JP3476099B2 - 管の穿孔部保護スリーブ及びその装着方法 - Google Patents

管の穿孔部保護スリーブ及びその装着方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管の穿孔部保護スリー
ブ、特に、水道管から分水するときの分岐用穿孔部の保
護部スリーブに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、水道管から各住宅へ分水するた
めに水道管を分岐するには、水道管の所望箇所に分岐サ
ドルを設置し、水道管に円孔を穿孔し、この孔を連通孔
として分岐サドルから分岐管を取り出していた。しかし
ながら、単に水道管に円孔を穿ったままで円孔の内面を
流水に晒すと金属表面が腐食して発錆し、家庭の蛇口か
ら赤錆を含んだ赤水が出る原因となる。
【0003】そこで従来、水道管の穿孔部内面を腐食か
ら防止するものとしては、例えば、図11及び図12に
示すように、特公昭54−17164号公報に記載のも
のが知られている。
【0004】上記従来公報には、銅あるいはアルミ等耐
食性材料よりなる筒体101を水道管102の穿孔部1
03に内嵌固定して、水道管102の穿孔部103内面
を露出しないようにしたものが示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術にあっては、フランジ104を穿孔部103外
面側での穿孔部103周縁に接当しての行き止まり状態
から引き続いて挿入棒105を押し込むことにより、筒
体101の内向き膨出部106を挿入棒105先端の先
細りテーパ面107によって穿孔部103内周面で外側
に押出し、水道管102内面側での穿孔部103周縁を
越えて、外側にその筒体101端部を単に折曲しただけ
に過ぎないため、筒体101下端部と穿孔部103周縁
との間に隙間が生じやすく、この隙間から水が侵入する
と穿孔部103内面に錆び等が生じて筒体101が変形
してしまうという問題があり、さらには、筒体101の
穿孔部103への装着操作も面倒であるという問題もあ
った。
【0006】本発明は、上記のような問題に着目してな
されたもので、簡単な操作でしかも水道管等管の穿孔部
に確実に密着することのできる、管の穿孔部保護スリー
ブを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の管の穿孔部保護
スリーブは、外径が穿孔部の径より小径の筒状部と、該
筒状部に設けられた合成樹脂部とで構成され、少なくと
も筒状部は弾性変形自在なゴム等の弾性材で形成される
とともに、前記合成樹脂部が加熱又は冷却により硬化さ
れる熱可塑性樹脂もしくは熱硬化性樹脂で出来ており、
前記合成樹脂部が、筒状部内に形成されていることを特
徴としている。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】本発明の管の穿孔部保護スリーブの装着方
法は、少なくとも筒状部と、熱硬化性もしくは熱可塑性
の合成樹脂からなる合成樹脂部とで構成される管の穿孔
部保護スリーブを、該穿孔部内に挿入可能な形状で管の
穿孔部に挿入し、続いて押圧手段を介して少なくとも該
筒状部外周面が穿孔部内面に密着されるように筒状部を
変形させ、加熱装置又は冷却装置または自然冷却により
合成樹脂部を硬化させて、筒状部を穿孔部内で一定形状
に保持させるようにしたことを特徴とするしている。
【0014】本発明の管の穿孔部保護スリーブの装着方
法は、押圧手段が、前記管の穿孔保護スリーブを挿入す
るためのシャフト先端部に形成され、該管の穿孔保護ス
リーブの筒状部の内周面を、外方に向って拡張すること
により、筒状部外周面を穿孔部内面に密着させるように
することが好ましい。
【0015】本発明の管の穿孔部保護スリーブの装着方
法は、加熱装置又は冷却装置が、押圧手段に内装されて
おり、加熱又は冷却を筒状部の変形時と同時に行うよう
にすることが好ましい。
【0016】
