JP3477178B2 - 積層シート - Google Patents

積層シート

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JP3477178B2
JP3477178B2 JP2001064263A JP2001064263A JP3477178B2 JP 3477178 B2 JP3477178 B2 JP 3477178B2 JP 2001064263 A JP2001064263 A JP 2001064263A JP 2001064263 A JP2001064263 A JP 2001064263A JP 3477178 B2 JP3477178 B2 JP 3477178B2
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    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B7/00Layered products characterised by the relation between layers; Layered products characterised by the relative orientation of features between layers, or by the relative values of a measurable parameter between layers, i.e. products comprising layers having different physical, chemical or physicochemical properties; Layered products characterised by the interconnection of layers
    • B32B7/04Interconnection of layers
    • B32B7/06Interconnection of layers permitting easy separation

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  • Credit Cards Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カード作製シー
ト、配送用伝票、親展ハガキなどに好適な、一部の層を
引き剥がして用いる積層シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、インクジェット方式等のプリンタ
ー、コピー機などの汎用印刷装置が普及しており、かか
る汎用印刷装置を用いて名刺、パーティー券などの各種
カードを多数作製するためのカード作製用の積層シート
が市販されている。
【0003】このカード作製用の積層シートとしては、
カード部に区分するための略方形の切込みを有するカー
ド用基材層と、合成樹脂製のラミネート層と、支持用基
材層とを備え、このカード用基材層とラミネート層とが
擬似接着状態で積層されたものが開発されている。かか
るカード作製用の積層シートは、カード用基材層表面の
カード部に汎用印刷装置を用いて種々の印刷を施した後
に、カード用基材層のカード部のみを擬似接着状態のラ
ミネート層から剥離することで、種々の情報、模様等が
任意に印刷されたカードを作製することができる。
【0004】その他に、使用時に剥離する配送用伝票や
親展ハガキなどにも、複数の基材層がラミネート層と擬
似接着状態で積層された上記同様の構成の積層シートが
用いられている。
【0005】ここで、「擬似接着状態」とは、両層が通
常の使用状態では接着しているが、両層を剥離させる場
合に特に工具等を用いずとも人手で引っ張るのみで容易
に剥離し、単に重ね合わせて押圧するのみでは再接着で
きない状態を意味する。この「単に重ね合わせて押圧す
るのみでは再接着できない状態」という点において、疑
似接着状態は通常の粘着剤による積層とは異なる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のような一部の層
を引き剥がして用いる上記従来の積層シートは、押出ラ
ミネート法等を用いて基材層間に溶融合成樹脂を積層す
ることで製造されるが、このときの溶融合成樹脂の温度
を所定の低温に制御すること等の方法によって基材層と
ラミネート層との間が擬似接着状態とされている。しか
し、かかる押出ラミネート法等による積層時に、溶融合
