JP3486470B2 - 画像形成装置及び方法 - Google Patents
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Description
ト可能な画像形成装置に関するものである。
有する画像形成装置は多数開発、及び研究されてきた。
成装置は、縮小レイアウトで出力原稿がどのような配列
になるか不明であり、また、縦書き原稿の時では横書き
フォーマットで配置される原稿の順に違和感が有り、問
題となっている。更に、製本レイアウトの時は、縦書き
原稿をレイアウトすると、横書き原稿のフォーマット
(左開き本)で配置される原稿の順に違和感が有り、問
題となっている。
的としてなされたもので、縦書き/横書き原稿で製本レ
イアウトや、縮小レイアウトを変更することが可能であ
り、また、縮小レイアウト時ユーザーが自由に配置を変
更することが可能な画像形成装置を提供することを目的
とするものである。
めに、例えば本発明の画像形成装置は以下の構成を備え
る。即ち、原稿画像を画像信号に変換して入力する画像
入力手段と、外部の入力に基づいて1枚の被転写物にN
枚の原稿画像を縮小して形成することを設定する設定手
段と、前記画像入力手段より入力された画像を蓄積する
メモリ手段と、前記メモリ手段に蓄積された画像データ
の一部を表示する表示手段と、前記表示手段の表示に基
づいて前記メモリ手段に蓄積されている画像データの配
置を変更する変更手段と、前記設定手段の設定結果と前
記変更手段の変更結果に基づいて被転写物上における複
写エリアを決定する決定手段と、前記決定手段の決定結
果に基づいて前記メモリ手段に蓄積されている画像デー
タを出力する画像出力手段とを有することを特徴とす
る。
下の構成を備える。即ち、外部の入力に基づいて1枚の
被転写物にN枚の原稿画像を縮小して形成することを設
定すると共に、原稿画像を画像信号に変換して入力し、
入力された画像をメモリに蓄積して蓄積された画像デー
タの一部を表示する、そしてこの表示に基づいて前記メ
モリに蓄積されている画像データの配置を変更し、前記
設定結果と前記変更結果に基づいて被転写物上における
複写エリアを決定し、決定結果に基づいて前記メモリ手
段に蓄積されている画像データを出力することを特徴と
する。
設定を装置で自動的に、あるいは指示入力により容易に
行うことができる。そして、画像形成エリアも容易に決
定でき、例えば製本レイアウト時においても、原稿の種
類(縦書き/横書き)をいちいち気にすることなく、右
開き/左開き本の作成も容易に行うことができる。
によりレイアウト結果などを画面表示することができ、
最適な縮小レイアウトを容易に行なうことが可能とな
る。
を詳細に説明する。図1は本発明に係る一実施例の画像
形成装置の構成を示すブロック図である。図1におい
て、1は第1の画像入力手段として機能する原稿を画像
データに変換する画像入力装置(リーダ部)、2は画像
出力手段として機能する為の複数種類の記録紙カセット
を有し、プリント命令による画像データを記録紙上に可
視像として出力する画像出力装置(プリンタ部)、3は
前記リーダ部1と電気的に接続された外部装置であり、
各種の機能を有する。
外部装置3は、図1に示すように、リーダ部1とケーブ
ルで接続され、外部装置3内のコア部10で信号の制御
や、各機能の制御を行なう。外部装置3内には、ファク
シミリ送受信を行なうファクシミリ部4、各種原稿情報
を電気信号に変換し、光磁気ディスクに保存するファイ
ル部5、該ファイル部5と接続されている外部記憶装置
6、LANおよびコンピュータとのインターフェースを
行なうコンピュータ・インターフェース部7、コンピュ
ータからの情報を可視像とするためのフォーマッタ部
8、リーダ部1からの情報を蓄積したり、コンピュータ
から送られてきた情報を一時的に蓄積するためのイメー
ジメモリ部9および上記各機能を制御するコア部10等
を備えている。
接続されており、リーダ部1等で読み取った原稿を一時
的に蓄えている。また、CONT1はリーダ制御部、C
ONT2はプリンタ制御部で、外部装置3のコア部と通
信可能に構成されており、CPU、ROM、RAM等を
備えている。図2は、図1に示したリーダ部1およびプ
リンタ部2の構成を説明する断面図である。以下、図2
を参照して本実施例のリーダ部1およびプリンタ部2の
構成および動作について説明する。
