JP3483469B2 - 表示装置、画像表示方法及び記憶媒体 - Google Patents

表示装置、画像表示方法及び記憶媒体

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JP3483469B2
JP3483469B2 JP16152398A JP16152398A JP3483469B2 JP 3483469 B2 JP3483469 B2 JP 3483469B2 JP 16152398 A JP16152398 A JP 16152398A JP 16152398 A JP16152398 A JP 16152398A JP 3483469 B2 JP3483469 B2 JP 3483469B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置、画像表
示方法及び記憶媒体に係り、更に詳しくは、複数の画像
ソースを用いた会議やプレゼンテーションにおいてスム
ーズ且つ快適な操作環境を提供する場合に好適な表示装
置、画像表示方法及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ノート型パーソナルコンピュータ
(ノートPC)等で作成した画像データを大型の表示装
置、例えば液晶プロジェクタやプラズマディスプレイに
表示させてプレゼンテーション(会議等における説得力
のある説明の技法)を行うことが増えてきている。一
方、会議では出席者がそれぞれデータをコンピュータに
セーブしてきてそれを閲覧したり、ファイルの交換をそ
の場で行うようになってきている。このような背景か
ら、画像表示システムでは、一度に複数の画像ソースを
同時に表示させ且つそれらの情報や表示された各画像情
報を一元的にコントロールできる機能が必要とされる。
【0003】しかしながら、従来のプレゼンテーション
用の大型表示装置は、複数の画像ソースを同時に表示さ
せるときに、大型表示装置の画面のどの位置に表示レイ
アウトするかを決定するためには、前もって表示位置を
決めておくか、プレゼンテータが会議参加者の画像ソー
スの表示フォーマット(表示ライン数やドット数、色
数)を聞いて、会議前に表示用ドライバソフトの煩雑な
マニュアル設定を介し、表示レイアウトをいちいち決め
ていかなければならなかった。
【0004】また、大画面表示装置を見る会議参加者に
とっては、着席する位置によりプレゼンテータが予め決
めた表示レイアウトでは文字や画像が見えない状態が発
生することが多々あり、そのときは、着席位置をいちい
ち移動するか、会議を中断させ何が表示されているかを
プレゼンテータに確認するか、最悪の場合は、プレゼン
テータが再表示レイアウトを上述した表示用ドライバソ
フトを用いてやり直したりしなければならなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術のように、複数の画像ソースを会議前・会議
中に表示用ドライバソフトを介してレイアウト決めを行
ったり、やり直したりすることは、会議のスムーズな進
行を妨げる要因になってしまうばかりか、会議全体の効
率化を提供することが本来の目的であるマルチ表示会議
システムにあって、設定時間をとられるばかりの不快適
なユーザインタフェースになってしまうなどの多くの問
題が生じている。
【0006】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、複数の画像ソースを用いた会議やプレゼンテー
ションにおいてスムーズ且つ快適な操作環境をユーザに
もたらすことを可能とした表示装置、画像表示方法及び
記憶媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
め、請求項の発明は、複数の画像ソースから入力され
た画像を同時或いは単独に、表示画面に表示可能な表示
装置であって、前記表示画面に表示されている複数の画
像データから所望の画像データを選択する選択手段と、
該選択手段と前記表示画面との絶対距離を測定する測距
手段と、測定に基づき選択画像を所定の大きさにスケ
ーリングして表示させる表示制御手段とを有することを
特徴とする。
【0018】上記目的を達成するため、請求項の発明
は、記表示制御手段は、前記選択手段の移動距離及
選択画像データの水平解像度・垂直ライン数に基づき選
択画像データの表示データへのスケーリング変倍率を算
出し、選択画像を前記スケーリング変倍率に応じた大き
さにスケーリングして表示させることを特徴とする。
【0019】上記目的を達成するため、請求項の発明
は、前記表示制御手段は、移動距離とスケーリング変倍
率との関係を示す参照テーブルに基づき前記スケーリン
グ変倍率を算出することを特徴とする。
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】上記目的を達成するため、請求項の発明
は、複数の画像ソースから入力された画像を同時或いは
単独に、表示画面に表示可能な表示装置に適用される画
像表示方法であって、前記表示画面に表示されている複
数の画像データから所望の画像データを選択手段を用い
て選択する選択ステップと、前記選択手段と前記表示画
との絶対距離を測定する測距ステップと、測定に基
づき選択画像を所定の大きさにスケーリングして表示さ
せる表示制御ステップとを有することを特徴とする。
【0033】上記目的を達成するため、請求項の発明
は、記表示制御ステップでは、前記選択手段の移動距
離及び選択画像データの水平解像度・垂直ライン数に基
づき選択画像データの表示データへのスケーリング変倍
率を算出し、選択画像を前記スケーリング変倍率に応じ
た大きさにスケーリングして表示させることを特徴とす
る。
【0034】上記目的を達成するため、請求項の発明
は、前記表示制御ステップでは、移動距離とスケーリン
グ変倍率との関係を示す参照テーブルに基づき前記スケ
ーリング変倍率を算出することを特徴とする。
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】上記目的を達成するため、請求項の発明
は、複数の画像ソースから入力された画像を同時或いは
単独に、表示画面に表示可能な表示装置に適用される画
像表示方法を実行するプログラムを記憶したコンピュー
タにより読み出し可能な記憶媒体であって、前記画像表
示方法は、前記表示画面に表示されている複数の画像デ
ータから所望の画像データを選択手段を用いて選択する
選択ステップと、前記選択手段と前記表示画面との絶対
距離を測定する測距ステップと、測定に基づき選択画
像を所定の大きさにスケーリングして表示させる表示制
御ステップとを有することを特徴とする。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0040】[1]参考例 図1は本発明の参考例、及び後述する実施の形態に係る
マルチ表示システムの要部の構成を示すと共に特許請求
の範囲に対応させた機能ブロック図である。本発明の
考例に係るマルチ表示システムは、表示手段101、選
択手段102、測距手段103、通信手段104、検出
手段105、表示制御手段106、記憶手段107を備
