JP3484994B2 - レーザ溶接装置 - Google Patents

レーザ溶接装置

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JP3484994B2 JP28930998A JP28930998A JP3484994B2 JP 3484994 B2 JP3484994 B2 JP 3484994B2 JP 28930998 A JP28930998 A JP 28930998A JP 28930998 A JP28930998 A JP 28930998A JP 3484994 B2 JP3484994 B2 JP 3484994B2
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ溶接装置に
係り、特に、シールドガス雰囲気中で溶接を行うレーザ
溶接装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレーザ溶接装置を図13に示す。
このレーザ溶接装置100は、その出力端部101aか
ら溶接用レーザビームAを出射するレーザ出力機構10
1を備えている。このレーザ出力機構101は、出力端
部101aのレーザ出射方向前方に溶接用レーザビーム
Aの焦点を設定する図示しない光学系を備えている。ま
た、符号101bは、溶接時のスパッタから光学系を保
護するための透明な保護板である。
【0003】さらに、このレーザ溶接装置100では、
溶接時に被溶接物Bの酸化を防ぐシールドガスCを噴射
するガス噴射手段102を備えている。このガス噴射手
段102は、レーザ出力機構101を遊挿する筒状体か
ら成り、当該ガス噴射手段102の内壁とレーザ出力機
構101との間を通ってシールドガスCが溶接用レーザ
ビームAの出射方向と同方向に噴射される。
【0004】 かかる構成により、レーザ溶接装置10
では、被溶接物Bに対して溶接用レーザビームAを照
射すると金属プラズマDが発生する。このとき同時に、
シールドガスCを吹き付け、被溶接箇所を大気中の酸素
から隔離した状態で溶接が行われる。
【0005】また、図14は、他の従来のレーザ溶接装
置100Aを示している。このレーザ溶接装置100A
は、筒状体から成るガス噴射手段102に替えて、被溶
接箇所に向けて一方向からシールドガスCを噴射する噴
射ノズル102Aを備え、溶接用レーザビームAの出射
方向とほぼ垂直な方向から当該シールドガスCの噴射を
行う。
【0006】 さらに、図15は、また別の従来のレー
ザ溶接装置100Bを示している。このレーザ溶接装置
100Bは、図14に示すレーザ溶接装置100Aと比
較すると、保護板101bのないレーザ出力機構101
Bを有し、且つ、当該レーザ出力機構101Bの出力先
端部に圧縮空気を噴出するエアーノズル103Bを有し
ている。このエアーノズル103Bにより、レーザ出力
機構101Bの出力端部が保護されつつ溶接が行われ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
従来のレーザ溶接装置は、いずれも、レーザ溶接の際に
生じる金属プラズマDを被溶接箇所から退ける方向へシ
ールドガスCを吹き付けており、かかる場合の溶接範囲
への影響を考慮してはいなかった。
【0008】 即ち、図13に示すレーザ溶接装置10
0では、溶接用レーザビームAと共にシールドガスCを
吹き付けるため、被溶接部に発生する金属プラズマD
が、図示のごとくその周囲にふれて乱れが生じ、被溶接
部に安定して存在することができなかった。また、図1
4乃至図15に示す他のレーザ溶接装置100A,10
0Bでは、一方向からシールドガスCが吹き付けられる
ため、吹き付け方向下流側に金属プラズマDは振られ、
前述と同様に、被溶接部に安定して存在することができ
なかった。
【0009】ここで、金属プラズマとレーザ溶接との関
係について説明する。従来の説によれば、レーザ溶接時
に発生するプラズマが溶接用レーザビームの透過率を低
下させ、レーザの持つエネルギーが効率良く被溶接物に
伝達されないといわれていた。しかしながら、現在にお
