JP3477730B2 - ディジタル無線電話機 - Google Patents

ディジタル無線電話機

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JP3477730B2
JP3477730B2 JP03211293A JP3211293A JP3477730B2 JP 3477730 B2 JP3477730 B2 JP 3477730B2 JP 03211293 A JP03211293 A JP 03211293A JP 3211293 A JP3211293 A JP 3211293A JP 3477730 B2 JP3477730 B2 JP 3477730B2
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紀雄 下茂
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル無線電話機に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、汎ヨーロッパ・ディジタル・セ
ルラー端末GSM(Group Special Mobile)として知ら
れているディジタル移動無線電話装置には、SIM(Su
bscribre Identity Module:加入者照合装置)を装着す
ることが義務づけられている。
【0003】この種の加入者照合装置は、移動無線電話
装置内に取り付けたカード記録再生装置と、加入者が携
帯し、電話装置の使用時にカード記録再生装置内に差し
込んで使うSIMカードで成る。
【0004】SIMカードには通常次のような情報が記
録される。 (a)無線回路網に正しくつながる為の情報、(b)使
用者の識別番号、(c)課金データの記録。
【0005】従って、ディジタル無線電話機が使用状態
にあるときは、常にSIMカードが装着されていること
が必要であり、そのためには、図4に示すように、電話
機ケース内の適当な場所に装着しておけばよい。
【0006】例えば、キーパッドの下30とかバッテリ
・パックの下31に配置しておくことができる。このよ
うにしておくと通話中にSIMカード10を取り出すこ
とができないので電話機が誤動作をすることはない。
【0007】したしながら、SIMカード10は電話機
を使用していない時は、とりはずしておいた方が便利な
場合があり、その要求を満たすには、上述の構造は好ま
しくない。
【0008】そこで、図5に示すようにケース外壁のど
こかにカード挿入口11を設けた構造にすれば、カード
の抜き差しが便利になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のとおり、SIM
カードには、使用者の識別番号が記録されている他に、
無線回路網に正しくつながるための情報が記録されてい
るので、このカードを通話中に抜き取ってしまうと、通
話ができなくなるばかりでなく、復旧動作が正常におこ
なわれなくなって、他者の通話にも影響を与えることが
ある。
【0010】それにもかかわらず、使用者は、課金デー
タの記録がなされるのを嫌って通話中にSIMカードを
抜き取ってしまうことがある。
【0011】本発明は、上述の点に鑑み、SIMカード
を通話中に故意に抜き取ることができないようにするこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、下記の手段を備えた無線電話機を提供す
る。即ち、蝶番により接続された2つのケース(6、
7)を有し、不使用時は2つ折りに閉じ、使用時は開い
て使う無線電話機であって、所定の情報(例えば、使用
者の識別番号、無線回路網に正しく接続するための情
報、その他の情報のうちの何れかの情報)が記録された
カード(10)を再生する情報再生装置を備えた無線電
話機において、上記所定情報を記録したカード(10)
の挿入口(11)をケースの前記蝶番により結合されて
いる側の側壁に設け、通話中に2つのケース(6、7)
が開かれた状態でカード(10)の抜き取りができない
ようにしたことを特徴とする無線電話機を提供する。
【0013】更に、上記無線電話機において、2つのケ
ース(6、7)の蝶番により接続されている側の側壁で
あって、上記カード(10)の挿入口(11)を設けた
側壁と対向する他方のケース(7)の側壁に出し入れ口
を持つ保護部材(例えば、保護カバー8)を設けて、使
用中にカードが抜き取られないように保護する。
【0014】なお、この保護カバー8は使用時以外は電