える構成となっている。図中111−1、111−2、
・・・111−nは画像ソースを示す。
【0041】上記各部の機能を説明すると、表示手段1
01は、表示制御手段106の制御に基づき画像を表示
する。選択手段102は、画像ソース111−1、11
1−2、・・・111−nから入力された画像を表示手
段101の画面上の何れの領域に表示させるか選択す
る。測距手段103は、選択手段102と表示手段10
との絶対距離を測定するものであり、後述する実施の
形態に係るマルチ表示システムに装備されている。通信
手段104は、選択手段102による選択情報を表示
御手段106に送信する。検出手段105は、選択され
た領域の表示手段101の画面上での絶対位置を検出す
る。
【0042】表示制御手段106は、入力画像データの
水平解像度・垂直ライン数及び検出された表示位置情報
に基づき入力画像データの表示データへのスケーリング
変倍率を算出し、入力画像をスケーリング変倍率に応じ
た大きさにスケーリングして表示させる(参考例)。ま
た、表示制御手段106は、測距手段103で測定した
選択手段102の移動距離の差分及び選択画像データの
水平解像度・垂直ライン数に基づき選択画像データの表
示データへのスケーリング変倍率を、移動距離とスケー
リング変倍率との関係を示す参照テーブルを利用して算
出し、選択画像をスケーリング変倍率に応じた大きさに
スケーリングして表示させる(実施の形態)。記憶手段
107は、表示選択範囲を示すレイアウト枠を記憶する
ものであり、表示データを記憶する記憶手段とは別個に
設けられている。
【0043】表示手段101は図2の表示デバイス31
3に対応し、選択手段102は図2の表示ポインタコン
トローラ321に対応し、測距手段103は図5の測距
センサ539に対応し、通信手段104は図2の赤外線
発光部330、赤外線データ受光部320、赤外線デー
タ制御部319に対応し、検出手段105は図2の位置
センサ322、323に対応し、表示制御手段106は
制御部260、重ねあわせデータコントローラ280、
出力表示フォーマット変換部311、表示駆動コントロ
ーラ312に対応し、記憶手段107は図2の重ねあわ
せデータストアメモリ310に対応する。尚、特許請求
の範囲における確認選択手段の図示は省略する。
【0044】図2は本発明の参考例に係るマルチ表示シ
ステムの基本構成を示すブロック図である。本発明の
考例に係るマルチ表示システムは、例えば4つの独立し
た画像ソースを1つのモニタに表示し、各画像ソースの
入出力機器、例えばマウスやキーボード、リモコン、ス
ピーカ等をモニタに表示された画像データと連動して制
御できるようにし、更に、各4つの画像ソースをモニタ
の所望の領域に最適なマッピング表示が実現できるよう
にしている。これら画像ソースは、4つより更に多い数
でも、また少ないでもよい。
【0045】本発明の参考例に係るマルチ表示システム
331は、入力部221、222、223、224、表
示フォーマット変換部231、232、233、23
4、バスインタフェース241、242、243、24
4、バスコントローラ250、制御部260、フレーム
メモリコントローラ270、重ねあわせデータコントロ
ーラ280、フレームメモリ290、重ねあわせデータ
ストアメモリ310、出力表示フォーマット変換部31
1、表示駆動コントローラ312、表示デバイス31
3、選択部314、パケット分配制御部315、FIF
Oメモリ付きパケット制御部316、FIFOメモリ3
17、赤外線データ変換部318、赤外線データ制御部
319、赤外線データ受光部320、表示ポインタコン
トローラ321、FIFO付きパケット制御部326、
D/A変換器327、アンプ328、スピーカ329を
備える構成となっている。図中211、212、21
3、214は画像信号のソース(以下、画像ソース群)
を示す。
【0046】上記各部の構成を説明すると、画像ソース
群211、212、213、214は、例えばパーソナ
ルコンピュータ、ワークステーション、ディジタルテレ
ビ、ビデオ等として構成されている。本参考例では4つ
存在する。各入力部221、222、223、224
は、それぞれ画像ソース群211、212、213、2
14から出力された画像データを受け取るものである。
入力部には、もし受け取る画像データがコンピュータの
アナログ信号であれば、A/Dコンバータや画像データ
をサンプリングするためのPLL(Phase Loc
ked Loop)が装備されており、また、LVDS
(Low Voltage Differential
Signaling)等のディジタル信号であれば、そ
の復号器や差動のバッファが装備されており、また、テ
レビやビデオのコンポジット信号であれば、それをR、
G、B信号にエンコードするエンコーダが装備されてい
る。
【0047】各入力部221、222、223、224
は、各画像ソース群211、212、213、214か
ら画像データと画像データを受け取るための制御信号、
例えば1ラインの同期を取る水平同期信号、1フレーム
もしくは1フィールドの同期を取る垂直同期信号、1画
素をサンプルするクロック信号、有効画像データの転送
期間を示すディスプレイイネーブル信号等も同時に受け
取る。各入力部221、222、223、224は、各
々独立したタイミングで画像ソース群211、212、
213、214から画像データを受け取る。また、各入
力部221、222、223、224は、後述する画像
ソース群211、212、213、214とのシリアル
通信手段を有している。
【0048】表示フォーマット変換部231、232、
233、234は、各入力部221、222、223、
224で受け取った画像データの表示フォーマット(表
示ライン数やドット数、色数)を制御部260の制御に
従って変換する。バスインタフェース241、242、
243、245は、独立した4つの画像データを1つの
共通したバスに入力するためのものである。バスコント
ローラ250は、バスインタフェース241、242、
243、245から出力される画像データ、及びフレー
ムメモリコントローラ270、重ねあわせコントローラ
280から出力される画像データと、それらからの転送
要求を受け、優先順位に基づき画像データ転送を調停す
る。
【0049】制御部260は、本マルチ表示システム3
31全体を制御するものであり、演算能力を持つCP
データを一時格納するRAM、制御プログラムを格
納するROM、時間を計測するカウンタ、周辺入出力イ
ンタフェース等を有している。また、制御部260は、
論理ロジックのみで構成されていてもよい。制御を行う
プログラムはROMに内蔵されていてもよいし、周辺入
出力インタフェースを介して外部から転送されてもよ
い。フレームメモリコントローラ270は、バスコント
ローラ250の調停によって入力する画像データをフレ
ームメモリ290に適したデータに演算により加工、制
御する。これはCPUや並列演算が可能なメディアプロ
セッサであってもよい。
【0050】重ねあわせデータコントローラ280は、
入力部221〜224とは別の画像データを表示デバイ
ス313に重ねて表示するためのものである。フレーム
