JP3486444B2 - Skin cleanser - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【産業上の利用分野】本発明は皮膚洗浄料、特にその使
用性の改善に関する。 【０００２】 【従来の技術】皮膚洗浄料、特に洗顔料については、単
に皮脂等を洗い落とすだけでなく、更に各種化粧料等を
洗い落とすことが必要とされる。このため、口紅、ファ
ンデーション、マスカラ、アイシャドウ等の油分を含む
メイクアップ化粧料を施した人は、洗顔の際、まず第一
段階としてメイクアップ化粧料となじみ易い油分を多量
に含んだクレンジングクリーム、クレンジングオイル、
クレンジングミルク、クレンジングジェル等のメイクア
ップ落し用の洗顔料を用いてほとんどのメイクアップ成
分を除去した後、第二段階として、石鹸やクレンジング
フォームなどを泡立たせて素肌洗いを行い、第一段階で
用いたメイクアップ落し用の洗浄料の残存油分を、皮膚
上の皮脂、汚れとともに洗い流すことで、すっきり感あ
るいはさっぱり感といった満足感を得ていた。 【０００３】このように二段階の洗浄を必要とするの
は、油分を多量に含有する化粧落し用のクリーム類等を
用いた場合、使用後直ちに水またはぬるま湯ですすいで
も皮膚上に残った油分が十分除去されず、さっぱりした
洗浄感が得られないためであり、また、石鹸やクレンジ
ングフォーム等の泡立たせて使う素肌洗い用の洗顔料の
みでは、メイクアップ化粧料の油分に覆われた顔料、色
剤などを肌上から十分に除去できないためである。 【０００４】一方、化粧行為の迅速性、簡便性が要求さ
れつつある近年、一回の操作のみでメイクアップ落とし
効果と、すっきり感、さっぱり感という素肌洗い効果と
を併せ持つ皮膚洗浄料が望まれている。この様な一段階
用の皮膚洗浄料としては、例えば特開昭６３−１２２６
１８号公報に開示されているものがある。 【０００５】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来知
られている一段階用のメイクアップ落とし洗浄料は、す
すいだ後に皮膚に残る油分の量を少なくしたことにとど
まるものであり、石鹸やクレンジングフォームなどで泡
を立てて素肌を洗うことによって得られるさっぱり感や
洗顔後の満足感といったものを得ることはできなかっ
た。 【０００６】すなわち、メイクアップを落とせると同時
に泡立たせることができ、素肌洗いのさっぱり感が得ら
れる洗浄料の開発が望まれるわけであるが、メイクアッ
プ落し用の洗浄料は前述したように基本的に多量の油分
や油性成分を含有しなければならないものであり、一
方、石鹸やクレンジングフォームなどの泡立ち、さっぱ
り感をもたらす洗浄料は、基本的に親水性が高いイオン
性の界面活性剤が主成分であるため、単純にこれらの成
分を組み合わせて両方の効果を得ようとしても、実際に
は互いにその効果を打ち消し合い、ほとんど泡が立たな
くなってしまうばかりか、メイクアップを落とす効果も
損なわれてしまい満足のいくものは得られないのが現状
であった。本発明は前記従来技術の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は使用性、使用感触に優れるとと
もに、高い洗浄効果をも有する皮膚洗浄料を提供するこ
とに有る。 【０００７】 【課題を解決するための手段】本発明者はかかる問題点
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、ポリオキシエ
チレンモノエステルと、特定のアニオン性界面活性剤と
を組み合わせることにより、メイクアップ落とし機能に
加え、泡立ち機能を有し、素肌洗いのさっぱり感が得ら
れる洗浄料組成物が得られることを見出し、本発明を完
成するに至った。 【０００８】すなわち、本出願の請求項１記載の水性メ
イク洗浄料は、一般式化２で表わされるポリオキシエチ
レンモノエステルと、親水基が−ＣＯＯ ⁻ であるアニオ
ン性界面活性剤を含有し、前記アニオン性界面活性剤が
脂肪酸石鹸、Ｎ−長鎖アシルアミノ酸塩、アルキルエー
テルカルボン酸塩及びアルキルヒドロキシエーテルカル
ボン酸塩から選ばれる少なくとも一つであることを特徴
とする。 【化２】 ＲＣＯＯ−（Ｃ₂Ｈ₄Ｏ）_n−Ｈ （式中、Ｒはイソステアリル基又はオレイル基、ｎは３
〜１４の整数である。） 【０００９】また、本発明において、ポリオキシエチレ
ンモノエステルがポリオキシエチレンモノイソステアレ
ート及び／又はポリオキシエチレンモノオレエートであ
ることが好適である。さらに、本発明において、アニオ
ン性界面活性剤の親水基が−ＣＯＯ^-であることが好適
である。 【００１０】以下、本発明の構成について詳述する。本
発明において用いられる前記化２に示す基本構造を有す
るポリオキシエチレンモノエステルの酸化エチレンの平
均重合度は３〜１４であり、好ましくは３〜１２の範囲
である。平均重合度が３より低い場合には泡立ちが十分
でなくなり、逆に１４より高い場合にはメイクアップを
落とす効果が十分でなくなる。 【００１１】また、前記化２において、Ｒは、水系の洗
浄剤組成物への配合であることを考慮し、かつメイクア
ップ洗浄効果の点から考えるとイソステアリル基又はオ
レイル基であることが好ましい。また、ポリオキシエチ
レンモノエステルと共に用いられるアニオン性界面活性
剤としては、一般に化粧品基剤として用いられるアニオ
ン性界面活性剤を採用することができ、具体的には、脂
肪酸石鹸、Ｎ−長鎖アシルアミノ酸塩、アルキルエーテ
ルカルボン酸塩及びアルキルヒドロキエーテルカルボン
酸塩であり、その対イオンはアルカリ金属、アルカリ土
類金属、アルカノールアミンやアンモニウムが挙げられ
る。特に親水基が−ＣＯＯ^-であるアニオン性界面活性
剤がさっぱり感の点ではより有効である。本発明におい
てはこれらのアニオン界面活性剤の中から、一種もしく
