JP3486639B2 - マニピュレータ - Google Patents

マニピュレータ

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JP3486639B2
JP3486639B2 JP30465199A JP30465199A JP3486639B2 JP 3486639 B2 JP3486639 B2 JP 3486639B2 JP 30465199 A JP30465199 A JP 30465199A JP 30465199 A JP30465199 A JP 30465199A JP 3486639 B2 JP3486639 B2 JP 3486639B2
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    • Y10T74/00Machine element or mechanism
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロボットの胴部等
の支持体に配設され関節部を有するマニピュレータに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、発電所や工場等の特に危険性の高
い場所において、無人化が推し進められており、これに
ともない、作業員に代わって作業を行うマニピュレータ
が種々開発されている。従来のマニピュレータとして
は、モータ等の駆動部が各関節に組み込まれた駆動部組
み込み方式,ワイヤロープを引き回し単数のモータ等の
駆動部で複数の関節を駆動させるワイヤロープ方式等が
知られている。
【0003】しかしながら、上記従来のマニピュレータ
は以下の課題を有していた。 (1)駆動部組み込み方式のマニピュレータは、駆動部
が各関節に組み込まれるので、マニピュレータ全体の重
量が大きくなり、マニピュレータを支えている部材(例
えば、マニピュレータの根元部のモータや装置全体を移
動させるためのモータ)のトルクを大きくする必要があ
る。よって、装置全体の重量も大きくなり、生産性に欠
けるとともに作業性に欠けるという課題を有していた。 (2)駆動部組み込み方式のマニピュレータは、各関節
に駆動部を配設するスペースを確保する必要があり、マ
ニピュレータが大型化し、延いては装置全体が大型化
し、生産性に欠けるとともに作業性に欠けるという課題
を有していた。 (3)ワイヤロープ方式のマニピュレータは、単数のモ
ータ等の駆動部を駆動させることによって、複数の関節
が連動して動作してしまうので、複雑な動作をさせるこ
とが困難であり、作業性に欠けるという課題を有してい
た。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、モータの動力の伝達を行うワイヤと、内部をワイヤ
が摺動するフレキシブルチューブと、を備え、モータを
マニピュレータ以外のロボットの胴部等に配設し、各関
節を各々のモータで動作させることにより、小型化及び
軽量化及び消費電力を節約することが可能であり作業性
に優れるとともに生産性に優れるマニピュレータを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のマニピュレータは、以下の構成を有してい
る。
【0006】本発明の請求項1に記載のマニピュレータ
は、ロボットの胴部や工場の作業現場等の架台等の支持
体に配設され、1以上の関節部と、前記関節部を回動さ
せる回動機構と、を有し、前記回動機構が、前記関節部
に配設されたプーリと、一端が前記プーリに固定され他
端が前記支持体の所定部に配設されたモータに接続され
た線条のワイヤと、一端が前記プーリの側面の近傍に固
定され他端が前記モータの近傍に固定され前記ワイヤが
内部を通るフレキシブルチューブと、前記プーリに係合
して配設され前記モータが前記ワイヤを巻き取る際に収
縮する弾性体と、を備え、前記ワイヤの所定部に配設さ
れ前記ワイヤのテンションを検出するテンション検出機
構と、回動自在又は進退自在に配設された第1乃至第3
指部屈伸指示部と、前記テンション検出機構において前
記ワイヤのテンションとして検出された反力に基づいて
前記第1乃至第3指部屈伸指示部の移動の難易度を調節
する信号反力発生器と、を有する指操作装置と、を備
え、前記信号反力発生器が、前記ワイヤのテンションと
して検出された反力に基づく電流が流れる電磁石と、前
記電磁石に電流が流れると前進する磁性体からなる押え
板と、前記電磁石を流れる電流値により定まる押圧力で
前記押え板の前進により押圧される摩擦板と、前記第1
乃至第3指部屈伸指示部の動きに応じて左右に移動する
移動プーリと、一端が前記移動プーリに固定され他端が
前記摩擦板に固定されたワイヤと、を備え、一の前記プ
ーリに対して一の前記モータが配設されている構成を有
している。
【0007】この構成により、以下のような作用が得ら
れる。 (1)ワイヤを巻き取る方向にモータを駆動させること
により、関節部が移動する。また、ワイヤを送り出す方
向にモータを駆動させると、収縮させられた弾性体の復
元力により関節部は逆の方向に移動させることができ
る。 (2)ワイヤがフレキシブルチューブの中を通っている
ので、プーリと駆動部との間に他部材等の障害物が存在
していても駆動部からプーリへ直接ワイヤを接続させる