メモリ290は、表示デバイス313に描画する画像デ
ータを少なくとも1フレーム分蓄えるメモリである。重
ねあわせデータストアメモリ310は、重ねあわせをす
るデータを格納しておくメモリである。出力表示フォー
マット変換部311は、バス上の画像データをバスコン
トローラ250の制御に従って入力し、表示駆動コント
ローラ312に適した表示フォーマットに変換する。表
示駆動コントローラ312は、表示デバイス313を駆
動する。
【0051】表示デバイス313は、画像を表示するも
のである。表示デバイス313は、例えばマトリクス電
極構造を持つフラットパネル(液晶、プラズマ等)でも
CRTでも、画像を表示可能なものであればよい。ま
た、この表示デバイス313上には、X軸(横軸)方向
の位置センサ322とY軸(縦軸)方向の位置センサ3
23が装備されている。選択部314は、各画像ソース
群211〜214の入出力デバイスであるマウス(赤外
線)、キーボード、スピーカ等のデータをパケット多重
して送受できる高速シリアルデータラインを切り替え
る。このようなデータをパケット多重して転送できる例
として、IEEE1394(Institute of
Electrical and Electronics
Engineers:米国電気電子技術者協会による
シリアルインタフェースの規格)やUSB(Unive
rsal Serial Bus:比較的低速な周辺機器
とコンピュータ間のインタフェース)等がある。
【0052】パケット分配制御部315は、選択部31
4で選択されたシリアルデータを各パケット毎に分配す
る。FIFOメモリ付きパケット制御部316は、本マ
ルチ表示システム331に送られてきたパケットデータ
を受け取る時のタイミングを調整するためのFIFO
(First In First Out)メモリを内蔵
している。表示ポインタコントローラ(ポインティング
デバイス)321は、表示位置レイアウト機能を主とす
るものであり、赤外線発光部330、表示ポインタの確
定制御ボタン324、表示ポインタの取り消し制御ボタ
ン325を装備している。赤外線データ受光部320
は、表示ポインタコントローラ321から発信された赤
外線データを受け取る。赤外線データ制御部319は、
赤外線データ受光部320で受け取ったデータフォーマ
ットを制御部260や赤外線データ変換部318に出力
する。
【0053】赤外線データ変換部318は、赤外線デー
タ制御部319から送られたデータをシリアルデータの
パケットに変換する。FIFOメモリ317は、赤外線
データ変換部318で作られたパケットデータをパケッ
ト分配制御部315に転送するタイミングを調整するた
めのメモリである。FIFO付きパケット制御部326
は、各画像ソース群211〜214から送られてきたサ
ウンドパケットを受け取るためのタイミング調整用FI
FOメモリを内蔵している。D/A変換器327は、入
力されたディジタルサウンドデータをアナログサウンド
データに変換する。アンプ328は、サウンドデータの
増幅を行う。スピーカ329は、本マルチ表示システム
331に装備され、音声出力を行う。
【0054】次に、上記の如く構成された本発明の参考
に係るマルチ表示システムの動作を説明する。
【0055】<表示位置レイアウト初期化>画像ソース
群211〜214とマルチ表示システム331は、それ
ぞれ電源投入後、マルチ表示システム331の入力部2
21、222、223、224に装備されている双方向
シリアル通信線を介して通信を行う。入力部221〜2
24からは、表示ドット数、表示ライン数、表示色数、
ビデオ出力タイミング等のデータをそれぞれ画像ソース
群211〜214に送る。このフォーマットは双方で予
め決められた通信プロトコルで行われる。
【0056】一例を示せば、米国の標準化団体のVES
A(Video Electronics Standa
rds Association)で決められたDDC
(Display Data Channel)を用いて
もよく、データフォーマットは同じくVESAで制定さ
れたEDID(Extended Display Id
entification Data)でもよい。この
時、転送される表示ドット数、表示ライン数、表示色数
は表示デバイス313の表示ドット、ライン、色数を転
送する。もしくは、制御部260で予め決められた表示
フォーマットでもよい。画像ソース群211、212、
213、214は、受け取った情報に基づき画像データ
及びその制御信号をマルチ表示システム331の各入力
部221、222、223、224に出力する。
【0057】しかし、画像ソース群211〜214とマ
ルチ表示システム331が上記のように双方向シリアル
通信線を介して通信を行うことができない(アナログビ
デオ出力など)場合、表示ドット数、表示ライン数の情
報は、各入力部221、222、223、224が1ラ
インの同期を取る水平同期信号、1フレームもしくは1
フィールドの同期を取る垂直同期信号、1画素をサンプ
ルするクロック信号などを用いてクロック数、水平同期
信号数を直接カウントすることによって知ることも可能
となる。何れのケースにおいても、初期化時にマルチ表
示システム331は、画像ソース群211、212、2
13、214から出力された画像データの表示フォーマ
ット(表示ライン数やドット数、色数)は認識している
(または知ることが可能である)。
【0058】また、この時、マルチ表示システム331
にいくつの画像ソースが接続されているかを識別するた
め、入力部221〜224は画像ソースから接続識別信
号を常時監視している。この接続識別信号は、画像ソー
ス群211〜214から論理的に“1”もしくは“0”
の2値信号として受け取る。もし、接続ケーブルが抜か
れたり画像ソースの電源が切れた場合は、入力部211
〜214で抵抗終端しているためこの論理は“0”とな
り、マルチ表示システム331は画像データが入力され
ないことを認識できる。この監視情報は制御部260に
ある期間毎に送られる。
【0059】制御部260は先ず入力部221の接続認
識信号を検知し、接続認識信号が“1”であった場合
は、入力部221は受け取った画像データを表示フォー
マット変換部231に出力し、同変換部231で表示フ
ォーマット変換を行う。他方、接続認識信号が“0”で
あった場合は、入力部222の接続認識信号を検知し、
検知されるまで入力部221〜224をスキャンする。
全ての接続認識信号が“0”であった場合は、マルチ表
示システム331はパワーセーブモードに入り、制御部
260と選択部314、パケット分配制御部315、F
IFOメモリ付きパケット制御部316、FIFOメモ
リ317、赤外線データ変換部318、赤外線データ制
御部319、赤外線データ受光部320以外の電力は落
とされる。
【0060】<1つの画像ソースが接続された場合>入
力部221の接続認識信号のみが“1”であった場合の
例についてこれから記述する。マルチ表示システム33
1を利用するユーザは、先ず画像ソース211の画像デ
ータを表示デバイス313のどの位置にどの大きさで表
示するかを決めることからスタートする。これについて
図3を用いて説明する。マルチ表示システム331に何
もつながっていない、或いは、つながっているが表示位
