JP3487647B2 - 粉粒体の定量排出器 - Google Patents

粉粒体の定量排出器

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JP3487647B2 JP19562194A JP19562194A JP3487647B2 JP 3487647 B2 JP3487647 B2 JP 3487647B2 JP 19562194 A JP19562194 A JP 19562194A JP 19562194 A JP19562194 A JP 19562194A JP 3487647 B2 JP3487647 B2 JP 3487647B2
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    • G01F11/00Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it
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    • G01F11/42Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it with stationary measuring chambers having constant volume during measurement with supply or discharge valves of the rotary or oscillatory type
    • G01F11/46Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it with stationary measuring chambers having constant volume during measurement with supply or discharge valves of the rotary or oscillatory type for fluent solid material

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉末コーヒー,粉ミル
ク,緑茶の葉と茎,紅茶の葉,粉洗剤,顆粒状及び粉末
状等の医薬品,金属粉等の各種の粉粒体を収納した容器
から、何人も簡単に一定量の粉粒体を取り出すことがで
きるようにした粉粒体の定量排出器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、粉末コーヒー,粉ミルク等の前
記粉粒体をその収納容器から取り出すにあたっては、ス
プーンや計量カップ,あるいは収納容器の蓋等を利用し
て所定の量を取り出していた。しかし、このような方法
では、容器を開けるたびに容器内に湿気が入るので収納
物の品質が劣化して味や香りが損なわれたり、緑茶のよ
うに葉と茎とが混合している場合に正確な量を取り出す
のは困難であり、また所定の量の粉粒体を取り出すのに
手間と時間がかかるといった問題があった。
【0003】そこで近年では、特開昭61−23217
6号公報や実開昭63−23276号公報のように一定
量の粉末コーヒーを取り出すことを可能とした技術,実
公平4−52758号公報のように現像剤ホッパー内に
粉体現像剤を補給する際に、定量補給はできないが補給
時の周辺の汚れや粉体現像剤の飛散防止を図った現像剤
容器,実開昭63−1766号公報や実公平4−143
78号公報のように一定量の茶葉を取り出すことを可能
とした技術,さらに特開昭61−33964号公報のよ
うに容器上部にダイアル式の目盛りを表示して一定量の
薬剤を取り出せるようにした技術,等が提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の従来技
術では、粉末コーヒーと粉体現像剤,粉末コーヒーと緑
茶というように、粉粒体の種類や粉粒体の大きさ,形状
が異なる場合には、それぞれ全く別の定量排出容器を使
用していた。また、仮に異種の粉粒体について、それぞ
れに対応可能な汎用性に優れた粉粒体の定量排出器が想
定されたとしても、その構造が複雑になるために具体化
されていなかった。さらに、機能の面から見ても、定量
性、操作性、耐久性等の全てを満足させるものはなかっ
た。
【0005】本発明は前記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、汎用性に優れるのみなら
ず、その定量性、操作性、耐久性等の機能特性にも優れ
る粉粒体の定量排出器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の粉粒体の定量排
出器のうち、請求項1に記載の発明は、粉粒体収納容器
から一定量の粉粒体を排出する粉粒体の定量排出器にお
いて、前記粉粒体収納容器の開口部に固定される肉厚の
円板からなる固定キャップと、前記固定キャップの前記
粉粒体収納容器側の面上に摺動回転可能に配設される回
転円板と、前記固定キャップの前記粉粒体収納容器とは
逆側の面上に摺動回転可能に配設される回転キャップ
と、前記回転円板及び前記回転キャップを回転方向に一
体とする回転力伝達手段と、前記固定キャップの周縁部
を上下に貫通する粉粒体貯留孔と、前記回転円板に前記
粉粒体貯留孔と重なり合うように開設される粉粒体取出
孔と、前記回転キャップに前記粉粒体貯留孔に重なり合
い且つ前記粉粒体取出孔から周方向に少なくとも前記粉
粒体貯留孔の幅以上に離隔した位置に開設される粉粒体
排出孔と、前記固定キャップに対する前記回転円板及び
前記回転キャップの回転範囲を少なくとも前記粉粒体貯
留孔と前記粉粒体取出孔とが重なり合う粉粒体取出位置
及び前記粉粒体排出孔と前記粉粒体貯留孔とが重なり合
う粉粒体排出位置を含む範囲内に制限する回転範囲規制
手段と、前記粉粒体貯留孔と前記粉粒体取出孔とが前記
粉粒体取出位置で重なり合った後に前記粉粒体排出位置
に向けて回転する際に相対向する辺にそれぞれ設けられ
た切断手段と、を備えたことを特徴としている。なお、
粉粒体には、粉末コーヒー,粉ミルク,粉洗剤,顆粒状
及び粉末状等の医薬品,金属粉等の各種の粉状,粒状物
のみならず、緑茶の葉や茎,紅茶の葉等のような線状物
も含まれる。
【0007】ここで、前記粉粒体の定量排出器は、粉粒
体収納容器の開口部に螺合するように固定キャップの取