は、1枚ずつ順次原稿台ガラス面102上に搬送され
る。原稿がガラス面102の所定の位置に搬送される
と、スキャナ部のランプ103が点灯し、かつスキャナ
・ユニット104が移動して原稿を照射する。原稿より
の反射光は、ミラー105、106、107、レンズ1
08を介してイメージ・センサ109(以下、「CC
D」と称する)に入力する。
で設定された画像処理が施される。尚、画像処理部11
0の外部切り換え回路は、リーダ部1からの信号をプリ
ント部2または外部装置3へ切り替えるセレクタを備え
ており、リーダ部1からの信号と、外部装置3からの信
号のいずれかを選択してプリンタ部2に接続する機能も
備えている。
路にて、プリンタ部2へ接続された電気信号は、露光制
御部201にて変調された光信号に変換されて感光体2
02を照射する。照射光によって感光体202上に作ら
れた潜像は、現像器203によって現像される。上記潜
像の先端とタイミングを合わせて転写紙積載部204ま
たは転写紙積載部205より転写紙が搬送され、転写部
206において、上記現像された像が転写される。
定着された後、排紙部208より装置外部に排出され
る。排紙部208から出力された転写紙は、ソータ22
0のソート機能が作動しているときは、各ビンに排紙さ
れる。一方、ソータ220のソータ機能が作動していな
い時には、ソータ220の最上位のビンに排出される。
続いて、順次読み込む画像を1枚の出力用紙の両面に出
力する方向について説明する。
出力用紙を一旦排紙部208まで搬送後、用紙の配送向
きを反転させて搬送方向切り換え部材209を介して再
給紙用被転写紙積載部(以後「中間トレー」と称す
る。)210に搬送する。次の原稿が準備されると、上
記プロセスと同様にして原稿画像を読み取るが、転写紙
については再給紙用被転写積載部210より給紙する。
この結果、同一出力紙の表面、裏面に2枚の原稿画像を
出力することができる。
リーダ部に配設される操作パネルの一例を示す平面図で
ある。図において、301は表示部で有り、動作状態・
メッセージを表示する。また、表示部301の表面はタ
ッチパネルになっており、表面を触れることにより選択
キーとして機能する。302はテンキーであり、数字を
入力するキーである。303はスタートキーであり、こ
のキーを押下することにより本実施例装置の動作が開始
される。
ユーザーが設定するキーであり、このキーを押下するこ
とにより、表示部301は、図5に示す製本レイアウト
設定画面に切り替わる。製本レイアウト設定画面につい
ては、後述する。305は、本実施例での縮小レイアウ
トをユーザーが設定するキーであり、このキーを押下す
ることにより、表示部301は、図6の縮小レイアウト
設定画面に切り替わる。縮小レイアウト設定画面につい
ては、後述する。
左開き本の製本処理を示す図であり、(a)〜(d)は
複数枚原稿画像に対する両面出力時のページ再編成推移
を示す模式図である。図4における(a)は入力原稿5
01〜508を示し、原稿給送装置101にセットされ
る。同図における(b)は両面出力による製本状態を示
し、同図における(c)、(d)は例えば1枚目と2枚
目の被転写紙に対するページ振り分け状態を示し、〜
が画像転写順序を示し、右済の番号1〜8は同図
(a)に示した入力原稿501〜508に対応する。ま
た、縦書き原稿時には、右開き本の為、同様の処理を逆
に行なう。
であり、各種の製本レイアウト設定を行なう。ここでは
縦/横設定キー502を押下し、製本を行なう複数枚原
稿画像が縦書きで書いてあるか、または、横書きで書い
てあるかを、ユーザーが縦書き/横書き設定キー504
にて設定することによって、右開きまたは左開きの製本
処理を行なうことを設定する。そして、OKキー503
を押下することによって、製本レイアウトモードの設定
をし、図3の初期画面に戻る。
ー502による設定が無い場合には、後述するOCR処
理にて自動的に原稿の縦書き/横書きの判別を行なう。
詳しくは、後述する図13のフローチャートを用いて説
明を行なう。また、製本レイアウトモードの設定を解除
する場合は、ACキー501(オールクリア)を押下す
ることで行なう。
であり、各種の縮小レイアウト設定を行なう。ここで縦
/横設定キー604を押下し、製本を行なう複数枚原稿
画像が縦書きで書いてあるか、または、横書きで書いて
あるかを、製本レイアウト時と同様にユーザーが設定す
ることによって、図9に示すように縮小レイアウトを縦