成樹脂の温度等を正確に制御することは困難であるた
め、基材層とラミネート層との剥離強度の調製が困難で
あり、その結果、基材層が簡単に剥離できない場合や印
刷時や運搬時等に意図せぬ剥離を起こしてしまう場合が
ある。
【0007】本発明はこれらの不都合に鑑みてなされた
ものであり、調整が困難な擬似接着状態を用いずとも、
一の基材層を人手で容易かつ確実に引き剥がすことがで
き、かつ、基材層の引剥強度の正確な調整が可能な積層
シートの提供を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた発明は、一対の基材層とこの一対の基材層の
間に配設される非粘着性易破壊層とを備えており、この
非粘着性易破壊層がバインダーとこのバインダー中に含
まれる充填剤及び気泡とを有している積層シートであ
る。ここで「非粘着性易破壊層」とは、通常の使用状態
では両側に配設される一対の基材層の積層状態を保持す
ることができるが、特に工具等を用いずとも人手により
一対の基材層を引き剥がすよう外力を作用させることで
容易に2層に破壊(層間破壊)される層であり、その破
壊面に粘着性がない層を意味する。
【0009】当該積層シートは、バインダー中に含まれ
る充填剤により非粘着性易破壊層の層間破壊性及び破壊
面の非粘着性が獲得され、バインダー中に充填剤と共に
含まれる気泡により非粘着性易破壊層の層間破壊性が格
段に高められる。そのため、当該積層シートによれば、
非粘着性易破壊層の層間破壊により一対の基材層を人手
で容易かつ確実に引き剥がすことができ、さらに一対の
基材層の引剥し面、つまり非粘着性易破壊層の破壊面に
粘着性がないので引剥し後の一対の基材層を管理、整理
等の便に供することができる。従って、当該積層シート
は、一部の基材層を引き剥がして用いるカード作製シー
ト、配送用伝票、親展ハガキなどの積層シートに好適で
ある。なお、当該積層シートによれば、単に非粘着性易
破壊層を構成する樹脂組成物を積層することで達成さ
れ、従来の積層シートのように正確な温度制御等によっ
て擬似接着状態とする必要がないので、これらの基材層
を引き剥がして用いる積層シートを容易に製造すること
ができる。
【0010】当該積層シートにおいて、上記非粘着性易
破壊層の層間破壊による一対の基材層の引剥強度として
は0.02N/5cm以上16N/5cm以下が好まし
い。この程度の引剥強度とすることで、当該積層シート
の表面への印刷時等において一対の基材層が意図せぬ剥
離を起こしてしまうことがなく、かつ、基材層の剥離時
には一対の基材層を人手で容易かつ確実に引き剥がすこ
とができる。
【0011】
【0012】上記バインダーに対する充填剤の体積比と
しては50%以上500%以下が好ましい。バインダー
に対する充填剤の含有体積比を上記範囲とし、比較的大
量に充填剤を配合することで、非粘着性易破壊層の層間
破壊性が促進され、人手による一対の基材層の引き剥が
しが容易になる。
【0013】上記充填剤の粒径(平均粒子直径)として
は10nm以上30μm以下が好ましい。充填剤の粒径
を上記範囲とすることで、上記非粘着性易破壊層の層間
破壊性を効果的に奏することができる。
【0014】上記充填剤として無機フィラーを用いると
よい。かかる無機フィラーとバインダーとは比較的接着
性が低く、バインダーと無機フィラーとの界面をきっか
けにして非粘着性易破壊層が比較的容易に破壊されるた
め、上記非粘着性易破壊層の層間破壊性を促進すること
ができる。
【0015】上記無機フィラーとしては、コロイダルシ
リカ、酸化チタン及び炭酸カルシウムからなる群より選
択される1又は2種以上のものを用いるとよい。これら
の無機フィラーは、上記非粘着性易破壊層の層間破壊性
の促進作用を効果的に奏することができる。また、これ
らの無機フィラーは白色であり、この非粘着性易破壊層
の層間破壊面への印刷適性を付与することができる。
【0016】
【0017】
【0018】上記気泡のバインダーに対する体積比とし
ては20%以上70%以下が好ましい。このように気泡
の体積比を上記範囲とすることで、上記非粘着性易破壊
層の層間破壊性を効果的に奏することができる。なお、
非粘着性易破壊層がバインダー中に充填剤と共に気泡を
含有する場合は、気泡の体積比が少なくても良好な層間
破壊性が奏される。
【0019】上記バインダーのベースポリマーとしては
親水性樹脂が好ましい。この親水性樹脂は、一般的に強
度が小さく、平均分子量も小さいので、上記層間破壊性
を促進することができ、充填剤の充填により上記層間破
