JP3479837B2 - Cdma方式における基地局選択システム及び基地局選択方法 - Google Patents

Cdma方式における基地局選択システム及び基地局選択方法

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号拡散多元接続
(Code Division Multiple Access:CDMA)方式にお
ける基地局選択システムに関し、特に、移動局による自
律的な呼分散を可能にする基地局選択システムである。
【0002】
【従来の技術】従来の移動通信における基地局選択シス
テムは、移動局の電源投入時に移動局が在圏する基地局
の内、受信電界強度が強い基地局を自動的に選択してい
たが、これは移動局で受信した情報のみで判断していた
方法である。
【0003】この方法では、移動局は機械的に最も距離
の近い基地局を選択してしまい、加入者の流動が激しい
繁華街等の基地局において呼の集中を招きやすい。
【0004】従って、このように呼の集中する場所で
は、発生する呼量を予測し、発生した呼を周辺の基地局
群に分散するように各基地局のアンテナチルト角を制御
してサービスエリアの調整を実施していた。しかし、発
生呼量の予測は非常に難しく、現実的には満足な呼の分
散を実現しているとは言い難い状況であった。
【0005】このため、従来この種の基地局選択システ
ムとしては、例えば特開平8ー168070号の文献の
ように、基地局はそれぞれ割り当て可能な通信用チャネ
ルにおける使用状況を制御チャネルによって複数の移動
端末に向けて送信し、移動端末は、複数の基地局が送信
する制御チャネルを順次走査し、受信可能な制御チャネ
ルの受信状況を観測するとともに、基地局における通信
チャネルの使用状況を受信し、この通信チャネル使用状
況と制御チャネルの受信状況から接続先候補となる基地
局を選択していた。
【0006】しかし、CDMA方式を採用した移動通信
では、呼の集中が起きると通信品質の劣化は徐々に起こ
り(Soft Degradation)、すぐには呼損にならないため
過負荷通信を容認する反面、通信品質の劣化が容易に発
生してしまうという特性を持っている。このため呼の集
中を防ぎ、通信品質を維持していくためには、従来のT
DMA方式で採用された呼の分散システムでは不充分で
あった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これまで説明したよう
に、従来の基地局選択システムにおいては、移動局が基
地局を選択する際に移動局における制御チャネルの受信
状況や、基地局の通信チャネル使用率を参照して通信相
手の基地局を選択していたため、当該基地局選択システ
ムをCDMA方式に適用する場合において、通信品質を
維持するためのより最適な呼の分散を実現することが充
分ではないという問題があった。
【0008】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、CDMA方式における移動局
主体の自律的な呼の分散を可能とする基地局選択システ
ムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、自局における現在のトラヒック
情報と過去のトラヒック情報を基地局制御装置に報告す
る手段を有する複数の基地局と、当該報告情報を記憶す
る手段を有する基地局制御装置と、当該複数の基地局の
サービスエリアが重なり合った状態を成しているオーバ
ーラップゾーン内に位置する移動局で構成される符号分
割多元接続方式の移動通信システムにおいて、電源投入
された前記移動局は、接続された基地局を経由して基地
局制御装置に記憶されている各基地局の現在のトラヒッ
ク情報と過去のトラヒック情報から導き出された基地局
選択優先度情報を入手する手段を備え、前記基地局選択
優先度情報を入手した移動局は、当該優先度情報に載っ
ている基地局に関する電波の受信品質を測定し、前記基
地局選択優先度情報と当該受信品質情報を基に通信相手
となる基地局を選択する手段とを具備させる。
【0010】即ち、各基地局の現在のトラヒック情報
(送信電力増幅器使用率)を基に算出した選択優先度
と、各基地局の過去のトラヒック情報(最繁時集中率)
を基に算出した選択優先度と、移動局で測定した受信品
質を基に算出した選択優先度を加算して総合選択優先度
を導き出し、この値を基に移動局が基地局の選択を行う
ことができる。
【0011】また、前記基地局制御装置に記憶されてい