置が決定していないときの表示デバイス313の表示状
態は、図3(a)初期表示状態のようにシステム側で任
意に決めた画像パターンが表示されている。これは、制
御部260の指示のもとに、フレームメモリコントロー
ラ270がフレームメモリ290の画像表示領域に任意
の画像パターンを電源投入後に書き込んでおくことによ
り簡単に実現できる。
【0061】次に、この表示デバイス313上に装備さ
れているX軸(横軸)方向の位置センサ322とY軸
(縦軸)方向の位置センサ323による表示位置レイア
ウト方法について説明する。この説明が本発明の基本ポ
イントとなるところである。ユーザは表示ポインタコン
トローラ321を用い表示デバイス313の始点(X
0、Y0)にタッチし、確定制御ボタン324で始点を
決定する。このX0情報はX軸(横軸)方向の位置セン
サ322によって、Y0情報はY軸(縦軸)方向の位置
センサ323によって認識される。次に、ユーザは同様
に表示ポインタコントローラ321を用い表示デバイス
313の終点(X1、Y1)にタッチし、確定制御ボタ
ン324で終点を決定する。このX1情報はX軸(横
軸)方向の位置センサ322によって、Y1情報はY軸
(縦軸)方向の位置センサ323によって認識される。
【0062】上記一連の作業は、図3(b)レイアウト
枠表示準備状態に示す如く、直接、表示デバイス313
の画面上での絶対位置により行うことができる。更に、
この作業をよりユーザが使いやすいユーザインタフェー
スとするために、始点から終点までの表示ポインタ移動
位置を常にモニタし、その軌跡を図3に符号332で示
すようなレイアウト枠として表示させている。この実現
方法は、表示ポインタの移動軌跡情報をX、Y情報とし
て、ある一定した時間毎にパケットにして赤外線に変換
し発光させる。赤外線は赤外線データ受光部320で受
光し、電気信号に変換される。赤外線データ制御部31
9は赤外線データ受光部320からのパケット化された
電気信号を制御部260に送る。制御部260はパケッ
トデータから必要なX、Y情報を抜き取り、その情報を
重ねあわせデータコントローラ280に送る。
【0063】重ねあわせデータコントローラ280は制
御部260の指示により表示ポインタの移動軌跡情報の
X、Y位置をプロットしたデータを作成し、重ねあわせ
データストアメモリ310に書き込んでいく。入力され
た画像データ(本例ではシステム側で任意に決めた画像
パターン)とは別に、表示デバイス313に表示させる
データを蓄える重ねあわせデータストアメモリ310か
らの読み出しデータは、制御部260の制御によって動
作する重ねあわせデータコントローラ280を介してバ
ス上に出力される。この重ねあわせデータと、フレーム
メモリコントローラ270を介してバス上に出力される
入力画像データ(本例ではシステム側で任意に決めた画
像パターン)は、出力表示フォーマット変換部311で
選択されて入力される。この選択タイミングは制御部2
60から設定される。
【0064】出力表示フォーマット変換部311は、表
示駆動コントローラ312の入力に適したデータ(デー
タバス幅等)に変換する。出力表示フォーマット変換部
311で出力された画像データは、表示駆動コントロー
ラ312に出力される。表示駆動コントローラ312で
は、表示デバイス313を駆動するための駆動信号が作
られる。例えば、表示デバイス313がTFT(Thi
n Film Transistor)液晶の場合は、表
示デバイス内のドライバICを駆動するライン単位の同
期信号、フレーム単位の同期信号、画像データシフトク
ロック、画像データ、交流化信号である。もし、表示デ
バイス313がCRTの場合は、画像データをそれぞれ
R、G、Bに分割し各色毎にD/A変換を行い、アナロ
グR、G、B信号を生成し、水平、垂直同期信号と共に
表示デバイス313に出力する。表示駆動コントローラ
312は所望の画像データを表示デバイス313に転送
し、表示デバイス313上に描画する。尚、始点位置入
力、終点位置入力の各作業を取り消す場合は、表示ポイ
ンタコントローラ321の取り消し制御ボタン325を
押すことにより、作業のリセットがなされる。
【0065】上記作業が終わったときの表示状態は、図
3(c)レイアウト枠表示状態のようになっている。ユ
ーザはこのレイアウト枠の位置・大きさを確認し、入力
画像をはめ込みたい場合は、表示ポインタコントローラ
321の確定制御ボタン324で決定する。
【0066】次に、上記レイアウト枠内にいかにして入
力画像をはめ込むかを説明する。上記レイアウト枠作成
作業で決まった始点(X0、Y0)、終点(X1、Y
1)を基に、制御部260はレイアウト枠の表示ドット
数Hdot(L)、表示ライン数Vline(L)を下
記のような差分演算する。
【0067】Hdot(L)=X1−X0 Vline(L)=Y1−Y0 また、制御部260は画像ソース211からの入力画像
の表示ドット数Hdot(I)、表示ライン数Vlin
e(I)を知っているので、入力画像のレイアウト枠へ
のスケーリング倍率は下記のように計算できる。
【0068】 横変倍率=Hdot(L)/Hdot(I) (1) 縦変倍率=Vline(L)/Vline(I) (2) 上記倍率が1より大きいときは拡大変倍、1より小さい
ときは縮小変倍、1と等しいときは等倍となる。このス
ケーリング倍率(1)、(2)は制御部260から表示
フォーマット変換部231に渡される。入力部221は
表示フォーマット変換部231に画像信号を所望のフォ
ーマットで出力する。表示フォーマット変換部231
は、スケーリング倍率が(1)=1且つ(2)=1の場
合は、画像データを通過させる。(1)=1且つ(2)
=1でない場合には、画像データを上記の計算されたス
ケーリング倍率に応じて任意に変換し、入力画像のドッ
ト、ライン数をレイアウト枠のドット、ライン数に合わ
せる。また、色数は、表示デバイス313の可能表示色
数より入力された表示色数が多い場合は、ディザ(白と
黒を組み合わせて中間階調を表現する手法)等の中間処
理等を用いて画像データのビット数を落とす。
【0069】表示フォーマット変換部231から出力さ
れた画像データは、バスインタフェース241、バスコ
ントローラ251、フレームメモリコントローラ270
を介してフレームメモリ290にストアされる。また、
フレームメモリ290にストアするときにスケーリング
されたデータの格納場所は、制御部260がフレームメ
モリコントローラ270に始点情報(X0、Y0)を渡
し、フレームメモリコントローラ270内のフレームメ
モリへの物理アドレス発生時に適正な始点(X0、Y
0)分のオフセットをつけることにより指定される。こ
のフレームメモリ290は複数の階層をもち、制御部2
60の制御により、バスコントローラ250を介して入
力される画像データを格納する階層を制御される。
【0070】フレームメモリ290に蓄えられた画像デ
ータは、制御部260が制御する或るタイミングでバス
上に出力され、出力表示フォーマット変換部311に出
力される。この時、どの階層のデータを出力するかは、
制御部260の制御に従いバスコントローラ250が制
御する。このような内部処理により、表示デバイス31
