JP3484750B2 - クロック再生回路 - Google Patents

クロック再生回路

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JP3484750B2 JP07287494A JP7287494A JP3484750B2 JP 3484750 B2 JP3484750 B2 JP 3484750B2 JP 07287494 A JP07287494 A JP 07287494A JP 7287494 A JP7287494 A JP 7287494A JP 3484750 B2 JP3484750 B2 JP 3484750B2
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はPLL(フェーズロック
ドループ)を用いたクロック再生回路に関するものであ
り、例えばQPSK(Quadrature Phase Shift Keying
;4相位相シフトキーイング)変調された音声信号を
同相軸(I)信号と直交軸(Q)信号に復調した後、そ
の符号復調処理に用いるためのビットクロックを生成す
るクロック再生回路に用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】例えば衛星放送(BS放送)の音声信号
は、PSK( Phase Shift Keying ;位相シフトキーイ
ング)変調という変調方式で変調されて、映像信号と共
に伝送されている。一般にこのPSK変調信号をデジタ
ル信号処理において復調するには、まずA/D変換器で
搬送波周波数のM倍(Mは整数)のクロックでサンプリ
ングされてデジタル信号に変換される。従って、復調さ
れた信号のアイパターンは搬送波周波数(またはその整
数倍)のデジタル信号となる。そして、このアイパター
ンをビットストリーム(1ビットのシリアルデータ列)
に変換するために、ビットクロックを再生することが必
要となる。
【0003】ここで、例えば衛星放送チューナに搭載さ
れるQPSK復調部の例を図3に示す。QPSK信号は
バンドパスフィルタ(BPF)1を介してアナログ/デ
ィジタル(A/D)変換器2に供給され、ディジタルデ
ータとされる。A/D変換器2の出力は×4キャリア再
生部3に供給されて、ディジタルデータの周波数が4倍
とされることにより、QPSKされた搬送波の位相が同
一に揃えられ、搬送波周波数(5.7272MHz)の4倍の周波
数(M=4の場合)とされた再生キャリアクロックが生
成される。この生成された再生キャリアクロックはA/
D変換器2にサンプリングクロックとして供給されてお
り、A/D変換器2では搬送波周波数の4倍のレートで
QPSK信号をデジタルデータに変換して出力してい
る。
【0004】そして、A/D変換器2よりのディジタル
データは、データフリップフロップ(D−FF)回路
4,5にそれぞれ供給され、同相軸(I)信号と直交軸
(Q)信号とに分離される。このために、D−FF回路
4に対するラッチクロックとしては、×4キャリア再生
部3からの再生キャリアクロックが分周器6で1/4分
周され、搬送波周波数と同じ周波数の再生キャリアクロ
ックとされて供給されている。また、D−FF回路5に
対するラッチクロックとしては、分周器6よりの再生キ
ャリアクロックをデータフリップフロップ(D−FF)
回路7において、×4キャリア再生部3からのクロック
により1クロックタイミング遅らせて(つまり90°移
相されて)、供給されている。
【0005】従って、移相されていないクロックが供給
されているD−FF回路4からは、QPSK復調出力と
してI信号が、90°移相されているクロックの供給さ
れているD−FF回路5からはQPSK復調出力として
Q信号が得られる。このI信号、Q信号は図6のような
アイパターンとなる。アイパターンはデータ列であるた
め周期的に変化せず、図示する特定周期TO の整数倍で
変化する。そこで、このアイパターン形状のI信号又は
Q信号、或は両方のデータ変化検出を行い、このデータ
変化検出時に、再生された再生クロックのタイミングで
I信号またはQ信号のデータを取り込み、このデータを
位相誤差信号として用いることにより、×Nクロック再
