JP3487089B2 - 積層型インクジェット式記録ヘッド - Google Patents

積層型インクジェット式記録ヘッド

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JP3487089B2
JP3487089B2 JP21765996A JP21765996A JP3487089B2 JP 3487089 B2 JP3487089 B2 JP 3487089B2 JP 21765996 A JP21765996 A JP 21765996A JP 21765996 A JP21765996 A JP 21765996A JP 3487089 B2 JP3487089 B2 JP 3487089B2
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    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
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    • B41J2002/14419Manifold

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セラミックスによ
り構成されたアクチュエータユニットと、金属で構成さ
れた流路基板とを接合してなる積層型インクジェット式
記録ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平6-40035号公報に示され
たように圧力発生室を構成している弾性板の一部領域に
圧電振動板を貼着し、圧電振動板のたわみ変位により圧
力室の容積を変化させてインク滴を発生させるインクジ
ェット式記録ヘッドは、圧力発生室の広い面積を変位さ
せることが可能なため、インク滴を安定して発生させる
ことができるという特徴を備えている。
【0003】このような記録ヘッドは、通常、図18に
示したように圧力発生室、振動板、及び圧電振動板をセ
ラミックスの焼結により製作されたアクチュエータユニ
ットA,B,Cと、複数のノズル開口列に対応させて形
成された金属板から成る単一の流路構成ユニットDとに
大きく分けられ、複数のアクチュエータユニットA,
B,Cを流路ユニットDに接着剤で固定して構成されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように複数のアク
チュエータユニットの固定には、流路ユニットとの間に
熱溶着フィルムを介装し、加圧しつつ加熱により熱溶着
フィルムを溶融させる熱溶着の技法が採用されている。
【0005】しかしながら、接合面積が大きいため、熱
溶着フイルム、アクチュエータユニット、及び流路ユニ
ットの間に閉じこめられている空気が膨張して、接合不
良を引き起こしたり、長時間の加熱を必要として材質の
相違による熱膨張差で反りが生じる等の問題を抱えてい
る。
【0006】さらには、小型化が進むと、圧電振動子の
振動が共通のインク室に伝搬し、ここのインクを介して
他の圧力発生室のメニスカスを振動させる、いわゆるク
ロストークが発生して印字品質が低下する等の問題があ
る。
【0007】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであって、その目的とするところは流路ユニットと
アクチュエータユニットとの熱接合に起因する不都合
や、またクロストーク等の問題を一気に解決できる積層
型インクジェット式記録ヘッドを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような問題を解決す
るためには本発明の積層型インクジェット式記録ヘッド
においては、圧力発生室と、該圧力発生室を加圧するた
めの圧力発生素子とを備えたアクチュエータユニット
と、該アクチュエータユニットが固定され、前記圧力発
生室の両端部において連通する連通孔とインク供給口と
を備えたインク供給口形成基板と、前記インク供給口を
介して前記圧力発生室に連通する共通のインク室、及び
前記圧力発生室に連通する連通孔とを備えた共通のイン
ク室形成基板と、前記共通のインク室形成基板の他面を
封止するとともに前記各連通孔を介して前記圧力発生室
に接続するノズル開口を備えたノズルプレートとを接合
してなる流路ユニットとを接着するとともに、前記イン
ク供給口形成基板の前記共通のインク室及び前記圧力発
生室に対向する領域に、前記アクチュエータユニットに
対向する凹部を形成してなる。
【0009】
【作用】インク供給口形成基板の凹部がアクチュエータ
ユニットとの間で空間を形成するから、熱膨張した空気
をここに逃がして圧力を低下させ、また接着面積を必要
最小限に制限して両者の熱膨張差を接着層で吸収し、さ
らには凹部により形成された空気層が圧電振動子からの
振動が共通のインク室に伝搬するのを遮断する。