書き用や横書きように設定する。
ウトであり、1〜4の番号は、原稿の読み込み順に対応
する。表示設定キー603は、原稿を読み込んだ後の縮
小レイアウトを表示部301に表示させることを設定す
るキーである。ここで、表示設定キー603を押下し、
ユーザーが一部表示/番号表示設定キー606を押下す
ることによって、縮小レイアウト表示を設定する。
る。また、一部表示部変更キー602を押下すること
で、図11の画面に切り替わり、前述した一部表示にお
ける表示部の変更を行なう。図11については、後述す
る。そして、OKキー605を押下することによって、
縮小レイアウトモードの設定をし、図3の初期画面に戻
る。
/横設定キー604による設定が無く、そして表示設定
キー603による設定が無い場合には、後述するOCR
処理にて自動的に原稿の縦書き/横書きの判別を行な
う。詳しくは、後述する図14のフローチャートを用い
て説明を行なう。また、縮小レイアウト(縮小レイアウ
トモード)の設定を解除する場合は、ACキー601
(オールクリア)を押下することで行なう。
おける一部表示の一例を示した図である。縮小レイアウ
トとして、4in1を行っており、それぞれ読み込んだ複
数枚原稿の一部を表示部301に703の様に表示す
る。ここで、配置を変更する場合は、配置変更キー70
1を押下し、703のそれぞれの原稿の表示を入れ換え
ることで行なう。
を押下し、図20の様に配置を変更する原稿のキー20
01、2002を押下することで、図21の様に配置ヘ
項を行なう。そして、OKキー702を押下することに
よって、縮小レイアウトモードの一部表示における設定
をする。図8は、前述した縮小レイアウトモードにおけ
る番号表示の一例を示した図である。縮小レイアウトと
して、4in1を行っており、原稿の読み込み順に表示部
301に符号803で示す様に縮小レイアウトの番号表
示を行ない、原稿が縦書き/横書きかで番号の表示を変
える。
キー801を押下し、803に示すそれぞれの原稿の表
示を入れ換えることで行なう。実際の動作としては、一
部表示の時と同様であり、804の様に変更をする。そ
して、OKキー802を押下することによって、縮小レ
イアウトモードの番号表示における設定をする。以下、
図12〜図19に示すフローチャート及び図9と図10
に示す図を用いて、本実施例における画像形成装置の縦
書き/横書き原稿の製本処理と、縮小レイアウト処理に
ついて説明する。
ーチャートである。まず、ステップS1でコピー動作の
初期化設定が行われ、続いてステップS2で操作パネル
より入力されるキーを読み込み、コピー条件を設定す
る。そしてステツプS3でスタートキー303の入力を
待つ。ここで、スタートキー303が押下されるとステ
ツプS3よりステツプS4に進む。そして、リーダ部1
で原稿を読み取る。
作部上の製本レイアウトキー304の入力があり、製本
レイアウトモードが設定されているかどうかを判定す
る。ステツプS5の判定で、製本レイアウトモードが設
定されている場合にはステップS8の製本レイアウト処
理に移行する。そして製本レイアウト処理終了後ステツ
プS6に進む。製本レイアウト処理については、図13
に示すフローチャートを用いて後述する。
ウトモードが設定されていない場合にはステツプS6に
進み、前述した操作部上の縮小レイアウトキー305の
入力があり縮小レイアウトモードが設定されているかど
うかを判定する。ステップS6の判定で縮小レイアウト
モードが設定されている場合にはステツプS9の縮小レ
イアウト処理を実行する。そして縮小レイアウト処理終
了後ステップS7に進む。縮小レイアウトについては、
図14に示すフローチャートを用いて後述する。
トモードが設定されていない場合にはステップS7に進
み、続けて前段で行なった設定に従って印刷処理を実行
し、ステツプS4で読み取った原稿を記録市場に印刷出
力する。そして処理を終了する。印刷処理については、
図16に示すフローチャートを用いて後述する。次に前
述した図12におけるステップS8の製本レイアウト処
理について図13に示すフローチャートを用いて詳細に
説明する。
1で、前述した図5における製本レイアウト設定画面で
縦書き/横書き設定キー504の入力があり、原稿が縦
書きであるか/横書きであるかの設定が行われているか
どうかを判定する。ステップS11の判定で、原稿が縦
書きであるか/横書きであるかの設定が行われている場
