JP3482515B2 - 管端連結継手 - Google Patents
管端連結継手Info
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- JP3482515B2 JP3482515B2 JP25938398A JP25938398A JP3482515B2 JP 3482515 B2 JP3482515 B2 JP 3482515B2 JP 25938398 A JP25938398 A JP 25938398A JP 25938398 A JP25938398 A JP 25938398A JP 3482515 B2 JP3482515 B2 JP 3482515B2
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- pipe
- shape
- joint
- peripheral surface
- spiral
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L15/00—Screw-threaded joints; Forms of screw-threads for such joints
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L33/00—Arrangements for connecting hoses to rigid members; Rigid hose connectors, i.e. single members engaging both hoses
- F16L33/22—Arrangements for connecting hoses to rigid members; Rigid hose connectors, i.e. single members engaging both hoses with means not mentioned in the preceding groups for gripping the hose between inner and outer parts
- F16L33/23—Arrangements for connecting hoses to rigid members; Rigid hose connectors, i.e. single members engaging both hoses with means not mentioned in the preceding groups for gripping the hose between inner and outer parts the outer parts being segmented, the segments being pressed against the hose by tangentially arranged members
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L21/00—Joints with sleeve or socket
- F16L21/002—Sleeves or nipples for pipes of the same diameter; Reduction pieces
- F16L21/005—Sleeves or nipples for pipes of the same diameter; Reduction pieces made of elastic material, e.g. partly or completely surrounded by clamping devices
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L25/00—Constructive types of pipe joints not provided for in groups F16L13/00 - F16L23/00 ; Details of pipe joints not otherwise provided for, e.g. electrically conducting or insulating means