り付け部分を雌ネジに切ったり、粉粒体収納容器の開口
部に密着するように固定キャップの取り付け部分を引張
応力や引張強度に優れる弾性ゴム製とする等にして種々
の粉粒体収納容器の開口部に固定して取り付けても良い
し、逆さ向きに設置して使用する専用の粉粒体収納容器
の開口部に予め固定しておき、購入した粉粒体をその粉
粒体収納容器内に底側から移し入れて使用しても良い。
そして、粉粒体取出孔、粉粒体貯留孔、粉粒体排出孔の
各孔は、必ずしも同一横断面形状である必要はないが、
各孔は重なり合う時には粉粒体を通し、重なり合わない
時には閉塞される形状であることを要する。
【0008】さらに、回転範囲規制手段とは、固定キャ
ップに対する回転円板及び回転キャップの回転範囲を規
制するあらゆる手段を言い、例えば固定キャップと回転
キャップとの外周面に突起を設けて位置合わせをする手
段や、固定キャップ外周面に周方向に連続する一定長さ
の溝を設け、かかる溝内を案内されて回転する凸部を回
転キャップに設けて回転範囲を定める手段等がある。こ
こで、回転円板及び回転キャップは、例えば回転範囲規
制手段を兼ねる突起をつまみとして人力により回転して
も良いし、前記のように専用の粉粒体収納容器を準備す
る時には、回転円板を回転させる回転ハンドルをその底
面に突出させても良いし、また把手などは設けずに単に
回転キャップを手で回して行っても良い。なお、前記回
転範囲規制手段による回転範囲を満たせば、例えば回転
方向のより手前の、粉粒体貯留孔と粉粒体取出孔とが重
なり合わず、粉粒体貯留孔が回転円板と回転キャップと
により閉塞されている位置を始点としても良い。
【0009】 また、切断手段とは、例えばカッター刃
のように、一般に刃物とされている物を粉粒体貯留孔と
粉粒体取出孔とにそれぞれ設ける以外にも、例えば粉粒
体貯留孔のエッジ部を鋭角なセラミック製とし、粉粒体
取出孔にカッター刃を設ける等をして粉粒体貯留孔と粉
粒体取出孔との摺動運動により切断機能を発揮し得る全
ての手段を含んでいる。
【0010】 請求項に記載の発明は、粉粒体収納容
器から一定量の粉粒体を排出する粉粒体の定量排出器に
おいて、前記粉粒体収納容器の開口部に固定される肉厚
の円板からなる固定キャップと、前記固定キャップの前
記粉粒体収納容器側の面上に摺動回転可能に配設される
回転円板と、前記固定キャップの前記粉粒体収納容器と
は逆側の面上に摺動回転可能に配設される回転キャップ
と、前記回転円板及び前記回転キャップを回転方向に一
体とする回転力伝達手段と、前記固定キャップの周縁部
を上下に貫通する粉粒体貯留孔と、前記回転円板に前記
粉粒体貯留孔と重なり合うように開設される粉粒体取出
孔と、前記回転キャップに前記粉粒体貯留孔に重なり合
い且つ前記粉粒体取出孔から周方向に少なくとも前記粉
粒体貯留孔の幅以上に離隔した位置に開設される粉粒体
排出孔と、前記固定キャップに対する前記回転円板及び
前記回転キャップの回転範囲を少なくとも前記粉粒体貯
留孔と前記粉粒体取出孔とが重なり合う粉粒体取出位置
及び前記粉粒体排出孔と前記粉粒体貯留孔とが重なり合
う粉粒体排出位置を含む範囲内に制限する回転範囲規制
手段と、を備え、さらに、前記粉粒体貯留孔を複数備え
たことを特徴としている。なお、複数の粉粒体貯留孔と
は、それらの間隔を開けて設ける場合のみならず大きな
粉粒体貯留孔を複数の室に区切った場合等も含むもので
ある。そして、かかる場合の前記回転範囲規制手段は、
例えば粉粒体貯留孔の数に合わせて複数としても良い
し、一の回転範囲規制手段の中に多段階の引っ掛かり又
は目盛りを設けて回転範囲を規制しても良い。
【0011】 請求項に記載の発明は、粉粒体収納容
器から一定量の粉粒体を排出する粉粒体の定量排出器に
おいて、前記粉粒体収納容器の開口部に固定される肉厚
の円板からなる固定キャップと、前記固定キャップの前
記粉粒体収納容器側の面上に摺動回転可能に配設される
回転円板と、前記固定キャップの前記粉粒体収納容器と
は逆側の面上に摺動回転可能に配設される回転キャップ
と、前記回転円板及び前記回転キャップを回転方向に一
体とする回転力伝達手段と、前記固定キャップの周縁部
を上下に貫通する粉粒体貯留孔と、前記回転円板に前記
粉粒体貯留孔と重なり合うように開設される粉粒体取出
孔と、前記回転キャップに前記粉粒体貯留孔に重なり合
い且つ前記粉粒体取出孔から周方向に少なくとも前記粉
粒体貯留孔の幅以上に離隔した位置に開設される粉粒体
排出孔と、前記固定キャップに対する前記回転円板及び
前記回転キャップの回転範囲を少なくとも前記粉粒体貯
留孔と前記粉粒体取出孔とが重なり合う粉粒体取出位置
及び前記粉粒体排出孔と前記粉粒体貯留孔とが重なり合
う粉粒体排出位置を含む範囲内に制限する回転範囲規制
手段と、を備え、さらに、前記粉粒体収納容器の開口部
とは逆側の端部に回転用つまみを設けるとともに、この
回転用つまみと前記回転円板,前記回転キャップの少な
くともいずれかとを回転軸で連結したことを特徴として
いる。請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明
において、前記回転用つまみの回転位置を読み取る目盛
りを設けたことを特徴としている。
【0012】 請求項に記載の発明は、請求項又は
請求項に記載の発明において、前記回転軸に攪拌用羽
を固定したことを特徴としている。請求項に記載の発
明は、粉粒体収納容器から一定量の粉粒体を排出する粉
粒体の定量排出器において、前記粉粒体収納容器の開口
部に固定される肉厚の円板からなる固定キャップと、前
記固定キャップの前記粉粒体収納容器側の面上に摺動回
転可能に配設される回転円板と、前記固定キャップの前
記粉粒体収納容器とは逆側の面上に摺動回転可能に配設
される回転キャップと、前記回転円板及び前記回転キャ
ップを回転方向に一体とする回転力伝達手段と、前記固
定キャップの周縁部を上下に貫通する粉粒体貯留孔と、
前記回転円板に前記粉粒体貯留孔と重なり合うように開
設される粉粒体取出孔と、前記回転キャップに前記粉粒
体貯留孔に重なり合い且つ前記粉粒体取出孔から周方向
に少なくとも前記粉粒体貯留孔の幅以上に離隔した位置
に開設される粉粒体排出孔と、前記固定キャップに対す
る前記回転円板及び前記回転キャップの回転範囲を少な
くとも前記粉粒体貯留孔と前記粉粒体取出孔とが重なり
合う粉粒体取出位置及び前記粉粒体排出孔と前記粉粒体
貯留孔とが重なり合う粉粒体排出位置を含む範囲内に制
限する回転範囲規制手段と、前記回転円板の前記固定キ
