JP3482690B2 - 手術器具の位置表示装置 - Google Patents

手術器具の位置表示装置

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JP3482690B2 JP14252294A JP14252294A JP3482690B2 JP 3482690 B2 JP3482690 B2 JP 3482690B2 JP 14252294 A JP14252294 A JP 14252294A JP 14252294 A JP14252294 A JP 14252294A JP 3482690 B2 JP3482690 B2 JP 3482690B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、手術ナビゲーション
システムとも呼ばれ、外科手術や生体サンプル採取のた
めに被検体内に吸引管などの手術器具を差し入れた際
に、その手術器具が被検体内のどの位置にあるかを表示
する装置に係り、特に、手術前に収集したX線CT像、
MRI像、あるいはX線透視画像上に術中の手術器具の
位置を重ね合わせ表示し、その手術器具の位置情報を
「記録」してファイル(位置情報ファイル)を作成し、
作成されたファイルの中から所望する位置情報を含む位
置情報ファイルを選択してこれを「再生」する、前記
「記録」および「再生」の機能を有する手術器具の位置
表示装置に関する。 【0002】 【従来の技術】予め収集しておいた断層像に、術中の手
術器具の位置を重ね合わせ表示する手術器具の位置表示
装置としては、例えば、以下に示すようなものがある。 (1)NEURO-NAVIGATOR(「Three Dimensional Digitize
r(Neuronavigator):New Equipment Computed Tomograph
y-Guided Stereotaxic Surgery」:E.Watanabeet al.:Su
rg Neurol 1987;27:p543-p547) (2)「医療用三次元定位装置」(特開平03−106
359号公報) (3)「定位脳手術支援装置」(特開平03−2670
54号公報) (4)「体内三次元位置表示装置」(特開平03−28
4253号公報) 【0003】これらの装置では、術後に検討を行うため
に、術中の手術器具のある時点での位置やある時間内の
位置(軌跡)を「記録」したり、記録した手術器具の位
置を「再生」して表示する機能が実用的に必要とされて
おり、この機能は例えば以下のように構成される。 【0004】機能が「記録」である場合には、手術器具
の位置を順次検出する位置検出手段からの位置情報に基
づいて、画像選択手段が被検体の関心部位の位置ごとに
断層像の画像データを記憶する画像記憶手段から画像デ
ータを選択する。そして選択された画像データ上の、前
記位置情報の示す位置に、手術器具の所定パターンを合
成して表示するとともに、位置情報記憶手段は、位置情
報を前記選択された画像データと関連付け、これを位置
情報ファイルとして適宜のファイル名で自動的に格納す
る。ファイル名としては、例えば、画像データのファイ
ル名に記録の順序に応じて追番を付加する。さらにこの
とき手術器具の位置情報の「記録」を開始した時刻と、
これを終了したときの時刻との時間情報が位置情報ファ
イルに書き込まれる。 【0005】そして、機能が「再生」である場合には、
位置情報記憶手段に記憶された全ての位置情報ファイル
のファイル名とともに時間情報が表示され、この中から
所望の手術器具の位置情報を含む位置情報ファイルを選
択する。位置情報ファイルが選択されると、位置情報記
憶手段がこのファイルに書き込まれた手術器具の位置情
報を順次に画像選択手段と画像合成手段に出力する。こ
れによってその位置情報に応じた画像データが画像記憶
手段から選択され、この画像データ上に手術器具の位置
が順次に重ね合わせ表示される。この表示を見て、術者
は術後の検討を行うようにする。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。すなわち、「記録」を行う際には手術器具の位置
情報とともに時間情報(記録の開始時刻と終了時刻)だ
けしか位置情報ファイルに書き込まれないので、「再
生」を行うためのファイル選択時に、適宜に付与された
