JP3487089B2 - 積層型インクジェット式記録ヘッド - Google Patents
積層型インクジェット式記録ヘッドInfo
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
り構成されたアクチュエータユニットと、金属で構成さ
れた流路基板とを接合してなる積層型インクジェット式
記録ヘッドに関する。
たように圧力発生室を構成している弾性板の一部領域に
圧電振動板を貼着し、圧電振動板のたわみ変位により圧
力室の容積を変化させてインク滴を発生させるインクジ
ェット式記録ヘッドは、圧力発生室の広い面積を変位さ
せることが可能なため、インク滴を安定して発生させる
ことができるという特徴を備えている。
示したように圧力発生室、振動板、及び圧電振動板をセ
ラミックスの焼結により製作されたアクチュエータユニ
ットA,B,Cと、複数のノズル開口列に対応させて形
成された金属板から成る単一の流路構成ユニットDとに
大きく分けられ、複数のアクチュエータユニットA,
B,Cを流路ユニットDに接着剤で固定して構成されて
いる。
チュエータユニットの固定には、流路ユニットとの間に
熱溶着フィルムを介装し、加圧しつつ加熱により熱溶着
フィルムを溶融させる熱溶着の技法が採用されている。
溶着フイルム、アクチュエータユニット、及び流路ユニ
ットの間に閉じこめられている空気が膨張して、接合不
良を引き起こしたり、長時間の加熱を必要として材質の
相違による熱膨張差で反りが生じる等の問題を抱えてい
る。
振動が共通のインク室に伝搬し、ここのインクを介して
他の圧力発生室のメニスカスを振動させる、いわゆるク
ロストークが発生して印字品質が低下する等の問題があ
る。
ものであって、その目的とするところは流路ユニットと
アクチュエータユニットとの熱接合に起因する不都合
や、またクロストーク等の問題を一気に解決できる積層
型インクジェット式記録ヘッドを提供することである。
るためには本発明の積層型インクジェット式記録ヘッド
においては、圧力発生室と、該圧力発生室を加圧するた
めの圧力発生素子とを備えたアクチュエータユニット
と、該アクチュエータユニットが固定され、前記圧力発
生室の両端部において連通する連通孔とインク供給口と
を備えたインク供給口形成基板と、前記インク供給口を
介して前記圧力発生室に連通する共通のインク室、及び
前記圧力発生室に連通する連通孔とを備えた共通のイン
ク室形成基板と、前記共通のインク室形成基板の他面を
封止するとともに前記各連通孔を介して前記圧力発生室
に接続するノズル開口を備えたノズルプレートとを接合
してなる流路ユニットとを接着するとともに、前記イン
ク供給口形成基板の前記共通のインク室及び前記圧力発
生室に対向する領域に、前記アクチュエータユニットに
対向する凹部を形成してなる。
ユニットとの間で空間を形成するから、熱膨張した空気
をここに逃がして圧力を低下させ、また接着面積を必要
最小限に制限して両者の熱膨張差を接着層で吸収し、さ
らには凹部により形成された空気層が圧電振動子からの
振動が共通のインク室に伝搬するのを遮断する。
した実施例に基づいて説明する。
溶着フィルムを省略して示す組み立て斜視図であり、ま
た図2は、1つのアクチュエータユニットの圧力発生室
近傍の構造を示す断面図であって、図中符号2は第1の
蓋板で、厚さ10μm程度のジルコニアの薄板から構成
され、その表面に、後述する圧力発生室4に対向するよ
うに駆動電極5を形成し、その上にPZT等からなる圧
電振動板3が固定されている。
動を受けて収縮、膨張してノズル開口28からインク滴
を吐出し、またまたインク供給口20を介して共通のイ
ンク室23からインクを吸引する。
るのに適した厚さ、例えば150μmのジルコニア(Z
rO2)などのセラミックス板に通孔を穿設して構成さ
れ、後述する第2の蓋体8と第1の蓋体2により両面を
封止されて前述の圧力発生室4を形成している。
のセラミック板に後述するインク供給口20と圧力発生
室4とを接続する連通孔9と、ノズル開口28と圧力発
生室4の他端とを接続する連通孔10を穿設して構成さ
れ、スペーサ7の他面に固定されている。
ミックス材料を所定の形状に成形し、これを積層して焼
成することにより接着剤を使用することなくアクチュエ
ータユニット1に纏められている。