合にはステップS13に進む。
書きであるか/横書きであるかの設定が行われていない
場合にはステップS12に進み、OCR処理を行ない、
本実施例の画像形成装置本体が原稿が縦書きであるか/
横書きであるかを自動的に調べる。このOCR処理の詳
細については後述する。そしてステップS13の製本レ
イアウト処理を実行する。
きに合わせて、前述した図4に示す様に、製本レイアウ
ト設定を行なう。そしてステップS13の処理終了後、
図12に示すメインフローチャートに戻る。次に前述し
た図12のステツプS9における縮小レイアウト処理に
ついて図14に示すフローチャートと図9に示す図を用
いて詳細に説明する。
6における一部表示/番号表示設定キー606の入力が
あり、原稿を読み込んだ後、操作パネル上の表示部30
1に表示を行なう設定が行われているかどうかを判定す
る。ステップS21の判定で、原稿を読み込んだ後に操
作パネル上の表示部301に表示を行なう設定が行われ
ている場合にはステップS22に進み、一部表示/番号
表示設定キー606の入力が、どちらの設定であるかを
判定する。設定が一部表示の設定である場合にはステッ
プS29に移行し、図3の表示部301に読み込み原稿
の一部表示を行なう。そしてステップS27に進む。
尚、縮小レイアウト表示の一部表示における様子は、前
述したように図7の様になる。
合にはステップS23に進み、原稿1枚目に対して1番
というように原稿枚数と番号表示カウントを対応させ
る。次にステップS24で、図6における縦書き/横書
き設定キー604の設定があるかどうかを判定する。縦
書き/横書き設定キー604の設定がある場合にはステ
ップS26に進む。
定キー604の設定がない場合にはステップS25に進
み、原稿が縦書きであるか/横書きであるかを画像形成
装置本体が自動的に調べるために、上述したOCR処理
を行なう。そしてステップS26に進む。ステップS2
6では、図3の表示部301に、原稿の読み込み順番に
対応した番号で縮小レイアウト表示を行なう。尚、縮小
レイアウト表示の番号表示における様子は、前述した図
8の様になる。そしてステップS27に進む。
縮小レイアウトの配置を変更するかどうかを判定する。
ステップS27の判定は、前述した様に図7、図8にお
ける縮小レイアウト表示設定画面上にて行なう。ステッ
プS27で縮小レイアウトの配置を変更しない場合には
ステツプS32に進む。一方、ステップS27の判定で
縮小レイアウトの配置を変更する場合にはステップS2
8に進み、変更指示に従って画像形成装置内のメモリ上
にて記録情報の配置の変更を行なう。
ウトの設定を行なう。そしてスこの処理の終了後、図1
2に示すメインフローチャートに戻る。一方、ステップ
S21の判定で、原稿を読み込んだ後、操作パネル上の
表示部301に表示を行なう設定が行われていない場合
には、ステップS30に進み、図6における縦書き/横
書き設定キー604の設定があるかどうかを判定す
る。、縦書き/横書き設定キー604の設定がある場合
にはステツプS32に進む。
書き設定キー604の設定がない場合にはステツプS3
1のOCR処理に進み、原稿が縦書きであるか/横書き
であるかを画像形成装置本体が自動的に調べる。そし
て、OCR処理により原稿が縦書きであるか/横書きで
あるかを調べた後ステツプS32に進む。上述したステ
ップS24,25の処理と、ステップS30,31の処
理は、上述した製本レイアウト処理における場合と同様
である。尚、縮小レイアウト時における表示設定がない
場合には、デフォルトの一例として図9に示す様に、縦
書き/横書き原稿に応じて、縮小レイアウトを変える。
のフローチャート及び図10を用いて詳細に説明する。
OCR処理は、フォーマッタ部8のイメージメモリ部9
にて行ない、コア部10にて制御する。OCR処理で
は、まず文字認識処理の対象となる文書画像データのみ
を抜き出し、イメージメモリ部9に記憶させる。この場
合の文書画像データは2値画像データである。こうして
イメージメモリ部9に記憶させた画像データに対して文
字認識を行なう。
15のフローチャートに従って詳細に説明する。まずス
テップS41において、文書画像データからの文字記述
画像データの抜き出し処理を行なう。文字記述画像デー
タはあらかじめ用意されたフォーマッタ部8の文字デー
タとイメージメモリ部9に記憶された文書画像データと
の差分をとることにより抜き出すことが可能であり、そ