3の表示状態は図3(d)入力表示状態のようになり、
目的とする枠内への入力表示が実現される。
【0071】<2つ以上の画像ソースが接続された場合
>次に、本マルチ表示システム331に対し2つ以上の
画像ソースが接続された場合の例について説明する。本
例では、上記図2の画像ソース211の画像データが描
画されている時に画像ソース212が接続された場合を
例に上げて説明する。画像ソース211の画像データが
入力されると接続認識信号を入力部221が検知し、そ
の情報を制御部260に伝える。制御部260は新たな
2番目の画像ソースの存在を認識すると、ユーザは表示
ポインタコントローラ321を用い次の入力のレイアウ
ト表示枠を決める作業ができるようになる。図4を用い
て以下に説明する。
【0072】図4(e)レイアウト枠表示状態の如く、
入力1−1とは重ならないように上述した方法でユーザ
が始点(X2、Y2)と終点(X3、Y3)(図中符号
432、433で示す点)を決め、レイアウト枠表示を
決定したときには、図4(g)入力表示状態の如く、1
−2の画像ソースは表示デバイス313の画面上に入力
に対しての最適なスケーリングによりJUST FIT
で表示される。しかし、図4(f)レイアウト枠表示状
態の如く、入力1−1とは重なってしまうように、上述
した方法でユーザが始点(X4、Y4)と終点(X5、
Y5)(図中符号434、435で示す点)を決め、レ
イアウト枠表示を決定したときには、図4(h)入力表
示状態と図4(i)入力表示状態などの表示状態が考え
られる。
【0073】図4(h)入力表示状態はユーザが入力2
−1のレイアウト枠を上記の決定通り重ねて表示したい
場合の表示状態例である。この場合、スケーリング方法
は上述した方法と同等であるが、この場合は重ね合わせ
表示の優先度を加味しなければならない。この実現方法
は、フレームメモリ290に格納する1−1、1−2二
つの画像データの格納階層を設定する。これらフレーム
メモリ290が持つ階層は優先順位を持っており、表示
デバイス313上で同じ位置に複数の階層のデータを出
力する場合は、優先順位の高い階層の画像データを他の
低い優先順位の階層のデータより優先して出力表示フォ
ーマット変換部311に出力する。この優先度の決め方
は、レイアウト枠決定時にユーザが表示ポインタコント
ローラ321による指示で任意に決めることができる。
【0074】図4(i)入力表示状態はユーザが入力2
−1のレイアウト枠を枠のサイズだけ指定したいだけで
重ねて表示したくない場合の表示状態例である。この場
合、スケーリング方法は上述した方法と同等であるが、
この場合は仮想空間表示を加味しなければならない。こ
の実現方法は、制御部260がフレームメモリコントロ
ーラ270により検知した実装されているメモリの容量
の情報を受け取り、入力1−1の使用メモリ空間と入力
1−2の使用メモリ空間から対応できる仮想表示空間と
その空間のどこに1−1、1−2の使用メモリ空間をマ
ッピングするかを、ソフト的或いはハード的に判断する
演算処理で決めることにより、制御部260がフレーム
メモリコントローラ270にフレームメモリへの物理ア
ドレス生成時に適正な始点移動分のオフセットを直すこ
とにより実現することができる。
【0075】本発明の参考例では、図4(f)レイアウ
ト枠表示状態のようなレイアウティングをした場合、つ
まり、制御部260が入力1−1の始点(X0、Y0)
と終点(X1、Y1)と、入力1−2の始点(X4、Y
4)と終点(X5、Y5)の重なりが、 X0<X4<X1<X5、Y4<Y0<Y1<Y5 のように検知された場合に、ユーザが上述した図4
(h)入力表示状態、図4(i)入力表示状態のどの入
力表示状態にするかを、図4(j)メッセージ出力状態
の如く、本マルチ表示システム331が符号436で示
すメッセージを表示デバイス313上に表示通知させ
る。
【0076】これを実現するためには、制御部260が
重ねあわせデータコントローラ280に指示を出し、重
ねあわせデータストアメモリ310に出力文字を書き込
みOSD(On Screen Display)として
機能させることにより実現できる。ユーザはこの通知を
見て、表示ポインタコントローラ321による指示で任
意にどちらかを選択することができる。この通知手段は
上述した説明では、重ねあわせデータストアメモリ31
0による文字出力表示という手段を用いたが、制御部2
60が音声データを生成し、スピーカ290から音声通
知させる手段を用いてもよい。
【0077】以上説明したように、本発明の参考例に係
るマルチ表示システムによれば、画像ソースから入力さ
れた画像を表示手段101の画面上のどの領域に表示さ
せるか選択する選択手段102と、選択手段102で選
択した選択情報を表示制御手段106に送信する通信手
段104と、選択領域の表示手段101の画面上での絶
対位置を検出する検出手段105と、入力画像データの
水平解像度・垂直ライン数及び表示位置情報に基づき入
力画像データの表示データへのスケーリング変倍率を算
出し、入力画像をスケーリング変倍率に応じた大きさに
スケーリングして表示させる表示制御手段106とを有
するため、下記のような作用及び効果を奏する。
【0078】複数の画像ソースの表示レイアウトを、大
画面表示装置上で始点と終点を指定できるポインティン
グデバイス(選択手段102)と、そのポインティング
デバイスの位置を大画面表示装置上に搭載したX軸軸方
向検知を行う位置センサとY軸軸方向検知を行う位置セ
ンサ(検出手段105)によって認知することで決定
し、その情報を本マルチ表示システムへ知らせることに
より、内部の制御回路(表示制御手段106)が自動的
に上記で決められたレイアウト領域に最適にマッピング
表示させることが可能となる。
【0079】従って、本発明の参考例に係るマルチ表示
システムにおいては、従来は不可能であった、システム
の初期使用時に、マルチ入力画面の表示器上の絶対位置
を確認したレイアウト作業がディスプレイドライバの煩
雑な設定無しに実現することができる。これにより、複
数の画像ソースを用いた会議やプレゼンテーションにお
いてスムーズ且つ快適な操作環境をユーザにもたらすこ
とができるという効果がある。
【0080】[2]実施の形態 次に、本発明の実施の形態として、上記参考例において
レイアウト表示された入力画像ソースのレイアウト枠を
確定後に可変する場合の説明を以下に行う。可変には、
拡大可変と縮小可変の2種類がある。
【0081】本発明の実施の形態に係るマルチ表示シス
テム331は、入力部221、222、223、22
4、表示フォーマット変換部231、232、233、
234、バスインタフェース241、242、243、
244、バスコントローラ250、制御部260、フレ
ームメモリコントローラ270、重ねあわせデータコン
トローラ280、フレームメモリ290、重ねあわせデ
ータストアメモリ310、出力表示フォーマット変換部
311、表示駆動コントローラ312、表示デバイス3
13、選択部314、パケット分配制御部315、FI
FOメモリ付きパケット制御部316、FIFOメモリ
317、赤外線データ変換部318、赤外線データ制御