ュエータユニット1の固定基板を兼ねるとともに、イン
クタンクとの接続部材も設けることができるように、記
録ヘッド内の部材の内で一番大きな剛性を要求される部
材である。このため、耐インク性を備えた不錆鋼等の金
属やセラミックスがその材料として選択されている。
ンク室23に対向する面には、図2及び図3に示したよ
うに圧力発生室23に対向する位置で、かつ外側、つま
りアクチュエータユニット1側に開口する凹部21aが
形成されている。
成基板21として金属を使用した場合には、図4に示し
たようにインク供給口形成基板21のインク共通のイン
ク室23に対向する面にプレス等で凹部40を形成し
(図4(a))、他方の面の凸部41を研磨して(図4
(b))平面に仕上げする(図4(c))。
板21の共通のインク室に対向する面に窓42を備えた
エッチング保護膜43を形成して(図5(a))、片方
の面だけをエッチングで凹部44を形成した後(図5
(b))、エッチング保護膜43を除去する(図5
(c))等の方法が適用できる。
に2枚の不錆鋼等の金属薄板50、51を接着フイルム
52を介して積層、接合した板材を用意し、接着フィル
ム52をエッチングストッパとし、一方の金属薄板50
の凹部21aに該当する箇所をエッチングにより選択的
に除去する方法や、さらには基板の表面に、凹部21a
に相当する箇所をマスクして電鋳することにより、厚肉
部を形成する加工方法がある。
フィルム54を2枚の金属薄板50、51の間に、接着
フィルム55、56を介して積層、接合し、一方の金属
薄板50の凹部21aに該当する箇所をフィルム54を
エッチングストッパとして選択的にエッチングにより除
去する加工方法もある。
基板21には、圧力発生室4側の一端側に後述する共通
のインク室23と圧力発生室4を接続するインク供給口
20が設けられ、また圧力発生室4の他端側にはノズル
開口28と接続する連通孔24が設けられている。
領域から外れた位置には図示しないインクタンクからイ
ンクが流入するインク導入口22、22、22が穿設さ
れている。
のインク室23を形成するに適した厚み、例えば150
μmのステンレス鋼などの耐蝕性を備えた板材に、共通
のインク室23の形状に対応する通孔と、ノズルプレー
ト27のノズル開口28とを接続する連通孔26を穿設
して構成されている。
インク室形成基板25、及びノズルプレート27は、そ
れぞれの間に熱溶着フィルムや接着剤の接着層32、3
3により固定して流路ユニット30に纏められる。
基板21の表面に、図8に示したように熱溶着フィルム
31とアクチュエータユニット1とを順番に積層載置し
て、これらを押圧しながら加熱すると、接合領域の温度
が急速に上昇して熱溶着フイルム31が急速に軟化、溶
融する。
チュエータユニット1及び流路ユニット30との間に閉
じこめられていた空気が熱膨張するが、インク供給口形
成基板21の凹部21aと、熱溶着フィルム31の窓3
1aとで形成された空間で圧力上昇が緩和され、接合面
が確実に接着される。
L=8.73mm、幅W=1.74mm、薄肉部の厚さ15
乃至25μmとなる凹部21aを形成すると、1×10
のマイナス15乗 立方メートル/パスカル程度の弾性
を示すことになり、接合時の熱膨張した圧力上昇を十分
に吸収することができる。
れる空気層の厚みT’(図2)は、アクチュエータユニ
ット1から伝搬してきた振動に対しても十分に振動遮蔽
材として機能する。これによりインク滴吐出の際に圧力
発生室4で生じた振動が共通のインク室23に伝搬して
ここのインクに振動を誘起して、圧力発生室4へのイン
ク供給に悪影響を与えるの防止することができる。
面に形成される共通の電極を、また15は外部装置と接
続するフレキシブルケーブルをそれぞれ示す。
信号を印加すると、圧電振動子3がたわみ振動して圧力
発生室4を収縮させる。これにより圧力発生室4のイン
クが加圧されてノズル開口28からインク滴として吐出
する。
して伝搬してきた圧電振動子3の振動は、インク供給口
形成基板21の凹部21aの空気層による極端なインピ
ーダンスの相違により、反射、吸収で減衰されてから共
通のインク室23に到達する。
インク室23を介して他の圧力発生室4の圧力変動を誘
起させる振動の伝搬を大幅に減らすことができる。
エータユニット1との間の接合面積を容易に制限できる
ため、両者の材料の相違に起因する熱膨張差を吸収して