ャップとは逆側の空間に回転可能に配設された攪拌用羽
と、前記攪拌用羽を前記回転円板とは異なった回転速度
で回転させる攪拌用羽回転駆動手段と、を備えたことを
特徴としている。ここで、前記攪拌用羽回転駆動手段と
は、例えば大小二つの歯車を連結してそれぞれを回転円
板又は攪拌用羽と回転軸で連結する手段や、歯車に代え
てプーリをベルトで連結する手段等を言う。
【0013】 請求項に記載の発明は、粉粒体収納容
器から一定量の粉粒体を排出する粉粒体の定量排出器に
おいて、前記粉粒体収納容器の開口部に固定される肉厚
の円板からなる固定キャップと、前記固定キャップの前
記粉粒体収納容器側の面上に摺動回転可能に配設される
回転円板と、前記固定キャップの前記粉粒体収納容器と
は逆側の面上に摺動回転可能に配設される回転キャップ
と、前記回転円板及び前記回転キャップを回転方向に一
体とする回転力伝達手段と、前記固定キャップの周縁部
を上下に貫通する粉粒体貯留孔と、前記回転円板に前記
粉粒体貯留孔と重なり合うように開設される粉粒体取出
孔と、前記回転キャップに前記粉粒体貯留孔に重なり合
い且つ前記粉粒体取出孔から周方向に少なくとも前記粉
粒体貯留孔の幅以上に離隔した位置に開設される粉粒体
排出孔と、前記固定キャップに対する前記回転円板及び
前記回転キャップの回転範囲を少なくとも前記粉粒体貯
留孔と前記粉粒体取出孔とが重なり合う粉粒体取出位置
及び前記粉粒体排出孔と前記粉粒体貯留孔とが重なり合
う粉粒体排出位置を含む範囲内に制限する回転範囲規制
手段と、前記粉粒体収納容器を上下に移動自在に支持す
るスタンドと、を備えたことを特徴としている。
【0014】
【作用】本発明の粉粒体の定量排出器によれば、その都
度粉粒体収納容器の蓋をとらないでも、回転円板と回転
キャップとを回転させることにより、一定量の粉粒体が
取り出される。すなわち、発明によれば、粉粒体の定
量排出器はその固定キャップを種々の粉粒体収納容器の
開口部に固定して使用される。そして、回転円板と回転
キャップとは肉厚の円板でなる固定キャップをはさんだ
両側に配置しているが、これらを回転方向に一体とする
回転力伝達手段により、固定キャップに対して同一方向
に摺動回転する。そして、それらの回転範囲を制限する
回転範囲規制手段により、粉粒体収納容器から粉粒体の
定量排出器に取り出された粉粒体は、粉粒体取出孔と粉
粒体貯留孔と粉粒体排出孔とを通じて、以下のように一
定量が排出される。
【0015】通常は、回転円板と回転キャップとの位置
を粉粒体取出位置としておく。この時には、粉粒体貯留
孔は回転円板側で開口し、回転キャップ側では閉塞して
いるので、粉粒体貯留孔内は粉粒体で満たされ、粉粒体
収納容器及び粉粒体貯留孔内は外気から遮断されてい
る。そして、粉粒体を定量排出する時には、回転円板と
回転キャップとを粉粒体排出位置に向けて回転させる。
この時には、まず粉粒体貯留孔は回転円板と回転キャッ
プとにより閉塞する。ここで回転円板は摺動回転してい
るので、粉粒体貯留孔の開口部にあった粉粒体は摺り切
られた状態となり、粉粒体貯留孔内には、常にその容量
と同じ容量の粉粒体、つまり定量の粉粒体が貯留され
る。したがって、粉粒体貯留孔の容量、すなわち固定キ
ャップの厚さや粉粒体貯留孔の横断面形状を変えれば、
粉粒体の排出量は広範囲に設定される。また、かかる回
転位置では、粉粒体貯留孔の回転キャップ側は回転キャ
ップにより閉塞しているので、粉粒体はこぼれ出ず、ま
た粉粒体収納容器内及び粉粒体貯留孔内にはほとんど外
気が入り込まない。
【0016】そして、回転範囲規制手段の粉粒体排出位
置まで回転円板と回転キャップとを回転させると、粉粒
体貯留孔は回転キャップ側で開口し、粉粒体貯留孔内に
貯留されていた定量の粉粒体は粉粒体排出孔から外部に
排出される。この時、粉粒体貯留孔の回転円板側は回転
円板により閉塞しているので、粉粒体収納容器内が大気
にさらされる時間は従来技術に比較すればほとんど無い
と言える。また、回転キャップの摺動回転により粉粒体
は粉粒体排出孔以外から外部にこぼれ出ることもない。
【0017】 そして、請求項に記載の発明によれ
ば、前記の粉粒体貯留孔と粉粒体取出孔とに切断手段を
設けることにより、回転円板が粉粒体取出位置にある時
に粉粒体貯留孔の回転円板側の開口部にある線状物は、
回転円板がさらに回転して粉粒体貯留孔と粉粒体取出孔
とが摺れ違う際に切断され、粉粒体が線状物であっても
摺り切り状態で粉粒体貯留孔に貯留される。
【0018】 請求項に記載の発明によれば、粉粒体
貯留孔を複数としたことにより、利用する粉粒体貯留孔
の数やその容量にしたがってその時々で粉粒体の排出量
は定まる。請求項に記載の発明によれば、回転用つま
みを回転させると、この回転用つまみに回転軸で連結さ
れた回転円板及び回転キャップが同時に回転する。回転
用つまみは、粉粒体収納容器の開口部とは逆側の端部に
設けてあるから、人手等により簡単に操作することがで
き、したがって回転円板及び回転キャップの回転を容易
に行い得る。
【0019】 請求項に記載の発明によれば、回転用
つまみの回転位置を読み取る目盛りを設けたことによ
り、この目盛りを例えば粉粒体の一グラム,二グラム…
等の所定量に対応させることにより、粉粒体の量を視覚
により簡単に調節することが可能となる。請求項に記
載の発明によれば、前記回転軸に攪拌羽を固定したこと
により、前記回転用つまみを回転させることにより回転
軸が回転するに伴い、攪拌羽も回転して粉粒体を攪拌す
る。したがって、特に粉粒体の定量排出器内で架橋を形
成する可能性の高い緑茶の茎のように長い線状物や粉ミ
ルクのように固まり易い粉状物を精度良く定量排出する
ことが可能となる。
【0020】 請求項に記載の発明によれば、攪拌用
羽と攪拌用羽回転駆動手段とを備えることにより、長い
線状物や粉状物の固まりが粉粒体貯留孔に入る際に攪拌
用羽がそれらの架橋を崩し、また固まりを壊して粉粒体
貯留孔に粉状物の固まりが入るのを防ぎ、精度良く定量
排出することが可能となる。請求項に記載の発明によ
れば、粉粒体の排出先が例えば筒体等のように高さがあ
るものの場合や、皿等のように高さのないものの場合に
応じて適宜粉粒体収納容器を上下に移動させることが可
能となる。
【0021】
【実施例】以下に本発明を図面に示す実施例に基づいて
説明する。 〔第一実施例〕図1ないし図3は、本発明の第一実施例
を示しており、これらの図において符号1で示すものは
粉粒体収納容器である。この粉粒体収納容器1は、本実