ファイル名と時間情報とに基づいて所望の手術器具の位
置情報を含む位置情報ファイルを選択するのは非常に困
難である。例えば、頭部の腫瘍摘出手術では、「アプロ
ーチ検討」、「開頭」、「硬膜切除」、「腫瘍到達」、
「摘出完了」などの手術の過程があるが、これらのうち
特定の過程に対応する手術器具の位置情報を含む位置情
報ファイルを選択するのは非常に困難である。特に、手
術が例えば24時間にも及ぶ場合には、その手術器具の
位置情報は膨大な量となり、結果、この位置情報は膨大
な数の位置情報ファイルや、同一位置情報ファイルの論
理的に分割された膨大な数の領域(論理領域)に分散す
る。このような場合には、所望の手術過程に対応する手
術器具の位置情報を含む位置情報ファイルや、位置情報
ファイル中の所望の手術過程に対応する手術器具の位置
情報が格納された論理領域を、画像データのファイル名
とこれに付加された記録の順序に応じた追番や記録の開
始/終了時刻に基づいて捜し出すのは非常に困難であ
る。 【0007】さらにファイルの選択後、位置情報ファイ
ルに書き込まれている位置情報に基づいて、手術器具の
位置情報を順次に断層像に重ね合わせ表示しても、手術
器具の位置情報だけしか表示されない。したがって、こ
の再生表示した手術器具の位置が手術のどの過程でのも
のかが不明瞭であり、この再生表示を見ながら詳細に術
後の検討を行うのは困難であるという問題点がある。 【0008】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、第1の目的は所望の手術の過程に対
応する手術器具の位置情報を含む位置情報ファイルの選
択が容易にできることにあり、第2の目的は選択した位
置情報ファイルに基づいて手術の詳細な検討を行うこと
ができる手術器具の位置表示装置を提供することを目的
とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】この発明は、このような
目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、この発明に係る手術器具の位置表示装置は、被検体
の関心部位の位置ごとに断層像の画像データを予め記憶
する画像記憶手段と、手術器具の位置を所定の周期で順
次検出して位置情報を出力する位置検出手段と、前記位
置情報に基づいて前記画像記憶手段から画像データを順
次選択する画像選択手段と、前記選択された画像上の、
前記位置情報の示す位置に、手術器具の位置を示す所定
パターンを重ね合わせる画像合成手段と、前記画像合成
手段によって合成された画像を表示する表示手段とを備
え、前記手術器具の位置情報を「記録」してファイル
(位置情報ファイル)を作成し、作成されたファイルの
中から所望する位置情報を含む位置情報ファイルを選択
してこれを「再生」する、前記「記録」および「再生」
の機能を有する手術器具の位置表示装置において、
(a)「開頭」,「硬膜切除」などの手術の過程を示す
用語(インデックス)を入力するインデックス入力手段
と、(b)前記インデックス入力手段からのインデック
スと、このインデックスが入力されたときの時刻とをイ
ンデックス情報として記憶するインデックス情報記憶手
段と、(c)前記機能が「記録」である場合には、前記
位置検出手段からの位置情報を前記選択された画像デー
タと関連付けるとともに、前記位置情報を前記インデッ
クス情報記憶手段に記憶されているインデックス情報と
関連付け、これを位置情報ファイルとして適宜のファイ
ル名で格納し、機能が「再生」である場合には、選択さ
れた位置情報ファイルの位置情報を前記画像選択手段お
よび前記画像合成手段に順次に出力する位置情報記憶手
段と、(d)前記機能が「再生」である場合には、前記
位置情報記憶手段に格納されている全ての位置情報ファ
イルのファイル名とともに、各位置情報ファイルに関連
付けられたインデックス情報を前記表示手段に出力し、
これらの中から選択された位置情報ファイルの位置情報
が前記位置情報記憶手段によって前記画像選択手段およ
び前記画像合成手段に順次に出力されるとともに、前記
位置情報に関連したインデックス情報を前記表示手段に
出力したり、前記インデックス情報の時刻と前記位置検
出手段の所定の検出周期に基づいて各位置情報に応じた
時刻や経過時間を前記表示手段に出力するインデックス