- F16L25/0036—Joints for corrugated pipes
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S285/00—Pipe joints or couplings
- Y10S285/903—Corrugated
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、管の外周面が螺旋凹凸
状に形成され、管壁内に補強糸が埋設されている合成樹
脂管の管端に取り付けて使用する管継手に関するもので
ある。
状に形成され、管壁内に補強糸が埋設されている合成樹
脂管の管端に取り付けて使用する管継手に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の合成樹脂螺旋管の接続手段
の一つは、管の使用場所において、接続しようとする両
螺旋管の管端どうしを、筒状の管継手に対して両側方か
ら突き合わせ状にそれぞれ挿入し、この挿入前にそれぞ
れの螺旋管にシール手段を施すとか、挿入した後にそれ
ぞれの螺旋管にシール手段を施すとかして、螺旋管どう
しを接続連結していた。
の一つは、管の使用場所において、接続しようとする両
螺旋管の管端どうしを、筒状の管継手に対して両側方か
ら突き合わせ状にそれぞれ挿入し、この挿入前にそれぞ
れの螺旋管にシール手段を施すとか、挿入した後にそれ
ぞれの螺旋管にシール手段を施すとかして、螺旋管どう
しを接続連結していた。
【０００３】また、他の手段としては、別紙図７及び図
８に示したように、単純筒状の先端部をラッパ状に拡開
したニップルＪを合成樹脂螺旋管Ｐの管端に圧入し、同
管の外周部の谷部上に、太いワイヤー部材２を一周半掛
け渡し鞍金部材１を介してワイヤー部材２の先端をナッ
ト３によって圧縮締め付けしていた。
８に示したように、単純筒状の先端部をラッパ状に拡開
したニップルＪを合成樹脂螺旋管Ｐの管端に圧入し、同
管の外周部の谷部上に、太いワイヤー部材２を一周半掛
け渡し鞍金部材１を介してワイヤー部材２の先端をナッ
ト３によって圧縮締め付けしていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この種の螺旋管どうし
の接続には、好適環境とはいえない配管場所において専
門職とはいえない未熟練作業者によって、気温や天候に
左右されながら行わなければならないため、特に前者の
場合は、時間と手数とを要し迅速に行うことができない
という課題を有し、また、両手段何れの場合も、充分な
接続作業を行っても、管内の圧力が高まると水漏れが発
生し易く、更に、管内圧が管体の限界圧力に達するまで
に、管体から金具が抜け外れるという事故がしばしば生
じた。
の接続には、好適環境とはいえない配管場所において専
門職とはいえない未熟練作業者によって、気温や天候に
左右されながら行わなければならないため、特に前者の
場合は、時間と手数とを要し迅速に行うことができない
という課題を有し、また、両手段何れの場合も、充分な
接続作業を行っても、管内の圧力が高まると水漏れが発
生し易く、更に、管内圧が管体の限界圧力に達するまで
に、管体から金具が抜け外れるという事故がしばしば生
じた。
【０００５】殊に、ここにいう管体が、別紙図１や図６
に示した合成樹脂管Ｐのように、管壁内に多数の補強糸
ｙ…が埋設されている管である場合には、管体と継手と
の接続が外観上は充分と思われる接続であっても、管内
に大きな水圧や空圧が加えられる度に生ずる管体の膨張
作用や蛇行作用の繰り返しによって、管体の切断端にお
ける補強糸ｙの切断端が逐次管体の軸線方向内奥側に引
き込まれる状態に順次移動し、管体の切断端近くの部分
が補強糸ｙが存在しない樹脂素材だけの領域となり、管
継手との連結部分の強度が低下し、水漏れの原因や管体
の破裂につながる一因となっていた。
に示した合成樹脂管Ｐのように、管壁内に多数の補強糸
ｙ…が埋設されている管である場合には、管体と継手と
の接続が外観上は充分と思われる接続であっても、管内
に大きな水圧や空圧が加えられる度に生ずる管体の膨張
作用や蛇行作用の繰り返しによって、管体の切断端にお
ける補強糸ｙの切断端が逐次管体の軸線方向内奥側に引
き込まれる状態に順次移動し、管体の切断端近くの部分
が補強糸ｙが存在しない樹脂素材だけの領域となり、管
