JP3480400B2 - 電子部品の製造方法及びその製造装置 - Google Patents

電子部品の製造方法及びその製造装置

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JP3480400B2
JP3480400B2 JP33123199A JP33123199A JP3480400B2 JP 3480400 B2 JP3480400 B2 JP 3480400B2 JP 33123199 A JP33123199 A JP 33123199A JP 33123199 A JP33123199 A JP 33123199A JP 3480400 B2 JP3480400 B2 JP 3480400B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器等に用いら
れる電子部品の製造方法及びその製造装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の技術を電子部品素子に圧電
振動素子を用いた電子部品を例に製造方法について説明
する。
【0003】従来、圧電部品の製造方法は、個別に成形
したケースに接続端子、圧電振動素子等を順次挿入し、
圧電振動素子の電極と接続端子との電気的接続はリード
線を介在させ半田付けを行うか、また圧電振動素子の電
極に直接接続端子を半田付けする方法が一般的に行われ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来方法のケース
に接続端子、圧電振動素子等を順次挿入する組立は、組
立工数が多くなる。また、圧電振動素子の電極と接続端
子との接続にリード線を介在させ半田付けを行う場合、
組立工数が多くなると共に、半田付け後の高さの管理が
必要となり、その管理と半田付けの熱ストレスによる圧
電振動素子の特性劣化が避けられない。一方、圧電振動
素子と電極と接続端子とを直接半田付けする場合は、半
田付けの熱ストレスによる圧電振動素子の特性劣化に加
え、圧電振動素子の振動による半田付け面の剥がれ、ま
たは半田付けを行った端子が圧電振動素子の振動をクラ
ンプし特性が低下すると共に、圧電振動素子の振動によ
って半田付け部が剥離するという課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、連続した金属板材の両側に搬送孔と内部に
端子を成形加工してフープ材を作製する工程と、フープ
材に形成した前記端子部をインサートして上ケースと下
ケースが交互に並ぶように樹脂成形する工程と、前記上
ケースと下ケースにインサートした端子面に弾性導電体
を接続固定する工程と、電極を形成した電子部品素子の
電極が前記弾性導電体に接触するように前記下ケースに
挿入する工程と、前記フープ材から上ケースを切断し反
転させて下ケースに重ねこれを結合する工程と、結合し
たケースをフープ材から切断分離して完成品とする工程
と、完成品の電気特性の測定を行う工程からなる電子部
品の製造方法であり、一連の工程の自動化、合理化が図
れ、コンパクトで安価な組立装置の設計が可能となり、
半田付けを行わないため電子部品素子の特性劣化及び振
動が阻害されず電子部品素子の特性の低下も防ぎ歩留向
上と、信頼性の高い電子部品を提供することが可能とな
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、連続した金属板材の両側に搬送孔と内部に端子を成
形加工してフープ材を作製する工程と、フープ材に形成
した前記端子部をインサートして上ケースと下ケースが
交互に並ぶように樹脂成形する工程と、前記上ケースと
下ケースにインサートした端子面に弾性導電体を接続固
定する工程と、電極を形成した電子部品素子の電極が前
記弾性導電体に接触するように前記下ケースに挿入する
工程と、前記フープ材から上ケースを切断し反転させて
下ケースに重ねこれを結合する工程と、結合したケース
をフープ材から切断分離して完成品とする工程と、完成
品の電気特性の測定を行う工程からなる電子部品の製造
方法であり、端子を形成したフープ材を供給し、その上
に上ケース、下ケースの成形と同時に端子をインサート
成形することにより、個別に形成した上ケース、下ケー
スに端子を手動で組込む工程が必要となり、次工程でフ
ープ材上に交互に整列させ上ケース、下ケースに弾性導
電体、下ケースに電子部品素子を順次自動的に組み込ん
だ後、上ケースをフープ材から切り離して反転させ下ケ
ースと重ね相互を溶着させ完成品とすることにより組立