る基地局選択優先度は、当該基地局制御装置によって、
前記基地局から報告された現在のトラヒック情報(送信
電力増幅器使用率)に反比例した数値の選択優先度と、
過去のトラヒック情報(最繁時集中率)に反比例した数
値の選択優先度を加算して算出することを具備させる。
【0012】また、前記移動局が通信相手となる基地局
を選択する手段は、当該移動局が測定した各基地局の受
信品質に比例した数値の選択優先度と、当該移動局が入
手した前記基地局制御装置からの基地局選択優先度を加
算して算出することを具備させる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しつつ、本発明
の実施の形態を説明する。図1は、本発明を構成してい
る基地局制御装置(BSC)と配下の基地局(BT
S)、移動局(MS)さらに各基地局におけるサービス
エリアの状況を示す概略図である。図1に示すように、
基地局制御装置6は、有線回線で基地局1と、基地局2
と、基地局3と、基地局4とに接続されている。
【0014】また、基地局1により構成されるサービス
エリア10と、基地局2のサービスエリア11と、基地
局3のサービスエリア12と、基地局4のサービスエリ
ア13の各分布範囲(重なり具合)を示している。そし
て、移動局5は図1に示す位置におり、基地局1乃至基
地局4の各サービスエリアが重なっている所(オーバー
ラップゾーン)にいる。なお、各サービスエリア内の三
角印は当該サービスエリアで通信中の他の移動局分布状
況を表している。
【0015】そして各基地局と移動局5との距離関係並
びに各基地局内のトラヒック状況は以下の通りである。 ・基地局1:移動局5との距離は中間程度で、発生して
いる呼は比較的少ない。 ・基地局2:移動局5にもっとも近く、一番多くの呼が
発生している。 ・基地局3:移動局5から遠く離れており、発生呼は一
番少ない。 ・基地局4:移動局5から一番遠く離れており、基地局
2程度の多くの呼が発生している。
【0016】図2は、本発明の全体構成を概略的に示す
ブロック図である。図2に示すように、移動局5には基
地局選択優先度判定表を記憶するメモリ7を有してお
り、基地局1乃至基地局4と無線回線で接続されてい
る。また、基地局1乃至基地局4は基地局制御装置6と
有線回線で接続されており、基地局制御装置6には配下
の基地局に関するネイバーリストを記憶するメモリ8を
有している。
【0017】そして、移動局5は周辺基地局が送信する
パイロットチャネルを受信してそのSIR(signal-to-
interference retio)値を測定する機能を有しており、
基地局1乃至基地局4は、一定の周期で自局の現在のト
ラヒック情報である送信電力増幅器使用率と過去のトラ
ヒック情報である最繁時集中率を上位の基地局制御装置
6に報告する機能を有する。基地局制御装置6は、配下
の各基地局の各種制御動作を司る装置で、各基地局から
報告された前記トラヒック情報等で構成された後述する
ネイバーリストを作成して管理する機能を有している。
【0018】図3は、基地局制御装置6のメモリ内に設
けられたネイバーリストの具体的内容例である。図3に
示すように、当該ネイバーリストは、一定周期で各基地
局から報告された現在のトラヒック情報である送信電力
増幅器使用率と過去のトラヒック情報である最繁時集中
率の数値と、当該二つのトラヒック情報を基に基地局制
御装置が算出した二つの選択優先度と、当該二つの選択
優先度を基地局制御装置が加算したのち再度優先度評価
した基地局優先度情報で構成されている。
【0019】そして、ネイバーリストを構成している主
要要素に関する説明は以下の通りである。 ・送信電力増幅器使用率:当該基地局で処理している現
在のトラヒック値を表す数値である。トラヒックが高く
なれば、これにリンクして送信電力増幅器使用率も上昇
し、トラヒックが低くなれば送信電力増幅器使用率も低
下する。 ・最繁時集中率:1日に発生した総呼数に対する最繁時
の呼数の割合であり、これは過去のトラヒック情報を表
す数値である。即ち、過去において一番使用頻度の高い
時間帯にどのくらいの割合で呼が集中するかを示すもの
である。
【0020】要は、トラヒックの集中度合いを表してお
り、最繁時集中率が高い値を示す基地局はトラヒックの
変動幅が大きい(トラヒックの集中が発生し易い)基地
局を示している。従って、最繁時集中率が高い基地局は
現在のトラヒックが低くても過去においてトラヒックの