操作手段と、を備えたことを特徴とするものである。 【0010】 【作用】この発明の作用は次のとおりである。位置検出
手段からの手術器具の位置情報に基づいて、画像選択手
段は画像記憶手段に記憶されている被検体の関心部位の
断層像の画像データを選択する。この選択された画像上
の、前記位置情報の示す位置に、手術器具の位置を示す
所定パターンを画像合成手段が重ね合わせて表示手段に
表示する。 【0011】術者は、インデックス入力手段を介して
「開頭」,「硬膜切除」などの手術の過程を示す用語
(インデックス)を入力する。この入力されたインデッ
クスは、入力されたときの時刻とともインデックス情報
としてインデックス情報記憶手段に記憶される。機能が
「記録」である場合には、位置情報記憶手段が位置検出
手段からの位置情報を選択された画像データと関連付け
るとともに、前記位置上方をインデックス記憶手段に格
納されているインデックス情報と関連付けて、これを位
置情報ファイルとして適宜のファイル名で格納する。 【0012】そして機能が「再生」である場合には、位
置情報記憶手段に格納されている全ての位置情報ファイ
ルのファイル名とともに、各位置情報ファイルに関連付
けられたインデックス情報がインデックス操作手段によ
って表示手段に表示される。このように位置情報ファイ
ルに関連付けられたインデックス情報、すなわち、手術
の過程を示す用語とその入力時刻が位置情報ファイル名
とともに表示されるので、術者は、このインデックス情
報から所望の位置情報を含む位置情報ファイルを容易に
見つけることができる。 【0013】さらに、位置情報ファイルを選択すると、
位置情報記憶手段は選択された位置情報ファイルの位置
情報を画像選択手段および画像合成手段に順次に出力す
る。これとともにインデックス操作手段は、前記位置情
報に関連付けられたインデックス情報を表示手段に出力
したり、インデックス情報の時刻と位置検出手段の所定
の検出周期に基づいて各位置情報に応じた時刻やインデ
ックスが入力された時刻からの経過時間を表示手段に出
力する。このように位置情報に関連付けられたインデッ
クス情報が位置情報ととも表示手段に表示されるので、
位置情報の示す手術の過程やその過程のなかでの経過時
間を知ることができる。 【0014】 【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。図1は、この発明に係る手術器具の位置表示
装置の一実施例の概略構成を示す図である。 【0015】図中、符号1は被検体Mが載せられた手術
台である。符号2は、手術中に術者によって被検体Mに
差し入れられる手術器具である。手術台1上には3次元
方向にそれぞれ磁界を発生させる磁気ソース3aが、被
検体Mとの相対位置が変化しないように配備されてい
る。なお、この磁気ソース3aは被検体M自身に取付け
固定されてもよい。手術器具2には磁気ソース3aから
発生された3次元の磁界を検出する磁気センサ3bが取
付けられている。 【0016】図2に示すように、磁気ソース3aは、3
次元方向X,Y,Zにそれぞれ磁界を発生させる3つの
コイル3aX,3aY,3aZから構成されている。磁気ソー
ス3aは駆動回路4に接続され、この駆動回路4から交
流電流を与えられることにより3次元の磁界Hを発生す
る。磁気センサ3bも同様に、互いに直交した3つのコ
イル3bX,3bY,3bZから構成されている。磁気センサ
3bは、検出回路5に接続されている。この検出回路5
は、各コイル3bX,3bY,3bZからの検出信号を増幅し
て、適宜のデジタル信号に変換した位置データを出力す
る。磁気ソース3a、磁気センサ3b、駆動回路4、検
出回路5、および後述する位置算出部7は、この発明に
おける位置検出手段に相当する。 【0017】画像処理コンピュータ6は、主として手術
器具2の先端部の位置算出、位置情報に応じた画像の選
択、選択された画像上への手術器具2のパターンの合成
を行うものである。その内部構成を機能的に大別する
と、位置算出部7、画像選択部8、画像合成部9とな
る。 【0018】位置算出部7は、検出回路5からの位置デ
ータに基づいて磁気センサ3bの3次元位置および方向
を算出するとともに、手術器具2の大きさや形状からそ
の先端部の位置を含む位置情報を所定の周期で算出す
る。なお、上述した磁気ソース3aおよび磁気センサ3
bを使って磁気センサ3bの3次元位置および方向を算