工数を大幅に削減することができ、更に、端子と電子部
品素子の電極との接続は弾性導電体を介して行うため半
田付けの管理が不要となると共に、半田付け時の熱スト
レスによる特性劣化と、電子部品素子の振動を押さえ込
むことによる特性の低下を防止することができ歩留向上
が図れるという作用を有するものである。
【0007】本発明の請求項2に記載の発明は、フープ
材に形成された端子は電子部品素子の電極と電気的に接
続する接触部と入力部を備えた入力端子、接触部と出力
部を備えた出力端子及びダミー端子からなり、フープ材
の片側から内方に向けた入力端子、他方側内方に向けた
出力端子と、一対のダミー端子が形成され、前記フープ
材上に上ケースと下ケースが交互に並ぶように樹脂成形
し、上ケースには入力端子と一対のダミー端子、下ケー
スには入力端子と出力端子をインサート成形する請求項
1に記載の電子部品の製造方法であり、これにより、信
頼性、生産性の優れたものとすることができる。
【0008】本発明の請求項3に記載の発明は、上ケー
スの内部底面には入力端子の接触部の表面の少なくとも
一部を露出させた凹部を、下ケースの内部底面には入力
端子と出力端子の接触部の表面の少なくとも一部を露出
させた凹部を形成し、前記それぞれの凹部は弾性導電体
の厚さより浅くし、この凹部に弾性導電体を圧入固定す
る請求項1に記載の電子部品の製造方法であり、入力及
び出力端子の接触部の少なくとも一部を露出させた上ケ
ース、下ケースの凹部に弾性導電体を圧入することで弾
性導電体の固定と、電子部品素子の電極と弾性導電体と
の接触位置決めが容易にできると共に、組立てた電子部
品の高さを低くし小型化が図れるという作用を有するも
のである。
【0009】本発明の請求項4に記載の発明は、凹部壁
面の一部に内方に向けた突起部を形成した請求項1に記
載の電子部品の製造方法であり、凹部壁面の一部に突起
部を形成することで、弾性導電体の固定、保持が容易に
なるという作用を有するものである。
【0010】本発明の請求項5に記載の発明は、凹部壁
面の両側中央に内方に向けた突起部を形成した請求項1
に記載の電子部品の製造方法であり、突起部を凹部壁面
の中央部の両側に内方に向けて形成することにより、弾
性導電体の固定、保持がより容易になるという作用を有
するものである。
【0011】本発明の請求項6に記載の発明は、突起部
を台形状に形成した請求項1に記載の電子部品の製造方
法であり、突起部を台形状に形成することで、弾性導電
体の固定、保持が更に容易になるという作用を有するも
のである。
【0012】本発明の請求項7に記載の発明は、上ケー
ス及び下ケースの内部底面に露出させた入力及び出力端
子の接触部の表面に弾性導電体を接着剤を用いて接着固
定させる請求項1に記載の電子部品の製造方法であり、
弾性導電体を接着剤で入力及び出力端子の接触部の表面
に接着することにより、弾性導電体を接触部に確実に固
定、保持することができるという作用を有するものであ
る。
【0013】本発明の請求項8に記載の発明は、上ケー
ス及び下ケースの内部底面に露出させた入力及び出力端
子の接触部の表面に弾性導電体を導電性接着剤を用いて
接着固定させる請求項1に記載の電子部品の製造方法で
あり、弾性導電体を導電性接着剤で入力及び出力端子の
接触部の表面に接着することにより、弾性導電体と接触
部の導通を確実にすると共に、弾性導電体を確実に固
定、保持することができるという作用を有するものであ
る。
【0014】本発明の請求項9に記載の発明は、入力及
び出力端子の接触部面に針状の突起を設け、この突起に
弾性導電体を突き刺して接続固定させる請求項1に記載
の電子部品の製造方法であり、入力及び出力端子の接触
部の表面に針状の突起を設け、この突起に弾性導電体に
突き刺して接続固定することにより、弾性導電体と接触
部の導通を確実にすると共に、弾性導電体を確実に固
定、保持することができるという作用を有するものであ
る。
【0015】本発明の請求項10に記載の発明は、入力
及び出力端子の接触部の表面に予め弾性導電体を電気
的、機械的に接続した後、上ケース及び下ケースにイン
サート成形し弾性導電体の表面をケースの内部底面に露
出させる請求項1に記載の電子部品の製造方法であり、
これにより弾性導電体を上ケース、下ケース内に確実に
固定、保持した状態で入力及び出力端子のインサート成
形が可能となるという作用を有するものである。
【0016】本発明の請求項11に記載の発明は、入力
及び出力端子の接触部の表面に弾性導電体を予め圧接固
定して電気的、機械的に接続した後、上ケース及び下ケ
ースにインサート成形し弾性導電体の表面をケースの内
