JP3475400B2 - 基板搬送装置 - Google Patents

基板搬送装置

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JP3475400B2
JP3475400B2 JP13774997A JP13774997A JP3475400B2 JP 3475400 B2 JP3475400 B2 JP 3475400B2 JP 13774997 A JP13774997 A JP 13774997A JP 13774997 A JP13774997 A JP 13774997A JP 3475400 B2 JP3475400 B2 JP 3475400B2
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美雄 鈴木
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Toshiba Machine Co Ltd
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  • Electron Beam Exposure (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子ビーム
描画装置において描画されるガラス基板やウエハのよう
な基板を、エアーロックチャンバを介して描画チャンバ
内へ搬送するような、チャンバ内における基板の直線的
な搬送に適した基板搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子ビーム描画装置において
は、真空状態に保たれている描画チャンバ内へガラス基
板やウエハなどの基板を搬入する必要から、描画チャン
バにゲートバルブを介してエアーロックチャンバを接続
し、このエアーロックチャンバを介して描画チャンバに
対し基板を搬出入している。
【0003】従来、このようなエアーロックチャンバを
用いる基板搬送装置においては、基板を傷つけることな
く、かつ簡単な機構の搬送装置で搬送できるようにする
ため、基板を専用のカセットに収納し、このカセットを
ガイドローラによりガイドすると共に押し引きするロッ
ドにより、エアーロックチャンバと描画チャンバとの間
を直線的に往復動させる方式が一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらカセット
を介して基板を搬送する方式は、基板を直接搬送する方
式と比較して、基板を描画ステージ上の所定位置に設置
する際の取付位置精度が劣ると共に、カセットに要する
コストアップを招くなどの欠点がある。
【0005】本発明は、前述したようなチャンバ内にお
ける基板の直線的な搬送を、カセットなどを用いること
なく、直接かつ的確に行うことのできる基板搬送装置を
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明による基板搬送装置は、チャンバと、それぞれ
平行に配置されて先端側が前記チャンバの壁を通して該
チャンバ内に挿入され先端部で基板を支持する少なくと
も2本のロッドと、前記チャンバ外に設けられ前記ロッ
ドのうちの一部と残部とをその長手方向に互いに逆方向
に移動させる把持用駆動部と、同じく前記チャンバ外に
設けられ前記把持用駆動部及びロッドの全部を一体的に
該ロッドの長手方向に移動させる搬送用駆動部とからな
り、前記各ロッドの先端部は前記把持用駆動部による逆
方向移動により基板の外周面に接離する段部を有して基
板を把持可能に形成されているものである。
【0007】この基板搬送装置は、少なくとも2本のロ
ッドが、その先端部に載せられた基板を、把持用駆動部
による逆方向移動により把持し、搬送用駆動部による一
体的移動により搬送する。そこで、チャンバ内における
基板の搬送が確実に行われ、さらに駆動部はチャンバ外
にあるため、駆動部からの発塵によるチャンバ内の汚損
がないと共にチャンバの容積は小さくてよい。
【0008】なお、基板が矩形の場合は、前記ロッドの
うちの1本のロッドが前記基板の1辺のほぼ中央部分を
支持し、残部のロッドが前記1辺と平行な対辺のほぼ両
端部分をそれぞれ支持するように構成すれば、矩形の基
板を確実に支持及び把持することが可能になる。
【0009】さらに、前記ロッドの先端部に対しては、
チャンバ外からロッドと直角な方向に基板を搬出入する
ように構成することにより、チャンバ内のロッド先端部
に対する外部からの搬送が容易かつ的確に行われる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施の形態につき