出する手法は、例えば、特開平3−267054号によ
って知られているので、ここでの説明は省略する。 【0019】画像選択部8は、位置算出部7からの位置
情報(手術器具2の先端部の位置を含む位置情報)に基
づき、画像メモリ10から所要の断層像の画像データを
選択するもので、この発明における画像選択手段に相当
する。画像メモリ10は、被検体Mの関心部位ごとに関
心部位の断層像の画像データを記憶するものであり、こ
の発明における画像記憶手段に相当する。 【0020】画像合成部9は、画像選択部8によって選
択された画像上の、位置算出部7によって求められた位
置情報の示す位置に手術器具2の位置を示す所定パター
ンを重ね合わせる。画像合成部9は、この発明における
画像合成手段に相当する。画像合成部9で合成された画
像は、この発明における表示手段に相当するモニタ20
に与えられる。 【0021】インデックス入力部25は、キーボード等
によって構成され、術者などが「開頭」,「硬膜切除」
などの手術の過程を示す用語(インデックス)を入力す
るためのものである。インデックス入力部25は、この
発明におけるインデックス入力手段に相当する。またイ
ンデックス入力部25は、キーボードの他に、予めイン
デックスを貼り付けたり、あるいは表示した入力キーを
備えた入力パッドで構成してもよい。さらに予め種々の
インデックスを記憶するメモリを備えて、このメモリ中
のインデックスを表示させて選択するように構成しても
よい。 【0022】インデックスメモリ12は、インデックス
入力部25から入力されたインデックスと、このインデ
ックスが入力されたときの時刻とをインデックス情報と
して記憶する。インデックスメモリ12は、この発明に
おけるインデックス情報記憶手段に相当する。 【0023】位置情報メモリ14は以下の機能を有す
る。図示しない機能選択部から入力された機能が「記
録」である場合には、位置算出部7からの位置情報を画
像選択部8によって選択された画像データと関連付ける
とともに、前記位置情報をインデックスメモリ12に記
憶されているインデックス情報と関連付け、これを位置
情報ファイルとして適宜のファイル名で格納する。さら
に、機能が「再生」である場合には、選択された位置情
報ファイルの位置情報を画像選択部8および画像合成部
9に順次に出力する。位置情報メモリ14は、この発明
における位置情報記憶手段に相当する。 【0024】上述した画像メモリ10、インデックスメ
モリ12、位置情報メモリ14は、例えば、ハードディ
スク装置などの外部記憶装置15内に、各々論理的に独
立して記憶領域を確保されて構成されている。 【0025】インデックス操作部30は、機能が「再
生」である場合には、位置情報メモリ14に格納されて
いる全ての位置情報ファイルのファイル名とともに、各
位置情報ファイルに関連付けられたインデックス情報を
モニタ20に出力する。そして選択された位置情報ファ
イルの位置情報が位置情報メモリ14によって画像選択
部8および画像合成部9に順次に出力されるとともに、
前記位置情報に関連したインデックス情報をモニタ20
に出力したり、インデックス情報の時刻と位置算出部7
の所定周期に基づいて各位置情報に応じた時刻や経過時
間をモニタ20に出力する。インデックス操作部30
は、この発明におけるインデックス操作手段に相当す
る。 【0026】次に図3ないし図5を参照して、断層像の
収集について説明する。図3に示すように、手術台1に
載置された被検体Mの関心部位付近(この例では頭部)
の体表面の4か所にマーカーP1 ,P2 ,P3 ,P4
貼り付ける。そして、被検体Mの関心部位を含む領域内
の、複数のスライス面S1 〜Sn の断層像を各マーカー
1 ,P2 ,P3 ,P4 とともにX線CT装置などによ
り撮影する。このようにして得られた断層像I1 〜In
の模式図を図4に示す。この断層像I1 〜In は、被検
体ごとや関心部位ごとに撮影され、その後適宜の固有の
ファイル名を付与されて画像ファイルとして画像メモリ
10に格納される。この状態を図5の模式図に示す。こ
のように画像ファイルFF1〜FFnは、被検体ごとや関心
部位ごとに識別可能なように各々に固有のファイル名を
付与されて画像メモリ10に格納される。 【0027】断層像の収集が完了した後、キャリブレー
ションを行う。キャリブレーションは、断層像を収集し