部底面に露出させる請求項1に記載の電子部品の製造方
法であり、これは、入力及び出力端子の接触部の表面に
弾性導電体を予め接続固定したものをケースにインサー
ト成形しているため、ケースに対する弾性導電体の固
定、保持がより確実となる。
【0017】本発明の請求項12に記載の発明は、上ケ
ース及び下ケースに電子部品素子を組込む際の位置規制
ピン挿入用の貫通孔を設けた請求項1に記載の電子部品
の製造方法であり、これは下ケースに電子部品素子を挿
入し、次いで上ケースを溶着する際に電子部品素子の電
極の定められた位置に弾性導電体が接触し、かつ上、下
ケースの内壁に電子部品素子が接触することによる特性
低下を防止するという作用を有するものである。
【0018】本発明の請求項13に記載の発明は、下ケ
ースの側壁上に突起を、上ケースの側壁上に前記突起が
挿入嵌合される貫通孔を設け、上ケースの前記貫通孔に
下ケースの前記突起を挿入嵌合して重ねた後、貫通孔よ
り突き出た突起の先端を溶融し両方のケースを結合する
請求項1に記載の電子部品の製造方法であり、これによ
り上ケースと下ケースを位置ずれすることなしに、定め
られた位置で確実に結合させることができるという作用
を有するものである。
【0019】本発明の請求項14に記載の発明は、下ケ
ースに上ケースの材質より融点の低い樹脂を用いる請求
項1に記載の電子部品の製造方法であり、側壁面に突起
部を形成した下ケースの融点を上ケースの材質より低融
点の樹脂を用いることにより確実に両者を結合させるこ
とができるという作用を有するものである。
【0020】本発明の請求項15に記載の発明は、下ケ
ース内に挿入する電子部品素子が圧電振動素子である請
求項1に記載の電子部品の製造方法であり、これはケー
スに収納する電子部品の種類を規定したものであり、上
ケース、下ケースの所定位置に配した弾性導電体を介し
ケース内に収納固定された圧電振動素子は、端子と圧電
振動素子の電気的接続の信頼性が確保され信頼性の高い
ケーシングタイプの圧電振動子を提供することができる
という作用を有するものである。
【0021】本発明の請求項16に記載の発明は、下ケ
ース内に挿入する電子部品素子が圧電トランス素子であ
る請求項1に記載の電子部品の製造方法であり、これは
ケースに収納する電子部品の種類を規定したものであ
り、上ケース、下ケースの所定位置に配した弾性導電体
を介しケース内に収納固定された圧電トランス素子は、
振動がクランプされることがないため入力に比例した所
定倍率の高電圧を出力端子側で容易に取り出すことがで
き、更に、出力端子側の大振幅にも十分に追従し出力端
子と圧電トランス素子の電気的接続が確保され信頼性の
高いケーシングタイプの圧電トランスを提供することが
できるという作用を有するものである。
【0022】本発明の請求項17に記載の発明は、圧電
トランス素子の少なくとも振動節部位置に弾性導電体が
接触するように当接させて挿入を行う請求項16に記載
の電子部品の製造方法であり、圧電トランス素子の振動
節部分に上、下ケースに組み込んだ弾性導電体が当接
し、ケースの内部に固定保持することで圧電トランス素
子の振動を妨げることなく入力に比例した所定倍率の高
電圧を出力端子側で容易に取り出すことができ信頼性の
高いケーシングタイプの圧電トランスを提供することが
できるという作用を有するものである。
【0023】本発明の請求項18に記載の発明は、上ケ
ースと下ケースの結合箇所を少なくとも圧電トランス素
子の振動節部に近接した位置で行う請求項16に記載の
電子部品の製造方法であり、これにより圧電トランス素
子の振動を妨げることなく、入力に比例した所定倍率の
高電圧を出力端子側で容易に取り出すことができ信頼性
の高いケーシングタイプの圧電トランスを提供すること
ができるという作用を有するものである。
【0024】本発明の請求項19に記載の発明は、上ケ
ースと下ケースを結合した後、結合したケースをフープ
材から切断分離を行い、ケースより露出させた入力端子
の入力部と出力端子の出力部のみに測定端子を当接し、
ケースに圧力を加えることなく電気特性の測定を行う請
求項1に記載の電子部品の製造方法であり、これは完成
品の電気特性の測定方法を規定したものであり、特に電
子部品素子が圧電振動素子等の振動を伴う電子部品の特
性測定においては、正確な測定を行うためには圧電振動
素子の振動をクランプしないようにするためにケース等
に余分の負荷を加えないようにする必要があるためであ
る。
【0025】本発明は請求項20に記載の発明は、金属
板材を供給する供給部と、供給部から供給された板材の
両側に搬送孔と内方に入力、出力及びダミー端子を形成