壊性がさらに促進される。また、この手段によれば、非
粘着性易破壊層が親水性樹脂をベースポリマーとするバ
インダー中に充填剤が含まれている構造となるため、こ
のベースポリマーとしてIJインク受像層に用いられる
ような水性インクの吸収性及び初期乾燥性が良好な親水
性樹脂を選択すると、一方の基材層を引き剥がした後の
非粘着性易破壊層の層間破壊面に汎用のインクジェット
方式のプリンターを用いて容易かつ確実に印刷を施すこ
とができる。
【0020】当該積層シートにおいて、一方の基材層と
非粘着性易破壊層との間に接着層を積層するとよい。上
記非粘着性易破壊層は、押出ラミネート法等によって一
対の基材層間へ直接積層することも可能であるが、この
手段によれば、一方の基材層側に当該非粘着性易破壊層
を構成する樹脂組成物を塗工等の簡易な手段で積層して
おき、接着層を介して他方の基材層と積層することで当
該積層シートを製造することができる。従って、当該手
段を採用することで製造の容易性を促進することができ
る。
【0021】また、一方又は双方の基材層の外面にIJ
インク(インクジェット方式の印刷に用いるインクを意
味する)受像層を積層するとよい。このように基材層の
外面にIJインク受像層を積層することで、一般的に市
販されているインクジェットプリンターを用いて当該積
層シートの外面に容易に任意の印刷を施すことができ
る。
【0022】さらに、一方の基材層を自己発色性感圧記
録シートとするとよい。この手段によれば、当該積層シ
ートの積層状態のまま他方の基材層の外面に圧力印字す
ることで、一方の基材層の内面側に同様の印字情報を転
写することができる。そのため、当該手段は、複数の基
材層に同じ文字情報等が印字される配送用伝票、親展ハ
ガキなどに好適である。
【0023】また、一方の基材層にカード部に区分する
ための切込みを形成するとよい。この手段によれば、当
該積層シートにおける一方の基材層のカード部に汎用の
印刷装置を用いて任意の情報、模様等を印刷した後に、
この一方の基材層のうち切込みで区分されたカード部の
みを上記非粘着性易破壊層の層間破壊により引き剥がす
ことで、個人的に各種カードを容易に作製することがで
きる。
【0024】さらに、上記手段に加えて、他方の基材層
(上記切込みが形成されている一方の基材層以外の他方
の基材層)における上記カード部に対応する領域の内方
部分を上記非粘着性易破壊層の層間破壊により引き剥が
すとよい。他方の基材層における上記カード部に対応す
る領域の内方部分が引き剥がされているので、上記一方
の基材層のカード部の裏面側が露出されており、上記カ
ード部の裏面へも印刷が可能になる。従って、当該手段
によれば、両面印刷が施された各種カードを容易に作製
することができる。
【0025】また、他方の基材層における上記切込みに
対応する部分の一部分を上記非粘着性易破壊層の層間破
壊により引き剥がすとよい。上記カード部を区分する切
込みの一部分が他方の基材層によって支持されていない
ので、この貫かれた切込みの一部分をきっかけにしてカ
ード部を容易に引き剥がすことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しつつ本発
明の実施の形態を詳説する。図1(a)は本発明の一実
施形態に係る積層シートを示す模式的断面図で、図1
(b)は(a)の積層シートの基材層引剥状態を示す模
式的断面図である。また、図2(a)、(b)及び
(c)は図1の積層シートとは異なる形態のカード作製
シート用の積層シートを示す平面図、模式的断面図及び
裏面図である。
【0027】図1の積層シート1は、第1基材層2と非
粘着性易破壊層3と第2基材層4とが表面側からこの順
に積層された構造である。
【0028】この第1基材層2及び第2基材層4は、使
用時に引き剥がすことでカード、配送用伝票、親展ハガ
キなどの基材となる層であり、紙素材、合成樹脂フィル
ム等を用いることができる。使用可能な紙素材として
は、例えば未晒クラフト紙、晒クラフト紙、上質紙、中
質紙、片艶未晒クラフト紙、純白ロール、グラシン紙、
感熱紙、感圧紙、合成紙、和紙、トレーシングペーパ
ー、各種コート紙、板紙、ライナー紙等が挙げられる。
また、使用可能な合成樹脂としては、例えば、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、エチレン
酢酸ビニル樹脂、エチレンエチルアクリレート樹脂、エ
チレンアクリル酸樹脂、エチレンメタクリル酸樹脂、エ
チレンアクリル酸メチル樹脂、アイオノマー樹脂、ポリ