【0010】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の詳細を図示
した実施例に基づいて説明する。
【0011】図1は、本発明の記録ヘッドの全体を、熱
溶着フィルムを省略して示す組み立て斜視図であり、ま
た図2は、1つのアクチュエータユニットの圧力発生室
近傍の構造を示す断面図であって、図中符号2は第1の
蓋板で、厚さ10μm程度のジルコニアの薄板から構成
され、その表面に、後述する圧力発生室4に対向するよ
うに駆動電極5を形成し、その上にPZT等からなる圧
電振動板3が固定されている。
【0012】圧力発生室4は、圧電振動板3のたわみ振
動を受けて収縮、膨張してノズル開口28からインク滴
を吐出し、またまたインク供給口20を介して共通のイ
ンク室23からインクを吸引する。
【0013】7は、スペーサで、圧力発生室4を形成す
るのに適した厚さ、例えば150μmのジルコニア(Z
rO2)などのセラミックス板に通孔を穿設して構成さ
れ、後述する第2の蓋体8と第1の蓋体2により両面を
封止されて前述の圧力発生室4を形成している。
【0014】8は、第2の蓋体で、やはりジルコニア等
のセラミック板に後述するインク供給口20と圧力発生
室4とを接続する連通孔9と、ノズル開口28と圧力発
生室4の他端とを接続する連通孔10を穿設して構成さ
れ、スペーサ7の他面に固定されている。
【0015】これら各部材2、7、8は、粘土状のセラ
ミックス材料を所定の形状に成形し、これを積層して焼
成することにより接着剤を使用することなくアクチュエ
ータユニット1に纏められている。
【0016】21は、インク供給口形成基板で、アクチ
ュエータユニット1の固定基板を兼ねるとともに、イン
クタンクとの接続部材も設けることができるように、記
録ヘッド内の部材の内で一番大きな剛性を要求される部
材である。このため、耐インク性を備えた不錆鋼等の金
属やセラミックスがその材料として選択されている。
【0017】このインク供給口形成基板21の共通のイ
ンク室23に対向する面には、図2及び図3に示したよ
うに圧力発生室23に対向する位置で、かつ外側、つま
りアクチュエータユニット1側に開口する凹部21aが
形成されている。
【0018】このような凹部21aは、インク供給口形
成基板21として金属を使用した場合には、図4に示し
たようにインク供給口形成基板21のインク共通のイン
ク室23に対向する面にプレス等で凹部40を形成し
(図4(a))、他方の面の凸部41を研磨して(図4
(b))平面に仕上げする(図4(c))。
【0019】また別の手法としてはインク供給口形成基
板21の共通のインク室に対向する面に窓42を備えた
エッチング保護膜43を形成して(図5(a))、片方
の面だけをエッチングで凹部44を形成した後(図5
(b))、エッチング保護膜43を除去する(図5
(c))等の方法が適用できる。
【0020】さらに別の手法としては図6に示したよう
に2枚の不錆鋼等の金属薄板50、51を接着フイルム
52を介して積層、接合した板材を用意し、接着フィル
ム52をエッチングストッパとし、一方の金属薄板50
の凹部21aに該当する箇所をエッチングにより選択的
に除去する方法や、さらには基板の表面に、凹部21a
に相当する箇所をマスクして電鋳することにより、厚肉
部を形成する加工方法がある。
【0021】さらには図7に示したようにPPSやPI
フィルム54を2枚の金属薄板50、51の間に、接着
フィルム55、56を介して積層、接合し、一方の金属
薄板50の凹部21aに該当する箇所をフィルム54を
エッチングストッパとして選択的にエッチングにより除
去する加工方法もある。
【0022】再び図1、図2に戻ってインク供給口形成
基板21には、圧力発生室4側の一端側に後述する共通
のインク室23と圧力発生室4を接続するインク供給口
20が設けられ、また圧力発生室4の他端側にはノズル
開口28と接続する連通孔24が設けられている。
【0023】さらに、アクチュエータユニット1の固定
領域から外れた位置には図示しないインクタンクからイ
ンクが流入するインク導入口22、22、22が穿設さ
れている。
【0024】25は、共通のインク室形成基板で、共通
のインク室23を形成するに適した厚み、例えば150
μmのステンレス鋼などの耐蝕性を備えた板材に、共通
のインク室23の形状に対応する通孔と、ノズルプレー
ト27のノズル開口28とを接続する連通孔26を穿設
して構成されている。
【0025】これらインク供給口形成基板21、共通の
インク室形成基板25、及びノズルプレート27は、そ
れぞれの間に熱溶着フィルムや接着剤の接着層32、3
3により固定して流路ユニット30に纏められる。
【0026】この流路ユニット30のインク供給口形成
基板21の表面に、図8に示したように熱溶着フィルム
31とアクチュエータユニット1とを順番に積層載置し
て、これらを押圧しながら加熱すると、接合領域の温度