の結果得られた文字記述画像データは一時的にイメージ
メモリ部9に記憶される。
S41で抜き出された文字記述画像データに対し文字切
り出し処理を行なう。文字切り出し処理は、1文字づつ
の文字画像の外接矩形を求め、その矩形の大きさの文字
画像データをイメージメモリ部9に記憶させることによ
って行なう。次にステップS43において、ステップS
42で文字切り出し処理を行なった文字画像データに対
して認識処理を行なう。認識処理では、まず、位置、傾
き、線幅、濃度等の正規化処理を行なう。続いてこの正
規化された切出し文字画像データに対して、輪郭線特徴
などに基づく特徴ベクトルの抽出を行なう。そして得ら
れた特徴ベクトルとあらかじめ用意された認識辞書にお
けるすべての認識対象文字の標準パターンベクトルとの
マッチングを取り、最も確からしいとされた標準パター
ンに対応する文字コードを認識結果とし、イメージメモ
リ部9に記憶させる。
った夫々の文字記述画像の上下左右の空白でヒストグラ
ム化を行ない、文書画像データ(入力原稿)の縦書き/
横書き判定を行なう。その判定結果は、後述する図13
の画像処理に通知される。ステップS44における上下
左右の空白判定では、図10のように横書き原稿時は文
字の左右の空白1001よりも、上下の空白1002の
方が空白が広い。また逆に、縦書き原稿時は文字の上下
の空白1003よりも左右の空白1004の方が広いこ
とにより、縦書き/横書きの判定が可能である。
る印刷処理について図16に示すフローチャートを用い
て詳細に説明する。まず最初にステツプS51で、画像
形成装置で製本レイアウトモードが設定されているかど
うかを判定する。製本レイアウトモードが設定されてい
る場合にはステツプS52に進み、続けて製本処理を行
ない、処理終了後図12のメインフローチャートに戻
る。ステツプS52の製本処理の詳細については、図1
7を用いて後述する。
イアウトモードが設定されていない場合にはステツプS
53に進み、前段で行なった設定に従って通常の印刷・
排紙動作を行なう。ステップS53の後は、図12のメ
インフローチャートに戻る。次に前述した製本処理につ
いて図17〜図19に示すフローチャートと図4を用い
て詳細に説明する。
開始されると、まず図17の処理に移行し、ステツプS
61の原稿枚数カウント処理を行ない、入力原稿501
〜508の原稿枚数をカウントする。次に、ステツプS
62でセットされた全部の原稿画像を内蔵の記憶装置1
1に読み込み、記憶した時点で図4の(b)に示した最
も内側になる被転写紙の画像配置、すなわち図4の
(c)に示す画像転写順序〜の位置に出力すべきペ
ージを、詳細を後述する図18に示すフローチャートに
示す検索/設定処理に従って求める。
プS62で求めたページデータに従って読取原稿を印刷
出力する詳細を後述する図19に示すコピー処理ルーチ
ンを開始する。尚、コピー処理の方法は、図4の(c)
示すように先ず、左側の画像転送順序、の画像を順
に読み出し、1枚の被転写死に2枚の原稿コピー(ペー
ジ連写)で出力する。このようにしてできた潜像を現
像、転写定着する。そして、裏面にコピーをするために
中間トレー210に格納する。続いて図4(c)の右側
に示す裏面に、画像転写順序、の画像を順に記憶装
置11より読み出し、出力する。このようにしてできた
潜像を現像、転写、定着する。
原稿のコピーを終了したかどうかを判定する。全ての原
稿に対するコピーを終了した場合には処理を終了し、リ
ターンする。一方、まだコピーすべき原稿が残っている
場合にはステツプS65に進み、次にコピーするページ
を設定するため、下記第(1)式に基づいて〜のコ
ピーページの設定を行なう。
63に戻る。図18を参照してステツプS62の本実施
例ディジタル複写装置における製本モード時のページ設
定ルーチンの一例を説明する。
れた原稿枚数Nを下記第(2)式に代入して、用紙総枚
数Sを求める。尚、小数点以下は切り捨てる。
(c)に示す画像転写順序〜に対応するページデー
タ順位を下記第(3)式に基づいて決定する。
の場合には、Sが「2」となり、上記画像転写順序は
入力原稿506となり、画像転写順序は入力原稿50
3となり、画像転写順序は入力原稿504となり、画
像転写順序は入力原稿505となる。そして本処理を
終了してリターンする。
理を説明する。図19は、図17に示したコピー処理ル
ーチンの詳細手順の一例を説明するフローチャートであ