ビニルアルコール、ポリエステル等が挙げられる。ま
た、いわゆるメタロセン触媒を用いて重合されたポリエ
チレン、ポリプロピレン等も、好適に用いることができ
る。
【0029】第1基材層2及び第2基材層4に紙素材を
用いる場合、この紙素材の秤量は、特には限定されず、
用途に合わせて適宜選択するとよく、一般的には30g
/m 以上450g/m以下程度とされる。また、第
1基材層2及び第2基材層4に合成樹脂フィルムを用い
る場合の厚みも、同様に用途に合わせて適宜選択すると
よく、一般的には8μm以上100μm以下程度とされ
る。
【0030】非粘着性易破壊層3は、バインダー5と、
バインダー5中に略均一に含まれる充填剤6とから形成
されている。
【0031】このバインダー5のベースポリマーとして
は、特に限定されるものではなく種々の合成樹脂を用い
ることができるが、中でも比較的強度が小さく、上記層
間破壊性が良好な親水性樹脂、ポリオレフィン系樹脂、
ポリウレタン系樹脂又は各種樹脂のエマルジョンが好ま
しく、親水性樹脂が特に好ましい。この親水性樹脂とし
ては、例えば、ポリビニルアルコール、ポリエチレンオ
キシド、ポリプロピレンオキシド、ポリビニルピロリド
ン、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸ソーダ、メチルセ
ルロース、ポリアクリルアミド、水溶性ポリエステル系
樹脂、ポリ酢酸ビニル、水溶性ポリアミド系樹脂、ポリ
エチレンイミン、ポリエチレンポリアミン、ポリアリル
アミン等が挙げられ、これらが単独で又は混合して用い
られる。特に、当該積層シート1の第1基材層2と第2
基材層4を引き剥がし後、第1基材層2及び第2基材層
4の内面側(引剥面側)にインクジェットプリンターで
印刷を施す場合、水性インクの吸収性及び初期乾燥性に
優れるポリアクリル酸、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビ
ニルアルコール、メチルセルロース、ポリビニルピロリ
ドンが好適に用いられる。なお、バインダー5には、上
記ベースポリマーの他に、帯電防止剤、界面活性剤、染
料固着剤、酸化防止剤、pH調整剤などが適宜配合され
る。
【0032】充填剤6としては、特に限定されるもので
はなく無機フィラー及び有機フィラーを用いることがで
きるが、上記非粘着性易破壊層の層間破壊性を促進させ
る観点からは無機フィラーが好ましい。この無機フィラ
ーとしては、例えば、亜鉛、アルミニウム、マグネシウ
ム、カリウム、ケイ素、ナトリウム、カルシウム、タン
タル、チタン、ジルコニウム、セリウム、スズ、インジ
ウム、ランタン等の酸化物、塩化物、硫化物、水酸化
物、炭化物等が挙げられ、これらの群より選択される1
種又は2種以上のものを用いるとよい。但し、非粘着性
易破壊層3の層間破壊面への印刷適性を考慮すると、コ
ロイダルシリカ、酸化チタン及び炭酸カルシウムが特に
好ましい。
【0033】充填剤6の粒径は、10nm以上30μm
以下が好ましく、1μm以上20μm以下が特に好まし
い。充填剤6の粒径を上記範囲とすることで、上記非粘
着性易破壊層3の層間破壊性をさらに高めることができ
る。なお、上記充填剤6の粒径の下限は製造上の観点か
らである。
【0034】充填剤6の形状は、特に限定されるもので
はなく、例えば、球状、立方状、針状、棒状、紡錘形
状、板状、鱗片状、繊維状などが挙げられる。中でも、
球状及び紡錘形状が、バインダー5との引剥性が良好で
あり、上記層間破壊性の面から好ましい。
【0035】充填剤6のバインダー5に対する体積比と
しては、50%以上500%以下が好ましく、100%
以上300%以下が特に好ましい。これは、充填剤6の
体積比が上記範囲未満であると、層間破壊に寄与するバ
インダー5と充填剤6との界面が低減し、上記非粘着性
易破壊層3の層間破壊性を十分に達成できなくなること
からであり、逆に、当該体積比が上記範囲を超えると、
バインダー5中への混合が困難になり、さらには一対の
基材層2、4の積層状態を維持できなくなってしまうこ
とからである。
【0036】なお、図示していないが、非粘着性易破壊
層3のバインダー5中には充填剤6に加えて気泡を含ま
せることができる。かかる気泡をバインダー5中に含ま
せることで、非粘着性易破壊層3の層間破壊の起点が増
大し、かつ、非粘着性易破壊層3の層状態を維持するバ
インダー5が相対的に減少することから、上記非粘着性
易破壊層3の層間破壊性を格段に促進することができ
る。