施例では開口部に雄ネジ部1aを有し、容器を手指で把
持する際に掴みやすいようにその胴部に若干の窪みを付
けた専用の容器であり、購入した粉粒体Bを移し替えて
使用する。そして、粉粒体の定量排出器Aは、回転円板
2と固定キャップ3と回転キャップ4とでなる。
【0022】回転円板2は、その下面側中央部に回転力
伝達手段となる円柱状の回転軸5を突設しており、周縁
部には扇状の粉粒体取出孔6が開設されている。そし
て、粉粒体取出孔6の一方のエッジ部には、切断手段と
してカッター刃6aが孔の内側に向けて突設されてい
る。また、回転軸5の先端部には角型部材7が突出して
いる。
【0023】固定キャップ3は前記雄ネジ部1aに螺合
する雌ネジ部3aを備えた肉厚の円板であり、その内側
周縁部には前記粉粒体取出孔6と同一の横断面形状を有
する粉粒体貯留孔8が上下に貫通しており、固定キャッ
プ3の中央部には前記回転軸5を挿通する軸孔9が貫通
している。そして、粉粒体貯留孔8の雌ネジ部3a側で
あり、前記カッター刃6aに対向する位置にあるエッジ
部には切断手段としてカッター刃8aが孔の内側に向け
て突設されている。また、固定キャップ3の外側には回
転キャップ4と嵌まり合う段差を付した嵌め合い部3b
が設けられ、外周面には突起10a、10bが周方向に
前記粉粒体貯留孔8の幅の2倍の間を開けて二箇所に突
設されている。
【0024】回転キャップ4は前記嵌め合い部3bによ
り固定キャップ3の外周面に嵌着し、その内側周縁部に
は前記粉粒体貯留孔8と同一の横断面形状を有する粉粒
体排出孔11が開設され、中央部には前記角型部材7と
嵌合する角孔12が開設されている。また、その外周面
には、前記突起10a、10bに引っ掛かるように固定
キャップ3側に向けて高くなっている回転用ツマミ10
cが突設され、これと突起10a、10bとの組み合わ
せにより回転範囲規制手段を構成する。そして、本実施
例の粉粒体の定量排出器Aでは、回転キャップ4の固定
キャップ3側とは逆側に台座4aを設け、これと着脱自
在で舌片13aを有する蓋13を備えている。
【0025】粉粒体の定量排出器Aは、固定キャップ3
の軸孔9に回転軸5を挿通し、角型部材7を回転キャッ
プ4の角孔12に嵌合させてネジで固定することによ
り、回転円板2と回転キャップ4とを固定キャップ3の
両面上でそれぞれ同一方向に一体として摺動回転可能に
連結して構成される。ここで、粉粒体取出孔6と粉粒体
貯留孔8と粉粒体排出孔11とが、特に図2に示す位置
関係となるように、回転用ツマミ10cが突起10aと
10bとの間に挟まれるように回転円板2と固定キャッ
プ3、固定キャップ3と回転キャップ4とをぞれぞれ嵌
着する。
【0026】すなわち、粉粒体取出孔6と粉粒体排出孔
11との間は、周方向に粉粒体貯留孔8の幅と同じだけ
離れており、回転用ツマミ10cが突起10aと10b
とに挟まれて突起10aと接している時には、図2の
(a)に示すように粉粒体取出孔6と粉粒体貯留孔8と
は重なり合い、回転用ツマミ10cが突起10bと接し
ている時には、図2の(c)に示すように粉粒体貯留孔
8と粉粒体排出孔11とが重なり合う。
【0027】かかる粉粒体の定量排出器Aを粉粒体Bと
して例えば紅茶の葉を移し替えた粉粒体収納容器1の雄
ネジ部1aに取り付けて、粉粒体の定量排出器Aを粉粒
体収納容器1の下側となるように粉粒体収納容器1の胴
部の窪みを利用して把持し、粉粒体の定量排出器Aの下
に例えばティーポット等を設置して以下のように粉粒体
B(紅茶の葉)を定量排出する。
【0028】回転用ツマミ10cが突起10aと接して
いる時を粉粒体取出位置とし、通常はこの位置にしてお
く。この時、粉粒体取出孔6と粉粒体貯留孔8とは重な
り合っているので、粉粒体Bは重力により粉粒体収納容
器1内より粉粒体取出孔6を通じて粉粒体貯留孔8に貯
められている。そして、回転用ツマミ10cを突起10
bに向けて移動すると、回転円板2と回転キャップ4と
が同期回転する。この時、回転円板2は固定キャップ3
に密接して回転し、粉粒体貯留孔8の開口部分にある粉
粒体Bを摺り切って回転していく。回転用ツマミ10c
を突起10aと突起10bとの中間点まで移動すると、
粉粒体貯留孔8の上下の開口部は回転円板2と回転キャ
ップ4により閉塞した状態となる。ここで、粉粒体取出
孔6と粉粒体貯留孔8とにそれぞれ設けられたカッター
刃6a、8aが向かい合って摺れ違う際に、紅茶の葉の
ような線状物を切断する。したがって、粉粒体貯留孔8
には常に一定量の粉粒体Bが貯留され、また線状物が架
橋して回転円板2の回転を妨げることを防ぐことができ
る。
【0029】さらに、回転用ツマミ10cを突起10b
まで移動すると粉粒体貯留孔8と粉粒体排出孔11とが
重なり合い、粉粒体貯留孔8の粉粒体収納容器1側は閉
塞したままで、その下面が開口する。したがって、粉粒
体貯留孔8内の粉粒体Bは重力により、粉粒体排出孔1
1から粉粒体の定量排出器Aの下に設置しておいたティ
ーポット等に定量排出される。そして、粉粒体貯留孔8
内の粉粒体Bを排出した後は、回転用ツマミ10cを逆
回転して突起10aまで戻し、回転キャップ4の台座4
aに蓋13を被せる。この蓋13により、粉粒体収納容
器1内及び粉粒体の定量排出器A内に残っている粉粒体
Bが湿気るのをより有効に防ぐことができるのみなら
ず、粉粒体排出孔11の孔の外側周辺部に粉粒体Bが若
干付着していたとしても、それが卓上に散乱するのを防
ぎ、粉粒体の定量排出器Aを卓上に衛生的な状態で置く
ことができる。
【0030】なお、公知の手段により、例えば回転用ツ
マミ10cから手を離すとバネ作用で自動的に回転用ツ
マミ10cが突起10aと接する位置まで戻るようにし
ても良いし、粉粒体取出位置から粉粒体排出位置及び粉
粒体排出位置から粉粒体取出位置という回転キャップと
回転円板の回転を全て電動で行っても良い。また、回転
円板2と回転キャップ4とが固定キャップ3に対して回
転する範囲は、本実施例の範囲に限られるものではない
が、粉粒体Bを排出した後に回転円板2と回転キャップ
4とを逆回転させることを考慮し、前記カッター刃6
a、8aを設けた意義を考え合わすと本実施例の範囲が
最適となる。
【0031】なお、本実施例の粉粒体の定量排出器Aに
は、カッター刃6a、8aが設けられているが、線状物
を含まない粉末コーヒー等にも好適に使用することがで
きるのは勿論である。 〔第二実施例〕図4は、本発明の第二実施例を示す図で
ある。この図に示す粉粒体の定量排出器Aは、前記の第