ことができる。 (3)モータがマニピュレータに配設されず、ロボット
の胴部等の支持体に配設されているので、各関節部にモ
ータを配設するためのスペースが不必要であり、各関節
部どうしの距離を短縮することができ、マニピュレータ
の軽量化及び小型化が容易にできる。マニピュレータを
小型化することにより、マニピュレータを有する装置全
体(例えば、ロボット)の小型化が可能であり搬送性に
優れるとともに狭い場所でも作業することができるので
作業性に優れる。また、マニピュレータを軽量化するこ
とにより、マニピュレータ全体の重量を支えている部分
(例えば、腕の根本)のモータや装置全体を移動させる
モータのトルクを小さくすることができるので、消費電
力を節約することができる。 (4)一つのモータに対して一つのプーリが配設されて
いるので、各々のモータを独立して制御することによ
り、各々の関節に他の関節から独立した動作をさせるこ
とができ、複雑な動作をさせることができ、作業性に優
れる。 (5)ワイヤのテンションを検出し、ジョイスティック
等の操作部やCRT等の表示部等の操作側にフィードバ
ックすることによって、モータによるワイヤの巻き取り
過ぎ等の事故を防ぐことができるので安全性に優れる。 (6)テンション検出機構において、ワイヤのテンショ
ンを第1乃至第3指部への反力として検出し、検出され
た反力に基づいて第1乃至第3指部屈伸指示部の移動の
難易度を調節することができる。よって、マニピュレー
タの第1乃至第3指部の反力に応じた反力を指操作装置
で再生し、操作者に伝えることができ、実態に則してマ
ニピュレータを操作できる。ここで、弾性体としては、
ねじりコイルばね等のばね体やゴム体等が用いられる。
フレキシブルチューブの端部には、フレキシブルチュー
ブの長さを調節するアジャスタを配設することが好まし
い。ワイヤの伸びに対応できるためである。ここで、テ
ンション検出機構としては、ポテンショメータを用いた
もの、抵抗歪式センサを用いたもの、水晶式力センサを
用いたもの等が用いられる。また、モータのトルクを検
出するトルクセンサを用いてもよい。テンションの検出
が必要な関節部には、請求項1に記載の回動機構を配設
することにより、より複雑で精度の高い作業をさせるこ
とができる。
【0008】本発明の請求項2に記載の発明は請求項1
に記載のマニピュレータであって、前記テンション検出
機構が、前記ワイヤと垂直方向に摺動自在に配設され一
端が前記ワイヤの所定部に当接したテンションプーリ
と、前記テンションプーリを前記ワイヤ側へ牽引する牽
引手段と、前記牽引手段の所定部に配設され前記牽引手
段の移動量にともなって抵抗値が変化するポテンショメ
ータと、を備えた構成を有している。
【0009】この構成により、請求項1の作用に加え、
以下のような作用が得られる。 (1)ワイヤのテンションに比例してワイヤの所定部が
テンションプーリを押圧し移動させ、これにともない牽
引手段も移動し、ポテンショメータの抵抗値が変化する
ので、ポテンショメータの抵抗値の変化量を用いてワイ
ヤのテンションを検出することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】(実施の形態1) 本発明の実施の形態1におけるマニピュレータについ
て、以下図面を参照しながら説明する。
【0011】 図1は本発明の実施の形態1におけるマニ
ピュレータの要部正面図であり、図2はその一部破断要
部側面図である。尚、図中の矢印は各々の部材の回動方
向を示す。
【0012】 図1及び図2において、1は本発明の実施
の形態1におけるマニピュレータ、2はロボットの胴部
等(図示せず。以下、支持体という)に矢印A方向に回
動自在に軸支された肩部、2aは中心軸が支持体に軸支
される肩プーリ、2bは一端が肩プーリ2aに固定され
た合成樹脂製や金属製の板状体等からなる肩部材、2c
は肩部材2bの上下部に配設されたワイヤ用金具、2d
はワイヤ用金具2cの立ち上がり部に穿設されたフレキ
シブルチューブ固定用孔部、2eは側面がフレキシブル
チューブ固定用孔部2d付近に位置する小プーリを有す
るガイド部材、2fは肩プーリ2aに固定されたエンド
レス状の肩ワイヤであり、支持体に配設された肩用モー
タ(図示せず)により回動させられている。2gは肩ワ
イヤ2fが内部に摺動自在に挿設された肩フレキシブル
チューブであり、一端が支持体の肩プーリ2aの近傍に
固定され他端が肩用モータの近傍に固定されている。肩
用モータを駆動させることにより肩ワイヤ2fが回動
し、これにともない肩プーリ2aが回動し延いては肩部
2が矢印A方向に回動する。
【0013】 3は上部が肩部2に矢印B方向に回動自在
に軸支された上腕部であり、上部が2枚の肩部材2bに
挟持され軸支されている。3aは上部に上腕プーリ3b
が固定され上腕プーリ3bと同軸に肩部材2bに軸支さ
れた合成樹脂製や金属製の板状体等からなる上腕部材、
3cは上腕部材3aの下端部に固定されたスラストベア
リング、3dは支持体に配設された上腕用モータ(図示
せず)に回動させられ上腕用モータからフレキシブルチ
ューブ固定用孔部2d,ガイド部材2e,上腕プーリ3
b,ガイド部材2e,フレキシブルチューブ固定用孔部
2dを経て上腕用モータに戻るエンドレス状の上腕ワイ
ヤであり、上腕プーリ3bに固定されている。3eは上