が急速に上昇して熱溶着フイルム31が急速に軟化、溶
融する。
【0027】この加熱により熱溶融フィルム31とアク
チュエータユニット1及び流路ユニット30との間に閉
じこめられていた空気が熱膨張するが、インク供給口形
成基板21の凹部21aと、熱溶着フィルム31の窓3
1aとで形成された空間で圧力上昇が緩和され、接合面
が確実に接着される。
【0028】例えばインク供給口形成基板21に、長さ
L=8.73mm、幅W=1.74mm、薄肉部の厚さ15
乃至25μmとなる凹部21aを形成すると、1×10
のマイナス15乗 立方メートル/パスカル程度の弾性
を示すことになり、接合時の熱膨張した圧力上昇を十分
に吸収することができる。
【0029】また、この凹部21aと接着層とで形成さ
れる空気層の厚みT’(図2)は、アクチュエータユニ
ット1から伝搬してきた振動に対しても十分に振動遮蔽
材として機能する。これによりインク滴吐出の際に圧力
発生室4で生じた振動が共通のインク室23に伝搬して
ここのインクに振動を誘起して、圧力発生室4へのイン
ク供給に悪影響を与えるの防止することができる。
【0030】なお、図中符号14は、圧電振動板3の表
面に形成される共通の電極を、また15は外部装置と接
続するフレキシブルケーブルをそれぞれ示す。
【0031】この実施例において、圧電振動子3に駆動
信号を印加すると、圧電振動子3がたわみ振動して圧力
発生室4を収縮させる。これにより圧力発生室4のイン
クが加圧されてノズル開口28からインク滴として吐出
する。
【0032】このとき、アクチュエータユニット1を介
して伝搬してきた圧電振動子3の振動は、インク供給口
形成基板21の凹部21aの空気層による極端なインピ
ーダンスの相違により、反射、吸収で減衰されてから共
通のインク室23に到達する。
【0033】したがって、従来問題となっていた共通の
インク室23を介して他の圧力発生室4の圧力変動を誘
起させる振動の伝搬を大幅に減らすことができる。
【0034】またインク供給口形成基板21とアクチュ
エータユニット1との間の接合面積を容易に制限できる
ため、両者の材料の相違に起因する熱膨張差を吸収して
ヒートサイクルに対する接着強度の耐久性を向上するこ
とができる。
【0035】ところで、図6に示したように2枚の金属
薄板50、51を接着フイルム52を介して積層、接合
した板材を用意し、接着フィルム52をエッチングスト
ッパとし、一方の金属薄板50の凹部21aに該当する
箇所をエッチングにより選択的に除去した場合には、凹
部21aの境界51aが露出していて、かつこの領域が
エッチング液の作用を受けて接着強度が若干低下してい
る虞がある。
【0036】この状態で金属薄板50の表面に熱溶着フ
ィルム31を載置してアクチュエータユニット1を加圧
しながら加熱、接着すると、この境界に応力が集中して
剥がれを招き、熱溶融フィルム31とアクチュエータユ
ニット1及び流路ユニット30との間に閉じ込められた
空気が熱膨張して境界51aから奥に浸入して大きな剥
離に至る虞がある。
【0037】図9は、このような2枚の金属薄板50、
51を接着フイルム52で貼合わせて一方の面をエッチ
ングして凹部21aを形成する場合に適した一実施例を
示すものであって、凹部21aの位置を共通のインク室
形成基板25に形成されている共通のインク室23の側
に所定量Δdだけオフセットして、ここの領域でたわみ
やすくしておく。
【0038】この実施例によれば、上述の熱溶着時に加
圧されて一部に応力が掛かった場合にも、図10に示し
たように金属薄板50、51、熱溶着フィルム52から
なる層が一体となって弾性変形するから、境界部51a
に集中的に応力が集中するのを防止して、空気の膨張に
起因する薄板50の剥離の進行を抑えることができる。
【0039】図11は、やはり2枚の金属薄板50、5
1を接着フィルム52を介して接合した場合に生じる問
題を回避するための他の実施例を示すもので、この実施
例においては、エッチングを行う金属薄板50に、ノズ
ル開口の配列方向に所定の間隔で幅方向に延びるリブ5
0b、50cを残すようにエッチングを行って複数の凹
部21b,21c,21dを形成したものである。そし
て好ましくはインク導入口22から離れた位置のリブ5
0a,50bほどその間隔L1、L2、L3が大きくな
るように構成されている(L1<L2<L3)。
【0040】この実施例によれば、応力などを受けて凹
部21b、21c、21dの境界の内、比較的めくれ易
い長手方向は、リブ50a,50bにより相互に引き合
うことになり、接着フィルム52からの浮き上がりが防
止される。そしてインク導入口22離れる程、リブ50
a,50bの間隔L1、L2、L3が大きくなって、イ
ンク誘導口22から最も遠い凹部21dの面積が大きく
なっているため、共通のインク室の奥側のコンプライア
ンスを無用に抑えることなく、剥離を防止することがで
きる。
【0041】図12は、上述の剥離を防止するための他
