JP3484676B2 - 用紙搬送装置 - Google Patents
用紙搬送装置Info
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Description
ーザプリンタ,複写機,スキャナ等の画像形成/読取部
に適用され、原稿等を搬送するための用紙搬送装置に関
するものである。
置(ADF)あるいはスキャナ部の組立は、左右一対の側
板を装置本体の底カバーまたは底板部分に予め組み込ん
だ状態にして、軸受をセットした後、搬送ローラ等を取
り付け、最後に駆動/従動歯車を組み付けるようにして
いた。
等を交換するメンテナンスに際し、歯車類を装置本体に
セットされている状態からスラスト方向に引き抜いた
り、歯車類をセットされたままの状態にして、搬送ロー
ラの支持軸を歯車類のセット箇所から反対側に引き抜い
ていた。
来の技術では、軸受や歯車等を狭い空間で組み立てなけ
ればならず、その組立時に軸受や歯車等をセット中に脱
落させることがしばしばあり、作業性に問題があった。
軸を引き抜く際に、歯車類が脱落してしまうことがあ
り、再度組み立てるときには、上述したように狭い空間
で組み立てなければならず、作業性がよくなかった。
し、用紙の搬送を行うローラおよびその関連部材の取り
付け、取り外しの作業性を向上させることができる用紙
搬送装置を提供することを目的とする。
め、本発明は、相対向して設置された側板間に用紙の搬
送を行うローラを配置し、このローラの支持軸の両端を
前記各側板にそれぞれ軸受を介して保持し、前記支持軸
の端部に駆動伝達歯車を固定し、この駆動伝達歯車に回
転力を伝達するため減速用歯車を噛合させてなる用紙搬
送装置において、駆動伝達歯車を軸受の外側フランジと
減速用歯車に設けた大径部の内側とで挾持して、さらに
前記駆動伝達歯車に内径が前記外側フランジの外径より
僅かに大きい係合部を同心円状に形成し、この係合部を
前記外側フランジに嵌合させたことを特徴とする。
の搬送を行うローラを配置し、このローラの支持軸の両
端を前記各側板にそれぞれ軸受を介して保持し、前記支
持軸の端部に駆動伝達歯車を固定し、この駆動伝達歯車
に回転力を伝達するため減速用歯車を噛合させてなる用
紙搬送装置において、前記駆動伝達歯車に内径が前記軸
受の外側フランジの径より僅かに大きい係合部を同心円
状に形成し、しかもこの係合部を前記外側フランジに嵌
合させた際に、前記外側フランジに設けられた係止段部
と係合する爪部を前記係合部に設けたことを特徴とす
る。
ーラ、あるいは原稿を原稿読取部に搬送するローラであ
ることを特徴とする。
円状に形成したリブ、あるいは駆動伝達歯車に同心状に
形成した凹部であることを特徴とする。
を図面に基づいて説明する。
送/読取装置の構成を示す平面断面図、図2は第1実施
形態の正面断面図、図3は第1実施形態の斜視図であ
り、1は装置本体2の上面に設置された原稿セット部、
3は原稿分離搬送ローラ、4は原稿分離搬送ローラ3に
スプリング5の弾性力を受けて弾接する分離パッド、6
は原稿スキャナ、7は原稿スキャナ6に接するスキャナ
ローラ、8,8は原稿分離搬送ローラ3と原稿スキャナ
6との間に設けられた一対の搬送ローラ、9は原稿排紙
口、10,10は装置本体2内に設けられた底板11に相対向
して設置された側板である。
ラ3と、スキャナローラ7と、一対の搬送ローラ8とが
配置されており、各ローラ3,7,8は、各側板10に固
定された軸受12によって支承された支持軸13,14,15に
てそれぞれ支持されている。一方の側板10には、内壁に
駆動モータ16が固定されており、さらに外壁に前記駆動
モータ16の出力歯車17に噛合する大径歯車部18aと、こ
の大径歯車部18aの内側に小径歯車部18bとが形成された
減速用歯車18が支軸18cに回転可能に支持されている。
軸13における一方の側板10より突出した端部には、前記
減速用歯車18の小径歯車部18bと噛合する第1の駆動伝
達歯車19が固定されており、また、前記搬送ローラ8の
一方を支持する支持軸15における一方の側板10より突出
した端部には、前記減速用歯車18の小径歯車部18bと噛
合する第2の駆動伝達歯車20が固定されている。さら
に、前記スキャナローラ7を支持する支持軸14における
一方の側板10より突出した端部には、前記搬送ローラ8
の駆動伝達歯車20と噛合する第3の駆動伝達歯車21が固
定されている。
達歯車20とは、それぞれ支持軸13の軸受12の外側フラン
ジ12aと、前記減速用歯車18の大径歯車部18aの内側とに
よって挾持されるように、軸受12の外側フランジ12aと
大径歯車部18aとの間に介在しており、さらに図4の拡
大断面図に示すように、第1の駆動伝達歯車19と第2の