腕ワイヤ3dが内部を摺動する上腕フレキシブルチュー
ブであり、一端がフレキシブルチューブ固定用孔部2d
に固定され他端が上腕用モータの近傍に固定されてい
る。3fは上腕部材3aの側面に配設され後述の第1中
腕フレキシブルチューブの端部が固定されるフレキシブ
ルチューブ固定部、3gはフレキシブルチューブ固定部
3fの下方に配設され転動面に溝部が形成されたガイド
部材である。上腕用モータを駆動させることにより上腕
ワイヤ3dが回動し、これにともない上腕プーリ3bが
回動し延いては上腕部3が矢印B方向に回動する。
【0014】 4は上部が上腕部3の下端部に矢印C方向
に回動自在に軸支された第1中腕部、4aはスラストベ
アリング3cの下面にスラストベアリング3cと同軸に
固定された第1中腕プーリ、4bは上部が第1中腕プー
リ4aの下面に固定された合成樹脂製や金属製の板状体
等からなる第1中腕部材であり、2枚の第1中腕部材4
bが後述の第2中腕部の上部を挟持し軸で軸支してい
る。4cは第1中腕部材4bの側部に形成され後述の第
2指フレキシブルチューブの端部が固定されるフレキシ
ブルチューブ固定部、4dは両端が2枚の第1中腕部材
4bの内側壁に各々固定され転動面に溝部が形成された
ガイド部材である。4eは第1中腕用モータ(図示せ
ず)に回動させられ第1中腕用モータからフレキシブル
チューブ固定部3f,ガイド部材3gを通り、第1中腕
プーリ4aを周回して、ガイド部材3g,フレキシブル
チューブ固定部3fを経て第1中腕用モータに戻るエン
ドレス状の第1中腕ワイヤ、4fは内部に第1中腕ワイ
ヤ4eが摺動自在に挿設された第1中腕フレキシブルチ
ューブであり、一端がフレキシブルチューブ固定部3f
に固定され他端が第1中腕用モータの近傍に固定されて
いる。第1中腕用モータを駆動させることにより、第1
中腕ワイヤ4eが回動しこれにともない第1中腕プーリ
4aが回動し延いては第1中腕部4が矢印C方向に回動
する。
【0015】 5は上部が第1中腕部4の下部に矢印D方
向に回動自在に軸支された第2中腕部、5aは上部に第
2中腕プーリ5bが固定され第2中腕プーリ5bと同軸
に第1中腕部材4bの下部に軸支された合成樹脂製や金
属製の板状体からなる第2中腕部材、5cは第2中腕部
材5aの下端部に固定されたスラストベアリング、5d
は第2中腕用モータ(図示せず)からフレキシブルチュ
ーブ固定部4c,ガイド部材4dを経て、第2中腕プー
リ5bを周回し、フレキシブルチューブ固定部4cを経
て第2中腕用モータに戻るエンドレス状の第2中腕ワイ
ヤ、5eは内部に第2中腕ワイヤ5dが摺動自在に挿設
された第2中腕フレキシブルチューブであり、一端がフ
レキシブルチューブ固定部4cに固定され他端が第2中
腕用モータの近傍に固定された第2中腕フレキシブルチ
ューブ、5fは第2中腕部材5aの側部に配設され後述
の下腕フレキシブルチューブの端部が固定されるフレキ
シブルチューブ固定部、5gはフレキシブルチューブ固
定部5fの下方に配設され転動面に溝部が形成されたガ
イド部材である。第2中腕用モータを駆動させることに
より、第2中腕ワイヤ5dが回動しこれにともない第2
中腕プーリ5bが回動し延いては第2中腕部5が矢印D
方向に回動する。
【0016】 6は上部が第2中腕部5の下部に矢印E方
向に回動自在に軸支された下腕部、6aはスラストベア
リング5cの下面にスラストベアリング5cと同軸に固
定された下腕プーリ、6bは上部が下腕プーリ6aの下
面に固定された合成樹脂製や金属製の板状体等からなる
下腕部材、6cは下腕部材6bの側壁に形成されたフレ
キシブルチューブ固定部、6dは両端が2枚の下腕部材
6bの内側壁に各々固定され転動面に溝部が形成された
ガイド部材、6eは下腕用モータ(図示せず)に回動さ
せられ下腕用モータからフレキシブルチューブ固定部5
f,ガイド部材5g,下腕プーリ6a,ガイド部材5
g,フレキシブルチューブ固定部5fを経て下腕用モー
タに戻るエンドレス状の下腕ワイヤ、6fは内部に下腕
ワイヤ6eが摺動自在に挿設された下腕フレキシブルチ
ューブであり、一端がフレキシブルチューブ固定部5f
に固定され他端が下腕用モータの近傍に固定されてい
る。下腕用モータを駆動させることにより、下腕ワイヤ
6eが回動し、これにともない下腕プーリ6aが回動
し、延いては下腕部6が矢印E方向に回動する。
【0017】 7は下腕部6の下部に矢印F方向に回動自
在に軸支された手首部、7aは上部に手首プーリ7bが
固定され手首プーリ7bと同軸に下腕部材6bの下部に
軸支された合成樹脂製や金属製の板状体からなる手首部
材、7cは手首部材7aの側部に配設されたフレキシブ
ルチューブ固定部、7dはフレキシブルチューブ固定部
7cの斜め下方に配設され転動面に溝部が形成されたガ
イド部材、7eは手首用モータ(図示せず)に回動させ
られ手首用モータからフレキシブルチューブ固定部6
c,ガイド部材6d,手首プーリ7b,フレキシブルチ
ューブ固定部6cを経て手首用モータに戻るエンドレス
状の手首ワイヤ、7fは内部に手首ワイヤ7eが摺動自
在に挿設された手首フレキシブルチューブであり、一端
がフレキシブルチューブ固定部6cに固定され他端が手
首用モータの近傍に固定されている。手首用モータを駆
動させることにより、手首ワイヤ7eが回動し、これに
より手首プーリ7bが回動し、延いては手首部7が矢印