生部8でアイパターンに同期したビットクロックBCK
を再生する。そして、符号復調回路9においては供給さ
れたI信号、Q信号から、生成されたビットクロックB
CKを用いて符号復調し、QPSKされる前のデータ列
である1ビットのシリアルデータ列のビットストリーム
出力を得ている。
【0006】次に、Q信号を用いてビットクロックBC
Kを再生する×Nクロック再生部8の回路例を図4に示
す。Q信号はデータフリップフロップ(D−FF)回路
111及びデータ変化検出部112に供給される。デー
タ変化検出部112はQ信号のアイパターンの立上りス
ロープ、立下りスロープ、又はその両方を検出して、所
定期間ゲート回路113を開くゲート信号GATEを出
力し、再生クロックCKR をD−FF回路111に供給
するようにしている。
【0007】D−FF回路111は再生クロックCKR
に基づくラッチデータを位相差データとして出力するも
のであり、その位相差データはディジタル/アナログ
(D/A)変換器114でアナログ化された後、ループ
フィルタ115により位相誤差信号とされVCO(電圧
制御発振器)116に供給される。このVCO116は
入力信号であるQ信号のN倍の周波数を発振しており、
発振出力はビットクロックBCKとして出力されてい
る。また、VCO116の出力は分周器117によって
1/Nに分周されて再生クロックCKR とされ、ゲート
回路113に入力されると共に、D/A変換器114に
供給されている。このように、D−FF111、D/A
変換器114、ループフィルタ115、VCO116、
分周器117及びゲート113によりPLLが構成され
ている。なお、ビットクロックBCKは例えば2.048MHz
×Nとされている。
【0008】ここで、位相比較回路手段としてのD−F
F回路111の動作を図5を参照しながら説明する。図
5(a)は入力されるQ信号をアイパターン形状で示し
たものである。今、データ変化検出部112は、図5
(a)に示すアイパターンの立上りスロープ及び立ち下
がりスロープを検出して、図5(b)のようにゲート回
路113を開くGATEパルスを出力している。
【0009】そして、D−FF回路111にはゲート回
路113が開かれる期間において発生されている再生ク
ロックCKR がゲートされてラッチパルスとして供給さ
れる。この時、再生クロックCKR がアイパターンのゼ
ロクロス点で再生されているとすると、ゼロのデータが
取り込まれ位相同期がかかった状態とされているが、
(c)に図示するように再生クロックCKR が遅れてい
ると、立ち上がりスロープから作成されたGATEパル
スによりデータA1がD−FF回路111にラッチさ
れ、D−FF回路111からデータA1が位相差信号と
して出力されることになる。また、立ち下がりスロープ
から作成されたGATEパルスによりデータB1がD−
FF回路111にラッチされ、D−FF回路111から
データB1が位相差信号として出力される。
【0010】この位相差信号はD/A変換器114によ
りアナログ信号に変換され、さらにループフィルタ11
5により位相誤差信号とされてVCO116に供給され
る。これにより、VCO116は発振信号の位相が進む
ように制御される。この場合、データA1とデータB1
とはスロープに応じて符号が反転されるので、スロープ
を検出してデータA1,B1の符号を揃えることが必要
とされる。また、もしクロック位相が進み状態とされる
と、D−FF回路111への信号状態は図5(d)のよ
うになり、位相差信号としてデータA2あるいはB2が
D−FF111に取り込まれる。この場合、VCO11
6に対する制御電圧が下がりクロックCKR の位相を遅
らせる方向に動作する。この場合も、データA2とデー
タB2とはスロープに応じて符号が反転されるので、ス
ロープを検出してデータA2,B2の符号を揃えるよう
にする。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記図
4に示す×Nクロック再生部によると、アイパターンの
データ変化を検出するデータ変化検出部としては遅延回
路が必要であるため、I信号とQ信号の両方を利用しよ
うとすると、データ変化検出部の回路規模が大きく複雑
となるため、I信号及びQ信号の両方を利用したPLL