部319、赤外線データ受光部320、表示ポインタコ
ントローラ321、FIFO付きパケット制御部32
6、D/A変換器327、アンプ328、スピーカ32
9を備える構成となっている(上記図2参照)。図中2
11、212、213、214は画像信号のソースを示
す。
【0082】本発明の実施の形態に係るマルチ表示シス
テムが、上記参考例に係るマルチ表示システムと相違す
る点は、表示ポインタコントローラ321が確定制御ボ
タン324、取り消し制御ボタン325、赤外線発光部
330の他に測距センサ539を装備している点(図5
参照)、及び制御部260が移動距離・変倍率参照テー
ブル(図6参照)を有している点であり、これ以外の構
成は上記参考例と同様であるため説明を省略する。
【0083】<画像ソースの一つを選択拡大する場合> 図5を用いてレイアウト表示後の入力画像表示を拡大す
る例を説明する。図5(k)初期表示状態のように表示
されているレイアウト状態において、表示画像1−2を
拡大する場合、ユーザは表示画像1−2を先ず選択(ア
クティブ状態)しなければならない。この選択方法につ
いては幾つかの手法が考えられるが、本発明のポイント
から外れるのでここでは限定しない。
【0084】選択された表示画像1−2を拡大する場
合、ユーザは表示ポインタコントローラ321と表示デ
バイス313との距離d0を確定制御ボタン324を押
すことにより測定する。この測定方法は、表示デバイス
313のX軸(横軸)方向の位置センサ322、Y軸
(縦軸)方向の位置センサ323、表示ポインタコント
ローラ321の測距センサ539のベクトル演算により
正確且つ容易に求めることができるため、カメラの測距
のようなユーザがピントを指定するような煩わしさは発
生しない。この状態での入力画像ソースのレイアウト位
置は、上記参考例での説明通り、始点(X0、Y0)、
終点(X1、Y1)で決定済みである。
【0085】次に、拡大方法について述べる。ユーザは
選択画像1−2の拡大を実現するには、上述した初期測
距ステップにおける表示ポインタコントローラ321の
確定制御ボタン324を押したまま図5の符号537で
示す拡大ストロークのように、表示ポインタコントロー
ラ321を手前に引く。この移動間に表示ポインタコン
トローラ321と表示デバイス313との距離d1の測
定は上述した方法で行われ、ユーザによる確定制御ボタ
ン324の開放で最終的な距離d1が確定される。この
拡大ストローク中にも、この作業をよりユーザが使いや
すいユーザインタフェースとするために、始点から終点
までの表示ポインタ移動位置を常にモニタし、その軌跡
を図5の符号332で示すようなレイアウト枠として、
上記図5(l)のレイアウト枠表示状態のように表示さ
せている。
【0086】以下に、上記レイアウト枠から最終的な拡
大レイアウト枠の大きさを測定距離d1からどのように
作成するかについて図6を用いて説明する。測定距離d
0、d1は、上記図2の表示ポインタコントローラ32
1からの赤外線送信手段(赤外線発光部330)により
制御部260に受け渡す。制御部260では、この情報
をもとに移動距離d1−d0を計算する。本拡大例では
d1−d0>0の正の変化となる。この結果を基に拡大
倍率を決定することになるが、これを実現するために図
6のような参照テーブルを制御部260に予め持たせ
る。これは、横軸に移動距離D、縦軸に変倍率Mを対応
づけており、移動距離が0のときは変倍率は1の等倍、
移動距離が正ならそれに対応して変倍率も1倍以上に変
化していく。
【0087】移動距離はある限界値D(max)で最大
変倍率M(max)に収束しており、これ以上は拡大す
ることができない。この最大変倍率M(max)の決め
方は、上記図4(g)のようにJUST FITさせる
場合は1−2の周辺入力画像(この例では1−1)のレ
イアウト位置との関係、上記図4(h)のように重ね合
わせ表示する場合は表示領域との関係、上記図4(i)
のように仮想空間表示する場合はフレームメモリ290
のアドレスマップとの関係などにより適宜に設定可能で
ある。移動距離が負ならそれに対応して変倍領域も1倍
以下に変化していく。移動距離はある限界値D(mi
n)で最小変倍率M(min)に収束しており、これ以
上は縮小することができない。この最小変倍率M(mi
n)の決め方は、上記図2の表示フォーマット変換部2
31〜234の最小スケーリング倍率によって決められ
る。
【0088】上述した参照テーブルにより、移動距離d
1−d0のときの1−2のレイアウト枠はm倍に拡大さ
れ、上記図5のように拡大中心が(X1、Y0)の例で
は、始点は拡大前の(X1、Y0)と変わらず、終点が
((1−m)X1+mX0、mY1+(1−m)Y0)
と計算され、上記図5(l)のレイアウト枠軌跡を描き
ながら、最終的に上記図5(m)の拡大表示状態として
表示される。
【0089】<画像ソースの一つを選択縮小する場合>
上記図5を用いてレイアウト表示後の入力画像表示を縮
小する例を説明する。縮小手段は上記拡大手段と同様で
ある。上記図5(m)初期表示状態(拡大表示状態)の
ように表示されているレイアウト状態において、表示画
像1−2を縮小する場合、ユーザは表示画像1−2を先
ず選択(アクティブ状態)しなければならない。この選
択方法については幾つかの手段が考えられるが、本発明
のポイントから外れるのでここでは限定しない。選択さ
れた表示画像1−2を縮小する場合、ユーザは表示ポイ
ンタコントローラ321と表示デバイス313との距離
d1を確定制御ボタン324を押すことにより測定す
る。
【0090】次に、縮小方法について述べる。ユーザは
選択画像1−2の縮小を実現するには、上述した初期測
距ステップにおける表示ポインタコントローラ321の
確定制御ボタン324を押したまま図5の符号538で
示す縮小ストロークのように、表示ポインタコントロー
ラ321を表示デバイス313方向へ押し出す。この移
動間に表示ポインタコントローラ321と表示デバイス
313との距離d0の測定が行われ、ユーザによる確定
制御ボタン324の開放で最終的な距離d0が確定され
る。この縮小ストローク中にも、この作業をよりユーザ
が使いやすいユーザインタフェースとするために、始点
から終点までの表示ポインタ移動位置を常にモニタし、
その軌跡を図5の符号332で示すようなレイアウト枠
として、図5(l)のレイアウト枠表示状態のように表
示させている。
【0091】以下に、上記レイアウト枠から最終的な縮
小レイアウト枠の大きさを測定距離d0からどのように
作成するかについて図6を用いて説明する。測定距離d
0、d1は、上記図2の表示ポインタコントローラ32
1からの赤外線送信手段(赤外線発光部330)により
制御部260に受け渡す。制御部260では、この情報
をもとに移動距離d0−d1を計算する。本拡大例では
d0−d1<0の負の変化sとなる。この結果を基に縮
小倍率を決定することになるが、これを実現するために
図6のような参照テーブルを、上記拡大時と同様に用い
る。
【0092】上述した参照テーブルにより、移動距離d
0−d1のときの1−2のレイアウト枠はm倍に縮小さ
れ、上記図5のように縮小中心が(X1’、Y0’)の
例では、始点は拡大前の(X1’、Y0’)と変わら