F方向に回動する。
【0018】 8は上部が手首部7の下部に矢印G方向に
回動自在に軸支された手部、9は手部8の側部に配設さ
れた第1指部(親指)、10は手部8の下部に配設され
た第2指部、11は手部8の下部に第2指部10に並設
して配設された第3指部である。
【0019】 次に手部及び第1指部並びに第2指部並び
に第3指部の詳細について、以下図面を参照しながら説
明する。図3は手部及び第1指部並びに第2指部並びに
第3指部付近の要部拡大正面図であり、図4はその一部
破断要部拡大側面図である。図3及び図4において、6
dはガイド部材、7は手首部、7aは手首部材、7bは
手首プーリ、7cはフレキシブルチューブ固定部,7d
はガイド部材,7eは手首ワイヤ,8は手部、9は第1
指部、10は第2指部、11は第3指部であり、これら
は図1又は図2と同様のものなので、同一の符号を付し
てその説明を省略する。
【0020】 8aは上部に回転軸8bが固定された手部
材であり、回転軸8bで手首部材7aの下部に軸支され
ている。8cは回転軸8bに固定された手プーリ、8d
は後述の第1指部9の端部を軸支する軸支部、8eは手
部材8aの側部に形成されたフレキシブルチューブ固定
部,8fは後述の第1指ワイヤ,第2指ワイヤ,第3指
ワイヤの3本のワイヤを各々ガイドする3個のガイド部
材、8gは後述の第2指ワイヤをガイドするガイド部
材、8hは後述の第3指ワイヤをガイドするガイド部
材、8iはガイド部材8g,8hを通過した第2指ワイ
ヤ及び第3指ワイヤをガイドするガイド部材、8jは手
用モータ(図示せず)からフレキシブルチューブ固定部
7c,ガイド部材7d,手プーリ8c,ガイド部材7
d,フレキシブルチューブ固定部7cを経て手用モータ
に戻るエンドレス状の手ワイヤ、8kは内部に手ワイヤ
8jが摺動自在に挿設された手フレキシブルチューブで
あり一端がフレキシブルチューブ固定部7cに固定され
他端が手用モータの近傍に固定されている。手用モータ
を駆動させることにより、手ワイヤ8jが回動し、これ
にともない手プーリ8cが回動し、延いては手部8が矢
印G方向に回動する。
【0021】 9は一端部が手部8の中程に矢印H1,H
2方向に回動自在に軸支された第1指部、9aは一端部
に第1指プーリ9bが固定され該一端部が第1指プーリ
9bと同軸に軸支部8dに軸支された第1指部材、9c
は第1指プーリ9bに環装されたねじりコイルばね、9
dは一端が第1指用モータ(図示せず)に接続されフレ
キシブルチューブ固定部8e,ガイド部材8fを経て他
端が第1指プーリ9bに固定された第1指ワイヤ,9e
は内部に第1指ワイヤ9dが摺動自在に挿設された第1
指フレキシブルチューブであり、一端がフレキシブルチ
ューブ固定部8eに固定され他端が第1指用モータの近
傍に接続されている。第1指用モータを第1指ワイヤ9
dを巻き取る方向に駆動させることにより第1指ワイヤ
9dが第1指用モータ側へ牽引され第1指部材9aが矢
印H1方向に移動する。第1指用モータを第1指ワイヤ
9dを送り出す方向に駆動させるとねじりコイルばね9
cの復元力により第1指部材9aがH2方向へ移動す
る。
【0022】 10は上部が手部8の下部にI1,I2方
向に回動自在に軸支された第2指部、10aは上部に上
部第2指部プーリ10bが固定され該上部が上部第2指
部プーリ10bと同軸に手部材8aの下部に軸支された
上部第2指部材、10cは上部第2指部材10aの中程
に固定されたガイド部材、10dは上部に下部第2指部
プーリ10eが固定され該上部が下部第2指部プーリ1
0eと同軸に上部第2指部材10aの下部に軸支された
下部第2指部材、10fは下部第2指部材10dの中程
に固定されたガイド部材、10gは上部に指先第2指部
プーリ10hが固定され該上部が指先第2指部プーリ1
0hと同軸に下部第2指部材10dの下部に軸支された
指先第2指部材、10iは指先第2指部材10gの中程
に固定されたワイヤ固定部、10jは上部第2指部プー
リ10bに環装され一端部がガイド部材8iに当接し他
端部がガイド部材10cに当接したねじりコイルばね、
10kは下部第2指部プーリ10eに環装され一端部が
ガイド部材10cに当接し他端部がガイド部材10fに
当接したねじりコイルばね、10lは指先第2指部プー
リ10hに環装され一端部がガイド部材10fに当接し
他端部がワイヤ固定部10iに当接したねじりコイルば
ね、10mは一端が第2指用モータ(図示せず)に接続
されフレキシブルチューブ固定部8e,ガイド部材8
f,8g,8i,上部第2指部プーリ10b,ガイド部
材10c,下部第2指部プーリ10e,ガイド部材10
f,指先第2指部プーリ10hを経て他端がワイヤ固定
部10iに固定された第2指ワイヤ、10nは内部に第
2指ワイヤ10mが摺動自在に挿設され一端がフレキシ
ブルチューブ固定部8eに固定され他端が第2指用モー
タの近傍に固定された第2指フレキシブルチューブであ
る。第2指用モータを第2指ワイヤ10mを巻き取る方
向に駆動させることにより第2指ワイヤ10mが牽引さ
れ第2指部10がI1方向に移動する。第2指用モータ
を第2指ワイヤ10mを送り出す方向に駆動させるとね
じりコイルばね10j,10k,10lの復元力により
第2指部10がI2方向へ移動する。11は上部が手部
8の下部にI方向に回動自在に軸支されかつ第2指部1