た装置(X線CT装置)固有の空間座標(CT座標系)
によって表されている画像メモリ10中の断層像の画像
データを、手術器具の位置表示装置の実空間座標に対応
付ける作業である。このキャリブレーションは、以下の
ように行われる。 【0028】まず、画像ファイル名(画像ファイル
F1)を指定し、その後に手術器具2の先端部で関心部
位に取付けられたマーカーP1 〜P4 を一つずつ指示す
るとともに、図示しないキーボードなどの入力手段でこ
のときの手術器具2の先端部の位置情報を位置算出部7
に記憶させる。そして、位置算出部7に記憶されたマー
カーP1 〜P4 に対応する手術器具2の先端部の実空間
座標と、画像メモリ10のCT座標系でのマーカーP1
〜P4 の固有空間座標とを対応付ける。さらに画像メモ
リ10に記憶されている各断層像I1 〜In の固有空間
座標を実空間座標で書き換える。 【0029】このようなキャリブレーションを行った後
に被検体Mの手術を行う。以下の説明においては、被検
体Mの『頭部腫瘍摘出手術』を例に採る。この手術は
「開頭」,「硬膜切除」,「腫瘍到達」,「腫瘍摘出」
の手術の過程からなる。 【0030】図6を参照する。この図は、断層像と手術
器具2の位置が重ね合わせられてモニタ20に表示され
た状態を示す模式図である。 【0031】「開頭」手術器具2によって被検体Mの関
心部位を開頭する。この開頭を行う前に、予めインデッ
クス入力部25から“開頭”というインデックスを入力
する。この入力されたインデックス“開頭”は、インデ
ックスが入力されたときの時刻(ここでは10:00:00とす
る)とともにインデックス情報としてインデックスメモ
リ12に適宜のファイル名で記憶される(図7参照)。
ここでは、インデックス情報ファイルFI1のファイル名
としては、例えば、「III」が付されたとする。 【0032】そして術者によって「記録」機能が指示さ
れると、位置算出部7からの手術器具2の位置情報は、
画像選択部8および画像合成部9に出力されるととも
に、位置情報メモリ14に格納される。そして画像選択
部8は、位置情報に応じた断層像を画像メモリ10から
選択し、この断層像を画像合成部9に出力する。画像合
成部9は、選択された画像上の、位置情報の示す位置
に、手術器具2の位置を示す所定パターンPを重ね合わ
せる。この合成された画像は、モニタ20に表示される
ので、術者はこれを見ながら手術を行う。手術器具2
は、術者によってその先端部の位置が図6(a)に示す
ように、断層像I1 上での位置L1 〜L3 を移動された
とする。 【0033】位置情報メモリ14に作成される位置情報
ファイルは、画像メモリ10中の画像ファイルに関連付
けられる(図7参照)。この関連付けは、画像ファイル
F1のファイル名に適宜の追番を付加したファイル名を
位置情報ファイル名とすることによって行われる。例え
ば、画像ファイルFF1のファイル名が「AAA」である
場合は、位置情報ファイルFL1のファイル名はこれに二
桁の追番を付加して「AAA01」とする。この位置情
報ファイルFL1は、さらにインデックスメモリ12中の
インデックス情報ファイルFI1と関連付けられる。関連
付けは、現在のインデックス情報ファイルFI1の最新の
インデックス情報を対象に行われ、例えば、インデック
ス情報ファイルFI1のファイル名(「III」)に、こ
のファイル中の最新のインデックス情報が第何番目であ
るかを示す数値(インデックス値“01”)が付加され
たインデックス名によって行われる。このインデックス
名の後に手術器具2の位置L1 〜L3 に相当する位置情
報が書き込まれる。 【0034】「硬膜切除」次に、手術器具2によって被
検体Mの開頭部位の硬膜を切除する。この切除を行う前
に、予めインデックス入力部25から“硬膜切除”とい
うインデックスを入力する。インデックスメモリ12の
インデックス情報ファイルFI1には、インデックス“開
頭”,時刻“10:00:00”のインデックス情報の次にイン
デックス“硬膜切除”,時刻“10:30:00”のインデック
ス情報が追加される(図8参照)。手術器具2は、術者
によってその先端部の位置が図6(b)に示すように、
断層像I2 上での位置L4 〜L6 を移動されたとする。
なお、図中の符号Tは腫瘍を示す。 【0035】位置情報メモリ14の位置情報ファイルF
L1には、インデックス情報ファイルFI1のファイル名に