話機ケース7内に収納されるようにする。
【0015】
【作用】本発明ディジタル無線電話機は、電話機ケース
を2つのケース6,7に分割し、不使用時には2つ折り
に重ねておき、使用時に開いて使うという電話機の使用
形態に合わせて、不使用時にはカードの挿入口11が外
部に露出し、使用時にはカードの挿入口11がケース側
壁によって塞がれるようにカード挿入口11をケースジ
ョイント部分に設けたので、通話中にカード10を故意
に抜き取ることを防止することができ、かつ、不使用時
にカード10の抜き差しが自由にできる。
【0016】
【実施例】以下本発明ディジタル無線電話機の一実施例
を、図1、図2及び図3によって説明する。図2は、本
例にかかるディジタル無線電話機の外観を示す図であ
る。
【0017】図2(a)は本実施例ディジタル無線電話
機をほぼ上面から見た図であって、蝶番及びギヤ5を中
心に回転して、ケース6と7を開いたところを示してい
る。
【0018】図2(a)において、1はダイヤルキー、
2はマイク窓、3はスピーカ窓、4は表示部である。
【0019】図2(b)は2つ折りケースを畳むところ
を示した斜視図である。図2(b)において8はケース
7に内蔵された保護カバー、9はケース6に内蔵された
カード記録再生装置(SIMドライバ)、10はSIM
カードである。
【0020】このディジタル無線電話機は使用時に図2
(a)のようにケース6,7を開いて使うが、使用して
いない時は真中から2つに畳んで携帯に便利なようにな
っている。
【0021】図2(a)から明らかなとおり、電話機が
使用されていない状態では、SIMカード10をケース
6内に設けられたカード記録再生装置に自由に抜き差し
できるようになっている。
【0022】カード記録再生装置の詳細は本発明の要旨
とは直接関係ないので、ここでは概念的に簡単に説明す
る。
【0023】図3は、電話機本体内に取り付けたカード
記録再生装置にカードを挿入したり、抜き取ったりする
ための機構を概念的に示したものである。
【0024】図3において、11はカード挿入口、12
はカード送りローラ、13はカード10の先端によって
図3の左方に移動し、図示の位置でカード10を停止さ
せるスライダー、14はスライダー13と一体に形成さ
れた弾性体で成るラッチ爪である。
【0025】19はその一端が電話機ケースに取り付け
られ他端がスライダー13に取り付けられたバネで、ス
ライダ13に対して図3の右方向に力を及ぼす。20は
電話機ケース6に取り付けられたラッチ爪14を係止す
る障壁部、22及び22′はスライダ21のガイドピン
16,16′をガイドするガイド溝15,15′が設け
られたガイド部材、17はスライダ21を常時左方に引
く力を及ぼすバネ、18はカード取り出しの際にスライ
ダ21を右方に動かすための解除レバーでその先端部が
ケースの側方又は後方に露出し、手で動かせるようにす
る。
【0026】次に、この機構部の動作を説明する。使用
者が図の右方のカード挿入口11からカード10を挿入
すると、スライダ13はカード10の先端に押されて左
方に移動し、その先端が障壁部20を越えて先へ進み、
後端のストッパー部13aが障壁部20に当たって停止
する。
【0027】カードから手をはなすとスライダ13はバ
ネ19により図3の右方に引かれて動こうとするがラッ
チ爪14が下方に突出しているため障壁部20で阻止さ
れ、図示の位置で止まる。
【0028】通話が終わってカードを抜き取る場合は、
解除レバー18を矢印の方向へ動かすと、スライダ21
がバネ17の力に抗して右方へ動き、ラッチ爪14を押
し上げるので、このラッチ爪14はほぼ水平の位置まで
動いて、障壁部20との係合がはずれ、バネ19の力に
よって、スライダ13は右方へ動き、カード10をカー
ド挿入口11からケース外へ押し出す。
【0029】なお、図3においてカード情報を記録した
りカードから情報を読み出すヘッド部は記載を省略して
あるが、これは公知の技術を使って適宜実施すればよ
い。
【0030】またカードの位置決め装置、通話中に解除
レバー18が作動しないようにするためのロック機構、
保護カバーがカード挿入口を確実に覆った状態で通話が
行なわれるようにする機構又は回路等を適宜設けること
は勿論である。
【0031】さらに、通話中に使用者が故意にカードを
抜き取ろうとして、ケースを曲げると、自動的に通話終
了とみなして復旧動作が行われるようにすればさらに安
全である。
【0032】上述のとおり本実施例においては、通話中
にSIMカードを抜き取れないような位置にカード挿入
口を設け、さらに確実にするために保護カバー8が設け