したフープ材を作製するフープ成形部と、フープ材上に
入力、出力及びダミー端子をそれぞれインサート成形し
た上ケースと下ケースが交互に並ぶように成形を行う樹
脂成形部と、上ケースと下ケースにインサート成形され
た入力及び出力端子の接触部の表面に弾性導電体を接続
固定した後、下ケースを電子部品素子を挿入し、次に上
ケースの入力端子の入力部の端部が上ケースより露出す
るように、またダミー端子は上ケースから露出しないよ
うにフープ材から切断し反転させて下ケースの突起が上
ケースの貫通孔に挿入されるように重ね、貫通孔より突
き出た突起を溶融して上ケースと下ケースの結合を行
い、次いで下ケースの入力端子の入力部及び出力端子の
出力部の端部が下ケースより露出するようにフープ材か
ら切断分離する組立部と、組立てた電子部品の特性を測
定する測定部で構成された電子部品の製造装置であり、
信頼性の高い電子部品の製造を実現することができる。
【0026】本発明の請求項21に記載の発明は、組立
部は上ケース、下ケースにそれぞれ入力、出力及びダミ
ー端子をインサート成形したフープ材を間歇的に供給す
る搬送部と、弾性導電体を供給する供給部と、供給部か
ら供給される弾性導電体を上ケースと下ケースの内部底
面に形成した凹部に圧入固定する挿入部と、弾性導電体
を圧入固定した下ケースに電子部品素子を挿入する電子
部品素子挿入部と、上ケースをフープ材から切断し反転
させて下ケースに重ね両ケースを供給する結合部と、組
立品をフープ体から切断分離する切断部から構成された
請求項20に記載の電子部品の製造装置であり、これも
信頼性に富んだ電子部品の製造を実現することができ
る。
【0027】本発明の請求項22に記載の発明は、結合
部が上ケースをフープ材から切断する切断部と、切断し
た上ケースを保持した状態で水平方向に移動させた後、
ケースを上方向に移動させる移動部と、切断した上ケー
スを反転させ貫通孔に下ケースの突起を挿入し重ねる反
転部と、重ねた上、下ケースを結合する結合部から構成
された請求項20に記載の電子部品の製造装置であり、
効率的で確実な組立が実現できる。
【0028】以下本発明の一実施の形態について電子部
品素子に圧電トランス素子を用いた圧電トランスを例に
電子部品の製造方法及び製造装置について説明する。
【0029】図1は圧電トランスの完成品の斜視図、図
2は上ケースの斜視図、図3は下ケースの斜視図、図4
(a)は入力端子の斜視図、図4(b)は出力端子の斜
視図、図5(a)は大きい弾性導電体の斜視図、図5
(b)は小さい弾性導電体の斜視図、図6(a)は圧電
トランス素子の表側の斜視図、図6(b)は同裏側の斜
視図、図7は圧電トランスの製造工程の流れをフープ材
上で示した工程概略斜視図で(a)は端子成形加工工
程、(b)はフープ材を両側に押し広げる工程、(c)
はケース成形工程、(d)は弾性導電体挿入工程、
(e)は圧電トランス素子挿入工程、(f)はケース結
合工程、(g)は組立品の切り離し工程を示し、図8は
各装置の配列を示す概略斜視図である。
【0030】図において、1は圧電トランスの完成品、
2は上ケース、3は入力端子、3aは入力部、3bは接
触部、4aは大きい凹部、4bは小さい凹部、4cは凹
部内の突起、5は結合用の貫通孔、6は位置規制用の貫
通孔、7は下ケース、8は出力端子、8aは出力部、8
bは接触部、9は結合用の突起、10は上ケース2の入
力端子3の入力部3aの嵌合溝、11aは大きい弾性導
電体、11bは小さい弾性導電体、12は圧電トランス
素子、13aは入力電極、13bは出力電極、14は燐
青銅板、15はフープ材、16はダミー端子、17は搬
送孔、20は燐青銅板14の供給リール、21はプレス
機を示す。
【0031】先ず、図6に示すように両面の半分に入力
電極13a、端部側に出力電極13bを形成した圧電ト
ランス素子12の、入力電極13aと出力電極13b間
に高電圧を印加して分極を行った圧電トランス素子12
を準備する。
【0032】次に、表面にニッケルメッキを施した厚さ
0.15mmの燐青銅板14を図8に示す供給部のリー
ル20より巻き出し、成形部のプレス機21を用いて入
力端子3と、出力端子8及びダミー端子16、搬送孔1
7の打ち抜きに続いて、図4(a),(b)に示すよう
に入力端子3の入力部3aと接触部3bと、出力端子8
の出力部8aと接触部8bを所定形状に曲げ加工を行っ
た後、入力端子3と、出力端子8、入力端子3とダミー
端子16が図7に示すごとく、それぞれが所定間隔を設
けて対向するように両側に押し広げたフープ材15を作
製する。尚、燐青銅板14は取り代を考慮して必要最小