継手との連結部分の強度が低下し、水漏れの原因や管体
の破裂につながる一因となっていた。
【０００６】そこで、本発明は、このような従来の管継
手が有していた課題を解決することを目的とし、天候や
環境等に影響されることなく、前以て熟練した作業者に
よって工場内で合成樹脂螺旋管の管端に連結しておくこ
とができる管継手であり、配管場所で管端に連結する場
合でも容易に確実に連結することができ、管体どうしの
接続を容易迅速に行うことができる管継手であって、殊
に、管壁内に多数の補強糸ｙ…が埋設されている管体で
あっても、補強糸ｙが管体の切断端部分から軸線方向内
奥側に移動することを充分に阻止し得て、管体の切断端
部分における強度の低下を阻止し、水漏れや管体の破裂
が生じにくい状態に連結することができる管継手をここ
に提供しようとするものである。
手が有していた課題を解決することを目的とし、天候や
環境等に影響されることなく、前以て熟練した作業者に
よって工場内で合成樹脂螺旋管の管端に連結しておくこ
とができる管継手であり、配管場所で管端に連結する場
合でも容易に確実に連結することができ、管体どうしの
接続を容易迅速に行うことができる管継手であって、殊
に、管壁内に多数の補強糸ｙ…が埋設されている管体で
あっても、補強糸ｙが管体の切断端部分から軸線方向内
奥側に移動することを充分に阻止し得て、管体の切断端
部分における強度の低下を阻止し、水漏れや管体の破裂
が生じにくい状態に連結することができる管継手をここ
に提供しようとするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】該目的を達成するための
本発明の構成を、実施例に用いた符号を使用して説明す
ると、本発明にいう管継手の構成は、管の外周面が螺旋
凹凸状に形成され、管壁内に補強糸ｙが埋設されている
合成樹脂管Ｐの管端に連結する継手であって、管端内に
挿入されるニップル１と管端の外周を締め付けるホルダ
ー２と該ホルダー２内に装着される弾性パッキング３と
からなり、前記ニップル１が、軸線方向一端側に管端内
に挿入される筒状部１１を備え、他端側に他の継手への
連結部１２を備え、中間部に外方に突出するフランジ部
１３を備えた構造とされ、前記ホルダー２が、軸線方向
に沿って２分割された分割体２Ａ，２Ｂで構成され、そ
の内周面２１が半円弧状とされ、軸線方向一端側に半割
り状に形成された前記弾性パッキング３を備え、他端側
に前記フランジ部１３と嵌合する環状溝２３が形成さ
れ、これらの中間部に管Ｐの外周面に沿う螺旋凹凸部２
２が形成され、該螺旋凹凸部２２の突条部２４の内径
が、前記合成樹脂管Ｐへのニップル挿入状態における管
体の谷部ｒの外径よりも小径とされ、かつ、外部にボル
ト連結用穴を備えている構造としたものである。
本発明の構成を、実施例に用いた符号を使用して説明す
ると、本発明にいう管継手の構成は、管の外周面が螺旋
凹凸状に形成され、管壁内に補強糸ｙが埋設されている
合成樹脂管Ｐの管端に連結する継手であって、管端内に
挿入されるニップル１と管端の外周を締め付けるホルダ
ー２と該ホルダー２内に装着される弾性パッキング３と
からなり、前記ニップル１が、軸線方向一端側に管端内
に挿入される筒状部１１を備え、他端側に他の継手への
連結部１２を備え、中間部に外方に突出するフランジ部
１３を備えた構造とされ、前記ホルダー２が、軸線方向
に沿って２分割された分割体２Ａ，２Ｂで構成され、そ
の内周面２１が半円弧状とされ、軸線方向一端側に半割
り状に形成された前記弾性パッキング３を備え、他端側
に前記フランジ部１３と嵌合する環状溝２３が形成さ
れ、これらの中間部に管Ｐの外周面に沿う螺旋凹凸部２
２が形成され、該螺旋凹凸部２２の突条部２４の内径
が、前記合成樹脂管Ｐへのニップル挿入状態における管
体の谷部ｒの外径よりも小径とされ、かつ、外部にボル
ト連結用穴を備えている構造としたものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】このような構成とした本発明を実
施するに当たっては、前記弾性パッキング３の構造を、
前記ホルダー２と同様に、内面を円弧状とした半割り形
で、その内周面形状を管体Ｐの外周面の螺旋凹凸とほぼ
同形の螺旋凹凸状として、管体Ｐの外周部に隙間なくピ