は二種以上を任意に用いることができる。 【００１２】本発明において、ポリオキシエチレンモノ
エステルと、アニオン性界面活性剤との配合割合は、重
量比で２：１〜ｌ：８、好ましくは１：１〜１：８の範
囲であり、両者の合計配合量は、洗浄料全量中の１〜８
０重量％の範囲である。この範囲外の配合割合では、ポ
リオキシエチレンモノエステルが多すぎる場合は泡立ち
が充分でなく、アニオン性界面活性剤が多すぎる場合に
はメイクアップがなじみにくく、いずれの場合も満足な
結果が得られない。 【００１３】本発明に係る皮膚洗浄料中には、上記の必
須構成成分のほかに必要に応じ、一般的に洗浄料、化粧
料などに配合される成分を配合することができる。これ
らの成分としては、グリセリン，１，３−ブタンジオー
ル、プロピレングリコール等の多価アルコール類、流動
パラフィン、高級アルコール等の油分、カチオン性界面
活性剤、増粘剤、保湿剤、防腐剤、殺菌剤、紫外線吸収
剤、キレート剤、酸化防止剤、香料などがあげられる。 【００１４】以上のように、本発明の皮膚洗浄料は、ポ
リオキシエチレンモノエステルと、アニオン性界面活性
剤を共存させることにより、口紅、ファンデーション、
マスカラ、アイシャドウ等のメイクアップ化粧料を良好
に落とすと同時に、水を加えることによって泡立たせる
ことができる。 【００１５】 【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもので
はない。実施例に先立ち、各実施例で用いた評価法を説
明する。 【００１６】メイク落とし効果試験法 油性ファンデーションにマーカーとして２−エチルヘキ
シルパラメトキシケイ皮酸をＯ．１％含ませたもの０．
１ｇを、前腕内側部の４×１０cmの範囲に均一に塗布
し、３０分間乾燥後、被験試料０．５ｇを、指を用いて
通常のメイク落とし行為と同様に塗布部全体に約２０秒
間なじませ、その後３５℃の水道水でこすらずに洗い流
した。乾燥後、塗布部に残存しているファンデーション
を、直径２cmのガラス製カップを用いて２m1のエタノー
ルで溶出させ、エタノール中の２−エチルヘキシルパラ
メトキシケイ皮酸の量を紫外線吸収（３１０nm）から測
定することにより、メイク落し効果を求めた。 【００１７】洗浄効率（％）＝（Ａ₂−Ａ_O）／（Ａ₁−
Ａ₀）×ｌ００ Ａ_O：ブランクの溶出液の吸収 Ａ_l：洗浄前の溶出液の吸収 Ａ₂：洗浄後の溶出液の吸収 評価 ○：メイク落し効果良好 洗浄効率９０％以上 △：メイク落し効果普通 洗浄効率６０％以上 ×：メイク落し効果不良 洗浄効率６０％末満 【００１８】起泡性試験法 ２５００m1容量の攪拌機付き円筒形シリンダーに４０℃
の人工硬水（７０ppm炭酸カルシウム）を４００m1入
れ、被験試料４０ｇと油性ファンデーションＯ．１ｇを
添加後、４５００rpmで１分間攪拌した後の泡容量を測
定した。 評価 ◎：泡立ち極めて良好 泡容積１５００m1以上 ○：泡立ち良好 泡容積１２００m1以上 △：泡立ち普通 泡容積８００m1以上 ×：泡立ち不良 泡容積８００m1未満 【００１９】官能式験（使用後のさっぱり感の評価） 各試料を用いて洗顔後の肌のさっぱり感の有無につい
て、実使用試験を専門パネラー２０名により実施した。
なお、評価方法は以下の基準に従った。 ○：専門パネラー２０名中１５名以上がさっぱり感あり
と認めた。 △：専門パネラー２０名中８名以上がさっぱり感ありと
認めた。 ×：専門パネラー２０名中７名以下がさっぱり感ありと
認めた。 【００２０】 【表１】 【００２１】以上のように、ポリオキシエチレンモノエ
ステル（ポリオキシエチレンモノイソステアレート）単
独ではメイク落とし効果は比較的優れているものの、起
泡性、さっぱり感等には欠ける傾向にある。一方、アニ
オン性界面活性剤単独では、起泡性、さっぱり感には優
れているものの、メイク落とし効果に欠ける。そして、
ポリオキシエチレンモノエステルと、アニオン性界面活
性剤との共存系では、その配合割合が重量比で２：１〜
１：８、好ましくは１：１〜１：８で優れたメイク落と
し効果と使用性の両者を発揮することができる。 【００２２】 【表２】 ───────────────────────────────── 試験品 １０ １１ １２ １３ １４ ─────────────────────────────────ホ゜リオキシエチレン (1)モノオレエート １０ − − − −ホ゜リオキシエチレン (3)モノオレエート − １０ − − −ホ゜リオキシエチレン (6)モノオレエート − − １０ − −ホ゜リオキシエチレン (14)モノオレエート − − − １０ −ホ゜リオキシエチレン (16)モノオレエート − − − − １０ココイルク゛ルタミン 酸ナトリウム １０ １０ １０ １０ １０ ───────────────────────────────── 精製水 残 部 ───────────────────────────────── メイク落とし効果 △ ○ ○ ○ △ 起泡性 × ◎ ◎ ◎ ○ さっぱり感 △ ○ ○ ○ ○ ───────────────────────────────── 【００２３】上記表２より明らかなように、本発明にか
かる組合せ効果は、ポリオキシエチレンモノエステル分
子中に占める酸化エチレンの平均重合度が３〜１４であ
るポリオキシエチレンモノエステルに特異的に見られる
現象である。次に、各種配合例について検証を行なっ