いては、金属プラズマがシールドガスに振られて被溶接
部に安定していないと、被溶接物たる金属の溶融規模が
低下するという実験結果が多く観測され、従来説に再考
の余地が生じている。
【0010】 かかる資料として、シールドガスを供給
した場合としない場合における試験金属片への溶接用レ
ーザビーム照射時の影響比較した実験データを図16
及び図17に示す。かかる試験では、アルミニウムから
成る金属試験片に対して、シールドガスを吹き付けた場
合とそうでない場合とで、単位溶接長当たりのエネルギ
ー密度を変動させて溶接用レーザビームを照射し、それ
らの際の溶融が生じる幅と深さとを測定した。このと
き、シールドガスについては、前述した従来のレーザ溶
接装置100と同じ方向から、照射時に流量20[l]
としてノズル径5[mm]の噴射ノズルで吹き付けてい
る。
【0011】図16は、横軸を単位溶接長当たりのエネ
ルギー密度として、その変動による溶接深さの変化を示
し、図17は、横軸を単位溶接長当たりのエネルギー密
度として、その変動による溶接範囲の変化を示してい
る。いずれの図においても、点線がシールドガスを供給
しない場合の変化を示し、実線が供給した場合の変化を
示している。
【0012】図16では、シールドガスの供給のない方
が全般に及んで溶融深さが深くなることが観測され、図
17でも、近似しつつも若干ながらシールドガスの供給
のない方が溶接幅が広くなることが観測されている。
【0013】このように、従来は、金属プラズマの安定
成長を損ない、溶接深さや溶接幅を十分に確保できず、
溶接強度の低下を招くおそれがあった。
【0014】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、シールドガスを十分に供給しつつも溶接深さ
及び範囲を十分に確保しうるレーザ溶接装置を提供する
ことを、その目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、その出力端部から被溶接物の被溶接部に溶接用レー
ザビームを出射するレーザ出力機構を備え、出力端部の
レーザ出射方向前方に溶接用レーザビームが集光される
焦点の位置を設定したレーザ溶接装置であって、被溶接
部に向けて、当該被溶接部の酸化を防ぐシールドガスを
噴出する噴射ノズルを複数有すると共に、出射された溶
接用レーザビームを中心軸とする同一円周上に、各噴射
ノズルを均一な角度間隔で配置し、当該各噴射ノズルか
らシールドガスを同時に噴射することにより、被溶接部
が周囲から均一の風圧を受けるようにして当該被溶接部
の位置にシールドガスによる静圧領域を形成する、とい
う構成を採っている。
【0016】 かかる構成では、被溶接物に対して溶接
を行う場合に、レーザ出力機構の出力端部前方にある焦
点に向かって溶接用レーザビームを出射し、同時に、被
溶接部にシールドガスを噴射する。このとき、各噴射ノ
ズルは、溶接用レーザビームを中心とする円周上の均一
角度間隔に配置されているため、かかる位置から同時に
シールドガスが噴射されると、被溶接部においては、周
囲から均一の風圧を受けることとなり、いずれの噴射方
向に対する風圧も相殺され、当該被溶接部の位置にシー
ルドガスによる静圧領域が形成される。このため、被溶
接部に生じる金属プラズマが安定した状態となり、かか
る状態で溶接が行われる。その結果、溶接時において、
金属プラズマの安定成長を促進し、溶接深さ及び溶接幅
を十分に確保することができるため、溶接強度の向上を
図ることができる。
【0017】請求項2記載の発明では、上記構成に加え
て、射出された溶接用レーザビームの出射方向とこれに
交差する各噴射ノズルの噴射方向との交差角度を70〜
90度の範囲に設定するという構成を採っている。かか
る範囲に設定された各噴射ノズルからシールドガスが吹
き付けられ溶接が行われる。
【0018】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
発明の構成に加えて、射出された溶接用レーザビームの
出射方向とこれに交差する各噴射ノズルの噴射方向との