一実施例の粉粒体貯留孔8を周方向に広くして三つの貯
留室8b、8c、8dに区切ったものとし、前記の切断
手段としての粉粒体取出孔6のカッター刃6aと粉粒体
貯留孔8のカッター刃8aとを設けていないものであ
る。なお、他の構成は上述した第一実施例と同一である
が、この実施例の場合には、回転範囲規制手段として、
前記の第一実施例に使用したもの以外に、公知の手段に
より、例えば、粉粒体排出孔11と貯留室8bとが重な
り合うと回転用ツマミ10cを緩く嵌めて使用者にその
位置に来たことを知らせる窪みを突起10aと10bと
の間に設けても良い。
【0032】この粉粒体の定量排出器Aによれば、特に
粉末コーヒー、粉ミルク又は洗濯用の粉洗剤のように、
その時々で適宜使用量を変えて使用する粉粒体Bについ
て、その排出量を用途に合わせて調整することが容易に
できる。 〔第三実施例〕図5及び図6は、本発明の第三実施例を
示している。本実施例は、前記第一実施例よりも粉粒体
取出孔6、粉粒体貯留孔8及び粉粒体排出孔11の横断
面形状を大とし、攪拌用羽14と攪拌用回転駆動手段と
を備えていることを特徴とする。なお、前記第一実施例
と同じ構成のものは同じ符号を付してある。
【0033】攪拌用羽14は、本実施例では平行四辺形
の形状の羽板を回転軸15に一体に取り付けたものとす
るが、その形状に限られるものではなく例えば単なる矩
形の板でも良いのは勿論である。本実施例の回転円板2
には、回転軸15が挿通される円形の軸孔16bが中央
部に開設されており、それとは別に貫通していない軸穴
16aが固定キャップ側の面に設けられている。
【0034】固定キャップ3は、その外観形状は第一実
施例と同様であるが、本実施例では中空であり、壁面付
近に回転用大ギヤ17aを、回転用大ギヤ17aを噛み
合い、且つ固定キャップ3の中心部となる位置に攪拌羽
用小ギヤ17bを内蔵している。本実施例の回転用大ギ
ヤ17aと攪拌羽用小ギヤ17bとのギヤ径比は、2:
1であるが、かかる径比にこだわることなく自由に設定
できるのは勿論である。但し、回転用ギヤの方を攪拌羽
用ギヤより大径にするのが望ましい。
【0035】回転用大ギヤ17a、攪拌羽用小ギヤ17
bは、それぞれ回転軸18a、18bを挿通固定してお
り、両ギヤは連結板17cで連結している。そして、回
転軸18aの軸端は前記軸穴16aに嵌め込まれてい
る。一方、回転軸18bの軸端は前記軸孔16bを挿通
して前記回転軸15に挿通固定されている。また、固定
キャップ3の内側側面の前記回転用大ギヤ17aの前後
周面は空壁となっており、底面の中央部にはビス止め用
の孔19aが開設されている。
【0036】回転キャップ4の中央部にはビス止め用の
孔19bが開設されている。そして、このビス止め用の
孔19bと固定キャップ3のビス止め用の孔19aとに
よりはめ込みビス19cで固定キャップ3と回転キャッ
プ4とを固定すると、前記の固定キャップ3の周面空壁
の位置となる内側周面には前記回転用大ギヤ17aと噛
み合う内歯車切片20が対応して設けられている。本実
施例では、回転用大ギヤ17aと回転軸18aと内歯車
切片20との組み合わせが回転力伝達手段となり、回転
軸15と攪拌羽用小ギヤ17bと連結板17cと回転軸
18bとの組み合わせが攪拌用羽回転駆動手段となって
いる。
【0037】この粉粒体の定量排出器Aでは、粉粒体B
を緑茶とする。粉粒体B(緑茶)の定量排出するに当た
り、まず粉粒体収納容器1に、固定キャップ3を装着
し、回転キャップをビス固定する。そして、回転用ツマ
ミ10cを回転することにより、回転キャップ4の内歯
車切片20と噛み合っている回転用大ギヤ17aが回転
する。回転キャップ4の回転に伴って、回転円板2が回
転すると同時に回転用大ギヤ17aと噛み合っている攪
拌羽用小ギヤ17bも回転する。ここで、攪拌用羽14
は攪拌羽用小ギヤ17bと直結しているので回転円板と
ともに回転するが、攪拌羽用小ギヤ17bのギヤ径は回
転用大ギヤ17aのギヤ径よりも小さいので攪拌用羽1
4は回転円板2よりも速く回転する。
【0038】そのため、緑茶のように茎や葉という長い
線状物の単独存在又は混在により粉粒体収納容器1内や
粉粒体取出時に架橋を形成し、粉粒体貯留孔8への粉粒
体の取り出しを妨げ易い場合でも、攪拌用羽14の平行
四辺形の羽板が回転する際に線状物をなぎ倒し、粉粒体
貯留孔8等の横断面形状の大なることとも合わせた相乗
効果を発揮して緑茶の葉や茎等の線状物の架橋を崩すの
で、円滑に粉粒体貯留孔8に粉粒体Bを取り出すことが
できる。
【0039】そして、回転用ツマミ10cを突起10a
と突起10bとの中間に位置させると、前記の切断手段
であるカッター刃6a、8aが粉粒体貯留孔8の回転円
板2側の開口部にある線状物を切断して粉粒体Bの貯留
量を一定とする。さらに回転用ツマミ10cを突起10
bに接する位置まで回転させれば、前記同様に粉粒体B
を粉粒体の定量排出器Aの下に設置しておいた急須等に
定量排出することができる。
【0040】このように、本実施例は特に線状物が混入
している緑茶等に好適な粉粒体の定量排出器Aである
が、例えば粉ミルクのように固まり易い粉粒体にも好適
であり、また粉末コーヒー等にも使用することができる
のは勿論である。 〔第四実施例〕以下は、図7ないし図9を参照して本発
明の第四実施例について説明する。この実施例では、上
述した各実施例と特に異なる部分を説明し、略同一であ
る部分の説明は冗長を防ぐため省略する。
【0041】本実施例における粉粒体収納容器1は、両
側(上下端部)が開口部とされ且つこれら開口部のそれ
ぞれに雄ネジ部1a,1bが形成されている。雄ネジ部
1bには、当該雄ネジ部1bに螺合する雌ネジ部を備え
且つ表面に粉粒体排出量の目盛り21aを付した蓋体2
1が螺着され、この蓋体21の上面側には、回転用つま
み22が係合されている。回転用つまみ22には、その
内面側中央に筒状の突出部22aが形成されるととも
に、この突出部22aの周りに環状の突起部22bが形
成される一方、蓋体21には、その中央に前記突出部2
2aが挿通可能な貫通孔21cが形成されるとともに、
前記突起部22bと係合可能な環状の案内溝21bが形
成されている。
【0042】そして、蓋体21と回転用つまみ22とが
係合した状態で、前記突出部22aには断面十字状をし
た回転軸23の一端側が挿入されている。この回転軸2
3は、突出部22aの端部に外嵌された筒状の固定部材
24により回転用つまみ22に固定される一方、その長