限の幅材を用いることが望ましい。また、ダミー端子1
6は上ケース2がフープ材15上で片持ち保持にならな
いようにするためのみに用いるものであり一本であって
も差し支えない。
【0033】次いで、フープ材15は搬送孔17を介し
間歇的に図8に示す樹脂成形部の樹脂成形機22に送り
込まれ、入力端子3とダミー端子16が上ケース2に、
入力端子3と出力端子8が下ケース7にインサートされ
て成形される。尚、樹脂材料はPBTを用い、成形金型
は上ケース2と下ケース7が交互に複数個並んだものを
用いた。成形された上ケース2は、図2に示す様に内部
底面に両側の側壁中央部に内方に向けた台形状の突起4
cを設けた大きい凹部4aと、同様に両側の側壁中央部
に内方に向けた台形状の突起4cを設けた小さい凹部4
bが形成され、凹部4aの底面には入力端子3の接触部
3aの一部を露出させると共に、上ケース2の長側壁面
に沿って二対(内一対は凹部4aのほぼ真横の位置に配
置している)、短側壁面に沿って一対の位置規制用の貫
通孔6が、更に長側壁に四対、短側壁の出力端子8側に
一個の結合用の貫通孔5が設けられている。
【0034】また、下ケース7は図3は示すように内部
底面に、両側の側壁中央部に内方に向けた台形状の突起
4cを設けた大きい凹部4aと、同様に両側の側壁中央
部に内方に向けた台形状の突起4cを設けた小さい凹部
4bが形成され、凹部4aの底面には入力端子3の接触
部3a、凹部4bの底面には出力端子8の接触部8aの
一部を露出させると共に、長側壁上に四対、短側壁上の
出力端子8側に一個、上ケース2の結合用の貫通孔5に
対応した位置に上ケース2の側壁厚さより長い結合用の
突起9を設け、図2,図3に示す上ケース2、下ケース
7をフープ材15上に図7に示すように交互に整列させ
て成形を行う。
【0035】尚、本実施の形態で、各凹部4a,4bの
側壁の内方に向けた台形状の突起4cを形成したがこれ
は台形状の上面間で弾性導電体11a,11bを効果的
に固定するためものであり、突起4cを他の形状に代用
することも可能である。また上ケース2に結合用の貫通
孔5、下ケース7に結合用の突起9を設けたが、これを
逆に上ケース2に結合用の突起9、下ケース7に結合用
の貫通孔5を設けても良い。更に下ケース7の材料を上
ケース2の材料より融点の低い材料を用いると、次工程
での上ケース2、下ケース7の結合がより容易に、かつ
確実に溶着を行うことができる。
【0036】次に、上ケース2、下ケース7を交互に整
列成形したフープ材15の搬送穴17を利用し送り部か
ら間歇的に送り出し、上ケース2及び下ケース7の内部
底面の大きい凹部4aに図5(a)に示す大きい弾性伝
導体11aを、同様に小さい凹部4bに図5(b)に示
す小さい弾性電導体11bを圧入し、各凹部4a,4b
に露出させたそれぞれの接触部3b,8bの表面と電気
的に接続させる。圧入された弾性伝導体11a、弾性導
電体11bは各凹部4a,4bの中央部に形成した突起
4cで強固に固定支持されている。
【0037】尚、弾性電導体11a,11bの材料はシ
リコン樹脂と銀箔を交互に積層したもので、その厚さは
各凹部4a,4bの深さより厚くし圧入した弾性電導体
11a,11bの表面が上ケース2及び下ケース7の底
部表面より露出する厚さのものを用いた。
【0038】また、本実施の形態においては各凹部4
a,4bに弾性電導体11a,11bを圧入したが、予
め弾性電導体11a,11b面、又は接触部3b,8b
面に接着剤、好ましくは導電性接着剤を塗布し圧入を行
うと弾性電導体11a,11bの固定保持をより確実に
行うことができる。
【0039】また更に、接触部3b,8bに針状の突起
を形成しこれに、弾性導電体11a,11bを固定する
方法も有効な手段となる。
【0040】または入力端子3a及び出力端子8aの接
触部3b,8b面に予め弾性電導体11a,11bを固
定接続した状態でインサート成形する方法も可能であ
る。しかしながら、この場合は弾性導電体11a,11
bの表面が上ケース2及び下ケース7の底部表面より露
出するように配慮する必要がある。
【0041】次いで、図8に示す組立部において、圧電
トランス素子12を入力電極13aが下ケース2の弾性
導電体11aに、出力電極13bが弾性導電体11bと
接するようにして挿入を行う。尚、入力電極13aと弾
性導電体11bの接触位置は、圧電トランス素子12の
振動節部と一致させている。
【0042】また、圧電トランス素子12の挿入に際し
下ケース2の位置規制用の貫通孔6に外側底部側からガ
イドピン(図示せず)を挿入し、これをガイドに圧電ト
ランス素子12の収納を行い下ケース7の内壁面に圧電