交差角度を自在に調整する噴射方向調節機構を備えてい
る。この噴射方向調節機構により、各噴射ノズルの向き
を、金属プラズマが安定するように角度調節して溶接を
行う。
【0019】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
発明の構成に加えて、被溶接物に対して離間・接近する
方向に沿って往復自在に溶接用レーザ出力部を支持する
レーザ支持機構を有すると共に、噴射方向調節機構が、
レーザ支持機構と同方向に沿って往復自在に各噴射ノズ
ルを支持するという構成を採っている。
【0020】 かかる構成にあっては、レーザ支持機構
により、被溶接物の厚さに応じて、被溶接部における深
さ方向に焦点位置の調節を行い、同時に、その際に変動
する各噴射ノズルから被溶接部までの距離の変動に対応
するべく、噴射方向調節機構により、各噴射ノズルの位
置調節を行う。その他の動作については、上述の構成と
同じである。これにより、各種素材の被溶接物又は各種
厚さの被溶接物に対しても、シールドガスを良好な状態
で吹き付けることができ、溶接強度の向上を図ることが
できる。
【0021】本発明は、上述した各構成によって前述し
た目的を達成しようとするものである。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の第一実施形態を図1乃至
図8に基づいて説明する。この第一実施形態では、図1
のごとく、その出力端部11から被溶接物Bの被溶接部
Eに溶接用レーザビームAを出射するレーザ出力機構1
を備え、出力端部11のレーザ出射方向前方(図1にお
ける下方)に溶接用レーザビームAが集光される焦点F
の位置を設定したレーザ溶接装置10を示している。
【0023】さらに、このレーザ溶接装置10は、被溶
接部Eに向けて、当該被溶接部Eの酸化を防ぐシールド
ガスCを噴出する二つの噴射ノズル2と、被溶接物Bを
保持すると共にその被溶接部Eに沿った方向に搬送する
移動ステージ7とを備えている。
【0024】以下各部を詳説する。
【0025】まず、レーザ出力機構1は、溶接用レーザ
ビームAを発振するレーザ発振器12と、出力された溶
接用レーザビームAを出力端部のレーザ出射方向前方
(図1における下方)に溶接用レーザビームAが集光さ
れる焦点Fを設定する集光ビーム用光学系13と、これ
らを内包する筒状枠体14とを有する構成となってい
る。溶接用レーザビームAには、YAGレーザが使用さ
れ、通常、溶接用レーザビームAの焦点Fの位置は、被
溶接部Eの近傍に位置決めされて溶接が行われる。
【0026】上記筒状枠体14は、上端部から下端部に
向けて内径が幾分小さくなるテーパ状であり、この下端
部側を出力端部11として溶接用レーザビームAが出射
される。さらに、筒状枠体14の出力端部11と集光ビ
ーム用光学系13が収容されている位置との間には、そ
の側壁面を切り欠いて形成された二つの窓部14a,1
4aが設けられている。これらの窓部14aは、互いに
筒状枠体14の中心軸を挟んで対向している。
【0027】 そして、一方の窓部14aには、光学系
保護手段3が装備されている。この光学系保護手段3
は、図2に示すように、チューブ31を介して供給され
る圧縮空気Gを吹き出すスリット状の吹き出し口32a
を備えたエアーノズル32と、このエアーノズル32の
吹き出し口32aを一方の窓部14aに近接対向させた
状態で当該エアーノズル32を筒状枠体14に装着する
装着手段33とを備えている。
【0028】上記エアーノズル32の吹き出し口32a
は、水平方向に沿った一文字状に0.5[mm]の幅で
形成されている。そして、ここから吹き出した圧縮空気
Gは、水平方向に向かって一方の窓部から他方の窓部を
通過する。このとき、圧縮空気Gは、膜状のエアーカー
テンとなって、被溶接部Eから生じるスパッタ等を含む
外部の塵芥を遮断し、上方に位置する集光ビーム用光学
系13をこれらから有効に保護する。
【0029】筒状枠体14の上端部は、蛇腹状のカバー
15が装備されており、このカバー15の内部には、レ
ーザ出力機構1を被溶接物Bから離間・接近する方向
(図1の上下方向)に昇降するレーザ支持機構4が装備