インデックス値“02”が付加されたインデックス名
(「III02」)が追加されるとともに、これ以降に
手術器具2の位置L4 〜L6 に相当する位置情報が追加
される(図8参照)。 【0036】以下、上述したように「腫瘍到達」,「腫
瘍摘出」の手術過程により位置情報メモリ14とインデ
ックスメモリ12の内容は次のような内容となる。 【0037】「腫瘍到達」図6(c)に示すように手術
器具2は、断層像I2 上での位置L7 〜L9 を移動され
る。この過程により、位置情報ファイルFL1には、図9
に示すようにインデックス名(「III03」)と位置
7 〜L9 に相当する位置情報が追加され、インデック
スメモリ12のインデックス情報ファイルFI1には“腫
瘍到達”,時刻“11:10:00”のインデックス情報が追加
される。 【0038】「腫瘍摘出」図6(d)に示すように手術
器具2は、断層像I2 上での位置L10〜L12を移動され
る。この過程によって位置情報ファイルFL1には、図1
0に示すようにインデックス名(「III04」)と位
置L10〜L12に相当する位置情報が追加され、インデッ
クスメモリ12のインデックス情報ファイルFI1には
“腫瘍摘出”,時刻“11:40:00”のインデックス情報が
追加される。 【0039】以上の過程によって手術が完了した後に手
術の検討を行う。この検討を行う際には、まず、検討を
行う手術の一過程における手術器具の位置情報を含む位
置情報ファイルを選択する。 【0040】まず「再生」機能が選択され、これによっ
てインデックス操作部30は、位置情報メモリ14に記
憶されている全ての位置情報ファイルのファイル名をモ
ニタ20に出力するとともに、各位置情報ファイルに関
連するインデックス情報をインデックスメモリ12から
読み出してモニタ20に出力する。このときのモニタ2
0の模式図を図11に示す。 【0041】具体的には、ファイル名「AAA01」の
位置情報ファイルFL1のインデックス情報として、位置
情報ファイルのインデックス名に付加された二桁のイン
デックス値を除くインデックス情報ファイル名(「II
I」)のファイルFI1に格納されているインデックス情
報を全て表示する。ここでは術中に入力された「開
頭」,「硬膜切除」,「腫瘍到達」,「腫瘍摘出」のイ
ンデックスとともに、これらが入力された時刻が表示さ
れる。このように位置情報ファイル名とともにこれに関
連付けられたインデックス情報、すなわち、手術の過程
を示すインデックスとその入力時刻がモニタ20に表示
されるので、所望の位置情報を含む位置情報ファイルを
容易に見つけることができる。 【0042】ここでファイル名「AAA01」の位置情
報ファイルFL1を選択すると、これに格納されている位
置情報が、順次に画像選択部8および画像合成部9に出
力される。出力される位置情報に応じて、画像選択部8
は、位置情報ファイルFL1のファイル名(「AAA0
1」)に付加された二桁の追番を除くファイル名(「A
AA」)の画像ファイルFF1を画像メモリ10から選択
し、この中から位置情報に応じた断層像データI1 を画
像合成部9に出力する。画像合成部9は、この断層像デ
ータI1 からなる画像上の、位置情報の示す位置に、手
術器具2の位置を示す所定パターンPを重ね合わせてモ
ニタ20に出力する(図12(a))。 【0043】これとともにモニタ20の合成画像の下方
には、位置情報に応じたインデックス情報が表示され
る。具体的には、インデックス操作部30が位置情報フ
ァイルFL1のインデックス名に基づいてインデックスメ
モリ12中のインデックス情報ファイルFI1(「II
I」)を選択し、インデックス値に対応するインデック
ス情報をモニタ20に出力する。ここでは位置情報L1
に応じた位置に手術器具2の所定パターンPがモニタ2
0に表示されるとともに、インデックス名(「III0
1」)に応じたインデックス“開頭”と時刻“10:00:0
0”が表示される(図12(a))。 【0044】次に位置情報L2 が出力されると、これに
応じた位置に手術器具2の所定パターンPが表示される
とともにインデックス“開頭”と時刻“10:00:03”が表
示される(図12(b))。この時刻は、位置算出部7
の位置算出の周期が「3秒」である場合を示しており、
インデックス情報の時刻を基準に位置情報ファイルFL1