の実施例を示すものであって、この実施例においては凹
部21aを形成する金属薄板50の、凹部21aに面す
る長手方向の境界に所定の間隔で、凸部50d、50d
‥‥を設けたものである。
【0042】この実施例によれば、凸部50d、50d
‥‥により境界における接合面積を増大させることが可
能となり、やはりめくれを防止することができる。
【0043】なお、インク供給口形成基板21に深い凹
部21aを高い精度で加工することが困難な場合には、
図13に示したようにインク供給口形成基板21の両面
から浅い凹部21e,21fを対向するように形成する
こともできる。
【0044】この実施例においてもやはり一方の凹部2
1eにより熱溶着時の熱膨張に起因する圧力上昇を吸収
でき、さらに他面の凹部21fとあいまってアクチュエ
ータユニット1からの振動が共通のインク室に伝搬する
のを防止したり、またアクチュエータユニット1と接合
面積を可及的に少なくして、熱膨張差を吸収することが
できる。
【0045】このようなインク供給口形成基板は、図1
4に示したように両面にそれぞれインク供給口形成基板
21の凹部21e、21fに対応する位置に窓42、4
5を有するエッチング保護膜43、46を設け(図14
(a))、両面からエッチングを実施して凹部21e,
21fを形成した後(図14(b))、エッチング保護
膜43、46を除去することにより構成することができ
る(図14(c))。
【0046】このように両面に凹部21e、21fを設
けることは、エッチング深さが浅いため、加工時間の短
縮と、精度の確保に役立つ。
【0047】なお、上述の実施例においては、図2で説
明したように、第1の蓋板2、駆動電極5、圧電振動板
3、共通電極14より構成された圧力発生素子をスペー
サ7上に積層した構成を用いたものを例にとって説明し
たが、圧力発生素子として、いろいろな態様のものを使
用することができる。
【0048】すなわち、図15に示したように圧力発生
室4を封止する第1の蓋部材を、下面に共通電極100
が形成された一枚構造の圧電振動層101により構成す
ると共に、その上面の圧力発生室4に対向する領域に個
別電極102を形成して、圧力発生室4に対向する圧電
振動層101の領域だけを選択的に撓み変位する構造と
して構成することもできる。
【0049】また、図16に示したように、第1の蓋部
材を、共通の電極100により形成するとともに、共通
の電極100の圧力発生室4側に圧電振動子103と個
別電極104を設けたり、必要に応じて共通の電極10
0の表面に弾性変形に適した層、例えばジルコニアの薄
膜を積層して構成することもできる。
【0050】さらには、図17に示したようにスペーサ
7を封止する蓋部材の圧力発生室4側の面、もしくは圧
力発生室4を区画する他の部材の圧力発生室側にジュー
ル熱発生素子106を設けて、駆動信号によりジュール
熱発生素子106を発熱させて圧力発生室内のインクを
気化させて加圧するものとして構成することもできる。
なお、図中符号107は保護層を示す。
【0051】なお、上記実施例については圧力発生手段
とスペーサ7のみを説明したが、それ以外の記録ヘッド
の構成は図2に示した第2の蓋体8、流路ユニット30
を積層した構成など、上述の実施例の構成をとるもので
ある。
【0052】
【発明の効果】以上、説明したように本発明において
は、インク供給口形成基板のアクチュエータユニットに
対向する面に凹部が接着時に熱膨張した空気を逃がして
圧力を低下させ、また接着面積を必要最小限に制限して
両者の熱膨張差を接着層で吸収できる。また凹部が圧力
発生室に対向する領域に形成されているため、この凹部
による空気層が振動遮断材として機能し、圧電振動子か
らの振動を共通のインク室に伝搬するの防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット式記録ヘッドの一実施
例を示す組み立て斜視図である。
【図2】本発明のインクジェット式記録ヘッドの一実施
例を、1つのアクチュエータユニットの圧力発生室近傍
の構造でもって示す断面図である。
【図3】インク供給口形成基板に形成された凹部と共通
のインク室との位置関係を示す図である。
【図4】図(a)乃至(c)は、それぞれインク供給口
形成基板に凹部を形成するための工程を示す図である。
【図5】図(a)乃至(c)は、それぞれインク供給口
形成基板に凹部を形成するための他の実施例を示す図で
ある。
【図6】インク供給口形成基板の他の実施例を示す断面
図である。
【図7】インク供給口形成基板の他の実施例を示す断面
図である。
【図8】アクチュエータユニットと流路ユニットとの接
着工程を示す図である。
【図9】2枚の薄板を貼合わせてなるインク供給口形成
基板を用いた場合の一実施例を示す断面図である。
【図10】凹部近傍を拡大して示す図である。
【図11】2枚の薄板を貼合わせて構成したインク供給
口形成基板を用いた場合の他の実施例を示す断面図であ
る。