回路を構成しにくいという問題点があった。また、立ち
上がりスロープと立ち下がりスロープに応じて位相差デ
ータの符号が反転してしまうため、スロープを検出する
必要があると共に、入力データそのもの(アイパター
ン)を位相データとしているため、C/Nが劣化すると
いう問題点もある。
【0012】さらに、電界が弱くなり入力信号のレベル
が下がると、図7に示すように電界が強い時はL1のレ
ベルであったものが、実線で示すレベルL2に減衰する
ようになる。このようになると、データ変化点の付近の
レベルも相対的に下がるため、PLLのループゲインが
下がり、キャプチャーレンジ及びロックレンジが変化し
てしまうという問題点がある。この場合、ジッタ量が極
端に増加すると共に、ループゲインを上げようとして
も、GATEパルスのパルス幅により取り込まれる位相
差データのレベルが決まってしまうので、ループゲイン
は稼ぎにくいものとされている。
【0013】そこで、本発明はI信号及びQ信号のデー
タ変化点を検出するデータ変化検出部、及びスロープの
検出を必要としないと共に、C/Nが劣化せず弱電界に
おいてもループゲインの下がらないクロック再生回路を
提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のクロック再生回路は、第1の周波数の入力
信号を、任意の第2の周波数のサンプリングクロックに
よりディジタル信号に変換して処理を行なう際に、前記
ディジタル信号から前記第1の周波数のN(Nは整数)
倍のクロックを再生する、電圧制御発振器を有するPL
L回路を用いたクロック再生回路において、前記クロッ
ク再生回路により再生されたクロックに同期したノコギ
リ波を発生するノコギリ波発生装置と、前記ディジタル
信号の最上位ビットの変化点を検出する検出手段と、該
検出手段より出力される変化点検出タイミングにおける
前記ノコギリ波のデータを、位相誤差信号として算出す
る位相誤差算出手段とを備え、該位相誤差算出手段によ
り算出された位相誤差データを、前記電圧制御発振器に
位相誤差信号として印加するようにしたものである。
【0015】また、本発明のクロック再生回路において
は、前記ディジタル信号はQPSK信号から復調された
同相軸信号又は直交軸信号であり、前記第1の周波数の
N倍のクロックは前記同相軸信号と前記直交軸信号と
を、ビットストリーム信号に符号復調する際のビットク
ロックとするようにしたものである。さらに、具体的に
は前記位相誤差算出手段は、前記ノコギリ波のデータ
を、前記最上位ビットの変化点検出タイミングでラッチ
を行なうフリップフロップ回路により、構成するように
したものである。
【0016】
【作用】本発明によると、I信号及びQ信号のデータ変
化を検出する必要がなく、データ変化検出部を削除する
ことができ、全体の構成を簡素化することができる。ま
た、スロープが反転しても位相差データの符号は反転し
ないため、スロープの検出が必要とされないと共に、位
相比較の出力として内部で発生させたノコギリ波のレベ
ルを出力しているため、弱電界時においてもループゲイ
ンは変化せず、キャプチャーレンジ及びロックレンジの
変化を防止することができる。
【0017】
【実施例】以下、図1、図2を参照しながら本発明の実
施例を説明する。なお、図1は前記図3において示した
QPSK復調部に含まれる×Nクロック再生部8の回路
ブロックを示すものである。11は入力されたQ信号に
ついてMSBの変化点を検出するMSB変化検出部であ
り、MSB変化点に同期して立上り又は立下りとなるラ
ッチクロックを出力する。12は入力されたI信号につ
いてMSBの変化点を検出するMSB変化検出部であ
り、MSB変化点に同期して立上り又は立下りとなるラ
ッチクロックを出力する。13はMSB変化検出部1
1,12よりのラッチクロックをゲートしてデータフリ
ップフロップ(D−FF)回路14に供給するゲート
(GATE)回路である。
【0018】14はゲート回路13から供給されるラッ
チクロックにより1/Nノコギリ波発生回路18よりの
ノコギリ波をラッチするデータフリップフロップ(D−
FF)回路、15はD−FF回路14によりラッチされ
た位相差データをアナログ信号に変換してループフィル
タ16に供給するディジタル/アナログ(D/A)変換