ヒートサイクルに対する接着強度の耐久性を向上するこ
とができる。
薄板50、51を接着フイルム52を介して積層、接合
した板材を用意し、接着フィルム52をエッチングスト
ッパとし、一方の金属薄板50の凹部21aに該当する
箇所をエッチングにより選択的に除去した場合には、凹
部21aの境界51aが露出していて、かつこの領域が
エッチング液の作用を受けて接着強度が若干低下してい
る虞がある。
ィルム31を載置してアクチュエータユニット1を加圧
しながら加熱、接着すると、この境界に応力が集中して
剥がれを招き、熱溶融フィルム31とアクチュエータユ
ニット1及び流路ユニット30との間に閉じ込められた
空気が熱膨張して境界51aから奥に浸入して大きな剥
離に至る虞がある。
51を接着フイルム52で貼合わせて一方の面をエッチ
ングして凹部21aを形成する場合に適した一実施例を
示すものであって、凹部21aの位置を共通のインク室
形成基板25に形成されている共通のインク室23の側
に所定量Δdだけオフセットして、ここの領域でたわみ
やすくしておく。
圧されて一部に応力が掛かった場合にも、図10に示し
たように金属薄板50、51、熱溶着フィルム52から
なる層が一体となって弾性変形するから、境界部51a
に集中的に応力が集中するのを防止して、空気の膨張に
起因する薄板50の剥離の進行を抑えることができる。
1を接着フィルム52を介して接合した場合に生じる問
題を回避するための他の実施例を示すもので、この実施
例においては、エッチングを行う金属薄板50に、ノズ
ル開口の配列方向に所定の間隔で幅方向に延びるリブ5
0b、50cを残すようにエッチングを行って複数の凹
部21b,21c,21dを形成したものである。そし
て好ましくはインク導入口22から離れた位置のリブ5
0a,50bほどその間隔L1、L2、L3が大きくな
るように構成されている(L1<L2<L3)。
部21b、21c、21dの境界の内、比較的めくれ易
い長手方向は、リブ50a,50bにより相互に引き合
うことになり、接着フィルム52からの浮き上がりが防
止される。そしてインク導入口22離れる程、リブ50
a,50bの間隔L1、L2、L3が大きくなって、イ
ンク誘導口22から最も遠い凹部21dの面積が大きく
なっているため、共通のインク室の奥側のコンプライア
ンスを無用に抑えることなく、剥離を防止することがで
きる。
の実施例を示すものであって、この実施例においては凹
部21aを形成する金属薄板50の、凹部21aに面す
る長手方向の境界に所定の間隔で、凸部50d、50d
‥‥を設けたものである。
‥‥により境界における接合面積を増大させることが可
能となり、やはりめくれを防止することができる。
部21aを高い精度で加工することが困難な場合には、
図13に示したようにインク供給口形成基板21の両面
から浅い凹部21e,21fを対向するように形成する
こともできる。
1eにより熱溶着時の熱膨張に起因する圧力上昇を吸収
でき、さらに他面の凹部21fとあいまってアクチュエ
ータユニット1からの振動が共通のインク室に伝搬する
のを防止したり、またアクチュエータユニット1と接合
面積を可及的に少なくして、熱膨張差を吸収することが
できる。
4に示したように両面にそれぞれインク供給口形成基板
21の凹部21e、21fに対応する位置に窓42、4
5を有するエッチング保護膜43、46を設け(図14
(a))、両面からエッチングを実施して凹部21e,
21fを形成した後(図14(b))、エッチング保護
膜43、46を除去することにより構成することができ
る(図14(c))。
けることは、エッチング深さが浅いため、加工時間の短
縮と、精度の確保に役立つ。
明したように、第1の蓋板2、駆動電極5、圧電振動板
3、共通電極14より構成された圧力発生素子をスペー
サ7上に積層した構成を用いたものを例にとって説明し
たが、圧力発生素子として、いろいろな態様のものを使
用することができる。
室4を封止する第1の蓋部材を、下面に共通電極100
が形成された一枚構造の圧電振動層101により構成す
ると共に、その上面の圧力発生室4に対向する領域に個
別電極102を形成して、圧力発生室4に対向する圧電
振動層101の領域だけを選択的に撓み変位する構造と
して構成することもできる。
材を、共通の電極100により形成するとともに、共通