【図12】2枚の薄板を貼合わせて構成したインク供給
口形成基板を用いた場合の他の実施例を示す断面図であ
る。
【図13】本発明のインクジェット式記録ヘッドの他の
実施例を、1つのアクチュエータユニットの圧力発生室
近傍の構造でもって示す断面図である。
【図14】図(a)乃至(c)は、それぞれ同上記録ヘ
ッドのインク供給口形成基板の製造方法の他の実施例を
示す図である。
【図15】本発明の記録ヘッドの圧力発生素子を第1の
蓋部材を兼ねる1枚構造の圧電材料で構成した場合の実
施例を示す図である。
【図16】本発明の記録ヘッドの圧力発生素子を圧力発
生室の内部に設けた実施例を示す図である。
【図17】本発明の記録ヘッドの圧力発生素子をジュー
ル熱発生素子により構成した場合の実施例を示す図であ
る。
【図18】流路ユニットに複数のアクチュエータユニッ
トを設けたインクジェット式記録ヘッドの一例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 アクチュエータユニット 2 第1の蓋体 3 圧電振動板 4 圧力発生室 7 スペーサ 8 第2の蓋体 9、10 連通孔 20 インク供給口 21 インク供給口形成基板 21a 凹部 22 インク導入口 23 共通のインク室 27 ノズルプレート 28 ノズル開口 30 流路ユニット 31 熱溶着フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥村 資紀 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (72)発明者 赤羽 富士男 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (72)発明者 阿部 知明 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイ コーエプソン株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−234218(JP,A) 特開 平6−99578(JP,A) 特開 平4−179549(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/045 B41J 2/055 B41J 2/16

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力発生室と、該圧力発生室を加圧する
    ための圧力発生素子とを備えたアクチュエータユニット
    と、 該アクチュエータユニットが固定され、前記圧力発生室
    の両端部において連通する連通孔とインク供給口とを備
    えたインク供給口形成基板と、前記インク供給口を介し
    て前記圧力発生室に連通する共通のインク室、及び前記
    圧力発生室に連通する連通孔とを備えた共通のインク室
    形成基板と、前記共通のインク室形成基板の他面を封止
    するとともに前記各連通孔を介して前記圧力発生室に接
    続するノズル開口を備えたノズルプレートとを接合して
    なる流路ユニットとを接着するとともに、前記インク供
    給口形成基板の前記共通のインク室及び前記圧力発生室
    に対向する領域に、前記アクチュエータユニットに対向
    する凹部を形成してなる積層型インクジェット式記録ヘ
    ッド。
  2. 【請求項2】 表面に圧電振動板を有して振動部材を形
    成するセラミックからなる第1の蓋部材と、前記蓋部材
    により一方の面が封止されて圧力発生室を形成するセラ
    ミックからなるスペーサとを焼成により一体に接合して
    なるアクチュエータユニットと、 前記アクチュエータユニットが固定され、前記圧力発生
    室の両端部において連通する連通孔とインク供給口とを
    備えた金属からなるインク供給口形成基板と、前記イン
    ク供給口を介して前記圧力発生室に連通する共通のイン
    ク室、及び前記圧力発生室に連通する連通孔とを備えた
    共通のインク室形成基板と、前記共通のインク室形成基
    板の他面を封止するとともに前記各連通孔を介して前記
    圧力発生室に接続するノズル開口を備えたノズルプレー
    トとを接合してなる流路ユニットとを接着するととも
    に、前記インク供給口形成基板の前記共通のインク室及
    び前記圧力発生室に対向する領域に、前記アクチュエー
    タユニットに対向する凹部を形成してなる積層型インク
    ジェット式記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記インク供給口形成基板が接着層を介
    して2枚の金属薄板を接合することにより構成されてい
    て、前記凹部が、前記接着層をエッチングストッパとし
    て一方の金属薄板を部分的に除去することにより形成さ