た。 【００２４】 【表３】 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 試験品 １６ １７ １８ １９ ２０ ２１ ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ポリオキシエチレンモノエステルホ゜リオキシエチレン (10)モノオレエート 2 12 6 4 - -ホ゜リオキシエチレン (12)モノイソステアレート - - - - 6 - ホ゜リオキシエチレン (8)モノラウレート - - - - - 5 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― アニオン性界面活性剤ラウロイルメチルタウリンマク゛ネシウム 5 - 2 - - -ココイルク゛ルタミン 酸ナトリウム - - 5 32 6 10ヒト゛ロキシエーテルカルホ゛ン 酸ナトリウム 5 12 - - 10 - ―――――――――――――――――――――――――――――――――― その他 １，３−ブタンジオール 10 - 10 10 - - 精製水 残 余 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― メイク落とし効果 ○ ○ ○ ○ ○ △ 起泡性 ◎ ○ ○ ◎ ◎ ◎ さっぱり感 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 【００２５】以上のように各種のポリオキシエチレンモ
ノエステルと、各種ＣＯＯ ⁻ 型アニオン性界面活性剤に
相乗効果が認められ、特にポリオキシエチレンモノエス
テルはモノイソステアレート及び／又はモノオレエート
であることが好ましいことが理解される。 【００２６】実施例１ (1)ポリオキシエチレン（１２）モノイソステアレート ８重量％ (2)ミリスチン酸トリエタノールアミン １０ (3)ラウリルリン酸トリエタノールアミン ４ (4)ラウリルジエタノールアミド ２ (5)１，３−ブタンジオール １５ (6)ポリエチレングリコール１５００ ５ (7)ヒドロキシエチルセルロース ２．５ (8)香料 適 量 (9)精製水 残 余 【００２７】製法 （９）に（５），（６），（７）を溶解し、（２），
（３）と（４）を混合した後、（１），（８）を加え
て、ジェル状メイク落し用洗浄料を得た。 【００２８】実施例２ (1)ポリオキシエチレン（８）モノオレエート ５重量％ (2)ポリオキシエチレン（８）モノイソステアレート １ (3)ポリオキシエチレン（３）ラウリルエーテル サルフェートナトリウム ３ (4)Ｎ−ラウロイルグルタミン酸トリエタノールアミン ８ (5)ラウロイルアミドプロピルベタイン ５ (6)ｌ，３−ブタンジオール １０ (7)ソルビトール ８ (8)メチルセルロース ３ (9)香料 適 量 (10)精製水 残 余 【００２９】製法 （１０）に（６）〜（８）を溶解し、（３），（４）と
（５）を混合した後、（１），（２），（９）を加え
て、ジェル状メイク落し用洗浄料を得た。実施例１及び
２のジェル状メイク落とし洗浄料は、メイク落とし効
果、起泡性に優れ、しかも使用後のさっぱり感も極めて
良好であった。 【００３０】 【発明の効果】以上説明したように本発明にかかるメイ
ク洗浄料は、ポリオキシエチレンモノエステルと、脂肪
酸石鹸、Ｎ−長鎖アシルアミノ酸塩、アルキルエーテル
カルボン酸塩又はアルキルヒドロキシエーテルカルボン
酸塩から選ばれる親水基がＣＯＯ ⁻ であるアニオン性界
面活性剤とを共存させることにより、メイクを落とす効
果に優れていると同時に、水を加えることによって泡立
たせることができ、使用後の肌にさっぱりした感触を与
えるものである。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a skin cleanser, and more particularly to an improvement in its use. [0002] With respect to skin cleansing agents, especially facial cleansers, it is necessary to not only wash off sebum and the like but also to wash away various cosmetics and the like. For this reason, those who have applied makeup cosmetics containing oils such as lipstick, foundation, mascara, eyeshadow, etc., have a cleansing cream that contains a large amount of oil that is easily compatible with the makeup cosmetics as the first step during face washing. , Cleansing oil,
Cleansing milk, cleansing gel, etc.After removing most makeup components using a facial cleanser for makeup removal, as a second step, soap and cleansing foam etc. are foamed and the skin is washed, and in the first step By washing off the residual oil of the makeup remover used together with sebum and dirt on the skin, a satisfactory feeling such as a refreshing feeling or a refreshing feeling was obtained. [0003] Two-stage washing is necessary because, when a makeup remover or the like containing a large amount of oil is used, the oil remaining on the skin even after rinsing with water