の電極100の圧力発生室4側に圧電振動子103と個
別電極104を設けたり、必要に応じて共通の電極10
0の表面に弾性変形に適した層、例えばジルコニアの薄
膜を積層して構成することもできる。
7を封止する蓋部材の圧力発生室4側の面、もしくは圧
力発生室4を区画する他の部材の圧力発生室側にジュー
ル熱発生素子106を設けて、駆動信号によりジュール
熱発生素子106を発熱させて圧力発生室内のインクを
気化させて加圧するものとして構成することもできる。
なお、図中符号107は保護層を示す。
とスペーサ7のみを説明したが、それ以外の記録ヘッド
の構成は図2に示した第2の蓋体8、流路ユニット30
を積層した構成など、上述の実施例の構成をとるもので
ある。
は、インク供給口形成基板のアクチュエータユニットに
対向する面に凹部が接着時に熱膨張した空気を逃がして
圧力を低下させ、また接着面積を必要最小限に制限して
両者の熱膨張差を接着層で吸収できる。また凹部が圧力
発生室に対向する領域に形成されているため、この凹部
による空気層が振動遮断材として機能し、圧電振動子か
らの振動を共通のインク室に伝搬するの防止する。
例を示す組み立て斜視図である。
例を、1つのアクチュエータユニットの圧力発生室近傍
の構造でもって示す断面図である。
のインク室との位置関係を示す図である。
形成基板に凹部を形成するための工程を示す図である。
形成基板に凹部を形成するための他の実施例を示す図で
ある。
図である。
図である。
着工程を示す図である。
基板を用いた場合の一実施例を示す断面図である。
口形成基板を用いた場合の他の実施例を示す断面図であ
る。
口形成基板を用いた場合の他の実施例を示す断面図であ
る。
実施例を、1つのアクチュエータユニットの圧力発生室
近傍の構造でもって示す断面図である。
ッドのインク供給口形成基板の製造方法の他の実施例を
示す図である。
蓋部材を兼ねる1枚構造の圧電材料で構成した場合の実
施例を示す図である。
生室の内部に設けた実施例を示す図である。
ル熱発生素子により構成した場合の実施例を示す図であ
る。
トを設けたインクジェット式記録ヘッドの一例を示す斜
視図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 圧力発生室と、該圧力発生室を加圧する
ための圧力発生素子とを備えたアクチュエータユニット
と、 該アクチュエータユニットが固定され、前記圧力発生室
の両端部において連通する連通孔とインク供給口とを備
えたインク供給口形成基板と、前記インク供給口を介し
て前記圧力発生室に連通する共通のインク室、及び前記
圧力発生室に連通する連通孔とを備えた共通のインク室
形成基板と、前記共通のインク室形成基板の他面を封止
するとともに前記各連通孔を介して前記圧力発生室に接
続するノズル開口を備えたノズルプレートとを接合して
なる流路ユニットとを接着するとともに、前記インク供
給口形成基板の前記共通のインク室及び前記圧力発生室
に対向する領域に、前記アクチュエータユニットに対向
する凹部を形成してなる積層型インクジェット式記録ヘ
ッド。 - 【請求項2】 表面に圧電振動板を有して振動部材を形
成するセラミックからなる第1の蓋部材と、前記蓋部材
により一方の面が封止されて圧力発生室を形成するセラ
ミックからなるスペーサとを焼成により一体に接合して
なるアクチュエータユニットと、 前記アクチュエータユニットが固定され、前記圧力発生
室の両端部において連通する連通孔とインク供給口とを
備えた金属からなるインク供給口形成基板と、前記イン
ク供給口を介して前記圧力発生室に連通する共通のイン
ク室、及び前記圧力発生室に連通する連通孔とを備えた
共通のインク室形成基板と、前記共通のインク室形成基
板の他面を封止するとともに前記各連通孔を介して前記
圧力発生室に接続するノズル開口を備えたノズルプレー
トとを接合してなる流路ユニットとを接着するととも
に、前記インク供給口形成基板の前記共通のインク室及
び前記圧力発生室に対向する領域に、前記アクチュエー
タユニットに対向する凹部を形成してなる積層型インク
ジェット式記録ヘッド。 - 【請求項3】 前記インク供給口形成基板が接着層を介
して2枚の金属薄板を接合することにより構成されてい
て、前記凹部が、前記接着層をエッチングストッパとし