【0037】この気泡のバインダー5に対する体積比と
しては、20%以上70%以下、特に30%以上60%
以下、さらに40%以上50%以下が好ましい。これ
は、気泡の体積比が上記範囲より小さいと、上記気泡に
よる非粘着性易破壊層3の層間破壊促進効果を十分に奏
することができないことからであり、逆に、気泡の体積
比が上記範囲を超えると、非粘着性易破壊層3の層間破
壊性が大きくなりすぎ、当該積層シート1が意図せぬ剥
離を起こしてしまうことからである。
【0038】この気泡の形状としては、特に限定され
ず、球状等の独立気泡でも上記層間破壊性の促進効果を
奏することができるが、連続気泡の方が上記層間破壊性
の促進効果の面からは好ましい。特に、シート面と略平
行に配設される層状に扁平した気泡や、充填剤6とバイ
ンダー5との間に存在する気泡がより大きな層間破壊性
の促進効果を示す。
【0039】かかる気泡をバインダー5中に形成する手
段としては、バインダー5中に発泡剤を分散混合し、こ
の発泡剤を発泡させる手段や、塗工前にバインダー5を
撹拌する手段などがある。
【0040】当該積層シート1における非粘着性易破壊
層3の層間破壊による一対の基材層2、4の引剥強度と
しては、0.02N/5cm以上16N/5cm以下が
好ましく、0.05N/5cm以上10N/5cm以下
が特に好ましい。この程度の引剥強度とすることで、当
該積層シート1の使用時、例えば表面への印刷時等にお
いて一対の基材層2、4が意図せぬ剥離を起こしてしま
うことがなく、かつ、引剥時には一対の基材層2、4を
人手で容易かつ確実に引き剥がすことができる。
【0041】ここで、上記引剥強度の測定方法について
説明する。まず、一対の基材層2、4を非粘着性易破壊
層3を介して積層し、幅50mm、長さ200mmに裁
断して試験片を得る。この試験片の片側面を両面テープ
で金属板に貼着し、試験片の長さ方向が鉛直方向となる
ように金属板をセットする。そして、試験片の下側部分
の一方の基材層を引き剥がし、ある程度上方に巻き上げ
てチャックする。このチャック部分を上方に300mm
/minの引張速度で引っ張って引き剥がしを進行さ
せ、この間の応力を測定する。この応力の平均値が引剥
強度とされる。
【0042】当該積層シート1は、バインダー5と充填
剤6とからなる非粘着性易破壊層3を構成する樹脂組成
物を一対の基材層2、4の間に積層することで製造され
る。この樹脂組成物の積層方法としては押出ラミネート
法や一対の基材層2、4表面へのコーティングなどが採
用される。コーティング手段としては、例えばバーコー
ター、ロールコーター、ブレードコーター、キスコータ
ー、コンマコーター等を用いる既知の各種手段を採用す
ることができる。このように、当該積層シート1は、非
粘着性易破壊層3を構成する組成の樹脂組成物を単に基
材層2、4間に積層することで容易に製造することがで
き、上記従来の剥離用の積層シートのように正確な温度
制御等によって擬似接着状態とする必要はない。なお、
この樹脂組成物の塗工量は、積層シート1の用途等にも
よるが、一般的には固形分換算で2g/m以上100
g/m以下程度である。また、非粘着性易破壊層3の
厚さは、上記層間破壊性を考慮すると、一般的には8μ
m以上100μm以下程度とされる。
【0043】当該積層シート1は、図1(b)に示すよ
うに、一方の基材層2に引き剥がすよう人手で外力を作
用させると、非粘着性易破壊層3がその層の中間部で2
層に破壊され、一方の基材層2を他方の基材層4から容
易かつ確実に引き剥がすことができる。また、非粘着性
易破壊層3の層間破壊面に粘着性がないので、引き剥が
し後の基材層2、4の保存、管理等が容易になる。さら
に、非粘着性易破壊層3を構成するバインダー5のベー
スポリマーに親水性樹脂を用いた場合、基材層2、4の
引剥面側に鮮明にインクジェット印刷を施すことができ
る。
【0044】図2(a)、(b)及び(c)の積層シー
ト11は、カード作製用のものであり、汎用のインクジ
ェットプリンターで印刷できるよう、B5サイズ、A4
サイズ(図2ではハガキサイズを例示)等の所定の大き
さに形成されたものである。この積層シート11は、I
Jインク受像層12、カード用基材層13、非粘着性易
破壊層14、接着層15及び支持用基材層16が表面側
からこの順に積層された構造である。
【0045】IJインク受像層12は、親水性樹脂組成
物から形成されており、水性インクの吸収性及び初期乾
燥性が良好である。このIJインク受像層12により当
該積層シート11の表面へのインクジェットプリンター