器、16は供給されたアナログ位相差データを位相誤差
信号として電圧制御水晶発振器(VCXO)17に印加
するループフィルタである。さらに、17はN倍の再生
クロックを発振してビットクロックBCKとして出力す
る電圧制御水晶発振器(VCXO)であり、18はVC
XO17より発振されるN倍の再生クロックに同期し
て、再生クロックの周期のノコギリ波を発生してD−F
F14に印加する1/Nノコギリ波発生回路である。な
お、ノコギリ波発生回路18より発生されるノコギリ波
はディジタル信号とされているため、実際には階段状に
変化しているノコギリ波とされている。
【0019】このように構成された×Nクロック再生部
8における位相誤差検出動作を図2により説明する。図
2(a)は前記図5(a)と同様に、入力される例えば
Q信号のアイパターンを示したものである。同図(b)
は例えばQ信号の最上位ビット(MSB)信号の変化を
示しており、MSB信号は(a)に示すアイパターンに
応じて変化している。図2(c)はノコギリ波発生回路
18より発生されるノコギリ波を示しており、この場合
は再生クロックが進み状態とされている状態を示してい
る。さらに、同図(d)はVCXO17より発生されて
いる再生クロックを示しており、(c)に示すノコギリ
波と同期しているため、その中心であるゼロクロス点で
重なるようにされている。
【0020】ここで、(b)に示すMSB信号の変化
点、すなわち立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジ
が、MSB変化検出部11により検出されてエッジ信号
が出力され、このエッジ信号がゲート回路13を介して
D−FF14にラッチパルスとして印加されるため、D
−FF14はMSB信号の変化点におけるタイミングで
位相の進んでいるノコギリ波のデータをラッチするよう
になる。すなわち、MSB信号の図示する最初の立ち上
がりエッジで、A点のデータがラッチされ、次の立ち下
がりエッジでB点のデータがラッチされ、さらに次の立
ち上がりエッジでC点のデータがラッチされ、同図
(e)に示すようなデータがD−FF14から出力され
る。
【0021】このようにD−FF14は位相比較器とし
て動作しており、D−FF14においてラッチされたA
点,B点,C点の進み位相のデータは、MSB信号と再
生クロックとの位相差を表す誤差データとなるから、こ
の同図(e)に示す誤差データを、D/A変換器15に
おいてアナログ信号に変換し、ループフィルタ16を介
して誤差信号としてVCXO17に供給する。すると、
制御電圧である誤差信号が供給されるVCXO17は、
発生される再生クロックの位相がMSB信号の位相に同
期するよう制御されていき、再生クロックはアイパター
ンのゼロクロス点にロックされるようになる。
【0022】一方、再生クロックの位相が(g)のよう
に遅れ位相とされて、ノコギリ波の位相が遅れている時
は、前記MSBの最初の立ち上がりエッジで、D点のデ
ータがラッチされ、次の立ち下がりエッジでE点のデー
タがラッチされ、さらに次の立ち上がりエッジでF点の
データがラッチされ同図(h)に示すようなデータがD
−FF14から出力される。
【0023】この位相比較器として動作するD−FF1
4においてラッチされたD点,E点,F点の遅れ位相の
データは、前記のようにMSB信号と再生クロックとの
位相差を表す誤差データとなるから、この同図(h)に
示す誤差データを、D/A変換器15においてアナログ
信号に変換し、ループフィルタ16を介して誤差信号と
してVCXO17に供給する。制御電圧である誤差信号
が供給されることにより、VCXO17より発生される
再生クロックの位相が、MSB信号の位相に同期するよ
う制御されていき、再生クロックはアイパターンのゼロ
クロス点にロックされるようになる。
【0024】なお、図2による説明においてはI信号の
MSB変化検出部12よりのエッジ検出信号は省略して
いるが、図1に示すようにMSB変化検出部12よりの
エッジ信号を、GATE回路13を介してD−FF14
にラッチパルスとして印加しても良い。このようなPL
L回路によると、スロープが反転しても位相差データの
符号は反転しないから、アイパターンの立ち上がりスロ