における位置情報の格納順序に基づいて、インデックス
操作部30によって算出されてモニタ20に出力されて
いる。 【0045】上記のように順次に位置情報に基づく手術
器具2の所定パターンPが重ね合わせ表示されるととも
に、位置情報に関連するインデックス情報が表示され、
位置情報ファイルFL1の次のインデックス名に達する
と、モニタ20の表示は次のようになる。位置情報L4
に応じた位置に手術器具2の所定パターンPが表示され
るとともに、インデックス“硬膜切除”と時刻“10:30:
00”が表示される(図12(c))。 【0046】このようにして手術中の手術器具2の位置
を記録した位置情報ファイルの位置情報に基づく手術器
具2の所定パターンPと、その位置情報に関連付けられ
たインデックス情報がモニタ20に順次に表示されるの
で、位置情報の示す手術における過程やその過程の時刻
および経過時間を知ることができる。したがって、術後
に手術の詳細な検討を行うことができる。 【0047】なお、位置算出部7の位置算出周期に基づ
いて、インデックス操作部30がインデックス情報の時
刻を基準にして各位置情報での経過時間を算出し、この
経過時間をインデックスとともにモニタ20に表示する
ようにしてもよい。 【0048】なお、上記実施例では手術の全過程におけ
る手術器具の位置情報を、単一の位置情報ファイルFL1
に記録したが、手術の過程ごとに位置情報ファイルを作
成してこれに一過程での手術器具の位置情報を記録する
ようにしてもよい。この複数個の位置情報ファイルを作
成した状態の模式図を図13に示す。このように手術の
各過程に対応する複数個の位置情報ファイルFL1〜FL4
(ファイル名は「AAA01〜AAA04」とする)
は、一つのインデックス情報ファイルFI1と関連付けら
れている。さらに、これらの複数個の位置情報ファイル
ではインデックス操作部30が、位置情報メモリ14に
記憶されている全ての位置情報ファイルのファイル名を
モニタ20に出力するとともに、各位置情報ファイルに
関連するインデックス情報をインデックスメモリ12か
ら読み出してモニタ20に出力する。このときのモニタ
20の模式図を図14に示す。 【0049】このように手術の一過程ごとに位置情報フ
ァイルを作成すると、ファイル毎に手術の一過程が対応
するので、所望の手術の過程での手術器具の位置情報を
迅速に表示させることができ、術後の手術の検討が行い
易くなる。 【0050】また、位置情報ファイルの位置情報とイン
デックス情報との関連付けは、インデックス情報ファイ
ルのファイル名とインデックス情報が格納されている格
納番号とで表されるインデックス名で行ったが、これに
限定されることなく種々の変形実施が可能である。例え
ば、インデックス情報は、入力されるごとに単一のイン
デックス情報ファイルに格納されるようにしてインデッ
クス情報ファイル名で関連付けを行うようにしてもよ
い。 【0051】また、上記実施例では磁気ソース3aおよ
び磁気センサ3b等を用いて手術器具2の位置を検出し
たが、この発明はこれに限定されることなく、例えば、
手術器具2を多関節のアームの先端に取付け、各関節部
分でアームの角度を検出することにより、手術器具2の
先端位置を検出するように構成してもよい。 【0052】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、各位置情報ファイルに関連付けられたイン
デックス情報がインデックス操作手段によって表示手段
に表示され、手術の過程を示す用語とその入力時刻が位
置情報ファイル名とともに表示されるので、術者は、こ
のインデックス情報に基づいて所望の位置情報を含む位
置情報ファイルを容易に見つけることができる。 【0053】さらに、位置情報ファイルを選択すると、
位置情報ファイルの位置情報に応じた画像上の位置に手
術器具の所定パターンが表示されるとともに、インデッ
クス操作手段が、前記位置情報に関連付けられたインデ
ックス情報を表示手段に出力したり、インデックス情報
の時刻と位置検出手段の所定周期に基づいて各位置情報
に応じた時刻やインデックスが入力された時刻からの経
過時間を表示手段に出力するので、位置情報の示す手術
の過程やその過程のなかでの経過時間を知ることができ
る。結果、手術の中の複数の過程の時間的な前後関係
や、一過程の中のどのような場面であるかを正確に把握