図1を参照して説明する。1は、電子ビーム描画装置の
描画チャンバのような処理チャンバである。この処理チ
ャンバ1には、第1ゲートバルブ2を介してエアーロッ
クチャンバ3が接続されている。エアーロックチャンバ
3には、第1ゲートバルブ2を有する側壁(図1におい
て下側の壁)と直角な側壁(同じく図1において左側の
壁)に、第2ゲートバルブ4が設けられている。
【0011】エアーロックチャンバ3内には、第1ゲー
トバルブ2が設けられた上記側壁に対向する側壁(図1
において上側の壁)を貫通して互いに平行に配置された
3本のロッド5、6、7が第1ゲートバルブ2及び処理
チャンバ1内に向けて挿入されている。中央のロッド6
の元端は、エアーロックチャンバ3外に置かれた第1プ
レート8に連結固定され、両側のロッド5、7の元端
は、同じくエアーロックチャンバ3外に第1プレート8
と平行に置かれた第2プレート9に連結固定されてい
る。
【0012】これらの第1、第2プレート8、9には、
ロッド5、6、7と平行に伸びる左右ねじ10の左ねじ
部と右ねじ部がそれぞれ係合し、左右ねじ10は第1モ
ータ11により正逆回転を与えられる。この左右ねじ1
0及び第1モータ11は、第1、第2プレート8、9と
共に把持用駆動部を構成するものであり、第1、第2プ
レート8、9を介してロッド6とロッド5、7とをこれ
らの長手方向に沿って互いに逆方向へ移動させるように
なっている。
【0013】第1モータ11は、移動台12に取り付け
られている。移動台12は、第2モータ13により正逆
回転される送りねじ14により、ガイドプレート15に
沿ってロッド5、6、7と平行に移動される。移動台1
2、第2モータ13、送りねじ14及びガイドプレート
15は、ロッド5、6、7の搬送用駆動部を構成してい
る。
【0014】ロッド5、7の先端部には、図1(b)に
示すように、それぞれの上面より低い段差部5a、7a
が設けられ、ロッド6には、先端の上面より低い段差部
6a及びこれよりさらに低い段差部6bが設けられ、上
記3つの段差部5a、6a、7aにより基板16を3点
支持するようになっている。なお、それぞれの段差部5
a、6a、7aは、図1のように基板16が矩形の場
合、中央のロッド6の段差部6aは、基板16の図1に
おいて下辺の中央部分を支持し、両側のロッド5、7の
段差部5a、7aは、上記下辺と平行な上辺のほぼ両端
部分をそれぞれ支持するように形成することが好まし
い。
【0015】各ロッド5、6、7の段差部5a、6a、
7aは、これらの段差部に隣接する立ち上がり面が基板
16の外周面に対向し、中央のロッド6を図1において
上方へ移動(後退)させると共に両側のロッド5、7を
下方へ移動(前進)させることにより段差部5a、6
a、7aすなわちそれらの立ち上がり面が基板16を把
持するように形成されている。
【0016】次いで本装置の作用について説明する。処
理チャンバ1内が真空であり、エアーロックチャンバ3
内も真空になっている状態で、第1ゲートバルブ2を閉
じ、エアーロックチャンバ3内を大気圧に戻してから第
2ゲートバルブ4を開き、基板16をエアーロックチャ
ンバ3の図1において左側からエアーロックチャンバ3
内に入れ、基板16をロッド5、6、7の段差部5a、
6a、7aの上に載せる。
【0017】次ぎに、第1モータ11を作動させて左右
ねじ10により第1、第2プレート8、9を互いに接近
させる方向、すなわち第1プレート8を図1において下
方へ、第2プレート9を上方へ移動させ、これらに連結
固定されたロッド6とロッド5、7を同様に移動させて
段差部5a、6a、7aにより基板16の外周面を把持
する。
【0018】次ぎに、第2ゲートバルブ4を閉じてエア
ーロックチャンバ3内を真空引きする。エアーロックチ
ャンバ3内が処理チャンバ1内とほぼ等しい真空圧に達
したならば、第1ゲートバルブ2を開く。次いで、第2
モータ13を作動させ、送りねじ14により移動台12
を図1において下方へ移動すなわち前進させる。この移
動台12の前進により、これに第1モータ11、左右ね
じ10及び第1、第2プレート8、9を介して連結され
ているロッド5、6、7が前進し、その先端部に支持及
び把持されている基板16を第1ゲートバルブ2を通し
て処理チャンバ1内へ搬送する。
【0019】基板16を処理チャンバ1内の所定位置に
搬送したところで第1モータ12を作動させて第1、第
2プレート8、9を互いに離す方向に移動させて段差部
5a、6a、7aによる基板16の把持を解除し、図示
しない基板受け渡し機構により基板16を処理チャンバ
1内の基板支持部(図示せず)に移す。
【0020】処理チャンバ1内からの基板16の搬出