or lukewarm water immediately after use. Is not sufficiently removed, and a refreshing feeling of washing cannot be obtained.Furthermore, a pigment covered with oil of a makeup cosmetic is used only with a skin cleanser used for foaming such as soap or cleansing foam. This is because colorants and the like cannot be sufficiently removed from the skin. On the other hand, in recent years, quickness and simplicity of the cosmetic action are being demanded, and a skin cleanser having both the effect of removing makeup with a single operation and the effect of washing the skin with a clear and refreshing feeling is desired. ing. As such a one-stage skin cleanser, for example, JP-A-63-1226
There is one disclosed in Japanese Patent Publication No. [0005] However, the conventionally known one-step makeup remover for washing only reduces the amount of oil remaining on the skin after rinsing, and is therefore less than soap. It was not possible to obtain the refreshing feeling and the satisfaction after washing the face, which can be obtained by washing the bare skin with foaming or cleansing foam. [0006] That is, it is desired to develop a cleaning agent that can remove makeup and foam at the same time as that, and can provide a refreshing feeling of bare skin washing. It must contain a large amount of oil and oily components.On the other hand, soaps that give bubbling and refreshing feelings such as soap and cleansing foam are basically ionic surfactants with high hydrophilicity. Because it is the main component, simply trying to obtain both effects by combining these components actually cancels each other's effects, almost not only making bubbles disappear, but also impairing the effect of removing makeup. At present, it was impossible to obtain satisfactory products. The present invention has been made in view of the above-mentioned problems of the related art, and an object of the present invention is to provide a skin cleansing agent which is excellent in usability and feel and has a high cleansing effect. Means for Solving the Problems The inventors of the present invention have made intensive studies to solve the above problems, and as a result, have found that a combination of polyoxyethylene monoester and a specific anionic surfactant can be used. The present inventors have found that a cleaning composition having a foaming function in addition to a make-up removing function and a refreshing feeling of bare skin washing can be obtained, and the present invention has been completed. That is, the aqueous method according to claim 1 of the present application.