トランス素子12が接触しないように保持を行う。
【0043】続いて、フープ材15から上ケース2を、
入力端子3の入力部3aの端部が上ケース2の端面に突
き出るようにその一部を残し、ダミー端子16は側面か
らはみ出さないように切り離し、反転させて下ケース7
の結合用の突起9に上ケース2の結合用の貫通孔5を嵌
合させると共に、下ケース2の嵌合溝10に上ケース2
の入力端子3の入力部3aを嵌合させ、更に下ケース2
の位置規制用の貫通孔6に挿入したガイドピンを上ケー
ス2の位置規制用の貫通孔6に挿入させた後、上ケース
2の上面に突き出た九箇所の結合用の突起9の端部を超
音波溶着機(図示せず)等を用いて溶着させ上ケース2
と下ケース7の結合を行った後、ガイドピンを位置規制
用の貫通孔6から除き、上ケース2と下ケース4を結合
した後、下ケース7の端面から入力端子3の入力部3a
の一部及び出力端子8の出力部8aの一部が突き出るよ
うに切断部によりフープ15から切断分離して圧電トラ
ンス1の組立を終了する。
【0044】圧電トランス1は図1に示すように、その
一方の端部から二本の入力端子3の入力部3aと、対向
する他方の端部から一本の出力端子8の出力部8aが突
き出した構成となっている。また上ケース2、下ケース
7の内部に収納された圧電トランス素子12はその振動
節部において、両側から大きい弾性導電体11aで入力
電極13aを介して固定保持と入力端子3と電気的に接
続され、また、出力電極13bは小さい弾性導電体11
bを介して固定保持と出力端子8と電気的に接続された
状態となっている。
【0045】次に、圧電トランス1の電気特性を特性測
定部で測定して特性選別を行う。その測定方法は圧電ト
ランス1の端部に突き出た一方の入力部3aを正極、他
方の入力部3aを負極としその正、負極と、対向する他
方の端部に突き出した出力部8aに測定端子(図示せ
ず)を圧接し、正、負極間に電気信号を加えると圧電ト
ランス素子12の入力電極13a部分間では厚み方向
に、入力電極13aと出力電極13b間では長さ方向に
共振し、その振動により出力端子8側に高電圧を発生さ
せる。この入力信号に比例して発生する高電圧の倍率で
良否の判定を行う。
【0046】尚、本発明の製造方法で作製した圧電トラ
ンス1は、圧電トランス素子12の両側から入力電極1
3aを介し振動の節部を大きい弾性導電体11aで固定
保持しているため、入力信号を負荷した場合において
も、振動がクランプされることはなく入力信号に比例し
た高電圧を出力端子8側から取り出すことができる。ま
た、圧電トランス1は入力電極13aと入力端子3の接
触部3b、出力電極13bと出力端子8の接触部8bの
接続に半田付けを行っていないため圧電トランス素子1
2の熱的劣化が抑制され、しかも出力電極13b側の大
きい振幅に対しても小さい導電性弾性体11bが追従し
効果的に出力電圧を取り出すことができる。即ち、従来
の入力電極13aと入力端子3の接触部3b、出力電極
13bと出力端子8の接触部8bの接続に半田付けを行
った製品に比べて組立工数が削減され、比較的コンパク
トな装置で信頼性の高い優れた圧電トランス1を製造す
ることができる。
【0047】尚、本実施の形態において圧電トランス素
子12を用いたが、他の振動を伴わない電子部品素子に
も適用する事が可能である。
【0048】
【発明の効果】以上本発明によれば、連続した金属板材
の両側に送り孔と内部に端部を成形加工してフープ材を
作製する工程と、フープ材に形成した前記端子部をイン
サートして上ケースと下ケースが交互に並ぶように樹脂
成形する工程と、前記上ケースと下ケースにインサート
した端子面に弾性導電体を接続固定する工程と、電極を
形成した電子部品素子の電極が前記弾性導電体に接触す
るように前記下ケースに挿入する工程と、前記フープ材
から上ケースを切断し反転させて下ケースに重ねこれを
結合する工程と、結合したケースをフープ材から切断分
離して完成品とする工程と、完成品の電気特性の測定を
行う工程からなる電子部品の製造方法を用いることによ
って組立工数の大幅な削減と、半田付けを行わないため
電子部品素子の特性劣化を抑制し歩留向上と、製品の小
型化が図れ、信頼性の高いケーシングタイプの電子部品
を提供することが可能となり工業利用価値の高いものと
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における圧電トランスの
斜視図
【図2】同上ケースの斜視図
【図3】同下ケースの斜視図
【図4】(a)同入力端子の斜視図 (b)同出力端子の斜視図