駆動伝達歯車20とには、前記外側フランジ12aの外径よ
りも内径が僅かに大きい係合部としてのリブ22が同心円
状に突設され、このリブ22内に前記外側フランジ12aを
嵌合させている。
第2の駆動伝達歯車20とは、スラスト方向において、前
記外側フランジ12aと大径歯車部18aの内側とによって動
きが規制され、またラジアル方向において、外側フラン
ジ12aとリブ22との当接によって動きが規制されて、位
置決めされることになる。
板10側に拡径部21aが設けられ、拡径部21aが前記第2の
駆動伝達歯車20の内側と当接するようになっており、さ
らに軸受12の外側フランジ12aの外径よりも内径が僅か
に大きい係合部としての凹部23が同心円状に形成され、
この凹部23内に前記外側フランジ12aを嵌合させてい
る。
は、スラスト方向において、前記外側フランジ12aと大
径歯車部18aの内側とによって動きが規制され、またラ
ジアル方向において、外側フランジ12aと凹部23との当
接によって動きが規制されて、位置決めされることにな
る。
反対側は、その端部における軸受12内側部分にE字状の
係止リング25を嵌着することによって、スラスト方向の
位置決めが行われる。
る要部の拡大断面図のように、第1の駆動伝達歯車19と
第2の駆動伝達歯車20とにおける係合部として、前記第
3の駆動伝達歯車21の係合部と同様に、前記外側フラン
ジ12aの外径よりも内径が僅かに大きい凹部26を同心円
状に設け、この凹部26内に前記外側フランジ12aを嵌合
させることも考えられる。
は、特に、駆動伝達歯車19,20を、組立時には、上述し
たスラスト方向とラジアル方向との規制によって、予め
所定の位置に設置した状態に保持しておくことができる
ので、脱落することがない状態にて組立が容易に行え
る。また支持軸13,15を取り外ずしても、上述したスラ
スト方向とラジアル方向との規制によって脱落すること
がなく、分解および支持軸の再取り付け作業が簡単に行
える。
を示す断面図であり、この第3実施形態は、基本構成が
前記第1実施形態と同様であって、図1〜図4にて説明
した部材と同一部材には同一符号を付して詳しい説明は
省略するが、係合部の構成が異なる。
2の駆動伝達歯車20とは、それぞれ支持軸13の軸受12の
外側フランジ12aと、前記減速用歯車18の大径歯車部18a
の内側とによって挾持されるように、軸受12の外側フラ
ンジ12aと大径歯車部18aとの間に介在している。軸受12
は、側板10側に設けられた小径スリーブ12bが側板10に
カシメ固定(K部分)され、軸受12は側板10に固定されて
いる。さらに、図7の拡大断面図に示すように、第1の
駆動伝達歯車19と第2の駆動伝達歯車20とには、前記外
側フランジ12aの外径よりも内径が僅かに大きい係合部
としてのリブ22が同心円状に突設され、このリブ22の先
端部に前記外側フランジ12aの係止段部12cと係合する爪
部22aが設けられている。
第2の駆動伝達歯車20とは、スラスト方向において、前
記外側フランジ12aと大径歯車部18aの内側とによって動
きが規制され、またラジアル方向において、外側フラン
ジ12aの係止段部12cにリブ22の爪部22aが包むようにし
て係合することによって動きが規制されて、位置決めさ
れることになる。
る要部の拡大断面図のように、第1の駆動伝達歯車19と
第2の駆動伝達歯車20とにおける係合部として、前記外
側フランジ12aの外径よりも内径が僅かに大きい凹部26
を同心円状に設け、この凹部26の外角周端に前記外側フ
ランジ12aの係止段部12cと係合する爪部26aを設けるこ
とも考えられる。
a,26aは、第1の駆動伝達歯車19と第2の駆動伝達歯車
20の成形時、一体にモールド成形するようにし、爪部22
a,26aに弾性を持たせ、爪部22a,26aを外側フランジ12
aの係止段部12c方向に挿入していくと、爪部22a,26aが
外方へ撓んで係止段部12c部分において元に戻り、係止
段部12cを包むようにして係合し、容易には外れないよ
うになる。
組立時には、上述したスラスト方向とラジアル方向との
規制によって、予め所定の位置に設置した状態に保持し
ておくことができるので、脱落することがない状態にて
組立が容易に行える。また支持軸13,15を取り外ずして
も、上述したスラスト方向とラジアル方向との規制によ
って脱落することがなく、分解および支持軸の再取り付
け作業が簡単に行える。さらに、第3,4実施形態で
は、爪部22a,26aを設けたことによってより確実に脱落
防止がなされることになり、支持軸再取り付け等の作業
が簡単になる。
装置は、各請求項に記載した構成によれば、用紙を搬送
するローラ類へ駆動力を伝達する歯車に対して、簡単な
構成によってスラスト方向およびラジアル方向の動きを