手方向中途において攪拌羽25が固定されており、この
攪拌羽25は、図7に示すように粉粒体収納容器1内に
位置するようなっている。さらに、粉粒体収納容器1の
雄ネジ部1a側には、回転円板2,固定キャップ3,回
転キャップ4が取り付けられていて、これらは前記回転
軸23によって一体化している。
【0043】回転円板2は、その中心に前記回転軸23
が挿通される筒状の突出部2aが形成されていて、内部
は後述する回転軸が取り付け可能なように断面十字状と
なっている。また、前記粉粒体収納容器1側の面には、
複数(この例では3つ)の攪拌突起2bが固定されてい
る。一方、固定キャップ3は、この例ではスプーン一杯
分,四杯分,六杯分に相当する大きさの貯留孔3c,3
d,3eを有する。この固定キャップ3には、回転キャ
ップ4が嵌合されており、前記回転軸23の他端面は、
回転キャップ4の中央部に接触するとともに、当該回転
キャップ4の外側からネジ26が螺着されることにより
一体的に連結される。さらに、この回転キャップ4に
は、粉粒体の排出ガイドとなる漏斗状をした案内筒27
が装着されている。なお、28a〜28cは、密閉をよ
くするためのOリングである。
【0044】ここで、前記スプーン一杯分,四杯分,六
杯分の位置を知らせるクリック機構が設けられている。
具体的には、固定キャップ3の外周に形成された複数の
突起3fと、回転キャップ4の外周に形成されたストッ
パとしての突設片4bとが、回転時に接触することによ
って、スプーン一杯分,四杯分の位置に到達したことを
手指に感応させるようになっている。また、スプーン六
杯分の位置とロック位置では、固定キャップ3の外周に
対向して形成された一対のストッパ3gと、回転キャッ
プ4の突設片4bとが係合することで停止するようにな
っている。
【0045】このような粉粒体の定量排出器Aを使用す
るに当たっては、図9に示すようなスタンド31を使用
するとよい。このスタンド31は、哺乳瓶やカップ等を
置いたときの位置決め用の窪み32aを設けた基台32
と、この基台32に立ち上げて固定した2本の互いに平
行な案内軸33と、この案内軸33に取り付けられ、平
面がU字型をした一対の爪34a,34bを上下に設け
た把手付きの容器保持具34と、からなる。このような
スタンド31では、前記案内軸33によって容器保持具
34が移動自在となっており、案内軸34を2本で構成
したことにより、そのバネ効果で上下の移動が円滑にい
くようになっている。なお、符号35は、容器保持具3
4を案内軸33に固定するための止めネジである。
【0046】そして、粉粒体Bとして例えば粉ミルクの
定量を排出するに当たっては、回転用つまみ22を人手
により最初のスタート位置であるロックの位置から、ス
プーン一杯分の目盛りまで回転させる。その過程で回転
円板2の粉粒体取出孔6が、固定キャップ3の一番小さ
な孔であるスプーン一杯分の3cの上に位置し、上下に
連通した状態で粉ミルクを当該貯留孔3cに貯留する。
このとき、回転キャップ4は閉状態にある。そして、さ
らに回転用つまみ22を回転させると、回転円板2の粉
粒体取出孔6が、隣接するスプーン三杯分の容積(目盛
りでは4杯分の位置)に設定してある貯留孔3d,スプ
ーン二杯分の容積(目盛りでは6杯分の位置)に設定し
てある貯留孔3eと順次連通していき、これによって粉
ミルクは、各貯留孔3c〜3eに貯留される。
【0047】このようにして、回転用つまみ22がスプ
ーン一杯分の目盛りの位置に達すると、突設片4bが突
起3fに接触し、その位置に到達したことが手指に感応
させられる。このとき、底部の回転キャップ4の粉粒体
排出孔11が、上部の貯留孔3cと連通し、既に貯留さ
れているスプーン一杯分の粉ミルクを下方に排出する。
さらに回転用つまみ22を四杯分の目盛りまで回転させ
ると、突起3fと突設片4bが接触し、粉粒体排出孔1
1が今度は上部の貯留孔3dと連通し、既に貯留されて
いるスプーン三杯分の粉ミルクを下方に排出する(合計
四杯分)。そしてさらに、六杯分の目盛りまで回転させ
ると、今度はストッパ3gと突設片4bが係合して上部
の貯留孔3eと連通し、既に貯留されているスプーン二
杯分の粉ミルクを下方に排出する(合計六杯分)。この
とき、回転円板2の粉粒取出孔6は閉状態となってい
る。
【0048】このように、回転円板2の粉粒取出孔6
と、底部の回転キャップ4の粉粒体排出孔11の開閉関
係は、貯留孔3c〜3eを間に挟んだ状態において、粉
粒取出孔6が閉状態のときに粉粒体排出孔11が開とな
るように形成されている。具体的には、目盛りがロック
の位置からスプーン六杯分の位置まで、角度にして約1
90°の位置となっている。
【0049】ここで、六杯分以上の量が必要な場合に
は、回転用つまみ22を一旦ロックの位置まで戻し、再
度上記の操作を行うことで所望の量を排出することがで
きる。しかも、貯留孔3cは、スプーン一杯分の容積を
設けてあるので、五杯分,七杯分等を排出させる場合
も、四杯分,六杯分の目盛りとの組み合わせで行うこと
ができる。
【0050】このように、蓋体21の表面にロック状態
からスプーン一杯分,四杯分,六杯分を目盛りで段階的
に表示し、クリック機構によりそれぞれの位置で止まる
ようになっているので、所望の量の粉ミルクを視覚的,
触覚的に容易に排出させることができる。そして、回転
軸23を断面十字状に形成するとともに、この回転軸2
3に攪拌用羽24を固定し、さらに回転円板26にも複
数の攪拌用突起2bを設けてあるので、固まり易いミル
クや、緑茶の茎のように長い線状物でも、回転軸23の
突条体23aと攪拌用羽24の作用により、詰まりを生
じず、容易に排出することができ、粉粒体の定量排出器
の一層円滑な排出を行うことができる。また、スタンド
31を使用することにより、上部の回転用つまみ22を
簡単に操作することができる。
【0051】なお、上記実施例では、粉ミルクの例につ
いて説明したが、コーヒー,お茶等にも適用できるのは
いうまでもない。さらに、前記実施例は、回転つまみを
設けて目盛りで操作する例について説明したが、目盛り
の代わりに、回転円板2と底部の回転キャップ4の周囲
に突起やストッパを設け、手指の回転操作でできるよう
にしてもよいのは勿論である。その場合、攪拌軸23,
攪拌羽25及び攪拌用突起2bは、適宜省略することも
できる。
【0052】また、本発明は上述した各実施例にこだわ
ることなく、種々の態様で実施できるのは勿論である。
特に、スタンド31は、第四実施例においてのみ説明し
