JP3478622B2 - 管球交換用治具 - Google Patents

管球交換用治具

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JP3478622B2 JP31148694A JP31148694A JP3478622B2 JP 3478622 B2 JP3478622 B2 JP 3478622B2 JP 31148694 A JP31148694 A JP 31148694A JP 31148694 A JP31148694 A JP 31148694A JP 3478622 B2 JP3478622 B2 JP 3478622B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線CT装置でX線管
球を交換する時に用いる管球交換用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医用診断装置の開発が進められる
中で、X線CT装置が多く用いられている。X線CT装
置は、互いに対向して配置されるX線管、X線検出器を
有するガントリ内に被検体を侵入させ、該被検体の撮影
対象部位にX線管から曝射されるX線を照射し、被検体
を透過した後のX線をX線検出器で収集する。そして、
この収集データを再構成してX線CT画像を作成し、診
断に供するものである。
【0003】このような、X線CT装置にて用いられる
X線管球は、寿命が2〜3年程度であり2〜3年毎に交
換しなければならない。しかし、X線管球は通常20〜
30[Kg]程度の重さがあるので、作業者による人力
で交換することは困難である。そこで、従来より、X線
管球を交換するために管球交換用の治具が用いられてい
る。図5は、X線CT装置のガントリ内部の構成を示す
説明図である。なお、同図ではX線管球2付近のみ詳細
に示し、他の部分は簡単のため省略している。
【0004】図示のように、ガントリ1の内部には、ベ
ースプレート3上に固定されたX線管球2が配設され、
回転可能となっている。また、ガントリ1の中央には被
検体侵入用のドーム6が形成されている。そして、ガン
トリ1の固定部の右上側には、X線管球を取り換える際
に用いる管球交換用治具を取り付けるための取り付け部
4が形成されている。
【0005】図6は、従来における管球交換用治具の構
成を示す斜視図である。図示のように、この管球交換用
治具は回転軸11と、この回転軸11をガントリ1の取
り付け部4に取り付けるための軸受12,13と、回転
軸11の上側先端部に該回転軸11に対して直角方向に
取り付けられるアーム14と、アーム14の先端部に取
り付けられるフック15と、アーム14に加わる荷重を
支えるリブ16とで構成されている。
【0006】そして、X線管球2を交換する際には、図
6に示した管球交換用治具をガントリ1の取り付け部4
に固定し、フック15にチェーブロックを吊り下げる。
その後、X線管球2をベースプレート3から外し、チェ
ーンブロックで持ち上げ、回転軸11を回転させること
でX線管球2を下ろす位置を決めチェーンブロックを操
作してX線管球2を床面に下ろす。そして、交換用のX
線管球2を上記と反対の手順でベースプレート3に取り
付ける。こうすることによって、人力でX線管球2を交
換することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来における管球交換用治具では、X線管球2を吊
り下げた状態でアーム14を回転させるので、大きな回
転半径を必要とし、管球を交換するために広いスペース
を必要とする。また、アームの回転経路が一定であるた
め、この経路上に周囲部品が存在する場合には、これを
回避しながらX線管球2を移動させなければならない。
更に、管球交換用治具の取り付け部4が、ガントリ1の
右側にあるので、常に装置の右側に交換作業用のスペー
スを確保しなければならず、装置を配置する上での制約
となってしまう。
【0008】この発明は、このような従来の課題を解決
するためになされたものであり、その目的とするところ
は、スペース的な制約を受けず容易にX線管球を交換す
ることのできる管球交換用治具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願第1の発明は、回転部と固定部とを有するX線
CT装置の回転部に搭載されたX線管を着脱する際に用
いる管球交換用治具において、略鉛直方向に前記固定部
に回転可能に取り付けられる回転軸と、該回転軸に対し
て直角方向に取り付けられる第1のアームと、この第1
のアームの先端部に接続されこの先端部を回転中心とし
て水平方向に回転可能な第2のアームと、を有すること
が特徴である。
【0010】また、本願第2の発明は、回転部と固定部
とを有するX線CT装置の回転部に搭載されたX線管を
着脱する際に用いる管球交換用治具において、前記回転
部の所定部位に回転可能に取り付けられる回転軸と、該
回転軸に対して直角方向に取り付けられる第1のアーム
と、この第1のアームの先端部に接続され第1のアーム
に対して平行な方向に回転可能な第2のアームと、を有
することを特徴とする。更に、本願第3の発明は、前記
第2の発明において、前記回転軸は、X線管を固定する
ためのベースプレートに取り付けられることを特徴とす
る。
【0011】
【作用】上述の如く構成された本願第1の発明によれ
ば、吊り下げたX線管球を回転させるためのアームが第
1のアームと第2のアームとを連結して構成され、この
連結部にて回転し得るようになっている。従って、X線
管球を移動させる経路を任意に決めることができ、周辺
部品との干渉を容易に回避することができる。また、回
転半径を小さくすることができ、X線管球交換用に広い
スペースを必要としない。
【0012】また、本願第2,3の発明によれば、管球
交換用治具がX線CT装置の回転部側に取り付けられる
ので、当該回転部の停止位置を調整することにより、任
意の位置での着脱が可能となる。例えば、装置の右側に
広いスペースがあるときには、X線管球が右側にきた状
態で停止させて交換を行えばよい。
【0013】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について説明す
る。図1は本発明に係る管球交換用治具の構成を示す斜
視図である。図示のように、この管球交換用治具は回転
軸11と、この回転軸11を図5に示すガントリ1の取