【図5】(a)同大きい弾性導電体の斜視図 (b)同小さい弾性導電体の斜視図
【図6】(a)同圧電トランス素子の表側の斜視図 (b)同裏側の斜視図
【図7】概略工程をフープ材上で示した工程フロー図
【図8】同製造装置の概略配置を示す図
【符号の説明】
1 圧電トランス 2 上ケース 3 入力端子 3a 入力部 3b 接触部 4a 大きい凹部 4b 小さい凹部 4c 突起部 5 結合用の貫通孔 6 位置規制用の貫通孔 7 下ケース 8 出力端子 8a 出力部 8b 接触部 9 結合用の突起 10 入力端子の嵌合溝 11a 大きい弾性導電体 11b 小さい弾性導電体 12 圧電トランス素子 13a 入力電極 13b 出力電極 14 燐青銅板 15 フープ材 16 ダミー端子 17 搬送孔 20 供給リール 21 プレス機 22 樹脂成形機 23 組立機 24 測定機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−74579(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 23/02 H01L 41/107 H01L 41/22

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続した金属板材の両側に搬送孔と内部
    に端子を成形加工してフープ材を作製する工程と、フー
    プ材に形成した前記端子部をインサートし上ケースと下
    ケースが交互に並ぶように樹脂成形する工程と、前記上
    ケースと下ケースにインサートした端子面に弾性導電体
    を接続固定する工程と、電極を形成した電子部品素子の
    電極が前記弾性導電体に接触するように前記下ケースに
    挿入する工程と、前記フープ材から上ケースを切断し反
    転させて下ケースに重ねこれを結合する工程と、結合し
    たケースをフープ材から切断分離して完成品とする工程
    と、完成品の電気特性の測定を行う工程からなる電子部
    品の製造方法。
  2. 【請求項2】 フープ材に形成された端子は電子部品素
    子の電極と電気的に接続する接触部と入力部を備えた入
    力端子、接触部と出力部を備えた出力端子及びダミー端
    子からなり、フープ材の片側から内方に向けた入力端
    子、他方側から内方に向けた出力端子と、一対のダミー
    端子が形成され、前記フープ材上に上ケースと下ケース
    が交互に並ぶように樹脂成形し、上ケースには入力端子
    と一対のダミー端子、下ケースには入力端子と出力端子
    をインサート成形する請求項1に記載の電子部品の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 上ケースの内部底面には入力端子の接触
    部の表面の少なくとも一部を露出させた凹部を、下ケー
    スの内部底面には入力端子と出力端子の接触部の表面の
    少なくとも一部を露出させた凹部を形成し、前記それぞ
    れの凹部は弾性導電体の厚さより浅くし、この凹部に弾
    性導電体を圧入固定する請求項1に記載の電子部品の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 凹部壁面の一部に内方に向けた突起部を
    形成した請求項1に記載の電子部品の製造方法。
  5. 【請求項5】 凹部壁面の両側中央部に内方に向けた突
    起部を形成した請求項1に記載の電子部品の製造方法。
  6. 【請求項6】 突起部を台形状に形成した請求項5に記
    載の電子部品の製造方法。
  7. 【請求項7】 上ケース及び下ケースの内部底面に露出
    させた入力及び出力端子の接触部の表面に弾性導電体を
    接着剤を用いて接着固定させる請求項1に記載の電子部
    品の製造方法。
  8. 【請求項8】 上ケース及び下ケースの内部底面に露出
    させた入力及び出力端子の接触部の表面に弾性導電体を
    導電性接着剤を用いて接着固定させる請求項1に記載の
    電子部品の製造方法。
  9. 【請求項9】 上ケース及び下ケースの内部底面に露出
    させた入力及び出力端子の接触部に針状の突起を設け、
    この突起に弾性導電体を突き刺して接続固定させる請求
    項1に記載の電子部品の製造方法。
  10. 【請求項10】 入力及び出力端子の接触部の表面に予
    め弾性導電体を電気的、機械的に接続した後、上ケース
    及び下ケースにインサート成形し弾性導電体の表面をケ
    ースの内部底面に露出させる請求項1に記載の電子部品