されている。このレーザ支持機構4は、具体的には、ラ
ック−ピニオン機構や、ボールネジ機構等の往復移動を
付勢する機構から構成される。
【0030】かかるレーザ支持機構4により、レーザ出
力機構1を昇降させて焦点Fの位置調節を行うことがで
きる。即ち、被溶接物Bの材質や厚さ等に応じて好適な
深さに焦点Fの位置を設定することができる。
【0031】次に、二つの噴射ノズル2について説明す
る。これら各噴射ノズル2は、いずれも、ホース21を
介して外部から互いに同じ圧力をかけられたシールドガ
スCが供給され、先端部の吹き出し口22から被溶接部
Eに向かって噴射する。この吹き出し口22は、図3に
示すように、円形に形成されおり、吹き出し方向に沿っ
た薄板を格子状に組んだ整流板23が装備されている。
この吹き出し口22の形状は、円形でなくとも良い。例
えば、図4に示すように、四角形状であっても良い。
【0032】また、シールドガスCには、窒素ガス、ア
ルゴンガス、ヘリウムガス等の不活性ガスが使用され
る。
【0033】また、各噴射ノズル2は、後述する二つの
噴射方向調節機構5により個別に支持されている。かか
る噴射方向調節機構5は、図5に示すように、出射され
た溶接用レーザビームAを中心軸とする同一円周H上
に、各噴射ノズル2を均一な角度間隔(360度を噴射
ノズル2の個体数で割った角度,即ち、ここでは180
度)で配置することを可能としている。
【0034】上述の各噴射方向調節機構5は、噴射ノズ
ル2と同様に、出射された溶接用レーザビームAを中心
軸とする同一円周上に、180度の角度間隔で配置され
ている。即ち、噴射方向調節機構5は、前述した筒状枠
体14の上部に回動自在に一端部を接続された丸棒状の
長軸アーム51と、この長軸アーム51に沿って摺動自
在に係合するリンク部材52と、長軸アーム51の回動
軸と平行な回動軸を中心に回動自在にリンク部材52に
接続された短軸アーム53とを有している。
【0035】各噴射方向調節機構5の長軸アーム51
は、各々の一端部を、溶接用レーザビームAの出射方向
を中心軸として対称となる配置でそれぞれ筒状枠体14
の上部に装備されており、それらの回動支軸は、いずれ
も、水平方向を向くように設定されている。そして、そ
れぞれの長軸アーム51は、溶接用レーザビームAの進
行する軌跡を含んだ同一の垂直平面内を回動する。な
お、長軸アーム51の回動支軸の周囲にはゴム等の弾性
体が介挿されており、長軸アーム51と筒状枠体14と
の間に摺動摩擦を生ぜしめ、一定の外力を加えないと回
動しない構造となっている。
【0036】上述のリンク部材52は、長軸アーム51
が挿入された状態で係合する筒状体であり、長軸アーム
51に対して任意の位置に固定する締め付けボルト52
aを有している。また、この締め付けボルト52aは、
図示を省略した長軸アームの表面上にその長手方向に沿
って形成された案内溝に係合し、これにより、リンク部
材52が、長軸アーム51を中心として回転することを
防止している。
【0037】短軸アーム53は、一方の端部を長軸アー
ム51の回動支軸と平行な回動支軸を中心として、リン
ク部材に連結されている。また、その他端部には、当該
短軸アーム53の長手方向に沿ってシールドガスCを吹
き出すように噴射ノズル2が装備されている。
【0038】噴射方向調節機構5は、かかる構造を呈し
ているため、各噴射ノズル2を、溶接用レーザビームA
の進行する軌跡を含んだ同一平面内における長軸アーム
51と短軸アーム53の合計した長さが届く範囲で任意
の位置に配置することができ、且つ、同平面に沿った任
意の方向に各噴射ノズル2を向けることを可能とする。
【0039】このため、噴射方向調節機構5は、レーザ
支持機構4によるレーザ出力機構1の往復移動方向と同
方向に沿って往復自在に各噴射ノズル2を移動させるこ
とも可能である。
【0040】次に、前述した移動ステージ7は、被溶接
物を載置する載置台71を有しており、その載置台71
上には、被溶接物100を固定するための万力構造の固
定手段72を備えている。また、載置台71は、被溶接
物100を被溶接部Eに沿って搬送するためのガイドレ