0に併設された第3指部、11aは第2指部10と構成
が同一であり指先部に第3指ワイヤが固定された駆動第
3指部、11bは駆動第3指部11aと一体に動作をす
る従動第3指部である。尚、小指に相当する第4指部も
第1指部9と同様に配設することができる。
【0023】 以上のように構成された本発明の実施の形
態1のマニピュレータによれば、以下のような作用が得
られる。 (1)肩用モータ,上腕用モータ,第1中腕用モータ,
第2中腕用モータ,下腕用モータ,手首用モータ,手用
モータを駆動させることにより、肩ワイヤ2f,上腕ワ
イヤ3d,第1中腕ワイヤ4e,第2中腕ワイヤ5d,
下腕ワイヤ6e,手首ワイヤ7e,手ワイヤ8jが回動
し、これにともない肩プーリ2a,上腕プーリ3b,第
1中腕プーリ4a,第2中腕プーリ5b,下腕プーリ6
a,手首プーリ7b,手プーリ8cが回動し、延いては
肩部2,上腕部3,第1中腕部4,第2中腕部5,下腕
部6,手首部7,手部8が回動する。 (2)第1指用モータ,第2指用モータ,第3指用モー
タを各々のワイヤを巻き取る方向に駆動させることによ
り、第1指部9,第2指部10,第3指部11が移動す
る。第1指用モータ,第2指用モータ,第3指用モータ
を各々のワイヤを送り出す方向に駆動させることによ
り、各々のねじりコイルばねの復元力により移動前の位
置(手が開いた状態の位置)へ戻る。 (3)各々のワイヤがフレキシブルチューブを通ってい
るので、プーリとモータとの間に他部材等の障害物が存
在していてもモータからプーリへ直接ワイヤを接続させ
ることができる。 (4)各々のモータがマニピュレータ1に配設されず、
ロボットの胴部等の支持体に配設することができるの
で、各関節部にモータを配設するためのスペースが不必
要であり、各関節部どうしの距離を短縮することがで
き、マニピュレータの軽量化及び小型化が容易にでき
る。マニピュレータ1を小型化することにより、マニピ
ュレータ1を有する装置全体(例えば、ロボット)の小
型化が可能であり搬送性に優れるとともに狭い場所でも
作業することができるので作業性に優れる。また、マニ
ピュレータ1を軽量化することにより、マニピュレータ
全体の重量を支えている部分のモータ(本実施の形態1
においては、肩用モータ)や装置全体を移動させるモー
タのトルクを小さくすることができるので、消費電力を
節約することができる。 (5)一つのモータに対して一つのプーリが配設されて
おり、各々のモータを独立して制御することにより、各
々の関節に他の関節から独立した動作をさせることがで
きるので、複雑な動作をさせることができ作業性に優れ
る。
【0024】 次に、各々のモータの配設状態について、
説明する。図5は本発明の実施の形態1における各々の
モータが支持体に配設されている状態を示す状態図であ
る。図5において、2fはワイヤ、2gはフレキシブル
チューブ、3dはワイヤ、3eはフレキシブルチュー
ブ、4eはワイヤ、4fはフレキシブルチューブ、5d
はワイヤ、5eはフレキシブルチューブ、6eはワイ
ヤ、6fはフレキシブルチューブ、7eはワイヤ、7f
はフレキシブルチューブ、8jはワイヤ、8kはフレキ
シブルチューブ、9dはワイヤ、9eはフレキシブルチ
ューブ、10mはワイヤ、10nはフレキシブルチュー
ブであり、これらは図1乃至図4と同一のものなので同
一の符号を付してその説明を省略する。2hは前述の肩
用モータ、3hは前述の上腕用モータ、4gは前述の第
1中腕用モータ、5hは前述の第2中腕用モータ、6g
は前述の下腕用モータ、7gは前述の手首用モータ、8
lは前述の手用モータ、9fは前述の第1指用モータ、
10oは前述の第2指用モータ、11cは第3指用モー
タ、12は支持体に配設され各々のモータが収納された
モータボックス、13はモータボックス12の上部に配
設され各々のフレキシブルチューブの端部が固定された
フレキシブルチューブ固定部である。
【0025】 (実施の形態2) 次に、実施の形態1のマニピュレータに用いるテンショ
ン検出機構及び指操作装置について、以下図面を参照し
ながら説明する。
【0026】 図6は本発明の実施の形態2におけるテン
ション検出機構の機構図である。ただし、第1指部、第
2指部、第3指部の3系統のうちの1系統(ここでは第
2指部の系統)を示す。他の系統も同様の構成となる。
図6において、10mは第2指ワイヤ、10nは第2指
フレキシブルチューブであり、これらは実施の形態1と
同様のものであるので同一の符号を付してその説明を省
略する。20は本発明の実施の形態2におけるテンショ
ン検出機構であり、第2指用モータの近傍に配設されて
いる。21aは一端が第2指ワイヤ10mに当接し第2
指ワイヤ10mを撓ませているテンションプーリ、21
bは第2指ワイヤ10mと直交する方向に摺動自在に配
設され中心にテンションプーリ21aが配設されたプー
リシャトル、22は一端がプーリシャトル21bに当接
しテンションプーリ21aを第2指ワイヤ10m側に押
圧しているテンションスプリング、23は先端部がテン
ションスプリング22をプーリシャトル21b側に押圧
し押圧の度合いが調節可能であるアジャストスクリュ
ー、24は一端がプーリシャトル21bに固定され他端
が支持体の所定部に固定されたテンションワイヤ、25
はテンションワイヤ24の所定部に配設されたリターン
スプリング、26は一端がテンションワイヤ24のリタ