たが、第一ないし第三実施例に適用することも可能であ
る。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の粉粒体の定量排出器によれば、コーヒーやお茶,粉ミ
ルク等の粉粒体をカップや哺乳瓶,湯呑み等の飲料容器
や急須に注ぐに当たり、他の用具を使わずに誰でも簡単
に一定量の粉粒体を正確に取り出すことができる。しか
も、粉粒体収納容器内の粉粒体が外気に触れる時間を短
くして粉粒体を取り出すことができるので、収納容器内
に湿気が侵入して容器内の粉粒体の品質が劣化すること
も防ぐことができる。したがって、粉粒体収納容器内の
粉粒体の味や香り等も長期にわたって維持することが可
能となる。
【0054】 さらに、発明によれば、回転力伝達手
段と回転範囲規制手段とにより、誰でも同じように回転
キャップと回転円板とを同一方向に、且つ固定キャップ
に対する回転範囲を一定として回転させることができ
る。そして、回転円板と回転キャップとの固定キャップ
に対する摺動回転により、粉粒体収納容器内の粉粒体を
粉粒体貯留孔に常に一定量となるように貯留してから排
出するので、用途に応じて粉粒体貯留孔の容量を変え
て、種々の粉粒体を再現性良く定量排出することが可能
となり、定量性、操作性、汎用性に優れた粉粒体の定量
排出器となった。また、粉粒体の定量排出器を粉粒体収
納容器に取り付けたままでも粉粒体収納容器内に湿気が
入りにくく、粉粒体を定量排出する時にも、粉粒体収納
容器内に残った粉粒体が外気と接触する時間は従来に比
べて著しく短くなる。
【0055】 特に、請求項に記載の発明によれば、
粉末コーヒーのような粉のみならず、お茶のように葉や
茎という線状物が混じった粉粒体も定量性良く排出する
ことができるのみならず、粉粒体貯留孔に線状物等の架
橋が生じるのを防ぐこともでき、粉粒体の種類や形状に
係わらず種々の粉粒体に幅広く用いることができるとい
う、さらに定量性、汎用性に優れた粉粒体の定量排出器
となった。
【0056】 請求項に記載の発明によれば、複数の
粉粒体貯留孔の開設により、粉粒体の種類や必要量等に
応じてその時々で排出量を調節することが可能という機
能特性に優れる効果も得ることができた。請求項に記
載の発明によれば、人手等により簡単に操作することが
でき、したがって回転円板及び回転キャップの回転を容
易に行うことができる。
【0057】 請求項に記載の発明によれば、目盛り
によって粉粒体の量を視覚により簡単に調節することが
できる。請求項に記載の発明によれば、緑茶の茎のよ
うに長い線状物や粉ミルクのように湿気により固まり易
い粉状物についても粉粒体の定量排出器の詰まり等を生
じることなく使用することができるという耐久性に優れ
たものとなったのみならず、長い線状物や固まり易い粉
状物についても定量性良く排出することができるという
定量性、汎用性により優れた粉粒体の定量排出器となっ
た。
【0058】 請求項に記載の発明によれば、攪拌用
羽と攪拌用羽回転駆動手段とを備えることにより、長い
線状物や粉状物の固まりが粉粒体貯留孔に入る際に攪拌
用羽がそれらの架橋を崩し、また固まりを壊して粉粒体
貯留孔に粉状物の固まりが入るのを防ぎ、精度良く定量
排出することができる。請求項に記載の発明によれ
ば、粉粒体の排出先が例えば筒体等のように高さがある
ものの場合や、皿等のように高さのないものの場合に応
じて適宜粉粒体収納容器を上下に移動させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の粉粒体の定量排出器の分解斜視図
である
【図2】前記粉粒体の定量排出器における回転範囲規制
手段より規制される回転円板と回転キャップとの回転範
囲を説明する展開図である。
【図3】前記粉粒体の定量排出器の縦断面正面図であ
る。
【図4】第二実施例の粉粒体の定量排出器における粉粒
体貯留孔の説明図である。
【図5】第三実施例の粉粒体の定量排出器の分解斜視図
である。
【図6】前記粉粒体の定量排出器の縦断面正面図であ
る。
【図7】第四実施例において説明した粉粒体の定量排出
器を示す半断面図である。
【図8】図7の粉粒体の定量排出器を示す図であり、同
図(a)は分解斜視図,同図(b)は固定キャップの平
面図である。
【図9】図7の粉粒体の定量排出器の使用態様図であ
る。
【符号の説明】
A 粉粒体の定量排出器 B 粉粒体 1 粉粒体収納容器 2 回転円板 3 固定キャップ 4 回転キャップ 5 回転軸 6 粉粒体取出孔 6a カッター刃 8 粉粒体貯留孔 8a カッター刃 10a 突起 10b 突起 10c 回転用ツマミ 11 粉粒体排出孔 14 攪拌用羽 15 回転軸 17a 回転用大ギヤ 17b 攪拌羽用小ギヤ 17c 連結板 18a 回転軸 18b 回転軸 20 内歯車切片 21a 目盛り 22 回転用つまみ 23 回転軸 25 攪拌羽 31 スタンド

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体収納容器から一定量の粉粒体を排
    出する粉粒体の定量排出器において、前記粉粒体収納容
    器の開口部に固定される肉厚の円板からなる固定キャッ
    プと、前記固定キャップの前記粉粒体収納容器側の面上
    に摺動回転可能に配設される回転円板と、前記固定キャ
    ップの前記粉粒体収納容器とは逆側の面上に摺動回転可
    能に配設される回転キャップと、前記回転円板及び前記
    回転キャップを回転方向に一体とする回転力伝達手段
    と、前記固定キャップの周縁部を上下に貫通する粉粒体
    貯留孔と、前記回転円板に前記粉粒体貯留孔と重なり合
    うように開設される粉粒体取出孔と、前記回転キャップ
    に前記粉粒体貯留孔に重なり合い且つ前記粉粒体取出孔
    から周方向に少なくとも前記粉粒体貯留孔の幅以上に離
    隔した位置に開設される粉粒体排出孔と、前記固定キャ
    ップに対する前記回転円板及び前記回転キャップの回転
    範囲を少なくとも前記粉粒体貯留孔と前記粉粒体取出孔
    とが重なり合う粉粒体取出位置及び前記粉粒体排出孔と
    前記粉粒体貯留孔とが重なり合う粉粒体排出位置を含む
    範囲内に制限する回転範囲規制手段と、前記粉粒体貯留
    孔と前記粉粒体取出孔とが前記粉粒体取出位置で重なり
    合った後に前記粉粒体排出位置に向けて回転する際に相
    対向する辺にそれぞれ設けられた切断手段と、を備えた