ず、終点が((1−1/m)X1’+1/mX0’、1
/mY1’+(1−1/m)Y0’)と計算され、上記
図5(l)のレイアウト枠軌跡を描きながら、最終的に
上記図5(k)の縮小表示状態として表示される。
【0093】以上説明したように、本発明の実施の形態
に係るマルチ表示システムによれば、表示手段101に
表示されている各画像データの一つを選択する選択手段
102と、選択手段102と表示手段101との絶対距
離を測定する測距手段103と、測距手段103で測定
した測距情報を表示制御手段106に送信する通信手段
104と、測距手段103で測定した選択手段102の
移動距離及び選択画像データの水平解像度・垂直ライン
数に基づき選択画像データの表示データへのスケーリン
グ変倍率を、移動距離とスケーリング変倍率との関係を
示す参照テーブルを利用して算出し、選択画像をスケー
リング変倍率に応じた大きさにスケーリングして表示さ
せる表示制御手段106とを有するため、下記のような
作用及び効果を奏する。
【0094】プレゼンテータの持つポインティングデバ
イス(選択手段102)に測距センサ(測距手段10
3)を装備し、システム使用時の画像ソースのスケーリ
ング要求に対して、目的とする画像ソースとプレゼンテ
ータの持つポインティングデバイスとの距離の変化をプ
レゼンテータがストロークアクションによって生み出す
ことで、内部の制御回路(表示制御手段106)がこの
距離の変化情報を参照して、適正な大きさまで画像ソー
スを拡大或いは縮小表示させることが可能となる。
【0095】従って、本発明の実施の形態に係るマルチ
表示システムにおいては、従来は不可能であった、プレ
ゼンテーション使用時に、不意の拡大・縮小があったと
きにも、プレゼンテータはプレゼンテーション用の表示
ポインタのストロークアクションのみでこの要求に応じ
ることができる。これにより、複数の画像ソースを用い
た会議やプレゼンテーションにおいてスムーズ且つ快適
な操作環境をユーザにもたらすことができるという効果
がある。
【0096】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し実行することによっ
ても、達成されることは言うまでもない。
【0097】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0098】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0099】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
は言うまでもない。
【0100】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0101】
【0102】
【0103】
【0104】
【0105】
【0106】
【0107】
【0108】
【0109】
【0110】
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、 請求項記載の本
発明の表示装置によれば、複数の画像ソースから入力さ
れた画像を同時或いは単独に、表示画面に表示可能な表
示装置であって、前記表示画面に表示されている複数の
画像データから所望の画像データを選択する選択手段
と、該選択手段と前記表示画面との絶対距離を測定する
測距手段と、測定に基づき選択画像を所定の大きさに
スケーリングして表示させる表示制御手段とを有するた
め、次のような効果を奏する。従来は不可能であった、
プレゼンテーション使用時に、不意の拡大・縮小があっ
たときにも、プレゼンテータはプレゼンテーション用の
選択手段(表示ポインタ)のストロークアクションのみ
でこの要求に応じることができ、これにより、複数の画
像ソースを用いた会議やプレゼンテーションにおいてス
ムーズ且つ快適な操作環境をユーザにもたらすことがで
きるという効果がある。
【0112】請求項記載の本発明の表示装置によれ
ば、記表示制御手段は、前記選択手段の移動距離及
選択画像データの水平解像度・垂直ライン数に基づき選
択画像データの表示データへのスケーリング変倍率を算
出し、選択画像を前記スケーリング変倍率に応じた大き
さにスケーリングして表示させるため、次のような効果
を奏する。上記と同様に、従来は不可能であった、プレ
ゼンテーション使用時に、不意の拡大・縮小があったと
きにも、プレゼンテータはプレゼンテーション用の選択
手段(表示ポインタ)のストロークアクションのみでこ
の要求に応じることができ、これにより、複数の画像ソ
ースを用いた会議やプレゼンテーションにおいてスムー
ズ且つ快適な操作環境をユーザにもたらすことができる
という効果がある。
【0113】請求項記載の本発明の表示装置によれ
ば、前記表示制御手段は、移動距離とスケーリング変倍
率との関係を示す参照テーブルに基づき前記スケーリン
グ変倍率を算出するため、次のような効果を奏する。上
記と同様に、複数の画像ソースを用いた会議やプレゼン
テーションにおいてスムーズ且つ快適な操作環境をユー
ザにもたらすことができるという効果がある。
【0114】
【0115】
【0116】
【0117】
【0118】
【0119】
【0120】
【0121】
【0122】
【0123】
【0124】
【0125】
【0126】請求項記載の本発明の画像表示方法によ
れば、複数の画像ソースから入力された画像を同時或い
は単独に、表示画面に表示可能な表示装置に適用される
画像表示方法であって、前記表示画面に表示されている
複数の画像データから所望の画像データを選択手段を用
いて選択する選択ステップと、前記選択手段と前記表示
画面との絶対距離を測定する測距ステップと、測定に
基づき選択画像を所定の大きさにスケーリングして表示
させる表示制御ステップとを有するため、次のような効
果を奏する。従来は不可能であった、プレゼンテーショ
ン使用時に、不意の拡大・縮小があったときにも、プレ
ゼンテータはプレゼンテーション用の選択手段(表示ポ
インタ)のストロークアクションのみでこの要求に応じ
ることができ、これにより、複数の画像ソースを用いた
会議やプレゼンテーションにおいてスムーズ且つ快適な
操作環境をユーザにもたらすことができるという効果が
ある。
【0127】請求項記載の本発明の画像表示方法によ
れば、記表示制御ステップでは、前記選択手段の移動
離及び選択画像データの水平解像度・垂直ライン数に
基づき選択画像データの表示データへのスケーリング変
倍率を算出し、選択画像を前記スケーリング変倍率に応
じた大きさにスケーリングして表示させるため、次のよ
うな効果を奏する。上記と同様に、従来は不可能であっ
た、プレゼンテーション使用時に、不意の拡大・縮小が
あったときにも、プレゼンテータはプレゼンテーション
用の選択手段(表示ポインタ)のストロークアクション
のみでこの要求に応じることができ、これにより、複数
の画像ソースを用いた会議やプレゼンテーションにおい
てスムーズ且つ快適な操作環境をユーザにもたらすこと
ができるという効果がある。
【0128】請求項記載の本発明の画像表示方法によ
れば、前記表示制御ステップでは、移動距離とスケーリ