    れている請求項1に記載の積層型インクジェット式記録
    ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記凹部の周縁が前記共通のインク室形
    成基板に形成された共通のインク室側にオフセットされ
    て設けられている請求項1または2に記載のインクジェ
    ット式記録ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記凹部が前記ノズル開口の配列方向に
    複数の領域に分割して構成されている請求項1または2
    に記載のインクジェット式記録ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記分割された領域の面積が、外部から
    インクが流入する口から遠くなる程大きくなるように設
    定されている請求項5に記載のインクジェット式記録ヘ
    ッド。
  7. 【請求項7】 前記凹部を形成する金属薄板の前記凹部
    側に突出する複数の凸部が形成されている請求項1また
    は2に記載の積層型インクジェット式記録ヘッド。
  8. 【請求項8】 前記インク供給口形成基板の前記共通の
    インク室に対向する両面に凹部が形成されている請求項
    1または2に記載の積層型インクジェット式記録ヘッ
    ド。
  9. 【請求項9】 圧力発生室と、該圧力発生室を加圧する
    ための圧力発生素子とを備えたアクチュエータユニット
    と、 該アクチュエータユニットが固定され、前記圧力発生室
    の両端部において連通する連通孔とインク供給口とを備
    えたインク供給口形成基板と、前記インク供給口を介し
    て前記圧力発生室に連通する共通のインク室、及び前記
    圧力発生室に連通する連通孔とを備えた共通のインク室
    形成基板と、前記共通のインク室形成基板の他面を封止
    するとともに前記各連通孔を介して前記圧力発生室に接
    続するノズル開口を備えたノズルプレートとを接合して
    なる流路ユニットとを接着するとともに、前記インク供
    給口形成基板の前記共通のインク室に対向する領域に、
    前記アクチュエータユニットに対向する凹部を形成し、
    前記インク供給口形成基板が接着層を介して2枚の金属
    薄板を接合することにより構成されていて、前記凹部
    が、前記接着層をエッチングストッパとして一方の金属
    薄板を部分的に除去することにより形成されている積層
    型インクジェット式記録ヘッド。
  10. 【請求項10】 圧力発生室と、該圧力発生室を加圧す
    るための圧力発生素子とを備えたアクチュエータユニッ
    トと、該アクチュエータユニットが固定され、前記圧力
    発生室の両端部において連通する連通孔とインク供給口
    とを備えたインク供給口形成基板と、前記インク供給口
    を介して前記圧力発生室に連通する共通のインク室、及
    び前記圧力発生室に連通する連通孔とを備えた共通のイ
    ンク室形成基板と、前記共通のインク室形成基板の他面
    を封止するとともに前記各連通孔を介して前記圧力発生
    室に接続するノズル開口を備えたノズルプレートとを接
    合してなる流路ユニットとを接着するとともに、前記イ
    ンク供給口形成基板の前記共通のインク室に対向する領
    域に、前記アクチュエータユニットに対向する凹部を形
    成し、前記凹部が前記ノズル開口の配列方向に複数の領
    域に分割して構成され、前記分割された領域の面積が、
    外部からインクが流入する口が遠くなる程大きくなるよ
    うに設定されている積層型インクジェット式記録ヘッ
    ド。
  11. 【請求項11】 圧力発生室と、該圧力発生室を加圧す
    るための圧力発生素子とを備えたアクチュエータユニッ
    トと、 該アクチュエータユニットが固定され、前記圧力発生室
    の両端部において連通する連通孔とインク供給口とを備
    えたインク供給口形成基板と、前記インク供給口を介し
    て前記圧力発生室に連通する共通のインク室、及び前記
    圧力発生室に連通する連通孔とを備えた共通のインク室
    形成基板と、前記共通のインク室形成基板の他面を封止
    するとともに前記各連通孔を介して前記圧力発生室に接
    続するノズル開口を備えたノズルプレートとを接合して
    なる流路ユニットとを接着するとともに、前記インク供
    給口形成基板の前記共通のインク室に対向する領域に、
    前記アクチュエータユニットに対向する凹部を形成し、
    前記凹部を形成する金属薄板の前記凹部側に突出する複
    数の凸部が形成されている積層型インクジェット式記録
    ヘッド。
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