集中が発生して、通信品質の低下を起こしたことがあ
り、このことから今後も通信品質の低下を招く可能性が
高いことを示している。
【0021】今回のネイバーリスト例における送信電力
増幅器使用率とその選択優先度決定アルゴリズムは、使
用率が高くなるほど選択優先度は低くなる反比例の関係
にあり、当該優先度は20段階評価している。この関係
を説明しているのが図5である。図5に示すように、送
信電力増幅器使用率が60%の基地局1の場合は選択優
先度8となり、90%(基地局2)では2となり、50
%(基地局3)では10となり、80%(基地局4)で
は4となる。
【0022】また、最繁時集中率とその選択優先度決定
アルゴリズムは、集中率が高くなるほど選択優先度は低
くなる反比例の関係にあり、当該優先度は10段階評価
している。この関係を説明しているのが図6である。図
6に示すように、最繁時集中率が50%の基地局1の場
合は選択優先度5となり、70%(基地局2)では3と
なり、60%(基地局3)では4となり、20%(基地
局4)では8となる。そして、基地局優先度は上記二つ
の選択優先度を加算したのち再度10段階評価してい
る。
【0023】図4は、移動局5のメモリ内に設けられた
基地局選択優先度判定表の具体的内容例である。図4に
示すように、当該基地局選択優先度判定表は、各基地局
が送信しているパイロットチャネルを移動局5が測定し
た受信品質情報であるSIR値並びにその選択優先度
と、基地局を経由して送られてくる基地局制御装置に記
憶しているネイバーリスト上の基地局優先度と、前記二
つの選択優先度を加算した総合選択優先度情報で構成さ
れている。
【0024】今回の基地局選択優先度判定表例における
測定SIR値とその選択優先度決定アルゴリズムは、S
IR値が高くなるほど選択優先度は高くなる比例の関係
にあり、当該優先度は10段階評価している。この関係
を説明しているのが図7である。図7に示すように、測
定SIR値が7.5dBの基地局1の場合は選択優先度
5となり、9dB(基地局2)では6となり、3dB
(基地局3)では2となり、1.5dB(基地局4)で
は1となる。
【0025】そして、総合選択優先度は上記二つの選択
優先度を加算して数値化評価しており、最終的には基地
局1が9.3ポイントとなって一番優先度が高くなって
おり、移動局5はこの基地局1を選択して待ち受け動作
に入る。
【0026】図8は、本発明における移動局5と基地局
1乃至基地局4と基地局制御装置6の間で送り受けされ
る概略信号シーケンスチャート図である。図8に示すよ
うに、移動局5は電源投入する(ステップ20)と、基
地局1乃至基地局4が送信しているパイロットチャネル
21を受信して、これらの電波のSIR値を測定する。
図1において説明しているように、移動局5は基地局2
に最も近い距離にいるため基地局2におけるパイロット
チャネルの受信品質(SIR値)が最良となり、移動局
5は基地局2に対して位置登録信号22を送る。
【0027】位置登録信号22を受信した基地局2は、
基地局制御装置6に対して位置登録信号23を送る。基
地局制御装置6は、基地局2経由で移動局5からの初め
ての位置登録信号23を受けて、基地局制御装置内のメ
モリに記憶されているネイバーリストを含む位置登録応
答信号24を基地局2に対して送る。
【0028】基地局2はネイバーリストを含む位置登録
応答信号24を受けて、移動局5に対してネイバーリス
トを含む位置登録応答信号25を送る。移動局5は、ネ
イバーリストを含む位置登録応答信号25を受信するこ
とでネイバーリストを入手することができる(ステップ
26)。
【0029】ネイバーリストを入手した移動局5は、再
び各基地局が送信しているパイロットチャネル27を受
信してこれらの電波のSIR値を測定し、基地局選択優
先度判定表における必要情報の入手を完了する(ステッ
プ28)。移動局5は、測定したSIR値を基に反比例
計算して選択優先度を算出し、この値とネイバーリスト
から入手した基地局選択優先度を加算して総合選択優先
度を決定する(ステップ29)。
【0030】今回の例における決定結果は、図4におけ
る基地局選択優先度判定表のように基地局1が選択さ
れ、基地局1に対して位置登録信号30を送る。位置登
録信号30を受信した基地局1は、基地局制御装置6に
対して位置登録信号31を送る。基地局制御装置6は、
移動局5からの2度目の位置登録信号31を受けて、基
地局1に対して位置登録応答信号32を送る。基地局1