ッタリと密着する形状としたり、少なくとも、内周面部
分が弾性変形する素材で形成すること、例えば、天然ゴ
ムや合成ゴム素材で形成することが好ましい。
施するに当たっては、前記弾性パッキング３の構造を、
前記ホルダー２と同様に、内面を円弧状とした半割り形
で、その内周面形状を管体Ｐの外周面の螺旋凹凸とほぼ
同形の螺旋凹凸状として、管体Ｐの外周部に隙間なくピ
ッタリと密着する形状としたり、少なくとも、内周面部
分が弾性変形する素材で形成すること、例えば、天然ゴ
ムや合成ゴム素材で形成することが好ましい。
【０００９】本発明にいう半割り継手２の素材は、特に
限定されるものではないが、例えば硬質ポリエチレン，
硬質ポリプロピレン等の硬質の熱可塑性合成樹脂素材が
耐候性を備えている点で好ましく、また、熱硬化性樹脂
によって形成することもできる。また、合成樹脂素材の
みに限らず、樹脂にガラス繊維を混入したＦＲＰ樹脂
や、肉層内に鉄板を挟み込んだ構造としても実施するこ
とができる。しかしながら、合成樹脂素材のみで形成し
たものが軽量である点で好ましい。
限定されるものではないが、例えば硬質ポリエチレン，
硬質ポリプロピレン等の硬質の熱可塑性合成樹脂素材が
耐候性を備えている点で好ましく、また、熱硬化性樹脂
によって形成することもできる。また、合成樹脂素材の
みに限らず、樹脂にガラス繊維を混入したＦＲＰ樹脂
や、肉層内に鉄板を挟み込んだ構造としても実施するこ
とができる。しかしながら、合成樹脂素材のみで形成し
たものが軽量である点で好ましい。
【００１０】
【実施例】以下本発明の実施例について図面に基づいて
説明する。図１乃至図５は本発明にいう管端連結継手の
第１実施例について示したもので、図１は管体への連結
前の状態を、図２は連結状態をそれぞれ示す中央縦断面
図、図３は管体への連結前の状態を、図４は連結状態を
それぞれ示す外観図、図５は図４の平面状態を示す外観
図である。
説明する。図１乃至図５は本発明にいう管端連結継手の
第１実施例について示したもので、図１は管体への連結
前の状態を、図２は連結状態をそれぞれ示す中央縦断面
図、図３は管体への連結前の状態を、図４は連結状態を
それぞれ示す外観図、図５は図４の平面状態を示す外観
図である。
【００１１】該継手を使用する対象物たる該実施例に示
した管体Ｐは、図１，図２その他の図に示したように、
筒状とした管本体の外周上に硬質の樹脂線材ｈを螺旋状
に巻回一体化させてある形状とすることによって、管体
の外周面が螺旋凹凸状に形成され、管本体を内外二層状
とすることによって管壁内に多数本の補強糸ｙ…をクロ
ス螺旋状に埋設させてある管体であって、管本体部分を
比較的柔軟性に富んだ軟質ＰＶＣ樹脂で形成し、樹脂線
材ｈを硬質のＰＶＣ樹脂で形成し、補強糸ｙはポエステ
ル糸を配糸したものである。
した管体Ｐは、図１，図２その他の図に示したように、
筒状とした管本体の外周上に硬質の樹脂線材ｈを螺旋状
に巻回一体化させてある形状とすることによって、管体
の外周面が螺旋凹凸状に形成され、管本体を内外二層状
とすることによって管壁内に多数本の補強糸ｙ…をクロ
ス螺旋状に埋設させてある管体であって、管本体部分を
比較的柔軟性に富んだ軟質ＰＶＣ樹脂で形成し、樹脂線
材ｈを硬質のＰＶＣ樹脂で形成し、補強糸ｙはポエステ
ル糸を配糸したものである。
【００１２】また、このような合成樹脂管の管端に連結
する継手は、大別して、管端内に挿入するニップル１
と、管端の外周を締め付けるホルダー２と、該ホルダー
２の内部に装着して用いる弾性パッキング３とからなっ
ている。
する継手は、大別して、管端内に挿入するニップル１
と、管端の外周を締め付けるホルダー２と、該ホルダー
２の内部に装着して用いる弾性パッキング３とからなっ
ている。
【００１３】前記ニップル１は、全体が硬質のＰＰ樹脂
で形成された筒状のもので、軸線方向一端側（図におい
て左側、以下同じ）に管端内に挿入される真円状の筒状
部１１を備え、他端側（図において右側、以下同じ）が
外開きのラッパ状に形成されその外周部分に外方に向け
て突出する幅広の環状に形成してある他の継手への連結
部１２を備えていて、このラッパ状に拡開された部分よ
りも一端側に片寄った箇所に、外周方向に向かって突出
する円盤形のフランジ部１３を備えている構造としてあ
る。