ーンスプリング25よりプーリシャトル21b側に当接
したポテンショメータであり、テンションワイヤ24の
移動にともない回動する。27は一定の電圧が与えられ
た回路であり、ポテンショメータ26の回動にともない
抵抗値が変化し回路27の電流値が変化する。28は第
2指用モータの回転軸に固定された巻き取りプーリであ
る。
【0027】 図7は本発明の実施の形態2における指操
作装置を示す斜視図である。図7において、30は本発
明の実施の形態2における指操作装置、31は指操作ジ
ョイスティック、32は信号反力発生器、41は信号反
力発生器32に回動自在に取り付けられたジョイスティ
ック用シャフト、42はジョイスティック用シャフト4
1の上部に取り付けられた略円筒状の筒部、43は筒部
42の側面に回動自在に取り付けられた舌片状の第1指
部屈伸指示部、44は筒部42の前面上部に進退自在に
取り付けられた矩形突起状の第2指部屈伸指示部、45
は筒部42の前面下部に進退自在に取り付けられた矩形
突起状の第3指部屈伸指示部、46、47、48は第2
指部屈伸指示部44、第3指部屈伸指示部45の進退を
案内する案内部材である。
【0028】 図8は本発明の実施の形態2における指操
作装置の機構を示す機構図である。ただし、第1指部、
第2指部、第3指部の3系統のうちの1系統(ここでは
第2指部の系統)を示す。他の系統も同様の構成とな
る。
【0029】 図8において、30は指操作装置、31は
指操作ジョイスティック、32は信号反力発生器、41
はシャフト、44は第2指部屈伸指示部としての第2指
部レバーであり、これらは図7と同様のものなので、同
一の符号を付してその説明を省略する。101は第2指
部レバー44の動きに応じて位置P1〜P2の範囲で左
右に移動する移動プーリ、102は固定プーリ、103
は一端が移動プーリ101に固定され他端が摩擦板20
4に固定されたワイヤ、201はワイヤ103が挿通さ
れる可撓性の蛇管、202はワイヤ103が1回以上巻
き付けられたプーリ、203はプーリ202と共に回動
するポテンショメータ、205は一端が固定され他端が
押え板206に固定されたばねである。押え板206は
電磁石208の通電量に応じて前進する磁性体からな
る。207は押え板206に対向して配設された挟み
板、209は一端が信号反力発生器32の固定部に固定
されたリターンスプリングである。ここで、ワイヤ10
3、リターンスプリング209は3系統分あり、第1指
部、第2指部、第3指部のワイヤ、リターンスプリング
をそれぞれ第1、第2、第3のワイヤ、リターンスプリ
ングと呼称する。したがって、図7におけるワイヤ10
3、リターンスプリング209は第2のワイヤ、リター
ンスプリングである。第2指部レバー44を第2指部で
押し込むことにより、レバー44は図7において位置P
2へ向かって右側に移動する。これに伴ってワイヤ10
3はシャフト41内におい上方向に移動し、プーリ20
2は矢印Aの方向へ左回転し(上から来たワイヤ103
がプーリ202に右巻に巻き付けられた場合)、したが
ってポテンショメータ203も左回転する。これによ
り、ポテンショメータ203の抵抗値はワイヤ103の
移動距離すなわち移動プーリ101の移動量(レバー4
4の押込み量)に応じた値となり、ポテンショメータ2
03に所定電圧を印加すれば、移動プーリ101の移動
量に応じた電圧値の屈伸動作指示信号が発生する。
【0030】 以上のように構成された本発明の実施の形
態2におけるテンション検出機構及び指操作ジョイステ
ィックの動作について、以下説明する。尚、本実施の形
態2においては、掴み動作によって第2指部に生じる反
力を第2指ワイヤのテンションとして検出することによ
り反力信号とし(反力検出動作)、指操作ジョイスティ
ックで反力信号を基に第2指部に生じる反力を再生する
(反力印加動作)場合について説明する。
【0031】 まず、反力検出動作について説明する。反
力検出動作は指操作装置30からの屈伸指示信号に基づ
いて動作するマニピュレータ1における掴み動作によっ
て生じる指に掛かる反力を検出するものである。第2指
用モータを第2指ワイヤ10mを巻き取る方向に駆動さ
せると巻き取りプーリ28が回転し第2指ワイヤ10m
が牽引され第2指部10が矢印I1方向へ移動する。第
2指部10が矢印I1方向へ移動していき工具等のマニ
ピュレータ1に掴まれる物体(図示せず)に接触し第2
指部10に反力が生じると、第2指部10の移動が該被
接触物により妨げられる。第2指用モータを更に駆動さ
せると第2指ワイヤ10mの撓み量が少なくなってい
き、第2指ワイヤ10mがテンションプーリ21aをX
1方向へ押圧する。これにともない、テンションワイヤ
24がプーリシャトル21bによりX1方向へ牽引さ
れ、ポテンショメータ26が回動する。ポテンショメー
タ26が回動することにより回路27の抵抗値が変化し
これにともない回路27を流れる電流値が変化する。該
電流値を検出することにより、第2指ワイヤ10mのテ
ンションを第2指部10への反力として検出することが
できる。
【0032】 次に、反力印加動作について説明する。反
力印加動作は、反力検出動作によって検出された反力と
同様の反力を指操作装置30の指に与えるものである。
マニピュレータ1から反力検出動作により検出された反
力に基づく電流が電磁石208に流れると、押え板20
