051】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピーディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0052】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施例の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが、実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0053】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施例の機能が実現され
る場合も含まれることは言うまでもない。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、認識精度を落とす事無
く所望解像度での再生画像信号が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例におけるハードウェア構成を示すブロッ
ク図
【図2】実施例における複写装置の断面図
【図3】実施例における操作部の外観図
【図4】実施例における文字の投影図
【図5】実施例における文字認識処理を説明するツリー
【図6】実施例におけるフローチャート
【図7】実施例におけるイメージクリエイトの機能の操
作画面を表す図
【符号の説明】
1001 原稿 1002 画像読取部 1003 画像処理部 1004 画像記録部 4000 画像認識部 113 CPU

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読み取る読取手段と、 前記読取手段により読み取った画像中の文字を第1の解
    像度で認識する認識手段と、 前記認識手段により認識された文字を、前記第1の解像
    度より低い第2の解像度のフォントに置き換えて再生画
    像を生成する生成手段を有することを特徴とする画像処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記生成手段が生成する前記フォントの
    サイズは前記原稿の画像中の文字のサイズに略等しいこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記認識手段により認識された文字以外
    の画像領域を前記第1の解像度から前記第2の解像度へ変
    換することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記生成手段により生成された再生画像
    を外部装置へ出力する出力手段を有することを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記生成手段は、前記第2の解像度の値
    に応じて異なるフォントを選択することを特徴とする請
    求項1記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記生成手段が置き換えるフォントは略
    字フォントを含むことを特徴とする請求項1記載の画像
    処理装置。
  7. 【請求項7】 前記生成手段は、前記認識手段により認
    識された画像中の文字のサイズに応じて異なるフォント
    を選択することを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  8. 【請求項8】 原稿の画像を読み取る読取手段と、 前記読取手段により読み取った画像中の文字を認識する
    認識手段と、 前記認識手段により認識された文字を修飾処理されたフ
    ォントに置き換えて再生画像を生成する生成手段を有す
    ることを特徴とする画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記修飾処理されたフォントへの置き換
    えを指示する指示手段を有することを特徴とする請求項
    8記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記修飾処理は斜体処理であるこを特
    徴とする請求項8記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記斜体処理の斜体角度を設定する設
    定手段を有することを特徴とする請求項10記載の画像
    処理装置。
  12. 【請求項12】 前記修飾処理は網掛け処理、ネガポジ
    反転処理、輪郭処理、影付け処理のいずれかであること
    を特徴とする請求項8記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 原稿の画像中の文字を第1の解像度で
    認識し、認識された文字を、前記第1の解像度より低い
    第2の解像度のフォントに置き換えて再生画像を生成す
    ることを特徴とする画像処理方法。
  14. 【請求項14】 原稿の画像中の文字を認識し、認識さ
    れた文字を修飾処理されたフォントに置き換えて再生画
    像を生成することを特徴とする画像処理方法。
  15. 【請求項15】 原稿の画像中の文字を第1の解像度で
    認識し、認識された文字を、前記第1の解像度より低い
    第2の解像度のフォントに置き換えて再生画像を生成す
    る処理をコンピュータに実行させるプログラムを記憶し
    たことを特徴とするコンピュータにより読み取り可能な
    記憶媒体。
  16. 【請求項16】 原稿の画像中の文字を認識し、認識さ
    れた文字を修飾処理されたフォントに置き換えて再生画
    像を生成する処理をコンピュータに実行させるプログラ
    ムを記憶したことを特徴とするコンピュータにより読み
    取り可能な記憶媒体。
JP31262499A 1998-11-05 1999-11-02 画像処理装置及び方法、並びにコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体 Withdrawn JP2001134026A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018142066A (ja) * 2017-02-27 2018-09-13 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 文字認識装置、文字認識方法、文字認識プログラム、及び文字認識プログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体
US10521686B2 (en) 2016-01-28 2019-12-31 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, information processing method and storage medium for generating an image file by extracting character pixels of a target image
JP7468103B2 (ja) 2020-04-15 2024-04-16 株式会社リコー Fax受信装置、fax受信方法およびプログラム

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