    ことを特徴とする粉粒体の定量排出器。
  2. 【請求項2】 粉粒体収納容器から一定量の粉粒体を排
    出する粉粒体の定量排出器において、前記粉粒体収納容
    器の開口部に固定される肉厚の円板からなる固定キャッ
    プと、前記固定キャップの前記粉粒体収納容器側の面上
    に摺動回転可能に配設される回転円板と、前記固定キャ
    ップの前記粉粒体収納容器とは逆側の面上に摺動回転可
    能に配設される回転キャップと、前記回転円板及び前記
    回転キャップを回転方向に一体とする回転力伝達手段
    と、前記固定キャップの周縁部を上下に貫通する粉粒体
    貯留孔と、前記回転円板に前記粉粒体貯留孔と重なり合
    うように開設される粉粒体取出孔と、前記回転キャップ
    に前記粉粒体貯留孔に重なり合い且つ前記粉粒体取出孔
    から周方向に少なくとも前記粉粒体貯留孔の幅以上に離
    隔した位置に開設される粉粒体排出孔と、前記固定キャ
    ップに対する前記回転円板及び前記回転キャップの回転
    範囲を少なくとも前記粉粒体貯留孔と前記粉粒体取出孔
    とが重なり合う粉粒体取出位置及び前記粉粒体排出孔と
    前記粉粒体貯留孔とが重なり合う粉粒体排出位置を含む
    範囲内に制限する回転範囲規制手段と、を備え、さら
    に、前記粉粒体貯留孔を複数備えたことを特徴とする粉
    粒体の定量排出器。
  3. 【請求項3】 粉粒体収納容器から一定量の粉粒体を排
    出する粉粒体の定量排出器において、前記粉粒体収納容
    器の開口部に固定される肉厚の円板からなる固定キャッ
    プと、前記固定キャップの前記粉粒体収納容器側の面上
    に摺動回転可能に配設される回転円板と、前記固定キャ
    ップの前記粉粒体収納容器とは逆側の面上に摺動回転可
    能に配設される回転キャップと、前記回転円板及び前記
    回転キャップを回転方向に一体とする回転力伝達手段
    と、前記固定キャップの周縁部を上下に貫通する粉粒体
    貯留孔と、前記回転円板に前記粉粒体貯留孔と重なり合
    うように開設される粉粒体取出孔と、前記回転キャップ
    に前記粉粒体貯留孔に重なり合い且つ前記粉粒体取出孔
    から周方向に少なくとも前記粉粒体貯留孔の幅以上に離
    隔した位置に開設される粉粒体排出孔と、前記固定キャ
    ップに対する前記回転円板及び前記回転キャップの回転
    範囲を少なくとも前記粉粒体貯留孔と前記粉粒体取出孔
    とが重なり合う粉粒体取出位置及び前記粉粒体排出孔と
    前記粉粒体貯留孔とが重なり合う粉粒体排出位置を含む
    範囲内に制限する回転範囲規制手段と、を備え、さら
    に、前記粉粒体収納容器の開口部とは逆側の端部に回転
    用つまみを設けるとともに、この回転用つまみと前記回
    転円板,前記回転キャップの少なくともいずれかとを回
    転軸で連結したことを特徴とする粉粒体の定量排出器。
  4. 【請求項4】 前記回転用つまみの回転位置を読み取る
    目盛りを設けたことを特徴とする請求項3に記載の粉粒
    体の定量排出器。
  5. 【請求項5】 前記回転軸に攪拌用羽を固定したことを
    特徴とする請求項3又は請求項4に記載の粉粒体の定量
    排出器。
  6. 【請求項6】 粉粒体収納容器から一定量の粉粒体を排
    出する粉粒体の定量排出器において、前記粉粒体収納容
    器の開口部に固定される肉厚の円板からなる固定キャッ
    プと、 前記固定キャップの前記粉粒体収納容器側の面上
    に摺動回転可能に配設される回転円板と、前記固定キャ
    ップの前記粉粒体収納容器とは逆側の面上に摺動回転可
    能に配設される回転キャップと、前記回転円板及び前記
    回転キャップを回転方向に一体とする回転力伝達手段
    と、前記固定キャップの周縁部を上下に貫通する粉粒体
    貯留孔と、前記回転円板に前記粉粒体貯留孔と重なり合
    うように開設される粉粒体取出孔と、前記回転キャップ
    に前記粉粒体貯留孔に重なり合い且つ前記粉粒体取出孔
    から周方向に少なくとも前記粉粒体貯留孔の幅以上に離
    隔した位置に開設される粉粒体排出孔と、前記固定キャ
    ップに対する前記回転円板及び前記回転キャップの回転
    範囲を少なくとも前記粉粒体貯留孔と前記粉粒体取出孔
    とが重なり合う粉粒体取出位置及び前記粉粒体排出孔と
    前記粉粒体貯留孔とが重なり合う粉粒体排出位置を含む
    範囲内に制限する回転範囲規制手段と、前記回転円板の
    前記固定キャップとは逆側の空間に回転可能に配設され
    る攪拌用羽と、前記攪拌用羽を前記回転円板とは異なっ
    た回転速度で回転させる攪拌用羽回転駆動手段と、を備
    たことを特徴とする粉粒体の定量排出器。
  7. 【請求項7】 粉粒体収納容器から一定量の粉粒体を排
    出する粉粒体の定量排出器において、前記粉粒体収納容
    器の開口部に固定される肉厚の円板からなる固定キャッ
    プと、前記固定キャップの前記粉粒体収納容器側の面上
    に摺動回転可能に配設される回転円板と、前記固定キャ
    ップの前記粉粒体収納容器とは逆側の面上に摺動回転可
    能に配設される回転キャップと、前記回転円板及び前記
    回転キャップを回転方向に一体とする回転力伝達手段
    と、前記固定キャップの周縁部を上下に貫通する粉粒体
    貯留孔と、前記回転円板に前記粉粒体貯留孔と重なり合
    うように開設される粉粒体取出孔と、前記回転キャップ
    に前記粉粒体貯留孔に重なり合い且つ前記粉粒体取出孔
    から周方向に少なくとも前記粉粒体貯留孔の幅以上に離
    隔した位置に開設される粉粒体排出孔と、前記固定キャ
    ップに対する前記回転円板及び前記回転キャップの回転
    範囲を少なくとも前記粉粒体貯留孔と前記粉粒体取出孔
    とが重なり合う粉粒体取出位置及び前記粉粒体排出孔と
    前記粉粒体貯留孔とが重なり合う粉粒体排出位置を含む
    範囲内に制限する回転範囲規制手段と、前記粉粒体収納
    容器を上下に移動自在に支持するスタンドと、を備えた
    ことを特徴とする粉粒体の定量排出器。
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