は、位置登録応答信号32を受けて、移動局5に対して
位置登録応答信号33を送り、待ち受け動作準備が完了
する。
【0031】その後、再々度各基地局が送信しているパ
イロットチャネル34を受信してこれらの電波のSIR
値を測定し、前回測定・記憶したSIR値との違いが出
たかどうかを調査して見直す動作(ステップ35)を行
っている。最後に移動局5は、位置登録した基地局に対
して待ち受け動作に移行する(ステップ36)。
【0032】図9乃至図11は、本発明における移動局
5に関する動作フローチャート図である。図9乃至図1
1に示すように、移動局5は電源投入すると、基地局1
乃至基地局4が送信しているパイロットチャネルを順番
に受信し(ステップ100)、受信した電波のSIR値
を測定し(ステップ101)、全てのパイロットチャネ
ルの測定が終了するまで上記の処理を繰り返して行う
(ステップ102)。
【0033】移動局5は、測定したSIR値の中から最
大となるものを選び(ステップ103)、当該最大SI
R値の基地局に対して位置登録信号を送信する(ステッ
プ104)。今回の例では、基地局2が最大SIR値と
なる。
【0034】上記基地局(基地局2)に対して送信した
位置登録信号の返答として基地局制御装置から位置登録
応答信号が送られてくるが、この位置登録応答信号には
基地局制御装置配下の全ての基地局における送信電力増
幅器使用率と最繁時集中率から算出された基地局選択優
先度情報であるネイバーリストが含まれており、移動局
5はこの位置登録応答信号からネイバーリストを入手す
る(ステップ105)。
【0035】移動局5は、ネイバーリストに記載されて
いる各基地局が送信しているパイロットチャネルを順番
に受信し(ステップ106)、受信した電波のSIR値
を測定し(ステップ107)、ネイバーリストにおける
全てのパイロットチャネルの測定が終了するまで上記の
処理を繰り返して行う(ステップ108)。
【0036】移動局5は、測定したSIR値全てを基地
局選択優先度判定表に記憶し(ステップ109)、前記
入手したネイバーリスト上の基地局選択優先度情報を基
地局選択優先度判定表に記憶し(ステップ110)、上
記基地局選択優先度判定表に記憶された二つの選択優先
度を加算して総合選択優先度を決定する(ステップ11
1)。
【0037】今回の例では、総合選択優先度が一番高く
なった基地局は基地局1であり、移動局5は当該基地局
(基地局1)に対して待ち受け動作をするための準備と
して、位置登録信号を送信する(ステップ112)。そ
の結果、移動局5は基地局と基地局制御装置を経由して
位置登録応答信号を受信する(ステップ113)。
【0038】その後、移動局5は、基地局選択優先度判
定表に記載されている各基地局が送信しているパイロッ
トチャネルを順番に受信し(ステップ114)、受信し
た電波のSIR値を測定し(ステップ115)、基地局
選択優先度判定表における全てのパイロットチャネルの
測定が終了するまで上記の処理を繰り返して行う(ステ
ップ116)。
【0039】そして、移動局5は、今回の測定結果と基
地局選択優先度判定表に記憶されているSIR値を比較
し(ステップ117)、基地局選択優先度の判定に変化
がでるかどうかを調べて(ステップ118)、変化がで
る場合は選択優先度の値を書き換えて総合選択優先度を
見直しして(ステップ119)、再度位置登録信号送出
動作に戻る。最後に移動局5は、位置登録した基地局に
対して待ち受け動作に移行する(ステップ120)。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各基地局の現在のトラヒック情報である送信電力増幅器
使用率を基に算出した選択優先度と、各基地局の過去の
トラヒック情報である最繁時集中率を基に算出した選択
優先度と、移動局で測定した受信品質を基に算出した選
択優先度を加算して総合選択優先度を導き出し、この値
を基に移動局が基地局の選択を行うので、より充分な呼
の分散処理をすることができ、よって、CDMA方式に
おける移動局主体の最適な呼の分散を可能とする基地局
選択システムを提供することができるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を構成している基地局制御装置(BS
C)と配下の基地局(BTS)、移動局(MS)さらに
各基地局におけるサービスエリアの状況を示す概略図で
ある。
【図2】本発明の全体構成を概略的に示すブロック図で
ある。