ール73上に保持されている。即ち、載置台71は、ガ
イドレール73に沿って移動自在に係合しており、ま
た、その近傍には、載置台を移動させるための図示しな
い移動付勢手段が装備されている。かかる構成により、
載置台71上の被溶接物Bは、一定の速度で、被溶接部
Eに沿って搬送される。なお、被溶接物Bは、載置台7
1上に固定する際に、搬送方向とその被溶接部Eに沿っ
た方向とが一致するように固定する。
【0041】また、図6に示すように、この移動ステー
ジ7による被溶接物Bの搬送方向Iと、噴射方向調節機
構5に支持された各噴射ノズル2を結ぶ直線とが直交す
ることが望ましく、各噴射方向調節機構5は、互いに搬
送方向を挟んで互いに線対称となるように配置されてい
る。
【0042】上述した構成から成るレーザ溶接装置10
の動作を説明する。レーザ溶接装置10では、被溶接物
Bに対して溶接を行う前段階で、レーザ支持機構4によ
る焦点Fの位置の設定及び各噴射方向調節機構5による
各噴射ノズル2の位置及び噴射方向の設定が行われる。
【0043】まず、レーザ支持機構4によりレーザ出力
機構1を昇降させて、被溶接物Bの厚さや材質に応じた
深さに焦点Fの位置を設定する。
【0044】また、噴射方向調節機構5により、各噴射
ノズル2は、溶接用レーザビームAの出射方向の軌跡を
軸として互いに対称となる位置であって、被溶接部Eよ
り幾分レーザ出力機構1寄り(図1における上方)に配
置される。このとき、各レーザ支持機構4の長軸アーム
51及び短軸アーム53の各回動角度とリンク部材52
の配置を互いに等しくして、それぞれの噴射ノズル2の
噴射方向と溶接用レーザビームの出射方向との交差する
角度J(図7参照)が互いに等しくなるようにする。ま
た、この角度Jは、60〜90度の範囲で、より厳密に
は70〜90度の範囲内であることが望ましい。さら
に、当然の前提として、各噴射ノズル2は、いずれも、
被溶接部Eに向けられる。
【0045】各噴射ノズル2の設定が完了した後には、
被溶接部EへのシールドガスCの噴射を開始する。そし
て、光学系保護手段3のエアーノズル32から圧縮空気
Gの吹き出しを開始した後に、溶接用レーザビームAの
照射を開始すると共に移動ステージ7により被溶接物B
の搬送を開始する。そして、被溶接部Eの全域にわたっ
て溶接が行われると、溶接用レーザビームAの照射と、
シールドガスCの噴射が止められ、溶接作業は終了す
る。
【0046】ところで、上記溶接時においては、図8に
示すように、各噴射ノズル2は、溶接用レーザビームA
を中心とする円周H上の均一角度間隔に配置されている
ため、かかる位置から同時にシールドガスが噴射される
と、被溶接部Eにおいては、周囲から均一の風圧を受け
ることとなり、いずれの噴射方向に対する風圧も相殺さ
れ、被溶接部Eの位置に静圧領域Kが形成される。ま
た、溶接用レーザビームAの照射によりこの静圧領域K
内に金属プラズマDが発生するため、当該金属プラズマ
Dは安定した状態で溶接が行われる。
【0047】従って、レーザ溶接装置10では、溶接時
において、金属プラズマDの安定成長を促進し、溶接深
さ及び溶接幅を十分に確保することができるため、溶接
強度の向上を図ることが可能である。
【0048】また、レーザ溶接装置10では、噴射方向
調節機構5により、レーザ支持機構4による焦点位置調
整に応じて各噴射ノズル2の位置設定及び方向設定をす
ることができ、各種素材の被溶接物B又は各種厚さの被
溶接物Bに対しても、シールドガスCを良好な状態で吹
き付けることができ、溶接強度の向上を図ることが可能
である。
【0049】次に、第二実施形態について説明する。こ
の第二実施形態では、図9のごとく、噴射ノズル2Aを
三本有することを特徴とするレーザ溶接装置10Aを示
しており、前述したレーザ溶接装置10と異なる点につ
いてのみ説明し、同一部分については同一符号を付する
ものとする。
【0050】このレーザ溶接装置10Aでは、前述した
噴射方向調節機構5を備えることなく各噴射ノズル2A
を筒状枠体14に直接固定装備している。即ち、各噴射
ノズル2Aは、内部が中空のパイプ状に形成され、その