で形成された筒状のもので、軸線方向一端側（図におい
て左側、以下同じ）に管端内に挿入される真円状の筒状
部１１を備え、他端側（図において右側、以下同じ）が
外開きのラッパ状に形成されその外周部分に外方に向け
て突出する幅広の環状に形成してある他の継手への連結
部１２を備えていて、このラッパ状に拡開された部分よ
りも一端側に片寄った箇所に、外周方向に向かって突出
する円盤形のフランジ部１３を備えている構造としてあ
る。
【００１４】前記ホルダー２は、軸線方向に沿って上下
に２分割した状態の２つの分割体２Ａ，２Ｂから構成さ
れ、これらもそれぞれが硬質のＰＰ樹脂で形成してあ
る。これらを合わせた全体形状は、図４及び図５にみら
れるように、円筒の両側に長方形状の突出部を連設させ
てある形状となっている。これら２分割体２Ａ，２Ｂの
内周面２１は半円弧状に形成され、軸線方向の一端側に
半割り状に形成された前記弾性パッキング３が嵌合固着
されていて、他端側には前記ニップル１のフランジ部１
３と嵌合する環状溝２３が形成され、この環状溝２３と
前記パッキング３との間の部分が、管体Ｐの外周面の螺
旋凹凸と嵌合する螺旋凹凸部２２に形成してあり、該螺
旋凹凸部２２における内周側に向かって突出する突条部
２４の内径を、前記ニップル１を管体Ｐ挿入した状態に
おける管体Ｐの谷部ｒの外径よりも小径となるように形
成してある。また、これらの分割体２Ａ，２Ｂの外部に
は、ボルトＢを挿通する締め付け連結用の穴２５が形成
されていて、下方の分割体２Ｂにおけるボルト穴２５の
下端にはナットＮを埋め込み配置してある構造としたも
のである。
に２分割した状態の２つの分割体２Ａ，２Ｂから構成さ
れ、これらもそれぞれが硬質のＰＰ樹脂で形成してあ
る。これらを合わせた全体形状は、図４及び図５にみら
れるように、円筒の両側に長方形状の突出部を連設させ
てある形状となっている。これら２分割体２Ａ，２Ｂの
内周面２１は半円弧状に形成され、軸線方向の一端側に
半割り状に形成された前記弾性パッキング３が嵌合固着
されていて、他端側には前記ニップル１のフランジ部１
３と嵌合する環状溝２３が形成され、この環状溝２３と
前記パッキング３との間の部分が、管体Ｐの外周面の螺
旋凹凸と嵌合する螺旋凹凸部２２に形成してあり、該螺
旋凹凸部２２における内周側に向かって突出する突条部
２４の内径を、前記ニップル１を管体Ｐ挿入した状態に
おける管体Ｐの谷部ｒの外径よりも小径となるように形
成してある。また、これらの分割体２Ａ，２Ｂの外部に
は、ボルトＢを挿通する締め付け連結用の穴２５が形成
されていて、下方の分割体２Ｂにおけるボルト穴２５の
下端にはナットＮを埋め込み配置してある構造としたも
のである。
【００１５】また、前記弾性パッキング３は、弾性のあ
る合成ゴム素材で、内周面を円弧状とした半割り形と
し、その内周面を前記管体Ｐにおける外周面の螺旋凹凸
とほぼ同形の螺旋凹凸状に形成してあり、管体Ｐの外周
部に隙間なくピッタリと密着する形状としてある。
る合成ゴム素材で、内周面を円弧状とした半割り形と
し、その内周面を前記管体Ｐにおける外周面の螺旋凹凸
とほぼ同形の螺旋凹凸状に形成してあり、管体Ｐの外周
部に隙間なくピッタリと密着する形状としてある。
【００１６】以上の構造とした本実施例にいう継手を前
記構造とした合成樹脂管Ｐの管端に連結するには、図１
に示したように、ニップル１を管端に、またはニップル
１に対して管体Ｐの管端を矢印ａのように移行させ、仮
想線で示したように管体Ｐの切断端がニップル１の前記
フランジ部１３の側面に接当するまで圧入する。この状
態で二つの分割体２Ａ，２Ｂを矢印ｂ方向に移行させて
管体Ｐの外周に接当させ、図３において矢印ｃで示した
ように、片方２本、全体で４本のボルトＢ…をそれぞれ
のボルト連結用穴２５に挿入して、埋め込みナットＮ…
と嵌合させて締め付け、連結を完了する。このようにし
て、図２及び図４〜５に示したように管端に継手を連結
させることができる。
記構造とした合成樹脂管Ｐの管端に連結するには、図１
に示したように、ニップル１を管端に、またはニップル
１に対して管体Ｐの管端を矢印ａのように移行させ、仮
想線で示したように管体Ｐの切断端がニップル１の前記
フランジ部１３の側面に接当するまで圧入する。この状
態で二つの分割体２Ａ，２Ｂを矢印ｂ方向に移行させて