【図3】基地局制御装置6のメモリ内に設けられたネイ
バーリストの具体的内容例である。
【図4】移動局5のメモリ内に設けられた基地局選択優
先度判定表の具体的内容例である。
【図5】送信電力増幅器使用率とその選択優先度を評価
している関係図である。
【図6】最繁時集中率とその選択優先度を評価している
関係図である。
【図7】基地局選択優先度判定表例における測定SIR
値とその選択優先度を評価している関係図である。
【図8】本発明における移動局5と基地局1乃至基地局
4と基地局制御装置6の間で送り受けされる概略信号シ
ーケンスチャート図である。
【図9】本発明における移動局5に関する動作フローチ
ャート図(1/3)である。
【図10】本発明における移動局5に関する動作フロー
チャート図(2/3)である。
【図11】本発明における移動局5に関する動作フロー
チャート図(3/3)である。
【符号の説明】
1、2、3、4 基地局 5 移動局 6 基地局制御装置 7 基地局選択優先度判定表 8 ネイバーリスト 10 基地局1のサービスエリア 11 基地局2のサービスエリア 12 基地局3のサービスエリア 13 基地局4のサービスエリア
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04Q 7/28 H04J 13/00 A 7/38 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自局における現在のトラヒック情報と過
    去のトラヒック情報を基地局制御装置に報告する手段を
    有する複数の基地局と、当該報告情報を記憶する手段を
    有する基地局制御装置と、当該複数の基地局のサービス
    エリアが重なり合った状態を成しているオーバーラップ
    ゾーン内に位置する移動局で構成される符号分割多元接
    続方式の移動通信システムにおいて、 電源投入された前記移動局は、接続された基地局を経由
    して基地局制御装置に記憶されている各基地局の現在の
    トラヒック情報と過去のトラヒック情報から導き出され
    た基地局選択優先度情報を入手する手段を備え、 前記基地局選択優先度情報を入手した移動局は、当該優
    先度情報に載っている基地局に関する電波の受信品質を
    測定し、前記基地局選択優先度情報と当該受信品質情報
    を基に通信相手となる基地局を選択する手段を有するこ
    とを特徴とする基地局選択システム。
  2. 【請求項2】 前記現在のトラヒック情報として、基地
    局の送信電力使用率を用いることを特徴とする請求項1
    記載の基地局選択システム。
  3. 【請求項3】 前記過去のトラヒック情報として、基地
    局の最繁時集中率を用いることを特徴とする請求項1記
    載の基地局選択システム。
  4. 【請求項4】 複数の基地局と、当該基地局と接続され
    た基地局制御装置と、当該基地局のサービスエリアが重
    なり合った状態を成しているオーバーラップゾーン内に
    位置している移動局で構成される符号分割多元接続方式
    の移動通信システムにおいて、 前記基地局は一定の周期で自局の送信電力使用率と最繁
    時集中率を上位の基地局制御装置に報告する手段と、前
    記基地局制御装置は前記報告された情報を記憶し、当該
    情報から基地局選択優先度情報を導き出す手段とを備
    え、 電源投入された前記移動局は、電源投入時に接続された
    基地局を経由して基地局制御装置に記憶されている基地
    局選択優先度情報を入手するために位置登録信号を送出
    する手段と、 前記基地局は、前記位置登録信号を受信したら基地局制
    御装置に記憶されている各基地局の送信電力増幅器使用
    率と最繁時集中率から導き出された基地局選択優先度情
    報を入手し、当該入手情報を前記移動局に対して位置登
    録応答信号に含めて送信する手段と、 前記基地局選択優先度情報を含む位置登録応答信号を受
    信した移動局は、当該優先度情報に載っている基地局に
    関する電波の受信品質を測定する手段と、 前記基地局選択優先度情報と前記受信品質情報を入手し
    た移動局は、当該二つの情報を基に通信相手となる基地
    局を選択する手段を有することを特徴とする基地局選択
    システム。
  5. 【請求項5】 前記基地局制御装置に記憶されている基
    地局選択優先度は、当該基地局制御装置によって、前記