一端部が筒状枠体14の上端部に固定装備されている。
また、各噴射ノズル2Aの一端部には、外部から同一の
一定の圧力でシールドガスCを供給するホース21Aが
接続されている。
【0051】そして、いずれの噴射ノズル2Aも、その
他端部が溶接用レーザビームAの焦点F近くの被溶接部
Eの近傍まで延設されている。これら噴射ノズル2Aの
他端部は、シールドガスCの吹き出し口22Aとなって
いる。
【0052】図10は、レーザ溶接装置10Aを図9に
おける下方から見た図を示している。かかる図10で
は、筒状枠体14の窓部14a及び光学系保護手段3の
図示は省略している。この図10に示されるように、各
噴射ノズル2Aは、溶接用レーザビームAを中心とする
同一円周上において、均一角度間隔(120度間隔)に
配置されている。また、各噴射ノズル2の吹き出し口2
2Aの噴射方向は、前述した円周の120度ごとの半径
方向に沿っており、且つ、各吹き出し口22Aの端部か
ら溶接用レーザビームAまでの距離は同一に設定されて
いる。
【0053】また、各噴射ノズル22Aの吹き出し方向
と溶接用レーザビームAの出射方向とは、交差する角度
J〔図7参照〕が、80度に設定されている。かかる角
度Jは、70〜90度の範囲であれば、他の角度に設定
しても良い。
【0054】かかる構成から成るレーザ溶接装置10A
では、図11に示すように、各噴射ノズル2Aは、溶接
用レーザビームAを中心とする円周H上の均一角度間隔
に配置されているため、かかる位置から同時にシールド
ガスCが噴射されると、被溶接部Eにおいては、周囲か
ら均一の風圧を受けることとなり、いずれの噴射方向に
対する風圧も相殺され、被溶接部Eの位置に静圧領域K
が形成される。また、溶接用レーザビームAの照射によ
りこの静圧領域K内に金属プラズマDが発生するため、
当該金属プラズマDは安定した状態で溶接が行われる。
【0055】従って、レーザ溶接装置10Aは、レーザ
溶接装置10と同様にして、溶接時において、金属プラ
ズマDの安定成長を促進し、溶接深さ及び溶接幅を十分
に確保することができるため、溶接強度の向上を図るこ
とが可能である。
【0056】ここで、各噴射ノズル2Aについては、筒
状枠体14の上端部から延設しなくとも良い。例えば、
図12に示すように、筒状枠体14の出力端部11近傍
にブラケット状の三つの固定手段8Bを溶接用レーザビ
ームAの出射方向を中心として放射状に均一角度間隔で
延設し、その先端部に個別に直線筒状の噴射ノズル2B
を装備しても良い。このとき、各噴射ノズル2Bの向き
及び吹き出し口22Bの位置設定は、前述した各噴射ノ
ズル2Aの吹き出し口22Aと等しくすることが望まし
い。
【0057】 かかる構成でも、各噴射ノズル2Aの配
置と同様の効果を上げることができると共に、噴射ノズ
ル2Bを噴射ノズル2Aよりも短く設定することがで
き、これにより、剛性を高めることができるので、シー
ルドガスCの吹き出し時における噴射ノズル2Bの撓み
等の影響を抑制することができ、より、高い信頼性で溶
接強度の向上を図ることができる。
【0058】
【発明の効果】本願発明では、複数の噴射ノズルを、溶
接用レーザビームを中心とする同一円周上の均一角度間
隔に配置しているため、溶接時において、かかる位置か
ら同時にシールドガスが噴射されると、被溶接部におい
ては、周囲から均一の風圧を受けることとなり、いずれ
の噴射方向に対する風圧も相殺され、被溶接部の位置に
静圧領域を形成することができる。溶接時においては、
この静圧領域内に金属プラズマが発生するため、当該金
属プラズマを安定させた状態で溶接が行うことができ
る。
【0059】従って、本願発明は、溶接時において、金
属プラズマの安定成長を促進し、溶接深さ及び溶接幅を
十分に確保することができるため、溶接強度の向上を図
ることが可能である。
【0060】また、レーザ支持機構によるレーザ出力機
構の移動方向と同方向に沿って往復自在に各噴射ノズル
を支持する噴射方向調節機構を備える構成の場合、レー
ザ支持機構による焦点位置調整に応じて各噴射ノズルの
位置設定及び方向設定をすることができ、各種素材の被