Microphone cleanser includes a polyoxyethylene monoester represented by the general formalized 2, hydrophilic groups -COO ^- containing anion <br/> emissions surfactant is, the anionic surfactant is
Fatty acid soap, N-long chain acyl amino acid salt, alkyl ether
Tercarboxylates and alkyl hydroxyethers
It is at least one selected from borate . Embedded image RCOO— (C ₂ H ₄ O) _n —H ( _where R is an isostearyl group or an oleyl group , and n is 3)
It is an integer of ~ 14. In the present invention, the polyoxyethylene monoester is preferably polyoxyethylene monoisostearate and / or polyoxyethylene monooleate. Further, in the present invention, it is preferable that the hydrophilic group of the anionic surfactant is —COO 2 ^— . Hereinafter, the configuration of the present invention will be described in detail. The average degree of polymerization of ethylene oxide of the polyoxyethylene monoester having the basic structure shown in Chemical Formula 2 used in the present invention is 3 to 14, preferably 3 to 12. When the average degree of polymerization is lower than 3, foaming is insufficient, and when it is higher than 14, the effect of removing makeup is insufficient. In the above chemical formula 2, R is preferably an isostearyl group or an oleyl group in view of the fact that it is incorporated into an aqueous detergent composition and from the viewpoint of the makeup cleaning effect. . As the anionic surfactant used in conjunction with a polyoxyethylene monoester, can be generally employed anionic surfactant used as a cosmetic base, specifically, fat
Fatty acid soap, N-long chain acyl amino acid salt, alkyl ether
Carboxylate and alkyl hydroxy ether carboxylate
And counter ions such as alkali metals, alkaline earth metals, alkanolamines and ammonium. In particular , an anionic surfactant having a hydrophilic group of —COO 2 ^— is more effective from the viewpoint of a refreshing feeling. In the present invention, one or more of these anionic surfactants can be arbitrarily used. In the present invention, the mixing ratio of the polyoxyethylene monoester to the anionic surfactant is in the range of 2: 1 to 1: 8, preferably 1: 1 to 1: 8 by weight. The total blending amount of both is 1 to 8 in the total amount of the cleaning agent.
The range is 0% by weight. When the amount of the polyoxyethylene monoester is too large, the foaming is not sufficient, and when the amount of the anionic surfactant is too large, the makeup is not easily blended in, and a satisfactory result is obtained in any case. I can't. In the skin cleanser according to the present invention, in addition to the above-mentioned essential components, if necessary, components generally used in cleansers, cosmetics and the like can be blended. These components include polyhydric alcohols such as glycerin, 1,3-butanediol and propylene glycol, oils such as liquid paraffin and higher alcohols, cationic surfactants, thickeners, humectants, preservatives, and sterilizers. Agents, ultraviolet absorbers, chelating agents, antioxidants, fragrances and the like. As described above, the skin cleansing composition of the present invention comprises a lipstick, a foundation, and a polyoxyethylene monoester in the presence of an anionic surfactant.
Makeup cosmetics such as mascara and eyeshadow can be satisfactorily removed and foamed by adding water. EXAMPLES The present invention will be specifically described below with reference to examples, but the present invention is not limited to only these examples. Prior to the examples, the evaluation method used in each example will be described. Makeup Removal Effect Test Method 2-Ethylhexyl paramethoxycinnamic acid was added to oily foundation as a marker. 1% included 0.