【作用】初め、保護スリーブの筒状部の外径は穿孔部の
径よりも小径であるため、該保護スリーブを穿孔部内ま
で容易に挿入することができる。続いて前記筒状部外周
面を穿孔部内面に密着するまで変形させ、その状態で合
成樹脂を加熱または冷却して硬化させるため、筒状部は
一定の形状に保持され、保護スリーブを容易に、しかも
確実に穿孔部に装着することができる。
【0017】
【0018】合成樹脂部が、筒状部(肉厚)内に形成さ
れていることにより、合成樹脂部として液状の熱硬化性
樹脂等を利用できる。
【0019】
【0020】筒状部の下端部にフランジ部が形成されて
いることにより、一旦保護スリーブが装着されると、穿
孔部近傍に位置する管内側のライニングの脱落を確実に
防止するとともに、保護スリーブの穿孔部からの逸脱を
防止することができる。
【0021】筒状部の下端部のフランジ部内に、合成樹
脂部が形成されていることにより、該フランジ部の強度
が向上する。
【0022】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図面に基づいて
説明する。
【0023】図1に示されるように、1は本発明の管の
穿孔部保護スリーブであって、この保護スリーブ1は、
フランジ部2と、このフランジ部2に連続する筒状部3
とで構成され、全体は弾性変形自在な天然ゴムまたは合
成ゴム等により形成されている。前記筒状部3の肉厚内
には図1に示されるように例えば円筒状の合成樹脂部4
が形成されている。
【0024】この合成樹脂部4は、加熱により変形可能
で冷却により硬化する熱可塑性樹脂または常温で変形可
能で加熱により硬化する熱硬化性樹脂のいずれかが使用
されてもよいが、本実施例においては熱硬化性樹脂を使
用したものを説明する。また、筒状部3の外径は、穿孔
部9より幾分小径に形成されている。
【0025】図2は上述の保護スリーブ1が適用される
分岐サドルの一部が示されており、6は鋳鉄管等からな
る水道管であって、この水道管6の内面にはライニング
7が施されている。水道管6の所望箇所には分岐管8に
より分水するための穿孔部9が設けられている。
【0026】10は分岐管8を取付るためのサドルであ
って、水道管6の外周に固定されている。また、分岐管
8の先端と水道管6との間には、分水が漏れるのを防止
するシール11が設けられている。
【0027】次に、保護スリーブ1を水道管6の穿孔部
9に装着する装置及びその方法について、図2〜図6に
基づいて説明する。
【0028】図2には、保護スリーブ1を水道管6の穿
孔部9に装着するためのツール12が示されている。こ
のツール12は送りハンドル13、送りハンドル13の
回動により回転する送りねじ14、送りねじ14の回転
により進退するシャフト15で構成されている。
【0029】このシャフト15は図3に示されるように
中空になっており、その貫通路17にはロッド5が嵌挿
されている。前記貫通路17の内周所定箇所には雌ネジ
部(図示せず)が、またロッド5の外周所定箇所には雄
ネジ部(図示せず)はそれぞれ形成され、互いに螺合し
ており、前記ロッド5の一端部に形成された送りハンド
ル18を介してロッド5を回転させることにより、この
ロッド5を進退させることができるようになっている。
また、ロッド5の先端部19は先細り状に形成されてい
る。
【0030】さらにシャフト15の先端部には図3、4
に示されるように、保護スリーブ1を取付けるための取
付部20が形成されている。取付部20はシャフト15
より延設された肉薄の支持管21と、該支持管21から
それぞれ外方に向って伸縮可能に取付けられた複数の押
圧片22とから構成される。
【0031】前記複数の押圧片22からは、連結片23
が支持管21に形成された連通部24を介して支持管2
1内部まで延設されており、その端部にはそれぞれ支持
片25が形成されている。そして該支持片25と支持管
21との間の連結片23の外周には押圧片22の付勢手
段としてのバネ26がそれぞれ装着されており、常に支
持片25を内方に付勢している。そのため押圧片22は