することができるので、手術の詳細な検討を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】実施例に係る手術器具の位置表示装置の概略構
成を示す図である。 【図2】磁気ソースおよび磁気センサの説明図である。 【図3】断層像の収集の説明に関する図である。 【図4】収集された断層像の模式図である。 【図5】画像メモリへの画像ファイルの格納状態を示す
模式図である。 【図6】モニタに表示される合成画像の模式図である。 【図7】各ファイルの関連付けを示す模式図である。 【図8】各ファイルの関連付けを示す模式図である。 【図9】各ファイルの関連付けを示す模式図である。 【図10】各ファイルの関連付けを示す模式図である。 【図11】位置情報ファイルの選択時におけるモニタの
模式図である。 【図12】再生時にモニタに表示される合成画像および
インデックス情報の模式図である。 【図13】各ファイルの関連付けの変形例を示す模式図
である。 【図14】位置情報ファイルの選択時におけるモニタの
模式図である。 【符号の説明】 1 … 手術台 2 … 手術器具 3a … 磁気ソース 3b … 磁気センサ 4 … 駆動回路 5 … 検出回路 6 … 画像処理コンピュータ 7 … 位置算出部 8 … 画像選択部 9 … 画像合成部 10 … 画像メモリ 12 … インデックスメモリ 14 … 位置情報メモリ 15 … 外部記憶装置 20 … モニタ 25 … インデックス入力部 30 … インデックス操作部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 被検体の関心部位の位置ごとに断層像の
    画像データを予め記憶する画像記憶手段と、手術器具の
    位置を所定の周期で順次検出して位置情報を出力する位
    置検出手段と、前記位置情報に基づいて前記画像記憶手
    段から画像データを順次選択する画像選択手段と、前記
    選択された画像上の、前記位置情報の示す位置に、手術
    器具の位置を示す所定パターンを重ね合わせる画像合成
    手段と、前記画像合成手段によって合成された画像を表
    示する表示手段とを備え、前記手術器具の位置情報を
    「記録」してファイル(位置情報ファイル)を作成し、
    作成されたファイルの中から所望する位置情報を含む位
    置情報ファイルを選択してこれを「再生」する、前記
    「記録」および「再生」の機能を有する手術器具の位置
    表示装置において、(a)「開頭」,「硬膜切除」など
    の手術の過程を示す用語(インデックス)を入力するイ
    ンデックス入力手段と、(b)前記インデックス入力手
    段からのインデックスと、このインデックスが入力され
    たときの時刻とをインデックス情報として記憶するイン
    デックス情報記憶手段と、(c)前記機能が「記録」で
    ある場合には、前記位置検出手段からの位置情報を前記
    選択された画像データと関連付けるとともに、前記位置
    情報を前記インデックス情報記憶手段に記憶されている
    インデックス情報と関連付け、これを位置情報ファイル
    として適宜のファイル名で格納し、機能が「再生」であ
    る場合には、選択された位置情報ファイルの位置情報を
    前記画像選択手段および前記画像合成手段に順次に出力
    する位置情報記憶手段と、(d)前記機能が「再生」で
    ある場合には、前記位置情報記憶手段に格納されている
    全ての位置情報ファイルのファイル名とともに、各位置
    情報ファイルに関連付けられたインデックス情報を前記
    表示手段に出力し、これらの中から選択された位置情報
    ファイルの位置情報が前記位置情報記憶手段によって前
    記画像選択手段および前記画像合成手段に順次に出力さ
    れるとともに、前記位置情報に関連したインデックス情
    報を前記表示手段に出力したり、前記インデックス情報
    の時刻と前記位置検出手段の所定の検出周期に基づいて
    各位置情報に応じた時刻や経過時間を前記表示手段に出
    力するインデックス操作手段と、を備えたことを特徴と
    する手術器具の位置表示装置。
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