る。先ずステップS81において、画像転写順序にコ
ピーするページと原稿枚数N(原稿最終ページ)とを比
較し、原稿枚数Nよりも画像転写順序にコピーするペ
ージが大きいかどうかを判定する。原稿枚数Nよりも画
像転写順序にコピーするページが大きい場合にはステ
ツプS91に進む。この場合は、画像転写順序にコピ
ーする画像データが存在しないことを意味するため、画
像転写順序にコピーする画像(この実施例では3ペー
ジ目の画像)を記憶装置11より読み出し、被転写紙の
画像転写順序の位置にコピーを行ない、ステップS8
4に進む。
画像転写順序にコピーするページが大きくない場合は
ステップS82に進み、画像転写順序にコピーする画
像(本実施例では入力画像506の画像)を記憶装置1
1より読み出し、コピーする。続いてステップS83で
画像転写順序にコピーする画像(この実施例では入力
原稿503の画像)を記憶装置11より読み出しコピー
する。そしてステップS84に進む。
するため、転写紙を反転して中間トレー210に格納す
る両面コピー処理を実行する。そして次のステップS8
5で図4の(c)に示した画像転写順序にコピーする
ページと原稿枚数N(最終原稿ページ数)とを比較し、
原稿枚数Nよりも画像転写順序にコピーするページが
大きいかどうかを判定する。
するページが大きい場合にはステップS86に進み、画
像転写順序にコピーする画像(この実施例では入力原
稿504の画像)を記憶装置54より読み出しコピーす
る。続いてステップS87で画像転写順序にコピーす
る画像(この実施例では入力原稿505の画像)を記憶
装置より読み出してコピーし、処理を終了する。
よりも画像転写順序にコピーするページが大きくない
場合はステップS88に進み、画像転写順序にコピー
するページと原稿枚数N(最終原稿ページ数)とを比較
し、原稿枚数Nよりも画像転写順序コピーするページ
が大きいかどうかを判定する。原稿枚数Nよりも画像転
写順序コピーするページが大きい場合(この場合は画
像転写順序にコピーする画像データは存在しない)に
はステップS89に進み、画像転写順序にコピーする
画像(この実施例では入力原稿503の画像)を記憶装
置より読み出してピーし、処理を終了する。
よりも画像転写順序コピーするページが大きくない場
合にはステツプS90に進み、画像転写順序,にコ
ピーする画像データは存在しないため、中間トレー24
の用紙を排出して処理を終了する。このようにして、製
本モードでコピー処理が完了した後、各両面出力を中央
で折り返し、図4(b)に示すように綴じ込んで製本す
ると、ページ順が正規の状態となる。
稿の縦書き/横書きの設定をユーザーが行なうことがで
きると共に、この設定を行わない場合でも自動的に複写
装置側にて原稿の縦書き/横書き判定を行なうことが可
能となる。そして、製本レイアウト時において、ユーザ
ーは原稿の種類(縦書き/横書き)をいちいち気にする
ことなく、右開き/左開き本の作成が可能となる。ま
た、縮小レイアウト時においては、画面表示を行なう/
行なわないによって、ユーザーは、最適な縮小レイアウ
トを容易に行なうことが、可能となる。
綴じに基づく製本処理時のページ設定処理について説明
したが、製本方法にしたがって、編成するページ出力順
序を自動設定することにより、他の製本方法にも容易に
対応することができる。なお、本発明は、複数の機器か
ら構成されるシステムに適用しても、1つの機器から成
る装置に適用しても良い。また、本発明はシステムある
いは装置にプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できることはいうまでもない。
稿の縦書き/横書きの設定を装置で自動的に、あるいは
指示入力により容易に行うことができる。そして、画像
形成エリアも容易に決定でき、例えば製本レイアウト時
においても、原稿の種類(縦書き/横書き)をいちいち
気にすることなく、右開き/左開き本の作成も容易に行
うことができる。
によりレイアウト結果などを画面表示することができ、
最適な縮小レイアウトを容易に行なうことが可能とな
る。
示すブロック図である。
構成を説明する断面図である。
の一例を示す平面図である。
順の一例を示す模式図である。
例を示す図である。
例を示す図である。
る一部表示の一例を示す図である。
る番号表示の一例を示す図である。
行なった一例を示す図である。
/横書き原稿の一例を示す図である。