溶接物又は各種の厚さの被溶接物に対しても、シールド
ガスを良好な状態で吹き付けることができ、溶接強度の
向上を図ることが可能である。
【0061】本発明は以上のように構成され機能するの
で、これによると、従来にない優れたレーザ溶接装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態を示す一部省略した正面
図である。
【図2】図1のX−X線における断面図である。
【図3】図1に開示した噴射ノズルを吹き出し口側から
見た説明図である。
【図4】噴射ノズルの吹き出し口の他の例を示す説明図
である。
【図5】二つの噴射ノズルの配置を説明する説明図であ
る。
【図6】各噴射ノズルからのシールドガスの吹き出し方
向と被溶接物の搬送方向との関係を示す説明図である。
【図7】各噴射ノズルからのシールドガスの吹き出し方
向と溶接用レーザビームの出射方向との関係を示す説明
図である。
【図8】各噴射ノズルからのシールドガスの吹き出し方
向とこれによる金属プラズマの影響を説明する説明図で
ある。
【図9】本発明の第二実施形態を示す一部省略した正面
図である。
【図10】図9に示したレーザ溶接装置の底面図であ
る。
【図11】各噴射ノズルからのシールドガスの吹き出し
方向とこれによる金属プラズマの影響を説明する説明図
である。
【図12】噴射ノズル及びその装備方法の他の例を示す
説明図である。
【図13】従来例を示す説明図である。
【図14】他の従来例を示す説明図である。
【図15】さらに他の従来例を示す説明図である。
【図16】シールドガスを供給した場合としない場合に
おける試験金属片への溶接用レーザビーム照射時の溶接
深さへの影響の比較した実験データを示す線図である。
【図17】シールドガスを供給した場合としない場合に
おける試験金属片への溶接用レーザビーム照射時の溶接
領域への影響の比較した実験データを示す線図である。
【符号の説明】
1 レーザ出力機構 2,2A,2B 噴射ノズル 4 レーザ支持機構 5 噴射方向調節機構 10,10A レーザ溶接装置 11 出力端部 A 溶接用レーザビーム B 被溶接物 C シールドガス E 被溶接部 F 焦点 H 円周

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その出力端部から被溶接物の被溶接部に
    溶接用レーザビームを出射するレーザ出力機構を備え、
    前記出力端部のレーザ出射方向前方に前記溶接用レーザ
    ビームが集光される焦点の位置を設定したレーザ溶接装
    置であって、 前記被溶接部に向けて、当該被溶接部の酸化を防ぐシー
    ルドガスを噴出する噴射ノズルを複数有すると共に、 前記出射された溶接用レーザビームを中心軸とする同一
    円周上に、前記各噴射ノズルを均一な角度間隔で配置
    し、 当該各噴射ノズルからシールドガスを同時に噴射するこ
    とにより、前記被溶接部が周囲から均一の風圧を受ける
    ようにして当該被溶接部の位置にシールドガスによる静
    圧領域を形成する、 ことを特徴とするレーザ溶接装置。
  2. 【請求項2】 前記出射された溶接用レーザビームの出
    射方向とこれに交差する前記各噴射ノズルの噴射方向と
    の交差角度を70〜90度の範囲に設定したことを特徴
    とする請求項1記載のレーザ溶接装置。
  3. 【請求項3】 前記出射された溶接用レーザビームの出
    射方向とこれに交差する前記各噴射ノズルの噴射方向と
    の交差角度を自在に調節する噴射方向調節機構を備える
    ことを特徴とする請求項1記載のレーザ溶接装置。
  4. 【請求項4】 前記被溶接物に対して離間・接近する方
    向に沿って往復自在に前記溶接用レーザ出力部を支持す
    るレーザ支持機構を有すると共に、 前記噴射方向調節機構が、前記レーザ支持機構と同方向
    に沿って往復自在に前記各噴射ノズルを支持することを
    特徴とする請求項3記載のレーザ溶接装置。
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