    の製造方法。
  11. 【請求項11】 入力及び出力端子の接触部の表面に弾
    性導電体を予め圧接固定して電気的、機械的に接続した
    後、上ケース及び下ケースにインサート成形し弾性導電
    体の表面をケースの内部底面に露出させる請求項1に記
    載の電子部品の製造方法。
  12. 【請求項12】 上ケース及び下ケースに電子部品素子
    を組込む際の位置規制ピン挿入用の貫通孔を設けた請求
    項1に記載の電子部品の製造方法。
  13. 【請求項13】 下ケースの側壁上に突起を、上ケース
    の側壁上に前記突起が挿入嵌合される貫通孔を設け、上
    ケースの前記貫通孔に下ケースの前記突起を挿入嵌合し
    て重ねた後、貫通孔より突き出た突起の先端を溶融して
    両方のケースを結合する請求項1に記載の電子部品の製
    造方法。
  14. 【請求項14】 下ケースに上ケースの材質より融点の
    低い樹脂を用いる請求項1に記載の電子部品の製造方
    法。
  15. 【請求項15】 下ケース内に挿入する電子部品素子が
    圧電振動素子である請求項1に記載の電子部品の製造方
    法。
  16. 【請求項16】 下ケース内に挿入する電子部品素子が
    圧電トランス素子である請求項1に記載の電子部品の製
    造方法。
  17. 【請求項17】 圧電トランス素子の少なくとも振動節
    部位置に弾性導電体が接触するように当接させて挿入を
    行う請求項16に記載の電子部品の製造方法。
  18. 【請求項18】 上ケースと下ケースの結合箇所を少な
    くとも圧電トランス素子の振動節部に近接した位置で行
    う請求項16に記載の電子部品の製造方法。
  19. 【請求項19】 上ケースと下ケースを結合した後、結
    合したケースをフープ材から切断分離を行い、ケースよ
    り露出させた入力端子の入力部と出力端子の出力部のみ
    に測定端子を当接し、ケースに圧力を加えることなく電
    気特性の測定を行う請求項1に記載の電子部品の製造方
    法。
  20. 【請求項20】 金属板材を供給する供給部と、供給部
    から供給された板材の両側に搬送孔と内方に入力、出力
    及びダミー端子を形成したフープ材を作製するフープ成
    形部と、フープ材上に入力、出力及びダミー端子をそれ
    ぞれインサート成形した上ケースと下ケースが交互に並
    ぶように成形を行う樹脂成形部と、上ケースと下ケース
    にインサート成形された入力及び出力端子の接触部の表
    面に弾性導電体を接続固定した後、下ケースに電子部品
    素子を挿入し、次に上ケースの入力端子の入力部の端部
    が上ケースより露出するように、またダミー端子は上ケ
    ースから露出しないようにフープ材から切断し反転させ
    て下ケースの突起が上ケースの貫通孔に挿入されるよう
    に重ね、貫通孔より突き出た突起を溶融して上ケースと
    下ケースどうしの結合を行い、次いで下ケースの入力端
    子の入力部及び出力端子の出力部の端部が下ケースより
    露出するようにフープ材から切断分離する組立部と、組
    立てた電子部品の特性を測定する測定部で構成された電
    子部品の製造装置。
  21. 【請求項21】 組立部は上ケース、下ケースにそれぞ
    れ入力、出力及びダミー端子をインサート成形したフー
    プ材を間歇的に供給する搬送部と、弾性導電体を供給す
    る供給部と、供給部から供給される弾性導電体を上ケー
    スと下ケースの内部底面に形成した凹部に圧入固定する
    挿入部と、弾性導電体を圧入固定した下ケースに電子部
    品素子を挿入する電子部品素子挿入部と、上ケースをフ
    ープ材から切断し反転させて下ケースに重ね両ケースを
    供給する結合部と、組立品をフープ体から切断分離する
    切断部から構成された請求項20に記載の電子部品の製
    造装置。
  22. 【請求項22】 結合部が上ケースをフープ材から切断
    する切断部と、切断した上ケースを保持した状態で水平
    方向に移動させた後ケースを上方向に移動させる移動部
    と、切断した上ケースを反転させ貫通孔に下ケースの突
    起を挿入し重ねる反転部と、重ねた上、下ケースを結合
    する結合部から構成された請求項20に記載の電子部品
    の製造装置。
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