られているが、この保護カバー8は通話時以外には電話
機ケース内に収納されてしまって、邪魔にならないよう
になっている。
【0033】この様子を図1を参照して更に詳細に説明
する。図1(a)は電話機ケース7を、閉じた(2つ折
りした)状態から少し開きかけたことろを示している。
ケース7が図示の矢印の方向に動くにつれて、ギヤ5
bは矢印の方向に回転する、即ち右回転する。これに
よって、保護カバー8が右方向に水平移動し、矢印で
示すようにケース外に突出してくる。
【0034】図1(b)はケース7を最大限まで開いた
ところを示している。ケース7から突出した保護カバー
8はケース6の側壁に当接し、カード挿入口11を覆う
状態になっている。
【0035】従って、使用者は、この状態でSIMカー
ド10を引き抜くことができない。通話を終了して、ケ
ース6とケース7を2つ折りに畳むとき、ケース7が図
2(a)の矢印と反対方向に動くにつれて、ギヤ5b
が矢印と反対方向に回転して、保護カバー8を矢印
と反対方向に移動させるので、同保護カバー8はケース
7内に収納される。ケースが折り畳まれた状態では、カ
ード挿入口11は外部に露出しているのでカード10の
抜き差しが自由にできる。
【0036】上述のとおり、本例のディジタル無線電話
機は、SIMカード挿入口11を折り畳み型ケース6,
7のジョイント部のケース側壁に設けたので、通話状態
ではカード挿入口11が目立たなく、かつ、手に触れに
くい位置となっている。
【0037】ジョイント部の2つのケース6,7の側壁
間の間隔が広くて通話中にカードが抜き取られる恐れが
ある場合は、保護カバー8によってカード挿入口11を
覆ってしまうようにすることにより、より確実に抜き取
り防止ができる。
【0038】
【発明の効果】本発明ディジタル無線電話機は、上述の
構成により通話中に故意にSIMカードを抜き取ること
ができないと云う利点がある。
【0039】従って、通話中の加入者電話機に対する通
話路が途中で断になって正常な復旧動作が行なわれない
等の障害を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ディジタル無線電話機の一実施例を示す
構成図である。
【図2】(a)及び(b)は夫々本発明ディジタル無線
電話機の実施例を示す上面図及び斜視図である。
【図3】カード搬送機構の例の説明用の概念図である。
【図4】無線電話機の例を示す斜視図である。
【図5】無線電話機の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
5,5a,5b ギヤ 6,7 ケース 8 保護カバー 10 SIMカード
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/00 - 1/23 H04M 1/24 H04M 1/58 - 1/62 H04M 1/66 - 1/78 H04M 11/00 - 11/10 H04B 7/24 - 7/26 113 H04Q 7/00 - 7/04 H05K 5/00 - 5/06 Z G06K 17/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蝶番により接続された2つのケースを有
    し、不使用時は2つ折りに閉じ、使用時は開いて使う電
    話機であって、所定の情報が記録されたカードを再生す
    る情報再生装置を備えた無線電話機において、 上記所定情報を記録したカードの挿入口をケースの前記
    蝶番により結合されている側の側壁に設け、 通話中に2つのケースが開かれた状態でカードの抜き取
    りができないようにしたことを特徴とする無線電話機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の無線電話機において、 前記2つのケースの蝶番により接続されている側の側壁
    であって、前記カードの挿入口を設けた側壁と対向する
    他方のケースの側壁に、保護部材の出し入れを設け、 前記2つのケースが開かれた状態で、前記出し入れ口か
    ら突出した保護部材により、前記カードの挿入口を覆う
    ようにしたことを特徴とする無線電話機。
JP03211293A 1993-02-22 1993-02-22 ディジタル無線電話機 Expired - Lifetime JP3477730B2 (ja)

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