通常、支持管21外周に押し付けられた状態になってい
る。
【0032】また、支持片25の上端部には、ロッド5
の先端部19が容易に嵌挿されるように中心部に向って
傾斜するテーパ面27が形成されている。尚、複数の押
圧片22の上端部にはそれぞれフランジ部28が形成さ
れ、保護スリーブ1を取付ける際に、該保護スリーブ1
のフランジ部2が当接し、位置決めされるようになって
いる。
【0033】また、複数の押圧片22には、それぞれ図
3、4に示すように加熱装置が内装されており、加熱装
置は、ヒート板51と、該ヒート板51の内周面のニク
ロム線52等とからなっており、ニクロム線52からは
個々にコード53が延設され、この複数コード53は、
図3に示されるように連結片23、支持片25を通過
し、支持管21、シャフト15から適宜の温度調節装置
及びスイッチ部を介して電源部(特に図示せず)に連結
されている。よってスイッチ部を介して電源を入れるこ
とにより、ヒート板51が発熱し、所定温度まで加熱さ
れるようになっている。
【0034】このように構成されたツールを用いて保護
スリーブ1を、ドリルによる穿孔完了後の水道管6の穿
孔部9に装着するには、まず、図2に示されるように分
岐管8の分水栓16を操作して穿孔部9からの止水を施
す。そして、ツール12のシャフト15先端の取付部2
0に保護スリーブ1を取付ける。この状態でツール12
を分岐管の8の先端部に取付ける。
【0035】次に、分水弁16を通水状態にし、保護ス
リーブ1のフランジ部2が穿孔部9外面側の穿孔部9周
縁に当接するまで、送りハンドル13を回動させてシャ
フト15を穿孔部9に送り込む(図3参照)。この時、
保護スリーブ1の筒状部3の外径は、穿孔部9の径より
小径なので、該筒状部3の外周面を穿孔部9の内面に接
触させることなく無理なく挿入できる。
【0036】そして、送りハンドル18を介して、図5
に示されるようにロッド5の先端部19を支持管21内
に送り込むことにより、支持片25がそれぞれ外方に向
って押圧される。即ち、押圧片22がそれぞれ外方に拡
張され、該押圧片22の外周面が保護スリーブ1の筒状
部3内周面を外方へ押圧するため、筒状部3及びフラン
ジ部2の外径が拡張される。こうして筒状部3の外周面
は、穿孔部9の内面に密着される。
【0037】次に、前述の状態(図5参照)のまま、コ
ード53に接続されるスイッチ部の電源スイッチ(図示
せず)をオンにし、ヒート板51を所定温度に達するま
で加熱する。加熱されたヒート板51の熱は、合成ゴム
等により形成される筒状部3内に内装された合成樹脂部
4まで伝導されるため、合成樹脂部4の熱硬化性樹脂の
硬化が始まり、このまま合成樹脂が完全に硬化されるま
で所定時間加熱し続ける。尚、筒状部3及び押圧片22
は、いうまでもなく合成樹脂部4を硬化させるための所
定温度に耐え得る材質が使用されている。
【0038】筒状部3の外周が穿孔部9内面に密着され
た状態で、合成樹脂部4が完全に硬化されると、筒状部
3の形状は、硬化された前記合成樹脂部4により支持さ
れ、前述の状態に維持される。
【0039】こうして、図6に示されるように穿孔部9
への保護スリーブ1の装着作業が終了すると、まず送り
ハンドル18を介してロッド5をシャフト15内に戻
し、押圧片22を縮小させ、さらに送りハンドル13を
前記とは逆に回動させ、シャフト15を分岐管8先端ま
で退避させて(図6参照)、この状態で分水弁16を操
作して穿孔部9からの止水を施し、ツール12を分岐管
8から取り外す。
【0040】なお、合成樹脂部4の合成樹脂は熱可塑性
樹脂であってもよく、この場合、穿孔部9への保護スリ
ーブ1の装着は前述とほとんど同様の工程で行われる
が、図3の状態で筒状部3を拡張する際にヒート板51
の加熱を行い、合成樹脂部4を軟化させてから筒状部3
外周面を穿孔部9内面に密着させ、そしてその状態でヒ
ート板51の電源をオフにし、合成樹脂部4が自然に、
又は適宜冷却装置を介して硬化させるという点で相違す
ることになる。