ける一部表示部設定画面の一例を示す図である。
ローチャートである。
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
ローチャートである。
ーチャートである。
ーチャートである。
ーチャートである。
ーチャートである。
in1)における一部表示画面での配置変更の一例を示す
図である。
in1)における一部表示画面での配置変更の一例を示す
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 原稿画像を画像信号に変換して入力する
画像入力手段と、 外部の入力に基づいて1枚の被転写物にN枚の原稿画像
を縮小して形成することを設定する設定手段と、 前記画像入力手段より入力された画像を蓄積するメモリ
手段と、 前記メモリ手段に蓄積された画像データの一部を表示す
る表示手段と、 前記表示手段の表示に基づいて前記メモリ手段に蓄積さ
れている画像データの配置を変更する変更手段と、 前記設定手段の設定結果と前記変更手段の変更結果に基
づいて被転写物上における複写エリアを決定する決定手
段と、 前記決定手段の決定結果に基づいて前記メモリ手段に蓄
積されている画像データを出力する画像出力手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 外部の入力に基づいて1枚の被転写物に
N枚の原稿画像を縮小して形成することを設定すると共
に、原稿画像を画像信号に変換して入力し、入力された
画像をメモリに蓄積して蓄積された画像データの一部を
表示する、そしてこの表示に基づいて前記メモリに蓄積
されている画像データの配置を変更し、前記設定結果と
前記変更結果に基づいて被転写物上における複写エリア
を決定し、決定結果に基づいて前記メモリ手段に蓄積さ
れている画像データを出力することを特徴とする画像形
成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28325594A JP3486470B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 画像形成装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28325594A JP3486470B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 画像形成装置及び方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08146820A JPH08146820A (ja) | 1996-06-07 |
JP3486470B2 true JP3486470B2 (ja) | 2004-01-13 |
Family
ID=17663090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28325594A Expired - Fee Related JP3486470B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 画像形成装置及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3486470B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2341423A1 (en) | 1999-11-02 | 2011-07-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Print control method and apparatus |
JP4612909B2 (ja) * | 2008-01-23 | 2011-01-12 | キヤノン株式会社 | 制御方法及び情報処理装置及びコンピュータ読み出し可能な記録媒体 |
-
1994
- 1994-11-17 JP JP28325594A patent/JP3486470B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08146820A (ja) | 1996-06-07 |
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