管体Ｐの外周に接当させ、図３において矢印ｃで示した
ように、片方２本、全体で４本のボルトＢ…をそれぞれ
のボルト連結用穴２５に挿入して、埋め込みナットＮ…
と嵌合させて締め付け、連結を完了する。このようにし
て、図２及び図４〜５に示したように管端に継手を連結
させることができる。
【００１７】図６は、異なる構造の合成樹脂管Ｐに関す
る他の実施例を示したもので、該合成樹脂管Ｐは、管壁
に対して管軸方向に沿って多数本の補強糸ｙを平行に配
糸した管体である。本発明に言う管端連結継手の使用対
象管は、このような合成樹脂管であってもよい。また、
該実施例に示したニップル１は、他端側に他の継手への
連結部１２の構造として、大径の円盤体の周方向複数箇
所、例えば６か所なり８か所に、肉厚方向に貫通する連
結ボルト穴ｂ…を形成してある構造としたものである。
このように、ニップル１の他端側に形成してある他の継
手への連結部１２の構造は、特定形状のものに限定され
るものではない。
る他の実施例を示したもので、該合成樹脂管Ｐは、管壁
に対して管軸方向に沿って多数本の補強糸ｙを平行に配
糸した管体である。本発明に言う管端連結継手の使用対
象管は、このような合成樹脂管であってもよい。また、
該実施例に示したニップル１は、他端側に他の継手への
連結部１２の構造として、大径の円盤体の周方向複数箇
所、例えば６か所なり８か所に、肉厚方向に貫通する連
結ボルト穴ｂ…を形成してある構造としたものである。
このように、ニップル１の他端側に形成してある他の継
手への連結部１２の構造は、特定形状のものに限定され
るものではない。
【００１８】以上の各実施例では、理解を容易にするた
め、合成樹脂管Ｐに埋設した補強糸ｙの埋設状態を管体
Ｐの外部から透視できる管体の例として、補強糸ｙの外
周面を覆う外層を透明素材としてある管体について示し
たが、この管壁形成樹脂素材は、外層のみに限らず内層
も透明素材で形成してある管体出会っても、不透明素材
で形成してある管体であってもよいことは言うまでもな
い。
め、合成樹脂管Ｐに埋設した補強糸ｙの埋設状態を管体
Ｐの外部から透視できる管体の例として、補強糸ｙの外
周面を覆う外層を透明素材としてある管体について示し
たが、この管壁形成樹脂素材は、外層のみに限らず内層
も透明素材で形成してある管体出会っても、不透明素材
で形成してある管体であってもよいことは言うまでもな
い。
【００１９】また、管体Ｐの螺旋波形の凸部を形成する
補強線材も、実施例のもののように断面円形のものに限
らず、断面台形状のものや、半円状のもの、角形のもの
等その他一般に知られている如何なる形状のものでもよ
い。また、管壁形成素材そのものの外面が螺旋凹凸状に
なっている管体であってもよいことも言うまでもないこ
とである。
補強線材も、実施例のもののように断面円形のものに限
らず、断面台形状のものや、半円状のもの、角形のもの
等その他一般に知られている如何なる形状のものでもよ
い。また、管壁形成素材そのものの外面が螺旋凹凸状に
なっている管体であってもよいことも言うまでもないこ
とである。
【００２０】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではなく、本発明にいう前記の構
成要件を備え、かつ、本発明にいう目的を達成し、以下
にいう効果を有する範囲内において適宜改変して実施す
ることができるものである。
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではなく、本発明にいう前記の構
成要件を備え、かつ、本発明にいう目的を達成し、以下
にいう効果を有する範囲内において適宜改変して実施す
ることができるものである。
【００２１】
【発明の効果】以上の説明から既に明らかなように、本
発明にいう管端連結継手は、管体の内周面を保持し保護
する硬質のニップルを管端内に挿入し、この状態でニッ
プルのフランジ部とホルダーの環状溝とを嵌合させなが
ら、ホルダーでニップル上の管体を圧接挟持させるよう
にしたものであり、この圧接に当たって、弾性パッキン
グによって管体の切断端から離れた部分を面圧接させ、
管体の切断端に近い部分の管体の谷部上を、即ち、補強
糸上を、突条部によって直接的に圧接させるようにした
ものであるから、耐圧性を強化するために管壁内に多数