6は前進し、挟み板207と共に摩擦板204を押圧す
る。この押圧力は電磁石208を流れる電流値すなわち
反力信号の示す反力値により定まり、押圧力が大きくな
ると、ワイヤ103の移動がより困難になり、レバー4
4の移動がより困難になる。このようにしてロボット装
置側の反力値に応じた反力を指操作装置30において生
じることができる。すなわち、電磁石208に流れる電
流を反力信号で制御することにより、ロボット装置にお
ける反力を指操作装置30側で再生することができる。
なお、ポテンショメータ203は第2指部用のポテンシ
ョメータ(第2のポテンショメータ、第2の検出器)で
あり、前述したように他に、第1指部用、第3指部用の
ポテンショメータ(第1、第3のポテンショメータ、第
1、第3の検出器)がある。
【0033】 以上のように構成された本発明の実施の形
態2のテンション検出機構によれば、以下のような作用
が得られる。 (1)テンション検出機構20において、第2指ワイヤ
10mのテンションを第2指部10への反力として検出
し、検出された反力に基づいて第2指部レバー44の移
動の難易度を調節することができる。よって、マニピュ
レータ1の第2指部10の反力に応じた反力を指操作装
置30で再生し、操作者に伝えることができ、実態に則
してマニピュレータを操作できる。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明のマニピュレータに
よれば、以下のような有利な効果が得られる。請求項1
に記載の発明によれば、以下の効果を有する。 (1)ワイヤを巻き取る方向にモータを駆動させること
により、関節部が移動する。また、ワイヤを送り出す方
向にモータを駆動させると、収縮させられた弾性体の復
元力により関節部は逆の方向に移動させることができ
る。 (2)ワイヤがフレキシブルチューブの中を通っている
ので、プーリと駆動部との間に他部材等の障害物が存在
していても駆動部からプーリへ直接ワイヤを接続させる
ことができる。 (3)モータがマニピュレータに配設されず、ロボット
の胴部等の支持体に配設されているので、各関節部にモ
ータを配設するためのスペースが不必要であり、各関節
部どうしの距離を短縮することができ、マニピュレータ
の軽量化及び小型化が容易にできる。マニピュレータを
小型化することにより、マニピュレータを有する装置全
体(例えば、ロボット)の小型化が可能であり搬送性に
優れるとともに狭い場所でも作業することができるので
作業性に優れる。また、マニピュレータを軽量化するこ
とにより、マニピュレータ全体の重量を支えている部分
(例えば、腕の根本)のモータや装置全体を移動させる
モータのトルクを小さくすることができるので、消費電
力を節約することができる。 (4)一つのモータに対して一つのプーリが配設されて
いるので、各々のモータを独立して制御することによ
り、各々の関節に他の関節から独立した動作をさせるこ
とができ、複雑な動作をさせることができ、作業性に優
れる。 (5)ワイヤのテンションを検出し、ジョイスティック
等の操作部やCRT等の表示部等の操作側にフィードバ
ックすることによって、モータによるワイヤの巻き取り
過ぎ等の事故を防ぐことができるので安全性に優れる。 (6)テンション検出機構において、ワイヤのテンショ
ンを第1乃至第3指部への反力として検出し、検出され
た反力に基づいて第1乃至第3指部屈伸指示部の移動の
難易度を調節することができる。よって、マニピュレー
タの第1乃至第3指部の反力に応じた反力を指操作装置
で再生し、操作者に伝えることができ、実態に則してマ
ニピュレータを操作できる。
【0035】 請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加え、以下の効果を有する。 (1)ワイヤのテンションに比例してワイヤの所定部が
テンションプーリを押圧し移動させ、これにともない牽
引手段も移動し、ポテンショメータの抵抗値が変化する
ので、ポテンショメータの抵抗値の変化量を用いてワイ
ヤのテンションを検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるマニピュレータ
の要部正面図
【図2】本発明の実施の形態1におけるマニピュレータ
の一部破断要部側面図
【図3】手部及び第1指部並びに第2指部並びに第3指
部付近の要部拡大正面図
【図4】手部及び第1指部並びに第2指部並びに第3指
部付近の一部破断要部拡大側面図
【図5】本発明の実施の形態1における各々のモータが
支持体に配設されている状態を示す状態図
【図6】本発明の実施の形態2におけるテンション検出
機構の機構図
【図7】本発明の実施の形態2における指操作装置を示
す斜視図
【図8】本発明の実施の形態2における指操作装置の機
構を示す機構図
【符号の説明】