による鮮明な印刷が可能になる。この親水性樹脂組成物
としては、上記バインダー5の親水性樹脂と同様のもの
が用いられ、その他に無機顔料、帯電防止剤、界面活性
剤、染料固着剤、酸化防止剤、pH調整剤等が適宜配合
される。
【0046】カード用基材層13は引き剥がした後にカ
ードとなる層であり、支持用基材層16はこのカード用
基材層13を支持するための層である。これらのカード
用基材層13及び支持用基材層16は、上記図1の積層
シート1の一対の基材層2、4と同様のものである。ま
た、非粘着性易破壊層14も上記図1の積層シート1の
非粘着性易破壊層3と同様のものである。
【0047】接着層15は、接着剤から構成されてお
り、非粘着性易破壊層14と支持用基材層16とを接着
するための層である。この接着層15に用いられる接着
剤としては、例えば、デンプン,にかわ,カゼイン,天
然ゴム等の天然物、熱可塑性や熱硬化性の合成樹脂、合
成ゴム、反応型接着剤、瞬間接着剤、ホットメルト接着
剤などが挙げられる。この接着層15の積層方法として
は、用いられる接着剤によって適宜選択され、例えば、
接着剤を非粘着性易破壊層14又は支持用基材層16に
塗布する方法、両層間に合成樹脂を押出ラミネート法や
ドライラミネート法により積層する方法などがある。
【0048】上記IJインク受像層12及びカード用基
材層13の積層体には、カード部17に区分するための
略方形の切込み18が複数(図2では2カ所)形成され
ている。
【0049】また、接着層15及び支持用基材層16の
積層体は、上記カード部17に対応する領域の内方部分
19が非粘着性易破壊層14の層間破壊によって引き剥
がされている。そのため、上記カード用基材層13のカ
ード部17裏面の内方部分19が露出されており、この
カード部17の裏面に対しても汎用の印刷装置を用いて
印刷が可能となる。なお、このカード部17の裏面には
層間破壊された非粘着性易破壊層14の一部が層状に残
存しているため、この非粘着性易破壊層14のバインダ
ー5に親水性樹脂を用いた場合はインクジェット印刷に
好適となる。
【0050】さらに、接着層15及び支持用基材層16
の積層体は、上記カード用基材層13の切込み18に対
応する部分の一部分20が非粘着性易破壊層14の層間
破壊により引き剥がされている。そのため、カード部1
7を区分する切込み18が上記一部分20において支持
用基材層16により支持されていないので、この一部分
20において表裏に貫かれた切込み18をきっかけにし
てカード部17を容易に引き剥がすことができる。
【0051】次に、上記構造の積層シート11の製造方
法について説明する。まず、カード用基材層13の表面
に上記親水性樹脂組成物をコーティングすることで、カ
ード用基材層13の表面にIJインク受像層12を積層
する。また、カード用基材層13の裏面に非粘着性易破
壊層14用の上記樹脂組成物を塗工することで、カード
用基材層13の裏面に非粘着性易破壊層14を積層す
る。次に、上記IJインク受像層12、カード用基材層
13及び非粘着性易破壊層14からなる積層体と支持用
基材層16とを接着層15を介して接着する。最後に、
IJインク受像層12とカード用基材層13とにカード
部17に区分するための切込み18を形成し、支持用基
材層16及び接着層15のうち上記内方部分19及び一
部分20を非粘着性易破壊層14の層間破壊により引き
剥がすことで、当該積層シート11が完成する。
【0052】当該積層シート11によれば、カード部1
7の表面にインクジェットプリンターによって所定の印
刷を施し、露出したカード部17の裏面に同様のインク
ジェットプリンターで所定の印刷を施した後に、切込み
18で区分されたカード部17を剥がすことで、両面に
印刷が施された複数のカードが完成する。
【0053】なお、本発明の積層シートは、上記実施形
態に限定されるものではなく、例えば、カード作製用の
もの以外に、複数の基材層が引き剥がし可能に積層され
た配送用伝票や親展ハガキなどに適用可能である。ま
た、一方の基材層を自己発色性感圧記録シートとするこ
とで、他方の基材層表面への加圧印字と同時に同様の記
載内容を一方の基材層へ転写することができる。さら
に、上記非粘着性易破壊層としては、バインダー5中に
充填剤6を含むものに限定されず、人手により一対の基
材層が引き剥がせる程度の層間破壊性を有するものであ
ればその構成は問わない。例えば、基材ポリマーと、こ
の基材ポリマー中に含まれる気泡とを有する構造の層も
可能である。かかる基材ポリマーとしては上記バインダ