    基地局から報告された送信電力増幅器使用率に反比例し
    た数値の選択優先度と、最繁時集中率に反比例した数値
    の選択優先度を加算して算出することを特徴とする請求
    項1乃び請求項4のいずれかに記載の基地局選択システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記移動局が通信相手となる基地局を選
    択する手段は、当該移動局が測定した各基地局の受信品
    質に比例した数値の選択優先度と、当該移動局が入手し
    た前記基地局制御装置からの基地局選択優先度を加算し
    て算出することを特徴とする請求項1乃び請求項4のい
    ずれかに記載の基地局選択システム。
  7. 【請求項7】 自局における現在のトラヒック情報と過
    去のトラヒック情報を基地局制御装置に報告する複数の
    基地局と、当該報告情報を記憶する基地局制御装置と、
    当該複数の基地局のサービスエリアが重なり合った状態
    を成しているオーバーラップゾーン内に位置する移動局
    で構成される符号分割多元接続方式の移動通信システム
    において、 電源投入された前記移動局は、接続された基地局を経由
    して基地局制御装置に記憶されている各基地局の現在の
    トラヒック情報と過去のトラヒック情報から導き出され
    た基地局選択優先度情報を入手し、 前記基地局選択優先度情報を入手した移動局は、当該優
    先度情報に載っている基地局に関する電波の受信品質を
    測定し、前記基地局選択優先度情報と当該受信品質情報
    を基に通信相手となる基地局を選択することを特徴とす
    る基地局選択方法。
  8. 【請求項8】 前記現在のトラヒック情報として、基地
    局の送信電力使用率を用いることを特徴とする請求項7
    記載の基地局選択方法。
  9. 【請求項9】 前記過去のトラヒック情報として、基地
    局の最繁時集中率を用いることを特徴とする請求項7記
    載の基地局選択方法。
  10. 【請求項10】 複数の基地局と、当該基地局と接続さ
    れた基地局制御装置と、当該基地局のサービスエリアが
    重なり合った状態を成しているオーバーラップゾーン内
    に位置している移動局で構成される符号分割多元接続方
    式の移動通信システムにおいて、 前記基地局は一定の周期で自局の送信電力使用率と最繁
    時集中率を上位の基地局制御装置に報告し、前記基地局
    制御装置は前記報告された情報を記憶し、当該情報から
    基地局選択優先度情報を導き出し、 電源投入された前記移動局は、電源投入時に接続された
    基地局を経由して基地局制御装置に記憶されている基地
    局選択優先度情報を入手するために位置登録信号を送出
    し、 前記基地局は、前記位置登録信号を受信したら基地局制
    御装置に記憶されている各基地局の送信電力増幅器使用
    率と最繁時集中率から導き出された基地局選択優先度情
    報を入手し、当該入手情報を前記移動局に対して位置登
    録応答信号に含めて送信し、 前記基地局選択優先度情報を含む位置登録応答信号を受
    信した移動局は、当該優先度情報に載っている基地局に
    関する電波の受信品質を測定し、 前記基地局選択優先度情報と前記受信品質情報を入手し
    た移動局は、当該二つの情報を基に通信相手となる基地
    局を選択することを特徴とする基地局選択方法。
  11. 【請求項11】 前記基地局制御装置に記憶されている
    基地局選択優先度は、当該基地局制御装置によって、前
    記基地局から報告された送信電力増幅器使用率に反比例
    した数値の選択優先度と、最繁時集中率に反比例した数
    値の選択優先度を加算して算出することを特徴とする請
    求項7乃び請求項10のいずれかに記載の基地局選択方
    法。
  12. 【請求項12】 前記移動局が通信相手となる基地局を
    選択する方法は、当該移動局が測定した各基地局の受信
    品質に比例した数値の選択優先度と、当該移動局が入手
    した前記基地局制御装置からの基地局選択優先度を加算
    して算出することを特徴とする請求項7乃び請求項10
    のいずれかに記載の基地局選択方法。
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