て一方の金属薄板を部分的に除去することにより形成さ
れている請求項1に記載の積層型インクジェット式記録
ヘッド。 - 【請求項4】 前記凹部の周縁が前記共通のインク室形
成基板に形成された共通のインク室側にオフセットされ
て設けられている請求項1または2に記載のインクジェ
ット式記録ヘッド。 - 【請求項5】 前記凹部が前記ノズル開口の配列方向に
複数の領域に分割して構成されている請求項1または2
に記載のインクジェット式記録ヘッド。 - 【請求項6】 前記分割された領域の面積が、外部から
インクが流入する口から遠くなる程大きくなるように設
定されている請求項5に記載のインクジェット式記録ヘ
ッド。 - 【請求項7】 前記凹部を形成する金属薄板の前記凹部
側に突出する複数の凸部が形成されている請求項1また
は2に記載の積層型インクジェット式記録ヘッド。 - 【請求項8】 前記インク供給口形成基板の前記共通の
インク室に対向する両面に凹部が形成されている請求項
1または2に記載の積層型インクジェット式記録ヘッ
ド。 - 【請求項9】 圧力発生室と、該圧力発生室を加圧する
ための圧力発生素子とを備えたアクチュエータユニット
と、 該アクチュエータユニットが固定され、前記圧力発生室
の両端部において連通する連通孔とインク供給口とを備
えたインク供給口形成基板と、前記インク供給口を介し
て前記圧力発生室に連通する共通のインク室、及び前記
圧力発生室に連通する連通孔とを備えた共通のインク室
形成基板と、前記共通のインク室形成基板の他面を封止
するとともに前記各連通孔を介して前記圧力発生室に接
続するノズル開口を備えたノズルプレートとを接合して
なる流路ユニットとを接着するとともに、前記インク供
給口形成基板の前記共通のインク室に対向する領域に、
前記アクチュエータユニットに対向する凹部を形成し、
前記インク供給口形成基板が接着層を介して2枚の金属
薄板を接合することにより構成されていて、前記凹部
が、前記接着層をエッチングストッパとして一方の金属
薄板を部分的に除去することにより形成されている積層
型インクジェット式記録ヘッド。 - 【請求項10】 圧力発生室と、該圧力発生室を加圧す
るための圧力発生素子とを備えたアクチュエータユニッ
トと、該アクチュエータユニットが固定され、前記圧力
発生室の両端部において連通する連通孔とインク供給口
とを備えたインク供給口形成基板と、前記インク供給口
を介して前記圧力発生室に連通する共通のインク室、及
び前記圧力発生室に連通する連通孔とを備えた共通のイ
ンク室形成基板と、前記共通のインク室形成基板の他面
を封止するとともに前記各連通孔を介して前記圧力発生
室に接続するノズル開口を備えたノズルプレートとを接
合してなる流路ユニットとを接着するとともに、前記イ
ンク供給口形成基板の前記共通のインク室に対向する領
域に、前記アクチュエータユニットに対向する凹部を形
成し、前記凹部が前記ノズル開口の配列方向に複数の領
域に分割して構成され、前記分割された領域の面積が、
外部からインクが流入する口が遠くなる程大きくなるよ
うに設定されている積層型インクジェット式記録ヘッ
ド。 - 【請求項11】 圧力発生室と、該圧力発生室を加圧す
るための圧力発生素子とを備えたアクチュエータユニッ
トと、 該アクチュエータユニットが固定され、前記圧力発生室
の両端部において連通する連通孔とインク供給口とを備
えたインク供給口形成基板と、前記インク供給口を介し
て前記圧力発生室に連通する共通のインク室、及び前記
圧力発生室に連通する連通孔とを備えた共通のインク室
形成基板と、前記共通のインク室形成基板の他面を封止
するとともに前記各連通孔を介して前記圧力発生室に接
続するノズル開口を備えたノズルプレートとを接合して
なる流路ユニットとを接着するとともに、前記インク供
給口形成基板の前記共通のインク室に対向する領域に、
前記アクチュエータユニットに対向する凹部を形成し、
前記凹部を形成する金属薄板の前記凹部側に突出する複
数の凸部が形成されている積層型インクジェット式記録
ヘッド。
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JP9919696 | 1996-03-28 | ||
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