は、上記搬入動作と逆の動作により行われる。
【0021】図2は、本発明の他の実施の形態を示すも
ので、図1におけるロッド7を省略し、ロッド5、6の
2本のロッドとし、ロッド5の先端部を二つに分岐させ
て図1と同様に基板16を支持及び把持するための段差
部5a、6a、7aを形成したものである。
【0022】前述した実施の形態では、矩形の基板16
の搬送に適した例を示したが、本発明は円形などの種々
の形状の基板に適用し得ることは言うまでもなく、例え
ば円形の基板は円周上のほぼ3等分点を上記段差部5
a、6a、7aで支持することが好ましく、さらに基板
の形状または大きさによっては、4点以上の点で支持す
るようにしてもよい。
【0023】また、前述した実施の形態では、把持用駆
動部に左右ねじを用いた例を示したが、リンク機構など
他の逆方向駆動機構を用いてもよく、搬送用駆動部もリ
ンクやリニアモータなど他の直線駆動機構を用いること
ができる。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、少な
くとも2本のロッドの先端部で基板を把持して搬送する
ようにしたため、チャンバ内における基板の直線的な搬
送を、カセットなどを用いることなく、直接かつ的確に
行うことができる。また、駆動部はチャンバ外にあり、
チャンバ内にはロッドが挿入されるのみであるため、駆
動部からの発塵によるチャンバ内の汚損がないと共にチ
ャンバの容積は小さくてよい。
【0025】なお、基板が矩形の場合は、前記ロッドの
うちの一本のロッドが前記基板の1辺のほぼ中央部分を
支持し、残部のロッドが前記1辺と平行な対辺のほぼ両
端部分をそれぞれ支持するように構成すれば、矩形の基
板を確実に支持及び把持することができる。
【0026】さらに、前記ロッドの先端部に対しては、
チャンバ外からロッドと直角な方向に基板を搬出入する
ように構成すれば、チャンバ内のロッド先端部に対する
外部からの搬送を容易かつ的確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図であり、(a)は
一部省略概要断面図、(b)は(a)のZ矢視による部
分側面図。
【図2】本発明の他の実施の形態を示す一部省略概要断
面図。
【符号の説明】
1 処理チャンバ 2 第1ゲートバルブ 3 エアーロックチャンバ 4 第2ゲートバルブ 5、6、7 ロッド 5a、6a、7a 段差部 8 第1プレート 9 第2プレート 10 左右ねじ 11 第1モータ 12 移動台 13 第2モータ 14 送りねじ 15 ガイドプレート 16 基板

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンバと、それぞれ平行に配置されて
    先端側が前記チャンバの壁を通して該チャンバ内に挿入
    され先端部で基板を支持する少なくとも2本のロッド
    と、前記チャンバ外に設けられ前記ロッドのうちの一部
    と残部とをその長手方向に互いに逆方向に移動させる把
    持用駆動部と、同じく前記チャンバ外に設けられ前記把
    持用駆動部及びロッドの全部を一体的に該ロッドの長手
    方向に移動させる搬送用駆動部とからなり、前記各ロッ
    ドの先端部は前記把持用駆動部による逆方向移動により
    基板の外周面に接離する段差部を有して基板を把持可能
    に形成されていることを特徴とする基板搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記基板が矩形であり、前記ロッドのう
    ちの1本のロッドが前記基板の1辺のほぼ中央部分を支
    持し、残部のロッドが前記1辺と平行な対辺のほぼ両端
    部分をそれぞれ支持するように構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の基板搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記ロッドの先端部に対して、チャンバ
    外からロッドと直角な方向に基板を搬出入するように構
    成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の基
    板搬送装置。
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GB2476476B (en) 2009-12-23 2013-05-22 Nanobeam Ltd Charged particle beam system

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