の補強糸が埋設されている管体であっても、補強糸が管
体の切断端部分から軸線方向内奥側に移動することを充
分に阻止することができ、そのため、管体の切断端部分
における強度の低下を阻止することができ、管体内の圧
力が高くなっても、水漏れや管体の破裂が生じることを
充分に阻止することができ、内圧の高い配管用継手とし
て使用することができるという顕著な効果を期待するこ
とができる。
発明にいう管端連結継手は、管体の内周面を保持し保護
する硬質のニップルを管端内に挿入し、この状態でニッ
プルのフランジ部とホルダーの環状溝とを嵌合させなが
ら、ホルダーでニップル上の管体を圧接挟持させるよう
にしたものであり、この圧接に当たって、弾性パッキン
グによって管体の切断端から離れた部分を面圧接させ、
管体の切断端に近い部分の管体の谷部上を、即ち、補強
糸上を、突条部によって直接的に圧接させるようにした
ものであるから、耐圧性を強化するために管壁内に多数
の補強糸が埋設されている管体であっても、補強糸が管
体の切断端部分から軸線方向内奥側に移動することを充
分に阻止することができ、そのため、管体の切断端部分
における強度の低下を阻止することができ、管体内の圧
力が高くなっても、水漏れや管体の破裂が生じることを
充分に阻止することができ、内圧の高い配管用継手とし
て使用することができるという顕著な効果を期待するこ
とができる。
【図１】第１実施例を示す各部の分解中央縦断面図。
【図２】管体と連結した状態を示す中央縦断面図。
【図３】各部を分解して示した正面図。
【図４】管体と連結した状態を示す正面図。
【図５】図４の平面図。
【図６】第２実施例を示した図２相当部分の中央縦断面
図。
図。
【図７】従来の継手を示す分解斜視図。
【図８】従来の継手の使用状態を示す正面図。
１ ニップル
１１ 筒状部
１２ 連結部
１３ フランジ部
２ ホルダー
２Ａ ホルダーの分割体
２Ｂ ホルダーの分割体
２１ 内周面
２２ 螺旋凹凸部
２３ 環状溝
２４ 突条部
３ パッキング
Ｐ 合成樹脂管
ｒ 管壁の谷部
ｙ 補強糸
フロントページの続き
(72)発明者 中西 俊博
大阪府高槻市栄町１丁目２番１号 東拓
工業株式会社内
(72)発明者 岡入 進
大阪府高槻市栄町１丁目２番１号 東拓
工業株式会社内
(72)発明者 進藤 信夫
大阪府高槻市栄町１丁目２番１号 東拓
工業株式会社内
(72)発明者 町野 達也
大阪府高槻市栄町１丁目２番１号 東拓
工業株式会社内
(56)参考文献 実開 平２−40189（ＪＰ，Ｕ)
実開 平６−80315（ＪＰ，Ｕ)
実開 平２−492（ＪＰ，Ｕ)
実開 平６−44334（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
F16L 29/00 - 35/00
Claims (2)
- 【請求項１】 管の外周面が螺旋凹凸状に形成され、管
壁内に補強糸(y)が埋設されている合成樹脂管(P)の管端
に連結する継手であって、管端内に挿入されるニップル
(1)と管端の外周を締め付けるホルダー(2)と該ホルダー
(2)内に装着される弾性パッキング(3)とからなり、前記
ニップル(1)が、軸線方向一端側に管端内に挿入される
筒状部(11)を備え、他端側に他の継手への連結部(12)を
備え、中間部に外方に突出するフランジ部(13)を備えた
構造とされ、前記ホルダー(2)が、軸線方向に沿って２
分割された分割体(2A)，(2B)で構成され、その内周面(2
1)が半円弧状とされ、軸線方向一端側に半割り状に形成
された前記弾性パッキング(3)を備え、他端側に前記フ
ランジ部(13)と嵌合する環状溝(23)が形成され、これら
の中間部に管(P)の外周面に沿う螺旋凹凸部(22)が形成
され、該螺旋凹凸部(22)の突条部(24)の内径が、前記合
成樹脂管(P)へのニップル挿入状態における管体の谷部
(r)の外径よりも小径とされ、かつ、外部にボルト連結
用穴を備えている構造とされた管端連結継手。 - 【請求項２】 前記弾性パッキング(3)が二つ割り半割
り形状で、その内周面が管体外周面の螺旋凹凸とほぼ同
形の螺旋凹凸状に形成されている請求項１に記載の管端
連結継手。
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