【0041】このように保護スリーブ1は、穿孔部9の
径より小径の状態で無理なく穿孔部9内に挿入され、ま
た、押圧片22の伸縮動作及び加熱・冷却処理により、
合成樹脂部4及び筒状部3の変形、硬化が容易に行われ
るため、保護スリーブ1は穿孔部9に確実に装着され、
またその状態が硬化された合成樹脂部4によって維持さ
れる。
【0042】図7及び8には、合成樹脂部4が様々な形
で形成された保護スリーブ1を示す他の実施例が示され
ており、まず図7の保護スリーブ1においては、筒状部
3の肉厚内に形成された合成樹脂部4に、筒状の合成樹
脂が外部より嵌装されている。この場合、筒状部3への
合成樹脂部4の形成が容易である。
【0043】また、図8にあっては合成樹脂部4が筒状
部3の内周面に形成されており、この場合、合成樹脂部
4の形成が容易である他に、例えば、本発明実施例のよ
うなツール12に内蔵された加熱装置を用いて、筒状部
3内方より合成樹脂部4を加熱する場合、合成樹脂部4
への熱の伝導性が向上される。
【0044】次に、図9及び図10に示される保護スリ
ーブ1には、筒状部3の下端部に、穿孔部9より小径の
フランジ部32が形成され、また、該フランジ部32内
には、合成樹脂部4がそれぞれ延設されている。従っ
て、本実施例では上述の第1実施例の作用に加えて筒状
部3の下端部にフランジ部32を形成することにより、
保護スリーブ1の穿孔部9からの逸脱を防ぎ、また穿孔
部9の周縁部を広く覆うことができるため(図10)、
ライニングの脱落はもとより、より確実に水の漏入、あ
るいは錆の発生を防ぐことができる。また、前記フラン
ジ部32内に合成樹脂部4の先端部33が延設されたこ
とにより、前記フランジ32の形状がより強固に支持さ
れることになる。
【0045】以上、本発明を図面により説明してきた
が、具体的な構成は実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があ
っても本発明に含まれる。
【0046】例えば、実施例では、フランジ部32を上
述の形状にしたが、種々に変形したものも適用できる。
【0047】また、ツールには手動式が示されている
が、管の穿孔部用に用いられるモーターをツール駆動部
として用いてもよいし、前述のような構造に限定される
ものではなく、保護スリーブの所定時間の保持とその後
の分離が可能なものであれば、どのような構造のもので
もよい。
【0048】さらに、取付具に内装される加熱装置は、
種々の合成樹脂の性質にあわせた適宜の温度設定が可能
であり、例えば、冷却装置であってもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明にあって
は、次に記載する効果が得られる。
【0050】(a) 初め、保護スリーブの筒状部の外
径は穿孔部の径よりも小径であるため、フランジ部が管
の穿孔部外周縁に当接するまで容易に挿入することがで
きる。続いて前記筒状部外周面を穿孔部内面に密着する
まで変形させ、その状態で合成樹脂を加熱または冷却し
て硬化させるため、筒状部は一定の形状に保持され、保
護スリーブを容易に、しかも確実に穿孔部に装着するこ
とができる。
【0051】
【0052】(b)合成樹脂部が、筒状部(肉厚)内に
形成されていることにより、合成樹脂部として液状の熱
硬化性樹脂等を利用できる。
【0053】
【0054】(c)筒状部の下端部にフランジ部が形成
されていることにより、一旦保護スリーブが装着される
と、穿孔部近傍に位置する管内側のライニングの脱落を
確実に防止するとともに、保護スリーブの穿孔部からの
逸脱を防止することができる。
【0055】(d)筒状部の下端部のフランジ部内に、
合成樹脂部が形成されていることにより、該フランジ部
の強度が向上する。
【0056】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例の管の穿孔部保護スリーブの
断面図である。
【図2】本発明第1実施例の管の穿孔部保護スリーブを