1 g was evenly applied to a 4 × 10 cm area on the inner side of the forearm, dried for 30 minutes, and then 0.5 g of the test sample was applied to the entire application area for about 20 seconds using a finger in the same manner as a normal makeup removing action. Then, it was rinsed without rubbing with tap water at 35 ° C. After drying, the foundation remaining in the coated part is eluted with 2 ml of ethanol using a glass cup having a diameter of 2 cm, and the amount of 2-ethylhexyl paramethoxycinnamic acid in the ethanol is measured from ultraviolet absorption (310 nm). By doing so, a makeup removing effect was obtained. The washing efficiency _{(%) = (A 2 -A} O) / (A 1 -
A ₀ ) × 100 A _O : Absorption of eluate from blank A _l : Absorption of eluate before washing A ₂ : Absorption evaluation of eluate after washing ○: Good makeup removal effect Cleaning efficiency 90% or more Δ: Makeup removal Efficacy Normal Washing efficiency 60% or more ×: Poor makeup removal effect Washing efficiency 60% or less Effervescent test method 2500m1 capacity 40 ° C in cylindrical cylinder with stirrer
400 ml of artificial hard water (70 ppm calcium carbonate), 40 g of a test sample and an oily foundation O. After adding 1 g, the volume of foam after stirring at 4500 rpm for 1 minute was measured. Evaluation ◎: foaming very good foam volume 1500m1 or more ○: foaming good foam volume 1200m1 or more △: foaming usually foam volume 800m1 or more ×: less than lathering bad foam volume 800m1 [0019] The functional expression test (of refreshing feeling after use evaluation) each A practical use test was performed by 20 specialized panelists on the presence or absence of refreshing feeling of the skin after face washing using the sample.
In addition, the evaluation method followed the following criteria. ：: 15 or more of 20 specialized panelists recognized that there was a refreshing feeling. B: Eight or more of the 20 panelists recognized that there was a refreshing feeling. ×: 7 or less out of 20 panelists recognized that there was a refreshing feeling. [Table 1] As described above, polyoxyethylene monoester (polyoxyethylene monoisostearate) alone has a relatively good makeup removing effect, but tends to lack foaming properties and a refreshing feeling. Meanwhile, Ani
The on-active surfactant alone is excellent in foaming property and refreshing feeling, but lacks a makeup removing effect. And
In the coexistence system of polyoxyethylene monoester and anionic surfactant, the blending ratio is 2: 1 to 1 by weight.
1: 8, preferably 1: 1 to 1: 8, can exhibit both excellent makeup removing effect and usability. [Table 2] {Test product 10 11 12 13 14} Polyoxyethylene (1) monooleate 10----Polyoxyethylene (3) monooleate- 10---Polyoxyethylene (6) monooleate--10--Polyoxyethylene (14) monooleate---10-Polyoxyethylene (16) monooleate-----10 Sodium cocoyl chloroformate 10 10 10 10 10 10 ─────────────────────────────── Remaining purified water ───────────────メ イ ク Makeup removal effect △ ○ ○ ○ △ Foaming property × ◎ ◎ ◎ ○ Refreshing feeling △ ○ ○ ○ ○ ───────────────────────────────── As is clear from Table 2, the combination effect according to the present invention is specific to polyoxyethylene monoester in which the average degree of polymerization of ethylene oxide in the polyoxyethylene monoester molecule is 3 to 14. It is a phenomenon that can be seen. Next, verification was performed on various formulation examples. [Table 3] ―――――――――――――――――――――――――――――――― Test sample 16 17 18 19 20 21 ― ――――――――――――――――――――――――――――――――― Polyoxyethylene monoester polyoxyethylene (10) monooleate 2 12 6 4- -Polyoxyethylene (12) monoisostearate----6-Polyoxyethylene (8) monolaurate-----5 ―――――――――――――――――――― ―――――――――――――――― Anionic surfactant lauroyl methyl taurine magnesium pentacene 5-2---Sodium cocoyl chlorotamic acid--5 32 6 10 Sodium human peroxy ether carboxylate 5 12--10 - ---------------------------------- That 1,3-butanediol 10-10 10--Purified water residue ―――――――――――――――――――――――――――――――― Makeup removal effect ○ ○ ○ ○ ○ △ Foaming property ◎ ○ ○ ◎ ◎ ◎ Refreshing feeling ○ ○ ○ ○ ○ ○ ―――――――――――――――――――――――― ―――――――――― As described above, various polyoxyethylene monoesters and various COO ^- type anionic surfactants have a synergistic effect. It is understood that preference is given to isostearates and / or monooleates. Example 1 (1) Polyoxyethylene (12) monoisostearate 8% by weight (2) Triethanolamine myristate 10 (3) Triethanolamine lauryl phosphate 4 (4) Lauryl diethanolamide 2 (5 ) 1,3-butanediol 15 (6) Polyethylene glycol 1500 5 (7) Hydroxyethylcellulose 2.5 (8) Appropriate amount of perfume (9) Purified water residue (5), (6) ), (7) are dissolved, and (2),