規制することができ、歯車の位置決めがなされるため、
歯車およびその関連部材の組立,分解,分解後の再組み
付けの際に、歯車が不用意に脱落してしまうことを防止
できる等、その作業性が向上する。
稿搬送/読取装置の構成を示す平面断面図である。
面図である。
である。
拡大断面図である。
る。
る。
る。
…搬送ローラ、 10…側板、 12…軸受、 12a…外側
フランジ、 12c…係止段部、 13,14,15…支持軸、
16…駆動モータ、 17…出力歯車、 18…減速用歯
車、 18a…大径歯車部、 18b…小径歯車部、 18c…
支軸、 19,20,21…駆動伝達歯車、 21a…拡径部、
22…リブ、 22a,26a…爪部、 23,26…凹部、 25
…E字状の係止リング。
Claims (6)
- 【請求項1】 相対向して設置された側板間に用紙の搬
送を行うローラを配置し、このローラの支持軸の両端を
前記各側板にそれぞれ軸受を介して保持し、前記支持軸
の端部に駆動伝達歯車を固定し、この駆動伝達歯車に回
転力を伝達するため減速用歯車を噛合させてなる用紙搬
送装置において、前記駆動伝達歯車を前記軸受の外側フ
ランジと前記減速用歯車に設けた大径部の内側との間に
介在させ、さらに前記駆動伝達歯車に内径が前記外側フ
ランジの外径より僅かに大きい係合部を同心円状に形成
し、この係合部を前記外側フランジに嵌合させたことを
特徴とする用紙搬送装置。 - 【請求項2】 相対向して設置された側板間に用紙の搬
送を行うローラを配置し、このローラの支持軸の両端を
前記各側板にそれぞれ軸受を介して保持し、前記支持軸
の端部に駆動伝達歯車を固定し、この駆動伝達歯車に回
転力を伝達するため減速用歯車を噛合させてなる用紙搬
送装置において、前記駆動伝達歯車に内径が前記軸受の
外側フランジの径より僅かに大きい係合部を同心円状に
形成し、しかもこの係合部を前記外側フランジに嵌合さ
せた際に、前記外側フランジに設けられた係止段部と係
合する爪部を前記係合部に設けたことを特徴とする用紙
搬送装置。 - 【請求項3】 前記ローラが原稿の分離搬送を行うロー
ラであることを特徴とする請求項1または2記載の用紙
搬送装置。 - 【請求項4】 前記ローラが原稿を原稿読取部に搬送す
るローラであることを特徴とする請求項1または2記載
の用紙搬送装置。 - 【請求項5】 前記係合部が前記駆動伝達歯車に同心円
状に形成したリブであることを特徴とする請求項1また
は2記載の用紙搬送装置。 - 【請求項6】 前記係合部が前記駆動伝達歯車に同心円
状に形成した凹部であることを特徴とする請求項1また
は2記載の用紙搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23134795A JP3484676B2 (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 用紙搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23134795A JP3484676B2 (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 用紙搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0977293A JPH0977293A (ja) | 1997-03-25 |
JP3484676B2 true JP3484676B2 (ja) | 2004-01-06 |
Family
ID=16922211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23134795A Expired - Fee Related JP3484676B2 (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 用紙搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3484676B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4612172B2 (ja) * | 2000-11-08 | 2011-01-12 | ニスカ株式会社 | 自動原稿送り装置 |
-
1995
- 1995-09-08 JP JP23134795A patent/JP3484676B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0977293A (ja) | 1997-03-25 |
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