水道管の穿孔部に装着する状態を示す断面図である。
【図3】ツールの要部拡大断面図である。
【図4】図3の要部断面図である。
【図5】本発明第1実施例の管の穿孔部保護スリーブを
水道管の穿孔部に装着する状態を示す拡大図である。
【図6】本発明第1実施例の管の穿孔部保護スリーブが
水道管の穿孔部に装着された状態を示す要部断面図であ
る。
【図7】本発明実施例の管の穿孔部保護スリーブへの合
成樹脂部の他の形成方法を表わす断面図である。
【図8】本発明実施例の管の穿孔部保護スリーブへの合
成樹脂部の他の形成方法を表わす断面図である。
【図9】本発明他の実施例の管の穿孔部保護スリーブが
水道管の穿孔部に装着される状態を示す要部断面図であ
る。
【図10】本発明他の実施例の管の穿孔部保護スリーブ
が水道管の穿孔部に装着された状態を示す要部断面図で
ある。
【図11】従来例における管の穿孔部へ筒体を装着する
初期状態を示す縦断面図である。
【図12】従来例における管の穿孔部へ筒体を装着する
最終状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 管の穿孔部保護スリーブ 2 フランジ部 3 筒状部 4 合成樹脂部 5 ロッド 6 水道管 7 ライニング 8 分岐管 9 穿孔部 10 サドル 11 シール 12 ツール 13 送りハンドル 14 送りねじ 15 シャフト 16 分水栓 17 貫通路 18 送りハンドル 19 先端部 20 取付部 21 支持管 22 押圧部(押圧手段) 23 連結管 24 連通部 25 支持片 26 バネ 27 テーパ面 28 フランジ部 32 フランジ部 33 先端部 51 ヒート板(加熱装置) 52 ニクロム線 53 コード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 41/06 F16L 57/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外径が穿孔部の径より小径の筒状部と、 該筒状部に設けられた合成樹脂部とで構成され、 少なくとも筒状部は弾性変形自在なゴム等の弾性材で形
    成されるとともに、前記合成樹脂部が加熱又は冷却によ
    り硬化される熱可塑性樹脂もしくは熱硬化性樹脂で出来
    ており、前記合成樹脂部が、筒状部内に形成されている
    ことを特徴とする管の穿孔部保護スリーブ。
  2. 【請求項2】 筒状部の下端部にフランジ部が形成され
    ている請求項に記載の管の穿孔部保護スリーブ。
  3. 【請求項3】 筒状部の下端部のフランジ部内に、合成
    樹脂部が形成されている請求項に記載の管の穿孔部保
    護スリーブ。
  4. 【請求項4】 少なくとも筒状部と、 熱硬化性もしくは熱可塑性の合成樹脂からなる合成樹脂
    部とで構成される管の穿孔部保護スリーブを、該穿孔部
    内に挿入可能な形状で管の穿孔部に挿入し、続いて押圧
    手段を介して少なくとも該筒状部外周面が穿孔部内面に
    密着されるように筒状部を変形させ、加熱装置又は冷却
    装置または自然冷却により合成樹脂部を硬化させて、筒
    状部を穿孔部内で一定形状に保持させるようにしたこと
    を特徴とする管の穿孔部保護スリーブの装着方法。
  5. 【請求項5】 押圧手段が、前記管の穿孔保護スリーブ
    を挿入するためのシャフト先端部に形成され、該管の穿
    孔保護スリーブの筒状部の内周面を、外方に向って拡張
    することにより、筒状部外周面を穿孔部内面に密着させ
    るようにする請求項に記載の管の穿孔部保護スリーブ
    の装着方法。
  6. 【請求項6】 加熱装置又は冷却装置が、押圧手段に内
    装されており、加熱又は冷却を筒状部の変形時と同時に
    行うようにする請求項またはに記載の管の穿孔部保
    護スリーブの装着方法。
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