After mixing (3) and (4), (1) and (8) were added to obtain a gel-like makeup remover detergent. Example 2 (1) 5% by weight of polyoxyethylene (8) monooleate (2) Polyoxyethylene (8) monoisostearate 1 (3) Polyoxyethylene (3) sodium lauryl ether sulfate 3 (4) Triethanolamine N-lauroylglutamate 8 (5) Lauroylamidopropyl betaine 5 (6) 1,3-butanediol 10 (7) Sorbitol 8 (8) Methylcellulose 3 (9) Perfume Appropriate amount (10) Purified water residue [ After dissolving (6) to (8) in the production method (10), mixing (3), (4) and (5), adding (1), (2) and (9), and gel A cleaning agent for removing make-up was obtained. The gel-like makeup removers of Examples 1 and 2 were excellent in makeup remover effect and foaming property, and also had a very good freshness after use. [0030] Mei according to the present invention described above, according to the present invention
Cleaning agents are polyoxyethylene monoester and fat
Acid soap, N-long chain acyl amino acid salt, alkyl ether
Carboxylates or alkyl hydroxy ether carboxyls
Hydrophilic group selected from the acid salt is COO ^- and is anionic field
By coexisting with a surfactant , it is excellent in the effect of removing makeup and, at the same time, can be foamed by adding water, giving a refreshing feel to the skin after use.

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中間 康成 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株式会社 資生堂 第一リサーチセンタ ー内 (72)発明者 宮沢 清 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株式会社 資生堂 第一リサーチセンタ ー内 (56)参考文献 特開 平７−126692（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−212191（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−272295（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−272297（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−59395（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−108806（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−161428（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−97000（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−287297（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−156291（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−287017（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−33999（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−223207（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) A61K 7/02 - 7/50 ＣＡ（ＳＴＮ)──────────────────────────────────────────────────の Continuing on the front page (72) Inventor Yasunari Naka 1050 Nippacho, Kohoku-ku, Yokohama, Kanagawa Prefecture Inside Shiseido First Research Center (72) Inventor Kiyoshi Miyazawa 1050 Nippacho, Kohoku-ku, Yokohama, Kanagawa Prefecture Shiseido Co., Ltd. First Research Center (56) References JP-A-7-126692 (JP, A) JP-A-6-212191 (JP, A) JP-A-61-272295 (JP, A) JP-A Sho JP-A-5-59395 (JP, A) JP-A-62-108806 (JP, A) JP-A-3-161428 (JP, A) JP-A-4-97000 (JP, A) A) JP-A-5-287297 (JP, A) JP-A-5-156291 (JP, A) JP-A-1-287017 (JP, A) JP-A-4-33999 (JP, A) JP-A-3 −223207 (JP, A) (58) Fields surveyed ( Int.Cl. ⁷ , DB name) A61K ^7/ 02-7/50 CA (STN)

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 一般式化１で表わされるポリオキシエチ
レンモノエステルと、親水基が−ＣＯＯ ⁻ であるアニオ
ン性界面活性剤を含有し、 前記アニオン性界面活性剤が脂肪酸石鹸、Ｎ−長鎖アシ
ルアミノ酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩及びアル
キルヒドロキシエーテルカルボン酸塩から選ばれる少な
くとも一つである ことを特徴とする水性メイク洗浄料。 【化１】 ＲＣＯＯ−（Ｃ₂Ｈ₄Ｏ）_n−Ｈ （式中、Ｒはイソステアリル基又はオレイル基、ｎは３
〜１４の整数である。）(57) and Patent Claims 1 Polyoxyethylene mono esters represented by the general formalized 1, hydrophilic group -COO ^- contains a is anion <br/> emissions surfactant, The anionic surfactant is a fatty acid soap, N-long chain reed,
Amino acid salts, alkyl ether carboxylates and al
A small number of
An aqueous makeup cleaner characterized by being at least one . Embedded image RCOO— (C ₂ H ₄ O) _n —H (wherein R is an isostearyl group or an oleyl group , and n is 3)
It is an integer of ~ 14. )