ープと立ち下がりスロープとの検出を行うことなく、両
方のスロープを誤差信号を得る手段として利用すること
ができる。
【0025】さらに、I信号あるいはQ信号のデータ変
化検出を行う必要がないため、遅延素子は不要となり、
回路規模を大幅に削減することができる。そこで、I信
号及びQ信号のそれぞれのMSB変化を検出するMSB
変化検出部を追加することができ、I信号及びQ信号の
両方を利用してPLL回路を構成することもできるよう
になる。また、前記したPLL回路のループゲインはノ
コギリ波のレベルにより決定されるのであるが、このノ
コギリ波を装置内部で発生するようにしたため、電界強
度によりループゲインが左右されず一定とすることがで
きる。すなわち、弱電界時にもループゲインとして所定
の値が得られるので、PLLは安定に動作を続けるよう
になる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明のクロック再
生回路は、I信号及びQ信号のデータ変化を検出する必
要がないので、データ変化検出部を削除することがで
き、全体の構成を簡素化することができる。また、スロ
ープが反転しても位相差データの符号は反転せず、スロ
ープの検出が必要とされないと共に、位相比較の出力と
して内部で発生させたノコギリ波のレベルを位相誤差信
号として出力しているため、弱電界時においてもループ
ゲインは変化せず、キャプチャーレンジ及びロックレン
ジの変化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクロック再生回路の実施例のブロック
図である。
【図2】実施例のクロック再生回路の位相誤差信号検出
動作のタイミング図である。
【図3】QPSK復調部のブロック図である。
【図4】従来のクロック再生回路のブロック図である。
【図5】従来のクロック再生回路の位相誤差信号検出動
作のタイミング図である。
【図6】I信号、Q信号のアイパターンの説明図であ
る。
【図7】弱電界時のアイパターンを示す図である。
【符号の説明】
8 ×Nクロック再生部 11,12 MSB変化検出部 14 Dフリップフロップ回路 15 D/A変換器 16 ループフィルタ 17 ×NVCXO 18 1/Nノコギリ波発生回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 27/22 H03L 7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の周波数の入力信号を、任意の第2
    の周波数のサンプリングクロックによりディジタル信号
    に変換して処理を行なう際に、前記ディジタル信号から
    前記第1の周波数のN(Nは整数)倍のクロックを再生
    する、電圧制御発振器を有するPLL回路を用いたクロ
    ック再生回路において、 前記クロック再生回路により再生されたクロックに同期
    したノコギリ波を発生するノコギリ波発生装置と、前記
    ディジタル信号の最上位ビットの変化点を検出する検出
    手段と、該検出手段より出力される変化点検出タイミン
    グにおける前記ノコギリ波のデータを、位相誤差信号と
    して算出する位相誤差算出手段とを備え、 該位相誤差算出手段により算出された位相誤差データ
    を、前記電圧制御発振器に位相誤差信号として印加する
    ことを特徴とするクロック再生回路。
  2. 【請求項2】 前記ディジタル信号はQPSK信号から
    復調された同相軸信号又は直交軸信号であり、前記第1
    の周波数のN倍のクロックは前記同相軸信号と前記直交
    軸信号とを、ビットストリーム信号に符号復調する際の
    ビットクロックであることを特徴とする請求項1記載の
    クロック再生回路。
  3. 【請求項3】 前記位相誤差算出手段は、前記ノコギリ
    波のデータを、前記最上位ビットの変化点検出タイミン
    グでラッチを行なうフリップフロップ回路により、構成
    されていることを特徴とする請求項1あるいは2記載の
    クロック再生回路。
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