ー5と同様であり、基材ポリマーに対する気泡の体積比
としても上記と同様である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の積層シー
トによれば、調整が困難な擬似接着状態を用いずとも、
一の基材層を人手で容易かつ確実に引き剥がすことがで
き、さらに、基材層の引剥強度の正確な調整が可能とな
る。従って、当該積層シートはカード作製シート、配送
用伝票、親展ハガキなどの引き剥がして用いられるもの
に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施形態に係る積層シート
を示す模式的断面図で、(b)は(a)の積層シートの
基材層引剥状態を示す模式的断面図である。
【図2】(a)、(b)及び(c)は、図1の積層シー
トとは異なる形態のカード作製シート用の積層シートを
示す平面図、模式的断面図及び裏面図である。
【符号の説明】
1 積層シート 2 第1基材層 3 非粘着性易破壊層 4 第2基材層 5 バインダー 6 充填剤 11 積層シート 12 IJインク受像層 13 カード用基材層 14 非粘着性易破壊層 15 接着層 16 支持用基材層 17 カード部 18 切込み 19 内方部分 20 一部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00 B42D 11/00 B42D 15/00 - 15/10 G09F 3/03

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の基材層と、この一対の基材層の間
    に配設される非粘着性易破壊層とを備えており、この非粘着性易破壊層が、バインダーと、このバインダ
    ー中に含まれる充填剤及び気泡とを有している 積層シー
    ト。
  2. 【請求項2】 上記非粘着性易破壊層の層間破壊による
    一対の基材層の引剥強度が0.02N/5cm以上16
    N/5cm以下である請求項1に記載の積層シート。
  3. 【請求項3】 上記充填剤のバインダーに対する体積比
    が50%以上500%以下である請求項1又は請求項2
    に記載の積層シート。
  4. 【請求項4】 上記充填剤の粒径が10nm以上30μ
    m以下である請求項1、請求項2又は請求項3に記載の
    積層シート。
  5. 【請求項5】 上記充填剤として無機フィラーが用いら
    れている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の
    積層シート。
  6. 【請求項6】 上記無機フィラーとして、コロイダルシ
    リカ、酸化チタン及び炭酸カルシウムからなる群より選
    択される1又は2種以上のものが用いられている請求項
    に記載の積層シート。
  7. 【請求項7】 上記気泡のバインダーに対する体積比が
    20%以上70%以下である請求項1から請求項6のい
    ずれか1項に記載の積層シート。
  8. 【請求項8】 上記バインダーとして親水性樹脂が用い
    られている請求項1から請求項7のいずれか1項に記載
    の積層シート。
  9. 【請求項9】 一方の基材層と非粘着性易破壊層との間
    に接着層が積層されている請求項1から請求項8のいず
    れか1項に記載の積層シート。
  10. 【請求項10】 一方又は双方の基材層の外面にIJイ
    ンク受像層が積層されている請求項1から請求項9のい
    ずれか1項に記載の積層シート。
  11. 【請求項11】 一方の基材層が自己発色性感圧記録シ
    ートである請求項1から請求項10のいずれか1項に記
    載の積層シート。
  12. 【請求項12】 一方の基材層にカード部に区分するた
    めの切込みが形成されている請求項1から請求項11
    いずれか1項に記載の積層シート。
  13. 【請求項13】 他方の基材層における上記カード部に
    対応する領域の内方部分が上記非粘着性易破壊層の層間
    破壊により引き剥がされている請求項12に記載の積層
    シート。
  14. 【請求項14】 他方の基材層における上記切込みに対
    応する部分の一部分が上記非粘着性易破壊層の層間破壊
    により引き剥がされている請求項12又は請求項13
    記載の積層シート。
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