り付け部4に取り付けるための軸受12,13と、回転
軸11の上側先端部に該回転軸11に対して直角方向に
取り付けられる第1のアーム17と、第1のアーム17
とはボルト21にて回転可能に取り付けられる第2のア
ーム18と、第1のアーム17と第2のアーム18との
なす角度が所定の角度となった位置で固定する固定ネジ
20と、この角度が180度を越えないように干渉する
ストッパ19と、リブ16とを有している。また、第2
のアーム18の先端にはチェーンブロックを吊り下げる
ためのフック15が取り付けられている。そして、この
管球交換用治具が図5にて示したガントリ1の取り付け
部4に固定される。
【0014】図2は第1のアーム17と第2のアーム1
8との接続部の詳細を示す説明図である。図示のよう
に、第1のアーム17と第2のアーム18とは、ボルト
21a,21bで回転自在に支持されており、これを軸
として回転する。また、固定ネジ20はこれを回転させ
ることにより第1のアーム17と第2のアーム18とを
接触させ、この摩擦力により両アーム間での回転を阻止
する。
【0015】このように構成された管球交換用治具を用
いてX線管球を交換すれば、第1のアーム17と第2の
アーム18とのなす角度を任意に設定することができる
ので、管球交換時にX線管球が移動する経路を変更する
ことができ、他の周辺部品との干渉を回避することがで
きるようになる。また、大きな回転半径とならないので
広いスペースを必要としないで容易にX線管球の交換を
行うことができる。
【0016】次に、本発明の第2実施例を図3,図4に
基づいて説明する。この実施例では、図1に示した管球
交換用治具をX線CT装置の回転部側に設けられたX線
管球のベースプレートに取り付ける。つまり、図5に示
したように、X線管球2はベースプレート3上に固定さ
れており、該ベースプレート3にはボルト5a,5bが
取り付けられている。そして、本実施例ではこのボルト
5a,5bを利用して管球交換用治具を取り付ける。即
ち、図1に示した軸受12,13のボルト穴を用いてベ
ースプレート3のボルト5a,5bの位置に固定する。
【0017】図3は回転部を右側に90度回転させた状
態において上記方法で管球交換用治具を取り付けた様子
を示している。このような構成によれば、X線管球を右
側に回転させた状態でチェーンブロック22にて交換作
業を行うことができるので、装置の右側に広いスペース
があるときに好都合である。
【0018】図4は回転部を左側に90度回転させた状
態において上記方法で管球交換用治具を取り付けた様子
を示している。なお、同図において簡単のためX線管球
2及びベースプレート3以外の部品については図示を省
略している。このような構成によれば、X線管球を左側
に回転させた状態でチェーンブロック22にて交換作業
を行うことができるので、装置の左側に広いスペースが
あるときに好都合である。
【0019】このようにして、第2実施例によれば、管
球交換用治具がベースプレート3に固定されるので、X
線管球を左右方向に回転させた状態で交換作業を行うこ
とができ、装置を設置した環境に合ったスペースを利用
することができるようになる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1の発明に
よれば、吊り下げたX線管球を回転させるためのアーム
が第1のアームと第2のアームとを連結して構成され、
この連結部にて回転可能に構成されるので、X線管球を
移動させる経路を任意に決めることができる。従って、
周辺部品との干渉を容易に回避することができ、また、
回転半径を小さくすることができるのでX線管球交換用
に広いスペースを必要としない。
【0021】また、本願第2,3の発明によれば、管球
交換用治具がX線CT装置の回転部側に取り付けられる
ので、当該回転部の停止位置を調整することにより、任
意の位置での着脱が可能となる。このため、管球交換用
に使用するスペースを任意に選択でき、操作性が著しく
向上するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された管球交換用治具の構成を示
す斜視図である。
【図2】第1のアームと第2のアームとの連結部の詳細
な構成を示す説明図である。
【図3】本発明の第2実施例に係り、X線管球の着脱を
装置の右側で行う様子を示す説明図である。
【図4】本発明の第2実施例に係り、X線管球の着脱を
装置の左側で行う様子を示す説明図である。
【図5】X線CT装置のガントリ内部の構成を示す説明
図である。
【図6】従来における管球交換用治具の構成図である。
【符号の説明】
1 ガントリ 2 X線管球 3 ベースプレート
4 取付け部 5a,5b ボルト 6 ドーム 11 回転軸 12,13 軸受 14 アーム 15 フック
16 リブ 17 第1のアーム 18 第2のアーム 19
ストッパ 20 固定ネジ 21 ボルト 22 チェーンブ
ロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 6/00 - 6/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転部と固定部とを有するX線CT装置
    の回転部に搭載されたX線管を着脱する際に用いる管球
    交換用治具において、 略鉛直方向に前記固定部に回転可能に取り付けられる回
    転軸と、該回転軸に対して直角方向に取り付けられる第
    1のアームと、この第1のアームの先端部に接続されこ
    の先端部を回転中心として水平方向に回転可能な第2の
    アームと、を有することを特徴とする管球交換用治具。
  2. 【請求項2】 回転部と固定部とを有するX線CT装置
    の回転部に搭載されたX線管を着脱する際に用いる管球
    交換用治具において、 前記回転部の所定部位に回転可能に取り付けられる回転
    軸と、該回転軸に対して直角方向に取り付けられる第1
    のアームと、この第1のアームの先端部に接続され第1
    のアームに対して平行な方向に回転可能な第2のアーム
    と、を有することを特徴とする管球交換用治具。
  3. 【請求項3】 前記回転軸は、X線管を固定するための
    ベースプレートに取り付けられることを特徴とする請求
    項2記載の管球交換用治具。
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