ング変倍率との関係を示す参照テーブルに基づき前記ス
ケーリング変倍率を算出するため、次のような効果を奏
する。上記と同様に、複数の画像ソースを用いた会議や
プレゼンテーションにおいてスムーズ且つ快適な操作環
境をユーザにもたらすことができるという効果がある。
【0129】
【0130】
【0131】
【0132】請求項記載の本発明の記憶媒体によれ
ば、複数の画像ソースから入力された画像を同時或いは
単独に、表示画面に表示可能な表示装置に適用される画
像表示方法を実行するプログラムを記憶したコンピュー
タにより読み出し可能な記憶媒体であって、前記画像表
示方法は、前記表示画面に表示されている複数の画像デ
ータから所望の画像データを選択手段を用いて選択する
選択ステップと、前記選択手段と前記表示画面との絶対
距離を測定する測距ステップと、測定に基づき選択画
像を所定の大きさにスケーリングして表示させる表示制
御ステップとを有するため、次のような効果を奏する。
従来は不可能であった、プレゼンテーション使用時に、
不意の拡大・縮小があったときにも、プレゼンテータは
プレゼンテーション用の選択手段(表示ポインタ)のス
トロークアクションのみでこの要求に応じることがで
き、これにより、複数の画像ソースを用いた会議やプレ
ゼンテーションにおいてスムーズ且つ快適な操作環境を
ユーザにもたらすことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1及び第2の実施の形態に係るマル
チ表示システムの要部の構成を示すと共に特許請求の範
囲に対応させた機能ブロック図である。
【図2】本発明の第1及び第2の実施の形態に係るマル
チ表示システムの基本構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るX軸方向の位
置センサ及びY軸方向の位置センサを用いたレイアウト
表示枠作成のイメージを示す説明図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る複数画像ソー
ス入力時の表示レイアウトの例を示す説明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る測距センサを
用いたレイアウト表示枠変更のイメージを示す説明図で
ある。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る移動距離・変
倍率参照テーブルのグラフを示す説明図である。
【符号の説明】
101 表示手段 102 選択手段 103 測距手段 104 通信手段 105 検出手段 106 表示制御手段 107 記憶手段 111−1〜111−n、211〜214 画像ソース 260 制御部 280 重ねあわせデータコントローラ 310 重ねあわせデータストアメモリ 311 出力表示フォーマット変換部 312 表示駆動コントローラ 313 表示デバイス 319 赤外線データ制御部 320 赤外線データ受光部 321 表示ポインタコントローラ 322、323 位置センサ 330 赤外線発光部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒谷 俊太郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−320878(JP,A) 特開 平8−106542(JP,A) 特開 平2−3089(JP,A) 特開 平5−27938(JP,A) 特開 平6−348412(JP,A) 特開 平11−305917(JP,A) 特開 平11−308592(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/00 G06F 3/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像ソースから入力された画像を
    同時或いは単独に、表示画面に表示可能な表示装置であ
    って、前記 表示画面に表示されている複数の画像データから所
    望の画像データを選択する選択手段と、 該選択手段と前記表示画面との絶対距離を測定する測距
    手段と、 測定に基づき選択画像を所定の大きさにスケーリング
    して表示させる表示制御手段とを有することを特徴とす
    る表示装置。
  2. 【請求項2】 記表示制御手段は、前記選択手段の移
    動距離及び選択画像データの水平解像度・垂直ライン数
    に基づき選択画像データの表示データへのスケーリング
    変倍率を算出し、選択画像を前記スケーリング変倍率に
    応じた大きさにスケーリングして表示させることを特徴
    とする請求項記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示制御手段は、移動距離とスケー
    リング変倍率との関係を示す参照テーブルに基づき前記
    スケーリング変倍率を算出することを特徴とする請求項
    記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 複数の画像ソースから入力された画像を
    同時或いは単独に、表示画面に表示可能な表示装置に適
    用される画像表示方法であって、前記 表示画面に表示されている複数の画像データから所
    望の画像データを選択手段を用いて選択する選択ステッ
    プと、 前記選択手段と前記表示画面との絶対距離を測定する測
    距ステップと、 測定に基づき選択画像を所定の大きさにスケーリング
    して表示させる表示制御ステップとを有することを特徴
    とする画像表示方法。
  5. 【請求項5】 記表示制御ステップでは、前記選択手
    段の移動距離及び選択画像データの水平解像度・垂直ラ
    イン数に基づき選択画像データの表示データへのスケー
    リング変倍率を算出し、選択画像を前記スケーリング変
    倍率に応じた大きさにスケーリングして表示させること
    を特徴とする請求項記載の画像表示方法。
  6. 【請求項6】 前記表示制御ステップでは、移動距離と
    スケーリング変倍率との関係を示す参照テーブルに基づ
    き前記スケーリング変倍率を算出することを特徴とする
    請求項記載の画像表示方法。
  7. 【請求項7】 複数の画像ソースから入力された画像を
    同時或いは単独に、表示画面に表示可能な表示装置に適
    用される画像表示方法を実行するプログラムを記憶した
    コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であって、 前記画像表示方法は、前記表示画面に表示されている複
    数の画像データから所望の画像データを選択手段を用い
    て選択する選択ステップと、 前記選択手段と前記表示画面との絶対距離を測定する測
    距ステップと、測定に基づき選択画像を所定の大きさ
    にスケーリングして表示させる表示制御ステップとを有
    することを特徴とする記憶媒体。
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