1 マニピュレータ 2 肩部 2a 肩プーリ 2b 肩部材 2c ワイヤ用金具 2d フレキシブルチューブ固定用孔部 2e ガイド部材 2f 肩ワイヤ 2g 肩フレキシブルチューブ 2h 肩用モータ 3 上腕部 3a 上腕部プーリ 3b 上腕プーリ 3c スラストベアリング 3d 上腕ワイヤ 3e 上腕フレキシブルチューブ 3f フレキシブルチューブ固定部 3g ガイド部材 3h 上腕用モータ 4 第1中腕部 4a 第1中腕プーリ 4b 第1中腕部材 4c フレキシブルチューブ固定部 4d ガイド部材 4e 第1中腕ワイヤ 4f 第1中腕フレキシブルチューブ 4g 第1中腕用モータ 5 第2中腕部 5a 第2中腕部材 5b 第2中腕プーリ 5c スラストベアリング 5d 第2中腕ワイヤ 5e 第2中腕フレキシブルチューブ 5f フレキシブルチューブ固定部 5g ガイド部材 5h 第2中腕用モータ 6 下腕部 6a 下腕プーリ 6b 下腕部材 6c フレキシブルチューブ固定部 6d ガイド部材 6e 下腕ワイヤ 6f 下腕フレキシブルチューブ 6g 下腕用モータ 7 手首部 7a 手首部材 7b 手首プーリ 7c フレキシブルチューブ固定部 7d ガイド部材 7e 手首ワイヤ 7f 手首フレキシブルチューブ 7g 手首用モータ 8 手部 8a 手部材 8b 回転軸 8c 手部プーリ 8d 軸支部 8e フレキシブルチューブ固定部 8f,8g,8h,8i ガイド部材 8j 手ワイヤ 8k 手フレキシブルチューブ 8l 手用モータ 9 第1指部 9a 第1指部材 9b 第1指プーリ 9c ねじりコイルばね 9d 第1指ワイヤ 9e 第1指フレキシブルチューブ 9f 第1指用モータ 10 第2指部 10a 上部第2指部材 10b 上部第2指プーリ 10c 上部ワイヤガイド部 10d 下部第2指部材 10e 下部第2指プーリ 10f 下部ワイヤガイド部 10g 指先部第2指部材 10h 指先部第2指プーリ 10i ワイヤ固定部 10j,10k,10l ねじりコイルばね 10m 第2指ワイヤ 10n 第2指フレキシブルチューブ 10o 第2指用モータ 11 第3指部 11a 駆動第3指部 11b 従動第3指部 11c 第3指用モータ 20 テンション検出機構 21a テンションプーリ 21b プーリシャトル 22 テンションスプリング 23 アジャストスクリュー 24 テンションワイヤ 25 リターンスプリング 26 ポテンショメータ 27 回路 30 指操作装置 31 指操作ジョイスティック 32 信号反力発生器 41 ジョイスティック用シャフト 42 筒部 43 第1指部屈伸指示部 44 第2指部屈伸指示部 45 第3指部屈伸指示部 46,47,48 案内部材 101 移動プーリ 102 固定プーリ 103 ワイヤ 201 可撓性の蛇管 202 プーリ 203 ポテンショメータ 204 摩擦板 205 ばね 206 押え板 207 挟み板 208 電磁石 209 リターンスプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−210393(JP,A) 特開 平6−8178(JP,A) 実開 昭58−144582(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25J 3/00 B25J 17/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットの胴部や工場の作業現場等の架
    台等の支持体に配設され、1以上の関節部と、前記関節
    部を回動させる回動機構と、を有し、 前記回動機構が、前記関節部に配設されたプーリと、一
    端が前記プーリに固定され他端が前記支持体の所定部に
    配設されたモータに接続された線条のワイヤと、一端が
    前記プーリの側面の近傍に固定され他端が前記モータの
    近傍に固定され前記ワイヤが内部を通るフレキシブルチ
    ューブと、前記プーリに係合して配設され前記モータが
    前記ワイヤを巻き取る際に収縮する弾性体と、を備え、 前記ワイヤの所定部に配設され前記ワイヤのテンション
    を検出するテンション検出機構と、 回動自在又は進退自在に配設された第1乃至第3指部屈
    伸指示部と、前記テンション検出機構において前記ワイ
    ヤのテンションとして検出された反力に基づいて前記第
    1乃至第3指部屈伸指示部の移動の難易度を調節する信
    号反力発生器と、を有する指操作装置と、を備え、前記信号反力発生器が、前記ワイヤのテンションとして
    検出された反力に基づく電流が流れる電磁石と、前記電
    磁石に電流が流れると前進する磁性体からなる押え板
    と、前記電磁石を流れる電流値により定まる押圧力で前
    記押え板の前進により押圧される摩擦板と、前記第1乃
    至第3指部屈伸指示部の動きに応じて左右に移動する移
    動プーリと、一端が前記移動プーリに固定され他端が前
    記摩擦板に固定されたワイヤと、を備え、 一の前記プーリに対して一の前記モータが配設されてい
    ることを特徴とするマニピュレータ。
  2. 【請求項2】 前記テンション検出機構が、前記ワイヤ
    と垂直方向に摺動自在に配設され一端が前記ワイヤの所
    定部に当接したテンションプーリと、前記テンションプ
    ーリを前記ワイヤ側へ牽引する牽引手段と、前記牽引手
    段の所定部に配設され前記牽引手段の移動量にともなっ
    て抵抗値が変化するポテンショメータと、を備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載のマニピュレータ。
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